エンジニアのポートフォリオの作り方【サンプルあり】
≪DAINOTE編集部推薦のDAIが実際に取材、体験してみて、特にオススメのプログラミングスクール一覧≫
【第1位】TechAcademy:とにかく安く、コスパのよいスクールに通いたい人向け! レビュー記事
【第2位】RaiseTech:Web制作だけでなく、副業で案件を取る営業方法まで学びたい人向け |レビュー記事
【第3位】RUNTEQ:ベンチャーの自社開発企業へエンジニアとして転職したい人向け | レビュー記事
【第4位】ポテパンキャンプ:サーバーサイドエンジニアに未経験から転職して年収700万円代を目指したい人向け! | レビュー記事
【第5位】Aidemy:Python・AIに特化したプログラミングスクール。AIを活かした仕事に就きたい人向け | レビュー記事
「エンジニアに転職するにはポートフォリオが必要って本当?」
転職をするためのポートフォリオを作成したいと思っているけど、
- エンジニアのポートフォリオって何?
- 作成するために何が必要かわからない…
というような悩みを持っている方もいらっしゃるのではないのではないでしょうか。
この記事では、未経験エンジニア志望で採用をもらうためのポートフォリオの作成方法について解説していきたいと思います。

目次
エンジニアになるためのポートフォリオとは?未経験でも必要?


- ポートフォリオが持つ役割とは
- 未経験でもポートフォリオを作成するべき理由
上記の2点について解説していきます。
ポートフォリオが持つ役割とは
ポートフォリオとは、あなたの実績や力量を伝えるものです。
企業は採用の際に、以下の点を見ています。
- この人は自走してちゃんと学習できるか
- 将来伸びる可能性があるか
そこで、ポートフォリオは自分のスキルを正確に伝えてアピールするという役割を担っています。
②未経験でもポートフォリオを作成するべき理由


未経験エンジニア志望がポートフォリオなしで就活をする場合、以下のような状況に陥る可能性があります。
- 判断材料が学歴・職歴しかない
- 面接を受けることが出来ない
そのため、自分のポテンシャルを見てもらうためにポートフォリオが必要になります。
未経験からでも出来るポートフォリオの作り方


ポートフォリオを作成するためにやること
- オリジナルアプリを作る
- スキルシートを作る

オリジナルアプリを作る
ポートフォリオを作成するために最も大事なことは、自分でオリジナルアプリを作るということです。
ポートフォリオは自分の実績や力量を示すものなので、まずは自分の技術をアプリ等作れるレベルまで持っていくことが重要になります。
この際、最初から大規模なものを作る必要はありません。
初心者の場合は、技術書などにあるサンプルアプリのようなものを作ってみるといいでしょう。

簡単なクローンアプリができたら、あとは徐々に機能を追加していきましょう。
複数のクローンアプリを開発し、どんどん組み合わせていくことで、オリジナルなアプリ開発がしやすくなります。
スキルシートを作る
次に、スキルシートの作成をしてみましょう。
スキルシートには、自分が実際に使える技術を書きます。
企業の採用担当に会社に貢献できるとアピールする場もなります。
スキルシートが完成したら作ったアプリのポートフォリオを載せましょう。
ポートフォリオとして伝えるべき内容は、主に以下の4点です。
- 現状使えるスキル/ツール
- 現在学んでいること
- 苦労して、実装したこと
- この先やってみたいこと

失敗しないポートフォリオ作成時のポイント
失敗しないポートフォリオを作成する際のポイントは、以下の4点です。
- 実務で利用する言語であるか
- Web制作・Webアプリ開発の場合ソースコードが読みやすいか
- 開発したものを公開しているか
- オリジナルかどうか

実務で利用する言語であるか
何度も言いますが、企業が採用をする際にその人は会社に貢献してくれるか?将来伸びる可能性があるか、という点を見ています。
そこで、企業が使うプログラミング言語が利用されているかどうかは重要になります。

Web制作・Webアプリ開発の場合ソースコードが読みやすいか
企業の採用担当は時間を割いてポートフォリオを見てくれます。
そこで、コードが見やすくする配慮をすることはなお良いでしょう。

開発したものを公開しているか
サービスとしてリリースしているかということもポイントの一つです。
公開していないサービスをポートフォリオとして使用するより、Webページに自分のサービスが公開されているということは武器になります。

オリジナルかどうか
オリジナルかどうかは最も重要なポイントになります。
特にベンチャー企業の場合、開発意図の面白さを重要視しているので新規実装をしているか否かが見られます。
また、プログラミングスクールで書いたものをそのままポートフォリオとして使用してしまうと自らコードが書けないと解釈されてしまう可能性があります。

独創的なアイディアでアプリ開発していることが伝わると良いでしょう。
3/②スクールのポートフォリオは書かない
採用する側は「はいはい見たことありますわまたこのポートフォリオか」ってなるので、極力スクールのポートフォリオは使わない。
コピペポートフォリオは「私は自分の頭で考えてアプリ実装できません」と意思表示しているみたいなものなので、使わない。
— DAI (@never_be_a_pm) June 20, 2020
ポートフォリオサイトの参考例


職業別ポートフォリオの作り方
- Web制作系の場合
- Webアプリ開発の場合
- Webデザイナーの場合
Web制作系の場合
Web制作系のエンジニアは、Web上で公開されるホームページなどの開発や運用を行います。

Web制作系のポートフォリオは以下の形式を参考にしてください。
---------------------------
現在できること
---------------------------
## アプリ側
- フロント言語:HTML, CSS, JavaScript, jQuery, PHP
- フレームワーク:Bootstrap, WordPress
- サーバー設定, ドメイン設定
## 各種ツール
Filezila
Github
Visual Studio Code
Slack
----------------------------
学んでいることについて
----------------------------
・現在、~について学んでいます。
----------------------------
最近開発中に苦労したこと
----------------------------
・~の機能実装を行う際に、xxxのエラーが出ていましたが、
Qiitaなどを参考に解決することができました。
----------------------------
このさきやってみたいこと
----------------------------
----------------------------
ポートフォリオ
----------------------------
Webアプリ開発の場合
Webアプリ開発のエンジニアは、Webブラウザから利用できるWebアプリケーションを開発を行います。
先ほどのWeb制作系とは違い、サーバーサイドの言語を取り扱う必要があります。

Webアプリ開発エンジニアのポートフォリオは以下を参考にしてください。
--------------------------- 現在できること --------------------------- ## アプリ側 - 言語 Ruby - フレームワーク:Ruby on Rails - firebase - クラウド:AWS, GCP - テスト自動化 RSpecを利用した、単体テスト設計、TDD開発 ## 各種ツール GitHub Slack Sourcetree Illustrator Figma ## その他 - Gitを使ったチーム開発経験 - アプリリリース予定 - Photoshop(実務経験あり※前職で求人広告バナーを制作) ---------------------------- 学んでいることについて ---------------------------- ・現在、~について学んでいます。 ---------------------------- 最近開発中に苦労したこと ---------------------------- ・~の機能実装を行う際に、xxxのエラーが出ていましたが、 Qiitaなどを参考に解決することができました。 ---------------------------- このさきやってみたいこと ---------------------------- xxxな事業領域で、xxxな技術を使ってxxxエンジニアになりたいと考えています。 理由は、xxxです。 よろしくお願いします! ---------------------------- ポートフォリオ ----------------------------
Webデザイナーの場合
Webデザイナーは、Web制作を進めるにあたってのWebデザインを担当します。
デザインだけではなくクライアントの要望ヒアリングやWebサイトのコーディングなど仕事内容は幅広いことが特徴です。

未経験からエンジニア転職するためにポートフォリオを添削してくれるスクールを検討してみる



Web制作の場合:RaiseTech
RaiseTech(公式):
https://raise-tech.net/
RaiseTechは、現場で使える最新技術を落とし込んだカリキュラムを提供しているプログラミングスクールです。
JavaやAWSのコースもありますが、副業に特化したWordPress副業コースがあります!
案件獲得までがっつりサポート!RaiseTech WordPress副業コース
実は副業で案件獲得するためのコースを開いているのはほぼRaiseTechのここだけ。
RaiseTech副業コースの特徴としては、以下3点があります。
- 現場でフロントエンジニアをしている、月単価80万以上の講師のみ採用している点
- 実際にフリーランスで働いている人から、案件の取り方をしっかりとレクチャーしてもらえる点
- 現場で使われる技術を、プロから学べる点
RaiseTechは、プログラミングを学ぶだけではなく、副業での営業方法を学んだり、実際にスクールを受講しながら仕事をやってみたい方にはおすすめです。
RaiseTechの場合は、かなり現場レベルのコースが学べます。
カリキュラムはこんな感じ。
ちょっとよくわからないかもしれませんが、ほかのスクールがカバーしない範囲の、より実務的なスキルを学ぶことができます。
値段はほかのスクールと比較すると値が張りますが、案件獲得から納品まで、がっつりと学びたいならRaiseTechがオススメです。
料金 | ¥261,800 / 2カ月 ¥173,800 / 2カ月 (学割) |
学習内容 | Webデザイン,WordPressテーマ開発, 案件獲得の営業など |
講師の充実度 | 月単価80万以上の現役エンジニアのみ採用 |
公式 | https://raise-tech.net/courses/wordpress-sidejob-course |
RaiseTechにはトライアル受講制度というものがあって、なんと受講をはじめて2週間以内であれば全額返金されます。
なので、受講しようか迷っている方は実際に2週間受けてみてから判断すると良いと思います。
RaiseTech 公式:https://raise-tech.net
Webエンジニアの場合:RUNTEQ
RUNTEQはスタートアップ特化の就職直結型Webエンジニア養成スクールです。
「スタートアップ転職or就職したい」という目標が明確な人におすすめです!
- スタートアップ特化で、すぐにフルスタックエンジニアとして活躍できるように実務を意識したカリキュラム
- オンラインでも教室がWeb上で常時開設されていて、気軽に勉強する空間が手に入る
- しっかりと学習を進めて選抜試験に合格すると、Rails企業に紹介してもらえる
- スクールの規模がまだ大きくないので、よい講師に当たりやすい
他のプログラミングスクールと比較しても、「スタートアップで必要とされる人材育成」にかなり特化している点が特徴です。
転職&独立サポートでいうと、
- キャリアアドバイザーによるキャリアについての面談
- 現役エンジニアによるポートフォリオのアイディア・設計レビュー
- 現役の採用担当者による書類の添削・模擬面接
- 企業選考カリキュラム経由の企業紹介
などが特徴です。
特に、4つ目の企業紹介ですが、RUNTEQで作成された技術試験に合格した場合、RUNTEQと提携しているWeb系の企業を紹介するサービスがあります。

プログラミングスクール修了後にスタートアップ転職をすぐに目指したい人は、RUNTEQの受講をぜひ視野に入れてみてください。
ということで総合評価はこちらになります。
サポートの質 | ★★★★★(5.0) |
講師の質 | ★★★★★(5.0) |
カリキュラムのレベル | ★★★★★(5.0) |
転職支援の質 | ★★★★★(5.0) |
価格の安さ | ★★★☆☆(3.0) |
総合点 | ★★★★☆(3.8) |
無料説明会も行っているので、疑問や質問ががある方は申し込んでみると良いと思います。
また、公式ホームページでは無料でお試し学習カリキュラムを受講することができるので、実際の授業がどんな感じか気になる人はぜひ受けてみてください!
RUNTEQ生はこう、明らかにオリジナル!って感じの高品質なポートフォリオを出される方が多くて良いですね〜
— たろふ | Webエンジニア(Laravel) (@taro_6974) June 13, 2020
RUNTEQは、現役エンジニアの方からも評価されていました。
エンジニア経験者はフリーランスエージェントを活用するのがおすすめ


エンジニア経験者の方がフリーランスエージェントに登録することのメリットとしては、以下の通りです。
- 登録することで、ポートフォリオの書き方などを教えてくれる可能性がある
- ポートフォリオを作成することでオファーがくるかチェックできるので、登録しておくと現状の自分の立ち位置などが把握できる

Midworks
Midworksは、IT系のフリーランス向けの案件紹介サービスです。

Midworksの大きな特徴は以下の3点です。
- 豊富な案件数
- フリーランスでも正社員並みの保証
- 低マージン+単価公開でクリアな契約
特徴①:豊富な案件数
2020年、9月現在の求人数ですが、エンジニアの案件が多めになっています。
エンジニア | 215件 |
アナリスト | 1件 |
企画・マーケティング | 35件 |
Webディレクター | 4件 |
Webデザイナー | 19件 |
特徴②:フリーランスでも正社員並みの保証
Midworksは、自分に合ったスキルや要望に関連した仕事を紹介してもらうだけではなく、以下のような保証もあります。
- freeeの無料利用や弁護士の無料紹介などの「税務保障」
- 「保険補助」
- 交通費や書籍代を支援する「経費補助」
- ご参画中に案件と案件の間でブランクがあっても給与を保障する「給与保障制度(審査あり)」

特徴③:低マージン+単価公開でクリアな契約
一般的的なフリーランスエージェントの場合、エージェントのマージン率は25%~30%。

そのため、他のエージェントと比較すると案件単価が高いのが特徴です。
Midworksの登録方法

ミッドワークスに無料登録する手順(簡単です)
- 「Midworks」の公式ページにアクセスして無料登録ボタンをクリックする
- 登録情報を入力して完了(30秒ほど)
レバテックフリーランス
案件数 | 約10000件 |
最低稼働日数 | 週3日~ |
主な求人ジャンル | Webエンジニア、Webディレクター |
公式サイト: | https://freelance.levtech.jp/ |
レバテックフリーランスは、レバテック株式会社が運営しているフリーランスエンジニア向けのエージェントです。主な特徴としては、
案件の数も豊富で、無料登録すると見られる非公開案件の中には魅力的な穴場案件が数多く眠っています。
レバテックフリーランスの大きな特徴としては、
- 業界最高水準の案件単価
- エンジニア業界に精通したエージェントが案件サポートをしてくれる
- 案件数が多い
①業界最高水準の案件単価
特に目を見張るのは、業界最高水準の案件単価です。
平均報酬額71.1万円と、非常に高くなっています。
また、職種ごとに案件の平均単価もみれます。
②キャリアコンサルタントの質が高い
レバレジーズのノウハウが共有されているので、エンジニア業界に精通したエージェントがサポートしてくれます。
また、誰がどの案件のサポートしたかも一目瞭然なので、安心して相談することができます。
③求人数が多い
2020年、7月現在の求人数ですが、
- エンジニア
- Webディレクター
の案件が比較的多めになっています。
プログラマー | 1818件 |
プロジェクトマネージャー | 502件 |
フロントエンドエンジニア | 228件 |
SE | 2764件 |
インフラエンジニア | 1941件 |
ネットワークエンジニア | 411件 |
PMO | 272件 |
ミッドワークスなどのITフリーランスエージェントと併用しつつ、自分にあった案件を見つけてみましょう!
レバテックフリーランス(公式):
https://freelance.levtech.jp/
まとめ
以上、未経験エンジニアのためのポートフォリオ作成方法について解説しました。
今回紹介したポートフォリオの内容をを参考にぜひ作成してみてください。
この記事で紹介したプログラミングスクール
Web制作なら
Webエンジニアなら