最終更新日:2020/07/10

最近、未経験からエンジニア転職のご支援をしていた方が、転職に成功されました!

Webエンジニアになりたい方の中で、

  • どうやってWebエンジニアになればいいか、全然分からない
  • どうやって求人を見つければいいか分からない
  • Webエンジニアの転職に失敗したくない

という方は多いのではないでしょうか。
実は、自分自身もそんな悩みを持っていたうちの一人。

だから今回は、そんなWebエンジニアに未経験から転職を検討している方向けに、

  • 最低限知っておかなければいけない業界知識
  • 最低限やっておかなければいけない転職準備
  • 具体的な転職方法

について、解説していきたいと思います。

そもそもWebエンジニアって何?

まず、Webエンジニアの定義から。

Webエンジニアは、Web上で動作するソフトウェアを開発するエンジニアのことです。
一般的には、Web系(Webブラウザで動作するアプリ、Webサイト)を開発するエンジニアのことを指すことが多いです。

Webエンジニアには、以下のような分類があります。

  1. Web制作系エンジニア(コーダー):企業のホームページなどを作成
  2. Webエンジニア:メルカリ、TwitterのようなWebアプリを作成
  3. ネイティブアプリエンジニア:iOSやAndroidのスマホで動作するアプリ、Windows, Macなどで動作するソフトウェアの作成

 

Web制作系エンジニア(コーダー)

一般的に、ホームページを受託開発するような会社でエンジニアをする場合、Web制作系エンジニアとなります。

一般的には、デザイナーからもらったデータを元に、Webページの見た目部分を作っていくお仕事となります。

よく使う技術は、

  • HTML
  • CSS
  • JavaScript
  • jQuery

など、フロントエンドの技術となります。

Web系エンジニア

一般的にいわれる、Web系エンジニアは、Web上でWebアプリケーションを作成するエンジニアとなります。
イメージしやすいのは、例えばメルカリやTwitterのようなものですね。

Web系エンジニアは、見た目部分であるフロントエンドと、裏側のロジック部分であるサーバーサイドの部分を両方とも実装することが多いです。

フロントの部分は、コーダーと同様に、

  • HTML, CSS, JavaScript

などを実装でき、さらにサーバーサイドの部分は

  • Ruby[or PHP or NodeJS or C#]のようなサーバーサイド言語
  • Ruby on Rails [ or Laravel, CakePHP]のようなサーバーサイド言語フレームワーク
  • Git

などの技術を利用します。

ネイティブアプリ系エンジニア

ネイティブアプリ系エンジニアは、iOSやAndroidのようなスマホ端末で動作するアプリケーションを開発するエンジニアです。

Web版のTwitterがあるように、iOS版のTwitterもありますよね。あのiOS版を作るのが、ネイティブアプリ系エンジニアと呼ばれています。

基本的には、

  • Swift
  • Kotlin
  • React Native

のような言語を利用する傾向があります。

Webエンジニアに未経験からなるには?

Webエンジニアになる方法ですが、どの業界に行くかによって、若干難易度や学習するスキルが変わります。

Web制作系エンジニア

難易度:★☆☆
学習するスキル:HTML, CSS, JavaScript, jQuery
ポートフォリオ:静的なWebサイト、余力があればWordPressテーマ開発したWebサイト

Web制作系のエンジニアに転職する場合ですが、比較的コーダー職は、初期スキルが低くても入社しやすい傾向があります。

実際に求人サイトでコーダーの募集要項を確認しましたが、正直かなり未経験でも入れるかと思います。

具体的に転職する場合は、HTML, CSS, JavaScriptなどを学習して、簡単な静的なWebサイトを作ってみるのがおすすめです。

Web系エンジニア

難易度:★★☆
学習するスキル:HTML, CSS, JavaScript, jQuery, Ruby, Ruby on Rails, SQL, Git
ポートフォリオ:動的なWebアプリケーション。クローンではなく、自分でゼロから作ったもの

Web系エンジニアの未経験採用は、正直かなり難易度が高くなっています。プログラミングスクールに通っても、全く転職にうまくいかない場合もあります。

具体的にやることとしては、まずはRubyで簡単なWebアプリケーションを作成してみましょう。上記のプログラミング言語を、Progateなどを利用して勉強します。

さらに、Railsチュートリアルを利用して、ゼロから一度アプリを作成します。
その後、ゼロからアプリ開発をしたものを、ポートフォリオにして、面接を何度もすれば、なんとかWeb系エンジニアとして内定することはできるかと思います。

Webエンジニアのキャリアパス

周りのWebエンジニアのキャリアパスをヒアリングした結果をまとめます。

Web制作会社で、コーダーを経験してから、スキルアップでWeb系エンジニアへ

Web制作系のコーダーは、そこまでレベルの高いことをやらないことも多いので、Web制作系の会社でスキルアップして、Web系のエンジニアへ転職することが多いようです。

特に、すでにHTML, CSS, JavaScriptなどががっつりと書けるので、そこからフロントエンドフレームワークReact, Vueなどを勉強し、Web系の会社に転職する場合が多いようです。

Web系エンジニアになる年齢制限はある?

未経験からWeb系エンジニアに転職するには、年齢制限、というか難易度の違いがあります。ざっくりと解説していきますね。

20-29才:

難易度:★☆☆
採用枠:正社員、派遣

20-28才の場合は、ポテンシャル枠でWebエンジニアとして転職できることが多いです。
実際に私が支援した方は、元コンビニ定員からWeb系のSIerに転職されましたが、ポテンシャルをしっかりとアピールすることができれば十分転職可能です。
また、意外にも学歴で評価しない会社さんが多いので、しっかりとポテンシャルがアピールできるポートフォリオがあれば、転職できる傾向があります。

30代前半:

難易度:★★☆
採用枠:正社員、派遣

30代前半だと、ぎりぎり転職できるかできないかくらいだと思います。
というのも、この年齢だと、どうしても即戦力枠で採用されることが多いからですね。
なので例えば、前職で営業経験があり、Web系の案件で営業をやりつつ、開発も任せるような、前職での経験が評価されると思います。

30代後半以上:

難易度:★★★
採用枠:フリーランス

アラフォーになってくると、正直即戦力枠でしか採用されないです。なので、正社員でアラフォーの方をエンジニアとして未経験から採用してくれることはほぼないと思ってください。

ただし、育成を前提としない場合は、この限りではないです。例えば、いきなり起業して、死に物狂いで仕事をとり、なんとか無理やり実務経験を身に付けていくという方法はあります。

実際に、私の知り合いで、未経験からエンジニアになられたアラフォーの方は、実はクラウドソーシングで仕事をとっていました。というのもクラウドソーシングって、即戦力枠なので、とにかく最初の1件をちゃんとこなすことができれば、次の仕事もちゃんとふってくるんですよね。

なので、30代後半から未経験でWebエンジニアになられたい方は、一度ポートフォリオを作って、クラウドソーシングのようなサービスで案件を獲得してみるのがよいと思います。

また、クラウドソーシングで仕事をとる場合は、Web制作系の案件が比較的未経験でもとりやすいのでおすすめです。

Webエンジニアに未経験になるために、必要な学習項目

未経験からなる場合、おそらくコーダーかWebエンジニアを目指すべきなので、それらについて解説しますね。

Web制作系エンジニア

学習項目:HTML / CSS / JavaScript / jQuery / PHP / WordPress / Illustrator / Figma
おすすめ教材:Progate / ドットインストール
学習ゴール:完全オリジナルのWebサイトがWeb上で動作していること

Web制作系エンジニアの場合、基本的にはHTMLのマークアップができることをアピールできれば、あまり問題ありません。少し発展的に、PHPでWordPressテーマの開発ができれば、なおよいと思います。

ポートフォリオは、企業用のホームページを1つコピーして模写してみたり、その企業用ホームページを少しアレンジして、オリジナルのポートフォリオにするのがおすすめです。

Web系エンジニア

学習項目:HTML / CSS / JavaScript / jQuery / Ruby / Ruby on Rails / Git
おすすめ教材:Progate / Railsチュートリアル
学習ゴール:完全オリジナルのWebアプリがWeb上で動作していること

Web系エンジニアを目指す場合は、Rubyでアプリ開発するのがおすすめです。

以前、PythonとRubyのどちらかがいいか聞かれたのですが、ダントツにRubyです。

理由は非常にシンプルで、

  • Rubyに関する教材の質が他の言語よりも高い
  • RubyをWebアプリ開発に採用している会社が多い

からです。例えばPythonに関しては、

  • PythonでWebアプリを開発する教材が、日本には少ない
  • そもそもPythonをWebアプリのフレームワークとして利用していることが少ない

という理由でおすすめできません。

 

 

 

また、最近Web界隈でも多く利用されているJavaScript系のフレームワークも、あまりにも最新の技術すぎて、教材があまり整備されていないので、あまりおすすめできません。

まずは一回Railsチュートリアルを一周して、簡単なWebアプリを作れるようになってから、トライしてみるのがよいと思います。

未経験からWebエンジニアになる方法

具体的に、Webエンジニアになる方法は、4ステップです。

  1. どのエンジニアになりたいか決める
  2. 必要なプログラミングスキルを身に付ける
  3. ポートフォリオを作成する
  4. 自身をアピールするためのSNSアカウントを解説する
  5. 転職サイト・転職エージェントに登録する
  6. 自分にあう求人を条件から紹介してもらう

①どの職種のエンジニアになりたいか決める

まず、コーダーになりたいのか、Web系エンジニアになりたいのか決めましょう。

②必要なプログラミングスキルを身に付ける

上記で解説したプログラミング言語を学べばOK。基本的には、クローンアプリ(チュートリアルに解説された通りのアプリ)をまず作れるレベルになればよいでしょう。

ただ、ここで肌感90%くらいが、独学でつまづくので、もし難しければプログラミングスクールなどを利用してみるのもおすすめです。

関連:【2020年】プログラミングスクールで受講者がおすすめした厳選6社を一挙解説【体験談まとめ】

③ポートフォリオを作成する

このポートフォリオは、実際にWebサイトを公開してみるイメージです。

ゼロから作ったクリエイティビティのあるポートフォリオであればあるほど、内定可能性は上がります。

よくある落とし穴が、クローンアプリを公開してしまうことで、これをやると逆効果になります。

採用担当は自分で考えて作ったかどうか、作った技術について自分の言葉で答えられるかを見ているため、クローンアプリをポートフォリオにすると失敗します。

④自身をアピールするためのSNSアカウントを開設する

次に以下のSNSサイトで、アカウントを作成します。

  • Twitter:日々の学習項目をつぶやく。
  • Qiita: プログラミングで学習をしていて、ハマったポイントをメモする
  • Wantedly: 企業に応募するときに作る、自己紹介ページを作る

採用担当、意外にSNS見てます。なぜかというと、それくらいしかポテンシャルを評価する材料ないんですよね。

なので、しっかり作りこんでおくのがいいと思います。

⑤転職サイト・転職エージェントに登録する

ここまででできたら、さっそく転職活動を始めます。具体的におすすめな転職サイト、転職エージェントは以下の記事にまとめてあるので、是非見てみてください。

≫エンジニアに未経験から転職するためにやること3か条【知らないと後悔します】

自分に合う求人を教えてもらう

エージェントの場合は、条件を伝えればおすすめの求人を教えてくれることが多いです。
自分も知らなかったような会社を多めに知ることができるので、非常におすすめです。

Webエンジニアに未経験になる際にやってはいけないこと

Webエンジニアの転職で、よくあるあるの失敗例を出します。

  1. コピペポートフォリオで、転職活動してしまう
  2. 業界理解ができておらず、転職先でコードが書けない会社に転職してしまう

①コピペポートフォリオで、転職活動してしまう

これ、最悪なのでやめましょう。
採用担当は、多分履歴書みて落とします。
というのも、似たようなことをする未経験者が多く、そのようなポートフォリオにはうんざりしている可能性が高いからです。

特にプログラミングスクール卒の人には多いので、注意しましょう。

②業界理解ができておらず、転職先でコードが書けない会社に転職してしまう

エンジニア未経験の人が、転職エージェントが「エンジニア」として紹介される案件は、「コードが書ける職種」ではないことに注意が必要です。キャリアアドバイザーはエンジニアリングを理解していないので、エンジニアだと信じてテスターやエクセル職人職に送客しているケースが多いです。

最後に

ということで、Webエンジニアになる方法をまとめました。

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