エンジニアに未経験から転職するためにやるべき3ステップ【知らないと後悔します】

この記事を読んでわかること
- 未経験でもエンジニアになれるの?
- 未経験からエンジニアになるためにやるべきことは?
- エンジニア転職で失敗しないためのコツは?
エンジニアは稼ぎやすく、フリーランスエンジニアの月給相場は50万円以上です。
年で換算すると、平均500万円以上の給与を狙いやすい仕事です。(労働統計要覧)
リモートワークでも働きやすいので、転職したいと思っている人も多くいます。
その一方で、「エンジニア転職に失敗した!」と悩まれる方も多くいらっしゃいます。
今回はエンジニアに未経験から転職するうえで、知っておくべき知識について解説します。

僕自身もエンジニア転職をしていた時に、実際に現役エンジニアや採用担当の人から転職市場の話を聞きましたが、「全然ネットと書いてあることが違う!」と驚きました。
周りに現役のエンジニアがいるなら、転職市場について直接聞きましょう。
もし周りにいなければ、最低でも転職活動を本格的に始める前に、IT領域に強い転職エージェントのキャリアアドバイザーにキャリア相談しましょう!

- 現状でどのくらいのレベルの求人なら応募可能なのか
- 求めているレベルの会社に就職するには、どのようなポートフォリオが必要?
- 今の未経験エンジニアの転職市場をもとに最新の情報は?
- コードが書ける求人の見方は?
などを親身に相談にのってくれます。
そのため、転職エージェントを使って転職するかしないか問わず、一度リクルートエージェントやワークポートに登録して、情報収集のために相談をしてみるのがおすすめです。
私自身も、リクルートエージェントやワークポートを利用して、「コードを書ける仕事に転職するためには、どのくらいのスペックが求められるのか」を聞いてみて、現在の立ち位置とどのくらいのレベル感の会社なら転職可能か分かりました。
- リクルートエージェント(公式:https://www.r-agent.com/)
エンジニアの未経験求人数が業界最大級。未経験向け求人が多いので、IT業界全体の動向を理解するうえで無料登録しておきましょう。 - ワークポート(公式:https://www.workport.co.jp/)
IT転職に強い。IT未経験求人が多く、もともとIT系特化の転職エージェントなので、キャリアアドバイザーがIT業界にかなり詳しいです。
※最新情報(2021年11月追記)
現在はどちらもリモート面談を実施できます。僕自身も家にいながら面談することができました。
将来フリーランスになりたい人、自分でプロダクトを作りたい人は、転職エージェントだと理想的なキャリアを描ける求人は見つかりにくい傾向にあります。
その場合、RUNTEQのような質の高いWeb系エンジニアスクールに行ってスキルを身につけましょう。
即戦力レベルの技術が身に付くので、転職活動を有利に進められます。

\ おすすめのスクール /
- RUNTEQ(公式:http://runteq.jp/)
Web系エンジニアの転職に強いスクール。正直、転職目的ならここよりもちゃんとしたスクールは見たことないです。
目次
エンジニアの現状と将来性
まず前提として、企業のDXが進みIT業界の市場が伸びている一方で、人材が不足しています。
つまり、「需要があるのに供給が追いついていない」ということです。
経済産業省が出しているデータによると、2030年には約45万人ものIT人材が不足すると予想されています。
こういった背景からも、エンジニアの将来性は非常に高いことは明らかです。
エンジニアの種類は?

「エンジニアって、黒い画面にコードを書くお仕事でしょう?」と思っている人も多くいます。
しかし、エンジニアの仕事は職種や業界によってかなり差があります。
例をあげると以下の通りです。
- フロントエンドエンジニア: Webサイトの見た目の部分を実装するエンジニア
- サーバーサイドエンジニア: データベースと画面の処理をつなげるコードを書くエンジニア
- インフラエンジニア: Webアプリが動作する環境を整備するエンジニア。いわゆるコードはあまり書かない
- ネットワークエンジニア:PCの構築・保守・運用/管理を担当するエンジニア
- システムエンジニア:要件定義から詳細設計までシステム開発の上流工程を担うエンジニア
- プログラマー:仕様書をもとにプログラミングを行い、プログラム構築を担当する
- テストエンジニア: 作ったアプリをテストするエンジニア。ほとんどコードは書かない
- ITコンサル(導入):顧客に導入するシステムを顧客と話しながら要件定義をするようなエンジニア
- ITコンサル(保守):顧客に導入した後のシステムをメンテナンスするエンジニア
他にもさまざまなエンジニアの職種がありますが、どれも全て立派なエンジニアの職種です。


未経験者がエンジニア転職するときの注意点
未経験者がエンジニアに転職するときの注意点は以下の4つです。
- 未経験OKの求人はSESが多い
- 未経験OKでもポートフォリオは必須
- 未経験OKの求人は若い方が有利
- 人手不足の企業が未経験OKの求人を出していることもある
それぞれの注意点について確認していきましょう。
未経験OKの求人はSESが多い
SESは「System Engineering Service」の略称で、簡単にいうとSEを専門的に扱う人材派遣会社のことです。
SESに入社すると、必然的に他の企業へ配属されて、客先常駐として働くことになります。
現在はホワイト化が進んでいる企業も存在しますが、なかにはブラックなSESもあるので注意が必要です。
人を派遣すれば利益になるため、ブラックなSESでは経歴を盛って他の企業に出向かせたり、派遣しておいてエンジニアと全く関係ない仕事をやらせたりすることもあります。
SESに就職するときは、事前に口コミや会社情報を入手して、優良企業なのか確認しておきましょう。

未経験OKでもポートフォリオは必須
エンジニアとして就職活動をする場合、良い条件の企業を目指すほど高い質のポートフォリオが必須になります。
20代前半のうちはポテンシャルで採用されることもありますが、自社開発企業などの条件の良い企業に入社したい場合は良質なポートフォリオを用意した方が良いです。
ポートフォリオは、未経験からの転職でも十分なスキルがあることを示す材料になり、実務についていけるか判断する指標になります。
一度作成したポートフォリオで満足するのではなく、転職活動中にもらったフィードバックを参考にして日々アップデートを続けていき、就職の成功率を高めていきましょう。

未経験OKの求人は若い方が有利
エンジニアに限ったことではありませんが、転職をする際は若い方が有利になります。
年齢が若い人の方が知識の飲み込みが早く、実務の経験がなくてもポテンシャルで採用される可能性が高いからです。
25歳以降になると未経験向けの求人の幅がどんどん狭まっていくため、なるべく早いうちに行動を起こしましょう。
29歳を過ぎると、管理職の経験も問われるようになるため、完全未経験だと転職が難しくなるので注意が必要です。

人手不足の企業が未経験OKの求人を出していることもある
未経験OKの求人を出している企業のなかには、慢性的な人手不足に悩んでいる会社もあるので注意してください。
企業が成長し続けていて人手が足りないのであれば問題ありませんが、ブラックな環境で人の出入りが激しいため、未経験者にOKを出している可能性もあります。
事前に求人ページで離職率を確認したり、口コミサイトで評判を見たりしておきましょう。
明らかに離職率が高い場合や、ワークライフバランスを重要視する30〜40代が少ない企業は避けることがおすすめです。

未経験からエンジニアになるための3ステップ

- 業界知識がない
- 趣味でもいいからプライベートでもコードを書いたことがない
という人は、コードを書くエンジニアとして採用されることは基本的にはないでしょう。

基本的に未経験でフロントエンドエンジニアやサーバーサイドエンジニアを採用したいと思う企業は、ごく稀です。

「未経験でも●●に転職できますか?」という疑問を持ったら、まずは企業側がなぜ未経験で採用しているのか、理由を調査してみるのがおすすめです。
例えば、エンジニアで未経験OKの場合、低単価で事務作業をやらせたいか、会社でエンジニアを育成できる仕組みがあるかのかのどちらかになります。
— DAI (@never_be_a_pm) October 12, 2019
では未経験からエンジニア転職するにはどうすればいい?
では、どうすれば未経験からエンジニアに転職できるのでしょうか。ここからは、方法論になります。
結論から言うと、以下の3ステップを達成することが重要です。
- プログラミングの基礎を学ぶ
- エンジニアの業界知識をしっかりとつける
- オリジナルアプリを作り、ポートフォリオを準備すること

ステップ①:プログラミングの基礎を学ぶ
エンジニア転職にチャレンジしたい方は、まずプログラミングの基礎を学びましょう。
基礎学習は無料でOKなので、2週間で学びましょう。

学ぶべき言語は次の通りです。
Webサイトを作りたい場合
Webサイトを作りたい場合は、基本的に以下の言語を学びましょう!
- HTML
- CSS
- JavaScript
- jQuery
- BootStrap
Webアプリを作りたい場合
TwitterのようなWebアプリを作りたい場合、HTML/CSS/JavaScriptのようなフロントエンド言語に加えて、サーバーサイド言語について学んでみる必要があります。
- HTML
- CSS
- JavaScript
- Ruby(Ruby on Rails)
それぞれの言語を解説します。
HTML
まずHTMLですが、これはページの文字やリンクなどを指定するマークアップ言語です。
例えば、グーグルのホームページをF12ボタンを押すと、以下のようかコードが出てきます。

<div class="" id="fkbx" style="width: 664px;">
<div id="fkbx-text">Google を検索または URL を入力</div>
<input id="q" aria-hidden="true" autocomplete="off" name="q" tabindex="-1" type="url" jsaction="mousedown:ntp.fkbxclk" style="opacity: 0;">
<div id="fkbx_crt"></div>
<div id="fkbx-spch" tabindex="0" aria-label="音声で検索" style="display: block;"></div>
</div>
CSS
次にCSSですが、これはHTMLを修飾するための言語です。
修飾というと分かりにくいですが、簡単に言うと色を付けたり、位置を指定してあげたりすることができます。

例えば、HTMLでClassとIDという指定ができるのですが、その指定されたDIV(.)とID(#)を指定して、色を変えたり背景色を指定することがCSSだとできます。
簡単に説明すると、HTMLでホームページの骨組みを作成し、CSSで画面を装飾、JavaScriptでクリックしたときの動きを付けたりすることで、Webページの見た目を作ります。
#main_title {
text-align:center;
color:white;
background-color:black;
}
.sub_title {
text-align: center;
background-color: LightGrey;
color: white;
}
.sub_detail {
text-align: center;
}
JavaScript
JavaScriptは、HTMLやCSSに動きを付けることができるようになります。

jQuery
JavaScriptでよくやる技をまとめたフレームワークがjQueryです。
Bootstrap
Bootstrapは、CSSやJavaScriptのフレームワークです。
要は、HTMLにちょっと変わったクラスの名前とIDの名前を付けてあげるだけで、CSSやJavaScriptでかっこいい動きを付けたり色を付けたりしていたコードをHTMLだけでできてしまうという代物です。

Ruby, Ruby on Rails
Rubyは日本製のサーバーサイドのプログラミング言語です。
ほかにもPythonやPHPなどがありますが、チュートリアルの量からRubyを個人的にはお勧めしています。

上記全ての言語のコースをクリアしちゃいましょう。
ステップ②:エンジニアの業界知識をしっかりとつける
なによりも大事なのが、エンジニアの業界知識をつけることです。

大体の転職の失敗パターンは、意欲やスキルがないよりも、転職する前に事前情報を調べなかったことが原因です。
どういう職種があり、どういう仕事があり、どんな人が求められているのか、自分の中でイメージできますか?
もし今イメージできていない段階で、転職活動を進めると、こういう未来が待っています。
- エンジニアと言われて入社したのに、業界知識がないので、自分の求めていた仕事像と全く違う職種についてしまう
- 面接で求められていることが一切わからず、期待されていないことばかり答えてしまって転職活動で苦戦する

僕はコードを書くエンジニアをやりたかったのですが、テスターに配属されました。

なので、エンジニアとしてのスキルセットをつけるのは、相当困難に等しかったです。
よくエンジニア志望の方がテスターに配属されることもある。「将来エンジニアになれるから、今頑張れ!」と言われることは多々あるが、経営的に考えて、3年間テスターとして育成した人をWeb系エンジニアに再度育成しなおすくらいなら、新卒で未経験採用して育成したほうが安い。
— DAI (@never_be_a_pm) May 29, 2020
こうならないために、一番やっておくべきことは、なるべく多くの求人媒体で、どういう募集があるのか見て、エンジニア業界がどうなっているのかをしっかりとイメージができるようになることです。
ステップ③:オリジナルアプリを作り、ポートフォリオを準備すること
Progateでプログラミングの基礎を学び終わったら、次はオリジナルアプリを作りましょう。
何カ月も基礎の本をずっとやっている人や資格の勉強をしている方がいますが、Progateで学びたい言語をある程度勉強したら、さっさとオリジナルアプリを創りましょう。

コードを書くエンジニアとして採用されるには、自分でアプリを作ったポートフォリオが重要になります。
これは、スキルとして評価されるというよりも、ポテンシャル=やる気として評価されます。
例えば面接で、以下の2人の人がいたら、どっちを採用したいですか?
- 「めっちゃやる気あります!採用してください!」というAさん
- 「オリジナルアプリ作ってきました!だから採用してください!」というBさん
間違いなく後者が内定します。
口だけでなく、実際に手を動かしていることで「やる気」を証明できているからですね。
ここ最近未経験エンジニアの採用についていろいろな技術者採用の人にインタビューしているけど、みんな口をそろえて「最低限オリジナルアプリないとムリ」みたいなことを言っていた。オリジナルアプリは自分で独学でプログラミング学ぶ姿勢があります!という証明になるのよね。
— DAI (@never_be_a_pm) January 26, 2019
初心者の場合は、まずは技術書などにあるサンプルアプリのようなものを作ってみると良いでしょう。
エンジニアに向いている人の特徴
エンジニアに向いているなと思う人の特徴は、以下の通りです。
- 勉強が好きな人
- モノづくりが好きな人
- 論理的思考能力が高い人

未経験からのエンジニア転職で失敗する人の特徴

実際にエンジニアに未経験から転職して、その後に成功している人・失敗している人の違いを見ていると、失敗する人の特徴としては以下の3つがあります。
失敗する人の特徴
- 転職活動を始める前に、一次情報をしっかりと情報を集めていない
- 一次情報ではなく、ネットの情報だけ集めている
- 実際にエンジニアになるためのコードを書いていない
転職に失敗しないためにもまずはしっかりと足を動かして、現場の採用担当や採用に詳しい方から情報を取得しましょう。
また、転職サイトの求人をみて、どんな仕事なのかをしっかりと把握しましょう。
そして、より本格的に一時情報を取りに行く時は、複数のエージェントに相談してみるのがよいです。

ただし、IT系の転職市場に関しては、キャリアアドバイザーすらもあまり分かっていないことが多々あります。
そのため、複数のエージェントを利用して、ITに詳しいキャリアアドバイザーに出会えることも重要になります。
未経験からエンジニアを目指すなら転職エージェントに相談しよう
未経験から自力でエンジニアを目指すと、上質なポートフォリオの作成や優良企業の情報収集などやることが多いです。
面接対策や書類作成なども並行してやらなければいけないため、ひとりで全部実行しようとすると手間が多くなるでしょう。
転職エージェントを活用すると、自分の条件にあった企業をおすすめしてくれるうえ、業界の深い知見を持ったエージェントからアドバイスをもらえます。
企業が過去に行った面接を分析して、よく出る質問を教えてくれることもあるので、未経験からでも効率的に転職活動が可能です。

未経験からのエンジニア転職におすすめの転職エージェント2選
これからエンジニアを目指す方向けに、おすすめの転職エージェントは以下の2つです。
おすすめの転職エージェント2選【最低1社は登録しておいたほうがいいです!】
- リクルートエージェント:迷ったらまずはここ。転職エージェント業界最大級の求人数&転職実績多数。
- ワークポート:IT領域の求人に強い転職エージェント。IT業界志望なら登録しておいて損はないと思います。

2つの転職エージェントの特徴をそれぞれ解説しますね。
リクルートエージェント:転職エージェント業界最大級の求人数
リクルートエージェントは、求職者が多数利用している、大手総合型転職エージェントです。
様々な業種の取り扱いも多く、はじめて転職エージェントに登録するならまずはリクルートエージェントがおすすめです。
リクルートエージェントに登録するメリットはなんといってもIT系の求人数が多いのがポイントです。
求人数 | 165,334件 |
エンジニアの求人数 | 42,041件 |
未経験OKのエンジニアの求人数 | 4,434件 |
IT系の公開求人数(2022年2月現在、各職種の該当検索数:https://www.r-agent.com/)

IT未経験の方でも、会社によってはITに関する研修があるため、転職後も安心して働くことが可能です。
デメリットとしては、アドバイザーの質にばらつきがある点です。
特に入社したばかりの新卒の人がアドバイザーにつくこともあります。
登録するとより詳細な求人が見られるので、以下のような対策を取ることがよいでしょう。
- エンジニアでどんな求人があるのかを見て、何が求められているのかを把握する
- 実際にエージェントに相談しつつ、現状のレベルで未経験から転職できるか相談する
- 就活対策や面接対策制度を利用する
そして、未経験可能な案件を調べる方法は、リクルートエージェントの検索画面から、職種を「SE・ITエンジニア」を選択します。
そして、こだわりの部分を「未経験でも可」を選択して、「検索」を押します。
そうすることで、未経験OKな案件を調べることが可能なので、ぜひ一度調べてみてください。

ワークポート:IT領域の求人に強い転職エージェント
公式サイト:https://www.workport.co.jp/
拠点 | ※現在はリモート対応可 (2022年2月現在) 東京 / 札幌 / 仙台 / 埼玉 / 横浜 / 千葉 / 名古屋 / 大阪 / 京都 / 神戸 / 岡山 / 広島 / 福岡 |
求人数 | 50,807件(2022年2月現在) |
エンジニアの求人数 | 15,337件(2022年2月現在) |
未経験OKの求人数 | 5,161件(2022年2月現在) |
強み | ・元IT専門の転職エージェントのため、IT業界のキャリアカウンセリングがかなり詳しく、親身な対応をしてくれる点 ・現在は総合型エージェントで、求人数も大手並に多い点 |
おすすめな人 | ・IT業界に未経験から転職したい人 ・IT業界の求人を幅広く得たい人 ・IT業界全般に強いキャリアアドバイザーを求めている人 |
公式サイトより引用(https://www.workport.co.jp/)
ワークポートは、IT業界の求人に強いことで評判の総合型エージェントです。
ワークポートの大きな魅力は、未経験でも応募できる求人が多い点と、キャリアアドバイザーがIT領域に詳しい点です。

一般的な転職エージェントのIT系求人の多くは、経験者向けの求人がほとんど。未経験者でも応募できる求人はあまり多くありません。
ですが、ワークポートは未経験からIT業界へ転職を目指す方でも使い勝手の良い転職エージェントだと感じました。
さらに、未経験OKの求人も5,161件と多くあります。
未経験OKの求人情報を調べる方法は、まずワークポートの最初の画面の右上を押すと、このようなメニューが出てきます。
そこの「詳細条件から探す」を押します。
そこから、下の方にある「未経験・第二新卒系」をクリックして、右上にある「未経験・第二新卒系すべて」にチェックを入れます。
そこから、「この内容で検索する」を押すと、未経験OKの求人情報が出てくるので、ぜひ参考にしてみてください。
公式サイトより引用(https://www.workport.co.jp/)

未経験からエンジニア転職するならどういう会社が良いか?

僕の見ているポイントは、次の3点です。
- その企業の従業員規模はどのくらいか
- その企業にエンジニアで優秀な方がいるか
- 取引先と自社プロダクトは?
ポイント①:その企業の従業員規模はどのくらいか

理由は、あまりにも人が少ないとエンジニアの上司がいないかもしれません。
また、従業員規模があまりにも多いと、末端の仕事しかできない可能性が高いからです。
ポイント②:その企業にエンジニアで優秀な方がいるか
個人的には、以下のような会社の規模感をおすすめしています。
- 50-100名規模の中小企業
- エンジニアも複数いるような会社
- 会社が資金調達をしていて、エンジニアの養育のために外部から技術顧問やフリーランスエンジニアを入れたりしているような小規模な自社開発のベンチャーなど

客先常駐のSIer、SESのような雇用形態の会社は、スキルが身につきにくいです。
また、身につくスキルが時代遅れな点、希望部署に配属されずにコードを書けない可能性があるなどのリスクをふまえると、しっかりと事前調査が必要です。

一方で、入社ハードルは低いので、エンジニアとしてファーストキャリアをSESにして、自社開発の企業に転職するようなパターンも一つの選択肢になりえます。
ポイント③:取引先と自社プロダクトは?

例えば、クライアント先のプロジェクトが銀行の基幹システムを作るようなものであれば、入社した後に似たような業態のサービスで働く可能性が高いです。
独学でエンジニアになることは可能?
記事で何度も説明してきたとおり、エンジニア転職するには、オリジナルのポートフォリオが必須なんですよね。
ただ、独学でゼロからやろうとすると、相当時間がかかりますし、ほとんどの人が挫折します。

独学でやってみて、つらかったこととしては、こんな感じです。
- エラーの解決方法が全く分からず、3日間悩んでしまう
- 目標を達成するために、何を勉強すべきか全くわからなくなる
- いくら調べて勉強しても、具体的なサイト・アプリが作れる気がしない…
僕の場合は、プログラミングスクールを経営している友達がいたので、彼に途中からメンターに入ってもらったのですが、かなり学習効率が上がりました。
- 3日間悩んでいたことが30秒で解決できるようになった
- 目的から逆算して何を学べばいいかわかり、やる気が上がった
- エラーも自己解決できるような学習方法が学べた
一気に効率的に学習できるようになり上達しました。

未経験からのエンジニア転職におすすめのプログラミングスクール3選
エンジニアに転職するためにスクールに通う場合、何を重視するかによって選ぶべきスクールは変わってきます。
- 価格重視!コスパ良く、転職・副業・独立できるスキルを身につけたい
→TechAcademyがおすすめ - 転職重視!確実に転職できるような高いレベルのスキルを身につけたい
→ポテパンキャンプかRUNTEQがおすすめ

TechAcademy
公式サイト:https://techacademy.jp/

学習言語 | HTML,CSS, PHP |
受講場所 | 完全オンライン |
期間 | 4週間~ |
講師 | 現役エンジニア |
主なサポート | ・毎日の毎日15時〜23時のチャットサポート ・週2回のマンツーマンメンタリング |
料金 | ¥174,900(学生:¥163,900) |
全額返金保証 | なし |
転職紹介 | 受講生限定のスカウトサイト |
引用:https://techacademy.jp/※2022年2月現在

TechAcademyは、最短4週間で未経験からプロを育てるオンライン完結のスクールです。
Web制作をやってみたい!という方には、以下の2つの理由で特におすすめです。
- 完全マンツーマンなので、受講者一人ひとりに合わせたアドバイスをしてくれる
- WordPressに特化したコースがある
①完全マンツーマンなので、受講者一人ひとりに合わせたアドバイスをしてくれる
現役エンジニアのパーソナルメンターがつくことで、以下のことができるようになります。
- 挫折する可能性がぐっと下がる
- 自立して学習できるようになるので、スキルアップに繋がる
①挫折する可能性がぐっと下がる
まず、プログラミングを学ぶほとんどの人が、モチベーションが続かず最初につまづいて辞めてしまう傾向にあります。
パーソナルメンターがいれば、最初の一番きつい学習期間を一緒に乗り越えられるので、学習が継続します。

②自立して学習できるようになるので、スキルアップに繋がる
Web制作の現場は、常に自分で調べながら学び続けなければいけませんが、なかなか自分自身の力でエラーを解決するのは難しいですよね。
マンツーマンのメンターがいると、プログラミングの課題をどうやって解決すればいいか、「学習方法」を学ぶことができます。
- 週に2回の面談
- リアルタイムでのチャット質問
ができるので、受講者の方も非常に学習が進めやすかったそうです。(インタビュー記事より)

カリキュラムでは学習のサポートをしてくれる担当メンターが1人就いてくれます。週2回のオンライン面談があり、分からないことがあれば、そこで質問も出来ました。
②Wordpressに特化したコースがある
そんなWordpressに特化したコースがTechAcademyにはあります。
料金は一番短いプランであれば17万円ほどなので、かなり安いです。

無料体験に申し込むと、以下のような特典があります!
- HTML / CSSの学習コースを無料で体験できる
- 1回分の現役エンジニアとのビデオチャットで相談できる

TechAcademyの口コミ
メンタリング2回目終了
メンターさんとの会話で、かなり具体的なプログラマーとしてのマインドとか将来性についてお聴きできたのがものすごいためになりました。
もう少し自分のペースを上げていきたい、明日よりまた頑張ります#テックアカデミー— Taka (@swift_takashi) August 17, 2021
今日のふり返り
☑︎#テックアカデミー WebデザインコースLesson08(途中)今日初めてチャットを利用。質問したらわずか数分で丁寧なお返事が来ました!
私もいつか誰かのメンターになれるくらいの知識をつけたい、がんばろう。— アコ┊Webと印刷物 (@2021Aco) August 17, 2021

ということで、 TechAcademyの評価です。
サポートの質 | ★★★★★(5.0) |
講師の質 | ★★★★☆(4.0) |
カリキュラムのレベル | ★★★★☆(4.0) |
転職支援の質 | ★★★☆☆(3.0) |
価格の安さ | ★★★★★(5.0) |
総合点 | ★★★★☆(4.2) |
ポテパンキャンプ
公式サイト:https://camp.potepan.com/

学習言語 | Ruby, Ruby on Rails,HTML+CSS,JavaScript |
受講場所 | 完全オンライン |
期間 | 5ヶ月間(20週間) |
現役エンジニア講師 | 〇 |
主なサポート | ・チャットサポート ・コードレビュー ・オリジナルアプリの開発支援 ・自社開発企業への転職支援 |
料金 | Railsキャリアコース 税込440,000円 |
オススメな人 | ・自社開発企業に転職したい方 ・超実践型のプログラミングスクールに通いたい方 |
転職紹介 | 自社開発企業を紹介 |

料金でいうと『TechAcademy』よりは高くなりますが、その分実務レベルのスキルが身につき、なおかつ求人の質が良いです。
ポテパンキャンプのいいところは、挙げるときりがないのですが、絞ると以下3点です。
- ポテパン卒だと転職先で「即戦力扱い」されるレベルの教育の質
- エンジニアとしてキャリアを伸ばすのには欠かせない「自社開発企業」のみを紹介
- 良心的な価格

①ポテパン卒だと転職先で「即戦力扱い」されるレベルの教育の質
まず、ポテパンキャンプは、プログラミングスクールの中で最高レベルの教育の質です。

僕自身、すでに5社くらいプログラミングスクールを取材していますが、正直どのスクールにいっても「即戦力」には程遠いんですよね。

「入社した会社よりもポテパンキャンプの方が厳しかったので成長できた」と現役エンジニアに言わせるほどです。
僕が実際に卒業生にインタビューした方の中にはフリーランスエンジニアにすぐ独立して、すごい高給取りになっている人もいました。
②エンジニアとしてキャリアを伸ばすのには欠かせない「自社開発企業」のみを紹介
また、ほかのプログラミングスクールって、自社開発の企業をなかなか紹介してくれないんですよね。
転職ハードルが非常に高いからです。

でも、ポテパンキャンプは「完全に自社開発企業しか紹介しない!」というスタンスでやっています。

本気でちゃんとスキルアップできる求人を紹介するために、ポテパンキャンプは妥協しません。
ちゃんとやり切れる人であれば、実践レベルのプログラミングスキルを身に付け、転職まで成功することができます。
ポテパンキャンプの口コミ
今実は、複数のプログラミングスクールのインタビューや体験をさせてもらってるんですが、Web制作をがっつりやるならCodeCamp、サーバーエンドエンジニアになるならポテパンキャンプがめちゃくちゃよいです。(続く
— DAI (@never_be_a_pm) March 21, 2019

ということで、ポテパンキャンプの評価です。
サポートの質 | ★★★★★(5.0) |
講師の質 | ★★★★★(5.0) |
カリキュラムのレベル | ★★★★★(5.0) |
転職支援の質 | ★★★★★(5.0) |
価格の安さ | ★★★☆☆(3.0) |
総合点 | ★★★★☆(4.6) |
「本気で転職したい!」という人には圧倒的におすすめなプログラミングスクールです。
「ポテパンキャンプいいかも!」と思ったら
ポテパンキャンプのことが気になったら、ぜひ一度ポテパンキャンプの無料カウンセリングを受けてみましょう。
受講するかはまだ決めてないけどとりあえず相談してみたい!みたい方でも大丈夫です。

\ 本気で即戦力レベルのエンジニアになりたいなら/
RUNTEQ
公式サイト:https://runteq.jp/

学習言語 | Ruby, Ruby on Rails,HTML+CSS,API,Vue.js |
受講場所 | 完全オンライン |
期間 | 3~9ヶ月間(12~36週) |
現役エンジニア講師 | 〇 |
主なサポート | ・現役エンジニアによる学習サポート ・ポートフォリオ制作のサポート ・転職支援 |
料金 | Webマスターコース ¥437,800(税込) |
オススメな人 | ・スタートアップ企業や自社開発企業に転職したい方 ・自分のスキルレベルに合わせてコースを選びたい方 |
転職紹介 | 自社開発企業やスタートアップ企業を紹介 |
RUNTEQは、Webエンジニアの転職に特化したプログラミングスクールです。
変化が激しいWebエンジニア市場を勝ち抜くためには、オリジナルなポートフォリオが必須です。

そういった背景を受けて、RUNTEQではサービス運用まで見据えた完全オリジナルのポートフォリオ作成サポートに力を入れています。
プログラミングスクールRUNTEQ(@_RUNTEQ_ )さん受講しているんだけど、すごくよい!
一般的なスクールのようにただチュートリアルを写経するのではなくて、
・仕様書を読み解いて新規実装
・プルリクエストを通して自動テストで課題解決って感じだから、考えて実装できるようになるな。 pic.twitter.com/z17XdBfVDV
— DAI (@never_be_a_pm) July 25, 2020
実際に僕も受講してみて感じたRUNTEQの良いところは、以下の2点です。
- Webエンジニアとして活躍できるように実務を意識したカリキュラム
- 充実した転職&就職サポート
他のプログラミングスクールと比較しても、「現場で必要とされる人材育成」にかなり特化している点が特徴です。
学習コンテンツが、かなり実務に近いのが特徴で、スクールを卒業してすぐにスタートアップ企業で即戦力となれるようになっています。
今日も今日とてRUNTEQ。
仕様書をもとに、検索機能を実装するタスクが終わった~!
課題が「このGithubのReadme参考にして進めてね!」って感じなので、本当に自分で試行錯誤しながらやらないと進めない。
写経じゃなくて、自分で調べて実装する力がつくな~。 pic.twitter.com/NYZr7DvJmT
— DAI (@never_be_a_pm) July 27, 2020
転職&独立サポートも以下の通り他のスクールと比べ物にならないくらい充実しています。
- キャリアアドバイザーによるキャリア相談
- 現役エンジニアによるポートフォリオのアイディア・設計レビュー
- 現役の採用担当者による書類の添削・模擬面接
- 企業選考カリキュラム経由の企業紹介
RUNTEQでは、独自の技術試験に合格した受講生をRUNTEQと提携しているWeb系の企業に紹介する「若手・未経験エンジニア向けの採用直結カリキュラム」があります。

ポートフォリオはサービス運用を前提に作成しており、RUNTEQ卒業生のポートフォリオがTwitterでバズるというもありました。
RUNTEQがプログラミングスクールなのにバグってるポイント
・受講生のポートフォリオで利用者100人超えがざら
・Qiitaトレンドに載る人多数
・はてブのホッテントリする人も
・Wantedlyでスカウトが来る人も出始める
・転職した人は把握してる限り全員Web系自社or受託自分でも意味が分からん
— ひさじゅ@Web系就職に強いプログラミングスクールRUNTEQ (@hisaju01) March 16, 2021
RUNTEQの口コミ
プログラミングスクールについて知れば知るほどRUNTEQが神がかってたことに気付かされる😂😂😂 https://t.co/Bq0ym7Srqj
— をやゆゔぃ (@kenny_0418) September 11, 2019
RUNTEQさんのカリキュラム、現役エンジニアの視点から見ても非常に良いと思います。
例外処理は特に独学だと難しいところ。
slack通知もカリキュラムに入れているので、OAuth2.0についての理解も進むはずです。 pic.twitter.com/Tenef6VqrG— アラスケ (@ar30suke) March 4, 2020

ということで、RUNTEQの評価です。
サポートの質 | ★★★★★(5.0) |
講師の質 | ★★★★★(5.0) |
カリキュラムのレベル | ★★★★★(5.0) |
転職支援の質 | ★★★★★(5.0) |
価格の安さ | ★★★☆☆(3.0) |
総合点 | ★★★★☆(4.6) |
「RUNTEQいいかも!」と思ったら
RUNTEQでは、入学するにするしないにせよ、まずは1対1のキャリア相談会からスタートします。
RUNTEQ社長のひさじゅさんも、「話だけ聞いてみる感覚でOK」と言われているので、キャリア相談も兼ねてぜひ一度、説明会に行ってみましょう。
RUNTEQの説明会はキャリア相談も兼ねていて、業界の話や色々な駆け出しエンジニアのナレッジについてもお話させてもらってますし、無理な勧誘もしていないので、ちょっと話聞いてみる的な感覚でお気軽に申し込んでみてくださいー https://t.co/lnQwyLmr6Q
— ひさじゅ@Web系就職に強いプログラミングスクールRUNTEQ (@hisaju01) August 31, 2020
まとめ:未経験からエンジニアに転職する方法
本記事のポイントをまとめます。
- エンジニアは需要があるのに人材が不足しているため、これからエンジニアになれるチャンスはある。
- 一口に「エンジニア」と言っても、エンジニアと呼ばれる種類は様々である。
- 何も用意せずに未経験からコードを書くエンジニアとして採用されることはほぼない
- 実際にコードを書くエンジニアとして採用されるためには、オリジナルアプリを作ってポートフォリオを準備することが大切
- 何よりも、エンジニア業界の知識をしっかりつけておくことが大事
そして、未経験からエンジニアになるには以下の3つのステップが重要でした。
- プログラミングの基礎を学ぶ
- エンジニアの業界知識をしっかりとつける
- オリジナルアプリを作り、ポートフォリオを準備すること

未経験からのエンジニア転職に失敗している方の9割が、以下のような傾向があります。
- IT業界を全く理解していないまま、転職活動を進めてしまっている
ネットの情報を鵜呑みにして、業界を理解していないから、間違った会社に転職してしまい、コードが書けない仕事に就いてしまいます。
- 「コードが書けるエンジニア職の仕事は何か?」
- 「そのために必要なスキルはなに?」

\ おすすめの転職エージェント /
- リクルートエージェント
求人数が業界最大級。未経験向け求人が多いので、IT業界の求人を確認するうえで最適です。 - ワークポート
IT転職に強い。IT未経験求人が多く、もともとIT系特化の転職エージェントなので、キャリアアドバイザーがIT業界にかなり詳しいです。
\ おすすめのスクール /
- RUNTEQ:Web系エンジニアの転職に強いスクール。正直、転職目的ならここよりもちゃんとしたスクールは見たことないです。
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