データベースエンジニアの業務委託は稼げる?単価相場や契約までの流れを解説
とにかく案件数が豊富なサイト。業界最高水準の高単価案件を揃えています。
ITプロパートナーズ(公式:https://itpropartners.com/)
リモートで、週2~3稼働OKの直請け案件を探すならここ。業界最多水準の案件数を保有。
HiPro Tech(公式:https://tech.hipro-job.jp/)
柔軟に対応できる高単価な案件が豊富!契約後のサポートも充実しているエージェント。
エンジニアスタイル(公式:https://engineer-style.jp/)
複数エージェントの求人から希望にあった案件を幅広く探せる案件サイト。
データベースエンジニアの業務委託案件を探す際、下記のように悩む方も多いのではないでしょうか。
結論から言うと、データベースエンジニアの業務委託案件は複数の案件サイトに登録して探すのがおすすめです。
- 豊富な案件の中からデータベースエンジニアの高単価案件を選びたいなら「レバテックフリーランス」
- 週2〜3日稼働などフレキシブルに働ける案件に参画したいなら「ITプロパートナーズ」
- 高単価な案件かつ、契約後に丁重なサポートをして欲しいなら「HiPro Tech」
- さまざまなエージェントから、自分に合った案件を効率的に探したいなら「エンジニアスタイル」
案件サイトには「案件のバリエーションが豊富」「福利厚生が正社員並みに充実」など、それぞれの強みがあります。
複数の案件サイトに登録して強みを取り入れつつ、自分の希望にマッチする案件を探すのが効率的です。
今回は、データベースエンジニアの業務委託案件を探す人におすすめのサイトを紹介していきます。
目次 (PRも含まれます)
データベースエンジニアが業務委託案件を探す基準
データベースエンジニアの業務委託案件を選ぶときは、下記のポイントを押さえておくことが大切です。
- 自分のスキルに合った案件が多いか
- リモート可能な案件があるか
- 高単価な案件が多いか
自分のスキルに合った案件が多いか
1つ目の案件選びの基準は、「自分のスキルに合った案件を数多く取り扱っているかどうか」です。
案件サイトは、以下のようにそれぞれ異なる得意分野を持っています。
- Web・ゲーム業界に特化しており、プランナーやデザイナー向けの案件が豊富
- 高いスキルや上流工程の実務経験が必要な分、高単価の案件を取り揃えている
そのため下記のとおり、自分なりに重視したいポイントを決めてから案件サイトを探すことがおすすめです。
- 働きたい業界・職種の案件をたくさん掲載しているか
- 自分のスキルを活かせる、またはスキルアップできそうな案件を取り扱っているか
リモート可能な案件があるか
「リモート勤務が可能な案件を取り扱っているか」も重視しましょう。
リモート案件を選ぶことで、次のようなメリットが得られます。
- 自宅やコワーキングスペースなど、働きやすい場所からオンラインで作業できる
- 通勤時間が削減できる分、仕事やプライベートの時間を増やせる
特に「レバテックフリーランス」と「ITプロパートナーズ」にはリモート可能な案件が多いため、登録をおすすめします。
高単価な案件が多いか
業務委託で効率よく稼ぐには、高単価案件が豊富なサイトを選ぶことも欠かせません。
単価の高い案件を獲得できれば、月の収入が安定しやすくなります。
高単価な案件ほど高いスキルや上流工程の経験を求められるケースも多いですが、スキルアップにつながる点が魅力です。
特に「レバテックフリーランス」と「HiPro Tech」で、高単価なデータベースエンジニア案件を多く取り扱っています。
データベースエンジニアの業務委託案件を探せるおすすめサイト4選
ここまで読んで「結局どの案件サイトがおすすめなの?」と気になった方も多いのではないでしょうか。
この章では、DAINOTE編集部が厳選した「データベースエンジニアの業務委託案件を探せるおすすめサイト」を4つ紹介します。
- レバテックフリーランス(https://freelance.levtech.jp/)
とにかく案件数が豊富なサイト。業界最高水準の高単価案件を揃えています。 - ITプロパートナーズ(公式:https://itpropartners.com/)
リモートで、週2~3稼働OKの直請け案件を探すならここ。業界最多水準の案件数を保有。 - HiPro Tech(公式:https://tech.hipro-job.jp/)
柔軟に対応できる高単価な案件が豊富!契約後のサポートも充実しているエージェント。 - エンジニアスタイル(公式:https://engineer-style.jp/ )
複数エージェントの求人から希望にあった案件を幅広く探せる案件サイト。
1つずつ特徴や強みを見ていきましょう。
レバテックフリーランス
公開求人数
(現在募集中の案件)75129件 (2024年03月29日現在) データベースエンジニアの
公開求人数1938件 (2024年03月29日現在) マージン率 非公開 対応地域 東京・神奈川・埼玉・千葉・大阪・兵庫・京都・愛知・福岡 強み ・週4日~稼働の案件、リモート案件多数
(週3日以内の案件はハイスキルが必要)
・カウンセラーの専門性が高く、幅広く相談に乗ってくれる
・高単価な案件が多い
レバテックフリーランスには、下記3つの特徴があります。
- 業界最高水準の案件単価
- キャリアコンサルタントによる手厚いサポート
- 案件数が多い
業界最高水準の案件単価
レバテックフリーランスには、高単価の案件が豊富に掲載されています。
なぜなら案件の多くが他の中間業者を挟まない「直請案件」だからです。
たとえば下記のように、週2日以上の稼働・フルリモートOKで月75万円を目指せる案件もあります。
※2022年9月時点 レバテックフリーランス公式サイトより引用(公式:https://freelance.levtech.jp/)
キャリアコンサルタントによる手厚いサポート
※2022年9月時点 レバテックフリーランス公式サイトより引用(公式:https://freelance.levtech.jp)
レバテックはIT人材サービスも手掛けているため、IT業界に詳しいエージェントによるきめ細やかなサポートを受けられます。
データベースエンジニアならではの悩みや相談にも乗ってもらいやすいので、安心して業務委託で働ける可能性が高いです。
案件数が多い
レバテックフリーランスでは、データベースエンジニアの案件を数多く取り扱っています。
レバテックフリーランスの案件例
月額単価 700,000円/月 職務内容 ・某自動車メーカー向けのグラフデータベース活用案件です。
地理空間座標のグラフ化、最短経路探索などの機能開発に携わっていただきます。
・下記工程を行っていただきます。
-詳細設計
-実装
-テスト・運用求めるスキル ・Oracle実務経験3年以上歓迎スキル・クラウドの知識(OCI,AWS,Azure)
・Oracle Spatialの知見
・Oracle Graphの知見(グラフ型データベースの研究経験)
・ AIに関する知識案件URL 【Oracle】グラフデータベース活用の求人・案件
(2024年08月23日 現在)
ITプロパートナーズ
公開求人数 5014件 (2024年08月23日現在) データベースエンジニアの
公開求人数46件 (2024年08月23日現在) マージン率 非公開 対応地域 東京・神奈川・埼玉・千葉・大阪・兵庫・京都・愛知・福岡 働き方 週2-3案件、リモート案件多数 公式 https://itpropartners.com/
ITプロパートナーズには、下記2つの強みや特徴があります。
- 『直請案件』だからこその高単価
- リモート勤務、週1~2日から稼働OKの案件多数
『直請案件』だからこその高単価
ITプロパートナーズ公式サイトより引用(https://itpropartners.com/)
ITプロパートナーズには『直請案件』が多いため、他のエージェントよりも単価が高い傾向にあります。
※直請案件とは、仲介会社を挟まずに直接クライアント企業と契約している案件のことです。
基本的にフリーランスエージェントのほとんどがマージン率を公開していないので、「フリーランスの取り分や単価の良さ」を事前に調べることは難しいです。
過剰な報酬を抜かれていないIT プロパートナーズは魅力的なため、ぜひ活用してみましょう。
リモート、週1~2日から稼働OKの案件多数
ITプロパートナーズ公式サイトより引用(公式:https://itpropartners.com/)
ITプロパートナーズには、下記のように週1~2日から稼働できる案件が多いことも魅力です。
※2022年9月時点 ITプロパートナーズ公式サイトより引用(公式:https://itpropartners.com/)
フリーランスエージェントの多くは、最低稼働日数が週3~4日以上の常駐案件がほとんどです。
一方のITプロパートナーズはリモートOKの案件も多いため、ライフスタイルや好みの働き方に合わせて自由に案件を選べます。
ITプロパートナーズの案件例
月額単価 〜900,000円(週5日) 職務内容 ■ミッション
【募集背景】
医療従事者向けポータルサイト上で展開されている医師を対象としたアンケート・調査 ビジネス領域※及びプロモーション配信サービスの領域において、社内向け各種ダッシュボード・ 社外向け(クライアント向け)ダッシュボードの要件定義及び開発をご担当いただきます。
【想定業務内容】
・ダッシュボード開発要望のヒアリングと詳細要件定義、画面設計
・Tableauダッシュボード実装
・ダッシュボード実装に必要なデータマート整備(DB整備自体はエンジニアが担当するためエン ジニアに対する要件提示)
※時期による波は一定ありますが、目安として、新規ダッシュボード開発(既存ダッシュボードの 流用含む)は2件~3件/月、既存ダッシュボードの改修・メンテナンス 4件~5件/月程度です
【使用技術詳細】
・Tableau Desktop/Tableau Online ・Google BigQuery/SQL求めるスキル ■必須スキル:
・BIツールでダッシュボードの要件定義・開発業務を1年以上経験していること
・SQLを用いたデータ処理業務を2年以上経験していること
■尚可スキル:
・Tableauを用いたダッシュボード開発経験(Tableau Online, Tableau Desktop, Tableau 等)
・Bigqueryでの開発業務経験
■求める人物像:
・当事者意識を持ち、主体的に考え行動できる方
・部署の垣根を超えてコミュニケーションをとり、業務を推進できる方
・ユーザー、クライアントの双方の視点に立ち、全社最適な事業成長と価値提供のバランスを考 えられる方案件URL 【SQL/BigQuery】Tableauを用いたデータベースエンジニアの案件・求人
(2024年08月23日 現在)
注意:ITプロパートナーズは週1日から稼働可能な案件の紹介が可能なものの、会社員の方への副業は紹介できません。
HiPro Tech
HiPro TechはIT・テクノロジー領域に特化しており、「週3日からリモートで働きたい」データベースエンジニアにおすすめのエージェントです。
運営会社 | パーソルキャリア株式会社 |
公開求人数 | 525件 |
マージン率 | 非公開 |
対応地域 | 首都圏中心 |
働き方 | 週3日から稼働OK、リモートOK案件多数 |
公式:https://tech.hipro-job.jp/
※2022年9月22日時点・公式ページより引用/算出
特に下記3つがHiPro Techの特徴といえます。
- リモートOK・週3日からOK案件多数、柔軟な働き方を実現できる
- 高単価案件で、収入アップを目指せる
- 契約後も充実したサポート体制
リモート案件多数・週3日〜可能で柔軟な働き方ができる
HiPro Techではリモート勤務可能な案件に加え、週3日からOKのプロジェクトも多くあります。
エンジニア求人では「週5日~・常駐勤務」の案件が一般的なため、柔軟な働き方をしたいと思っても難しいケースがほとんどです。
中間マージンのない直請け案件多数
HiPro Techには「直請け案件」が豊富なため、クライアント(受注元)から直接案件を受注できることもメリットです。
直請け案件なら中間マージンを取られない分、より高単価の案件を獲得しやすくなります。
契約後も充実したサポート体制
HiPro Techの運営会社は、転職サービス「doda」などの人材サービスを展開する「パーソルグループ」です。
HiPro Techではグループ会社で培ったさまざまな知見や実績を活かし、利用者をサポートしています。
サイトに登録すると、次のように面談からアフターフォローまで一貫してサポートを受けることが可能です。
- 事前面談
(希望条件、活動状況、将来的に目指したい姿、現在の困りごとなど) - 案件の紹介
(経験やスキルがマッチする場合、案件を紹介) - クライアント面談
- 契約の締結
(契約から各種手続きまで、担当者によるフォローあり) - 業務開始後のアフターフォロー
IT・テクノロジー領域に強みのあるエージェントなので、専門性の高い事前面談を受けられます。
エンジニアスタイル
主に優良エージェントの案件が掲載されているため、「良質な案件をまとめて確認し、1クリックで応募したい!」方におすすめです。
運営会社 | ボスアーキテクト株式会社 |
公開求人数 | 177,561件 |
特徴 | 直接契約で高単価を実現 |
対応地域 | 主に東京 |
働き方 | リモートワーク、フレックス制度、 週2稼働OKなど様々な案件に対応 |
※2022年9月時点・公式サイトより引用/算出
エンジニアスタイルには、下記2つの特徴があります。
- 15万件超の豊富な案件数
- データが豊富で、案件を探しやすい
16万件超の豊富な案件
2022年9月時点で掲載案件数は17万件以上のため、幅広い案件から自分にマッチするものを見つけられます。
「全員フルリモート」や「週2・3から稼働OK」など他のエージェントでは希少な案件も、エンジニアスタイルでは数多く掲載されています。
たとえば下記のようなフルリモートOKのデータベースエンジニア案件が見つかりました。
※2022年9月時点 エンジニアスタイル公式サイトより引用(公式:https://engineer-style.jp/)
業務委託・スキルアップ・転職など幅広いニーズに合わせた求人を取り扱っているので、ぜひ登録しておきましょう。
データが豊富で、案件を探しやすい
※エンジニアスタイルから引用 /2022年9月時点確認
エンジニアスタイルでは「職種別・言語別・フレームワーク別の単価」や「件数ランキング」など、データが豊富に公開されています。
案件を探す際には、下記の条件で検索できます。
- 言語・フレームワーク
- 開発スキル
- 職種/業界
- エリア/駅
- 単価
また次のようなこだわり条件でも探せるので、より絞り込みやすいです。
- 稼働できる時間帯
- 勤務地
- 職場環境
- リモート勤務可能か
- 未経験OKか
- 会社の規模や志向
- トレンド技術を取り入れているか
※エンジニアスタイルより引用 /2022年9月時点
また事前面談から稼働後のフォローまでサポートしてもらえるうえ、充実した福利厚生を受けることも可能です。
【関連記事】データベースエンジニア向けのおすすめ派遣会社ランキング
データベースエンジニアの業務委託の案件例・単価相場は?
データベースエンジニアの業務委託案件にはどんな案件があって、報酬の相場がどれくらいなのかを確認していきます。
実際にデータベースエンジニアの業務委託案件をいくつかピックアップして紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
※今回紹介する案件は募集を終了している可能性もあります。最新の案件例が見たい人はエージェントに登録したうえで、詳細を確認してみましょう。
案件例①
月額単価 700,000円/月 職務内容 下記を行っていただきます。
・稼働中システムのインフラ基盤(DB含む)の保守/運用
・環境追加におけるDBサーバの設計構築
・データベースの拡張にあたっての調査/検討~設計構築求めるスキル ・データベース(Oracle)の設計/構築および保守/運用経験歓迎スキル・Oracle19cの保守経験
・Oracle GoldenGateの保守経験
・RHEL7、Windows2016以上の詳細設計~構築経験
・VMware ESXi6.xの詳細設計~構築経験案件URL 【Oracle】カード会社向けシステムインフラ構築/運用の求人・案件
(2024年08月23日 現在)
案件例②
月額単価 550,000円/月 職務内容 ・中国系企業向けのDBマイグレーション案件に携わっていただきます。
・下記を行っていただきます。
-DBマイグレーション作業求めるスキル ・DBマイグレーション経験 案件URL 【データベース】中国系企業向けDBマイグレーションの求人・案件
(2024年08月23日 現在)
上記の案件はあくまでも一例なので、自分のスキルに合わせて案件を探してみてください。
業務委託契約の主な種類
業務委託契約とは「社内では対応しきれない業務を、他社や個人に委託すること」です。
詳細な条件(報酬・納期・業務内容・成果物・進め方など)をお互いに了承したうえで契約を結びます。
アルバイトのような雇用関係がないので、雇用主と対等な関係で業務を進められることが特徴です。
業務委託契約には、下記の3種類があります。
- 準委任契約
- 請負契約
- 委任契約
準委任契約
準委任契約は特定の業務(成果物の作成、事務作業など)を委託する契約です。
報酬は時給や月給で計算されます。
データベースエンジニアが準委任契約を交わした場合、委託された業務を時間内に滞りなくこなす必要があります。
メリット
準委任契約をする最大のメリットは、安定した収入を得やすい点です。
準委任契約で報酬が発生する条件は「時間内に業務を安定しておこなうこと」なので、成果物の納品は必須ではありません。
成果物の完成度にかかわらず稼働した時間分の報酬が支払われるため、「毎月の収入に変動があるのは避けたい」方に向いている契約形態です。
デメリット
準委任契約には、稼働時間を自由に設定しにくいというデメリットもあります。
シフトで稼働することが一般的なので、稼働する時間帯を選べるかどうかはクライアントによります。
また業務の進め方もある程度クライアントに管理されるため、定期的に進捗状況を報告しなければなりません。
請負契約
請負契約とは「受注側が成果物を完成させ、納品することが必須」の契約です。
正社員やアルバイトとは異なり、成果物に対して報酬が支払われます。
メリット
請負契約のメリットは、働く場所や時間を自由に決めやすい点です。
請負契約では成果物を納品することが条件なので、完成させるまでの過程を報告する義務はありません。
そのためデータベースエンジニア側は、早朝や深夜など比較的自由に働けることが利点といえます。
デメリット
請負契約のデメリットは、成果物のクオリティがクライアントの期待に満たない場合、報酬がもらえない恐れがある点です。
状況によっては下記のようなリスクもあり得ます。
- やり直しさせられる
- 報酬を減額される
- 報酬の支払いを拒否される
またどれだけ工数がかかっても、支払われる報酬額が変わらない点もデメリットといえます。
たとえば最大100時間かかる作業で報酬が5万円の場合、時給換算すると500円です。
委任契約
委任契約とは、法律に関わる業務を委託する契約です。
たとえば下記のようなケースがあります。
- 確定申告を税理士に委任する
- 不動産業者に土地の売却を依頼する
データベースエンジニアが業務委託で働くメリット
データベースエンジニアが業務委託で働いた場合、下記4つのメリットが得られます。
- 自分の好きな仕事に集中できる
- 努力次第で収入アップが可能
- 自分で業務時間を決められる
- 人間関係のストレスから解放される
自分の好きな仕事に集中できる
1つ目のメリットは、自分の好きな仕事に集中できることです。
業務委託契約の場合、多様な案件のなかから「この案件に挑戦してみたい」「この仕事ならスキルを存分に発揮できそう」と自由に選べます。
一方で会社員として勤務していると、指示された仕事を一定の条件下で遂行する必要があります。
自分のやりたくない仕事を振られる場面も多いため、ストレスが溜まりやすいです。
しかし、業務委託契約なら自分の好きな仕事を優先できるので、活き活きと働ける可能性が高まります。
努力次第で収入アップが可能
自分の努力次第で収入アップを目指せる点も、メリットの一つです。
会社員の場合、給与体系によってはどれだけ成果を出しても給与に反映されないケースもあります。
しかし、業務委託なら成果を出し続ければ継続的に依頼してもらえるため、報酬もアップする可能性が高いです。
またクライアント企業やプロジェクトメンバーと信頼関係が築ければ、高待遇の仕事を紹介してもらえる場合もあります。
自分で業務時間を決められる
3つ目のメリットは、自分で業務時間を決められる点です。
請負契約の場合、勤務場所や稼働時間を自分で自由に決められます。
準委任契約であっても、会社員に比べると稼働シフトは柔軟に調整しやすいです。
人間関係のストレスから解放される
人間関係のストレスから解放される点も、外せないメリットです。
会社に長く勤めていると、上司や同僚との人間関係に悩む場面も多々あります。
しかし、業務委託には雇用関係がないため、クライアント企業と対等な立場で業務を進められます。
万が一相性の悪いクライアントに当たったときは、変えることも可能です。
【関連記事】データベースエンジニアの副業事情!週2-3案件の探し方とおすすめのサイトを紹介
データベースエンジニアが業務委託で働くデメリット
メリットの多い業務委託ですが、下記のようなデメリットもあります。
- 労働基準法が適用されなくなる
- 福利厚生が受けられない
- 仕事のトラブルはすべて自己責任
労働基準法が適用されなくなる
1つ目のデメリットは、労働基準法が適用されなくなる点です。
業務委託契約では、正社員やアルバイトのような雇用関係を結びません。
つまり報酬額や労働条件に問題が起きても、法律の保護を受けにくい状態です。
最低賃金が法律で定められているわけではないので、低価格で業務を請けてしまうリスクもあります。
福利厚生が受けられない
会社員のような福利厚生が受けられない点もデメリットです。
業務委託契約の場合、雇用保険や労災保険といった社会保険が適用されません。
もし業務を遂行するうえで事故や怪我が発生しても、必要な手当てを受けられないため、仕事を続けにくくなる恐れもあります。
仕事のトラブルはすべて自己責任
3つ目のデメリットは、仕事のトラブルがすべて自己責任になる点です。
会社員の場合、トラブルが発生しても会社が責任をとってくれるケースがほとんどですが、業務委託では異なります。
業務委託契約の仕事でトラブルが起きた場合、自己で責任をとらなければなりません。
状況によっては、企業が受けた損害を賠償する責任を負わされる恐れもあります。
またクライアントの要望を満たせなかったり、納期が遅れたりすると、簡単に契約を切られることもデメリットです。
【関連記事】データベースエンジニアはやめとけ?理由や向いている人の特徴を解説
業務委託契約を結ぶには業務委託契約書が必要
業務委託契約を結ぶ際は、業務委託契約書の取り交わしが欠かせません。
契約書は後々揉め事が起きないよう、お互いを守る重要な書類です。
業務委託契約書が必要な理由
業務委託契約書が必要な理由は、主に以下の2つです。
- 契約上のトラブルが起きにくくなる
- 万が一のときに証拠として使える
業務委託契約書には、主に仕事内容や報酬が記載されています。
もし十分な取り決めがないまま契約した場合、想定外のスキルを求められたり、期待通りの報酬が得られなかったりと契約上のトラブルが起きる可能性が高いです。
そのためトラブルに発展しないよう、あらかじめ業務委託契約書を取り交わしておくことが欠かせません。
また、業務委託契約書は万が一のときの証拠としても役立ちます。
もし裁判にまで発展した場合は、業務委託契約書を提出しなければなりません。
業務委託契約で起きやすいトラブルとは?
業務委託契約で起きやすいトラブルには、下記が挙げられます。
- 成果物に対して何度も修正を求められ対応したが、追加報酬は支払われないため、時給が低くなってしまった
- 契約範囲外の業務を依頼され対応したが、報酬が支払われなかった
業務委託契約書のなかで業務内容を詳しく明記しておけば、上記のような事態を防ぎつつ、双方が納得した状態で仕事を進めやすいです。
秘密保持契約を結ぶ場合は秘密保持契約書を取り交わす
また案件によっては、業務委託契約書以外に秘密保持契約書を取り交わすケースもあります。
秘密保持契約とは、業務を行うなかで知った機密情報や個人情報を、業務に関係ない用途で利用しないという契約です。
企業と秘密保持契約を締結するときは、秘密保持契約書を取り交わしましょう。
業務委託契約締結の主な流れ
業務委託契約を締結する際は、次のような流れで進めます。
- 契約内容の詳細について話し合う
- 業務委託契約書を作成する
- 契約書の内容を共有し、認識の相違を確認し合う
- 業務委託契約書を取り交わし、契約完了
①契約内容の詳細について話し合う
まずは詳しい契約内容について話し合い、取り決めます。
- 報酬額
- 契約期間
- 業務範囲
これらの項目について、ある程度明確に決めておくことが大切です。
②業務委託契約書を作成する
話し合って固めた内容をもとに、業務委託契約書を作成します。
業務を委託する側の企業が作成するので、あなたが契約書を用意する必要はありません。
③契約書の内容を共有し、認識の相違がないか確認し合う
企業が業務委託契約書を共有してきたら、必ず細部まで目を通し、認識に相違がないか確認します。
このときに重要事項をチェックしておかないと、契約後にトラブルが起きる可能性が高いです。
些細な疑問でも構わないので、気になることは遠慮せず聞くようにしましょう。
④業務委託契約書を取り交わし、契約完了
契約内容に双方が納得できたら、業務委託契約書を取り交わして契約完了です。
本来は記名捺印が必要ですが、最近はクラウド上での電子契約が増えているので、電子捺印で問題ない場合が多いです。
業務委託契約の締結前に確認すべき条件
業務委託契約を結ぶときは、契約内容について企業と話し合うことが欠かせません。
ここでは事前に確認すべき条件について解説します。
契約形態は何か
業務委託契約のなかでも「契約形態が準委任契約か請負契約か」を確認しましょう。
契約形態によって「無理のない働き方ができるか」「安定した収入を得られるか」が変わってきます。
業務内容は何か
契約する前に、どんな業務を委託されるのか確認しましょう。
「想定外の業務量を任されてしまい、報酬に見合わなくなった」などのトラブルを防ぎやすくなります。
報酬についての記載はあるか
業務委託契約書に下記のような報酬に関する記述があるかも、必ずチェックしましょう。
- 報酬額(「甲が乙に対し支払う委託料は○○円とする」など)
- 支払い方法(「○○締め○○までに、乙の指定する銀行口座に振り込む」など)
- 支払いは時間単価か、プロジェクト単位か
- 報酬の計算方法
クライアントと認識に相違がないか確認しておくことが大切です。
報酬以外に経費の支払いはあるか
報酬以外に「経費が支払われるかどうか」を確認することも欠かせません。
たとえば次のように、業務の遂行に必要な経費です。
- 消耗品
- PCのインターネット料金
- 電気代
後々クライアントと揉めないためにも、「経費が報酬に含まれているか、もしくは別支払いか」をチェックしましょう。
稼働時間はどのくらいか
案件の稼働時間も確認が必須です。
案件によっては「週の最低稼働日数:3日」のように、稼働時間が設定されているケースがあるからです。
また「100時間を基準にして、90〜110時間の稼働で◯万円」など、精算幅が定められていることもあります。
スケジュールを把握してスムーズに進めるためにも、必ず目を通しておきましょう。
稼働時間精算幅外の控除・超過支払いについての記載はあるか
稼働時間に精算幅が設けられている案件の場合、下記のように報酬の減額や追加支払いがあるかチェックすることが大切です。
- 稼働時間が精算幅より少なかった場合:報酬が差し引かれる
- 稼働時間が精算幅より多かった場合:報酬が追加される
上記を見逃してしまうと「業務を終わらせるために時間外に働いたのに、その分の報酬が支払われなかった」などのトラブルが発生しやすくなります。
報酬の支払日はいつか
クライアント企業によって、報酬が支払われる日は異なります。
業務委託契約を結ぶ際に、報酬の支払日がいつになっているのか必ずチェックしましょう。
また請負契約では、納品してもクライアント側で検収が終わるまでは報酬が支払われないケースがあります。
「納品してから検収完了までにどれくらいかかるか」も確認しておくことがおすすめです。
契約期間、更新の有無について
下記の3点についてもチェックしておきましょう。
- 業務委託契約の契約期間はいつまでか
- 契約終了後に更新されるか
- 更新する際の条件はあるか
損害賠償の記載はあるか
業務委託契約を締結する際は、損害賠償についての記述を念入りにチェックしましょう。
もし下記のような行為により企業に損害を与えた場合、企業から損害賠償を請求される恐れがあるからです。
- 機密情報の漏洩
- 著作権の侵害
特に「損害賠償が及ぶ期間」や「請求の条件」などは、隅々まで確認することが重要です。
不利な内容は記載されていないか
契約書によっては、業務委託エンジニア側に不利な内容が記載されているケースがあります。
たとえば次のような記述です。
- エンジニア側が報酬の振込手数料を負担する
- 契約終了後に企業への損害が発生した場合、全額賠償する
もし不利な内容に気付かず契約を結んだ場合、将来的に自分を苦しめてしまう恐れがあります。
「指摘したら案件もなかったことにされるのでは……」のように遠慮せず、修正を依頼しましょう。
どうしてもお互いが合意できない場合は、契約をお断りすることも大切です。
まとめ
今回はデータベースエンジニアにおすすめの案件サイトや、業務委託契約を締結する流れ、注意すべきことについて解説しました。
業務委託契約には多くのメリットがありますが、契約内容によってはトラブルに発展する恐れもあります。
必ず事前に内容をチェックし、あなたが不利にならないように注意しましょう。
ぜひこの記事を参考にデータベースエンジニアの業務委託案件を受注し、活躍の幅を広げていきましょう。
とにかく案件数が豊富なサイト。業界最高水準の高単価案件を揃えています。
ITプロパートナーズ(公式:https://itpropartners.com/)
リモートで、週2~3稼働OKの直請け案件を探すならここ。業界最多水準の案件数を保有。
HiPro Tech(公式:https://tech.hipro-job.jp/)
柔軟に対応できる高単価な案件が豊富!契約後のサポートも充実しているエージェント。
エンジニアスタイル(公式:https://engineer-style.jp/ )
複数エージェントの求人から希望にあった案件を幅広く探せる案件サイト。