データベースエンジニアがフリーランスになるには?案件の獲得方法や必要スキルも解説
案件数が豊富&高単価なフリーランスエージェント
ITプロパートナーズ(公式サイト:https://itpropartners.com/)
週2、3日勤務の案件が豊富。少しずつ仕事を始めたい人におすすめ
フォスターフリーランス(公式サイト:https://freelance.fosternet.jp/)
創業20年以上、サポート人数約15,000人の実績
ミッドワークス(公式サイト:https://mid-works.com/)
保証が正社員並みに手厚いフリーランスエージェント
今回はこのような悩みを持っている人に向けてお話していきます。
この記事を読んでわかること
- フリーランスのデータベースエンジニアの現状
- データベースエンジニアの年収相場
- フリーランスの案件例
- フリーランス案件を探す3つの方法
- データベースエンジニアの将来性
- 身につけておきたいスキル
目次 (PRも含まれます)
- 1 データベースエンジニアとは?仕事内容
- 2 フリーランスのデータベースエンジニアの需要と将来性
- 3 データベースエンジニアの在宅・リモート案件は少なめ
- 4 今後はクラウドが定着する可能性が高い
- 5 今後はデータベースのスキルとITスキル・知識の掛け合わせがポイントになる
- 6 フリーランスデータベースエンジニアの年収相場
- 7 フリーランスデータベースエンジニアの単価相場
- 8 データベースエンジニアがフリーランス案件を探す方法
- 9 フリーランスのデータベースエンジニアにおすすめのエージェント
- 10 フリーランスデータベースエンジニアに必要なスキルと知識
- 11 フリーランスデータベースエンジニアが今後活躍できそうな仕事
- 12 フリーランスのデータベースエンジニアにおすすめの資格
- 13 未経験からフリーランスデータベースエンジニアとして独立するのは難しい
- 14 まとめ
データベースエンジニアとは?仕事内容
データベースエンジニアの仕事は、膨大なデータを整理して活用できるように、データベースの開発や設計、管理などを行います。
それぞれの工程でどのような業務を行っているのか、詳しくご紹介します。
データベースの開発や設計
クライアントや事業部門からの依頼に応じて、データベースの開発や設計を行います。
どんなデータを管理したいのか、クライアントへのヒアリングが重要です。
さらに、システムの要件を読み解いて必要なデータを見つけ出し、どのような形式で格納するかなどの設計をします。
開発や設計の際には、Oracle DatabaseやMicrosoft SQL Server、PostgreSQLといったデータベースアプリケーションを利用します。
データの冗長化をなくすといった、テーブルの正規化なども行うため、システム開発において重要な工程です。
データベースの管理
データベースを正常に動かすためには、管理をする必要があります。
データを長期保存できるようにストレージサーバーの最適化や、処理の効率化といったチューニングを行います。
サーバー上で管理されているデータベースが問題なく稼働するために、データのパラメータ設定の見直しなども管理業務の1つです。
データベースの運用
データベースの運用保守では、稼働中のデータベースへのアクセス権限の管理やパフォーマンスの監視といった業務があります。
データのバックアップ時の保守業務のほか、障害発生時の対応や調査も任される仕事です。
データエンジニアとの違い
データベースエンジニアと混同されがちなデータエンジニアとの違いは、扱うデータの質です。
データベースエンジニアは、データベースの開発から設計、管理や運用を行う仕事です。
業務システムからWeb系サービスまで、あらゆるデータを扱います。
反対にデータエンジニアは、分析のためのデータ管理に特化しています。
分析のためのデータは膨大なため、管理方法がデータベースエンジニアなどとは異なるほか、分散管理を使った技術やクラウドサービスが用いられます。
フリーランスのデータベースエンジニアの需要と将来性
現状、データベースを活用したサービスなどが普及しており、データベースそのものの需要は社会全体では増加しています。
しかし、データベースエンジニアとしての案件は減少傾向にあり、今後はさまざまなスキルとの掛け合わせが重要です。
現状について、詳しく解説します。
データベースエンジニアのフリーランス案件は減少傾向にある
近年はソフトウェアの導入時に、最適化されたデータベースがパッケージングされていることが多くなっています。
そのため、Webエンジニアやインフラエンジニアが、データベースの管理や運用を担うケースも増えているのです。
クラウド環境でもデータベースを用意することは欠かせませんが、「データベースエンジニア」という肩書きでの求人数は減少傾向にあるといえるでしょう。
一方スマホの普及率が上昇したことで、さまざまな種類かつ膨大な量のデータを収集する企業は増えています。
下記の記事では、データベースエンジニアの業務委託について解説しています。ぜひ参考にしてみてください。
データベースエンジニアの在宅・リモート案件は少なめ
基本的にデータベースエンジニアの在宅・リモート案件は少ない傾向です。
各IT系エージェントで「リモート可能」な案件を検索したところ、以下のような結果になりました。(2023年7月12日時点)
- レバテックフリーランス:30件
- ITプロパートナーズ:3件
- フォスターフリーランス:38件
データベースエンジニアのフリーランス案件は、常駐案件の方が多いです。
実際に都道府県エリア別の求人数を多い順に見ると、下記のような結果になりました。
- 東京都:863件
- 大阪府:52件
- 神奈川県:48件
データ引用:フリーランススタート※2023年7月12日時点
今後はクラウドが定着する可能性が高い
近年、インフラを社内運用からクラウドへ移行する企業が増加しています。
クラウドが中心になっても、システム構築や運用の裏側にはデータベースが必要なことには変わりません。
AIやビッグデータという先端技術もデータベース技術が支えているのです。
確かに、データベースの運用保守や管理を専門とするデータベースエンジニアの仕事は、減少し始めています。
一方で、設計や開発段階から携われるデータベースエンジニアの需要は増加傾向にあります。
規模の大きい案件では、高度な専門知識を持つデータベースエンジニアが必要不可欠だからです。
例えばスモールスタートの場合は、MySQLを使用したり、AWS など操作が容易なクラウドサービスを利用したりして、データベースを使い始める場合も多いです。
しかし、年数が経つにつれて、データ量やユーザーの増加によりMySQLなどのデータベースでは運用に耐えられなくなってきます。
ビジネスで使用するデータベースは、詳細な機能にまで対応できるような設計が必要になります。
そのため、設計~開発経験があり、クラウドの知識も併せ持ったデータベースエンジニアは今後も活躍していけるでしょう。
今後はデータベースのスキルとITスキル・知識の掛け合わせがポイントになる
今後データベースエンジニアとして活動するには、ITスキルや知識との掛け合わせが重要です。
現在、AIやIoTなどのビッグデータ関連の案件は増加の傾向にあります。
単体のデータを多様な角度から解析して他のデータと関連づけ、新しいサービスを生み出そうとする企業も多くなっています。
そのためにはデータを管理する基盤の構築や、組織内に分散したデータの統合が欠かせません。
こういった業界は急成長している分、データベースエンジニアが不足気味なので需要が高くなっています。
また、プログラミングスキルなどを習得しておくと、データベースエンジニアの経験を活かしながら企業の需要に応えられる人材へと近づきます。
さらに、運用を意識した設計ができると「トラブルを未然に防ぎ、問題を解決する仕組みを作るにはどうすれば良いか」という観点を持てるようになり、重宝される可能性があります。
柔軟にトラブルシューティングできる人材になると、幅広い業務に対応できるようになり、企業から重宝されるデータベースエンジニアになれるでしょう。
今後はデータベースの設計・構築・テスト・運用などの実務経験と、AIやIoT、プログラミングの知識を併せ持ったデータベースエンジニアが活躍しやすいでしょう。
フリーランスデータベースエンジニアの年収相場
フリーランススタートの調査結果によると、月額の平均単価は67.9万円となっています。
- 平均単価:67.9万円
- 最高単価:160万円
- 最低単価:30万円
データ引用:フリーランススタート(※2023年7月12日時点)
上記の結果より、年収の相場は814万円(67.9万円×12ヵ月)と考えられます。
案件によっては160万円と高額なものもあるため、スキルや経験次第で年収1千万円以上を目指すことも可能です。
また、フリーランスのデータベースエンジニアの方が年収が高い傾向にあります。
そのため「データベースエンジニアとしてもっと高収入を目指したい」という方は、実力次第で高単価の案件に参画しやすいフリーランスになるのがおすすめです。
フリーランスデータベースエンジニアの単価相場
データベースエンジニアのフリーランス案件にはどんな案件があって、報酬の相場がどれくらいなのかを確認していきます。
実際にデータベースエンジニアのフリーランス案件をいくつかピックアップして紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
※今回紹介する案件は募集を終了している可能性もあります。最新の案件例が見たい人はエージェントに登録したうえで、詳細を確認してみましょう。
案件例①
案件名 | 【データアナリスト/会計】管理会計システムIFRS対応の求人・案件 |
---|---|
月額単価 | 700,000円/月 |
職務内容 | 会計システムのIFRS対応に伴い、 日本会計基準基の管理会計のBIレポートをIFRS対応を行っていただきます。 |
求めるスキル | ・会計レポートの設計、開発経験 ・プロジェクト推進力(一定のPJ管理能力が経験)歓迎スキル・会計業務知識 ・オフショア開発経験 ・PowerBI、Looker、QuickSightなどBIツールを用いた可視化経験 |
案件URL | 【データアナリスト/会計】管理会計システムIFRS対応の求人・案件 (2024年08月23日 現在) |
案件例②
案件名 | 【上流/SQL】パッケージシステム保守の求人・案件 |
---|---|
月額単価 | 600,000円/月 |
職務内容 | ・パッケージシステムの保守に携わっていただきます。 ・主に下記業務をご担当いただきます。 -問合せ/課題対応 -調査 -分析、データ抽出 -SQLストアド/クエリ作成 |
求めるスキル | ・SQL利用経験 ・開発プロセス、品質への取り組み等の知識歓迎スキル・機能設計経験(業務システム系) ・タスクの予実管理/対策実施経験 ・論理立てた文章作成経験 ・サブリーダー経験(メンバのタスク管理/レビュー 等) |
案件URL | 【上流/SQL】パッケージシステム保守の求人・案件 (2024年08月23日 現在) |
上記の案件はあくまでも一例なので、自分のスキルに合わせて案件を探してみてください。
データベースエンジニアがフリーランス案件を探す方法
データベースエンジニアがフリーランス案件を探す方法には、次の3パターンがあります。
- フリーランスエージェントを使う
- WantedlyやWorkshipなどのSNSを使う
- 企業に直接営業する
順番に見ていきましょう。
フリーランスエージェントを使う
フリーランス案件を探す方法として最もおすすめなのが、エージェントを使うことです。
エージェントサービスを利用すると、空白期間ができないように専属エージェントに案件を探してきてもらえます。
自分で案件を探す労力や時間、精神的負担を軽減することが可能です。
また非公開求人を多く取り扱っているため、他の求人サイトなどでは見つけられないような案件に参画できます。
業務に従事してからも困りごとがあればエージェントに相談でき、改善に向けて対応してもらえるのもメリットです。
エージェントは基本的に登録が無料のため、まずは複数に登録をして、こだわりたい部分など自身の希望に合わせて探せるエージェントを中心に活動しましょう。
WantedlyやWorkshipなどのSNSを使う
ビジネスSNSを利用するのも一つの手です。
Wantedlyとは、約37,000社の求人が掲載されているSNSです。
さまざまな企業の採用担当者と気軽に面談でき、事業内容や業務内容などの情報を収集できます。
プロフィールを充実させておけば、興味を持ってくれた担当者からスカウトが届くこともあります。
Workshipも同様にプロフィールを用意しておき、企業とユーザーがお互いに「気になる!」ボタンを押すとマッチングが成立。
メッセージのやり取りができるようになるので、面談を通して条件を決め、合意すれば採用となります。
600以上の企業案件から、気になるプロジェクトに直接応募することも可能です。
企業に直接営業する
企業の公式ホームページの、問い合わせフォームを使って営業する方法もあります。
企業に直接営業するときは、自分の経歴をプレゼンするだけで終わらないように注意しましょう。
クライアントの課題を解決するために、どんなスキルが求められているかを分析する必要があります。
どれだけ豊富な実績があっても、クライアントが必要としているスキルを提示できなければ案件は依頼されません。
まずは自分ができることを明確にし、「こういうスキルや経験があるため、御社でこんな風に活躍ができる」と具体的に提案しましょう。
また以下の情報は必ず盛り込みましょう。
- 自分の技術レベル
- 成果物を作成する平均的な工数
- 希望報酬
- ポートフォリオ
フリーランスのデータベースエンジニアにおすすめのエージェント
エージェントサービスを使用することで、案件探しの負担や条件交渉などの労力を減らし、効率的に優良案件を見つけることが可能です。
フリーランスのデータベースエンジニアにおすすめの、エージェント4選をご紹介します。
- レバテックフリーランス
- ITプロパートナーズ
- フォスターフリーランス
- ミッドワークス
順番に見ていきましょう。
レバテックフリーランス
公式サイト:https://freelance.levtech.jp/
運営会社 | レバテック株式会社 |
公開求人数 | 2,034件 |
データベースエンジニア案件数 | 41件 |
マージン率 | 非公開 |
対応地域 | 東京・神奈川・埼玉・千葉・大阪・兵庫・京都・愛知・福岡 |
働き方 | 週2~3案件、リモート案件多数 |
※2023年7月12日時点。レバテックフリーランスより引用
レバテックフリーランスは、レバテック株式会社が運営しているフリーランスエンジニア向けのエージェントです。
案件の数も豊富で、無料登録すると見られる非公開案件の中には魅力的な穴場案件が数多く眠っています。
レバテックフリーランスの大きな魅力は、以下の3つです。
- 業界最高水準の案件単価
- エンジニア業界に精通したエージェントが案件サポートをしてくれる
- 案件数が多い
①業界最高水準の案件単価
レバテックフリーランスは、高単価案件を数多く取り揃えています。
公式HPでは、職種ごとに案件の平均単価を見ることができます。
2023年7月13日時点で、レバテックフリーランスに掲載されているデータベースエンジニア案件の平均単価は69万円でした。
②キャリアコンサルタントの質が高い
レバレジーズのノウハウが共有されているので、エンジニア業界に精通したエージェントがサポートしてくれます。
また、誰がどの案件のサポートしたかも一目瞭然なので、安心して相談することができます。
③求人数が多い
インフラエンジニア | 7,893件 |
プロジェクトマネージャー | 3,612件 |
PMO | 2,181件 |
ネットワークエンジニア | 1,918件 |
データベースエンジニア | 1,673件 |
引用:https://freelance.levtech.jp/(※2023年7月13日時点)
レバテックフリーランスの案件例
月額単価 700,000円/月 職務内容 ・某自動車メーカー向けのグラフデータベース活用案件です。
地理空間座標のグラフ化、最短経路探索などの機能開発に携わっていただきます。
・下記工程を行っていただきます。
-詳細設計
-実装
-テスト・運用求めるスキル ・Oracle実務経験3年以上歓迎スキル・クラウドの知識(OCI,AWS,Azure)
・Oracle Spatialの知見
・Oracle Graphの知見(グラフ型データベースの研究経験)
・ AIに関する知識案件URL 【Oracle】グラフデータベース活用の求人・案件
(2024年08月23日 現在)
ITプロパートナーズ
公式サイト:https://itpropartners.com/
運営会社 | 株式会社Hajimari |
公開求人数 | 4,123件 |
データベースエンジニア案件数 | 23件 |
平均単価 | – |
マージン率 | 非公開 |
対応地域 | 全国 |
働き方 | 週1~2日から稼働OK、リモートワークOKな案件が豊富 |
※2023年7月13日時点・公式ページより引用/算出(公式:https://itpropartners.com/)
ITプロパートナーズの主な特徴としては、以下の2つがあります。
- 『直請案件』だからこその高単価
- リモート、週1~2日から稼働OKの案件多数
『直請案件』だからこその高単価
ITプロパートナーズ公式サイトより引用(https://itpropartners.com/)
ITプロパートナーズで取り扱っている案件の単価は、『直請案件』が多く他のエージェントと比較しても高い傾向にあります。
※直請案件とは、間に仲介会社を挟まず、直接クライアントと契約している案件のことを指します。
正直、ほとんどのフリーランスエージェントがマージン率を公開していないため、フリーランスの取り分や単価がいいのかを事前に知ることが難しいのが現状です。
マージン率が非公開でブラックボックス化しているからこそ、過剰な報酬の中抜きが発生していないIT プロパートナーズは魅力的です。
リモート、週1~2日から稼働OKの案件多数
ITプロパートナーズの大きな魅力として、週1~2日から稼働OKの案件が多くあるという点があります。
他のフリーランスエージェントの最低稼働日数は週3・4~で多くは常駐案件ですが、ITプロパートナーズは週1~2日から稼働OKの案件やリモートの案件が多いので、「まずは副業的にフリーランスの仕事を始めてみたい」という方におすすめです!
注意:ITプロパートナーズは週1日から稼働可能な案件の紹介が可能なものの、会社員をされている方の副業は紹介できません。
ITプロパートナーズの案件例
月額単価 〜900,000円(週5日) 業務内容 ■ミッション
【募集背景】
医療従事者向けポータルサイト上で展開されている医師を対象としたアンケート・調査 ビジネス領域※及びプロモーション配信サービスの領域において、社内向け各種ダッシュボード・ 社外向け(クライアント向け)ダッシュボードの要件定義及び開発をご担当いただきます。
【想定業務内容】
・ダッシュボード開発要望のヒアリングと詳細要件定義、画面設計
・Tableauダッシュボード実装
・ダッシュボード実装に必要なデータマート整備(DB整備自体はエンジニアが担当するためエン ジニアに対する要件提示)
※時期による波は一定ありますが、目安として、新規ダッシュボード開発(既存ダッシュボードの 流用含む)は2件~3件/月、既存ダッシュボードの改修・メンテナンス 4件~5件/月程度です
【使用技術詳細】
・Tableau Desktop/Tableau Online ・Google BigQuery/SQL求めるスキル ■必須スキル:
・BIツールでダッシュボードの要件定義・開発業務を1年以上経験していること
・SQLを用いたデータ処理業務を2年以上経験していること
■尚可スキル:
・Tableauを用いたダッシュボード開発経験(Tableau Online, Tableau Desktop, Tableau 等)
・Bigqueryでの開発業務経験
■求める人物像:
・当事者意識を持ち、主体的に考え行動できる方
・部署の垣根を超えてコミュニケーションをとり、業務を推進できる方
・ユーザー、クライアントの双方の視点に立ち、全社最適な事業成長と価値提供のバランスを考 えられる方案件URL 【SQL/BigQuery】Tableauを用いたデータベースエンジニアの案件・求人
(2024年08月23日 現在)
フォスターフリーランス
運営会社 | 株式会社フォスターネット |
公開求人数 | 2,671件 |
データベースエンジニア案件数 | 49件 |
マージン率 | 非公開 |
対応地域 | 東京・神奈川・埼玉・千葉 |
働き方 | 週5、常駐型が多い |
公式ページ:https://freelance.fosternet.jp/
※2023年7月13日時点・公式ページより算出
フォスターフリーランスの主な特徴としては、以下の2つがあります。
- 2~3年の実務経験者向けの高単価案件
- 案件獲得後の高いサポートの質
2~3年の実務経験者向けの高単価案件
フォスターフリーランスの大きな魅力は、経験者向けエージェントだからこその高単価です。
大手企業のSI案件や、大手企業からの直請け案件が多いことも高い単価水準につながっています。
※SI案件とは、顧客が使うシステムを設計から開発、保守、運用まで行う案件のことを指し、SIを中心に業務を行う業態はSIerと呼ばれます。
実際に募集されているデータベースエンジニア案件には、以下のようなものがありました。
2023年7月13日時点、フォスターフリーランスより引用
※現在は募集が終了している場合があります。
案件獲得後も質の高いサポートが得られる
また、フォスターフリーランスはサポートの質の面でも高い評価を得ています。
フォスターフリーランスのサポートの特徴は、次の2点です。
- エンジニアに特化しているエージェントだからこそ、業界知識が豊富
- 案件獲得後のフォローも充実
エンジニアに特化しているエージェントなので業界理解が深く、案件のミスマッチが起きづらいという点が大きな魅力です。
希望者にはきめ細かなキャリアカウンセリングも実施してくれる他、定期的に悩みごとがないか確認してくれます。
Midworks
公式サイト:https://mid-works.com/
Midworksは、IT系のフリーランス向けの案件紹介サービスです。
Midworksの大きな特徴は以下の2点です。
- 豊富な案件数
- フリーランスでも正社員並みの保証
特徴①:豊富な案件数
Midworksではエンジニア向けの案件を、多数取り扱っています。
また、クライアントの種類が幅広いので、選択肢が多いのも魅力です。
エンジニア | 797件 |
アナリスト | 10件 |
Webディレクター | 23件 |
UI/UXデザイナー | 17件 |
※2023年7月13日時点。公式サイト(https://mid-works.com/)より算出
特徴②:フリーランスでも正社員並みの保証
Midworksは、自分に合ったスキルや要望に関連した仕事を紹介してもらうだけではなく、以下のような保証もあります。
- freeeの無料利用や弁護士の無料紹介などの「税務保障」
- 「保険補助」
- 交通費や書籍代を支援する「経費補助」
- ご参画中に案件と案件の間でブランクがあっても給与を保障する「給与保障制度(審査あり)」
Midworksの登録方法
登録&相談は無料です。フリーランスを目指すのであれば登録は必須だと思います。
ミッドワークスに無料登録する手順(簡単・30秒ほど)
- 「Midworks」の公式ページにアクセスして無料登録ボタンをクリックする
- 登録情報を入力して完了
フリーランスデータベースエンジニアに必要なスキルと知識
フリーランスのデータベースエンジニアになるときは、下記のようなスキルを身につけておきましょう。
- データベースの知識全般
- ネットワーク・インフラの知識
- コーディングスキル
- クラウドの知識とスキル
- データサイエンススキル
詳しく解説します。
データベースの知識全般
「Oracle Database」「Microsoft SQL Server」「PostgreSQL」 「MySQL」など、多様なデータベース製品に関する深い知識や操作スキルを持つことが大切です。
また、データの活用方法に関する幅広い知識も欠かせません。
もしデータ障害やエラーが起きた際に、データベースの知識全般があると素早く対処することが可能です。
さまざまなシステムからデータを保存して分析のために整理する「データウェアハウス」や、膨大なデータから知識を見出す「データマイニング」などがあります。
最新のデータベース技術についても常に情報収集しておき、クライアントの要望に幅広く応えられる人材になることが重要です。
ネットワーク・インフラの知識
企画・設計段階では、企業が導入しているシステムのセキュリティや可用性、機能性、コストなどを適切に評価します。
その上で、要件を満たせるソリューション方法を提案する必要があります。
サーバーやネットワークなどITインフラ全般に関わるため、この分野の関連知識は習得しておくと良いでしょう。
また、企業の情報技術の活用方針や戦略を詳しくヒアリングするスキルも欠かせません。
コーディングスキル
データベースエンジニアは、無駄がなく処理速度の速いSQL構文でコーディング作業できるスキルが必要です。
以下のようなプログラミング言語を使用できると、キャリアの幅が広がります。
- JavaScript
- PHP
また重要なデータの漏洩や改ざんを未然に防げるように、セキュリティ対策を行うことも欠かせません。
そのため、セキュアコーディング(セキュリティを向上させるためのプログラミング技術)のスキルも身につけておきましょう。
マルウェアなどの攻撃に耐え得るプログラムを作成し、データベースを構築できるような人材を目指すことをおすすめします。
クラウドの知識とスキル
近年、多くの企業がデータベースのクラウド移行を進めており、クラウド移行に関する知識とスキルを求められる場面が増えています。
今後はクラウドで動くデータベースが主流となるため、クラウド環境での設計や開発スキルが重要です。
より幅広い案件に対応するためには、クラウドに関する知識やスキルは必須となります。
データサイエンススキル
データベースエンジニアとして活躍するためには、データサイエンススキルを持っていると安心です。
データサイエンススキルはデータを収集して分析や活用をするスキルであり、蓄積されたデータの分析によって新規サービスの立案や既存サービスの改善提案を行えます。
データサイエンティストが使用するスキルと、データベースエンジニアの技術スキルは重複している部分が多くあります。
データベースエンジニアのスキルにプラスして、分析や活用などの技術を身につけると、より幅広い業務の対応が可能です。
データサイエンススキルを学ぶ際は、以下のような言語やスキルを学びましょう。
- Python
- R言語
- SQL
- 統計学
いずれもデータベースを扱ううえで、必要な知識です。
フリーランスデータベースエンジニアが今後活躍できそうな仕事
今後データベースエンジニアが活躍できるであろう仕事は、広範囲にあります。
Slerなどデータベースソフトウェアメーカーでの仕事など、具体的にご紹介します。
データベースソフトメーカーのソフトウェア開発
データベースシステムソフトメーカーでは、自社のソフトウェア開発者として高度なデータベースの知識やスキルを持つ人を求めています。
なぜなら、OracleやSQLServer、MySQLといったITシステムに使用されているデータベースソフトウェアの機能の修正や改善など、アップデートが必要なためです。
データベースソフトメーカーのソフトウェアの開発は、データベースの設計や構造に関する知識など、エンジニアとしての知識や経験を活かしながら活躍できるでしょう。
SIerでのデータサイエンス基盤の構築
Slerなどでは、データサイエンス基盤の構築業務を行っています。
データサイエンス基盤は、IoTやWebシステムなど外部システムから、データの収集・蓄積・整理・分析をするための仕組みです。
データサイエンス基盤を構築している企業では、ビッグデータやAIによる機械学習に利用されるデータベースを扱えるデータベースエンジニアとして活躍できるでしょう。
SIerでのデータベース構築
特に大手のSlerでは、金融系や官公庁系などの大規模システム案件で、データベースの設計や構築を行う案件があります。
チームとして業務を進める場合もあり、プロジェクトマネジメントスキルなどを身につけながら、データベースエンジニアとして活躍できる可能性もあるでしょう。
データベースの設計や構築のスキルをより活かしたい人は、Slerでのデータベース構築業務に参加しましょう。
フリーランスのデータベースエンジニアにおすすめの資格
フリーランスのデータベースエンジニアに、取得が必須の資格はありません。
しかし、案件獲得の際に資格をもっていると有利に働くため、ぜひ取得を検討しましょう。
今回は特におすすめな資格を、以下にまとめました。
資格の特徴 | |
Oracle Master | ・世界でも高いシェアを誇る、Oracle社が提供しているベンダー資格。 ・データベースのスペシャリストに必要な知識を学べる資格で、使用経験がなくても学んでおくと良い。 ・ブロンズ、シルバー、ゴールド、プラチナの4つのレベルに分けられている |
データベーススペシャリスト試験 | ・IPAが実施している国家資格の1つで、「高度情報処理技術者試験」に区分されている。 ・データベースの設計や開発、管理・運用に関する高度なスキルを持っていると証明できる。 |
基本情報技術者試験 | ・「ITエンジニアの登竜門」とされる試験であり、ITスキルを裏付ける国家資格。 ・最も基本的な知識と技能の問われる試験。 |
OSS-DB | ・オープンソースデータベース(OSS-DB)に関する、技術力と知識を認定する資格。 ・「Postgre SQL」に特化している資格。 ・シルバーとゴールドの2つのランクがある。 |
未経験からフリーランスデータベースエンジニアとして独立するのは難しい
データベースエンジニアのフリーランス案件では、実務経験1年以上を求められることがほとんどです。
ある程度の実績がないと信頼を勝ち取りにくいのが現状です。
そのため、未経験の場合は2~3年の実務経験を積むことをおすすめします。
企業で勤務した方が、さまざまなプロジェクトを通して実践的な知識やスキルを身につけられます。
また同僚や上司から適切なフィードバックを得られるので、独学よりも早く技術を習得することが可能です。
企業に入社をして、研修や実務を通してフリーランスとして通用する実力を身につけましょう。
併せて先述している通り、「Oracle Master」や「情報処理技術者試験」の資格を取得しておくと、独立後も実力をアピールしやすくなるでしょう。
まとめ
AIやIoTなどのビッグデータを扱う企業が増えていることに伴い、クラウドのデータベース構築や運用の案件は増加傾向にあります。
そのため、データベースやネットワーク、インフラ、コーディングなどの知識をしっかりと身につけた上で、設計から運用まで幅広くカバーできるような人材を目指しましょう。
一般的な会社員のデータベースエンジニアよりも、フリーランスの方が高収入を得やすいです。
独立を考えている方は、ぜひエージェントを活用して自分にマッチした案件を探してみてください。
今回紹介したサイト
案件数が豊富&高単価なフリーランスエージェント
ITプロパートナーズ(公式サイト:https://itpropartners.com/)
週2、3日勤務の案件が豊富。少しずつ仕事を始めたい人におすすめ
フォスターフリーランス(公式サイト:https://freelance.fosternet.jp/)
創業20年以上、サポート人数約15,000人の実績
ミッドワークス(公式サイト:https://mid-works.com/)
保証が正社員並みに手厚いフリーランスエージェント