最終更新日:2020/07/22

「無料でエンジニアになれる!」と評判のプログラミングスクールがありますが、実態はどうなっているのでしょうか?

結論から言うと以下の通りです。

  • 無料のプログラミングスクールは、意味ないので行く必要はない
  • 例外的に転職成功時にキャッシュバックなどを行うスクールは要チェック
DAI
無料スクールの仕組みを理解した上で、自分に合ったスクールを選ばないと大変なことになります…

なので、この記事では

  • 無料スクールの仕組み
  • 有料と無料のスクールの違い
  • 無料、もしくはキャッシュバックありのスクール

を解説したうえで、自分に合ったスクールを選ぶ方法についてご紹介します。

無料のプログラミングスクールの仕組み

無料のプログラミングスクールといっても、ボランティアでもないので、収益を上げる必要があります。登場人物は、3名です。

  • 受講者(消費者):無料プログラミングスクールで勉強する人
  • プログラミングスクール:プログラミングを教えてくれる教室
  • 転職紹介先企業:無料プログラミングスクールから人を採用するところ

無料プログラミングスクールは、転職紹介でその人の年収の何割か(だいたい2割くらい)を、成果報酬として受け取ることで、収益化しているわけです。

DAI
簡単に言うと、「ユーザーが転職してくれない限りはずっと赤字」となっているわけですね。

ここがかなりの要チェックポイントです。こういう仕組みになっているので、どうにかして「とにかく転職させよう!」というインセンティブが働きます。

上記を踏まえて、無料のプログラミングスクールあまりお勧めできない3つの理由について解説します。

理由① 無料プログラミングスクール出身の生徒のやる気は低い

教育ビジネス一般的にそうなんですが、基本的に無料のプログラミングスクールに集まる生徒のレベルはかなりやる気が低いです。

身銭を切って学ぼうとしていないのは、大して覚悟がない人たちなので、やはりそれ相応の能力しか付きません。

理由② ユーザーを転職させないと儲からない

無料プログラミングスクールでは、ユーザーを転職させないと基本的に儲かりません.

DAI
つまり、「プログラミング的に対して成長しないユーザーを、転職させなければならない」ということです。

※「全て無料」と言っておきながら、後で「転職できなければ有料」と契約書にサインされることもあるので注意が必要です。

売上を立てるポイントが限られますからね。斡旋するか、派遣するかどちらかしか無いです。因みに憲法で職業選択の自由があるのでその会社経由で就職(または派遣)しなければいいじゃないかと言われる方が居ますが、これは違います。契約書通りにその会社経由で職につかなければいけません。

理由③ 転職で紹介される企業も、SESなどスキルが身につかない企業のことが多い


一番の問題はここです.

「もともと無料じゃないと勉強しないモチベーションが低いユーザー」と「とにかく転職させないと儲からない無料プログラミングスクール」が結託するとどうなるか。

それは、「対して能力もなく、やる気もない人でも転職紹介できる企業に無理やり転職させる」ということになります。そうしないと元が取れないからですね。

その結果、ノースキル、ノーモチベーションでも就職できる企業に紹介することになります。具体的には、

  • SESと呼ばれる労働環境が悪くIT企業
  • プログラミングとは関係のないデータ入力業務

といった、給与も高くなく、スキルもつかない転職先になりがちです。

SESとは?契約やキャリアについてSIerや自社開発と比較してみた
DAI
ちなみに、ちゃんと新卒でプログラミングを自社開発で書かせるような企業だと、こういうプログラミングスクールから絶対に人を採用しません。

「絶対に転職できる」という条件で、大してやる気もスキルもないような人を雇いたいインセンティブがないからです。

無料と有料のプログラミングスクールの違い

無料のスクールと有料のスクールとでは、年齢制限、就職先など様々な違いがあります。

無料スクール ・年齢制限あるスクールが多い
・基本的には終了後に転職を求められることが多い
・就職先選択の自由度が低い
・学習者のモチベーションが必ずしも高いわけではない
有料スクール ・年齢制限は基本的にはないスクールが多い
・終了後に必ずしも転職をする必要がないスクールも多い
・就職先の自由度が比較的高い
・学習者のモチベーションは比較的高い人が多い

具体的には、以下の3つが大きな違いです。

  • 年齢制限
  • スクール卒業後の転職先の違い
  • 学習者のモチベーションの違い

無料のプログラミングスクールは、スクール修了生が転職する際に発生する人材紹介料を収益として回っているビジネスということを踏まえて上記の3つの点を解説します。

年齢制限

無料のスクールは、転職をしやすい若い層を積極的に受け入れます。

理由としては以下の二つです。

  • 30歳を超える人材は転職のハードルが高い
  • 若い人の方が転職先企業でも教育を受けれる可能性が高い

転職市場では、30を超えると「中途採用枠=ある程度即戦力」であることを求められます。

DAI
なので、ここで言う若い人は転職市場でいう第二新卒までの方であること多いですね。

※第二新卒とは、~25、26歳までの学校を卒業して3年程度の方を指します。

結果として、無料のスクールいくことができる層は18~20歳後半までの比較的若い層のみということになります。

スクール卒業後の転職先

スクール卒業後の転職先は、有料スクールよりも無料スクールの方が自由度が低いです。

無料スクールには、

  • 卒業生のスキルがあまり高くない
  • でも、スクール運営側は卒業生を転職させないと続かない

という構造がありましたよね。

DAI
逆に有料のスクールは、無理に卒業生を転職させて紹介料をもらう必要がないので、より柔軟に転職サポートがしやすくなっています。

なので、結論として「スクール卒業後にフリーランスになりたい!」「SESではなく、自社開発の会社で働きたい!」という方であれば有料のスクールをおすすめします。

自社開発とは?SESやSIerと比較して、エンジニアのキャリアについて解説してみた

 

学習者のモチベーションの違い

何より、無料のスクールに行く人より有料のスクールに行っている人の方がモチベーションが高いです。

理由としては以下の通りです。

  • 有料のスクールは、受講者が高額な受講料を回収しようとして必死になる
  • 無料のスクールは、受講者が気軽に始められる分モチベーションも続きづらい

一般的な有料のスクールの相場は、「3ヵ月で約30万円」ほどです。

DAI
スクールが提供するサービスの質はもちろんですが、30万円を回収しようと必死になっている人の方がやる気はありますよね。

なので、やる気がある人と一緒に勉強をしたい!という人ほど無料のスクールはあまり合わない可能性が高くなります。

基本無料のスクール(あまりお勧めしない)

無料で受講することができるスクール:Geek Job

Geek Jobでは、基本無料でプログラミングを学習することができます。

受講者の対象としては、

  • 年齢が29歳以下であること
  • 受講後に就職、転職をするつもりであること
  • 東京を中心とした首都圏で就職が可能であること

などを満たしていることが条件として挙げられています。

逆に、修了後にスクールが紹介した場所と違う就職先に行ったり、途中でやめてしまうと違約金が発生する可能性があるので要注意です

転職をすることを前提に無料のスクール:0円スクール

0円スクールは、文字通り無料で受けることができるプログラミングスクールです。

基本的に誰でも受講することができますが、他の有料のスクールなどに比較して就職先の自由度が高いわけではありません。

なので、0円スクールに限らずスクール終了後の選択肢を多く持っておきたいという方であれば無料のスクール全般はあまりお勧めできません。

全額返金を行っているスクール:TechAcademyPro

TechAcademyProは期間内に転職ができなかった場合に、利用料金の全額返金を行っているスクールです。

学習言語 Java
受講場所 オンライン
期間 3週間
講師 現役エンジニアがマンツーマン
主なサポート
毎日15時〜23時のチャットサポート
+課題レビュー
料金 ¥298,000
全額返金保証 あり
転職紹介 SESがメイン

この表から見てわかる通り、TechAcademyProは今まで紹介したような、受講開始前にかかる金額がゼロのスクールではありません。

受講時に料金が発生する代わりに、もしも受講終了後の6か月間の間で転職先を見つけることができなければ全額返金保証を行っているのが特徴です。

就職先に関しても、むやみに選ばされるのではなく、ある程度自分のニーズに合った就職先から選ぶことが可能です。

DAI
完全無料という訳ではありませんが、仮に就職がうまくいかなかった場合でも自分のスキルがついた状態で全額返金となるので、学習者にとってみれば損はありませんよね。

あわよくば無料で学習をしたい!と思っている方は、TechAcademyProを一度のぞいてみてはいかがでしょうか。

転職成功で全額返金を行っているスクール:ポテパンキャンプ

逆にきちんと転職ができた場合に、全額返金を行っているスクールとしてポテパンキャンプがあります。

学習言語 Rails, Javascript
受講場所 オンライン
期間 3ヶ月間(13週)
講師 現役エンジニア
主なサポート 現役エンジニアによるコードレビュー
料金 ¥250,000
全額返金保証 転職成功時時に全額返金保証あり
転職紹介 あり

ポテパンキャンプは、これまで紹介した無料のスクールや、転職できなかった場合に返金を行うというスクールとは違い、転職ができた場合に返金を行うのが特徴です。

これはつまり、きちんと学習をして転職までつなげることができれば、実質無料でスクールに行くことができるということを意味します。

一つ留意しないといけない点としては、全てのコースで返金保証が行われているわけではないということです。

ポテパンキャンプには、

  • 選抜クラス キャリアコース
  • 選抜クラス ビギナーコース
  • 基礎から学べる オープンクラス

という3つのコースがあります。

この中でキャッシュバックの対象になっているのは、選抜クラスの2つだけで、オープンクラスに関してはキャッシュバックが行われていません。

また、選抜コースに参加したい方はある程度Web開発の基礎を知っていることが参加条件になるため、あらかじめ自分で学習をしておく必要があります。

DAI
つまり、自分で既に基礎を学習した方であれば転職までこぎつけて、無料で学習できる環境が整っているという訳ですね!

もしも、自分で学習をして実質無料のスクールに行きたい!と少しでも思っている方は、ポテパンキャンプをのぞいて見てはいかがですか?

ポテパンキャンプ:未経験からの就職実績がNo1のRuby特化スクール
転職で全額キャッシュバッグ。エンジニア転職したいなら絶対にココ

結論:むやみに無料のスクールに行くのは考え直そう。

無料のスクールはお金がなくても行くことができますが、スキルが身に付きづらかったり、転職先があまりよくなかったりします。

お金がないのであれば、返金保証やキャッシュバックがしっかりしているスクールを検討した方が良いです。なので、

DAI
むやみに完全無料のスクールに行くのは考え直して、ちゃんとエンジニアになれるスクール行くことをおすすめします。

最後までエンジニアになることをサポートしてくれるしっかりしたプログラミングスクールを一つだけ紹介しておくと、RUNTEQはとてもオススメです。

RUNTEQ

公式:
https://runteq.jp/

 

RUNTEQはスタートアップ特化の就職直結型Webエンジニア養成スクールで、「スタートアップ転職or就職したい」という目標が明確な人におすすめです!

実際に僕も受講してみて感じたRUNTEQの良いところは以下の2点です。

  • スタートアップ特化で、すぐにフルスタックエンジニアとして活躍できるように実務を意識したカリキュラム
  • 圧倒的に充実した転職&就職サポート
【体験談】RUNTEQ(ランテック)の評判は?実際に受講してみて感じてよかった点、悪かった点

他のプログラミングスクールと比較しても、「スタートアップで必要とされる人材育成」にかなり特化している点が特徴です。

学習コンテンツが、かなり実務に近いのが特徴で、スクールを卒業してすぐにスタートアップ企業で即戦力となれるようになっています。

転職&独立サポートも他のスクールと比べ物にならないくらい充実しており、少しあげてみると

  • キャリアアドバイザーによるキャリアについての面談
  • 現役エンジニアによるポートフォリオのアイディア・設計レビュー
  • 現役の採用担当者による書類の添削・模擬面接
  • 企業選考カリキュラム経由の企業紹介

などがあります。

特に、4つ目の企業紹介ですが、RUNTEQで作成された技術試験に合格した場合、RUNTEQと提携しているWeb系の企業を紹介してもらえる「若手・未経験エンジニア向けの採用直結カリキュラム」があります。

他にもポートフォリオのレビューや面接の模擬練習、就職関係書類の添削を行ってくれるなど本当に手厚いサービスがありますね。

他のスクールでは正直ここまではやってくれないです。

RUNTEQがよかった~と感じたところとしては、

  • スタートアップ特化で、転職・就職後すぐにエンジニアとして活躍できるように実務を意識した授業
  • しっかりと学習を進めて選抜試験に合格すると、Rails企業に紹介してもらえるなど充実した転職&就職サポート
  • スクールの規模がまだ大きくないので、よい講師に当たりやすい

といった点です。逆に

  • 他のスクールと比べて少し受講料が高い

という点もあるので、転職前提でなければあまりおすすめでないです。

  • Web系スタートアップのエンジニアとして転職したい人
  • 学生のうちに、Web系エンジニアとしてインターンで採用されたい方

には特におすすめですね。

プログラミングスクール修了後にスタートアップ転職をすぐに目指したい人は、RUNTEQの受講をぜひ視野に入れてみてください。

ということで、RUNTEQの評価です。

サポートの質 ★★★★★(5.0)
講師の質 ★★★★★(5.0)
カリキュラムのレベル ★★★★★(5.0)
転職支援の質 ★★★★★(2.0)
価格の安さ ★★★☆☆(5.0)
総合点 ★★★★☆(3.8)

こちらもポテパンキャンプと同様、本気でエンジニアになりたい人、特に入社する会社にこだわりがある人にはとてもおすすめです。

無料説明会も行っているので、疑問や質問ががある方は申し込んでみると良いと思います。

また、公式ホームページでは無料でお試し学習カリキュラムを受講することができるので、実際の授業がどんな感じか気になる人はぜひ受けてみてください!

公式:
https://runteq.jp

まとめ

ほんとにただほど怖いものはないので、きちんとエンジニアになれるスクールを選ぶようにしたいですね。

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