Pythonのフリーランス案件事情!求人の特徴や単価相場・スキルなどを解説
Pythonのフリーランスとして独立したいと思っても、何から手をつけるべきかわからない方は多いでしょう。
「どうやって案件を探すの?」
「安定して稼げる?」
フリーランスは自力で仕事をとってくる必要があるため、案件の獲得に悩んでいるPythonエンジニアの方は多いです。
こうした悩みを解決するためにおすすめなのが、フリーランスエージェントの利用です。
例えばランサーズエージェントの場合、以下のようなサービスを受けることが可能です。
- 希望にあった案件の提案
- 営業・条件や報酬の交渉を代行
- 契約などの事務手続き
- 条件・報酬の交渉を代行

また、案件の契約満了が近くなってくると次の案件の要望を聞き、新しい案件を提案してくれます。
仕事が途切れず、フリーランスでも安定した収入を得ることが可能です。
登録自体は無料なので、フリーランスとしての経験が浅いうちは、エージェントを利用する事をおすすめします。

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週1~リモートで働けるエージェント。ほとんどが直請案件+マージン公開で安心!Python案件が豊富なエージェントです。
【第2位】レバテックフリーランス(公式サイト:https://levtech.jp/)
週3~常駐メインでガッツリ稼げるエージェント。とにかく案件数が豊富!単価も高く、高額案件・高収入を目指す人におすすめ!
【第3位】ITプロパートナーズ(公式サイト:https://itpropartners.com/)
週1~リモートで働けるエージェント。どれにすべきか迷ったらITプロ!他のエージェントより週1〜3日の案件が豊富です。
【番外編】エンジニアスタイル東京(公式サイト:https://engineer-style.jp)
各エージェントの案件をまとめてみられるサイト。IT系フリーランス向けの案件を数多く掲載!
本記事では、Pythonエンジニアの単価相場や必要なスキルについても解説しています。

目次
- 1 Pythonの特徴について
- 2 Pythonエンジニアのフリーランス案件の単価相場や年収
- 3 Pythonエンジニア向けのフリーランスエージェント5選
- 4 【番外編】色々なフリーランス求人を比較できるサイト
- 5 Pythonエンジニアのフリーランス案件の傾向と種類
- 6 Pythonのフリーランスエンジニアが案件・仕事を探す場合の注意点
- 7 Pythonエンジニアのフリーランス案件で必要とされるスキル
- 8 Pythonでフリーランス案件を獲得するためには?
- 9 Pythonでフリーランスエンジニアが年収を上げるコツ
- 10 Pythonの将来性について
- 11 Python未経験者がこれから独学でフリーランス独立は可能?
- 12 【番外編】フリーランス以外で、Pythonで稼ぐ方法3選
- 13 【まとめ】Pythonエンジニアのフリーランスは将来性あり!
Pythonの特徴について
最初にPythonの特徴について解説します。
Pythonは、現在様々な分野で注目を集めているプログラミング言語です。
Pythonは他のメジャーなプログラミング言語と比較しても、以下の特徴があります。
- プログラミング初心者であっても習得しやすい
- コードがシンプルで読みやすい
- 複雑な計算処理を行うプログラムに向いている
また、Pythonは計算・統計処理で使用できるライブラリが豊富なため、さまざまな場面で活用できます。

Pythonエンジニアのフリーランス案件の単価相場や年収
フリーランスのPythonエンジニアとして稼ぐ上で、安定した収入を得られるかどうかは気になるところですよね。
- Pythonで在宅ワークする場合の収入
- Pythonスキルと経験値から見る収入

そもそもPythonでフルリモート、在宅案件はあるの?
- Q:Pythonでフルリモート、在宅案件はあるの?
- A:あります!ただし、数は少ないのが現状です。
実際にフリーランス求人をみてみると、案件の数は求人サイトによって様々ですが、一貫して数は少ないのがわかります。

フルリモートで働きたいフリーランスエンジニアの方は、リモート可能な案件の多い、以下のフリーランスエージェントを活用して案件受注するのがおすすめですね。
- ITプロパートナーズ(公式サイト:https://itpropartners.com/)
リモートワークで働きたい人におすすめ!リモート可能な案件や週2〜3日常駐の案件が豊富。
Pythonの在宅・リモート案件のデメリット
フリーランスという言葉から、場所や時間にとらわれない自由な働き方を想像する人は多いです。

その理由は言語の性質にあります。Python案件にはビッグデータを扱うプロジェクトが多く、特に高報酬な案件の場合はその傾向が強いのです。

最近は、リモートワーク可のプロジェクトも多くなってきましたが、完全リモートでの案件はまだまだ珍しいです。
Pythonスキルと経験値から知るフリーランスの収入
フリーランスのPythonエンジニアが受注する案件の相場は、実務経験やスキルによってさまざまで、月収30万円程度〜80万円以上と幅があります。
プログラミングスクールを出たばかりで実務経験が少ない人は、週5日のフルタイム勤務でも月収30万円未満からのスタートが一般的です。
ですが、実務経験を数年経験しているエンジニアだと、平均単価月50万円~80万円ほどになり、年収600万円~960万円に上がります。
月収 | |
実務未経験 | 20万円〜30万円程度 |
実務経験3年以上 | 50万円〜60万円程度 |
実務経験5年以上 | 60万円〜程度 |
実務経験が5年を超えてくると、スキルセットによっては年収1,000万円超えも見えてきます。

Pythonエンジニア向けのフリーランスエージェント5選
フリーランスは自分で案件を選べますが、案件を受注するために自分で営業を行う必要があります。
ですが、営業は苦手だしできればやりたくない、けど案件は受注したい…という方もいらっしゃると思います。
また、営業に苦手意識はないけど、より高単価で自分の理想的な条件の案件を受注したいという方もいらっしゃるのではないでしょうか?

なので、フリーランスエージェントを活用することで、案件が受注できないという不安や自分に合った案件が見つからないという焦りを防ぎます。
また、Pythonだと案件が他の言語と比べると少ないため、案件が枯渇しちゃうんじゃないかと不安になりますよね。
フリーランスエージェントに登録すると、実際に案件どれくらいあるか分かります。
仮に理想としていたPython案件の受注が難しかったとしても、他の言語の案件を紹介してくれます。

上記のようなことを頭に入れ、実際にPython案件を受注する時に役立つフリーランスエージェントをご紹介します。
- ランサーズエージェント(公式サイト:https://lancersagent.com/)
ほとんどが直請案件+マージン公開で安心!週1〜週5案件まで幅広く見つかるエージェントです。 - レバテックフリーランス(公式サイト:https://levtech.jp/)
業界最高水準の案件単価!高額案件・高収入を目指すならここ!案件数が豊富なIT向けフリーランスエージェント。 - ITプロパートナーズ(公式サイト:https://itpropartners.com/)
リモートワークで働きたい人におすすめ!リモート可能な案件や週2〜3日常駐の案件が豊富。 - ミッドワークス(公式サイト:https://mid-works.com/)
福利厚生の支援が厚く、低マージン+単価公開でクリアな契約が可能!フリーランスとして働くことを少しでも不安を抱えているなら、まずは相談するのがおすすめのエージェント。 - ビッグデータナビ(公式サイト:https://www.bigdata-navi.com/)
機械学習・AI案件に強い!AI人材がフリーランスを目指すならまず登録すべきエージェント。

python案件数 | 最低稼働日数 | 働き方 | |
ランサーズエージェント | 877 | 週1~ | リモート案件多数 |
レバテックフリーランス | 2,327 | 週3~ | 常駐メイン |
ITプロパートナーズ | 312 | 週1~ | リモート案件多数 |
ミッドワークス | 217 | 週3~ | 常駐メイン |
ビッグデータナビ | 361 | 週2~ | リモート案件あり |
※2022年5月時点。公式サイトから算出

リモートワークで働きたいPythonエンジニアには:ランサーズエージェント
公式サイト:https://lancersagent.com/

運営会社 | ランサーズエージェンシー株式会社 |
公開求人数 | 7,648件 |
Pythonの公開求人数 | 877件 |
平均単価 | – |
マージン率 | 公開(案件により6万円〜12万円の定額制) |
対応地域 | 全国 |
働き方 | 週3日〜稼働・リモートワークOKの案件も有 |
※2022年5月時点・公式ページより引用/算出(公式:https://lancersagent.com/)
ランサーズエージェントの主な特徴は、以下の2つです。
- ほとんどの案件が直接契約・マージン公開
- リモート可、週3日~稼働OKの案件もある
ほとんどの案件が直接契約・マージン公開
ランサーズエージェント公式サイトより引用(公式:https://lancersagent.com/)
ランサーズエージェントの案件は、ほとんどが発注元企業からの『直請案件』です。
そのため、単価も他のエージェントと比較して高い傾向にあります。
※直請案件とは、間に仲介会社を挟まず、直接クライアントと契約している案件のことを指します。

契約の間に他の企業が入っていないため、報酬の中抜きが発生しません。
単価が気になる人にとってランサーズエージェントは魅力的です。
また、マージン(案件紹介の手数料)を公開しているのもランサーズエージェントの大きな特徴です。
マージンは割合ではなく定額制なので、高単価の案件ほど得になります。
リモート可、週3日~稼働OKの案件がある
ランサーズエージェント公式サイトより引用(公式:https://lancersagent.com/)
ランサーズエージェントで募集している案件は週5・常駐が多めですが、リモート可の案件も全体の10%~20%あります。稼働日数の条件を細かく指定できるため、自分に合った案件を探しやすいです。

条件の良い案件は非公開のことも多いので、早めに登録してチェックしておきたいですね。
注意:ランサーズエージェントでは会社員向けの副業は紹介できません。
経験のあるPythonエンジニアには:レバテックフリーランス
公式サイト:https://freelance.levtech.jp/

運営会社 | レバテック株式会社 |
公開求人数 | 38,201件 |
Pythonの公開求人数 | 2,327件 |
平均単価(月) | – |
マージン率 | 非公開 |
対応地域 | 東京・神奈川・埼玉・千葉・大阪・兵庫・京都・愛知・福岡・長崎・熊本・大分 |
働き方 | 週3案件、リモート案件多数 |
※2022年5月時点・公式サイトより引用/算出 (公式:https://freelance.levtech.jp)
レバテックフリーランスの主な特徴としては、以下の3つがあります。
- 業界最高水準の案件単価
- キャリアコンサルタントによる手厚いサポート
- 求人数の多さ
業界最高水準の案件単価
レバテックフリーランスは、高単価案件を数多く取り揃えています。
例えば、Pythonの最高単価は145万円という高水準の単価です。
※2021年12月時点 レバテックフリーランス公式サイトより引用(公式:https://freelance.levtech.jp)
レバテックフリーランスは、案件のほとんどが中間業者を挟まない「直請案件」になっています。

キャリアコンサルタントによる手厚いサポート
※2021年12月時点 レバテックフリーランス公式サイトより引用(公式:https://freelance.levtech.jp)
IT人材サービスを多く手掛けるレバテックだからこそ、IT業界に精通したプロのエージェントによるサポートを受けることができます。

求人数の多さ
レバテックフリーランスの求人の多さは、業界最多水準で、公開されている案件だけで38,201件あります。
エンジニアの公開求人数 | 11,512件 |
Pythonの公開求人数 | 2,327件 |
※2022年5月時点 レバテックフリーランス公式サイトより算出(公式:https://freelance.levtech.jp)
また、レバテックで保有する案件のほとんどは、エージェントから直接案内されなければ見ることができない、「非公開求人」になっています。
非公開求人の中には、機密性の高い大企業の案件や、条件が良く応募が殺到する可能性が高い案件などが多くあります。
そのため、公に公開することはせず、担当者が直接依頼する形をとるために非公開の求人が多くなっています。

リモートワークで働きたいPythonエンジニアには:ITプロパートナーズ
公式サイト:https://itpropartners.com/

運営会社 | 株式会社Hajimari |
公開求人数 | 5,039件 |
Pythonの公開求人数 | 312件 |
平均単価 | – |
マージン率 | 非公開 |
対応地域 | 全国 |
働き方 | 週1~2日から稼働OK、リモートワークOKな案件が豊富 |
※2022年5月時点・公式ページより引用/算出(公式:https://itpropartners.com/)
ITプロパートナーズの主な特徴としては、以下の3つがあります。
- 『直請案件』だからこその高単価
- リモート、週1~2日から稼働OKの案件多数
- エンジニアの案件数が多い
『直請案件』だからこその高単価
ITプロパートナーズ公式サイトより引用(https://itpropartners.com/)
ITプロパートナーズで取り扱っている案件の単価は、『直請案件』が多く他のエージェントと比較しても高い傾向にあります。
※直請案件とは、間に仲介会社を挟まず、直接クライアントと契約している案件のことを指します。
正直、ほとんどのフリーランスエージェントがマージン率を公開していないため、フリーランスの取り分や単価がいいのかを事前に知ることが難しいのが現状です。

マージン率が非公開でブラックボックス化しているからこそ、過剰な報酬の中抜きが発生していないIT プロパートナーズは魅力的です。
リモート、週1~2日から稼働OKの案件多数
ITプロパートナーズ公式サイトより引用(公式:https://itpropartners.com/)
ITプロパートナーズの大きな魅力として、週1~2日から稼働OKの案件が多くあるという点があります。
実際、他のフリーランスエージェントの多くは、以下の特徴があります。
- 最低稼働日数は週3、4~からが主流
- 常駐の案件が多く、副業的にフリーランスの仕事を始めづらい
- 週1、2からでもできるエージェントは、案件数が少ない
その点、ITプロパートナーズは週1~2日から稼働OKの案件やリモートの案件が多いです。
Pythonでも週1~2日から稼働OKの案件やリモートの案件が一定数あるため、自由な働き方がしやすいです。
そのため、「まずは副業的にフリーランスの仕事を始めてみたい」という方必見のエージェントとなっています。

エンジニアの案件が多い
ITプロパートナーズは公開求人数で比較すると、エンジニアの案件数が業界最多水準になっています。
Python案件も公開案件だけで308 件と多くの数があるため、仕事を受注するのにおすすめできます。(※2022年5月7日時点)
注意:ITプロパートナーズは週1日から稼働可能な案件の紹介が可能なものの、会社員をされている方の副業は紹介できません。
フリーランスのリスクを抑えたいPythonエンジニアには:ミッドワークス
公式サイト:https://mid-works.com/
Midworksは、IT系のフリーランス向けの案件紹介サービスです。
公開求人数 | 5,337件 |
Pythonの公開求人数 | 217件 |
2022年5月時点。公式サイトより引用
フリーランスでも正社員並みの保証
Midworksは、自分に合ったスキルや要望に関連した仕事を紹介してもらうだけではなく、以下のような保証もあります。
- freeeの無料利用や弁護士の無料紹介などの「税務保障」
- 「保険補助」
- 交通費や書籍代を支援する「経費補助」
- ご参画中に案件と案件の間でブランクがあっても給与を保障する「給与保障制度(審査あり)」

Midworksの登録方法
登録&相談は無料です。フリーランスを目指すのであれば登録は必須だと思います。

ミッドワークスに無料登録する手順(簡単・30秒ほど)
- 「Midworks」の公式ページにアクセスして無料登録ボタンをクリックする
- 登録情報を入力して完了
ビッグデータを得意とするPythonエンジニアには:ビッグデータナビ
公式サイト:https://www.bigdata-navi.com/

公開求人数 | 826件 |
Pythonの公開求人数 | 366件 |
2022年5月時点。公式サイトより引用
ビッグデータナビではIT業界、特にAI・機械学習の案件が豊富に取り揃えられています。
AI・機械学習エンジニアを目指している方にはおすすめです。
ビッグデータナビの大きな特徴は以下の3点です。
- AI・機械学習の案件が多い
- AI業界に詳しい専門のコンサルタントがバックアップ
- 業務以外のサポートが手厚い
AI・機械学習の案件が多い
AI、機械学習、データサイエンスの案件が非常に多いです。
顧客・企業から直接発注される「エンド直案件」や上流工程の案件の単価は70-100万円が一番多く、報酬も非常に高いです。
クライアントはNTTデータやORIComをはじめとした大企業の案件もあります。
また、ビッグデータを取り扱う案件を多く紹介しており、高報酬案件も多々あります。
AI業界に詳しい専門のコンサルタントがバックアップ
ビッグデータナビを運営するエッジテクノロジー株式会社は、自社でAI開発を実施しており、細やかなヒアリングを強みとしています。
ビッグデータナビの無料サポートは継続率90%の実績があり、コンサルタント紹介ページにて、プロフィールや、どの案件を誰が担当しているか?を知ることができ、直接相談することが出来ます。
業務以外のサポートが手厚い
フリーランスとしては業務時間外にあまり時間を割きたくないですよね。
そのニーズに応えるべく、ビッグデータナビでは以下のサポートがあります。
- 企業の担当者によるアフターフォロー
- 勉強会・セミナーの企画・講師業務の紹介
- 会計ソフト「Freee」を無償で使える
また、ビッグデータナビ主催のイベントに参加し情報収集したり、案件探し・事務処理をエージェントにお任せできます。
フリーランスは孤独になりがちで情報収集も大変なので、同じ業界の人と関われる機会があるのは大変貴重な場であると思います。

データ分析基盤の開発や、実際の分析を得意とする人は、ビッグデータナビで仕事を探してみては?
公式サイト:https://www.bigdata-navi.com/
【番外編】色々なフリーランス求人を比較できるサイト

エンジニアスタイル東京

優良エージェントの案件を厳選して掲載しており、様々な案件をまとめて確認して1クリックで応募できるため便利です。
運営会社 | ボスアーキテクト株式会社 |
公開求人数 | 151,794件 |
特徴 | 直接契約で高単価を実現 |
対応地域 | 主に東京 |
働き方 | リモートワーク、フレックス制度、 週2稼働OKなど様々な案件に対応 |
※2022年5月21日時点・公式サイトより引用/算出

エンジニアスタイル東京の特徴は、以下の2つです。
- 15万件超の豊富な案件数
- データが豊富で、案件を探しやすい
15万件超の豊富な案件数
2022年5月21日現在、掲載案件数は15万件を超えています。幅広い案件から自分に合った案件を探すことが可能です。

リモートワークやフレックス制度、週2稼働OKなど他のエージェントでは取り扱いの少ない案件も、エンジニアスタイル東京では多数掲載されています。
副業・フリーランス・スキルアップ・転職など幅広いニーズに合わせた求人を取り扱っているため、とりあえず登録しておくべきサイトです。
データが豊富で、案件を探しやすい
※エンジニアスタイル東京から引用 /2022年5月21時点確認
平均単価の他にも職種別、言語別、フレームワーク別の単価や件数ランキングも全て公開されています。

案件を探す際には、
- 言語・フレームワーク
- 開発スキル
- 職種/業界
- エリア/駅
- 単価
上記の条件はもちろん、以下のこだわり条件についても検索できます。
- 稼働できる時間帯
- 勤務地
- 職場環境
- リモート勤務可能か
- 未経験OKか
- 会社の規模や志向
- トレンド技術を取り入れているか
スキルや条件を詳しく指定できるので、自分に合った案件が探しやすいです。
※エンジニアスタイル東京より引用 /2022年5月

また、面談から稼働後まできちんとサポートしてもらい、福利厚生も充実しています。

Pythonエンジニアのフリーランス案件の傾向と種類
ここからは、Pythonエンジニアのフリーランス案件の傾向と種類について解説していきます。
Pythonフリーランス案件の傾向
結論としてはAI・機械学習/深層学習(ディープラーニング)などの分野で需要が高まっているというのが現状です。
理由としては以下のようないくつかの点が挙げられます。
- Pythonが多くのテック系大企業のサービスを支えているという信頼性の高さ
- Pythonの数的処理が早く、コードがシンプルで読みやすい
- Pythonには機械学習向けのライブラリやフレームワークが非常に多くある
このようにこれからも顔認識システム、文字情報の識別やがん検診などにまで広く導入され、Pythonを扱う技術者の需要はますます高まっていくでしょう。
Pythonフリーランス案件の種類
Pythonフリーランス案件の種類としては以下のような点が挙げられます。
- AI案件(機械学習/DeepLearning)
- ビッグデータ分析の案件(統計解析/アナリティクス)
- Webアプリケーション開発Pythonフリーランス求人・案件
- ソーシャルゲーム開発
傾向としては、人工知能(AI)開発の案件が増えていますが、アプリ開発などサーバーサイドエンジニア向けの案件も今まで通り多くの求人があります。
今回では以下の2つを詳しく紹介します。
- 人工知能(AI)
- Webシステム開発

人工知能(AI)
人工知能(AI)が、近年様々な分野で利用されています。
人工知能(AI)はPythonで使われることが多く、フリーランス案件の多くが、人工知能(AI)に関わる仕事です。
なお、機械学習が扱えるエンジニアは世界的に不足しています。
そのため、Pythonで機械学習の開発が可能なフリーランスの方を求める企業が多く、人数が少ないことからPython案件は高い報酬が期待できます。
Webシステム開発
膨大なデータを使う機械学習は、クラウドと相性の良い、クラウドを活用したWebシステムが欠かせません。
そして近年PythonによるWebシステムの案件も増えています。
機械学習のような人工知能(AI)の仕組みがPythonで構築されているなら、同じPythonでWebシステムを作る方が効率的です。
フリーランスとして活動する場合、以下の知識を習得するのがおすすめです。
- JavaScript(React.js、Vue.jsなど)
- Java
- Ruby(Ruby on rails)
- データベースの知識
他のプログラミング言語も扱えるようになれば、取れる案件の幅が広がります。
Pythonのフリーランスエンジニアが案件・仕事を探す場合の注意点

フリーランスとして安定的に仕事を得ていくために、以下注意しておきたいポイントがあります。
- 自分のスキルセット・開発経験に合った案件を探す
- 勤務場所や時間などの条件をよく確認する
- 将来像を見据えて案件を選ぶ
フリーランスとして案件を選ぶ立場にあると、高報酬な案件に魅力を感じます。
ですが、まずは責任を持って完遂できるような仕事を選ぶことが肝要です。

勤務場所や稼働時間に関しても、自分のライフスタイルや向き不向きを加味して、できるだけ効率よく働ける形を模索したいですね。
- 固定時間制などで決まった時間・決まった場所に行って働く
- フレックスタイム制などで集中できる時間に集中して働く
自分が最もハイパフォーマンスを発揮できる働き方を整理しておくと安心です。

自身の職務履歴やポートフォリオに載せる時は、魅力的に書けるように工夫しましょう。

Pythonエンジニアのフリーランス案件で必要とされるスキル
Pythonが利用されるシチュエーションに応じて、求められるスキルが変わる傾向があります。

- 人工知能(AI)開発などの機械学習、深層学習(DeepLearning)の案件
- ビッグデータ分析などの大規模な統計解析、データアナリティクスの案件
人工知能(AI)開発などの機械学習、深層学習(DeepLearning)の案件
引用)Big Data Navi アプリサービスの機械学習エンジニア ※この案件は2021年12月時点のものです。現在は掲載終了している可能性があります。
上の画像の案件は、Pythonのライブラリを利用して、機械学習の実装を行うような案件です。

必要とされる技術セットとしては、以下のようなものが挙げられます。
- Python:サーバーサイド言語の理解
- SQL:データベース言語の理解
- 機械学習、深層学習、統計学などの知識
- 数理統計データ分析の経験
②ビッグデータ分析などの大規模な統計解析、データアナリティクスの案件
引用)ビッグデータナビのフリーランス案件※この案件は2021年12月時点のものです。現在は掲載終了している可能性があります。
データ基盤から、RやPython、SQLを利用してデータの抽出を行う業務です。

具体的な案件としては、販売時点情報管理(POS)データとSNSのデータを紐づけて、ダイナミックプライシング、クーポン発行の最適化を行います。
必要な技術セットとしては、以下のようなものが挙げられます。
- R・Python:サーバーサイド言語の理解
- Tableauを使用してのデータ分析経験
- マーケティング領域の知見
Pythonでフリーランス案件を獲得するためには?
ここからは、Pythonでフリーランス案件を獲得するために必要な知識やフレームワークを解説していきます。
- Python+αの知識
- Pythonでの開発や機械学習で使われているフレームワーク

Python+αの知識

- 機械学習、深層学習、統計学などの知識
- 数理統計データ分析の経験:ex) PythonライブラリやSQLでのデータ集計
- 分散処理ライブラリHadoopなどを活用した開発やデータ処理
- Tableauを使用してのデータ分析経験
- マーケティング領域の知見
- SQLやAWSといったデータベース・バックエンドの知識
Pythonでの開発や機械学習で使われているフレームワーク

Webアプリケーション開発に採用されるPythonフレームワーク
- Django:最も知名度が高く、広く普及している万能型のフレームワーク
- Flask:小規模のサイトなど、多くの機能を必要としないWebアプリ開発向け
- Bottole:Flaskよりも単純なアプリなどを素早く開発することに特化している
機械学習などに使われるPythonフレームワーク
- TensorFlow:ディープラーニングで最も人気のあるフレームワーク
- Keras:モデル構築など初心者にわかりやすく、素早く実行できる
- PyTorch:構文がわかりやすく、デバックしやすく、研究などでよく使われている
- Caffe:画像認識などの処理が得意で、動作が高速
- MxNet:クラウド環境からモバイルデバイスまでも開発できる高いスケーラビティが特徴
- Microsoft Cognitive Toolkit:リソース効率がよく、ディープラーニングが高速
その他
- Tornado:非同期通信が行えるフレームワーク
- web2Py:異なるOS間での実行が可能で、高いセキュリティを持つ

Pythonでフリーランスエンジニアが年収を上げるコツ
次にPythonでフリーランスエンジニアが年収を上げるコツについて説明します。
年収を上げるコツは以下の2つがあります。
- 最先端の技術を活用するスキル
- マネジメントスキル
最先端の技術を活用するスキル
人工知能(AI)の開発競争が激化していることに尽きます。
人工知能(AI)はIoTや5G、ロボットといった最先端の技術と併用しながらシステム開発が行われるケースが多く、それらの専門的なスキルが備わっているエンジニアは極めて貴重な存在です。
変化の激しいIT業界だからこそ常に勉強し続け、スキルを磨いて実際に現場で活用していくことが求められます。
特に人工知能(AI)に不可欠なビッグデータは、IoTのセンシングデバイスを活用して収集、分析するケースも多いため、Pythonと合わせてぜひ身につけておきたいスキルです。
マネジメントスキル
システム開発の現場で上流を目指したり、大企業への転職を目指している方に不可欠なのがマネジメントスキルです。
上流工程では部署やグループ内で働くメンバーの人員管理や工程管理・設計が求められ、技術的なスキルだけではなくマネジメントに特化したスキルが求められます。
最初は、マネジメント業務に戸惑うことも多いため、日頃から自分自身だけではなく周囲に目を配りながら仕事を進めていくことが重要です。
Pythonの将来性について
次にPythonの将来性について説明します。
今後も人工知能開発やクラウドサービスなど、最新技術の開発環境としてPythonが指定されることが多く、一定の需要はあると考えられます。
Stack Overflowが約9万人を対象に行った「開発者調査2019」によると、Pythonは2年連続で「世界でもっとも急速に成長している言語」に選ばれ、「世界で最も学びたい言語」ランキングでも3年連続で1位を獲得しています。
日本でも人気が高いため、今のところは問題は無さそうです。
Python未経験者がこれから独学でフリーランス独立は可能?

エンジニアになるまでに習得しなければならないことはたくさんあります。
基礎知識をインプットしている段階では難なくこなせても、多くの人はアウトプットをする段階でつまずくためです。
Web制作にしても、サーバーサイドのアプリ制作にしても、いざ自分でオリジナルアプリを制作するとなると多くの壁にぶつかります。

【番外編】フリーランス以外で、Pythonで稼ぐ方法3選
Pythonスキルを持ったエンジニアの働き方は以下のような働き方があります。
- 正社員として会社に所属する働き方
- 派遣としてクライアント先に常駐する働き方
- フリーランス
会社に所属して働く場合と、フリーランスとして働く場合を、改めて比較してみましょう。
落ち着きや安定を求める:正社員のPythonエンジニアの働き方
企業勤めのメリットは言うまでもありません。
- 安定した収入/ボーナス
- 企業によって充実する福利厚生
- 資格手当など
常に安定して仕事と収入があるため、自分から案件を探しにいく労力がかかりません。

もちろんデメリットもあります。
- 通勤時間や場所に制約がある
- 時期によって仕事が増えて過重労働になることがある
- 開発の上流工程が見えず、企画者とのすれ違いが起こることもある
安定が魅力である一方で、社内の政治に巻き込まれたり、思うような開発が行えなかったりすることは多々あります。

自由と安定の間をとる:派遣のPythonエンジニアの働き方
Pythonエンジニアには「技術者派遣」という形で派遣会社に所属しながら、勤務先を渡り歩いて働くという選択肢もあります。
派遣の働き方も以下のようなメリットがいくつかあります。
- 人脈を広げられる
- 多くのエンジニアから指導を受けられる
- 様々な現場を経験できる
現場を転々とする働き方は、多くのつながりのきっかけになります。

一方、技術者派遣として働くデメリットもあります。
- 仕事を依頼される側なので主体的に仕事ができない
- 現場やプロジェクト内容を選べないこともある
クライアント先に派遣技術者という形で常駐するPythonエンジニアは、基本的には依頼された仕事をこなす立場です。

契約期間や派遣先なども所属している派遣会社が調整するため、思い通りにならないこともあります。
縛られずに稼ぐ:フリーランスのPythonエンジニアの働き方
改めて、フリーランスのPythonエンジニアとしての働き方を見直してみましょう。
メリットは以下のようになります。
- 報酬交渉ができる
- 受注する案件を自分で選べる
- 働き方を自分でマネジメントできる
フリーランスのメリットは言うまでもなく自由度の高さにあります。

フリーランスのデメリットも改めて確認しておきましょう。
- 収入が不安定
- 常に能動的にPython案件を探す必要がある
フリーランスのPythonエンジニアとして働くならば、自由度が高い分、案件の受注から時間の管理など全てを自分で責任を持って行う必要があります。

Python案件に特化していえば近年需要が拡大しているのは確かですが、まだ他言語に比べるとメジャーではないこともあり募集案件はあまり多くありません。

【まとめ】Pythonエンジニアのフリーランスは将来性あり!
今回は、Pythonのフリーランスエンジニアの年収や働き方・Python案件を獲得するのにおすすめのフリーランスエージェントについて解説していきました。

【第1位】ランサーズエージェント(公式サイト:https://lancersagent.com/)
ほとんどが直請案件+マージン公開で安心!週1〜週5案件まで幅広く見つかるエージェントです。
【第2位】レバテックフリーランス(公式サイト:https://levtech.jp/)
とにかく案件数が豊富!単価も高く、高額案件・高収入を目指す人におすすめ!
【第3位】ITプロパートナーズ(公式サイト:https://itpropartners.com/)
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