Salesforceエンジニアがフリーランスになるには?案件例をもとに詳しく解説!
とにかく案件数が豊富。業界最高水準の案件単価!独立するならまず登録を!
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Salesforceエンジニアとして働いている人のなかには、フリーランスとして独立したいと考える人も多いのではないでしょうか。

この記事を読んでわかることは以下です。
- Salesforceのフリーランス向け案件例
- 案件の単価・報酬相場
- リモート・在宅案件数
- フリーランス案件を探す3つの方法
- おすすめのエージェント3選
- 将来性や身につけておきたいスキル

目次
Salesforceのフリーランス向け案件例
Salesforceエンジニアのフリーランス向け案件には、以下の3種類があります。
- Salesforceの構築
- Salesforceの保守運用
- Salesforceのカスタマイズ
実際の案件例とあわせて、1つずつ見ていきましょう。
Salesforceの構築
業務内容 | 現場内で使用しているSalesforceシステムの開発に携わっていただきます。 |
必要なスキル | ・Salesforceを用いた開発実務経験2年以上 【歓迎スキル】 ・Salesforce 認定資格を保有 – 認定上級Platformデベロッパー もしくは認定Platformデベロッパー ・リードエンジニアとしての業務経験 |
単価 | 75万円/月 |
稼働時間 | 140時間~180時間 |
引用:レバテックフリーランスの案件情報より。※2022年4月時点の案件です(現在は案件募集が終了している場合があります)。
クライアントの業務における課題や要望を把握したうえで、解決できるようなシステム開発を行います。
クライアント企業の業務フローだけでなく、必要であれば業界の基礎知識も身に付けておくことも重要です。

Salesforceの保守運用
業務内容 | ・Salesforceを使用した開発・運用をおこないます。 ・コミュニケーションをとりながら開発をおこなっていきます。 |
必要なスキル | ・Salesforceの開発経験 ・Webシステム開発経験 ・周囲とコミュニケーション取りながら案件を進めた経験 【歓迎スキル】 ・Apex開発経験 ・PHPの開発経験 |
単価 | 80万円/月 |
稼働時間 | 150時間~190時間 |
引用:レバテックフリーランスの案件情報より。※2022年4月時点の案件です(現在は案件募集が終了している場合があります)。
Salesforceでは利便性の高いアプリをいくつも取り込むことが可能ですが、取り込みすぎるとデータを圧迫してしまいます。
その結果、処理速度が落ちてしまったりエラーが生じたりする原因にもなるのです。
メンテナンスが必要になるため、Salesforceにとって保守運用業務は欠かせません。
Salesforceのカスタマイズ
業務内容 | ・大手製造メーカーのSalesforce開発に携わっていただきます。 ・force.comシステムの開発になります。 ・基本設計~実装~テストまでをご担当頂きます。 ・場合により、Salesforceの各種設定もお願いします。 |
必要なスキル | ・Salesforce開発経験 ※Visualforce/Apex開発経験 (VF/Apex経験が浅くても、Java、C#の経験があれば可) ・JavaScript開発経験 |
単価 | 70万円/月 |
稼働時間 | 140時間~180時間 |
引用:レバテックフリーランスの案件情報より。※2022年4月時点の案件です(現在は案件募集が終了している場合があります)。
Salesforceでは営業支援や顧客管理などの機能をメインとしたカスタマイズも行います。

業務効率の向上には欠かせない分野のため、担当できるエンジニアは重宝されやすいです。
Salesforceのフリーランス案件の単価・報酬相場
フリーランスエージェントのレバテックフリーランスによると、フリーランスSalesforceエンジニアの案件単価は平均単価80万円であることがわかりました。

参考:レバテックフリーランス「単価相場」
レバテックフリーランスによるとエンジニア職の平均単価は、以下の通りです。
インフラエンジニア | 66万円 |
プログラマー(PG) | 68万円 |
SE (システムエンジニア) | 71万円 |
フロントエンドエンジニア | 72万円 |
ネットワークエンジニア | 68万円 |
テストエンジニア | 58万円 |
AWS | 76万円 |
引用:レバテックフリーランス「単価相場」(2022年5月時点の情報です)
Salesforceはコストの削減や営業活動の効率化などができることから、導入する企業が増えてきています。
しかし、Salesforceの需要がある一方で、Apexという特殊な言語を用いて開発しなければなりません。
SalesforceエンジニアはApexを扱えるため、希少な存在として他の職種よりも平均単価が高いといえます。
Salesforceのフリーランス案件にリモート・在宅案件は少ない
Salesforceエンジニアの案件数自体が他のエンジニア職よりも少ない分、リモートや在宅の案件もそこまで数が多くありません。
レバテックフリーランスでSalesforceのリモート・在宅案件を調査した結果、以下になりました。
トータル案件数 | 427件 |
一部リモート案件 | 90件 |
フルリモート案件 | 64件 |
引用:レバテックフリーランス(2022年5月時点)
上記の通り、全体の3〜4割ほどがリモートや在宅勤務の案件です。
リモートや在宅勤務を希望するのであれば、求人サイトだけでなく、さまざまな方法を駆使して案件を探すことをおすすめします。
案件を探す方法については後述しますので、ぜひあわせてご覧ください。
Salesforceのフリーランス案件を探す方法
Salesforceエンジニアのフリーランス案件を探す方法は、下記の3パターンあります。
- エージェントで探す
- クラウドソーシングで探す
- ビジネスSNSで探す
1つずつご紹介します。
エージェントで探す
会社員時代の頃から人脈があり、フリーランスになった後も仕事の依頼が定期的に来るのであれば問題ありません。
しかし、多くの人は一から案件を探す必要があります。
フリーランスになったばかりの頃は実績などもまったくないので、案件探しに苦戦する人がほとんどです。
そんな時におすすめなのがフリーランス向けエージェントサービス。
フリーランス向けエージェントサービスでは、アドバイザーが自分に合った仕事を紹介してくれます。

単価交渉や勤務条件などもアドバイザーを通して交渉することが可能です。
またエージェントによっては、キャリアプランの相談や福利厚生なども適用してもらうことができます。
まさにフリーランスにとって非常に心強い味方といえます。

クラウドソーシングで探す
クラウドソーシングで案件を探す方法もあります。
クラウドソーシングとは仕事を依頼したい企業や個人と、仕事を探している利用者をマッチングさせるサービスのこと。
代表的なサービスには、ランサーズやクラウドワークスがあります。

しかし、最近では副業を始める人が増えてきた影響で、案件の競争率も高くなってきています。
またクラウドソーシングでは報酬から約20%ほど手数料が引かれることがほとんどなので、始めたての頃は厳しいかもしれません。
ビジネスSNSで探す
LinkedinやWantedlyなどのビジネスSNSでも案件を探せます。
Linkedinを利用しているユーザーは全世界で8億人で、日本ユーザーもすでに200万人を突破しています。
またWantedlyは仕事のやりがいや職場環境などをアピールすることで、企業と求職者がマッチングできるビジネスSNS。
Web面談を通して気軽に採用担当者と会話できるので、案件を獲得するまでのハードルが低いのがメリットです。

フリーランスSalesforceエンジニアにおすすめのエージェント
前述した通り、フリーランスのSalesforceエンジニアが案件を探すなら、エージェントの利用がおすすめです。
複数の求人サイトで案件を探す手間が省けるため、「なかなか希望にマッチするプロジェクトが見つからない……」のような精神的負担もかかりません。
また確定申告セミナーへの参加や、マネープランの相談といった福利厚生が充実しているサイトも多いので、フリーランスとして働きやすい環境が作れます。
フリーランスSalesforceエンジニアにおすすめのエージェントを3つ紹介します。
- レバテックフリーランス
- ITプロパートナーズ
- ミッドワークス
順番に見ていきましょう。
レバテックフリーランス
公式サイト:https://freelance.levtech.jp/
案件数 | 35,935件 |
最低稼働日数 | 週3日~ |
主な求人職種 | エンジニア |
公式サイト | https://freelance.levtech.jp/ |
※2022年3月時点 レバテックフリーランス公式サイトより算出(公式:https://freelance.levtech.jp)
レバテックフリーランスは、レバテック株式会社が運営しているフリーランスエンジニア向けのエージェントです。
案件の数も豊富で、無料登録すると見られる非公開案件の中には魅力的な穴場案件が数多く眠っています。
レバテックフリーランスの大きな魅力は、以下の3つです。
- 業界最高水準の案件単価
- エンジニア業界に精通したエージェントが案件サポートをしてくれる
- 案件数が多い
①業界最高水準の案件単価
特に目を見張るのは、業界最高水準の案件単価です。

また公式HPでは、職種ごとに案件の平均単価も見ることができます。
※2022年5月時点。公式サイトより引用:https://freelance.levtech.jp/
②キャリアコンサルタントの質が高い
レバレジーズ株式会社のノウハウが共有されているので、エンジニア業界に精通したエージェントがサポートしてくれます。
また誰がどの案件をサポートしたかも一目瞭然なので、安心して相談することができます。
③求人数が多い
2022年3月現在の求人数ですが、エンジニアの案件が比較的多めになっています。
エンジニア | 10,763件 |
プログラマー | 7,769件 |
インフラエンジニア | 5,703件 |
プロジェクトマネージャー | 2,032件 |
PMO | 1,080件 |
ネットワークエンジニア | 1,312件 |
フロントエンドエンジニア | 1,133件 |

ITプロパートナーズ
公式サイト:https://itpropartners.com/

運営会社 | 株式会社Hajimari |
公開求人数 | 5,036件 |
平均単価 | – |
マージン率 | 非公開 |
対応地域 | 関東・関西中心 |
働き方 | 週1~2日から稼働OK、リモートワークOKな案件が豊富 |
※2022年4月時点・公式ページより引用/算出(公式:https://itpropartners.com/)
ITプロパートナーズの主な特徴としては、以下の3つがあります。
- 『直請案件』だからこその高単価
- リモート、週1~2日から稼働OKの案件多数
- 利用企業は2,000社以上
『直請案件』だからこその高単価
ITプロパートナーズ公式サイトより引用(https://itpropartners.com/)
ITプロパートナーズで取り扱っている案件の単価は、『直請案件』が多く他のエージェントと比較しても高い傾向にあります。
※直請案件とは、間に仲介会社を挟まず、直接クライアントと契約している案件のことを指します。
正直ほとんどのフリーランスエージェントが、マージン率を公開していないため、フリーランスの取り分や、単価がいいのかを事前に知ることが難しいのが現状です。

マージン率が非公開でブラックボックス化しているからこそ、過剰な報酬の中抜きが発生していないIT プロパートナーズは魅力的です。
リモート、週1~2日から稼働OKの案件多数
ITプロパートナーズ公式サイトより引用(公式:https://itpropartners.com/)
ITプロパートナーズの大きな魅力として、週1~2日から稼働OKの案件が多いという点があります。
他のフリーランスエージェントでは、最低稼働日数は週3・4日〜の案件が一般的で、その多くは常駐案件です。
一方のITプロパートナーズは、リモートの案件も多いので、自身のスタイルに合わせて自由に案件を選べます。


利用企業は2,000社以上
ITプロパートナーズを利用している企業は2,000社以上。
ベンチャー企業から大手企業などさまざまです。
保守運用やカスタマイズなど、Salesforceエンジニア向けの業務内容も多くあります。

ミッドワークス
公式サイト:https://mid-works.com/
Midworksは、IT系のフリーランス向けの案件紹介サービスです。
Midworksの大きな特徴は以下の2点。
- 豊富な案件数
- フリーランスでも正社員並みの保証
特徴①:豊富な案件数
2022年3月時点の求人数ですが、エンジニアの案件が多めです。
エンジニア | 884件 |
アナリスト | 14件 |
Webディレクター | 88件 |
UI/UXデザイナー | 54件 |
※公式サイト(https://mid-works.com/)より算出

高単価の案件が豊富にあるので、「フリーランスになって少しでも多く稼ぎたい」という方におすすめのエージェントです。
特徴②:フリーランスでも正社員並みの保証
Midworksは、自分に合ったスキルや要望に関連した仕事を紹介してもらうだけではなく、以下のような保証もあります。
- freeeの無料利用や弁護士の無料紹介などの「税務保障」
- 「保険補助」
- 交通費や書籍代を支援する「経費補助」
- ご参画中に案件と案件の間でブランクがあっても給与を保障する「給与保障制度(審査あり)」


Midworksの登録方法
登録&相談は無料です。フリーランスを目指すのであればまず登録しておきましょう。

ミッドワークスに無料登録する手順(簡単・30秒ほど)
- 「Midworks」の公式ページにアクセスして無料登録ボタンをクリックする
- 登録情報を入力して完了
フリーランスSalesforceエンジニアが身につけておきたいスキル
フリーランスSalesforceエンジニアとして身につけておきたいスキルは、下記3つあります。
- Apexのスキル
- マネジメント・コミュニケーションスキル
- マーケティングスキル
順番に解説します。
Apexのスキル
Salesforceエンジニアにとって、Apexのスキルは欠かせません。
ApexとはSalesforceの機能を拡張する際などに使われる、プログラミング言語のことを指します。
Salesforceではコードを書かなくてもある程度カスタマイズできますが、標準機能だけでは限界があります。
Apexを用いることで高度なカスタマイズが可能になるため、クライアントのニーズにより応えられるようになるのです。
実際の求人情報でも、求めるスキルに「Apexを用いた開発の実務経験」を挙げているケースが見受けられました。

マネジメント・コミュニケーションスキル
フリーランスのSalesforceエンジニアには、マネジメントスキルも重要になります。
特に「上流工程に携わりたい」「プロジェクトを管理するポジションを経験したい」と考えているなら、今のうちからチームをまとめ上げる力を養っておくと良いです。

またSalesforceエンジニアは機能の追加や修正など、クライアントからの要望をヒアリングする機会が多くあります。
クライアントの課題を正確に引き出し、より良い提案をするためには、コミュニケーションスキルも欠かせません。
マーケティングスキル
Salesforceは営業や顧客管理、コールセンターなど多様な領域で活用されています。
そのため案件によっては、開発経験スキルに加えてマーケティングスキルも求められることがあるのです。
市場の動きを正確に捉えるための情報収集力や、仮説を立ててデータ分析を行う力があれば、クライアントに寄り添った課題解決ができるようになります。

フリーランスSalesforceエンジニアの将来性
結論からいうと、下記の理由によりフリーランスSalesforceエンジニアの将来性は高いです。
- Salesforce導入企業が増えている
- Salesforceエンジニアはスポット採用の需要が高い
順番に解説します。
Salesforce導入企業が増えている
Salesforceは営業活動の効率化やコストカットなど、さまざまなメリットがあります。

実際に世界で15万社以上の企業が導入しており、日本でも5,000社以上の企業が活用しています(2022年5月時点)。
導入企業が続々と増えてきているので、Salesforceエンジニアの需要は今後も高まっていくと考えられます。
Salesforceエンジニアはスポット採用の需要が高い
Salesforceエンジニアは、スポット採用としての需要も高くなっています。
「Salesforceを導入したものの、カスタマイズがうまくできない」という企業も少なくないからです。
Salesforceの設計や開発、導入、運用など複数の領域を担当できるようになれば、より企業に重宝される人材になります。
スポット採用で参画した後も、仕事を継続してもらえる可能性が高まります。

まとめ
今回はSalesforceのフリーランス向け案件例やおすすめのエージェント、将来性などについて解説しました。
Salesforceを導入する企業は増えているため、Salesforceエンジニアの需要は今度も高まると考えられます。
フリーランスでも十分に活躍しやすい状況なので、気になった案件には積極的に挑戦してみましょう。
案件を探すときは、時間のかかる営業活動を代行してくれるエージェントを活用するのがおすすめです。
