プログラマーのフリーランスになるには?必要なスキルや単価相場などを解説
案件数が豊富なIT向けフリーランスエージェント。業界最高水準の案件単価!高額案件・高収入を目指すならここ!
【第2位】ITプロパートナーズ(公式:https://itpropartners.com/)
リモート勤務可能、週2~3稼働OKの直請け案件を探すならITプロ!エンジニア向け案件では業界最多水準の案件数を保有しています。
【第3位】HiPro Tech(公式:https://tech.hipro-job.jp/)
リモート案件が豊富なエンジニア特化エージェント。
「会社員としてプログラマーやっているけどフリーランスとしてできるのかな?」
「会社員よりも給料が高いって本当?」
「どうやったらフリーランスのプログラマーになれる?未経験OK?」
この記事にたどり着いた方は、このような疑問を持っていると思います。
フリーランスプログラマーになりたいと言っても、経験のある人、未経験の人、人脈のある人、ない人、など様々な人がいます。
この記事では、そんな様々な人の状況ごとに、フリーランスプログラマーとして活躍していくにはどうしたらよいのかということについて徹底的に解説したいと思います。
これからフリーランスプログラマーになろうかな~と思っている方や、年収上げたい…と思っている現役プログラマーの方は是非読んでみてください。
目次 (PRも含まれます)
- 1 フリーランスプログラマーとは?
- 2 フリーランスプログラマーの仕事内容
- 3 フリーランスプログラマーの単価相場と平均年収
- 4 フリーランスプログラマーのメリットは?
- 5 フリーランスプログラマーのデメリットって?
- 6 フリーランスプログラマーの案件獲得方法
- 7 フリーランスプログラマーが登録すべきエージェント7選
- 8 フリーランスプログラマーの案件と単価例
- 9 フリーランスプログラマーの始め方!独立パターン4つ
- 10 フリーランスプログラマーが独立前に準備すべきこと
- 11 フリーランスプログラマーで成功するコツは?
- 12 フリーランスプログラマーが年収を上げる方法
- 13 フリーランスプログラマーによくある失敗
- 14 フリーランスプログラマーの適性って?
- 15 フリーランスプログラマーの需要と将来性
- 16 未経験からフリーランスプログラマーになれる?
- 17 フリーランスプログラマーに関するよくある質問と回答
- 18 まとめ
フリーランスプログラマーとは?
企業に属さずクライアント案件をこなす
まず、「フリーランス」とは、企業や団体に属さず、自分のスキルを生かして仕事をする人のことです。
副業が広がり始めた2018年から、2021年までに、日本のフリーランス人口は500万人以上増加しています。
会社員時代とフリーランスで大きく異なる点は、「自分で営業しなくてはいけない」点です。
独立系フリーランスと副業系フリーランスがいる
そしてフリーランスには「独立系フリーランス」と「副業系フリーランス」の2つの働き方があります。
独立系フリーランスは主に専門スキルや知識を活かし、業務委託として独自のビジネスを展開している個人のことです。
彼らはクライアントと直接契約を結ぶこと仕事を受注し、生計を立てています。
一方で副業系フリーランスは会社員やアルバイトなどメインの収入源を持ちながら、休日や空き時間を利用してフリーランス案件をこなしている人たちです。
つまり、独立系フリーランスは自由度の高い働き方を築いている一方で、副業系フリーランスは一般的な雇用関係とフリーランス活動を両立させているという違いがあります。
フリーランスプログラマーの仕事内容
フリーランスプログラマーの主な仕事内容は以下の通りです。
- コーディング
- デバッグ
- テスト
そして、以下のような流れで仕事を進めていきます。
- 営業し、案件を受注する
- 業務内容を理解し、設計書やクライアントの要望を把握する
- システム開発
- 担当のシステムエンジニアに、仕事を納品する
案件の受注には、人脈や営業スキル、実績が必要です。
フリーランスプログラマーの単価相場と平均年収
フリーランス向けの案件を多数取り扱っているレバテックフリーランスによると、フリーランスプログラマーの平均単価は67万円程度です。
引用:レバテックフリーランス
年収に換算すると、804万円ほどになります。
引用:求人ボックス 給料ナビ
フリーランスプログラマーのメリットは?
フリーランスプログラマーのメリットは、以下の4点です。
- 年収が上がりやすい
- 自分で仕事を選ぶことが出来る
- 案件によっては働く時間や場所を自由に選べる
- 自由意志でプロジェクト離脱ができる
年収が上がりやすい
まず、シンプルに年収が上がりやすくなります。
理由としては、主に以下の通りです。
- いつでも契約終了にできるというリスクをとっている分、企業側も高額の報酬を支払いやすい
- 会社員よりもフリーランスの方が節税手段が多い
自分で仕事を選ぶことが出来る
最終的に仕事を選ぶ決定権が自分にあるという点は、正社員プログラマーと大きく違う点です。
自分が得意でない技術の案件や、人の相性が悪い現場で無理に働くというストレスから解放されます。
ただ、1点注意をしなくてはならないのがなんでも自由に選べる、というわけではないことです。
絶対に「自分のスキルを活かせる範囲内で」という前提があります。
フリーランスプログラマーは即戦力を求められるため、スキルが低ければそのレイヤーに合わせた仕事しか受注できないため、自由に選べるとはいいきれません。
案件によっては働く時間や場所を自由に選べる
前項にも紐付いてくる話ですが、時間や場所の軸でも自由に選べるというのは魅力的な点と言えます。
特に、時間については正社員で勤めている場合は週5勤務が必須となりますが、フリーランスの場合は週3,4勤務も可能となります。
自由意志でプロジェクト離脱ができる
自由意思でプロジェクト離脱ができる点も、フリーランスのメリットです。
フリーランスは雇用契約を結んでいないので、正社員と比べると容易にプロジェクトから離脱できます。
嫌な職場で無理をする必要がない自由さは、フリーランスの特権です。
フリーランスプログラマーのデメリットって?
フリーランスプログラマーのデメリットについてご説明します。
もちろんメリットだけではありませんが、デメリットを最小限に抑える方法もあります。
フリーランスプログラマーのデメリットは、以下の3点です。
- 福利厚生や保証が少ない
- 自分で営業して案件を獲得する必要がある
- 業界の状況によって年収が減るリスクがある
福利厚生や保証が少ない
社員からフリーランスになることでなくなるものとして、厚生年金や雇用保険等があげられます。
例えば突然怪我をして仕事ができなくなってしまったときに労災がおりなかったり、厚生年金がなくなる分将来もらえる年金が少なくなったります。
自分で営業して案件を獲得する必要がある
よく「フリーランスになったから開発に集中できる」と言っている方もいらっしゃいます。
ですが、フリーランスになることで、以下のような追加でやらなければならないことが増えてしまいます。
- 案件開拓活動
- 経理関連の処理
一定の金額を支払って、エージェントを活用することで「案件開拓活動」を外注するという手段はありますが、結局外注しているだけなので、外注先で案件が見つけられなかった場合は、最後自分で案件を探さなくてはいけません。
業界の状況によって年収が減るリスクがある
最近でいえばコロナ禍のように、フリーランス市場の案件、特に開発案件について全てストップした期間が2,3ヶ月ありました。
その後もなかなか案件の回復までには時間がかかり、案件獲得に苦労したフリーランスプログラマーも多くいました。
フリーランスプログラマーに限った話ではありませんが、こういった業界全体が落ち込んだときに、企業がまず削減対象とするのは「外注費」です。
フリーランスプログラマーの案件獲得方法
フリーランスプログラマーと一言でいっても、その働き方は一つとは限りません。
まずはどんなパターン(案件受注の方法)があるのか、見ていきましょう。
エンジニア向けフリーランスエージェントを活用する
一番スタンダードな方法が、エージェントを活用してフリーランスになるという方法です。
エンジニアニーズの高まりに応じて世の中には大小様々な規模のエージェントサービスが乱立しています。
数多くあるエージェントの中から自分のニーズにあったエージェントを見つけるのはなかなか難しいです。
しかし、ぴったり合うエージェントが見つかれば多くのメリットを享受できます。
例えば以下のようなものがあげられます。
- 案件探しをまるっと委託することができるので、開発に集中できる
- キャリア相談の壁打ち相手になってもらえる
- 発注元とのトラブル対応、条件交渉をスムーズに進めてもらえる
人脈を活用して案件をもらう
エージェント経由で案件を探すにはデメリットもあります。それはマージンという手数料を取られることです。
おおよそマージンの金額は業界平均「15~25万(税込)」程度で、会社にもよってきますが、少ない金額ではありません。
人脈を用いた営業活動をする場合、営業工数はそれほど割かずに済みますし、トラブルになるようなケースも少ないので、エージェントを使うメリットがあまりありません。
例えば今までCTOやリードエンジニアとしては活躍した後、フリーランスとして独立したような方は、人脈を通じて案件を請けている方が多いですね。
ダイレクトマッチングプラットフォームを使う
今まで、案件を受注する際は、そのほとんどがエージェントや人脈を使った方法でしたが、最近流行ってきているのが、この「ダイレクトマッチングプラットフォーム」です。
- 例えばフリーランス版の「リクナビNEXT、Green」のようなものです。
プラットフォームには転職求人ではなく、フリーランス案件が掲載されており、そこでエントリーをすると直接企業へ応募がいく、という仕組みになっています。
キャリアの相談相手にはなってもらえず、求人の精査は自分で行うしかありません。
そのため選考の通過率は未知数等のデメリットはあるものの、やはり直契約できるというのは、フリーランスプログラマーにとっては魅力的なものです。
企業に直接営業する
フリーランスエージェントやダイレクトマッチングプラットフォームを使わず、自分で直接企業に営業する方法もあります。
たとえば企業の公式サイトにある採用ページから応募したり、Twitterでプログラマーを募集している企業アカウントに連絡したりなどです。
知らない相手に直接営業するのはハードルが高いですが、以下のようなメリットがあります。
- 仲介手数料がかからない
- ダイレクトマッチングプラットフォームで募集を行っていない企業にアプローチできる
フリーランスプログラマーが登録すべきエージェント7選
フリーランスプログラマーが案件を受注する際におすすめのフリーランスエージェントについてご紹介します。
- レバテックフリーランス(公式:https://freelance.levtech.jp/)
案件数が豊富なIT向けフリーランスエージェント。業界最高水準の案件単価!高額案件・高収入を目指すならここ! - ITプロパートナーズ(公式:https://itpropartners.com/)
リモート勤務可能、週2~3稼働OKの直請け案件を探すならITプロ!エンジニア向け案件では業界最多水準の案件数を保有しています。 - HiPro Tech(公式:https://tech.hipro-job.jp/)
リモート案件が豊富なエンジニア特化エージェント。 - フォスターフリーランス(公式:https://freelance.fosternet.jp/)
実務経験ありの方向け高単価エージェントです! - FLEXY(公式:https://flxy.jp/)
週3日からのハイクラス案件を多数取り扱っているエージェント。 - Midworks(公式:https://mid-works.com/)
手厚い福利厚生の支援が魅力!フリーランスとして働くことを少しでも不安を抱えているなら、まずは相談するのがおすすめのエージェント。 - クラウドワークス テック(公式:https://crowdtech.jp/)
業界トップクラスのリモートワーク案件数を誇るフリーランスエージェント。
レバテックフリーランス
画像はレバテックフリーランス公式サイトより引用:https://freelance.levtech.jp/
運営会社 | レバテック株式会社 |
公開求人数 | 52,350件 |
マージン率 | 非公開 |
対応地域 | 東京・神奈川・埼玉・千葉・大阪・兵庫・京都・愛知・福岡 |
働き方 | リモート案件多数 |
※2023年7月14日時点・公式サイトより引用/算出 (公式:https://freelance.levtech.jp)
レバテックフリーランスの主な特徴としては、以下の2つがあります。
- 業界最高水準の案件単価
- キャリアコンサルタントによる手厚いサポート
業界最高水準の案件単価
レバテックフリーランスは、高単価案件を数多く取り揃えています。
レバテックフリーランスは、案件のほとんどが中間業者を挟まない「直請案件」です。
キャリアコンサルタントによる手厚いサポート
※レバテックフリーランス公式サイトより引用(公式:https://freelance.levtech.jp)
IT人材サービスを多く手掛けるレバテックだからこそ、IT業界に精通したプロのエージェントによるサポートを受けることができます。
またレバテックで保有する案件のほとんどは、エージェントから直接案内されなければ見ることができない、「非公開求人」です。
非公開求人の中には、機密性の高い大企業の案件や、条件が良く応募が殺到する可能性が高い案件などが多くあります。
そのため公に公開することはせずに、担当者が直接依頼する形をとるため、非公開の求人が多いです。
レバテックフリーランスの案件例
案件名 | 【React/Vue.js】Webシステム、サイト等開発の求人・案件 |
---|---|
月額単価 | 800,000円/月 |
職務内容 | WebサイトやWebシステムの開発に携わっていただきます。 主に実装部分を担当していただきます。 |
求めるスキル | ・TypeScript(React/Vue.js)での開発経験2年以上歓迎スキル・顧客折衝の経験 ・教育に携わった経験 |
案件URL | 【React/Vue.js】Webシステム、サイト等開発の求人・案件 (2024年08月23日 現在) |
ITプロパートナーズ
運営会社 | 株式会社Hajimari |
公開求人数 | 4,133件 |
平均単価 | – |
マージン率 | 非公開 |
対応地域 | 関東・関西中心 |
働き方 | 週1~2日から稼働OK、リモートワークOKな案件が豊富 |
※2023年7月14日時点・公式ページより引用/算出(公式:https://itpropartners.com/)
ITプロパートナーズの主な特徴としては、以下の2つがあります。
- 『直請案件』だからこその高単価
- リモート、週1~2日から稼働OKの案件多数
『直請案件』だからこその高単価
ITプロパートナーズ公式サイトより引用(https://itpropartners.com/)
ITプロパートナーズで取り扱っている案件の単価は、『直請案件』が多く他のエージェントと比較しても高い傾向にあります。
※直請案件とは、間に仲介会社を挟まず、直接クライアントと契約している案件のことを指します。
正直ほとんどのフリーランスエージェントが、マージン率を公開していないため、フリーランスの取り分や、単価がいいのかを事前に知ることが難しいのが現状です。
マージン率が非公開でブラックボックス化しているからこそ、過剰な報酬の中抜きが発生していないITプロパートナーズは魅力的です。
リモート、週1~2日から稼働OKの案件多数
ITプロパートナーズ公式サイトより引用(公式:https://itpropartners.com/)
ITプロパートナーズの大きな魅力として、週1~2日から稼働OKの案件が多いという点があります。
他のフリーランスエージェントでは、最低稼働日数は週3・4日〜の案件が一般的で、その多くは常駐案件です。
一方のITプロパートナーズは、リモートの案件も多いので、自身のスタイルに合わせて自由に案件を選べます。
注意:ITプロパートナーズは週1日から稼働可能な案件の紹介が可能なものの、会社員の方への副業は紹介できません。
ITプロパートナーズの案件例
案件名 | 【PHP】医療系WEBサービスの静的ホームページのPHPコーダーを募集! |
---|---|
月額単価 | 〜900,000円 |
業務内容 | ■業務内容 <具体的な業務内容> ホワイトニングサービスの静的ホームページの コードをメンテナンス、Webデザイン、コーディングしていただけるメンバーを募集しています。 PHP FWなしで現行システムの改善点を改修してゆく業務です。 <開発環境> *プロジェクト管理 GitHubなし *開発手法 PHP(FWなし) SQL |
求めるスキル | ■必須スキル: ・PHPでのコーディング ・Webデザイン |
案件URL | 【PHP】医療系WEBサービスの静的ホームページのPHPコーダーを募集! (2023年12月19日 現在) |
HiPro Tech
HiPro Techは、週3日から・リモートで働きたいエンジニア必見のIT・テクノロジー領域に特化したエージェントです。
運営会社 | パーソルキャリア株式会社 |
公開求人数 | 1,102件 |
マージン率 | 非公開 |
対応地域 | 首都圏中心 |
働き方 | 週3日から稼働OK、リモートOK案件多数 |
公式:https://tech.hipro-job.jp/
※2023年7月14日時点・公式ページより引用/算出
HiPro Techの主な特徴としては、以下の3つがあります。
- リモートOK・週3日からOK案件多数、柔軟な働き方を実現できる
- 高単価案件で、収入アップを目指せる
- 契約後も充実したサポート体制
リモート案件多数・週3日〜可能で柔軟な働き方ができる
HiPro Techでは、リモートOK案件に加え、週3日から稼働OKな案件も多数あります。
エンジニア求人の稼働条件は、「週5日~・常駐勤務」がほとんどなので、時間や場所にとらわれず仕事をしたいと思っても難しいのが現状です。
中間マージンのない直請け案件多数
HiPro Techは、クライアント(受注元)から仲介会社を挟まずに、案件を受注できる「直請け案件」が豊富です。
直請け案件には、中間マージンがない分、より高単価の案件を受注できるメリットがあります。
契約後も充実したサポート体制
HiPro Techは、転職サービス「doda」をはじめとした人材サービスを運営する「パーソルグループ」がサービス提供しています。
HiPro Techでは、そうしたグループ会社の豊富な知見と実績を「サポート体制」に活かしています。
担当者により以下のような一貫したサポートを受けることができます。
- 事前面談
(ご希望条件、現在のご活動状況、将来なりたい姿、現在困っていることなど) - 案件のご紹介
(経験やスキルに親和性のある場合、案件を相談) - クライアント面談
- 契約の締結
(契約から各種手続きまで、フォロー) - 業務開始後のアフターフォロー
事前面談では、IT・テクノロジー領域に特化したエージェントということもあり、専門性の高いものを受けることができます。
フォスターフリーランス
画像は公式サイトより引用:https://freelance.fosternet.jp/
運営会社 | 株式会社フォスターネット |
公開求人数 | 2,662件 |
マージン率 | 非公開 |
対応地域 | 東京・神奈川・埼玉・千葉 |
働き方 | 週5、常駐型が多い |
公式ページ:https://freelance.fosternet.jp/
※2023年7月14日時点・公式ページより算出
フォスターフリーランスの主な特徴としては、以下の2つがあります。
- 2~3年の実務経験者向けの高単価案件
- 案件獲得後も質の高いサポートが得られる
2~3年の実務経験者向けの高単価案件
フォスターフリーランスの大きな魅力は、経験者向けエージェントだからこその高単価案件です。
大手企業のSI案件や、大手企業からの直請け案件が多いことも高い単価水準につながっています。
※SI案件とは、顧客が使うシステムを設計から開発、保守、運用まで行う案件のことを指し、SIを中心に業務を行う業態はSIerと呼ばれます。
案件獲得後も質の高いサポートが得られる
フォスターフリーランスはサポートの質の面でも高い評価を得ています。
フォスターフリーランスのサポートの特徴は、次の2点です。
- エンジニアに特化しているエージェントだからこそ業界知識が豊富
- 案件獲得後のフォローも充実
エンジニアに特化しているエージェントなので業界理解が深く、案件のミスマッチが起きにくい点が大きな魅力です。
希望者にはきめ細かなキャリアカウンセリングも実施してくれる他、定期的に悩みごとがないかも確認してくれます。
FLEXY
画像はFLEXY公式サイトより(https://flxy.jp/)
運営会社 | 株式会社サーキュレーション |
公開求人数 | 3,424件 |
平均単価 | – |
マージン率 | 非公開 |
対応地域 | 関東・関西・東海・九州 |
働き方 | 週3日・完全リモートワークが可能な案件を多数保有 |
※2023年7月14日時点・公式ページより引用/算出(公式:https://flxy.jp/)
FLEXYの特徴としては以下3つがあります。
- 自社サービス案件のみ取り扱っており、高単価な募集が豊富
- 週3・リモートなど、フレキシブルな働き方が可能
- サポートが手厚く、安心して業務に取り組める
自社サービスのある企業の案件が多く、高単価な募集が豊富
FLEXYでは、自社サービスを取り扱っている企業の案件が多く掲載されています。
具体的には、Webサービスの開発や新規開発ゲームのアートディレクションなど、案件は多岐にわたります。
発足されたばかりの自社サービスに携わり、要件定義や企画などの業務経験も積めるため、スキルアップを目指している方にはFLEXYの利用がおすすめです。
大企業からの高単価案件も扱っているので、自分の技術力を試したい方や、収入を上げていきたい方も一度登録して募集案件をチェックしてみてください。
FLEXY公式ページより引用(公式:https://flxy.jp/)
週3・リモートなど、フレキシブルな働き方が可能
FLEXYは、週3勤務・フルリモートワークなどの案件が豊富なことも魅力です。
週3の働き方を選択できると、空き時間を勉強に使うこともできるため、フリーランスとして働きながら効率的にスキルアップを目指せます。
また、フルリモートワークの場合、業務が終わったらすぐに趣味に没頭できるので、作業へのモチベーションを保ちやすいです。
サポートが手厚く、安心して業務に取り組める
FLEXY公式ページより引用(公式:https://flxy.jp)
FLEXYでは、他のフリーランスエージェントと比較しても手厚いサポートを展開しています。
定期的な勉強会や同業者と交流する機会を設けているので、IT・Webトレンドにキャッチアップすることが可能です。
案件参画後にも人脈を広げられるため、より好条件の仕事へチャンスを拡大しやすくなります。
また、FLEXYでは、以下のように豊富な優待を利用可能です。
- 健康診断
- e-ラーニング
- 保育サービス
- 家事代行
会社員からフリーランスになると、健康の維持や税金面など自分で取り組むべきことが増えていきます。
不安を抱えながら作業をする人にとって、FLEXYのサポートは大きな支えになるでしょう。
MidWorks
公式サイト:https://mid-works.com/
Midworksは、IT系のフリーランス向けの案件紹介サービスです。
Midworksの大きな特徴は以下の2点です。
- 豊富な案件数
- フリーランスでも正社員並みの保証
特徴①:豊富な案件数
Midworksはエンジニアの案件が多く、保有する案件のほとんどが非公開案件です。
特徴②:フリーランスでも正社員並みの保証
Midworksは、自分に合ったスキルや要望に関連した仕事を紹介してもらうだけではなく、以下のような保証もあります。
- freeeの無料利用や弁護士の無料紹介などの「税務保障」
- 保険補助
- 交通費や書籍代を支援する「経費補助」
- ご参画中に案件と案件の間でブランクがあっても給与を保障する「給与保障制度(審査あり)」
登録&相談は無料なので、フリーランスを目指すのであればまず登録しておきましょう。
クラウドワークス テック
運営会社 | 株式会社クラウドワークス |
公開求人数 | 563件 |
平均単価 | – |
マージン率 | 非公開 |
対応地域 | 全国 |
働き方 | リモート案件多数 |
公式ページ:https://crowdtech.jp/
※2023年7月14日時点・公式ページより引用/算出
クラウドワークス テックの主な特徴としては、以下の3つがあります。
- リモート求人が多い
- エンジニア、デザイナー、マーケターの求人数が多い
- クラウドワークス社が運営しているからこその保険制度
リモート求人が多い
公式ページ:https://crowdtech.jp/
クラウドワークス テックのリモート案件数は、他の10以上のエージェントと比較してもトップクラスの案件数になっています。
※フリーランスエージェントで得られる案件は、実は常駐の案件であることがほとんどです。一部リモートなどの案件はありますが、フルリモートの案件の割合はかなり少ないため、リモート案件に強みのあるクラウドワークス テックはかなり魅力的です。
以下がプログラマー向けのリモートワーク案件例です。
案件名 | 【ゲーム開発/週4日~/一部リモート/渋谷駅】自社ゲームの開発業務案件 |
報酬 | 〜800,000円/月 |
働き方 | 週4日/一部リモート |
内容 | ■案件概要 自社ゲームの新しい体験のモックアップ、プロトタイプ制作をしてくれるゲームプログラマーを募集します。 今後はスピード感のあるスマホゲーム市場の中で、いかに継続してユーザーに楽しさを届けられるかが問われており、新しい「遊び」を生み出すにあたっての、モックアップ、プロトタイプの作成です。 状況によっては、リリース環境への組み込みまでお願いできる方が理想です。 ■リモート フルリモート相談可 ・状況によって調整可 ・全く出社NGという方は難しいです |
必要スキル |
・クライアントのゲーム開発経験(プラットフォーム問わず)3年以上 |
引用:2023年7月14日時点・クラウドワークス テック(公式サイト:https://crowdtech.jp/)
※現在は掲載が終了している可能性があります。
また、クラウドワークス テックのサイト上で公開されている求人は数百件ほどですが、実際は8~9割がたの案件が非公開求人となっています。
エンジニア、デザイナー、マーケターの求人数が多い
また、クラウドワークス テックはエンジニア、デザイナー、マーケターの案件数で比較しても全てにおいて業界最多水準になっています。
エンジニアであれば、IT プロパートナーズやフューチャリズムなどのエージェントを併用することもお勧めです。
ですが、デザイナーやマーケティングの仕事をしたいという方は、案件数的にもクラウドワークス テックが一番お勧めです。
クラウドワークス社が運営しているからこその安心の福利厚生
クラウドワークス テックは、会員登録をすることで100以上のサポートが無料になる「フリーランスライフサポート」にクラウドワークス テック側の負担で加入することができます。
サポートの例としては、
- ベビーシッターサービス
- 家事代行サービス
- 健康診断をはじめとする各種健康サポートのサービス
など、会社員からフリーランスになるにあたって役立つサービスばかりです。
公式サイト:https://crowdtech.jp/
フリーランスプログラマーの案件と単価例
フリーランスエージェントで実際に募集されている、プログラマー向け案件例が以下の通りです。
案件①
月額単価 800,000円/月 職務内容 WebサイトやWebシステムの開発に携わっていただきます。
主に実装部分を担当していただきます。求めるスキル ・TypeScript(React/Vue.js)での開発経験2年以上歓迎スキル・顧客折衝の経験
・教育に携わった経験案件URL 【React/Vue.js】Webシステム、サイト等開発の求人・案件
(2024年08月23日 現在)
案件②
月額単価 〜800,000円 職務内容 ■ミッション
【募集背景】
電子カルテと他社システムやサービスを仲介するシステムの開発につき、
8月か1名体制を増やす必要がでてきております。
【想定業務内容】
C#でのインターフェース開発
【使用技術詳細】
確認中
【組織/チーム構成】
業務委託含めた複数名(確認中)求めるスキル ■必須スキル:
・C#言語によるプログラミング経験
■尚可スキル:
・RDBMSと連携するアプリケーションのプログラミング経験
・ソケット通信アプリケーションのプログラムミング経験
・WebAPIのプログラミング経験
・シェルスクリプト、PowerShellなどのスクリプトのプログラミング経験
■求める人物像:
・自発的に報連相ができること
・若手も多い環境なので、一定以上の開発スピード力があること案件URL 【C#/shell script】電子カルテにおけるシステム開発エンジニアの案件・求人
(2023年12月19日 現在)
フリーランスプログラマーの始め方!独立パターン4つ
フリーランスプログラマーとして活躍するために、まずはフリーランスになる方法について解説します。
今回紹介するのは、以下の4つの方法です。
- 正社員でプログラミング経験を積んで独立
- プログラミングスクールで知識とスキルを得て独立
- 独学でプログラミングスキルと知識を身に付けて独立
- 副業としてプログラミング実績を積んで独立
①正社員でプログラミング経験を積んで独立
もっとも一般的な方法は、正社員でプログラミング経験を積んで独立する方法です。
正社員として企業で働くと、クライアントの要望に沿った実装を行うコーディングスキルやコミュニケーションスキルが身につきます。
②プログラミングスクールで知識とスキルを得て独立
プログラミングスクールで知識とスキルを得て独立する方法もあります。
実際に就職するよりも負担が少ない方法ですが、1点気を付けなければならないのが「実務経験が得られないこと」です。
フリーランスエージェントで募集されている案件では、応募の必須条件として「実務経験〇年以上」と指定しているものがほとんどです。
将来上記のような高単価な案件に挑戦したいのであれば、実際に就職してしまう方が近道であるといえます。
③独学でプログラミングスキルと知識を身に付けて独立
プログラミングスキルについては、スクールに通わずとも独学で身につけることが可能です。
フリーランスとして働くには、プログラミングスキルだけでなく高いコミュニケーションスキルと実務経験が必要です。
案件を継続して獲得できる人脈があるなどの事情が無ければ、あまりおすすめはできません。
④副業としてプログラミング実績を積んで独立
会社員として働きながら、副業としてプログラミング実績を積んで独立する方法には、以下のようなメリットがあります。
- 一定の収入が保証されている
- 実際に案件をこなした実績が作れる
ただし、フリーランスエージェントの案件にチャレンジしたい場合は注意が必要です。
なぜなら、「副業での実績は実務経験に入らない」からです。
実績のみでOKな案件に加え、実務経験が必要な案件にもチャレンジしたい場合は気を付けましょう。
フリーランスプログラマーが独立前に準備すべきこと
「フリーランスプログラマーとして独立する前に必要なことはありますか?」
- 持っているスキルや知識を棚卸しする
- ポートフォリオを作成する
- 取れそうな資格を取っておく
- エンジニア向けフリーランスエージェントに登録する
持っているスキルや知識を棚卸しする
まずは持っているスキルや知識を棚卸しすることです。
上記が必要な理由は、主に以下の通りです。
- 応募時に必ずクライアントから聞かれるから
- 自分に合った案件を選びやすくなるから
まず、フリーランス向けの案件を受注するには、使用スキルと知識をクライアントに知らせる必要があります。
また、スキルに合った案件を探しやすくなりますし、魅力的な案件と出会った際に自分のスキルを把握できていればすぐに応募できます。
ポートフォリオを作成する
次に、ポートフォリオを作成しましょう。
ポートフォリオは、自分のスキルや知識がどれほどあるのかを示すためのものです。
自作のWebサイトやアプリを作成し、フリーランスエージェントやSNSのプロフィール欄に添付しておきましょう。
取れそうな資格を取っておく
フリーランス向け案件を受注するために、資格を取得しておくこともおすすめです。
たとえば以下のような資格があると良いでしょう。
- 基本情報技術者試験
- 応用情報技術者試験
- Pythonエンジニア認定試験
- Ruby技術者認定試験
- Javaプログラミング能力認定試験
エンジニア向けフリーランスエージェントに登録する
上記3つの準備ができたら、案件を探すためにエンジニア向けフリーランスエージェントに登録しましょう。
フリーランス向けの案件を取り使っているのはエージェント以外にもありますが、エージェントを利用することで以下のようなメリットを得ることができます。
- 自分のスキルや経験に合った案件を紹介してもらえる
- すぐに埋まってしまう人気の非公開案件を募集公開時にチェックできる
- 営業活動や事務処理を代行してくれる
- 福利厚生サービスを利用できるようになる(※エージェントによる)
フリーランスプログラマーで成功するコツは?
フリーランスプログラマーで失敗しないコツについて解説していきます。
受注した案件は6ヶ月以上継続する
2,3ヶ月で案件を切り替え続けると、実は案件を受注できなくなってしまう、というリスクがあります。
フリーランスプログラマーとして独立して、自由に案件を選べるようになったので、気に入らない案件はさっさと引き上げて次にいこう。
そんなフリーランスプログラマーは数多く業界にもいますが、実はこれってとてもリスクが高い行動なのです。
プロジェクトの途中で離脱されてしまったことにより、プロジェクトが回らなくなり破綻したり、社員のエンジニアにかなりの負担がかかって体調を崩してしまう、、、なんて話は業界で後をたちません。
そんな中で、今まで2、3ヶ月の案件ばかりを経験されてきたというフリーランスプログラマーが応募してきたら、採用担当はこう思うはずです。
「長期で働いているリスクの少ない人に発注しよう」
そのようなことにならないように長期的な案件を受注するようにしましょう。
開発言語のトレンドを常にキャッチしておく
フリーランスプログラマーは、フリーランスのSEや、PM以上にトレンドを常にキャッチしておく必要があります。
- なぜなら、SEやPMの上流の仕事は開発言語が変わることによって、大きな変化はありませんが、プログラマーの仕事は開発言語によって大きく左右されるからです。
気付いたら全然業界でニーズのない開発言語の経験ばかりが豊富になって、仕事が受注できなくなってしまった。
なんて事態は避けるためしっかり業界でどんな言語の案件が流行っているのかは把握しておきましょう。
人脈を築いておく
先程技術トレンドの話をしましたが、人脈を築いておくことも非常に重要です。
フリーランスプログラマーとして、20~40代はエージェントやダイレクトマッチングプラットフォームを通じて案件を受注することが出来ますが、50代を超えてくると一気に案件の受注難易度が上がっていきます。
フリーランスプログラマーが年収を上げる方法
フリーランスプログラマーが年収を上げる方法は、以下の3つです。
- 需要の高いプログラミング言語を習得する
- スキルの幅を広げる
- システムエンジニアやマネジメントポジションに挑戦する
- 交渉術を習得する
需要の高いプログラミング言語を習得する
使えるプログラミング言語が増えれば、それだけ受注できる案件の幅や、単価も上がります。
ですので、新しくプログラム言語を学習し、得意な言語を増やす事で、年収を上げる事ができます。
JavaやPHP、Rubyを使用している会社は多く、勉強しておいて損の無い言語と言えます。
そして、PythonやC言語を使えると希少価値が上がります。
スキルの幅を広げる
上記に加え、スキルの幅を広げる方法も有効です。
一口にプログラマーと言っても、プログラマーの種類は1つではありません。
たとえば、以下のような種類があります。
- Webプログラマー
- ゲームプログラマー
- AIプログラマー
- アプリケーションプログラマー
もしゲームプログラマーならUnityやUnreal Engineなどのスキル、AIプログラマーなら機械学習や人工知能のスキルを身につける必要があります。
システムエンジニアやマネジメントポジションに挑戦する
プログラマーは、システムエンジニア(SE)の作成した設計を元に作業を行います。
ですので、システムエンジニアが担っている上流工程も出来る様になると、より希少価値を高める事が出来ます。
また、マネジメントに挑戦する事でも、希少価値を高められます。
業務に精通しているプログラマーがマネジメントを行うことで、より高い成果を上げることに繋がります。
そして、進捗の管理や改善などのマネージャー業務を学ぶことで、開発の全体像が掴めるようになります。
交渉術を習得する
エージェントやサイトを使って案件を受注していた場合、交渉術を身につけ、直接案件を受けられるようになれば、マージンとして引かれていた分が年収に加算されます。
エージェントなどを使いながらでも、少しづつ直接交渉して受ける案件を増やすことは可能です。
フリーランスプログラマーによくある失敗
よくある失敗は以下の3つです。
- 単価相場がわからない
- 料金の未払い
- 人脈が無く、仕事を受注できない
単価相場がわからない
フリーランスでは保険料や税金、経費をすべて自分で支払わないといけません。
ですので、フリーランスとして案件を受注する際の単価を、会社員時代に貰っていた給料を基準に交渉してしまうと、「思ったより稼げなかった」という結果になってしまいます。
そして、実績が少ない間は高額で仕事を受注しにくいですが、そのまま低価格で案件を受注し続けてしまう失敗もよくあります。
報酬の未払い
案件がストップされ、それまでの業務の支払いが行われない事があります。
報酬が払われない問題は他人事ではなく、多くのフリーランスが経験している、実際によく起こっているトラブルです。
しかし、トラブルの対応について調べたり、やりとりを行うのは大変ですので、事前にクライアントの会社について調べ、出来るだけ回避するようにしましょう。
未払いが起こりやすい仕事は、下の2つです。
- 契約内容が明記されていない仕事
- SNSを使って受注した仕事
また、業務に着手する前に契約書を交わし、業務終了時には請求書を必ず発行しましょう。
人脈が無く、案件を受注できない
フリーランスになって間もない、実績や人脈が無い状態で案件を受注するには、高い営業力が求められます。
ですので、初めのうちはサイトやエージェントを利用して案件を受注し、実績作りに専念する事をおすすめします!
フリーランスプログラマーの適性って?
次に、フリーランスプログラマーの適性について向いている人・向いていない人の特徴を解説していきます。
向いている人
仕事とプライベートを完全に切り分けて考える人
一概には言い切れませんが、フリーランスプログラマーとして働く場合、会社員として働く場合に比べて、システムやサービスの重要な部分は任されにくい傾向があります。
そのため、仕事に情熱を持って取り組みたい、という方は物足りなさを感じるシーンもしばしば。
コミュニケーションをとることが苦ではない人
コミュニケーション、というのが意外にも重要で、どのようなシーンで求められるかというと「面談」の場です。
エージェント、人脈、ダイレクトマッチングプラットフォーム、いずれの選択肢を使って案件開拓をするにしても、そのプロジェクトにジョインをする前には必ず面談の場が設けられます。
もちろん、フリーランスプログラマー自身が案件の内容を知るという重要な場でもあります。
また、それと同時に企業側からもスキルがマッチしているかどうか、一緒に仕事をしていけるかどうかを見られています。
フリーランスプログラマーとして当然スキルは求められますが、それと同じかそれ以上に、コミュニケーションのとりやすさも見られます。
採用面接でも同様に選考がありますが、フリーランスプログラマーの場合は案件を切り替える度に、この「面談」が発生します。
自ら新しいことを学ぶのが好きな人
フリーランスプログラマーとして活躍する場合、専門技術に対して報酬が支払われるため、常に自分のスキルをアップデートする必要があります。
フリーランスプログラマーでいる場合は、会社員プログラマーでいるとき以上に、学習が欠かせないわけです。
向いていない人
チームで何かを成し遂げることが好きな人
先程フリーランスプログラマーが向いている人で取り上げた内容の裏返しなのですが、チームやプロジェクトに情熱を持って取り組みたい人は、フリーランスプログラマーに向いているとは言えません。
プロジェクトやサービスを進める上で、その根幹に関わる重要な部分は会社員のエンジニアが携わるため、やはり物足りなさを感じてしまいます。
市場価値の高い開発言語の経験がない人
そもそも市場価値の高い開発言語で経験がないと案件を受注することが出来ません。
最近でいうと、COBOLやC,VC++等、案件がない、というわけではありませんが、案件数のトレンドでいうと減少傾向にあるため、フリーランスとして案件の受注は難しいでしょう。
40代以上かつ、人脈や別の収益源がない人
フリーランスプログラマーになることを目指す場合「50代の壁」というものを知っておく必要があります。
市場で動いている案件には、エンジニアには開示されておりませんが、大抵年齢制限というものがかけられていて、そのほとんどが「40代まで」となっています。
人脈で書類選考等を飛ばして案件受注をできる場合は話が別ですが、
エージェントやダイレクトマッチングプラットフォームを用いて案件を探そうと考えている場合は、「50代の壁」があることを認識した上で、そのリスクをとるべきか否か考えてみてください。
フリーランスプログラマーの需要と将来性
初めに言っておくと、IT人材の将来性は高く、需要があります。
理由は以下の通りです。
- IT人材の人手不足で需要は高め
- 在宅などフレキシブルな案件も増加傾向に
- 自動化ツールの発明で付加価値が重要になってくる
IT人材の人手不足で需要は高め
日本ではIT人材不足が非常に深刻な問題となっています。
2030年にはIT人材は79万人不足すると言われており、現在も不足しているIT人材は今後需給のギャップがどんどん広がっていきます。
そんな中フリーランスプログラマーの需要は引き続き、高くなり続けることが想定されます。
在宅などフレキシブルな案件も増加傾向に
フリーランスプログラマーはコロナ禍の影響により、在宅などオンラインかつフレキシブルな案件が増加しつつあります。
企業側から見ても、固定費がかかる正社員よりもフリーランスの方が好条件な場合があるので、フリーランスとして働くならとても良い流れです。
自動化ツールの発明で付加価値が重要になってくる
IT人材が不足している一方で、自動化ツールが台頭してきているという傾向が業界では見られます。
例えば自動コード生成ツールも、現在ではまだ精度が低く活用されている事例も少ないです。
しかし、ブラッシュアップされ自動コード生成ツールを使用するのが当たり前になったとき、フリーランスプログラマーの仕事は少なくなることが想定されます。
そのため、フリーランスプログラマーといっても専門技術を伸ばしていったり、システムエンジニアやPMの方向へキャリアを伸ばすことも検討していくべきといえるでしょう。
未経験からフリーランスプログラマーになれる?
最後に、「未経験からフリーランスプログラマーになれる?」というよくある質問にお答えします。
未経験からフリーランスプログラマーになるとどうなるか?
エージェントはまず相手にしてくれない
厳しいことを言うようですが、未経験のフリーランスプログラマーはエージェントにまず相手にされません。
企業側も未経験のフリーランスエンジニアを採用するために、エージェントにわざわざ高いマージンを支払ったりしないからです。
なので、成約に結びつかない未経験フリーランスプログラマーに、エージェントは案件を紹介してくれないわけです。
案件の内容は選べない(自由がない)
またまた厳しいことを言うようですが、もし仮に人脈を通じてフリーランスプログラマーになったとして、案件を選ぶ自由はないと断言できます。
企業側も基本的に未経験のフリーランスプログラマーにシステムの重要な部分を任せることはリスクが高くてできないため、一作業者的な仕事が割り振られます。
結果的に単純作業のような経験しか積むことが出来ず、スキルアップにもつながらないため、
次回案件探しにも役に立たない経験しか積めないということになりかねません。
未経験の場合、まずは正社員として実務経験を積むのがおすすめ
未経験で正社員エンジニアになる、というのはなかなか簡単なものではなく、ポートフォリオの作成、コネクションの開拓等多くの時間と情熱を傾ける必要があります。
もしその壁を乗り越えることが出来たら、それはフリーランスプログラマーの素質があるといえるのではないでしょうか。
裏を返すと、その壁を乗り越えられなければフリーランスプログラマーとして、生き残っていくことは難しいので、ある意味、登竜門ともいえますね。
フリーランスプログラマーに関するよくある質問と回答
最後に、フリーランスプログラマーについてよくある質問を確認していきましょう。
- フリーランスプログラマーに年齢制限はある?
- フリーランスプログラマーは副業でもやれる?
- フリーランスプログラマーで年収1,000万円稼げる?
- フリーランスプログラマーがやめとけといわれるのは何故?
フリーランスプログラマーに年齢制限はある?
フリーランスプログラマーに年齢制限はありませんが、年齢が高くなればなるほどスキルと経験を重視され、案件獲得が難しくなります。
フリーランスは即戦力であることを求められるため、ハイレベルなスキルと経験が必須です。
さらに年齢が上になればなるほど「年齢相応のスキルがあるか」「マネジメント経験があるか」など、よりハードルも高くなります。
フリーランスプログラマーは副業でもやれる?
フリーランスプログラマーとして副業を行うことは可能です。
しかし、ITと関係のない職種で働きながら副業でプログラマーとして活動するのはおすすめしません。
また、フリーランスエージェントで募集されている高単価な副業案件は会社員の方向けではなく、フリーランスプログラマーが掛け持ちで受けるためのものです。
フリーランスプログラマーの副業を受注したいのであれば、まずプログラマーとして実務経験を積んでから受けるようにしましょう。
フリーランスプログラマーで年収1,000万円稼げる?
フリーランスプログラマーとして年収1,000万円を稼ぐことは可能です。
レバテックフリーランスで募集されている案件の単価グラフを見ると、平均単価は67万円、最高単価は155万円となっています。
引用:レバテックフリーランス
つまり、フリーランスエージェントで月額84万円以上の案件を受注できれば、1,000万円の年収を得ることは可能だということです。
フリーランスプログラマーがやめとけといわれるのは何故?
フリーランスプログラマーが「やめとけ」と言われる理由として、主に以下が挙げられます。
- 収入が不安定だから
- 社会保障が無いから
- 個人事業主として確定申告が面倒だから
- ハイレベルなスキルと経験が必須だから
- わからないことがあっても自己解決しなければならないから
- 景気やクライアントの業績に左右されやすいから
プログラマーに限った話ではありませんが、フリーランスは正社員に比べて社会保障がなく、収入も不安定です。
また、フリーランスは高いスキルと経験が無ければ生き残れないため、常に自身のスキルを高め続けなければなりません。
まとめ
以上、フリーランスプログラマーについて解説してきました。
この記事のポイントをまとめます。
- 働き方はエージェント、人脈、プラットホームを使うなど多様である
- フリーランスプログラマーになれば年収が挙げられる可能性が高い
- 年収を上げるには、業務経験や実績を積む必要がある
- IT人材が不足しているので需要が高い
- フリーランスプログラマーとして活躍し続けるためにはトレンドを常に把握しておく
これからフリーランスプログラマーを目指そうとしている方、年収を上げたいプログラマーの方は、是非参考にしてみてください。
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