【2021年版】Webマーケティングに強い転職エージェントおすすめ9選
「Webマーケティング業界への転職におすすめの転職エージェントはどこ?」
そんな悩みを持っている方向けの記事です。

Webマーケティング業界に興味を持ち、Webマーケティングスキルを伸ばしながら働けるような会社へ転職を考えている人は多いと思います。
そこでこの記事では、未経験の人にもおすすめできる転職エージェントを紹介します。
本記事の結論を先に出すと、エージェント選びで迷ったら、まずは以下の転職エージェントを利用してみるのがおすすめです。
- リクルートエージェント:業界No.1の総合型転職エージェント
- ワークポート:IT・Web系の転職に強い総合型転職エージェント
『リクルートエージェント』も『ワークポート』も、Webマーケティングの求人数が非常に多い総合型転職エージェントで、未経験者にも経験者にも使い勝手の良い転職エージェントです。
上記の2つを利用しておけば間違いないですが、Webマーケティング求人をより網羅的に把握したい方や、経験者向けのWebマーケティング特化の転職エージェントを利用したい方向けに、その他のおすすめのエージェントもこの記事ではご紹介します。
また、会社を選ぶうえで知っておきたいWebマーケティング業界の基礎知識も解説しているので、ぜひ参考にしてください。
目次
Webマーケティングに強いおすすめの転職エージェント9選
転職エージェントでは、幅広い業界・業種の求人が集まった「総合型」と、特定の業界に特化している「特化型」の2つに大きく分けることができます。
総合型エージェントは「広く浅く」求人を紹介し、特化型エージェントは「狭く深く」求人を紹介してくれます。
- 総合型…幅広い業界・業種の求人を保有している
- 特化型…特定の業界・業種に絞った求人を保有している
特化型のエージェントでは、求人数は総合型エージェントよりも少なめではありますが、その領域に詳しいキャリアアドバイザーに出会える可能性が高くなるというメリットがあります。
ただし、特化型のエージェントでは未経験者向けの求人は少ない傾向にあります。

総合型エージェントでも、エージェントによってそれぞれ得意・不得意があるので、いくつか登録しておいて、まずは自分に合ったエージェントを見つけるのがおすすめです。
総合型:リクルートエージェント
- 未経験者へのおすすめ度:★★★★★(5.0)
- 経験者へのおすすめ度:★★★★☆(4.0)
リクルートエージェントは、業界No.1の総合型転職エージェントです。
業界No.1のリクルートという安心感と、圧倒的な求人数の多さから、初めての転職活動でもしっかりサポートをしてくれます。
Webマーケティング関連の求人も他のエージェントと比べて数が多く、未経験の方でも応募できるような求人も豊富に取り揃えていました。
業界最大の転職エージェントであるため、登録しておいて間違いないです。
総合型:ワークポート
- 未経験者へのおすすめ度:★★★★★(5.0)
- 経験者へのおすすめ度:★★★★☆(4.0)
ワークポートは、IT・Web業界の求人に強いことで評判の総合型エージェントです。
ワークポートの大きな魅力は、未経験でも応募できる求人が多い点と、キャリアアドバイザーもIT・Web領域に詳しい点です。
一般的な転職エージェントのIT・Web系求人の多くは、経験者向けの求人が多く、未経験者でも応募できる求人はあまり多くありません。
そのため、ワークポートは未経験からWebマーケティング会社へ転職を目指す方でも使い勝手の良い転職エージェントだと思います。
総合型:マイナビエージェント
- 未経験者へのおすすめ度:★★★★☆(4.0)
- 経験者へのおすすめ度:★★★☆☆(3.0)
マイナビエージェントは、株式会社マイナビが運営している、総合型転職エージェント。
マイナビエージェントの強みは、大企業の求人だけでなく、中小企業やベンチャーなどの中規模以下の会社の求人も数多く所有している点。
会社規模が大きいところから小さいところまで、幅広く求人を見てみたい方におすすめです。
また、マイナビエージェントにしかない「独占求人」も数多く所有しているので、リクルートエージェントやワークポートなどと併用して利用することで、網羅的にWebマーケティング求人を見ることができるのでおすすめです。
総合型:doda
- 未経験者へのおすすめ度:★★★★☆(4.0)
- 経験者へのおすすめ度:★★★☆☆(3.0)
dodaは、業界No.2の総合型転職エージェント。
リクルートエージェントに次ぐ求人数の多さで、転職者満足度に関してはリクルートエージェントを抜いて業界No.1です。
書類選考の対策や、面接対策も一人ひとりしっかりとサポートをしてくれることから、90%以上の利用者が満足したとアンケートで回答しています。
リクルートエージェントと大きな違いはありませんが、dodaにしかない求人があったり、サポートの質が高いことなどから、dodaにも登録しておいて損はないと思います。
未経験者特化型:UZUZ(ウズキャリ)
- 未経験者へのおすすめ度:★★★★★(5.0)
- 経験者へのおすすめ度:★☆☆☆☆(1.0)
ウズキャリには、未経験者歓迎のベンチャー企業、IT・Web業界の求人を多く保有している、未経験者特化型の転職エージェント。
全体的な求人数は少ないですが、未経験向けの求人が非常に多く、初めての転職活動でも手厚いサポートを受けながら転職活動を進めることができます。
IT・Web業界への転職に強い『レバテックキャリア』のような特化型転職エージェントは、もともとスキルがある人にとっては素晴らしいですが、未経験の方に紹介できる求人はほとんどありません。
しかしウズキャリでは、20代限定ですが、ポテンシャルを重視した採用をしてくれる企業の求人がメインに紹介されており、サポートが手厚いことでも評判が良いので、転職活動が不安な20代の方には非常におすすめできる転職エージェントです。
特化型:レバテックキャリア
- 未経験者へのおすすめ度:★☆☆☆☆(1.0)
- 経験者へのおすすめ度:★★★★★(5.0)
レバテックキャリアは、IT・Web系のエンジニア、クリエイターに特化した特化型転職エージェントです。
キャリアアップを目指す方が多く利用しているエージェントで、年収アップ率も60%を超えているという実績があります。
しのため、既にある程度IT・Web業界での経験がある方なら、レバテックキャリアを利用してキャリアアップを目指してみるのがおすすめです。
IT・Web業界での業務経験がある人を対象にした求人が多いので、未経験の方には向いていないと思います。
特化型:マスメディアン
- 未経験者へのおすすめ度:★☆☆☆☆(1.0)
- 経験者へのおすすめ度:★★★★★(5.0)
マスメディアンは、宣伝会議グループが運営する特化型転職エージェントです。
Webディレクター、デジタル広告、コピーライター、宣伝広報担当など、専門職に特化した求人が多くあります。
未経験向けの求人はほとんどありません。
キャリアアドバイザーはWebマーケティングに詳しい方が多いので、専門的な相談やアドバイスも深く、転職活動の心強い見方になります。
特化型:webist
- 未経験者へのおすすめ度:★★★★☆(4.0)
- 経験者へのおすすめ度:★★★★☆(4.0)
Webist(ウェビスト)は、WEB業界専門の転職エージェント。
「在宅勤務」「残業なし」などのように、勤務形態を細かく指定して求人を探すことができるのが強みです。
また、サイト内にある「コラム」では、Googleサーチコンソールの使い方や、Webマーケターの仕事内容など、Webマーケティング会社志望の方に役に立つような情報が多く公開されていて勉強になります。
Webマーケティング職に限らず、WebディレクターやWebデザイナーなどのその他のWeb系職種についても理解が深まるような情報も多く載っているので、Web業界理解のためにも使い勝手の良いエージェントです。
特化型:マーケティング転職.com
- 未経験者へのおすすめ度:★★★☆☆(3.0)
- 経験者へのおすすめ度:★★★★☆(4.0)
マーケティング転職.comは、JACリクルートメントが運営している、マーケティング職専門の転職サイトです。
求人のほとんどが、マーケティング関連なので、Webマーケティング志望の方にはぴったりです。
また300人以上のコンサルタントがおり、書類添削や面接対策、自己分析など、一人ひとりしっかりと対応してくます。
Webマーケティングの求人はどのように見る?
職種ごとに、マーケターの求人を見てみましょう。
DODAの求人の場合

あるリスティング広告職種である学習塾の事業会社の求人です。
求人の特徴としては、以下の通りです。
- 業界未経験も歓迎。つまりマーケティング未経験でも就職が可能
- 月収は40万~60万と、未経験職種にしては報酬がよい
さらに、リスティング広告ができると、副業でベンチャー支援なども行うことができるので、非常によいキャリアの選択肢かと思います。

続いて、同じくDODAの求人です。
こちらはおそらく支援会社兼事業会社のマーケターの求人となります。
求人の特徴としては、以下の通りです。
- 未経験は不可。最低限1年のWebマーケティング業界の経験が必要
- SEO、リスティング広告、アフィリエイト、ディスプレイ広告など、さまざまなマーケティングポジションの求人
- 月給は25万ほど
ワークポートの求人の場合

求人はある人材紹介会社のWebマーケターの募集です。
求人の特徴としては、以下の通りです。
- 給与 300万円~550万円
- 職務としては、ディレクション業務、SEO対策リスティング等WEB広告、アクセス解析を行う
- 就職にはWEBディレクター、WEBマーケティング実務経験1年以上必要

Webマーケティングの種類・就職先

マーケターの種類
一口にマーケターと言っても、さまざまなジャンルがあります。
- データアナリスト:広告運用の効果をデータ解析してレポートするマーケター
- 広告運用担当:有料の広告を利用して、申し込みを増やすマーケター。Facebook広告、Twitter広告、Google広告など色々ある
- SEO、SEM:検索上位最適化。Google検索の上位表示させるマーケターが担当
- Webディレクター:Webデザイナー、エンジニア、マーケター等のディレクションを行う
未経験の場合、配属された後に基本的にはスキルを身につけることになります。

マーケターの就職先
マーケターは大きく分けて、以下のような会社で働きます。
- 支援会社
- 事業会社
支援会社でのマーケターのキャリア
支援会社では、クライアントのマーケティング支援を行います。
具体例を出すと、電通、博報堂、外資系だとアクセンチュアなどがそうですね。マーケティングを支援してもらいたいクライアントに、マーケティング業務の一部を代行することになります。

メリットとしては、以下の通りです。
- 複数のクライアントを受け持つことができるので、業界知識やデータを知りやすい
- 社内には専門技術に特化している人が多いので、技術を身につけやすい
支援会社の一番良いポイントとして、のちに紹介する事業会社と比較すると、複数業界にまたがった見識を得やすい環境にあります。
例えば、「●●業界だったらこの広告やこのメッセージが刺さる」など、業界特有な情報が複数の業界から得られるので、業界知識がつきやすい傾向があります。
また、支援会社は通常「リスティング広告代行」など、運用型広告の一部に特化していることが多いです。

一方で、デメリットとしては以下の通りです。
- そのスキル獲得後のキャリアパスがなく、年収も上がりにくい傾向がある
- マーケティング全体を見通すことができないため、一部の運用を担当するところでキャリアが行き詰まる
運用系のスキルは、ある程度身につけてしまうと、それ以上何か身につきにくいです。

広告代理店などの支援会社でマーケティングをしていると、広告主から与えられた目先の数値のみに合わせていくことになります。
そこで、事業を通してマーケティングを行う経験がつめないという問題があります。
事業会社でのマーケターのキャリア
事業会社では、その事業会社の中でマーケターを担当します。
一般的にこれをインハウス・マーケターと呼びます。支援会社は基本的に社内のマーケティング機能を果たす仕事を行います。
事業会社でマーケターを行うメリットは、以下の通りです。
- 自社のマーケティング全般を見渡すことができるので、マーケティングの総合的なスキルが身につきやすい
支援会社とは違って、事業会社ではマーケティング全般を見渡しやすいです。
例えば、僕自身事業会社でWebマーケティングを担当しておりましたが、どのマーケティング施策をするべきか等に意思決定に関われました。このお客さんだったらリスティング広告を利用しよう!Facebook広告を利用しよう!などと全体の意思決定に関わることができました。
また、「認知段階だったらリスティングで」「刈り取りはディスプレイ広告で」などと、全体の認知から獲得までの設計も担当することができました。

一方で、事業会社でマーケターをするデメリットは以下の通りです。
- 専門性を身につけにくい
事業会社にいると、上流工程のマーケティングを行うことも多く、支援会社と比べると広告の運用スキル等をがっつりと身に付けにくいです。

Webマーケターの年収は?
就職して1-3年程度であれば、だいたい年収は300-400万ほどになります。
一方で、技術を身に付け、転職した場合は400万-ほどになります。

理由としては、以下の2点です。
- 自分でメディアを作成して、それをマーケティングしているので、月100万ほど固定収入がある
- クライアントワークでコンサルティングを依頼された場合にも、月20-30万ほど入る
独立する前も年収が500万円+マーケティングの副業収入が500万円だったので、年収1000万円ほどでした。

Webマーケティング職に転職する理由やメリットは?
マーケター転職のメリットとしては、以下の3点です。
- 未経験でも採用可能
- 需要が大きい職種
- フリーランスで独立、起業しやすい
マーケターはほかのIT職種(エンジニア、Webデザイナー)と比べると、未経験でも採用されやすいです。
同時に未経験で採用されても、ある程度のレベルまではレベルアップすることが可能です。
さらに、マーケターは非常に需要がある職種です。

そして、一番のメリットは、フリーランスで独立しやすい点です。

Webマーケティング職に転職する際に気を付けるべきポイント
マーケターが転職サイト・転職エージェントを選ぶ際、以下の2点を気を付けましょう。
- 未経験:未経験OKの求人が多い、総合型エージェントを利用する
- 経験者:特化型エージェントを利用する

未経験からWebマーケティング会社へ転職するには?
マーケターといえども、現在の実務経験がないと、なかなか転職できません。
未経験からマーケティング職に転職する場合、以下などの方法があります。
- ①未経験でも入れる、労働集約の広告代理店に転職して、経験を付ける
- ②とにかく手を動かせる人が欲しいベンチャーに入って、簡単な仕事から徐々に権限をもらい、大きなマーケ職の仕事をする
- ③独学でSNSやSEOなどを学び、実績をもとに転職する
6)ちなみに未経験からマーケティング職につく場合、
①未経験でも入れる労働集約の広告運用広告代理店に転職して、経験をつける
②とにかく人が欲しいベンチャーに入って権限をもらい、自分で仕事を作る
③独学でSNSやSEOなどを学び、実績をもとに転職する
のパターンが多いです。僕は③ですね。
— DAI (@never_be_a_pm) November 6, 2019
未経験マーケターにおすすめのキャリアパス
未経験マーケターのおすすめなキャリアパスについて解説します。
- 小規模な支援会社に入社してから、転職して事業会社のマーケ責任者のポジションにつく
広告業界は、一般的に、代理店とインハウス(事業会社)がありますが、支援会社は比較的入りやすい傾向があります。
また、支援会社は特定領域のマーケティング力については短時間でしっかりと身に付けることが可能です。

支援会社からは見えなかった事業会社の全体像を見渡しながら、マーケティングの全体設計に関わることが可能です。
まとめ
というわけで、Webマーケティングに強い転職エージェント、Webマーケティングに関する基本情報をご紹介しました。
エージェント選びで迷ったら、以下のエージェントから利用してみてくださいね。
- リクルートエージェント:業界No.1の総合型転職エージェント
- ワークポート:IT・Web系の転職に強い総合型転職エージェント
また、以下の記事では転職サイト・転職エージェントの活用方法などをまとめています。
「Webマーケティングに強い転職エージェントへ登録はできたけど、どうやって使っていけばいいか分からない!」という方は、ぜひこちらも併せてお読みいただくことで、転職活動をスムーズに進めることができると思います。
Webマーケティングへの第一歩を踏み出せることを応援します。