Webデザイナーの年収事情は?年収アップ・未経験からの転職についても解説
\ 実際に取材・体験してみて、特におすすめのWebデザインが学べるスクール/
- デジタルハリウッド STUDIO by LIG(公式ページ:https://liginc.co.jp/studioueno/)
未経験からWebデザイナーとして転職、独立目指す人に!オンラインだけでなく通学でも学び業界知識を身につけたい方におすすめスクール - CodeCamp(公式ページ:https://codecamp.jp/)
わずか¥165,000+入会金¥33,000で学べるスクール。学校や仕事と両立しながらオンラインで学習可能!自分に合ったメンターを選んで仕事の相談もしたい方必見! - TechAcademy(公式ページ:https://techacademy.jp/)
お手頃価格でWebデザインを基礎から学習!最短4週間から、自分のペースに合わせて学習可能。複数コース受講で最大60,000円もお得に!
どんな職業でも年収って気になりますよね。
WebデザイナーはIT系の職種の中でも比較的就職のハードルが低い一方で、平均年収が低いという話もあります。
「Webデザイナーとして働いて稼ぎたい!」と就職しても、蓋を開ければ予想以上に給料が少なかった…ということもあるかもしれません。
エンジニアなどと比較すると、未経験からなりやすい職業であるため、スキルによる差別化が難しい部分があります。
結論から言うと、年収を上げる方法は次の4つです。
- スキルの幅を広げる
- 副業する
- 高収入の企業に転職する
- フリーランスとして独立する
この記事では、webデザイナーを目指す方向けに、平均年収や年収を上げる方法について詳しく解説していきます。
目次 (PRも含まれます)
Webデザイナーの平均年収は?
大手転職エージェントである「doda」が行った調査によると、2022年時点でWebデザイナーの平均年収は363万円のようです。
引用:平均年収ランキング(平均年収/生涯賃金)【最新版】
この数字はあくまで平均なので、Webデザイナーの年収は働き方やポジションによって大きく異なりますね。 また、Webデザイナーとしての働き方は主に以下の3パターンがあります。
- 会社員の場合
- 副業の場合
- 独立したフリーランスの場合
会社員の場合
まずは会社員の場合です。Webデザイナー未経験と業務経験ありで分けて見てみましょう。
業務未経験:年収約300万円前後
引用:リクルートエージェント 現在では募集を終了している可能性があります。
こちらの求人で年収換算をすると、約325万円ほどになります。
リクルートエージェント公式ページを見る引用:doda 現在では募集を終了している可能性があります。
こちらの求人では、月給20万円~50万円(固定残業代含む)と記載があり、年収換算すると240万円~600万円ほどになります。
Webデザイナー未経験の場合だと、冒頭で説明した平均年収と同じ300万円前後が相場になりますね。
doda公式ページを見る業務経験あり:年収約300万円~1000万円前後
次に、業務経験あり(2~3年程度)の求人を見てみましょう。
引用:doda 現在では募集を終了している可能性があります。
こちらの求人では月給25万円~80万円と記載があるので、月給50万円と仮定して年収換算すると、年収600万円ほどになります。
doda公式ページを見る引用:ワークポート 現在は募集を終了している可能性があります。
こちらに記載の通り、年収は448万円~1,204万円ほどになります。
副業の場合:年収約200万円前後
次に、副業の場合を見てみましょう。 副業に使いやすいクラウドソーシングサイトの中で日本最大級のクラウドワークスに掲載されていた案件として以下のものがありました。
案件①
案件②
引用:クラウドワークス 現在は募集を終了している可能性があります。
このような案件を1週間に1つ行うとすると、単純計算で月収20万円、年収240万円になります。
また、Webデザインスキル+αができると、案件単価も上がるので、副業で稼ぎたい場合はスキルを組み合わせられるようになるのがおすすめです。
独立したフリーランスのWebデザイナーの年収は?
会社員・副業の場合について具体例を上げましたが、フリーランスの年収も見てみましょう。
エージェントの求人を比較すると約360万円~720万円前後といったレンジです。
比較したフリーランスエージェント11社の中で最もWebデザイナーの案件が多く、リモートワーク可の案件を多く取り扱っているクラウドワークス テックに掲載されていた求人として、以下のものがありました。
求人
引用:クラウドワークス テック 現在は募集を終了している可能性があります。
稼働日数としては、週5勤務の案件もありますが、週2,3の案件もあるので、複数の案件を請け負うことで年収を上げることもできます。
フリーランスだと、自分のスキルや稼働日数によって単価が変わるので、年収の上り幅はかなりありますね。
クラウドワークス テック公式ページを見るWebデザイナーの仕事内容は?
漠然とした憧れがあるけど、具体的になにをすればいいのかよくわからない人もいるでしょう。
Webデザイナーの仕事内容
Webデザイナーとは、Webサイト上の情報を見やすくデザインする仕事です。 まず、Webサイトを作成する手順として以下の流れがあります。
- Webサイトの要件定義や構成設計をする
- サイト上のデザインを作成する
- コーディングする
このうち、②のデザインを作成するのがWebデザイナーの仕事です。
未経験からWebデザイナーになれる?
未経験の職種ってハードルが高そうに感じますよね。
必要な知識やスキルが身についていれば、未経験からでもWebデザイナーになることができます。
IT系の職種の中でも、Webデザインのスキルは比較的身につけやすいので、未経験者にもおすすめですね。
Webデザイナーに必要なスキルを身につける方法
Webデザイナーのスキルを身につける方法は、主に以下の方法があります。
- 独学で学ぶ
- スクールに通って学ぶ
出来るならあまりお金はかけずに独学で学びたいという方も多いのではないでしょうか。
そもそも、Webデザイナーとして転職・副業するためには、オリジナルWebサイトの公開が一番重要です。
その目標まで達するために必要なスキルを身につけることが出来るのでは、独学でも全然大丈夫です。
ですが、独学でゼロからやろうとすると、相当時間がかかりますし、9割がた挫折します。
理由として、独学でWebデザインを学ぼうとすると、以下のような状況に陥ってしまう可能性が高いからです。
- ①何をどの順番で学べばいいか分からない
- ②エラーが起こっても解決できない
- ③デザインの良し悪しを判断してくれる人がいないと成長しない
なので、無駄な時間をなくして効率よく必要なWebデザインスキルを身につけるためには、実際に活躍しているプロから学ぶ=スクールに通うのが一番手っ取り早いです。
以下の記事でおすすめのWebデザインスクールについて以下の記事で詳しく解説しているので、少しでも気になる方はぜひ一読してみてください。
未経験からでもフリーランスのWebデザイナーになれる?
結論から言うと、なれる可能性はありますが難しいです。
今現場の第一線で活躍するフリーランスたちも、もともとは未経験からのスタートですが、 その多くは、会社勤めを経ています。
未経験からフリーランスはハードルが高い
未経験でもWebデザイナーになれるとお伝えしましたが、いきなりフリーランスとして活動するのは難しいです。
フリーランス向けのエージェントなども、未経験者向けの案件はほぼゼロです。
どうしても就職せずにフリーランスになりたいという人は、止めはしませんが茨の道であることを覚悟しておきましょう。
まずは就職しよう
いきなりフリーランスは難しいとお伝えしましたが、実務経験を積めば、憧れのフリーランスとして活動することも夢ではありません。
フリーランスになれば、自由な働き方ができるので、余計なストレスも大幅に減るでしょう。
未経験者が目指すべき最初のゴールはスキルをつけてWebデザイナーとして雇ってくれる会社になんとか滑りこむこと。 これに尽きます。
後ほど具体的な転職方法や、ライバルとの差別化におすすめの方法も紹介するので、ぜひ参考にしてください。
未経験からWebデザイナーへの転職活動
未経験からWebデザイナーの転職活動において、もっとも大事なのはスキルを証明することです。
実際に未経験から転職した人の声(ツイート埋め込む)
実際に未経験から転職した人の声を見てみましょう。
Webデザイナーの内定が決まりました????????
デジハリとお付き合いのある会社で、地元で就職するならここがいいってずっと言い続けていた事が届いてたみたいです。笑 デザイナーやりながらコーディングもする事になるので、入社までに復習とか作成頑張ります???? — umi | Web Designer (@_otto_17) August 11, 2020
ーご報告ー ナニもできない本当にナニもできない未経験ですが、 Webデザイナー見習いとして採用して頂けましたッ╰(*´︶`*)╯ 今からが四苦八苦しながらやっていかないといけませんが、とりあえず努力しかないと思ってます!! Twitterには質問等が多くなるかもしれませんが????????
— まなみんまいな@???????????? (@meme_nt1) October 10, 2018
Twitterで探してみると、「未経験からエンジニアに就職」ってさほど多くはないのですが、Webデザイナーであれば、それなりにいます。
アルバイトやクラウドソーシングで実務経験を積む
未経験からの転職者について触れましたが、転職に成功した人たちは一体どんな準備をしたのでしょうか?
当然ながら、未経験でも採用したいと思わせる”なにか”があったはずです。
正社員であれば厳しい目で見られますが、アルバイトであれば、やや採用のハードルが下がります。
仮に社員になれなくても、“実務経験アリ”という看板が手に入るので、転職活動に有利に働きます。
他にもクラウドソーシングを利用して実績を作る方法があります。
アルバイトとして採用されるよりも大変ですが、ポートフォリオを作り込むことで提案が通る確率は大幅に上がります。 もし提案が通ったら、全力で納品し、実績公開できるか交渉しましょう。
スキル不足ならスクールに通う
他の候補者との差別化以前の問題ですが、もしあなたが本当にズブの素人であれば、最低限のスキルを身につける必要があります。
また、独学で勉強してるけれど、実力が伸びていないとお悩みの方もいるでしょう。
そんなときはスクールに通うこともおすすめです。 スクールに通う最大のメリットは、実務でのフローを理解できることです。
つまり独学ではわからないポイントが学べるわけです。
ここからは、Webデザインが学べるスクールをいくつか紹介するので、ぜひ参考にしてください。
デジタルハリウッドSTUDIO by LIG:Webデザイナー転職、独立を目指す方向け
公式ページ:https://liginc.co.jp/studioueno/
学習内容 | Illustrator,Phoshop,HTML+CSS,JavaScript |
受講場所 | オンライン+通学(上野校、池袋校) |
学べる時間 | 火~金 10:00-22:00/土日 10:00~20:00 |
期間 | 6か月 |
主なサポート | ・毎日の毎日15時〜23時のチャットサポート ・週2回のマンツーマンメンタリング ・回数無制限の課題レビュー |
料金 | Webデザイナー専攻 ¥450,000 (税抜き) |
おすすめな人 | ・オンラインだけでなく、教室でも指導を受けたい方 ・6か月かけてしっかりWebデザインについて学びたい方 |
デジタルハリウッドSTUDIO by LIGは、業界では有名な、上野のWeb制作会社LIGと、デジタルハリウッド大学が運営するクリエイタースクールデジタルハリウッドSTUDIOが連携したスクールです。
デジタルハリウッドSTUDIO by LIGの概要
- Web制作会社LIGが運営しているので、Web制作のリアルがわかる環境を提供している
- Webクリエイターを多数輩出してきた『デジタルハリウッド大学』が作成しているコンテンツを利用
- 『デジハリxLIG』だからこそできる、就職、転職、独立に強い仕組み
Webクリエイターを多数輩出してきた『デジタルハリウッド大学』が作成しているコンテンツを利用
Webクリエイターを育成するデジタルハリウッド大学のコンテンツを利用できます。
9万人のWebクリエイターを多数企業に輩出してきたデジタルハリウッド大学が提供しているコンテンツのため、実務に近いコンテンツを提供できている点が、他のプログラミングスクールと大きく異なります。
デジタルハリウッドSTUDIO by LIGの魅力として、主に以下の2点があげられます。
- LIGの現役クリエイターによる生授業を受けられる
- 併設のコワーキングスペース「いいオフィス」を無料で使える
LIGの現役クリエイターによる生授業を受けられる
1つ目のデジハリの魅力としては、LIGの現役クリエイターの特別講座も受けれるということ。
普通のオンラインプログラミングスクールでは、運営元がWeb制作会社ではないので、なかなか現場をみることができません。
しかし、デジタルハリウッドSTUDIO by LIGでは、LIG社員や現役フリーランスの人からしっかりと教えてもらうことが可能です。
Web制作と言っても、ただWebページをデザインできてコーディングできれば良い訳ではありません。
- LIG自体がWeb制作の会社なので、実際に現場で働いている人からの知見を得られやすい
授業内容は、Web業界はもちろん、Webデザイナーとして働いていく上で必要なスキルが身につくオリジナルなものです。
Ex. ディレクター講座.UX講座 など
月に1回LIVE授業が行われており、基礎から応用スキルまでをワークショップを交えながら学ぶことができます。
併設のコワーキングスペース「いいオフィス」を無料で使える
2つ目のデジハリの魅力としては、コワーキングスペース「いいオフィス (上野・池袋)」を無料で使えること。
「いいオフィス」では、フリードリンクやWi-Fi完備でくつろぎながら作業することができる。また、「いいオフィス上野」には、キッチンスペースがあり、自由に料理をすることも可能。
また、「いいオフィス」の利用者は、スタートアップの社員やフリーランスの方々がいます。 そんな利用者さん同士と交流を通じて、新しい仕事の幅が広がることもあり得ます。
デジタルハリウッドSTUDIO by LIGのWebデザイン専攻の価格は、450,000円からです。
他のオンラインプログラミングスクールと比較すると、やや高いですが、その分Webデザインの現場の人から授業を受けられたりすることができます。
個別説明会の予約や資料請求はこちら ということで、デジタルハリウッドSTUDIO by LIGの評価です。
サポートの質 | ★★★★★(5.0) |
講師の質 | ★★★★☆(4.0) |
カリキュラムのレベル | ★★★★★(5.0) |
転職支援の質 | ★★★★☆(4.0) |
価格の安さ | ★★★★☆(4.0) |
総合点 | ★★★★☆(4.4) |
CodeCamp:場所や時間を選ばずWebデザインを勉強したい人向け
公式サイト:https://codecamp.jp/
期間 | 2か月~ (4か月,6か月プランあり) |
学習カリキュラム | Webデザインの原則,ワイヤーフレーム,画像加工,HTML&CSS,Sass,jQ |
受講形式 | 完全オンライン/マンツーマンレッスン |
受講可能時間帯 | 7:00〜23:40 年中無休 |
主なサポート | ・毎日15時〜23時のチャットサポート ・週2回のマンツーマンメンタリング ・回数無制限の課題レビュー |
料金 |
Webデザインコース 2ヶ月198,000円、4ヶ月308,000円、6ヶ月363,000円 |
おすすめな人 | ・安い値段でスクールに通って学びたい方 ・短期間でWebデザインスキルを身につけたい方 |
受講者数 | 30,000人以上 |
導入企業 | 300社以上 |
レッスン満足度 | 96.6% |
CodeCampは、オンライン完結型・マンツーマン指導のプログラミングスクールとして最大級の実績を持つサービスです。
パソコン一台あれば通学の必要がなく、プログラミング初心者でも効率的にWebデザインやプログラミングを学習できます。
Codecampのサービスの特徴は、以下の通りです。
- 完全オンラインで学習可能
- 毎日朝7時~24時まで、場所や時間を問わず学習できるため、仕事など両立しやすい
- 自分に合う現役エンジニア講師を選んで個別指導を受けることができる
Webデザインを学びたいなら、デザインマスターコースがおすすめです。
未経験から始めて、Webデザイナーとして就職したり副業で稼いだり、実用的なスキルを身に付けることが可能です。
価格
デザインマスターコースだと、2ヶ月で148,000円から受講できます。
実際の体験談
実際に僕がCodeCampでプログラミングを学んだときの体験記事があるので、合わせてチェックしてみてください。
例えば、在宅勤務でフリーランスをされている方を選んでキャリアの相談をしたり、案件の取り方について相談できたりします。
ということで、CodeCampの評価はこちらです。
サポートの質 | ★★★★★(5.0) |
講師の質 | ★★★★☆(4.0) |
カリキュラムのレベル | ★★★★☆(4.0) |
転職支援の質 | ★★★☆☆(3.0) |
価格の安さ | ★★★★★(5.0) |
総合点 | ★★★★☆(4.2) |
TechAcademy:実践的なWebデザインスキルを効率よく学びたい人向け
公式サイト:https://techacademy.jp/
期間 | 4週間~ (8週間,12週間,16週間プランあり) |
学習カリキュラム | Webデザインの原則,ワイヤーフレーム,画像加工,HTML&CSS,Sass,jQuery |
受講形式 | 完全オンライン/マンツーマンメンタリング |
主なサポート | ・毎日15時〜23時のチャットサポート ・週2回のマンツーマンメンタリング ・回数無制限の課題レビュー |
料金 | 4週間プラン174,900円、学生163,900円 |
おすすめな人 | ・安い値段でスクールに通って学びたい方 ・短期間でWebデザインスキルを身につけたい方 |
転職支援 | あり |
TechAcademyは、最短4週間で未経験からプロを育てるオンライン完結のスクールです。
特におすすめなポイントは、以下の3点です。
- 自宅にいながらオンライン完結で勉強できる
- 受講生に1人ずつ現役のプロのパーソナルメンターがつく
- チャットで質問すればすぐに回答が返ってくる
TechAcademyには、Webデザインコースがあります。
Webデザインコースのレッスン内容には、期間内で4つのWebサイトのリリースするカリキュラムがあるので、実務に近い内容を学習することができます。
引用:TechAcademy
副業で3件くらい案件が取れるようになれれば、2~3カ月くらいで回収できる値段ですね。
ということで、 TechAcademyの評価です。
サポートの質 | ★★★★★(5.0) |
講師の質 | ★★★★☆(4.0) |
カリキュラムのレベル | ★★★☆☆(3.0) |
転職支援の質 | ★★★☆☆(3.0) |
価格の安さ | ★★★★★(5.0) |
総合点 | ★★★★☆(4.0) |
Webデザイナーに年齢制限はある?20代のうちに目指すべきか?
厳密にWebデザイナーに年齢制限があるわけではありませんが、20代の方が転職は有利になります。
就職に成功しやすいこともありますし、仮に自分には向いてないと感じても方向転換がしやすいからです。
20代の方がチャンスは多い
実力主義と言われるIT業界ですが、長期的な育成を目的とする企業にとって、採用者の年齢が若いに超したことはありません。
つまり20代であれば、チャンスが多く、転職がしやすくなります。
仮にあなたが20代後半であれば、「20代」というカードを使える最後のチャンスとなります。
30代になると、一気に実力のみを見られるようになるので、転職に迷いがあるならば、早めの行動をおすすめします。
30代でも転職はできるが、準備が必要
20代の方がが転職しやすいとお伝えしましたが、30代でも転職できないわけではありません。
ただし20代と比べると準備に時間をかける必要があります。
企業が30代の人材に期待するレベルは20代のそれと大きく異なります。 実務レベルを満たすことはもちろん、もっと上の視座を持つことを求められます。
Webデザイナーの転職手順
まず、Webデザイナーの転職手順としては以下の流れです。
- Webデザインスキルを学ぶ
- ポートフォリオの作成
- 転職活動(転職エージェントの活用がおすすめ)
①Webデザインスキルを学ぶ
まず、Webデザイナーとして働くために必要なのが、Webデザインスキルを学ぶことです。
ちなみに、Webデザインのスキルとしては、以下のものが必要になります。
- デザインの基礎
- Webデザインを行うためのデザインソフトを使いこなす技術
- コーディング等の技術的な知識
具体的な学ぶべき必要なスキルの一覧は、以下の通りです。
- デザインの基本的な知識
- Photoshop(フォトショップ)
- Illustrator(イラストレーター)
- HTML/CSS
- JavaScript・jQuery
- レスポンシブ
- WordPress
- Adobe XD
②ポートフォリオの作成
スキルを身につけた後にやることは、ポートフォリオの作成です。
ポートフォリオとは、自分の制作実績やプロフィールをまとめて企業に提出する資料です。
企業の採用担当者は、ポートフォリオで以下のことを見ています。
- どんなサイト/デザインが作れるのか
- どんなスキルを持っているのか
③転職活動(転職エージェントの活用がおすすめ)
スキルを身につけ、ポートフォリオの作成まで出来たら、実際に転職活動をしましょう。
転職したい!と思ったときに転職向けの求人サイトに登録する方も多いと思います。
ですが、効率よく転職活動を進めたい!という方や確実に転職したい!という方は転職エージェントを活用するのがおすすめです。
理由は、以下の通りです。
- 業界の情報を教えてくれるため、自分に合った転職先に出会える
- 給与交渉してくれる可能性が高い
- 非公開求人の紹介や面接対策をしてくれるため、転職がスムーズに進みやすい
そこで、Webデザイナーにおすすめの転職エージェントは以下の3つです。
- リクルートエージェント(公式ページ:https://www.r-agent.com/) 求人数最大級の大手転職エージェント。IT領域の未経験求人も比較的多いのでおすすめ!
- doda(公式ページ:https://doda.jp/) キャリアコンサルタントの質にこだわりたいという方必見!業界トップクラスの求人数であなたの転職を徹底サポート。
- ワークポート(公式ページ:https://www.workport.co.jp/) IT領域に強い、総合型転職エージェント。実際に利用してみましたが、キャリアアドバイザーの方は非常に領域に詳しく、よかったです。
リクルートエージェント
公式:https://www.r-agent.com/ リクルートエージェントは、多くの求職者が利用している大手総合型転職エージェントです。 IT企業の取り扱いも多く、転職するならまずはリクルートエージェントへの登録がおすすめです。
求人数 | 公開求人 380,868件 非公開求人 270,650件 |
エンジニア | 93,646件 |
マーケティング | 1,220件 |
セールス | 8,299件 |
Webデザイナー | 4,291件 |
Webディレクター | 65件 |
IT系の求人数(2023年4月現在、各職種の該当検索数)
登録すれば非公開案件も見られるようになるため、自分にあった企業を紹介してもらいやすいです。 現在は電話面談やオンライン面談も可能なほか、IT未経験の求人もあります。 アドバイザーの質にばらつきがあるというデメリットもありますが、申し出れば担当アドバイザーの変更も可能です。 登録すると
- より詳細な求人が見られるように
- エンジニアでどんな求人があるのかを見て、何が求められているのかを把握する
- 実際にエージェントに相談しつつ、現状のレベルで未経験から転職できるか相談する
- 就活・転職対策をしてもらう
など、自分の状況に合ったサポートを受けることが可能です。 3分ほどで無料登録することができるので、ぜひ一度相談してみましょう! リクルートエージェント公式: https://www.r-agent.com/
doda
dodaは、パーソルキャリアが運営している大手転職サービスです。 転職サイトと転職エージェントの両方を持っているので、求人検索から応募まで一つのサービスで行うことが可能です。 常に豊富な求人数を取り扱っており、自分にあった転職先の候補を増やすことができます。 利用者満足度も高く、サポートの質が良いエージェントです。
ワークポート
ワークポート公式サイト:https://www.workport.co.jp/
拠点 | 東京 / 札幌 / 仙台 / 郡山 / 宇都宮/ 高崎 / 埼玉 / 横浜 / 千葉 / 新潟 / 静岡 / 名古屋 / 金沢 / 岐阜 / 滋賀 / 大阪 / 京都 / 神戸 / 姫路 / 岡山 / 広島 / 高松 / 小倉 / 福岡 / 長崎 / 熊本 / 鹿児島 / 沖縄 /ソウル(韓国) |
求人数 | 約7.8万件(2023年5月現在。非公開案件を含む) |
強み | ・元IT専門・転職エージェントの豊富な知見 ・専門性の高いキャリアカウンセリング ・経験年数の浅い人・第二新卒向け求人あり |
おすすめな人 | ・経験年数が短いが、転職したい人 ・IT業界の求人を幅広く知りたい人 ・IT業界全般に強いアドバイザーを求めている人 |
公式URL | https://www.workport.co.jp/ |
ワークポートは、IT業界の求人に強いことで評判の総合型エージェントです。
ワークポートの大きな魅力は、以下の2点です。
- キャリアアドバイザーのIT領域に対する専門性が高い
- 経験年数が浅くても応募できる求人がある
ワークポートは、「ITビジネス領域に特化したエージェント」から「総合型エージェント」にサービスを拡大した背景もあり、特にIT領域において実績と知見が豊富です。
そのため、IT業界の求人に強いことはもちろん、キャリアカウンセリングの専門性が高いことでも評判です。
ワークポートの口コミ
・求人紹介のみでなく、これまでのキャリアや性格から、よい点も悪い点もよい意味で素直に分析をしていただき、サポートをしていただけた点。また過去の面接の内容を、口頭およびeコンシェルで教えていただけた点。
(26歳・女性)
・一貫して適切で丁寧だった点。思った以上の早さで転職ができた点。対応の早さ。履歴書などのWeb作成。
(24歳・男性)
・連絡が早い、何度も軸を確認してくれる。メリット、デメリットもしっかりと伝えてもらえる。
(23歳・女性)
・転職活動全般の注意事項や大切にすべき点を知れたこと。また、希望に沿った企業様を多数ご紹介いただけたこと。
(28歳・女性)
・他社と比べて、紹介していただいた求人数や幅が多かった。また、自身が望むキャリアやフォローについて理解していただけたため、スムーズに進めることができた。
(32歳・男性)
登録は無料なので、ぜひ登録して実際の求人を見てみましょう。
ワークポート公式サイト:https://www.workport.co.jp/
Webデザイナーの年収を上げるには
Webデザイナーの平均年収は、先ほど解説した通りですが、努力や働き方次第によって年収を大幅にUPさせることも可能です。
そこで、Webデザイナーの年収を上げる方法について解説していきますね。
Webデザイナーの年収を上げる具体的な方法としては、以下の通りです。
- スキルの幅を広げる
- 副業する
- 高収入の企業に転職する
- フリーランスとして独立する
スキルの幅を広げる
まず、Webデザイナーの年収を上げる方法で最も大切なのは、自分の持っているスキルの幅を広げることです。 具体的にスキルの幅を広げる際に身につけたいスキルは、以下の通りです。
- プログラミング言語の取得
- マーケティングスキルの取得
- マネジメントスキル
プログラミング言語の取得
1つ目は、プログラミング言語の取得です。 Webデザインに関するスキルの他に、Webサイト作成に必要なHTML/CSSやJavaScriptなどのプログラミング言語を習得しているがおすすめです。
マーケティングスキルの取得
2つ目は、マーケティングスキルの取得です。 Webデザインは、マーケティングの一部になります。
例えば、マーケティングスキルがあると、申し込み率増加のためのデザインはどうするかなど、考えることが出来る
また、Webサイト制作のマーケティングで大事なのが、SEOの知識です。
SEOとは、GoogleやYahoo!などの検索エンジンでWebサイトを上位表示させる知識
これらを踏まえたマーケティングスキルを持ったデザイナーは直接利益に貢献することができるので、企業やクライアントからの評価も高くなりUPにも繋げることができます。
マネジメントスキル
3つ目は、マネジメントスキルです。 Webデザイナーのキャリアパスとして、マネジメント職に就くことが出来ます。
例えば、デザイナー→PdM(プロダクトマネージャー)になる人も
プロダクトマネージャーなどのマネジメント職はWebデザイナーより年収も高いのでおすすすめです。
副業する
2つ目の年収を上げる方法は、副業です。 副業は、既に他の職種で働いている方が副業としてWebデザイナーを始めたり、元々Webデザイナーの方が副業でも仕事を受注するなど様々なパターンができます。
以下のツイートのように副業で得られるメリットは多いです。
副業はお金のためという意味でももちろんいいんだけど、外の世界で何が評価されているのかを知る上でもすごく大事だと思う。転職を検討してなくても、会社員が転職エージェントに登録して市場価値チェックするのと同じ感じで、副業で仕事として成立するかチェックするみたいな。
— DAI (@never_be_a_pm) July 15, 2019
そんな副業を始めたい方が案件を見つける方法としておすすめなのが、以下の2つです。
- クラウドソーシングで副業案件を受ける
- 知り合いから副業案件をもらう
クラウドソーシングで副業案件を受ける
1つ目は、クラウドソーシングで副業案件を受ける方法です。 具体的に、以下のようなクラウドソーシングサービスを利用することで、副業を見つけることが出来ます。
メリット
- ほとんどの業務委託契約で進めるので、会社員や他の仕事とも両立しやすい
- リモートワークでの仕事が可能
デメリット
- 仲介者がいないので問題が起きた時の対処が難しい
- 案件によるが、単価が低い場合が多い
知人から副業案件もらう
2つ目は、知人から副業案件もらう方法です。
高収入の企業に転職する
3つ目の年収を上げる方法は、高収入の企業に転職することです。
給与面は企業の規模や仕事内容・環境によって大きく異なるので、転職することで今より年収UPできる可能性があります。
フリーランスとして独立する
4つ目の年収を上げる方法は、フリーランスとして独立することです。
フリーランスは、自分の実績や仕事の成果によって収入を増やすことができるので、会社員として勤務するよりも年収を上げることが出来る場合があります。
また、フリーランスとして独立した場合、自分で仕事や案件を取ってくる必要があります。 その際におすすめなのが、フリーランスエージェントを活用することです。
おすすめのフリーランスエージェント
- クラウドワークス テック:業界トップクラスのリモートワーク案件数を誇るフリーランスエージェント
- ITプロパートナーズ:リモート可能な案件や週2〜3日常駐の案件が豊富!
Webデザイナーに資格は必要か
そんな疑問がある人もいると思います。
結論から言うと、さほど気にする採用担当者やクライアントはいないでしょう。 しかし、転職時に有利に働く可能性もあるので、参考までに紹介しておきます。
Webデザイン技能検定
試験は実技および学科で構成され、3級〜1級でレベルが別れています。 Web業界で唯一の国家資格なので、ある程度の実力は証明できるでしょう。 特に1級は難易度が高く、10%〜20%とかなり低く、 各自の状況により、実務経験が求められます。
未経験者が就活用に取得できるのは2級までなので、3級から順番にクリアしていけばいいでしょう。
Webデザイナー検定
Webデザイナー検定は、「前期・後期」の年2回行われます。
筆記試験のみで実技はありません。
実技がない分、転職活動でのアピールとしては弱めなので、知識の定着を確認する意味で受験するなら良いのではないでしょうか?
Webデザイナーのキャリアパスについて
次に、Webデザイナーのキャリアパスについてご紹介します。 Webデザイナーのキャリアパスの例としては、以下の2つです。
- Webディレクター
- フロントエンドエンジニア
Webディレクター
Webディレクターは、開発、デザイナー、マーケター、ライターなどのリソースを管理して、Webサイトの作成や改善をマネジメントする仕事です。
Webディレクターの年収の相場としては、正社員だと500万-600万円ほどなります。 また、フリーランスとして働く場合の相場は、月額~60万円ほどです。
フリーランスのWebディレクターの単価相場 (引用:フリーランススタート)
年収から見てもWebデザイナーより上がる可能性が高く、デザインの作業の他に人やプロジェクトをまとめることが業務に入るので、Webデザイナーのキャリアパスとしてなれる職種ですね。
Webディレクターへのキャリアアップまたは転職を考えている人向けに、おすすめのエージェントを詳しく解説した記事もあります!
以下、参考にしてみてください。
フロントエンドエンジニア
フロントエンドエンジニアは、Webサイトを制作する上で必要となる技術を習得したエンジニアであり、Webアプリ開発では見た目の部分をプログラミングするエンジニアを指します。
フロントエンドエンジニアとして働くのに必要なスキルは、以下の通りです。
- HTML / CSS / JavaScript(jQuery) などフロントエンドに関する言語
- アプリ開発では、JS系フレームワーク(React/Vue/AngularJS)の知識
- Web制作ではWordPressも必須
Webデザイナーにも必要であるスキルとも共通点が多いので、Webデザイナーのキャリアパスとしてなれる職種ですね。
Webデザイナーとして働くメリット・魅力
最後に、Webデザイナーとして働くメリット・魅力について紹介します。 Webデザイナーのメリットや魅力は、主に以下の4点です。
- 未経験でも就職・転職しやすい
- 副業しやすい
- フリーランスで在宅でも働きやすい
- 需要が高い
まとめ
今回は、Webデザイナーの年収について解説してきました。
Webデザイナーの年収は働き方やポジションによって大きく異なるので、年収を上げやすい職種です。
今回紹介したWebデザインスクール一覧
- デジタルハリウッド STUDIO by LIG(公式ページ:https://liginc.co.jp/studioueno/)
未経験からWebデザイナーとして転職、独立目指す人に!オンラインだけでなく通学でも学び業界知識を身につけたい方におすすめスクール - CodeCamp(公式ページ:https://codecamp.jp/)
わずか¥148,000+入会金¥30,000で学べるスクール。学校や仕事と両立しながらオンラインで学習可能!自分に合ったメンターを選んで仕事の相談もしたい方必見! - TechAcademy(公式ページ:https://techacademy.jp/)
お手頃価格でWebデザインを基礎から学習!最短4週間から、自分のペースに合わせて学習可能。複数コース受講で最大60,000円もお得に!