Webディレクターにおすすめの転職エージェント8選!
《Webディレクターにおすすめの転職エージェントランキング》
【第1位】マイナビIT AGENT ※マイナビのプロモーションを含みます
【第2位】ワークポート:レビュー記事はこちら
【第3位】リクルートエージェント:レビュー記事はこちら
【第4位】doda:レビュー記事はこちら
「Webディレクターにおすすめの転職エージェントはどれ?」
- 未経験からWebディレクターへの転職を目指す方
- 現在Webディレクターとして働いていて、他の会社にキャリアアップ転職を目指す方
この両者におすすめの転職エージェントを紹介します。
とにかく求人数が多い「総合型転職エージェント」、IT・Web業界に特化している「業界・業種特化型転職エージェント」の2つに絞って紹介していますので、ご自身に合った転職エージェントを利用してみてください。
また、中にはそもそもWebディレクターについて詳しく知りたいという方もいらっしゃると思います。
そういった方向けにWebディレクターの仕事内容やキャリアパスも解説しているのでぜひチェックしてみてください。
目次 (PRも含まれます)
- 1 Webディレクター向けの転職エージェントの選び方
- 2 Webディレクターにおすすめの総合型転職エージェント4選
- 3 Webディレクターにおすすめの業界・職種特化型転職エージェント4選
- 4 Webディレクター転職のメリットって?
- 5 Webディレクターの仕事
- 6 Webディレクターに向いている人の特徴
- 7 Webディレクターに向いていない人の特徴
- 8 Webディレクターの将来性とは?
- 9 Webディレクターの年収は?
- 10 Webディレクターに求められるスキルとは?
- 11 Webディレクターが持っておくと良い資格
- 12 Webディレクターの就職先
- 13 未経験Webディレクターにおすすめのキャリアパス
- 14 Webディレクターの求人の見方
- 15 まとめ
- 16 関連記事
Webディレクター向けの転職エージェントの選び方
Webディレクター向けの転職エージェントを選ぶためのポイントをお伝えします。
転職エージェントは大きく以下の2種類に分けられます。
- 総合型
- 業界・職種特化型
まずはざっくりその違いを見てみましょう。
総合型転職エージェント | 業界・職種特化型転職エージェント | |
特徴 |
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おすすめな人 |
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総合型転職エージェントでは、掲載されている求人数が非常に多いため、数多くの企業の求人を比較検討することができます。
デメリットとして、幅広い業界・職種を扱っていることから、特定の領域に詳しいアドバイザーはあまり多くありません。
業界・職種特化型の転職エージェントでは、特定の領域に詳しいキャリアアドバイザーに出会える可能性が高いので、具体的な仕事内容や、入社時に求められるスキルなどの情報を聞き出すことができます。
デメリットは、求人数が総合型転職エージェントと比べると少ない点です。
どちらを使うべきかは利用目的により異なりますので、自分の利用目的に合ったエージェントを選ぶようにしましょう。
それぞれメリット・デメリットがありますので、お互いを併用してみるのもおすすめです。
Webディレクターにおすすめの総合型転職エージェント4選
Webディレクターの求人を多く保有しているおすすめの転職エージェントを4社紹介します。
ランキングの順位が低いから利用価値がないというわけではなく、それぞれのエージェントごとに得意分野あるので、気になったものは利用してみてください。
1位:マイナビIT AGENT
公式サイトより引用(https://mynavi-agent.jp/it/)※マイナビのプロモーションを含みます
- Webディレクターの求人数:584件(2022年2月22日時点の公開求人数)
参考・引用:公式サイト(https://mynavi-agent.jp/it/)
マイナビIT AGENTはIT・Web業界で実務経験がある人におすすめのエージェントです。
もともとIT・Web分野の会社との繋がりが強いマイナビ転職が、IT業界向けに特化した転職エージェントとして立ち上げられました。
IT系・Web系の業界にかなり詳しいエージェントです。
IT業界の様々な求人を扱っており、求人数も豊富。エンジニアやデザイナーをはじめとした幅広いIT系職種の求人を探せます。
詳しい話を聞きたい経験者にとっても心強いサービスと言えるでしょう。
2位:ワークポート
公式サイトより引用(https://www.workport.co.jp/)
運営会社 | 株式会社ワークポート |
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公開求人数 | 104768件 (2024年09月10日現在) |
Webディレクターの 公開求人数 | 332件 (2024年09月10日現在) |
マージン率 | 非公開 |
対応地域 | 北海道・宮城・埼玉・千葉・東京・神奈川・愛知・京都・大阪・兵庫・岡山・広島・福岡 |
特徴 | -元IT専門の転職エージェントのため、IT業界の知識が豊富 -現在は総合型エージェントで、求人数も大手並に多い |
公式 | https://www.workport.co.jp/ |
ワークポートは、IT・Web系の転職に強い総合型転職エージェントです。
転職決定率に強みを持っており、2021年には『GOOD AGENT RANKING』で『転職決定人数部門 第1位』を受賞した実績もあります。
参考:リクナビNEXT『GOOD AGENT RANKING ~2021年度下半期~』にて『転職決定人数部門 第1位』を受賞|PR TIMES
IT・Web系の求人に強いだけでなく、キャリアアドバイザーもIT領域に詳しい方が多いです。
web業界の動向や求められているスキルなどを知りたいとき、まず最初に頼れるのがワークポートです。
求人数は他のエージェントよりも少ないものの、Webディレクターなど、IT・Web業界への転職を検討している方なら登録しておいて損のないエージェントです。
ワークポートの案件例
案件名 | 【東京:リモート】Webディレクター |
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想定給与 | 400万円~650万円 |
業務内容 | ■業務内容 プライム上場、各種旅行サービスを比較し最安値のプランを検索することができる日本最大級の旅行比較サイト『トラベルコ』を運営する同社にて、サイトの企画設計業務をお任せ致します。 ~無借金経営を続け着実に成長しています~ ■具体的内容 ミッション:企画設計を通じた顧客満足度の向上がミッションです。 運用では、ユーザーの声と数値からサイトの課題を検証し、要件定義・UI設計を行います。UI設計後は、社内のデザイナー、開発者にバトンタッチして開発にすすみます。自社サービスのため、アップ後の数値報告で次のアクションが決まります。 配属部署:サイト・アプリの要件定義・UI設計を行う部署になります。 働きやすさ…残業時間30時間以内/月を目指して早帰りを推奨。それぞれが自分のペースで仕事に打ち込める、働きやすい環境です。また、女性の産休・育休の取得実績も多数。もちろん、休暇取得後は改めて同社で就業しています。 週1~2回程の出社がございます 会社の特徴 同社はPC・スマホにおけるインターネット、Webを利用したコンテンツビジネスを展開しています。1997年に旅行比較サイト「トラベルコ」を立ち上げ、設立以来順調に成長しました。2016年12月東証一部(現プライム)に上場しました。事業内容は下記の通りです。 ・旅行比較サイト「トラベルコ」「Travelko」の運営 ・伝統工芸作品サイト「GALLERY JAPAN」の運営 ・インターネット及び携帯電話向けオンラインシステムの開発及び提供 ・ソフトウェア開発及び配信 同社の運営する旅行情報総合サイト「トラベルコちゃん」はユーザー数140万人を突破した人気のサイトです。 |
基本スキル | ■必須条件:以下両方のご経験 ・Webサイトまたはスマホアプリのディレクション経験3年 ・検索系サービスの経験 ・ワイヤーフレームの設計、社内外へのプレゼン経験 ■歓迎条件 ・XDの使用経験 |
案件URL | 【東京:リモート】Webディレクター (2024年09月10日 現在) |
3位:リクルートエージェント
公式サイトより引用(https://www.r-agent.com/)
- Webディレクターの求人数:698件(2022年1月12日時点の公開求人数)
参考・引用:公式サイト(https://www.r-agent.com/)
リクルートエージェントは、求人案件数・内定決定数ともに業界トップクラスの総合型転職エージェント。
Webディレクターの求人も、他のエージェントと比べて多く存在しました。
企業からの信頼も厚く、「リクルートエージェントにしか求人を出さない」ような企業もあるほどです。
転職エージェントの定番ですので、まだ利用していない方は今のうちに登録しておくことがおすすめです。
4位:doda
公式サイトより引用(https://doda.jp/)
- Webディレクターの求人数:662件(2022年1月12日時点の公開求人数)
参考・引用:公式サイト(https://doda.jp/)
dodaも、リクルートエージェントに並んで、求人数の多い総合型転職エージェントの代表的存在です。
リクルートエージェントと同様に幅広い求人を所有しており、Webディレクターの求人も豊富に取り揃えていました。
プロのアドバイザーの手厚いサポートのもと、書類選考の添削をしてくれたり、面接でのアピール方法などもしっかりアドバイスをくれます。
Webディレクターにおすすめの業界・職種特化型転職エージェント4選
ここでは、Webディレクターの転職におすすめの「業界・業種特化型転職エージェント」をご紹介します。
特化型の転職エージェントの最大の強みは、業界・業種を経験したキャリアアドバイザーが転職活動をサポートしてくれることです。
総合型転職エージェントと比べるとキャリアアドバイザーの重要性が増すため、総合型エージェントを使う場合は「どのキャリアコンサルタントと一緒に転職活動を進めるか」を見極めることが大切です。
もし質の低いキャリアアドバイザーが担当になってしまうと、本来得られたであろうメリットをすべて享受することが難しくなってしまう場合があります。
レバテックキャリア
公式サイトより引用(https://career.levtech.jp/)
運営会社 | レバテック株式会社 |
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公開求人数 | 23,700件 (2024年09月10日現在) |
Webディレクターの 公開求人数 | 758件 (2024年09月10日現在) |
マージン率 | 非公開 |
対応地域 | 首都圏を中心に全国 |
特徴 | -エンジニア・ディレクター・PM・ITコンサル特化 -エンジニア経験者の転職に非常に強い -求人の平均年収が高い |
公式 | https://career.levtech.jp/ |
レバテックキャリアは、業界トップクラスのIT専門転職エージェントです。
レバテックキャリアはある程度IT業界での経験がある人に向けたサービスとなっていて、求人の質が高いことや、キャリアアドバイザーの対応が良いことで好評です。
ただし、レバテックキャリアではIT業界未経験者へ紹介できる求人がほとんどないため、IT業界以外の業界・職種からWebディレクターに転職を考えている方は、リクルートエージェントのような総合型転職エージェントを使ったほうがよいでしょう。
逆に、これまでIT業界での業務経験があり、さらなるキャリアアップを狙いたい方は、レバテックキャリアは最もおすすめできる転職エージェントです。
レバテックキャリアの案件例
案件名 | "> 【Webディレクター・クオリティーマネジメント】フルリモート/フルフレックス/検索サービスにおけるクエリの分類体系構築、品質検討 |
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想定年収 | 447~1,059万円 |
業務内容 | Yahoo検索は、インターネット上の膨大な情報のなかから、スピーディーかつ的確に目的の情報を検索できるサービスです。 日々ユーザーに最適な回答を行い、目的を達成するための意思決定や行動をサポートしています。 本職種では検索結果の品質向上を目指し、クエリの分類体系構築や、サービスの品質検討・ガイドライン作成などを担っていただきます。 多くのユーザーが利用するサービスを改善し、新たな価値を提供することで、世の中に大きなインパクトを与えられる点が本職種の魅力です。 ■ポジション概要 検索サービスにおけるクエリの分類体系構築、品質検討などを担当 <具体的な仕事内容> ・サービス品質向上のためのログ分析、改善提案 ・品質維持のためのモニタリング ・アウトソースを含めたプロジェクト体制の設計、運営 【仕事の特色】 <職場環境> 車いすの方でも勤務が可能なオフィスです。 【仕事内容(変更の範囲)】 会社の定める業務 |
基本スキル | <経験> ■下記のうち、1つ以上の経験 ・日本語処理を用いたプロダクトの品質改善 ・日本語対話システムの作成 ・編集、校正などの業務 ・日本語の体系的な学習指導 ※中学/高校の国語教員は、本事項には該当しません。 <マインド> ・一律の正解がない問題にも前向きに取り組み、スピードと品質を両立し、解決に導ける方 ・常に変化する状況を好み、適切に仕事を処理できる方 ・目標に向かう姿勢、仕事を成し遂げる能力がある方 |
案件URL | "> 【Webディレクター・クオリティーマネジメント】フルリモート/フルフレックス/検索サービスにおけるクエリの分類体系構築、品質検討 (2024年09月10日 現在) |
Webist
公式サイトより引用(https://webist-cri.com/)
- Webディレクターの求人数:1534件(2022年1月12日時点の求人数)
参考・引用:公式サイト(https://webist-cri.com/)
Webist(ウェビスト)は、クリーク・アンド・リバー社が運営している、WEB業界専門の転職エージェントです。
雇用形態の選択肢が広く、自分に合った働き方を選ぶことができるのが、他のエージェントにないWebistの強みです。
また勤務形態についても「在宅勤務」「残業なし」などのように、様々な条件で求人を探すことができます。
働き方にこだわりながらWebディレクターとして働きたいという方は、一度Webistを利用して自分に合った求人があるか探してみるのがおすすめです。
マスメディアン
- Webディレクターの求人数:182件(2022年1月12日時点の求人数)
参考・引用:公式サイト(https://www.massmedian.co.jp/)
マスメディアンは、マーケティング・クリエイティブ・デジタル分野に特化した転職エージェントです。
リクルートエージェントやdodaのような総合型転職エージェントと比較すると求人の総数は少なめですが、マーケティング業界に絞れば、求人数は同等以上となります。
また、マスメディアンでしか掲載されていないような求人を紹介してもらえたり、専門領域に詳しいキャリアアドバイザーがいることを考慮すると、Webディレクターでキャリアアップをしたい人にはマスメディアンの利用がおすすめです。
マーケティング転職.com
公式サイトより引用(http://www.marketing-jac.com/)
- Webディレクターの求人数:48件(2022年1月12日時点の求人数)
参考・引用:公式サイト(http://www.marketing-jac.com/)
マーケティング転職.comは、JACリクルートメントが運営している、マーケティング職専門の転職サイトです。
求人のほとんどが、Webディレクターを含めたマーケティング関連で、コンサルタントがしっかりと対応してくます。
まだあまり知名度のない転職エージェントですが、JACリクルートメントが運営しているという安心感と、求人やコンサルタントの質の高さが魅力的です。
Webディレクター転職のメリットって?
Webディレクター転職のメリットは、以下の3点です。
- 未経験でも採用可能
- キャリアアップ転職に有利
- Web全体の技術的な知識が身につく
WebディレクターはほかのIT職種(エンジニア、Webデザイナー)と比べると、未経験でも採用されやすいです。
Webディレクターの仕事
実際、Webディレクターの仕事はどのようなものなのでしょうか。
- 企画・提案:クライアントの課題をヒアリングし、Web制作の目的を整理して提案
- 制作指揮・スケジュール管理:プロジェクトの要件定義、スケジュール管理
- 見積もり作成・予算管理:見積もりの作成とそれに見合った工数(予算)管理
- 運用・更新:サイトの更新(コンテンツのアップ等)、サーバーの監視やセキュリティ業務
Webディレクターの業務はかなり幅広く、担当するクライアントの業態や仕事内容によってWebディレクターの種類が分かれます。
ここでは、以下の2点について解説していきます。
- 仕事内容別のWebディレクターの種類
- Webプロデューサー・Webプランナーとの違い
また未経験の場合、配属された後に基本的なスキルを身につけることになります。
仕事内容別のWebディレクターの種類
Webディレクターは仕事内容によって、以下の5つの種類に分かれます。
仕事内容 | |
マーケティング・企画系Webディレクター | ・WebサイトやSNS広告の企画が主業務 ・マーケティングの知識を踏まえて市場調査、競合調査、ターゲット選定などを通して、Webサイト設計を行う ・マーケターやエンジニアから運用管理系Webディレクターになることが多い |
デザイン・クリエイティブ系Webディレクター | ・Webサイトのデザインディレクションが主業務 ・デザインやクリエイティブの観点からクライアントの課題解決を行う ・デザイナーやエンジニアからクリエイティブ系Webディレクターになることが多い |
運用管理系Webディレクター | ・公開後のWebサイト運用と管理が主業務 ・SEOディレクターのように、順位推移やサイトの成果を追ってWebサイトを育てていく ・マーケターやエンジニアから運用管理系Webディレクターになることが多い |
営業系Webディレクター | ・Webサイト制作の営業が主業務 ・クライアントの要望を組み、Webサイトの方向性から見積りや予算設計、新規提案や契約、スケジュール組みを行う |
システム系のWebディレクター | ・システム領域のディレクションが主業務 ・現場のエンジニアやプログラマーの管理やバックエンドの作業を行う ・エンジニアからシステム系のWebディレクターになることが多い |
基本的にはWeb制作のディレクションを行いますが、クライアントの課題に合わせてどの領域のディレクションを担うのかが変わってきます。
たとえば、クライアントが自社のSNSアカウントの運用に課題を持っている場合、マーケティングのWebディレクターとして広告運用ディレクションを担当します。
一方で、クライアントが新規事業の新しいWebサイトを開設したい場合、まずは営業系WebディレクターとしてWebサイト制作の方向性やお金に関する交渉を担当します。
そのため「Webディレクターの仕事内容は〇〇」と一括りにできないため、ご自身がどの領域のWebディレクターを目指したいかしっかりと明確にしておきましょう。
Webプロデューサー・Webプランナーとの違いとは?
一般的なWebコンテンツ作成の工程と、それぞれの職種の業務を表にまとめました。
事業戦略企画 | 設計 | 制作 | 運用・改善・保守 | |
Webプロデューサー | ◯ | ◯ | × | × |
Webプランナー | × | ◯ | ◯ | × |
Webディレクター | × | ◯ | ◯ | ◯ |
Webプロデューサー
Webプロデューサーは、Webプロジェクトの総責任者または全体統括を行う人です。
コンテンツ制作では、最上流工程に関わっています。
具体的には、Webプロジェクトの計画立案、人員計画、予算管理、品質管理、顧客対応などを担っています。
Webプランナー
主に、Webコンテンツの企画と制作を担当する人です。
具体的には、顧客のヒアリング、ワイヤーフレームの作成やWebデザイナーの制作管理です。
企業によって、Webプランナーが販促対策やマーケティングを行う場合もあります。
例えば、アンケートやインタビュー調査によるユーザーの分析、キャンペーンの企画などです。
Webディレクターに向いている人の特徴
Webディレクターに向いている人の以下の3つの特徴を解説します。
- マルチタスクが可能な人
- キャリアアップしたい人
- 年収を上げたい人
マルチタスクが可能な人
WebディレクターはWebプロジェクトの責任者のひとりとして、さまざまな業務を並行したり、デザイナーやエンジニアなどのさまざまな人と連携して働くため、マルチタスクができる人が向いています。
たとえば、以下のような業務を担当します。
- 企画・提案:クライアントの課題をヒアリングし、Web制作の目的を整理して提案
- 制作指揮・スケジュール管理:プロジェクトの要件定義、スケジュール管理
- 見積もり作成・予算管理:見積もりの作成とそれに見合った工数(予算)管理
- 運用・更新:サイトの更新(コンテンツのアップ等)、サーバーの監視やセキュリティ業務
- プロジェクトメンバーのマネジメント:メンバーの管理と育成業務
キャリアアップしたい人
今後のキャリアで、Webプロデューサーなどの上流工程に携わりたい人や、Webコンサルタントなどの専門性を高めたいと考えている人には、Webディレクターで経験を積むことがおすすめです。
Webディレクターはエンジニアやデザイナーなどのさまざまな人と関われたり、開発だけではなく企画や運用、戦略策定など幅広い業務に携われるため「今後のキャリアの方向性をどうしたいか?」を考える上でかなり参考になります。
他にも、Webディレクションのスキルを活かして以下のようなキャリアパスもあります。
- テクニカルディレクター
- コンテンツディレクター
- Webプランナー
- Webアナリスト
- Webマーケター
年収を上げたい人
現在エンジニア、デザイナー、マーケターで年収を上げたいと考えている人には、Webディレクターになることがおすすめです。
その理由としては、WebディレクターはWeb制作において、エンジニアやデザイナー、マーケターの業務だけではなくチーム全体の統括や育成など幅広い業務を担うため、その分年収が高くなる傾向があるからです。
実際、エンジニアやデザイナーなどの職種と比べて、Webディレクターの平均年収は約70万円〜220万円も高いです。
それぞれの職種の平均年収を調べて、以下の表にまとめました。
Webディレクター | 584.4万円 ※1 |
ITエンジニア | 442万円 ※2 |
Webデザイナー | 361万円 ※2 |
Webマーケター | 511万円 ※3 |
※1 引用:https://shigoto.mhlw.go.jp(令和3年賃金構造基本統計調査)、2023年3月9日時点で確認
※2 引用:DODA、2023年3月9日時点で確認
※3 引用:coeteco、2023年3月9日時点で確認
Webディレクターに向いていない人の特徴
Webディレクターに向いていない人の以下の特徴をご紹介します。
- チーム連携が苦手な人
- 人の上に立つことが苦手な人
チーム連携が苦手な人
Webディレクターは、Web制作のプロジェクト統括役としてエンジニアやデザイナー、マーケターなどさまざまな人と関わってお仕事をするため、チーム連携が苦手な人にとってはかなりハードルが高いでしょう。
たとえば、チーム連携をする上で、Webディレクターには以下のスキルも求められます。
- チームメンバーと関係性をつくるコミュニケーションスキル
- 必要なタスクや指示を適切にメンバーに伝えるコミュニケーションスキル
- メンバーのスケジュールや進捗状況を管理するスキル
- 自分以外の急なトラブルに対応するリスクマネジメントスキル
人と話すことや関係性を築くことに苦手意識を持っている場合は、Webディレクターは難しいでしょう。
ただ、コミュニケーションスキルは学習や実践を通じて磨くことができるスキルなので、苦手意識があってもWebディレクターにチャレンジしたいという方は、まずは学習することをおすすめします!
人の上に立つことが苦手な人
Webディレクターはプロジェクトリーダーのような立場として、プロジェクトチームをまとめる必要があります。そのため、人の上に立って人をまとめることに苦手意識がある人にとって、Webディレクターはかなりハードルが高いでしょう。
たとえば、人の上に立つWebディレクターとして以下のようなスキルも求められます。
- メンバーの能力やスキルに合わせて適切な役割分担ができるマネジメントスキル
- メンバーなどの意見をまとめて決断をする意思決定スキル
- メンバーに適切なフィードバックができるコミュニケーションスキル
- メンバーの能力やスキルに合った育成スキル
Webディレクターの将来性とは?
経済産業省の調査によると、今後の約10年先も、IT人材は不足し続けていくと予測されているので、Webディレクターの需要がなくなる可能性は極めて低いです。
今後、IT業界で求められる人材はDXで成果を上げるための戦略を立てられる人だと言われています。
特に、政府が発表した調査によると、今後評価されていくマインドおよびスキルは次の5つと言われています。
- リーダーシップ
- 実行力
- コミュニケーション能力
- 戦略的思考力
- 意思決定能力
どれも数値では表しにくい能力ですが、webディレクターとして活躍するには重要です。
顧客の要望やプロデューサーの戦略意図を正確にくみとり、その実現のために何をすべきかを明確に提案できるディレクターなら、どこの現場でも重宝されるでしょう。
Webディレクターの年収は?
年代別の平均年収を見てみると、20代が371万円、30代は471万円、40代以上で559万円です。
Webディレクターに求められるスキルとは?
Webディレクターは、以下のような幅広いスキルが求められます。
- 制作/開発ディレクションスキル
- チーム連携スキル
- 仕様書やマニュアル作成スキル
- 企画・提案スキル
- プロジェクトマネジメントスキル
- ビジネススキル
- コミュニケーションスキル/プレゼンスキル
また、Webディレクターの種類によって特に求められるスキルが異なります。以下の表でまとめたので、参考にしてみてください。
求められる主なスキル | |
マーケティング・企画系Webディレクター | ・Webマーケティングスキル ・プレゼンスキル |
デザイン・クリエイティブ系Webディレクター | ・HTMLやCSSによるコーディングスキル ・Adobeソフトの使用スキル ・UI/UXなどのWebデザインスキル |
運用管理系Webディレクター | ・SEO知識や解析・分析スキル |
営業系Webディレクター | ・営業スキル ・ビジネススキル |
システム系のWebディレクター | ・プログラミングスキル |
一方で、どの職種においても応用可能なスキルが身につくため、より自分の理想に近いキャリアアップも望めます。
Webディレクターが持っておくと良い資格
Webディレクターになるには、資格は必須ではありません。ただ、Webディレクションを行う際に営業やデザイナー、エンジニアなどさまざまな制作スタッフと連携して進めていくため、よりスムーズな進行管理のために専門知識として資格を持つといいでしょう。
Webディレクターの種類によっておすすめの資格が異なります。以下の表でまとめました。
保有すると良い資格 | |
マーケティング・企画系Webディレクター | ・Webディレクション検定 ・Webリテラシー試験 ・Webライティング能力検定 ・マーケティング・ビジネス実務検定® ・ネットマーケティング検定 ・ITパスポート試験 |
デザイン・クリエイティブ系Webディレクター | ・Webクリエイター能力認定試験 ・ウェブデザイン技能検定 ・Webリテラシー試験 |
運用管理系Webディレクター | ・Google アナリティクス個人認定資格 ・Web解析士認定 ・Webアナリスト検定 |
営業系Webディレクター | ・Webディレクション試験 |
システム系のWebディレクター | ・ITパスポート試験 ・Webディレクション検定 |
Webディレクターの就職先
Webディレクターは大きく分けて、以下のような会社で働きます。
- 支援会社
- 事業会社
支援会社でのWebディレクターのキャリア
支援会社では、クライアントのWebサイト制作などの支援を行います。
具体例:IMJ、ネットイヤーグループ
Webサイト制作やコンテンツ更新などの支援をしてもらいたいクライアントの業務の一部を代行することになります。
支援会社は、複数のクライアントから業務を請け負います。
メリットとしては、複数のクライアントを受け持つことができるので、複数業界にまたがった知識やデータを得やすい環境にあります。
例えば、「●●業界だったらこの構成やデザインが良い」など、業界特有な情報が複数の業界から得られるので、業界知識がつきやすい傾向があります。
一方で、デメリットとしては、提案や企画の自由度が低く、サイトを制作して終了するなど、スキルが偏る可能性があります。
事業会社でのWebディレクターのキャリア
事業会社では、その事業会社の中でWebディレクターを担当します。
事業会社でWebディレクターを担うメリットは、マーケティング領域まで踏み込んで業務に取り組める点です。
例えば、サイトのアクセス解析を行い、課題を抽出し、改善施策を実行するなどの一連のPDCAの流れを踏むことができます。
一方で、事業会社でWebディレクターをするデメリットは以下の通りです。
- 最新のトレンド技術・マーケティング情報などが入りにくい
- コミュニケーション能力や対応能力を磨くのが難しい
事業会社にいると、社内でコミュニケーションが完結してしまうため、新しいインプットは自分から取りにいかないとなかなか手に入りません。
未経験Webディレクターにおすすめのキャリアパス
- 小規模な支援会社に入社してから、転職して事業会社のWebディレクター責任者のポジションにつく
支援会社は、Webディレクターに必要な「コミュニケーション能力」や「企画提案力」を短時間でしっかりと身に付けることが可能です。
ある程度の型を身に付けたら、その後事業会社に転職すると良いでしょう。
Webディレクターの求人の見方
リクルートエージェントの場合
まずは、リクルートエージェントに無料登録して、求人を見てみましょう。
リクルートエージェントに1分で無料登録する案件名 | 【東京】WEBディレクター~/完全週休2日制/年120休日~ |
想定年収 | 500万円~1,000万円 |
仕事内容 | 制作管理担当としてブランドウェブサイト全般の企画/制作をディレクションして頂きます。日本市場における製品ブランドを強化し、シリーズの認知度を高めて頂きます。 |
必要な能力 | WEBサイト制作ディレクション実務経験3年以上 ※ディレクションがメインであり、デザインやコーディング等は、自身ではほぼ行いません。 ※HP等の制作会社での営業経験者なども応募可能です。 |
引用:公式サイト(https://www.r-agent.com/)
※2022年6月15日時点の求人です。
※現在は募集が終了している場合がございます
求人の特徴としては、以下の通りです。
- 外資系企業で高待遇
- ディレクションがメインで制作作業はほとんどない
dodaの場合
続いて、dodaの求人です。
案件名 | クライアントビジネスの課題解決・成功をリード。 |
想定年収 | 年収600万円/3年目・シニアディレクター/月給50万円 年収530万円/2年目・ディレクター/月給44.1万円 年収450万円/1年目・ディレクター/月給37.5万円 |
仕事内容 | メリハリ◆完全在宅ワーク/土日祝休 【仕事の流れ】 ■ヒアリング デジタルビジネスに取り組むお客様と向き合い、抱えている課題を抽出。 ▽ ■企画提案 Webサイト、アプリ、キャンペーン等、課題解決に向けたプロジェクトを創り出します。 ▽ ■制作進行管理 社内外のディレクターやクリエイターと協力しながら、プロジェクト進行をリード。 ▽ ■納品 アフターフォローを通して、新しい課題を発見したり、ご相談を頂くこともよくあります。 |
必要な能力 | ■Webディレクションの実務経験をお持ちの方 (※課題抽出から施策の立案、実行などの経験がある方は尚歓迎) ■プロジェクトマネジメントやチームリーダーの経験をお持ちの方 ■システムに関わる業務経験をお持ちの方 ■顧客折衝経験をお持ちの方 |
引用:公式サイト(https://doda.jp/)
※2022年6月15日時点の求人です。
※現在は募集が終了している場合がございます
求人の特徴としては、以下の通りです。
- リモート可能
- 年収は2年目で530万円、3年目で600万円ほど
ワークポートの場合
最後に、ワークポートの求人です。
案件名 | 【東京:リモート】WEBディレクター(企画・ディレクション) 東証プライム上場/IT×高齢社会を軸としているIT企業/残業時間10h程度 |
想定年収 | 450万円~600万円 ■経験、スキル、年齢を考慮の上、同社規定により優遇 |
仕事内容 | WEBディレクターとして、集客に主眼を置いたサイト運営全般を担っていただきます。 UI・UX改善、流入施策、企画を練って実装していくことが業務の中心になりますが、同時にリスティング広告やWEBツールなどの計測やチューニングも行います。 |
必要な能力 | ・UI/UX設計の経験のある方 ・Webマーケティングに対する知見(SEO・広告) ・数値改善、サービスグロースの成果を出された経験 ・アクセス解析、データ分析を通じたKPI改善 ・PHP、HTML、CSSの知識 ※業界経験や終活の知識は不問 |
引用:公式サイト(https://www.workport.co.jp/)
※2022年6月15日時点の求人です。
※現在は募集が終了している場合がございます
求人の特徴としては、以下の通りです。
- 残業時間が少ない
- UI・UX改善やリスティング広告など、多様な仕事に関われる。
まとめ
まず、Webディレクター職につくと、以下のようなメリットがあります。
- 未経験でも採用可能
- キャリアアップ転職に有利
- Web全体の技術的な知識が身につく
さらに働く会社には、以下の2種類があります。
- 支援会社
- 事業会社
Webディレクターの職種へ転職するなら、まずはエージェントを使うのがおすすめです。
迷ったら、まずはリクルートエージェントや、dodaなどのエージェントに登録して、転職の第一歩を踏み出してみてください。
自分の希望する職種の情報がいつでも通知されるような状態にしておき、どのような案件があるのかしっかりみて業界研究しておきましょう。
今回紹介したエージェント