無料のプログラミングスクールおすすめ4選:注意点を解説
業界でも最安水準の¥174,900で学べる、優良プログラミングスクール。メンターの対応が丁寧と評判。オリジナルアプリ作成のサポートまで対応。
【第2位】ポテパンキャンプ
自社開発企業への転職成功例多数。卒業生エンジニアに「現場よりも難しい」と言わしめた、超実践型プログラミングスクールです。
【第3位】CodeCamp
わずか¥165,000+入会金¥33,000で学べる、安価で優良なプログラミングスクール。様々なメンターが対応してくれる。教材の質がよかったです。
【第4位】RaiseTech
講師は月単価80万円以上のエンジニアのみ。本気で転職したい社会人向けです。
【第5位】RUNTEQ
自社開発企業への転職成功例多数。30代からの転職支援のサポートもあるRUNTEQ。
「無料でエンジニアになれる!」と評判のプログラミングスクールがありますが、実態はどうなっているのでしょうか?
無料のプログラミングスクールもあるんだけど、辞めておいたほうがいいです。無料で集まってくるような人を人材紹介で採用する企業はどんなところなのか、採用側の立場になってみるとわかります。また、ユーザーからお金を取らないので、ビジネスモデル上無理やり転職させることになり、危険ですね。
— DAI (@never_be_a_pm) January 28, 2019
結論から言うと以下の通りです。
- 無料のプログラミングスクールは、意味ないので行く必要はない
- 例外的に転職成功時にキャッシュバックなどを行うスクールは要チェック
なので、この記事では
- 無料スクールの仕組み
- 有料と無料のスクールの違い
- 無料、もしくはキャッシュバックありのスクール
を解説したうえで、自分に合ったスクールを選ぶ方法についてご紹介します。
目次 (PRも含まれます)
無料のプログラミングスクールの仕組み
無料のプログラミングスクールといっても、ボランティアでもないので、収益を上げる必要があります。登場人物は、3名です。
- 受講者(消費者):無料プログラミングスクールで勉強する人
- プログラミングスクール:プログラミングを教えてくれる教室
- 転職紹介先企業:無料プログラミングスクールから人を採用するところ
無料プログラミングスクールは、転職紹介でその人の年収の何割か(だいたい2割くらい)を、成果報酬として受け取ることで、収益化しているわけです。
ここがかなりの要チェックポイントです。こういう仕組みになっているので、どうにかして「とにかく転職させよう!」というインセンティブが働きます。
上記を踏まえて、無料のプログラミングスクールあまりお勧めできない3つの理由について解説します。
理由① 無料プログラミングスクール出身の生徒のやる気は低い
教育ビジネス一般的にそうなんですが、基本的に無料のプログラミングスクールに集まる生徒のレベルはかなりやる気が低いです。
身銭を切って学ぼうとしていないのは、大して覚悟がない人たちなので、やはりそれ相応の能力しか付きません。
理由② ユーザーを転職させないと儲からない
無料プログラミングスクールでは、ユーザーを転職させないと基本的に儲かりません.
※「全て無料」と言っておきながら、後で「転職できなければ有料」と契約書にサインされることもあるので注意が必要です。
売上を立てるポイントが限られますからね。斡旋するか、派遣するかどちらかしか無いです。因みに憲法で職業選択の自由があるのでその会社経由で就職(または派遣)しなければいいじゃないかと言われる方が居ますが、これは違います。契約書通りにその会社経由で職につかなければいけません。 https://t.co/NnK1jr7QRQ
— こうやん@元プログラミングスクール経営者 (@kou_yan) January 28, 2019
売上を立てるポイントが限られますからね。斡旋するか、派遣するかどちらかしか無いです。因みに憲法で職業選択の自由があるのでその会社経由で就職(または派遣)しなければいいじゃないかと言われる方が居ますが、これは違います。契約書通りにその会社経由で職につかなければいけません。
理由③ 転職で紹介される企業も、SESなどスキルが身につかない企業のことが多い
一番の問題はここです.
「もともと無料じゃないと勉強しないモチベーションが低いユーザー」と「とにかく転職させないと儲からない無料プログラミングスクール」が結託するとどうなるか。
それは、「対して能力もなく、やる気もない人でも転職紹介できる企業に無理やり転職させる」ということになります。そうしないと元が取れないからですね。
その結果、ノースキル、ノーモチベーションでも就職できる企業に紹介することになります。具体的には、
- SESと呼ばれる労働環境が悪くIT企業
- プログラミングとは関係のないデータ入力業務
といった、給与も高くなく、スキルもつかない転職先になりがちです。
「絶対に転職できる」という条件で、大してやる気もスキルもないような人を雇いたいインセンティブがないからです。
無料と有料のプログラミングスクールの違い
無料のスクールと有料のスクールとでは、年齢制限、就職先など様々な違いがあります。
・年齢制限あるスクールが多い ・基本的には終了後に転職を求められることが多い ・就職先選択の自由度が低い ・学習者のモチベーションが必ずしも高いわけではない |
|
・年齢制限は基本的にはないスクールが多い ・終了後に必ずしも転職をする必要がないスクールも多い ・就職先の自由度が比較的高い ・学習者のモチベーションは比較的高い人が多い |
具体的には、以下の3つが大きな違いです。
- 年齢制限
- スクール卒業後の転職先の違い
- 学習者のモチベーションの違い
無料のプログラミングスクールは、スクール修了生が転職する際に発生する人材紹介料を収益として回っているビジネスということを踏まえて上記の3つの点を解説します。
違い①:年齢制限
無料のスクールは、転職をしやすい若い層を積極的に受け入れます。
理由としては以下の二つです。
- 30歳を超える人材は転職のハードルが高い
- 若い人の方が転職先企業でも教育を受けれる可能性が高い
転職市場では、30を超えると「中途採用枠=ある程度即戦力」であることを求められます。
※第二新卒とは、~25、26歳までの学校を卒業して3年程度の方を指します。
結果として、無料のスクールいくことができる層は18~20歳後半までの比較的若い層のみということになります。
違い②:スクール卒業後の転職先
スクール卒業後の転職先は、有料スクールよりも無料スクールの方が自由度が低いです。
無料スクールには、
- 卒業生のスキルがあまり高くない
- でも、スクール運営側は卒業生を転職させないと続かない
という構造がありましたよね。
なので、結論として「スクール卒業後にフリーランスになりたい!」「SESではなく、自社開発の会社で働きたい!」という方であれば有料のスクールをおすすめします。
違い③:学習者のモチベーションの違い
何より、無料のスクールに行く人より有料のスクールに行っている人の方がモチベーションが高いです。
理由としては以下の通りです。
- 有料のスクールは、受講者が高額な受講料を回収しようとして必死になる
- 無料のスクールは、受講者が気軽に始められる分モチベーションも続きづらい
一般的な有料のスクールの相場は、「3ヵ月で約30万円」ほどです。
なので、やる気がある人と一緒に勉強をしたい!という人ほど無料のスクールはあまり合わない可能性が高くなります。
基本無料のプログラミングスクール(あまりお勧めしない)
無料で受講することができるスクール:Geek Job
Geek Jobでは、基本無料でプログラミングを学習することができます。
受講者の対象としては、
- 年齢が29歳以下であること
- 受講後に就職、転職をするつもりであること
- 東京を中心とした首都圏で就職が可能であること
などを満たしていることが条件として挙げられています。
逆に、修了後にスクールが紹介した場所と違う就職先に行ったり、途中でやめてしまうと違約金が発生する可能性があるので要注意です。
転職をすることを前提に無料のスクール:0円スクール
0円スクールは、文字通り無料で受けることができるプログラミングスクールです。
基本的に誰でも受講することができますが、他の有料のスクールなどに比較して就職先の自由度が高いわけではありません。
なので、0円スクールに限らずスクール終了後の選択肢を多く持っておきたいという方であれば無料のスクール全般はあまりお勧めできません。
全額返金を行っているスクール:TechAcademyPro
TechAcademyProは期間内に転職ができなかった場合に、利用料金の全額返金を行っているスクールです。
Webアプリ開発(Java)、分析ツールでデータ解析を実施 | |
オンライン | |
16週間 | |
現役エンジニアがマンツーマン | |
毎日15時〜23時のチャットサポート
+課題レビュー |
|
¥437,800(税込) | |
あり | |
転職紹介 | SESがメイン |
この表から見てわかる通り、TechAcademyProは今まで紹介したような、受講開始前にかかる金額がゼロのスクールではありません。
受講時に料金が発生する代わりに、もしも転職先を見つけることができなければ全額返金保証を行っているのが特徴です。
※2022年2月時点、公式サイトより引用
そして、経済産業省のReスキル講座、厚生労働省指定の専門実践教育訓練給付金制度の対象講座に認定されているため、条件を満たすことで最大70%がハローワークから支給されます。
就職先に関しても、むやみに選ばされるのではなく、ある程度自分のニーズに合った就職先から選ぶことが可能です。
あわよくば無料で学習をしたい!と思っている方は、TechAcademyProを一度のぞいてみてはいかがでしょうか。
転職成功で全額返金を行っているスクール:ポテパンキャンプ
ポテパンキャンプも、転職できなかったらコース料金全額返金保証があります。
Ruby on Rails, Javascript,SQL,コマンドライン,Git,API使用/開発スキル | |
オンライン | |
5ヶ月間(20週) | |
現役エンジニア | |
現役エンジニアによるコードレビュー チャットサポート |
|
¥440,000(税込) | |
コース料金全額返金保証あり | |
転職紹介 | あり |
しかし、100社以上の開発企業と連携して、限定求人を紹介してくれるため、転職できない可能性は低いでしょう。
結論:むやみに無料のスクールに行くのは考え直そう。
無料のスクールはお金がなくても行くことができますが、スキルが身に付きづらかったり、転職先があまりよくなかったりします。
お金がないのであれば、返金保証やキャッシュバックがしっかりしているスクールを検討した方が良いです。
20万円ほどのコース料金で、きちんと実績を出しているスクールはあります。
エンジニアへの転職を成功させられれば、すぐに回収できる自己投資費用です。
最後までエンジニアになることをサポートしてくれるしっかりしたプログラミングスクールを一つだけ紹介しておくと、RUNTEQはとてもオススメです。
RUNTEQ
有料スクールのメリット
目的 | 転職、独立、副業、フリーランス、就職など |
転職支援の充実度 | キャリアカウンセリング・転職サポートあり |
講師の充実度 | 採用している講師のレベルが高い |
有料スクールに通うことによるメリットは以上のような点を踏まえてもかなり大きいです。
まず第一にプログラミングを学ぶ目的別(転職、副業など)にそれぞれ特化しているスクールがあるので、まず目的を明確にしましょう。
また転職であれば、キャリアカウンセリングや転職の際に作るべきポートフォリオの作成なども手伝ってくれるスクールもあります。
そこまで手助けしてくれるスクールもあるので、自分にあったプログラミングスクールを見つけましょう。
業界でも最安水準の¥174,900で学べる、優良プログラミングスクール。メンターの対応が丁寧と評判。オリジナルアプリ作成のサポートまで対応。
【第2位】ポテパンキャンプ
自社開発企業への転職成功例多数。卒業生エンジニアに「現場よりも難しい」と言わしめた、超実践型プログラミングスクールです。
【第3位】CodeCamp
わずか¥165,000+入会金¥33,000で学べる、安価で優良なプログラミングスクール。様々なメンターが対応してくれる。教材の質がよかったです。
【第4位】RaiseTech
講師は月単価80万円以上のエンジニアのみ。本気で転職したい社会人向けです。
【第5位】RUNTEQ
自社開発企業への転職成功例多数。30代からの転職支援のサポートもあるRUNTEQ。
まとめ:タダより高いものはない
無料であるからには、無料である理由が必ずあるということですね。タダほど高いものはないとよく言いますしね。 https://t.co/nfWZI0Cql1
— 米村歩@日本一残業の少ないIT企業社長 (@yonemura2006) January 28, 2019
ほんとにただほど怖いものはないので、きちんとエンジニアになれるスクールを選ぶようにしたいですね。