最終更新日:2020/07/03

よく、入社1-3年目で転職をしたい人の転職相談にのっています。その中で、

  • 入社したばかりなんだけど、今の環境で働けるイメージがが全くわかないので、転職したい
  • だけど、入社1年目だと特にアピールできる実績がないし、転職できるのかどうかすら分からない
  • だから転職するなら、3年は待った方がいいのではないか

という悩みをよく聞きます。

そこで、今回は新入社員の方で、転職を検討している人向けに、転職市場について解説したいと思います。

参考:この記事を書いている(DAI)の経歴

  • 人材転職支援サービスで、キャリアコンサルタントの経験あり
  • プログラミングスクールで、IT系の転職経験あり
  • 1年目で転職して、フリーランス→起業経験あり

新入社員で会社を辞めている人は、意外に多い?

周りだと、1~3年目なので、いきなり退職された方をあんまり見ないかもしれません。

しかし実はかなり多くの人が新入社員の状態から、転職、退職しています。

エニワン株式会社による調査によると、およそ64%の割合で20代が、「入社2年未満で退職を経験したことがある」という結果を報告しているんです。

退職理由で多いのは?

特に退職理由で多いものが、

  • 社内体制に対する不満
  • 人間関係
  • 上司からの指示が曖昧
  • 人によっていうことが違う
  • 給与面に対する不満

などが上がられています。

出展:エニワン株式会社 「新入社員の退職理由について」より引用

ちなみに、僕が最初に転職したのは、入社1年目がちょうど終わりかけた2月。入社10カ月で転職しました。

退職理由は、自分のやりたかった仕事(エンジニア)が、この会社にいても永遠にできないことが分かってしまったときでした。

 

新入社員の転職市場での扱いは?

  • 転職したくて、正直何も実務経験はないから、転職できる気がしない…

と思う方も多いと思います。僕も1年目の時に、そう思っていろんな人に相談しにいっていました。

でも、大丈夫です。

結論から言うと、新入社員は転職市場でポテンシャル採用で評価されやすい。

なので、新入社員だから転職できないということはないのでご安心ください。

新入社員の転職市場の扱いは、ポテンシャル採用です!

では、新入社員(=入社1年目)では、転職市場ではどのように評価されるのでしょうか。

基本的に、企業側は年齢に応じて以下のように評価しています。

  1. 入社1年目~3年目:第二新卒採用枠。
  2. 入社4年目~8年目:準第二新卒枠
  3. それ以降:完全即戦力枠

入社1-8年目は、ポテンシャル枠のため、異職種転職がしやすくなります。

一方で、それ以降は即戦力採用になるので、異職種転職がしにくくなります。

 

 ①入社1年目~3年目:第二新卒採用枠

新入社員に当たるのはおそらく入社1年目なので、この時期になります。

この時期の特徴としては、ほぼ新卒採用に求められるスペックと変わりません。

  1. 学歴
  2. 社歴
  3. 現年収

以外、あまり考慮されることはないです。面接でも、学生の時に力を入れたことなどが聞かれます。
企業側も、育てることを前提にして採用するので、下手に実力をアピールするよりは、これから伸びるだろうと思われるようにすることが重要です。

この期間だと、比較的異職種の転職も可能です。

②入社4年目~入社8年目:準第二新卒採用枠

この時期は、あと会社に3年以降在籍すると、この枠で転職活動することになります。

半分ポテンシャル採用ですが、実務経験についても多く問われます。

この期間だと、異職種の転職の難易度が上がってきます。

③それ以降:完全即戦力枠

年齢的には、30代になります。この枠での転職活動では、完全即戦力枠です。

ですので、異職種転職は非常に困難になります。

新入社員なのに、転職するのはもったいない?

  • そうは言っても、せっかく入った会社に1年以内で辞めるのはもったいない…
  • 石の上に3年いるべきなのではないか?

と思う方もいると思います。そこで、「こんな悩みの人は転職したほうがいい」という条件をまとめておきますね。

転職すべき人①会社のパワハラ・セクハラがひどい

こういう会社からは、逃げましょう。逃げても大丈夫ですよ。

正直、そのような会社で働いて、メンタルを崩してしまうくらいなら、一度いったん会社をやめて、再度転職活動したほうがいいです。

メンタル崩すと、本当に復帰が厳しくなるので、逃げましょう。

転職すべき人②今やっている職種以外に、どうしてもやりたい仕事がある

これは賛否が分かれるので、個人的な意見ですが。

やりたい仕事があって、キャリア的にほぼ99%その仕事ができないような場合は、転職活動を進めてもいいのではないかと思います。

例えば、僕は新卒はテスターという仕事をやっていて、エンジニアに社内異動したかったのですが、やんわりと断られてしまいました。

でも、テスターの仕事を3-4年やっていたら、もうそれ以外の仕事になかなかつきにくいと思ったんですよね。

だから、まったくの異職種の仕事に転職しやすい、第二新卒のタイミングで転職しました。

逆に転職すべきではない人:こんな人は転職に失敗します

では、逆に第二新卒で転職すべきではない人について、解説していきます。

これは、自身が転職支援をしていて、実際に転職活動に失敗していた人の要素をすべてまとめた結果から言えることです。

失敗パターン①失敗した理由が言語化できない人

本当に仕事が辛い時って、「今すぐこの仕事から逃げ出したい…」って思うんです。

本当につらい時って、合理的な意思決定できなくなるんですよね。

ただ、その状態で転職活動すると、うまくいきません。なぜなら、

  • なぜ会社を辞めたんですか?
  • この先、どうしたいんですか?

と聞かれても、どうしたらいいかわからなくなるからです。

実際に20代前半で、3回以上、ネガティブな理由で転職している方は、辞めた会社と似たような会社に応募しがちなんですよね。

転職するために、やるべきこと

では、いざ転職するとしたら、何をすればよいのでしょうか。

  1. 自己分析
  2. 転職サイト・転職エージェントの登録
  3. 面接対策、職務履歴書作成対策
  4. 実際の選考を受ける

といった形になります。

自己分析

第二新卒の転職においては、正直、現職のスキル面の棚卸はいらないかと思います。なぜなら、まだ少ししか働いていないので、ほとんど力がついていない可能性が高いからです。

ですので、以下の2つの問いにだけ答えられるようにしてください。

  • なぜ、今の会社を辞めたいのか
  • 次の転職活動では、どんなことを避けて、何を得られるようにしたいのか

とてもシンプルですが、転職支援をしていても、できない人が多いです。

例えば、大企業に入って、配属がやりたかった仕事ではなかった人だとします。そういう人が、また採用されてもポジションがランダムが決まる大企業を受けたら、意味ないですよね。

今の会社を辞めたい理由が明確になることで、次の転職活動で失敗しにくくなります。

また、例えば、ネガティブな理由しかない転職だと、面談時に志望理由を聞かれると困りますよね?本当はどうしたいのかを明確にすることで、はじめて企業研究が行えるようになります。

転職サイト・転職エージェントの登録

次に、転職サイトや転職エージェントに登録して、いろいろな求人を見てみましょう。

のちほど詳しく解説いたしますが、第二新卒の場合ほぼポテンシャル採用になるので、特定の職種に応募したい場合をのぞき、リクルートエージェント、リクナビネクスト、DODA(デューダ)のような、求人数を多く持っている転職エージェントをおすすめします。

転職サイトに登録すると、

  • 他の媒体が扱っていないような、非公開の求人

が見れたりします。

転職エージェントは、

  • 過去の気になる会社の選考状況や、現在の会社の詳細な情報をヒアリングできる
  • 自分の経歴から、現実的に入社可能な会社などを教えてもらうことができる

というメリットがあります。

面接対策、職務履歴書作成対策

気になる求人がしっかりと見つかってきたら、面接対策・職務履歴書作成です。

職務履歴書は、求人から逆算して書きます。例えば、未経験から広告営業の職種に応募するとします。

そして、その中の必須要件に、

  1. 顧客の課題を把握して、提案することがすきな方
  2. 企画などが好きな方

と書いてあるとします。

その場合、学生のころにやっていたこと、1社目を選んだ理由などに、そのエピソードを埋め込んであげることで、通過率は上がります。

職務履歴書は、求人で求められていることと、自身の経験の一貫性を見ます。特に第二新卒採用の場合は、実力はほぼみないので、そういったポテンシャル・やる気が見えるように履歴書を作成することがおすすめです。

面接対策は、転職エージェントの方が担当してくださる場合が多いので、履歴書を作ってアピールする点を明確にしたら、練習させてもらいましょう。

個人的には、新入社員はゴールデンタイムだと思います!

繰り返しますが、新入社員は第二新卒採用になるので、

  • 異職種転職
  • 異業種転職

も比較的やりやすいです。

なので、1年間やってみる中で、どうもこの仕事は合わないと感じたら、転職してしまっても問題はありません。

実話になりますが、僕自身もともとエンジニアの採用領域も携わっていたので理解できるのですが、30代になってから専門職(マーケター / エンジニア / デザイナー)につくのは、非常に難しくなります。独学で身に付けて独立するくらいでなければ、職は見つかりにくいです。

将来的に、やりたいと思っていることが明確にあるのであれば、早ければ早いほど転職活動で有利になります。

以前、以下のようなツイートをしました。

「いつかいい仕事につける!」と思っていられるのはおそらく25才までで、そこから先は相当戦略的にキャリア考えないと、気づいたらもうチャンスがない状態に全然なり得る。妥協したくなかったら、正しくリスクを25才くらいまでに考えておく必要があると転職市場をみていてすごく思う。

仕事を変えられるのは25歳くらいまでなので、なるべく早く今のまま続けるか、それとも別のチャンスをつかむのか、意思決定できるとよいと思います。

僕ももともとIT系のテスターをしていたのですが、1年目にマーケターに異職種転職しています。そしてその後大きくマーケターとして才能を開花できたので、職種を変えるなら早めの方が良いでしょう。

新入社員の転職の使えるサービス

入社1年目の方向けに、おすすめの転職サービスを紹介します。

新入社員おすすめの転職サイト

転職サイトは、ただ求人だけあるサイト。

で、正直求人だけ見るのであれば、

  • 特化型の求人が多いか
  • 求人数が多いか

の2点しかありません。

ですので、まずはリクナビネクストに登録しておくのが一般的です。

新入社員におすすめの転職エージェント

次に転職エージェントです。

転職エージェントは、転職サイトと違い、

  • 転職コンサルタントが一人ひとりついてくれる
  • 自己分析から、企業の紹介までしてくれる

といったメリットがあります。

転職エージェントを選ぶ基準としては、

  1. 担当者との相性のよさ
  2. 求人数の多さ
  3. 専門性の特化レベル

がありますが、③に関しては、新入社員であればあまり関係ないので、これからおすすめする転職エージェントに登録しておけば、十分かと思います。

    第二新卒が選ぶべき求人サイトの条件は「求人数が多い」:リクルートエージェント

    紹介記事:リクルートエージェントの評判は?お勧めできる人とおすすめできない人について解説
    公式ページ:https://www.r-agent.com/

     

    正直、リクルートエージェントだけで十分です。転職エージェントって、大きく分けると

    • 専門職型
    • 大量求人型

    に分かれるんですね。

    で、新卒の段階だと、専門職型を利用してもあまり意味がないので、とにかく求人が多い大量求人型を選びましょう。

    特に求人数が多いのは、

    です。面倒くさければリクルートエージェントだけで十分です。

    以下のようなフォームを入力して、エージェントに希望を伝えると、おすすめの求人を渡されます。まずは今市場的にどんな求人なら紹介されるのかを把握しておくとよいでしょう。

    5分ほどで登録できるので、ぜひやってみてください。

    DODA[デューダ]

    DODA
    日本最大級”のエージェントサービス

    公式:http://doda.jp/

    DODAも、リクルートエージェントに次いで、求人数が多い転職エージェント。

    僕の知り合いもここでは働いていますが、エージェントのレベルが高いという声はよく聞きます。

    昔リクルートエージェントで偉かった人に、DODAの話を聞いたことがありますが、「DODAはかなりいい提案をしていた」と言っていました。

    ただ、本当転職エージェントは、誰が担当してくれるか次第なので、二つ登録して、よかったアドバイザーのほうの転職エージェントを利用するのがおすすめです。

    DODA
    日本最大級”のエージェントサービス

    ワークポート

    ワークポート
    職種・エリアに特化した総合転職エージェント

    IT系の転職を検討されているなら、ワークポートがおすすめです。

    比較的多めのIT系の求人を多く持っています。例えば、

    • デザイナー
    • マーケター
    • インサイドセールス
    • エンジニア

    などなど。未経験OKのIT系なら、ワークポートは比較的いい求人が多いかと思います。

    ワークポートに1分で無料登録

    番外編)ゲキサポ!キャリア

    ゲキサポ!キャリア
    求人を紹介しない転職コンサルティングサービス

    転職を決めて転職サイトにも登録して、いざ転職活動を始めてみたもののなかなか上手くいかない……。そんな悩みを解決するのが、「ゲキサポ!キャリア」。

    ゲキサポ!キャリアは「転職活動のライザップ」だと思えば間違いありません。なんと、キャリアアドバイザーが2ヶ月つきっきりでキャリアアドバイスをしてくれるサービスです。2ヶ月つきっきりでダイエットのマネジメントをしてもらうのと、イメージ的には同じです。

    初めての転職活動だと、どうしても上手くいかないこと、不安なことは多いですよね。そんな時にゲキサポ!転職は、

    • 自己分析
    • 業界研究
    • 面接対策

    などなどについて、具体的なアドバイスをしてくれます。2ヶ月間のサポートに必要な金額は30万円。高いと思ってはいけません。

    ゲキサポ!転職には、業界特化型のコンサルタントや、元リクルートエージェントの敏腕キャリアアドバイザーなど、実力派アドバイザーが集結しています。彼らから2ヶ月間力を借りれば、年収アップ・将来投資にこれ以上ないメリットを提供してくれること間違いないと思います。

    キャリアドバイザーには当たり外れがあるのが現実。ですが、そんな不安を払拭するなら「ゲキサポ!転職」です。

    ゲキサポ!転職
    求人を紹介しない転職コンサルティングサービス

    まとめ

    今の仕事を辞めて転職に踏み切るか?それとも「石の上にも三年」ともう少し粘ってみるか?

    悩んでいる人がまずすべきことは、デメリット・メリットを早い段階で認識しておくこと。

    その後で、自分に背負えるリスクと、どうしても優先したいリターンを整理していくのがセオリーです。

    まずはそれらを整理するために、色々な人と話してデメリット・メリットの材料を集めていきましょう。頼りになる第三者に相談を持ちかけ、焦らず考え続けてください。

    迷ったら、

    1. リクルートエージェント・DODAに登録して大量の求人の中から企業を探す
    2. DODA
    3. ワークポート
    4. リクナビネクスト
    5. ゲキサポ!キャリア

    も利用してみてくださいね!

    関連記事

    【体験談】第二新卒での転職で成功するための方法をまとめてみた