IT業界に転職する前に知っておきたいことを徹底解説
【DAINOTEおすすめ】IT業界に転職するためにおすすめの転職サービス・転職支援サービス
【1位】ワークポート:IT領域の未経験求人から経験者求人まで多数。IT業界の転職を検討している人におすすめ | レビュー記事
【2位】リクルートエージェント:求人数No1の転職エージェント。IT領域問わず、とにかく求人数多い | レビュー記事
【3位】ゲキサポ!キャリア:求人を紹介しない転職支援サービス。 | レビュー記事
【4位】レバテックキャリア:経験者向け、IT領域の求人数が多く、メガベンチャーなどの良質求人が多い
【5位】リクナビネクスト:4万件以上の求人から自分で求人を選べる転職サイト
こんにちは、DAINOTE編集部のDAIです。
- IT業界に転職したいけど、どういう転職エージェントを利用したらいいか分からない
- 未経験からでもIT業界に転職できるの?
- IT業界の職種別転職事情が知りたい!
上記のような悩みをお持ちの方が多くいらっしゃるのではないでしょうか?
この記事では、以下3点について解説していきたいと思います。
- IT業界への転職におすすめの転職エージェント
- IT業界の未経験転職
- IT業界職種別の転職事情

目次
- 1 IT業界に転職するためのおすすめの転職サイト・エージェント5選
- 2 ワークポート:IT領域の求人数、ITに詳しいキャリアコンサルタントともに多い
- 3 リクルートエージェント:求人数No1!IT領域の求人が多数あり
- 4 ゲキサポ!キャリア:転職エージェントでうまくいかない人におすすめ
- 5 レバテックキャリア:経験者向け
- 6 リクナビネクスト:4万件以上の求人から自分で求人を選べる!
- 7 転職エージェントを使うメリットって?
- 8 IT業界の職種別情報
- 9 IT系職種「エンジニア」に転職するには?
- 10 IT系職種「マーケター」に転職するには?
- 11 IT系職種「ライター」に転職するには?
- 12 IT系職種「ディレクター」に転職するには?
- 13 企業に転職するのではなく、フリーランスを目指すのもあり!
- 14 まとめ
IT業界に転職するためのおすすめの転職サイト・エージェント5選
結論から言うと、IT業界に転職するうえで、おすすめの転職サービスは以下の5つです。
【1位】ワークポート:IT領域の未経験求人から経験者求人まで多数。IT業界の転職を検討している人におすすめ | レビュー記事
【2位】リクルートエージェント:求人数No1の転職エージェント。IT領域問わず、とにかく求人数多い | レビュー記事
【3位】ゲキサポ!キャリア:求人を紹介しない転職支援サービス。 | レビュー記事
【4位】レバテックキャリア:経験者向け、IT領域の求人数が多く、メガベンチャーなどの良質求人が多い
【5位】リクナビネクスト:4万件以上の求人から自分で求人を選べる転職サイト
転職サービスは無料かつすぐに登録ができ、エージェントに転職相談をすることもできます。

自分に合ったエージェントは人それぞれだと思うので、目的別に本当におすすめなエージェント・サービス5選をご紹介します。
ワークポート:IT領域の求人数、ITに詳しいキャリアコンサルタントともに多い

メリットとしては、とにかくIT・Web業界の求人に強いので、未経験からIT業界を検討している人にはおすすめです。
一方で、デメリットとしては、IT業界以外の求人が少ないので、エンジニアなどのIT職種以外を検討する場合はあまりおすすめできません。また、とにかく求人数を渡してくるので、一人一人に対するスキルの棚卸しはなどは弱いです。

リクルートエージェント:求人数No1!IT領域の求人が多数あり
リクルートエージェントは、求職者の8割が利用している、大手総合型転職エージェントです。
IT企業の取り扱いも多く、はじめて転職エージェントに登録するならリクルートエージェントがおすすめです。
リクルートエージェントに登録するメリットはなんといってもIT系の求人数が多いのがポイントです。
求人数 | 200,000件 |
エンジニア | 25959件 |
マーケティング | 5035件 |
セールス | 5337件 |
デザイナー | 256件 |
ライター | 101件 |
Webディレクター | 316件 |
IT系の求人数(2020年7月現在、各職種の該当検索数)
非公開案件も登録すると多くあるため、自分にあった企業を紹介してもらいやすいです。また、電話による面談なども可能になっています。
デメリットとしては、アドバイザーの質にばらつきがある点です。特に入社したばかりの新卒がアドバイアーにつくこともあります。
登録するとより詳細な求人が見れるので、
- エンジニアでどんな求人があるのかを見て、何が求められているのかを把握する
- 実際にエージェントに相談しつつ、現状のレベルで未経験から転職できるか相談する
- 就活対策をしてもらう
といった対策を取ることがよいでしょう。
2020年3月追記:補足情報
リクルートエージェントに登録すると、非公開求人をみれたり、転職エージェントとのカウンセリングを組むことができます。
簡単に登録できるので、ぜひこの機会に登録して、求人をみてみてください。
ゲキサポ!キャリア:転職エージェントでうまくいかない人におすすめ
ゲキサポ!キャリアは、業界初の「求人を紹介しない」転職支援サービス。
普通に転職エージェントを利用していると、
- キャリアの棚卸をそこまでやってくれない
- 渡される求人も自分の望んだものではない
- 自社で持っている求人しか紹介されないので、エージェントにない企業への可能性がなくなる…
という点に困るのですが、ゲキサポの場合は、求職者からお金をもらう形で、
- 自己分析をがっつりサポート
- 企業分析や、自分の志向にあった企業などの選び方をサポート
してくれます。
レバテックキャリア:経験者向け
【公式サイト】https://career.levtech.jp/
IT業界の転職といったら、レバテック・キャリアです。
もともと、システム開発の人材派遣を行っていた企業が人材紹介をはじめている背景があり、そのため特に、IT業界に詳しいアドバイザーが多いので、しっかりとした情報を得たいのであれば、使ってもらうのがいいと思います。
デメリットとしては、未経験可能のエンジニア求人は少ないです(その分質も高いですが)
また、転職エージェントの中でも求職者の審査がされるので、しっかりと履歴書やポートフォリオを作り込んで提出すると、利用できます。レバテックキャリア経由で、未経験から自社開発のエンジニアとして転職された知り合いもいるので、おすすめですね。
登録はこちらから(無料)リクナビネクスト:4万件以上の求人から自分で求人を選べる!
リクナビネクストは、リクルートグループが運営する転職サイトです。
求人数もリクルートエージェントと同様に最大規模となっております。

20代~50代の求人も多く取り揃えており、あらゆる方向けの求人がそろっています。
主な特徴としては、以下の2点です。
- 経歴や希望条件を書いておくと、企業からスカウトメールが届く
- グッドポイント診断という、自己分析ツールを使うことができる

転職エージェントを使うメリットって?
転職エージェントを使うメリットは、主に以下の3点です。
- 転職先のミスマッチを防ぐことが出来る
- キャリアの相談ができる
- 非公開の求人にも応募が可能

転職先のミスマッチを防ぐことが出来る
エージェントのキャリアアドバイザーに転職をサポートしてもらうことで、より自分の希望に合った企業を見つけることが出来ます。
また、キャリアアドバイザーにその企業について教えてもらうことで転職後の姿も想像しやすいです。

キャリアの相談ができる
エージェントに登録することで、自分のキャリアも相談できます。
「とにかく現状を変えたいから転職したい」という理由で、闇雲に転職活動を始めてしまうのはと、自分の軸が定まっていない状態です。
なので自分の希望に適した転職先か分からなくなってしまいます。

転職エージェントは、転職者のこれからを考えて転職について相談にのってくれます。

非公開の求人にも応募が可能
転職エージェントは「非公開求人」を多く取り扱っています。
転職では、いかに条件に合った求人情報を得ることが出来るかで、質が変わってきます。

IT業界の職種別情報
IT系職種のうち、以下の4職種について解説していきたいと思います。
- エンジニア
- マーケター
- ディレクター
- ライター
以下に当てはまる方に向けて内容をまとめてみました。
- IT系職種への就職に興味がある
- IT系の職種に未経験から転職したい
- IT職種の経験者だが今よりいい会社・環境で働きたい

IT系職種「エンジニア」に転職するには?
IT系の職種といえば、技術を持った専門職であるITエンジニアを想像する人も多いのではないでしょうか。
技術者のことを一般的にエンジニアと呼びますが、IT業界での「エンジニア」とは以下などの職種をいいます。
- サーバーサイドエンジニア
- フロントエンジニア
- システムエンジニア
- インフラエンジニア
- プログラマー
- コーダー
- テストエンジニア
- ITコンサル
- カスタマーサポート
IT業界でのエンジニアの仕事内容としては、主に以下の3点です。
- コンピュータープログラムによってシステムを動かすための環境を整える
- システムを作るための要件定義書を作成
- 実際に動くシステムを作るためにプログラミングを行う

IT系エンジニアの職種に就くためには、もちろんシステムやプログラムに関わる専門的な技術や知識が必要となります。

IT系エンジニア未経験者が転職する場合
未経験者でもIT系のエンジニアに転職することは可能です。

結論から言うと、「未経験OK!」「技術研修あり」と書いてある会社への転職は、かなり慎重になった方がいいです。
IT系の中でもエンジニアの求人一覧を見てみると、以下のような求人が意外と少なくないことがわかりますよね。
- 「未経験者OK」
- 「技術研修あり」
実際、未経験者からエンジニアになれる会社はたくさんあり、多くが3ヶ月〜半年の研修/トレーニング期間を経て現場投入、という段階を踏んで仕事をすることになります。


- 会社で提供される未経験者向け技術研修の内容には限界があるため、大したスキルはつかない
- 未経験で転職をするとスキルも実績もないため、本当にやりたい仕事には就けないことがある

IT系エンジニアを希望する人の多くは、システムの要件定義から実際に手を動かしてプログラミングを行うまでの工程に携わることを想像していると思います。
ですが、実際は、未経験者がそういう役割でプロジェクトにアサインされることは稀だと思います。

エンジニア派遣(SES)企業の代表金子さんもおっしゃられています。
この業界、
"IT事務員"には簡単になれるけど、"エンジニア"には、
なかなか成れないんだよなぁ。そして一度IT事務員になると、
キャリアアップもさせて貰えない。なぜならその未経験OKで入った会社は、
エンジニアへの淡い希望を持ったIT事務員の"時間"を吸ってお金に変えるのが商売だから。
— 金子 周平┃ひっそり技術書配りおじさん (@skaneko414) September 27, 2019
「未経験でもOK!」「3ヶ月の研修つき!」みたいな会社で働くと、以下のような状況になります。
- エンジニアとしてのスキルセットや実務経験が不足している状態で現場に出て、雑務やレベルの低い仕事に時間を取られ、開発スキルを伸ばせる機会が少ない
- 営業に同行するカスタマーサポート職やテスター(テストエンジニア)、インフラエンジニアなどの保守系エンジニアにばかりアサインされ、需要/市場価値ともに高い開発現場のスキルをつける機会がない
現実的に知っておかなければならないのが、開発現場で通用するような開発スキルをつけるためには会社の研修では不十分であるということです。(※一部例外もあります。)

実際、IT系の人事担当も未経験者のレベルをわかっているため、アウトプットの質やスピード重視のプロジェクトに未経験者をあてることはあまりしません。
新卒や第二新卒レベルの若い人(=賃金相場の低い人)ならまだしも、年齢が上がれば上がるほど未経験者の扱いはシビアになります。


- とりあえず開発言語を勉強して、簡単なものからでいいのでオリジナルアプリを作ってみる

実際にコードを書いて開発に携わるエンジニアになりたいのであれば、下記を先に勉強して、実際に何か作ってみてください。
- HTML、CSS、JavaScriptなどのフロントエンド言語
- PHP、Ruby、Java、Pythonなどのサーバーサイド言語
- システムを作るための要件定義
フロントエンジニア希望であればWebサイト、サーバーサイドエンジニア希望であればWebアプリを作って人に見せられる状態にすると良いです。
実務は未経験であっても成果物(ポートフォリオ)があれば、転職エージェントや人事担当の見る目は変わり、その後のキャリアも変わってきます。


IT系エンジニア経験者が転職する場合
IT系エンジニア経験者が転職する場合も、闇雲にエージェントや求人を当たる前にやっておくべきことがあります。
- スキルの棚卸し
- 実績の整理(実績は数字で説明できるのがベスト)
- キャリアプランの再考
当たり前のことのように聞こえるかもしれませんが、これらを疎かに転職活動を行うと、スキルのある人でも痛い目をみることがあります。

スキルの棚卸し=自分のスキルを客観的に再評価してみる
エンジニアへの転職に限った話ではありませんが、転職する時に絶対にやっておかなければならないのは、自分のスキル/市場価値を客観的に評価してみることです。
まずは自分がこれまでの仕事でどんなことを成し遂げ、それを成し遂げるためにどんなスキルを利用したのかを言語化してみてください。

- サーバーサイド言語(PHP、Javaなど)を使ったシステム開発業務を行える
- システム要件定義署を作成できる
- プログラマーチームの工数管理や進捗管理を行うなどのマネジメント業務ができる
- クライアントと円滑にコミュニケーションを行う対人スキルがある
- ビジネス文書を英語で読み書きすることができる
以上のような内容を、できるだけ客観的な言葉を使いながら列挙してみてください。

数字を示せる形で実績を整理する
スキルの棚卸しと同じくらい大切なのは、これまでの実績を整理することです。
- 業務システム開発プロジェクトに●年間携わった
- リリースから●度のバージョンアップまで開発を行った
- ●人の開発チームをマネジメントしながらアプリ開発に携わった
- 制作したアプリのユーザーは●人おり、●%の売り上げ増に貢献した
このように、話を聞く人が具体的に規模感を想像しやすいように、数字を示しながらこれまでの実績を取り上げてみてください。

キャリアプラン=自分はどうなりたい?どう仕事と付き合いたい?
ただぼんやりと闇雲に「転職したい」「現場を変えたい」と思っているだけでは、転職活動は難航すると思います。

今の会社や環境をネガティブに思っている人は、一刻も早く転職して現場を変えたいと考えると思います。
ですが、一旦落ち着いて、自分はこのキャリアチェンジによってその後何を目指すのかを考えてみましょう。
- どんな仕事をしていきたいか
- 仕事での役割はどのようでありたいか
- 年収はいくらくらいを目指したいか
- 仕事とプライベートのバランスをどうしていきたいか
このような視点を持ちながら、「仕事と自分」というテーマでブレインストーミングしてみると良いと思います。

まずはこういった、「仕事に求める軸」といったものを自分の中でよく整理しましょう。
これを人に言語化できないと、転職の面接中に、

と言われて言葉に詰まり、そこで試合終了してしまいます。

経験のあるエンジニアでも「自己分析」ができていないと転職活動はうまくいかない
以上のように、スキルの棚卸し・実績の整理・キャリアプランの整理ができて初めて転職活動を進められると思ってください。
「自分はエンジニア経験者だから大丈夫」と今の状態に安住していると、自分の客観的な市場価値を見誤ったり、相手先の会社が求める人材像を履き違えてしまったり、もったいない失敗が起こってしまいます。

実務経験として開発チームに携わっていたとしても、目まぐるしくアップデートされていくIT業界の事情についていけないと、会社によっては「積極性に欠ける」と厳しい評価をしてきます。

IT系職種「マーケター」に転職するには?

そもそも、IT業界のマーケターとは、一般的にWebマーケター/デジタルマーケターと言う職種のことを指します。
多くの人が考えるいわゆるマーケティング企画職は、デジタルマーケティング・Webマーケティングと対比してオフラインマーケティングと呼ばれるようになってきました。

IT業界のマーケターは、Webマーケティング・デジタルマーケティングの担い手であるわけですが、実際に何をやっているかというと以下のメインの仕事としています。
- Web広告運用……広告予算を戦略的に使ってWeb上に広告を出稿する
- SEO対策……自社サイトやメディアの検索順位を上げるためにSEO(=検索エンジン最適化)対策を行い、メディアコンテンツのディレクションや制作を行う
- SNS運用……自社サイトや自社ブランドの知名度上昇・イメージ向上のため、FacebookやTwitter、Instagram、YouTubeなどのSNSを運用する
それぞれの職務領域に特化する場合もあれば、広告運用とSNS運用を足掛けで担当するなど、複合的に担っていく場合もあります。
デジタルマーケティングの良いところは何と言っても、以下ですよね。
- 打った施策の効果や影響を数字で検証しやすい点
マーケティング戦略の立案と実行、その振り返りを行う上で、PDCAを完璧に回せるのが魅力的ですよね。

マーケター未経験者が転職する場合
未経験でマーケターに就職することは可能です。

未経験者がマーケターになり、年収アップ・キャリアアップを目指したい場合、以下のようなキャリアパスを踏むのが良いと僕は考えています。
- 小規模な支援会社に就職して経験を積む
- 転職して事業会社のマーケティング責任者のポジションに就く
支援会社と事業会社の説明をしておくと、以下のようなものです。
- 支援会社……複数のクライアント相手にマーケティング支援を行う会社
例)コンサルティングファーム、広告代理店 - 事業会社……自社独自の事業を持つ一般的な企業
つまり、未経験者がマーケターを目指す場合、まずは規模の小さいコンサル会社や広告代理店でWebマーケティングに携わり、知識と現場経験を積んで実力をつけることをおすすめします。

支援会社で数年勤めた後、多くのクライアントでのマーケティング支援を担った経験値と実力を携え、今度は事業会社のマーケティング職に転職を検討しましょう。
名のある企業のマーケティング部の管理職レイヤーに入れば、年収やキャリアとしては十分なポジションを狙えるはずです。
以上を踏まえ、未経験でマーケティング職を狙うときは以下のポイントに気をつけて求人を見ていってください。
- そもそも未経験OKか?
- デジタルマーケティングかオフラインマーケティングか?(仕事内容を確認)
- 支援会社か事業会社か?
「リスティング広告」「SEO対策」「メディア運用」「アフィリエイト」などの単語があれば、デジタルマーケティングに携われるはずです。

マーケター経験者が転職する場合
すでにデジタルマーケティングに携わっていた人で、年収アップやキャリアアップを目指して転職を考えている場合、とりあえず自己分析をしっかりと行なって転職活動を始めましょう。
エンジニアのパートで掲載した内容と重複しますが、スキルの棚卸しと実績の整理、キャリアプランの再検討をしっかりと行い準備しないと、転職市場で価値をアピールできません。

- 自分でブログやメディアを作りアフィリエイトで稼いでみる
- クラウドソーシングや副業サイトで広告運用の仕事を受注してみる
- SNSで影響を与えられるよう自分のアカウントで施策を打ってみる
以上のように、デジタルマーケティングを個人で行うことはいくらでも可能です。
その中で数字にしても申し分ない十分な実績が出せれば転職市場でも価値を発揮しやすくなります。

IT系職種「ライター」に転職するには?
ライターも、IT系職種の一つに数えられます。
メディア運営やSNSでのコンテンツ配信に当たって、ライターの需要は伸びる一方です。
IT業界で活躍するライターの仕事は、もちろんWebメディアやWeb上のコンテンツに投稿する文章を書くことですが、紙媒体のライターと異なる部分もあります。
例えばWebライターは、以下に気をつけた執筆力を求められます。
- モノやサービスが売れるように誘導する文章(アフィリエイトで稼げる文章)
- SEO対策を盛り込んだ文章
- 読者の離脱率を小さくするように工夫した文章

一方で、Web上の文章は紙に残る文章と違って編集や更新が簡単なので、誤字・脱字や校閲チェックは緩い場合もあります。
Webライターとして活躍するために求められるスキルはあまり多くありませんが、本格的にWebライターとして生計を立てていくのであれば、求められるレベルは以下の通りです。
- 誤字・脱字がなく読みやすい文章を書くスキル
- 文章コンテンツから実際に利益をあげられる文章を執筆するスキル(アフィリエイト・SEO)
- インタビュー記事や対談記事の執筆スキル
- 記事作成のために正しい情報をリサーチするスキル
ライターは、どんな仕事を受けるかによってかなり報酬が変わってきます。
ライターとして名前が売れれば、かなり高報酬の案件も受注できるようになりますが、それまでは地道にいいコンテンツをたくさん書くことが大切になります。

ライター未経験者が転職する場合
そもそも前提として、ライターは副業として仕事をするのにはちょうどいい職業です。
逆に言えば、ライターという職種は本職にするのには一つのハードルがあるとも言えるかもしれません。

ただ、何もない状態で受注できる仕事には限界があります。
まずはポートフォリオを作成することが本当に大切です。ポートフォリオを作成するには、当然コンテンツが必要ですよね。

「そんな簡単なわけない」と思うかもしれませんが、僕が思うにこれからの時代は、ライターとして熟練しているというよりは、業界知識を持っていてそれをライティングに活かせる人が重宝されるはずです。

ポートフォリオができたら、Workshipやクラウドワークス、サグーワークスなどのプラットフォームを利用して仕事を探してみましょう。
ポートフォリオを用意し、自分の経験やスキルを登録しておけば、おそらく案件を取れると思います。
- ポートフォリオを作成する
- 副業プラットフォームにスキルなどを登録する
- 仕事を受注する
以上の流れで、副業としてライティングの仕事を取ることは結構簡単です。
ですが、本格的にフルタイムでライターとして企業に就職するというのは未経験では難しいでしょう。

ライター経験者が転職する場合
実際にがっつりライターで副業してきた人は、フリーランスとして独立することを考えるのもありです。
月に複数本、高品質の記事を安定して納品することが可能であれば、交渉次第で高報酬の案件を安定受注することはできると思います。
毎月30万で15本納品という案件など、予算を持っている会社に効果的に営業をかければ受注できます。

まずは副業ライターとして仕事を始めたいという人のために、ライティング案件の受注の仕方をより詳しくまとめた記事があります。

IT系職種「ディレクター」に転職するには?
IT業界でディレクションを行う人は一般的にWebディレクターと呼ばれます。
Webディレクターは、主にWebサイトやWebコンテンツ制作プロジェクトの指揮・監督を行います。

Webコンテンツを作るために、デザイナーやエンジニア、ライターに仕事を依頼し、その進捗状況を確認する人がいるはずですよね、それがWebディレクターです。
Webディレクターの具体的な職務内容は、以下の通りです。
- Web制作系プロジェクトのマネジメント(予算/工数/進捗管理など)
- Webコンテンツのワイヤーやプロトタイプの作成
- 制作指示書作成、作業者への指示出し
- クライアントやスタッフなどの関係者とのコミュニケーション
- 専門職スタッフには振れない雑務処理
ジェネラリストとして専門家には頼めない職務領域の仕事をこなしていき、かつプロジェクトの進み具合や品質について全体感を見張る人なんですね。

また、Webサイトやシステム開発に携わる以上は、専門家・技術者とコミュニケーションを取るための最低限の開発知識や業界知識を持っておく必要があります。

ディレクター未経験者が転職する場合
未経験でWebディレクターに転職するのは少し難しいです。
一方で先述の通り、ディレクション職以外の立場でもWeb制作に関わっていると転職で有利になります。
よって、IT業界やWeb制作自体まったく経験がないという人は、以下のことをやってみましょう。
- マーケター系の職種で転職し周囲からWeb制作に関わる

それなら、Web制作現場に別の立場で入り込む経験を積めばよいというわけです。
Webマーケターの職種であれば、広告運用やメディアでのSEO対策などを通して、クリエイティブ制作やLP(=ランディングページ)制作など、職務領域上Web制作に関わる機会が増えます。デザイナーや技術者とのコミュニケーションもあり、Webディレクターの仕事の要領がわかってきます。
Web制作現場での実務経験を積んだら、Webディレクター職での転職が見えてきますよね。
今時点ですでにWeb制作に関わってきたという人は、Webディレクター自体未経験でも転職を狙えると思います。

ディレクター経験者が転職する場合
Webディレクター経験者がさらなるキャリアアップを目指して転職をする場合、以下を客観的に伝えられるように整理しておきましょう。
- 実績としてどんな案件をやり遂げてきたか
- どんなクライアントと仕事をしてきたか
- 組織の売り上げや経営にどれだけ貢献してきたか

また、意外に思われるかもしれませんが、Webディレクターはフリーランスでもかなり稼げる仕事です。

企業に転職するのではなく、フリーランスを目指すのもあり!
最後に、フリーランスの話題が出たのでIT業界のフリーランス事情について触れておきます。
IT系の職種は、フリーランスという仕事スタイルに親和性が高いのが魅力の一つです。
実際に、フリーランスで稼げる職種は、以下のように多数あると思います。
- Webライター
- Webマーケター
- Webディレクター
- 人事・人材系経験者
- ITエンジニア
- Web デザイナー
これらの職業の人は、スキルセットがあればフリーでも仕事を得て十分食ベていけるはずです。

IT業界のいいところは、他の業界に比べて働き方もかなり多様であるところだと思うので、いずれフリーランスとしての独立を考えている人はどんどんリサーチしていきましょう。
まずはフリーランスのエージェントに登録して、会社勤務から独立した場合、年収がどれくらいになるか見てみるのが良いと思います。

おすすめのフリーランス向けエージェント
- レバテックフリーランス:業界最高水準の案件単価!高額案件・高収入を目指すならここ
- Midworks(ミッドワークス):福利厚生の支援が厚いフリーランス向けエージェント

レバテックフリーランス
案件数 | 約10000件 |
最低稼働日数 | 週3日~ |
主な求人ジャンル | Webエンジニア、Webディレクター |
公式サイト: | https://freelance.levtech.jp/ |
レバテックフリーランスは、レバテック株式会社が運営しているフリーランスエンジニア向けのエージェントです。主な特徴としては、
案件の数も豊富で、無料登録すると見られる非公開案件の中には魅力的な穴場案件が数多く眠っています。
レバテックフリーランスの大きな特徴としては、
- 業界最高水準の案件単価
- エンジニア業界に精通したエージェントが案件サポートをしてくれる
- 案件数が多い
①業界最高水準の案件単価
特に目を見張るのは、業界最高水準の案件単価です。
平均報酬額71.1万円と、非常に高くなっています。
また、職種ごとに案件の平均単価もみれます。
②キャリアコンサルタントの質が高い
レバレジーズのノウハウが共有されているので、エンジニア業界に精通したエージェントがサポートしてくれます。
また、誰がどの案件のサポートしたかも一目瞭然なので、安心して相談することができます。
③求人数が多い
2020年、7月現在の求人数ですが、
- エンジニア
- Webディレクター
の案件が比較的多めになっています。
プログラマー | 1818件 |
プロジェクトマネージャー | 502件 |
フロントエンドエンジニア | 228件 |
SE | 2764件 |
インフラエンジニア | 1941件 |
ネットワークエンジニア | 411件 |
PMO | 272件 |
ミッドワークスなどのITフリーランスエージェントと併用しつつ、自分にあった案件を見つけてみましょう!
レバテックフリーランス(公式):
https://freelance.levtech.jp/
Midworks(ミッドワークス)
Midworksは、IT系のフリーランス向けの案件紹介サービスです。

Midworksの大きな特徴は以下の3点です。
- 豊富な案件数
- フリーランスでも正社員並みの保証
- 低マージン+単価公開でクリアな契約
特徴①:豊富な案件数
2020年、9月現在の求人数ですが、エンジニアの案件が多めになっています。
エンジニア | 215件 |
アナリスト | 1件 |
企画・マーケティング | 35件 |
Webディレクター | 4件 |
Webデザイナー | 19件 |
特徴②:フリーランスでも正社員並みの保証
Midworksは、自分に合ったスキルや要望に関連した仕事を紹介してもらうだけではなく、以下のような保証もあります。
- freeeの無料利用や弁護士の無料紹介などの「税務保障」
- 「保険補助」
- 交通費や書籍代を支援する「経費補助」
- ご参画中に案件と案件の間でブランクがあっても給与を保障する「給与保障制度(審査あり)」

特徴③:低マージン+単価公開でクリアな契約
一般的的なフリーランスエージェントの場合、エージェントのマージン率は25%~30%。

そのため、他のエージェントと比較すると案件単価が高いのが特徴です。
Midworksの登録方法

ミッドワークスに無料登録する手順(簡単です)
- 「Midworks」の公式ページにアクセスして無料登録ボタンをクリックする
- 登録情報を入力して完了(30秒ほど)
まとめ
今回は、以下4つのIT職種について紹介してきました。
- エンジニア
- マーケター
- ライター
- ディレクター
中でも、未経験からでも比較的仕事にしやすいのは以下の2職種ですね。
- マーケター
- ライター
マーケターは未経験でも採用されやすく、支援会社でキャリアをスタートすると良いと思います。
ライターは、副業からどんどん始められるので、業界知識を生かして自分の価値を売り込んでいきましょう。
エンジニアについては、未経験でもOKの求人があるものの、その後のキャリアを考えると自分でしっかり成果を出してからキャリアチェンジに乗り出した方がいいと思います。

ディレクターへの転職は、Web制作現場での経験がないと難しいです。

各職種で経験を積んだ人の転職については、どの職種についても言えるのは、転職活動に当たって以下の3つを怠ってはならないということです。
- スキルの棚卸し
- 実績の整理(数字で伝えられるように)
- キャリアプランの再考

「とにかく現状を変えたいから転職したい」というネガティブな理由で、他のことをあまり考えずに闇雲に転職活動を始めてしまうのは危ないです。
自分の軸が定まっていないので、アタック先の企業のニーズを見極めることも難しくなってしまいます。
本当は相性がいいはずの企業でも自分の考えがブレブレであれば意思の疎通はできません。
自分を効果的に売り込んでいくために、まずは自分自身でしっかりと整理をしましょう。
そして、「自分はこういう価値を発揮できる人材で、あなたの会社ではこういう風に役に立つので、いずれはこうなりたいです!」というイメージをちゃんと話せるように準備しておきましょう。

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