IT業界に転職する前に知っておきたいことを徹底解説
【DAINOTEおすすめ】IT業界に転職するためにおすすめの転職サービス・転職支援サービス
【1位】ワークポート:IT領域の未経験求人から経験者求人まで多数。IT業界の転職を検討している人におすすめ | レビュー記事
【2位】リクルートエージェント:求人数No1の転職エージェント。IT領域問わず、とにかく求人数多い | レビュー記事
【3位】ゲキサポ!キャリア:求人を紹介しない転職支援サービス。 | レビュー記事
【4位】レバテックキャリア:経験者向け、IT領域の求人数が多く、メガベンチャーなどの良質求人が多い
【5位】リクナビネクスト:4万件以上の求人から自分で求人を選べる転職サイト
こんにちは、DAINOTE編集部のDAIです。
- IT業界に転職したいけど、どういう転職エージェントを利用したらいいか分からない
- 未経験からでもIT業界に転職できるの?
- IT業界の職種別転職事情が知りたい!
上記のような悩みをお持ちの方が多くいらっしゃるのではないでしょうか?
この記事では、以下3点について解説していきたいと思います。
- IT業界への転職におすすめの転職エージェント
- IT業界の未経験転職
- IT業界職種別の転職事情
目次 (PRも含まれます)
- 1 IT業界に転職するためのおすすめの転職サイト・エージェント5選
- 2 ワークポート:IT領域の求人数、ITに詳しいキャリアコンサルタントともに多い
- 3 リクルートエージェント:求人数No1!IT領域の求人が多数あり
- 4 ゲキサポ!キャリア:転職エージェントでうまくいかない人におすすめ
- 5 レバテックキャリア:経験者向け
- 6 リクナビネクスト:4万件以上の求人から自分で求人を選べる!
- 7 転職エージェントを使うメリットって?
- 8 IT業界の職種別情報
- 9 IT系職種「エンジニア」に転職するには?
- 10 IT系職種「マーケター」に転職するには?
- 11 IT系職種「ライター」に転職するには?
- 12 IT系職種「ディレクター」に転職するには?
- 13 企業に転職するのではなく、フリーランスを目指すのもあり!
- 14 まとめ
IT業界に転職するためのおすすめの転職サイト・エージェント5選
結論から言うと、IT業界に転職するうえで、おすすめの転職サービスは以下の5つです。
【1位】ワークポート:IT領域の未経験求人から経験者求人まで多数。IT業界の転職を検討している人におすすめ | レビュー記事
【2位】リクルートエージェント:求人数No1の転職エージェント。IT領域問わず、とにかく求人数多い | レビュー記事
【3位】ゲキサポ!キャリア:求人を紹介しない転職支援サービス。 | レビュー記事
【4位】レバテックキャリア:経験者向け、IT領域の求人数が多く、メガベンチャーなどの良質求人が多い
【5位】リクナビネクスト:4万件以上の求人から自分で求人を選べる転職サイト
転職サービスは無料かつすぐに登録ができ、エージェントに転職相談をすることもできます。
自分に合ったエージェントは人それぞれだと思うので、目的別に本当におすすめなエージェント・サービス5選をご紹介します。
ワークポート:IT領域の求人数、ITに詳しいキャリアコンサルタントともに多い
ワークポート公式サイト:https://www.workport.co.jp/
拠点 | 東京 / 札幌 / 仙台 / 郡山 / 宇都宮/ 高崎 / 埼玉 / 横浜 / 千葉 / 新潟 / 静岡 / 名古屋 / 金沢 / 岐阜 / 滋賀 / 大阪 / 京都 / 神戸 / 姫路 / 岡山 / 広島 / 高松 / 小倉 / 福岡 / 長崎 / 熊本 / 鹿児島 / 沖縄 /ソウル(韓国) |
求人数 | 約7.8万件(2023年5月現在。非公開案件を含む) |
強み | ・元IT専門・転職エージェントの豊富な知見 ・専門性の高いキャリアカウンセリング ・経験年数の浅い人・第二新卒向け求人あり |
おすすめな人 | ・経験年数が短いが、転職したい人 ・IT業界の求人を幅広く知りたい人 ・IT業界全般に強いアドバイザーを求めている人 |
公式URL | https://www.workport.co.jp/ |
ワークポートは、IT業界の求人に強いことで評判の総合型エージェントです。
ワークポートの大きな魅力は、以下の2点です。
- キャリアアドバイザーのIT領域に対する専門性が高い
- 経験年数が浅くても応募できる求人がある
ワークポートは、「ITビジネス領域に特化したエージェント」から「総合型エージェント」にサービスを拡大した背景もあり、特にIT領域において実績と知見が豊富です。
そのため、IT業界の求人に強いことはもちろん、キャリアカウンセリングの専門性が高いことでも評判です。
ワークポートの口コミ
・求人紹介のみでなく、これまでのキャリアや性格から、よい点も悪い点もよい意味で素直に分析をしていただき、サポートをしていただけた点。また過去の面接の内容を、口頭およびeコンシェルで教えていただけた点。
(26歳・女性)
・一貫して適切で丁寧だった点。思った以上の早さで転職ができた点。対応の早さ。履歴書などのWeb作成。
(24歳・男性)
・連絡が早い、何度も軸を確認してくれる。メリット、デメリットもしっかりと伝えてもらえる。
(23歳・女性)
・転職活動全般の注意事項や大切にすべき点を知れたこと。また、希望に沿った企業様を多数ご紹介いただけたこと。
(28歳・女性)
・他社と比べて、紹介していただいた求人数や幅が多かった。また、自身が望むキャリアやフォローについて理解していただけたため、スムーズに進めることができた。
(32歳・男性)
登録は無料なので、ぜひ登録して実際の求人を見てみましょう。
ワークポート公式サイト:https://www.workport.co.jp/
リクルートエージェント:求人数No1!IT領域の求人が多数あり
リクルートエージェントは、多くの求職者が利用している大手総合型転職エージェントです。
IT企業の取り扱いも多く、転職するならまずはリクルートエージェントへの登録がおすすめです。
求人数 | 公開求人 153,900件 非公開求人 208,537件 |
エンジニア | 65,302件 |
マーケティング | 4,494件 |
セールス | 8,478件 |
Webデザイナー | 1,822件 |
ライター | 76件 |
Webディレクター | 265件 |
IT系の求人数(2022年1月現在、各職種の該当検索数)
登録すれば非公開案件も見られるようになるため、自分にあった企業を紹介してもらいやすいです。
現在は電話面談やオンライン面談も可能なほか、IT未経験の求人もあります。
アドバイザーの質にばらつきがあるというデメリットもありますが、申し出れば担当アドバイザーの変更も可能です。
登録すると
- より詳細な求人が見られるように
- エンジニアでどんな求人があるのかを見て、何が求められているのかを把握する
- 実際にエージェントに相談しつつ、現状のレベルで未経験から転職できるか相談する
- 就活・転職対策をしてもらう
など、自分の状況に合ったサポートを受けることが可能です。
3分ほどで無料登録することができるので、ぜひ一度相談してみましょう!
リクルートエージェント公式: https://www.r-agent.com/
ゲキサポ!キャリア:転職エージェントでうまくいかない人におすすめ
ゲキサポ!キャリアは、業界初の「求人を紹介しない」転職支援サービス。
普通に転職エージェントを利用していると、
- キャリアの棚卸を親身に手伝ってくれない
- 渡される求人も自分の望んだものではない
- 自社で持っている求人しか紹介されない…
という点に困るのですが、ゲキサポの場合は、求職者からお金をもらう形で、
- 自己分析を丁寧にサポート
- 企業分析や適性にあった企業選びをサポート
してくれます。
レバテックキャリア:経験者向け
(画像はレバテックキャリア公式サイト(https://career.levtech.jp/)より引用
拠点 | ※現在は電話でのリモート対応可 (2022年1月現在) 東京 / 神奈川/ 千葉 / 愛知/ 大阪/ 京都/ 兵庫/福岡/熊本 |
求人数 | 14,543件(非公開求人は除く, 2022年1月現在) |
強み | エンジニア、ディレクター、PM、ITコンサル特化 エンジニアの転職にとにかく強い。 求人の平均年収も高い |
おすすめな人 | ・今より年収を上げたい現役エンジニア ・SIerからWeb業界に転職したい人 |
公式URL | https://career.levtech.jp/ |
レバテックキャリアの担当の人、かなり条件を細かく聞いてくれて好印象でした。
別のIT未経験に強いと言われているところ、すごくざっくりした条件しか聞かれなかったし、
提案数少ないし、
めっちゃタメ語だしあまり良い評価はできなかったので。— hashioki (@progra_0117) July 29, 2020
『レバテックキャリア』は、業界トップクラスのエンジニア特化の転職エージェントです。
ベンチャーからメガベンチャー、大企業など、モダンな技術セットを扱っている人気求人が多数存在します(過去にはリクルート、サイボウズ、ビズリーチ、DMMなども取扱あり)
求人の年収相場も高く、エンジニアとしてさらにキャリアアップを狙いたい方におすすめの転職エージェントです。
レバテックキャリア公式サイトはこちら: https://career.levtech.jp/
リクナビネクスト:4万件以上の求人から自分で求人を選べる!
リクナビネクストは、リクルートグループが運営する転職サイトです。
求人数もリクルートエージェントと同様に最大規模となっております。
20代~50代の求人も多く取り揃えており、あらゆる方向けの求人がそろっています。
主な特徴としては、以下の2点です。
- 経歴や希望条件を書いておくと、企業からスカウトメールが届く
- グッドポイント診断という、自己分析ツールを使うことができる
転職エージェントを使うメリットって?
転職エージェントを使うメリットは、主に以下の3点です。
- 転職先のミスマッチを防ぐことが出来る
- キャリアの相談ができる
- 非公開の求人にも応募が可能
転職先のミスマッチを防ぐことが出来る
エージェントのキャリアアドバイザーに転職をサポートしてもらうことで、より自分の希望に合った企業を見つけることが出来ます。
また、キャリアアドバイザーにその企業について教えてもらうことで転職後の姿も想像しやすいです。
キャリアの相談ができる
エージェントに登録することで、自分のキャリアも相談できます。
「とにかく現状を変えたいから転職したい」という理由で、闇雲に転職活動を始めてしまうのはと、自分の軸が定まっていない状態です。
なので自分の希望に適した転職先か分からなくなってしまいます。
転職エージェントは、転職者のこれからを考えて転職について相談にのってくれます。
非公開の求人にも応募が可能
転職エージェントは「非公開求人」を多く取り扱っています。
転職では、いかに条件に合った求人情報を得ることが出来るかで、質が変わってきます。
IT業界の職種別情報
IT系職種のうち、以下の4職種について解説していきたいと思います。
- エンジニア
- マーケター
- ディレクター
- ライター
以下に当てはまる方に向けて内容をまとめてみました。
- IT系職種への就職に興味がある
- IT系の職種に未経験から転職したい
- IT職種の経験者だが今よりいい会社・環境で働きたい
IT系職種「エンジニア」に転職するには?
IT系の職種といえば、技術を持った専門職であるITエンジニアを想像する人も多いのではないでしょうか。
技術者のことを一般的にエンジニアと呼びますが、IT業界での「エンジニア」とは以下などの職種をいいます。
- サーバーサイドエンジニア
- フロントエンジニア
- システムエンジニア
- インフラエンジニア
- プログラマー
- コーダー
- テストエンジニア
- ITコンサル
- カスタマーサポート
IT業界でのエンジニアの仕事内容としては、主に以下の3点です。
- コンピュータープログラムによってシステムを動かすための環境を整える
- システムを作るための要件定義書を作成
- 実際に動くシステムを作るためにプログラミングを行う
IT系エンジニアの職種に就くためには、もちろんシステムやプログラムに関わる専門的な技術や知識が必要となります。
IT系エンジニア未経験者が転職する場合
未経験者でもIT系のエンジニアに転職することは可能です。
結論から言うと、「未経験OK!」「技術研修あり」と書いてある会社への転職は、かなり慎重になった方がいいです。
IT系の中でもエンジニアの求人一覧を見てみると、以下のような求人が意外と少なくないことがわかりますよね。
- 「未経験者OK」
- 「技術研修あり」
実際、未経験者からエンジニアになれる会社はたくさんあり、多くが3ヶ月〜半年の研修/トレーニング期間を経て現場投入、という段階を踏んで仕事をすることになります。
- 会社で提供される未経験者向け技術研修の内容には限界があるため、大したスキルはつかない
- 未経験で転職をするとスキルも実績もないため、本当にやりたい仕事には就けないことがある
IT系エンジニアを希望する人の多くは、システムの要件定義から実際に手を動かしてプログラミングを行うまでの工程に携わることを想像していると思います。
ですが、実際は、未経験者がそういう役割でプロジェクトにアサインされることは稀だと思います。
エンジニア派遣(SES)企業の代表金子さんもおっしゃられています。
この業界、
"IT事務員"には簡単になれるけど、"エンジニア"には、
なかなか成れないんだよなぁ。そして一度IT事務員になると、
キャリアアップもさせて貰えない。なぜならその未経験OKで入った会社は、
エンジニアへの淡い希望を持ったIT事務員の"時間"を吸ってお金に変えるのが商売だから。
— 金子周平/デジタルイノベーション企業リベロエンジニア代表 (@skaneko414) September 27, 2019
「未経験でもOK!」「3ヶ月の研修つき!」みたいな会社で働くと、以下のような状況になります。
- エンジニアとしてのスキルセットや実務経験が不足している状態で現場に出て、雑務やレベルの低い仕事に時間を取られ、開発スキルを伸ばせる機会が少ない
- 営業に同行するカスタマーサポート職やテスター(テストエンジニア)、インフラエンジニアなどの保守系エンジニアにばかりアサインされ、需要/市場価値ともに高い開発現場のスキルをつける機会がない
現実的に知っておかなければならないのが、開発現場で通用するような開発スキルをつけるためには会社の研修では不十分であるということです。(※一部例外もあります。)
実際、IT系の人事担当も未経験者のレベルをわかっているため、アウトプットの質やスピード重視のプロジェクトに未経験者をあてることはあまりしません。
新卒や第二新卒レベルの若い人(=賃金相場の低い人)ならまだしも、年齢が上がれば上がるほど未経験者の扱いはシビアになります。
- とりあえず開発言語を勉強して、簡単なものからでいいのでオリジナルアプリを作ってみる
実際にコードを書いて開発に携わるエンジニアになりたいのであれば、下記を先に勉強して、実際に何か作ってみてください。
- HTML、CSS、JavaScriptなどのフロントエンド言語
- PHP、Ruby、Java、Pythonなどのサーバーサイド言語
- システムを作るための要件定義
フロントエンジニア希望であればWebサイト、サーバーサイドエンジニア希望であればWebアプリを作って人に見せられる状態にすると良いです。
実務は未経験であっても成果物(ポートフォリオ)があれば、転職エージェントや人事担当の見る目は変わり、その後のキャリアも変わってきます。
IT系エンジニア経験者が転職する場合
IT系エンジニア経験者が転職する場合も、闇雲にエージェントや求人を当たる前にやっておくべきことがあります。
- スキルの棚卸し
- 実績の整理(実績は数字で説明できるのがベスト)
- キャリアプランの再考
当たり前のことのように聞こえるかもしれませんが、これらを疎かに転職活動を行うと、スキルのある人でも痛い目をみることがあります。
スキルの棚卸し=自分のスキルを客観的に再評価してみる
エンジニアへの転職に限った話ではありませんが、転職する時に絶対にやっておかなければならないのは、自分のスキル/市場価値を客観的に評価してみることです。
まずは自分がこれまでの仕事でどんなことを成し遂げ、それを成し遂げるためにどんなスキルを利用したのかを言語化してみてください。
- サーバーサイド言語(PHP、Javaなど)を使ったシステム開発業務を行える
- システム要件定義署を作成できる
- プログラマーチームの工数管理や進捗管理を行うなどのマネジメント業務ができる
- クライアントと円滑にコミュニケーションを行う対人スキルがある
- ビジネス文書を英語で読み書きすることができる
以上のような内容を、できるだけ客観的な言葉を使いながら列挙してみてください。
数字を示せる形で実績を整理する
スキルの棚卸しと同じくらい大切なのは、これまでの実績を整理することです。
- 業務システム開発プロジェクトに●年間携わった
- リリースから●度のバージョンアップまで開発を行った
- ●人の開発チームをマネジメントしながらアプリ開発に携わった
- 制作したアプリのユーザーは●人おり、●%の売り上げ増に貢献した
このように、話を聞く人が具体的に規模感を想像しやすいように、数字を示しながらこれまでの実績を取り上げてみてください。
キャリアプラン=自分はどうなりたい?どう仕事と付き合いたい?
ただぼんやりと闇雲に「転職したい」「現場を変えたい」と思っているだけでは、転職活動は難航すると思います。
今の会社や環境をネガティブに思っている人は、一刻も早く転職して現場を変えたいと考えると思います。
ですが、一旦落ち着いて、自分はこのキャリアチェンジによってその後何を目指すのかを考えてみましょう。
- どんな仕事をしていきたいか
- 仕事での役割はどのようでありたいか
- 年収はいくらくらいを目指したいか
- 仕事とプライベートのバランスをどうしていきたいか
このような視点を持ちながら、「仕事と自分」というテーマでブレインストーミングしてみると良いと思います。
まずはこういった、「仕事に求める軸」といったものを自分の中でよく整理しましょう。
これを人に言語化できないと、転職の面接中に、
と言われて言葉に詰まり、そこで試合終了してしまいます。
経験のあるエンジニアでも「自己分析」ができていないと転職活動はうまくいかない
以上のように、スキルの棚卸し・実績の整理・キャリアプランの整理ができて初めて転職活動を進められると思ってください。
「自分はエンジニア経験者だから大丈夫」と今の状態に安住していると、自分の客観的な市場価値を見誤ったり、相手先の会社が求める人材像を履き違えてしまったり、もったいない失敗が起こってしまいます。
実務経験として開発チームに携わっていたとしても、目まぐるしくアップデートされていくIT業界の事情についていけないと、会社によっては「積極性に欠ける」と厳しい評価をしてきます。
IT系職種「マーケター」に転職するには?
そもそも、IT業界のマーケターとは、一般的にWebマーケター/デジタルマーケターと言う職種のことを指します。
多くの人が考えるいわゆるマーケティング企画職は、デジタルマーケティング・Webマーケティングと対比してオフラインマーケティングと呼ばれるようになってきました。
IT業界のマーケターは、Webマーケティング・デジタルマーケティングの担い手であるわけですが、実際に何をやっているかというと以下のメインの仕事としています。
- Web広告運用……広告予算を戦略的に使ってWeb上に広告を出稿する
- SEO対策……自社サイトやメディアの検索順位を上げるためにSEO(=検索エンジン最適化)対策を行い、メディアコンテンツのディレクションや制作を行う
- SNS運用……自社サイトや自社ブランドの知名度上昇・イメージ向上のため、FacebookやTwitter、Instagram、YouTubeなどのSNSを運用する
それぞれの職務領域に特化する場合もあれば、広告運用とSNS運用を足掛けで担当するなど、複合的に担っていく場合もあります。
デジタルマーケティングの良いところは何と言っても、以下ですよね。
- 打った施策の効果や影響を数字で検証しやすい点
マーケティング戦略の立案と実行、その振り返りを行う上で、PDCAを完璧に回せるのが魅力的ですよね。
マーケター未経験者が転職する場合
未経験でマーケターに就職することは可能です。
未経験者がマーケターになり、年収アップ・キャリアアップを目指したい場合、以下のようなキャリアパスを踏むのが良いと僕は考えています。
- 小規模な支援会社に就職して経験を積む
- 転職して事業会社のマーケティング責任者のポジションに就く
支援会社と事業会社の説明をしておくと、以下のようなものです。
- 支援会社……複数のクライアント相手にマーケティング支援を行う会社
例)コンサルティングファーム、広告代理店 - 事業会社……自社独自の事業を持つ一般的な企業
つまり、未経験者がマーケターを目指す場合、まずは規模の小さいコンサル会社や広告代理店でWebマーケティングに携わり、知識と現場経験を積んで実力をつけることをおすすめします。
支援会社で数年勤めた後、多くのクライアントでのマーケティング支援を担った経験値と実力を携え、今度は事業会社のマーケティング職に転職を検討しましょう。
名のある企業のマーケティング部の管理職レイヤーに入れば、年収やキャリアとしては十分なポジションを狙えるはずです。
以上を踏まえ、未経験でマーケティング職を狙うときは以下のポイントに気をつけて求人を見ていってください。
- そもそも未経験OKか?
- デジタルマーケティングかオフラインマーケティングか?(仕事内容を確認)
- 支援会社か事業会社か?
「リスティング広告」「SEO対策」「メディア運用」「アフィリエイト」などの単語があれば、デジタルマーケティングに携われるはずです。
マーケター経験者が転職する場合
すでにデジタルマーケティングに携わっていた人で、年収アップやキャリアアップを目指して転職を考えている場合、とりあえず自己分析をしっかりと行なって転職活動を始めましょう。
エンジニアのパートで掲載した内容と重複しますが、スキルの棚卸しと実績の整理、キャリアプランの再検討をしっかりと行い準備しないと、転職市場で価値をアピールできません。
- 自分でブログやメディアを作りアフィリエイトで稼いでみる
- クラウドソーシングや副業サイトで広告運用の仕事を受注してみる
- SNSで影響を与えられるよう自分のアカウントで施策を打ってみる
以上のように、デジタルマーケティングを個人で行うことはいくらでも可能です。
その中で数字にしても申し分ない十分な実績が出せれば転職市場でも価値を発揮しやすくなります。
IT系職種「ライター」に転職するには?
ライターも、IT系職種の一つに数えられます。
メディア運営やSNSでのコンテンツ配信に当たって、ライターの需要は伸びる一方です。
IT業界で活躍するライターの仕事は、もちろんWebメディアやWeb上のコンテンツに投稿する文章を書くことですが、紙媒体のライターと異なる部分もあります。
例えばWebライターは、以下に気をつけた執筆力を求められます。
- モノやサービスが売れるように誘導する文章(アフィリエイトで稼げる文章)
- SEO対策を盛り込んだ文章
- 読者の離脱率を小さくするように工夫した文章
一方で、Web上の文章は紙に残る文章と違って編集や更新が簡単なので、誤字・脱字や校閲チェックは緩い場合もあります。
Webライターとして活躍するために求められるスキルはあまり多くありませんが、本格的にWebライターとして生計を立てていくのであれば、求められるレベルは以下の通りです。
- 誤字・脱字がなく読みやすい文章を書くスキル
- 文章コンテンツから実際に利益をあげられる文章を執筆するスキル(アフィリエイト・SEO)
- インタビュー記事や対談記事の執筆スキル
- 記事作成のために正しい情報をリサーチするスキル
ライターは、どんな仕事を受けるかによってかなり報酬が変わってきます。
ライターとして名前が売れれば、かなり高報酬の案件も受注できるようになりますが、それまでは地道にいいコンテンツをたくさん書くことが大切になります。
ライター未経験者が転職する場合
そもそも前提として、ライターは副業として仕事をするのにはちょうどいい職業です。
逆に言えば、ライターという職種は本職にするのには一つのハードルがあるとも言えるかもしれません。
ただ、何もない状態で受注できる仕事には限界があります。
まずはポートフォリオを作成することが本当に大切です。ポートフォリオを作成するには、当然コンテンツが必要ですよね。
「そんな簡単なわけない」と思うかもしれませんが、僕が思うにこれからの時代は、ライターとして熟練しているというよりは、業界知識を持っていてそれをライティングに活かせる人が重宝されるはずです。
ポートフォリオができたら、Workshipやクラウドワークス、サグーワークスなどのプラットフォームを利用して仕事を探してみましょう。
ポートフォリオを用意し、自分の経験やスキルを登録しておけば、おそらく案件を取れると思います。
- ポートフォリオを作成する
- 副業プラットフォームにスキルなどを登録する
- 仕事を受注する
以上の流れで、副業としてライティングの仕事を取ることは結構簡単です。
ですが、本格的にフルタイムでライターとして企業に就職するというのは未経験では難しいでしょう。
ライター経験者が転職する場合
実際にがっつりライターで副業してきた人は、フリーランスとして独立することを考えるのもありです。
月に複数本、高品質の記事を安定して納品することが可能であれば、交渉次第で高報酬の案件を安定受注することはできると思います。
毎月30万で15本納品という案件など、予算を持っている会社に効果的に営業をかければ受注できます。
まずは副業ライターとして仕事を始めたいという人のために、ライティング案件の受注の仕方をより詳しくまとめた記事があります。
IT系職種「ディレクター」に転職するには?
IT業界でディレクションを行う人は一般的にWebディレクターと呼ばれます。
Webディレクターは、主にWebサイトやWebコンテンツ制作プロジェクトの指揮・監督を行います。
Webコンテンツを作るために、デザイナーやエンジニア、ライターに仕事を依頼し、その進捗状況を確認する人がいるはずですよね、それがWebディレクターです。
Webディレクターの具体的な職務内容は、以下の通りです。
- Web制作系プロジェクトのマネジメント(予算/工数/進捗管理など)
- Webコンテンツのワイヤーやプロトタイプの作成
- 制作指示書作成、作業者への指示出し
- クライアントやスタッフなどの関係者とのコミュニケーション
- 専門職スタッフには振れない雑務処理
ジェネラリストとして専門家には頼めない職務領域の仕事をこなしていき、かつプロジェクトの進み具合や品質について全体感を見張る人なんですね。
また、Webサイトやシステム開発に携わる以上は、専門家・技術者とコミュニケーションを取るための最低限の開発知識や業界知識を持っておく必要があります。
ディレクター未経験者が転職する場合
未経験でWebディレクターに転職するのは少し難しいです。
一方で先述の通り、ディレクション職以外の立場でもWeb制作に関わっていると転職で有利になります。
よって、IT業界やWeb制作自体まったく経験がないという人は、以下のことをやってみましょう。
- マーケター系の職種で転職し周囲からWeb制作に関わる
それなら、Web制作現場に別の立場で入り込む経験を積めばよいというわけです。
Webマーケターの職種であれば、広告運用やメディアでのSEO対策などを通して、クリエイティブ制作やLP(=ランディングページ)制作など、職務領域上Web制作に関わる機会が増えます。デザイナーや技術者とのコミュニケーションもあり、Webディレクターの仕事の要領がわかってきます。
Web制作現場での実務経験を積んだら、Webディレクター職での転職が見えてきますよね。
今時点ですでにWeb制作に関わってきたという人は、Webディレクター自体未経験でも転職を狙えると思います。
ディレクター経験者が転職する場合
Webディレクター経験者がさらなるキャリアアップを目指して転職をする場合、以下を客観的に伝えられるように整理しておきましょう。
- 実績としてどんな案件をやり遂げてきたか
- どんなクライアントと仕事をしてきたか
- 組織の売り上げや経営にどれだけ貢献してきたか
また、意外に思われるかもしれませんが、Webディレクターはフリーランスでもかなり稼げる仕事です。
企業に転職するのではなく、フリーランスを目指すのもあり!
最後に、フリーランスの話題が出たのでIT業界のフリーランス事情について触れておきます。
IT系の職種は、フリーランスという仕事スタイルに親和性が高いのが魅力の一つです。
実際に、フリーランスで稼げる職種は、以下のように多数あると思います。
- Webライター
- Webマーケター
- Webディレクター
- 人事・人材系経験者
- ITエンジニア
- Web デザイナー
これらの職業の人は、スキルセットがあればフリーでも仕事を得て十分食ベていけるはずです。
IT業界のいいところは、他の業界に比べて働き方もかなり多様であるところだと思うので、いずれフリーランスとしての独立を考えている人はどんどんリサーチしていきましょう。
まずはフリーランスのエージェントに登録して、会社勤務から独立した場合、年収がどれくらいになるか見てみるのが良いと思います。
おすすめのフリーランス向けエージェント
- レバテックフリーランス:業界最高水準の案件単価!高額案件・高収入を目指すならここ
- Midworks(ミッドワークス):福利厚生の支援が厚いフリーランス向けエージェント
レバテックフリーランス
画像はレバテックフリーランス公式サイトより引用:https://freelance.levtech.jp/
案件数 | 42,906件 |
稼働日数 | 週4日〜 |
主な求人職種 | エンジニア |
公式サイト | https://freelance.levtech.jp/ |
※2022年10月23日時点 レバテックフリーランス公式サイトより算出(公式:https://freelance.levtech.jp)
レバテックフリーランスは、レバテック株式会社が運営しているフリーランスエンジニア向けのエージェントです。
案件の数も豊富で、無料登録すると見られる非公開案件の中には魅力的な穴場案件が数多く眠っています。
レバテックフリーランスの大きな魅力は、以下の3つです。
- 業界最高水準の案件単価
- キャリアコンサルタントの質が高い
- 案件数が多い
①業界最高水準の案件単価
レバテックフリーランスでは、業界最高水準の高単価案件を多数取り扱っています。
※2023年5月2日時点。公式サイトより引用:https://freelance.levtech.jp/
②キャリアコンサルタントの質が高い
レバレジーズ株式会社のノウハウが共有されているので、エンジニア業界に精通したエージェントがサポートしてくれます。
また、誰がどの案件をサポートしたかも一目瞭然なので、安心して相談することができます。
③求人数が多い
2022年10月7日現在の求人数では、エンジニアの案件が比較的多めになっています。
エンジニア | 31,323件 |
インフラエンジニア | 6,779件 |
プロジェクトマネージャー | 2,753件 |
PMO | 1,965件 |
ネットワークエンジニア | 1,579件 |
フロントエンドエンジニア | 1,578件 |
注意:レバテックフリーランスでは経験者向けの週4日以上稼働案件を多く取り扱っており、週3日以下稼働の副業可能な案件については高いスキルと実務経験が必須です。エンジニア未経験の方や現在会社員の方への副業は紹介できませんのでご注意ください。
Midworks(ミッドワークス)
画像はMidworks公式サイトより引用(2023年5月18日時点):https://mid-works.com/
運営会社 | 株式会社Branding Engineer |
公開案件数 | 9,344件 (※_2023年5月18日時点) |
対応地域 | 関東圏(東京、千葉、神奈川、埼玉) 関西圏(大阪、京都、兵庫、奈良、滋賀、和歌山、三重県) (フルリモート勤務の場合は全国対象) |
特徴 | 大企業からの高単価案件が募集されていることがある 週3〜稼働できる案件あり(※ 会社員向けの副業案件は紹介不可) |
Midworksは、フリーランスで活躍したいエンジニアにおすすめのエージェントで、次のような特徴があります。
- 報酬補償を含む手厚い福利厚生
- エンジニア案件の分野が幅広い
報酬補償を含む手厚い福利厚生
Midworksの魅力は、協業補償を含めた手厚い福利厚生が用意されている点です。
- freeeの無料利用や弁護士の無料紹介などの「税務補助」
- 保険の紹介
- 交通費や書籍代を支援する「経費補助」
- 休業中も給与を補償する「報酬補償制度(審査あり)」
フリーランスになりたい人の一番の不安は「収入が途切れてしまうこと」です。
ですがMidworksなら仮に案件が途切れても、次の案件獲得までの間の収入を保証してくれます(報酬補償の適用には審査があります)。
エンジニア案件の分野が幅広い
Midworksで取り扱っている案件の多くは、エンジニア向けの案件です。
また、クライアントの種類が幅広いので、選択肢が多いのも魅力です。
- 大手上場企業〜スタートアップベンチャーまで会社規模が多様
- SIerも自社サービス企業案件もあり
週3日から入れる案件や、しっかり週5日で稼働できる案件もあるので、自分の働き方に合った案件を探せます。
登録&相談は無料です。
「フリーランスを目指したいけど不安…」という人は、まず登録して、相談だけでもしてみることをおすすめします!
※Midworksは週3日程度〜参画できる案件がありますが、会社員の方への副業は紹介していません。
まとめ
今回は、以下4つのIT職種について紹介してきました。
- エンジニア
- マーケター
- ライター
- ディレクター
中でも、未経験からでも比較的仕事にしやすいのは以下の2職種ですね。
- マーケター
- ライター
マーケターは未経験でも採用されやすく、支援会社でキャリアをスタートすると良いと思います。
ライターは、副業からどんどん始められるので、業界知識を生かして自分の価値を売り込んでいきましょう。
エンジニアについては、未経験でもOKの求人があるものの、その後のキャリアを考えると自分でしっかり成果を出してからキャリアチェンジに乗り出した方がいいと思います。
ディレクターへの転職は、Web制作現場での経験がないと難しいです。
各職種で経験を積んだ人の転職については、どの職種についても言えるのは、転職活動に当たって以下の3つを怠ってはならないということです。
- スキルの棚卸し
- 実績の整理(数字で伝えられるように)
- キャリアプランの再考
「とにかく現状を変えたいから転職したい」というネガティブな理由で、他のことをあまり考えずに闇雲に転職活動を始めてしまうのは危ないです。
自分の軸が定まっていないので、アタック先の企業のニーズを見極めることも難しくなってしまいます。
本当は相性がいいはずの企業でも自分の考えがブレブレであれば意思の疎通はできません。
自分を効果的に売り込んでいくために、まずは自分自身でしっかりと整理をしましょう。
そして、「自分はこういう価値を発揮できる人材で、あなたの会社ではこういう風に役に立つので、いずれはこうなりたいです!」というイメージをちゃんと話せるように準備しておきましょう。
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