未経験からマーケティング職に転職するには?職種・仕事内容・未経験からの転職方法についてまとめてみた!
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就活で何をしたいかわからないという人でも、「営業はやりたくない。マーケティングとか面白そう」みたいな、マーケティングやマーケターの世界を紐解いていきます。
- マーケティング系の職種にはどんなものがあるの?
- マーケターになるにはどうすればいいの?
- マーケティングって具体的にはどんな仕事なの?
こんな疑問を持っている人に読んでほしいです。早速紹介していきます。
目次
マーケティングとは何か

マーケティングとは:消費者と自社商品(プロダクト)をマッチングさせる仕事
マーケティングとは、消費者のニーズを見つけ出し、自社商品を新しく作ったりあるものを訴求したりして利益につなげることです。
Googleで「マーケティング」と検索をかけて一番最初に出てくる説明を引用してみます。
商品が大量かつ効率的に売れるように、市場調査・製造・輸送・保管・販売・宣伝などの全過程にわたって行う企業活動の総称。市場活動。販売戦略。

- ①「お客さん」や「競合他社」が誰かを知る
- ②「お客さん」が何に困っているかを知る
- ③「我が社」が「お客さん」の悩みを解決する方法を考える
- ④「お客さん」に「我が社」の「商品」のことをどうしたら知ってもらえるか考える

- いい商品なのに、お客さんに知ってもらえない
- そもそもこの商品を「いい」と思うのは自分だけだった
- 似たような商品がとっくに販売されていた
以上のような失敗がないように、マーケターは市場を分析し、顧客のニーズを検討し、プロモーション戦略を練るのです。
マーケティングとは | 市場を分析し、顧客のニーズを検討し、プロモーション戦略を練ること |
マーケティングにはどんな職種がある?
最近、いわゆる「マーケティング職」といっても、仕事内容は2種類に分けられます。
- オフラインマーケティング(=一般的なマーケテイング)
- Webマーケティング(=デジタルマーケティング)
多くの人がぼんやりと憧れる「マーケティング」職は、オフラインマーケティングの職種に近いと思います。

オフラインマーケティングの特徴は、インターネットをほとんど介さず完結すること
- 顧客へのアンケートなどによるリサーチ
- TVやラジオなどのマス媒体での広告施策
- 新商品の企画や立案
有名企業で活躍する花形「マーケター」の多くは、以上のようなオフラインマーケティングに携わっています。

Webマーケティング(デジタルマーケティング)の特徴は、Web上で広告施策の実行や分析を行うこと
- Google検索のトップに出てくる「リスティング広告」の運用
- Google AnalyticsによるWeb上の消費者行動分析
- SNSでの広報活動や広告運用
最近需要を伸ばしているのは、どちらかというとWebマーケティング(=デジタルマーケティング)です。
近年では大学生でもベンチャー企業でインターンとして働き、Webマーケティングを担っていることが多々あります。
オフラインマーケティングに比べると低予算で実行できるため、IT系のベンチャー企業をはじめ、多くの企業がWebマーケターによる広告運用・分析を重宝しているわけです。

「マーケティング」領域に属する職種は何がある?

Webマーケティングの職種一覧
- PRプランナー
- リサーチャー
- アカウントプランナー
- SEOコンサルタント
- メディアプランナー
- データアナリスト
- データサイエンティスト
- データマーケター
Web上でのマーケティングでは、分析から広告運用にいたるまで広範囲をカバーします。
ITの知識とマーケティングセンスの両方が問われる場合が多いですね。
マーケティング職の平均年収って?
マーケティング職は、就職して1-3年程度であれば、大体年収は300-400万ほどになります。
一方で、技術を身に付け、転職した場合は400万-ほどになります。

- 自分でメディアを作成して、それをマーケティングしているので、月100万ほど固定収入がある
- クライアントワークでコンサルティングを依頼された場合にも、月20-30万ほど入る

ちなみに独立する前も年収が500万円+マーケティングの副業収入が500万円だったので、年収1000万円ほどでした。
マーケティング系の仕事に就く3つのメリット
マーケターとして就職するメリットは、以下の3つです。
- ①マーケターの需要が大きい
- ②平均年収が高い
- ③エンジニアなどに比べて未経験でも就職・転職しやすい

マーケター就職のメリット①:マーケターの需要が大きい
Webマーケティング系の職種は、どの会社でも必要なので、企業側のニーズが大きいです。
マーケター就職のメリット②:平均年収が高い
マーケターの平均年収は高い傾向にあります。
正直、オフラインマーケティングとWebマーケティングとでは仕事内容も相場も変わってきます。
ですが、一般的な営業系・他の内務系と比較しても「稼げる」職種なのではないでしょうか。
僕の場合は、新卒入社した会社で働いて知識やスキルをつけながら、副業で技術・経験を身につけていきました。
個人差はありますが、マーケターという職種は、本業と副業の掛け合わせで大きく年収アップを期待できる職種だと思います。
一般的にも、マーケティング系職種の年収は、平均年収プラス100万円くらいが相場といわれています。経験がなくても相場が高めの収入が見込めるので、狙いどころです!
マーケター就職のメリット③:エンジニアなどに比べて未経験でも就職しやすい
未経験からマーケターになるのは、未経験からエンジニアになるよりも簡単です。

エン派遣によれば、マーケティング職種の未経験OK求人割合は51%だそう。
例として、以下のキャリアなどができると思います。
- アシスタントマーケターとして就職して現場で経験を積む
- 数年勤めて転職
- 年収アップもキャリアアップも可能

マーケターになるには?未経験から目指すマーケティング職

- ①小規模な支援会社に就職して経験を積む
- ②転職して事業会社のマーケティング責任者のポジションに就く
「支援会社」とは、他の会社(クライアント)から相談を受けてマーケティング支援を行う会社。いわゆるコンサル会社や広告代理店がそうです。
支援会社でマーケターとして働くメリットは、以下の2つです。
- 複数のクライアントを受け持つことができるので、業界知識やデータを知りやすい
- 社内には専門技術に特化している人が多いので、技術を身につけやすい

自分でマーケターとして活躍できるようになったら、今度は「事業会社」、一般的な会社の「マーケティング部門」に就職して、経験者として高いポストを狙いましょう。
クライアント相手にマーケティングを請け負っていた経験が生きるはずです。

マーケター転職を考えるなら実際の求人を見ておこう

マーケティング系の求人案件を探すときに確認するポイント

- 未経験でも大丈夫?
- 支援会社?それとも事業会社?
- 仕事内容はオフラインマーケティング?デジタルマーケティング?
未経験者の場合は、余計な会社を受けて消耗してもいやなので、未経験者OKかどうか確認しましょう。
また、会社概要をよく見て、支援会社か事業会社かも見極めておいてください。

何よりよくみておきたいのは、もちろん実際の仕事内容です。

未経験からマーケター転職するポイントは?
さて、未経験からのマーケター転職でのポイントです。
デジタルマーケティングに関してですが、例えば前職がマーケティングとは関係ない営業だったとしても、そこでの経験が活きることがあります。

今すでに就職されていて、これからマーケターに転職を検討している場合は、転職エージェントを利用して自分のスキルの棚卸しをしてみるのがおすすめです。
マーケティング職に転職するために


仕事でのストレスや疲労が限界に達してしまうと、転職サービスに登録する気力すらなくなってしまうんですよね。
気になる求人情報をストックしておくだけでも、転職という選択肢ができて、過労で倒れる前に転職という手が打てるようになります。

優良な求人情報が集まる転職サービスのおすすめを紹介しますね。
以下の中から、気になったものをいくつか登録しておけば十分だと思います。
マーケター転職に利用したいおすすめの転職エージェントは?
マーケティング職種の求人に関して、チェックポイントを覚えたら、転職エージェントに無料登録して実際の求人を見てみましょう。
転職エージェントに登録する場合、未経験の場合は、マーケティング専門の転職サイトに登録しても意味がないので、求人が多いエージェントに登録しておきましょう。
おすすめの優良な転職エージェント
- リクルートエージェント:求人数が業界最多。迷ったらここに登録しておけば十分です。
- DODA:リクルートエージェントに次ぐ求人数。
- ワークポート:IT系の求人を多く持つエージェント。マーケター志望なら登録しておいて損はないと思います。

それぞれの特徴を解説しますね。
リクルートエージェント&DODA:最大規模の転職エージェント

第二新卒の転職に関しては、求人数が多い転職エージェントだけで十分。
理由は、求人数の少ない業界特化型や年収特化型の転職は第二新卒だとあまり関係なく、また求人数が少ない中から無理やりキャリアを決められるので不本意な選択肢を提供されることが多いからです。 pic.twitter.com/TeKVtp6PCm
— DAI (@never_be_a_pm) September 23, 2019
なので、転職を考えている人は、以下2つだけ登録してください。
- リクルートエージェント:求人数150,000件(業界最多!)
- DODA:求人数100,000件(リクルートに次ぐ求人数)
以上に登録しておけば十分です。
リクルートエージェント・DODAどちらにも共通するのは、求人数が豊富なことと、転職に強いアドバイザーが多いこと。

ワークポート:IT系で未経験OKの求人に強い転職エージェント
ワークポートは、IT領域に強い総合型転職エージェントです。
比較的多めのIT系の求人を多く持っています。例えば、
- デザイナー
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- インサイドセールス
- エンジニア
などなど。

さらに言えば、人当たりもよい方で、非常に安心できました(詳しくは評判記事もよんでみてください。)
IT業界に興味のある方なら、ワークポートは登録しておいて損はありません。
転職の質は、「情報の質」 x 「行動の量」に左右される
実際に未経験から転職して、うまく行っている人と、うまくいかなかい人の違いをみていると、うまく行っている人の特徴としては、以下の2つがあります。
- 転職活動を始める前に、ネットでしっかりと情報を集めに行っている
- ネットの情報だけではなく、一次情報を積極的に取りに行っている

まずは、エージェントの求人をみて、どんな仕事なのかをしっかりと把握しつつ、より本格的に一時情報を取りに行く時は、複数のエージェントに相談してみるのがよいです。
2020年3月更新
コロナショックの影響で、転職エージェントの求人数が少なくなってきています。
転職活動をするなら早めの方がよいので、なるべく早めに情報を集めておいた方がよいです。
第二新卒の転職に関しては、求人数が多い転職エージェントだけで十分。
理由は、求人数の少ない業界特化型や年収特化型の転職は第二新卒だとあまり関係なく、また求人数が少ない中から無理やりキャリアを決められるので不本意な選択肢を提供されることが多いからです。 pic.twitter.com/TeKVtp6PCm
— DAI (@never_be_a_pm) September 23, 2019
また、無料登録すると、すぐに転職する気がなくてもとりあえずキャリア相談・転職相談ができます。

【まとめ】マーケターは未経験でも目指せる
マーケターという職種の強みは、以下の3点などがあります。
- マーケターの需要が大きい
- 平均年収が高い
- エンジニアなどに比べて未経験でも就職しやすい
また、Webマーケターとしてのスキルがあれば副業をすることも可能です。

実際に転職を検討しているなら上記などの転職エージェントで実際の求人をチェックしたり、キャリアコンサルタントに転職相談したりして検討を進めてみてください。
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