Webデザイナーに未経験からなるためには?転職方法・就職準備について詳しく解説
Webデザイナーになりたいと思っているけど、
- どうしたら未経験からWebデザイナーになれる?
- どんな就職媒体を使えばいい?
- 何から勉強すればいいかわからない、、、
というような悩みを持っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
この記事では、未経験からWebデザイナーになるための方法について詳しく解説していきます。
目次
Webデザイナーとは何か
では、そもそもWebデザイナーとはどういった職種なのでしょうか。
- Webデザインの仕事とは
- Webデザイナーの魅力について
- どんな人に向いているのか
上記の3点について解説していきます。
①Webデザインの仕事とは?
Webデザインとは、Webサイト上の情報を見やすくデザインすることです。
Webデザイナーはクライアント(お客さん)から依頼されたWebデザインの作成を行います。
Webサイトを作成する具体的な手順としては、
- 構成とレイアウトを決める
- デザインを作成する
- コーディングする
といった流れになっています。
この流れのうち、デザインを作成をするのが、Webデザイナーの仕事となります。
ただし、会社によっては、Webディレクターや、コーディングの役割もWebデザイナーが担当することがあります。
また、クライアントの要望を正しくヒアリングする必要があるので、コミュニケーション能力も大切な要素になってくるでしょう。
②Webデザイナーの魅力とは?
Webデザイナーの魅力についてですが、
- 自分がデザインしたものを世の中に出すことができる
- 働き方の選択肢が広い
- Web業界の需要が伸びている
などといった点があります。
Webデザイナーは自分でWebサイトをデザインすることができるという面はもちろん、働き方の観点からみてもとても魅力的な職種ですよね。
③どんな人に向いているか
また、Webデザイナーに向いている人についてですが、
- デザインに興味がある人
- クリエイティブなことをするのが好きな人
- 細かい作業が得意な人
などといった方はより向いていると言えるでしょう。
ここからは、未経験からWebデザイナーになるための具体的な方法について解説していきます。
Webデザイナーに未経験から求められること
では次に、Webデザイナーに未経験から求められることはなんでしょうか。
- Webデザイナーに必要なパソコン
- Webデザインのスキル
- デザイン作成ツールについて
- Webデザインの言語について
について詳しく解説していきたいと思います。
Webデザイナーに必要なパソコン
まず最初に、Webデザイナーに必要な道具といったらパソコンですよね。
一般的には、Macbook Proがあれば十分です。
Webデザイナーは、パソコンを使って作業をすることが多いので、パソコンは仕事の質にも繋がってくる部分があると思います。
ずばり、Webデザイナーのパソコンに必要なスペックは、下記になります。
CPU | インテル Core i5以上 |
メモリ | 16GB |
ハードディスク | 256GB以上 |
OS | Windows10 / Mac最新 |
グラフィックカード | あればいいが無くてもよい |
また、ノートパソコンかデスクトップでどちらかがよいかというと、ノートパソコンでしょう。
ノートパソコンの場合持ち運びが可能なので打ち合わせの際にも便利です。
なお、おすすめの画面サイズは13インチ以上になります。
Webデザインのスキル
次に、Webデザインのスキルとしては、
- デザインの基礎
- Webデザインを行うためのデザインソフトを使いこなす
- コーディング等の技術的な知識
が必要になります。
デザイン作成ツールについて
次に、デザイン作成ツールとしては、以下の4点が代表的です。
- Illustrator
- Photoshop
- Figma
- Sketch
特にIllustaratorと、Photoshopは、使えるようになっておくとよいでしょう。
Webデザインの言語について
Webデザインを実際に、Webサイト上で表示するためには、以下の言語を勉強する必要があります。
- HTML
- CSS
- JavaScript
独学で勉強してみたい方は、Progateのようなサービスを利用して、無料で学んでみるといいでしょう。
未経験からWebデザイナーになるためには独学かスクールか
次に、未経験からWebデザイナーになるためには独学かスクールかどちらがいいか、という観点について解説していきます。
独学でWebデザイナーになることはできるのか?
先に結論から言うと、できます。
ただし、何を勉強すればいいかが分かっていて、
コツコツと必要な知識やスキルを身につける必要があると思います。
Webデザイナーになるのに、年齢は関係する?
未経験からWebデザイナーを目指す人にとっては、年齢を気にする人もいるのではないでしょうか。
結論としては、働き方を選ばないのであれば、Webデザイナーになるのに年齢は関係ありません。
なぜかというと、Webデザイナーは働き方の選択肢が広いからです。
ここからは年齢別に解説していきたいと思います。
20代(第二新卒)の場合は?
まず第二新卒にあたる20代についてですが、
未経験でも正社員としての可能性は十分にあるといえます。
特に第二新卒の場合だと、実績をもとにポテンシャル採用してもらえる点において強みになります。
30代の場合は?
次に30代の場合ですが、30代になると20代と比べて、正社員での雇用の難易度は上がると思います。
ただし、自分で案件を獲得して、納品したことのある人は、即戦力として働くことができるので、十分可能性はあるといえます。
まずは自分で案件を獲得するところから始めてみましょう。
案件を獲得するための必要なスキルなどは上記で解説したのでぜひ参考にしてみてください。
40代の場合は?
次に40代の場合ですが、正直にいうと、正社員での雇用の難易度はかなり高いと思います。
ただし、フリーランスとして独立して、納品から営業までできれば問題ないでしょう。
会社員を辞めずに、副業でWebデザイン案件を納品した経験があれば、案件獲得はできます。
特にクラウドソーシングの場合は、年齢に関係なく、仕事を発注してもらえる可能性が高いからです。
Webデザイナーに転職するための具体的な方法とは?
ここからは、実際どうやって転職すればいいの?という方に向けて、Webデザイナーに転職するための具体的な方法について解説していきます。
Webデザイナーに転職するための手順として、
- ツールや言語を学ぶ
- ポートフォリオを作る
- 転職サイト・派遣求人サイトに登録する
- 面接対策をする
上のような流れになります。
ここからは具体的に解説していきます。
1.ツールや言語を学ぶ
まず、ツールや言語を学ぶについてですが、この項目は上記に記載したのでぜひ参考にしてください。
2.ポートフォリオを作る
続いて、ポートフォリオを作ることについてです。
ポートフォリオとは、自分のプロフィールや制作実績をまとめ、企業に提出するものです。
企業はポートフォリオであなたがどういった人間なのか、何ができるのかを見ているので、自分のWebデザイナーのスキルを伝えられる大事な資料となります。
ポートフォリオには、
- プロフィール
- デザインやコーディングのスキル
- 制作した作品
を載せることをおすすめします。
3.転職サイト・クラウドソーシングサイトに登録する
続いて、転職サイトや求人サイトに登録してみましょう。
複数のサイトを利用することで、自分に合った企業を見つけられると思います。
下記におすすめのサイトを紹介していますのでぜひ参考にしてください!
4.面接対策をする
ここまできたらあと一歩です。面接の対策を始めましょう。
ここで重要になってくる志望動機についてですが、
- 自分の経験やスキルをどのようにWebデザイナーに活かすか
- なぜデザイナーになりたいのか、デザインへの興味関心をアピール
- 自分が目指すキャリアの方向性に合うことをアピール
上記3点を意識するとよいでしょう。
なので、人によっては効率よく学べるためスクールのほうがあってる方もいるでしょう。
独学でもできなくはないけど、本当に大変でした
重要なことなので、一番大事なことを繰り返しますね。
Webデザイナーとして副業・転職するためには、オリジナルサイト公開が一番重要です。
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とはいえ、独学でゼロからやろうとすると、相当時間がかかりますし、9割がた挫折します。

独学でやってみて、つらかったこととしては、こんな感じです。
- エラーの解決方法が全く分からず、3日間悩んでしまう
- 目標を達成するために、何を勉強すべきか全くわからなくなる
- いくら調べて勉強しても、具体的なサイト・アプリが作れる気がしない…
僕の場合は、プログラミングスクールを経営している友達がいたので、彼に途中からメンターに入ってもらったのですが、かなり学習効率が上がりました。
- 3日間悩んでいたことが、30秒で解決できるようになった
- Webサイトを作るところから逆算して何を学べばいいかわかるから、やる気が上がった
- エラーも自己解決できるような、学習方法が学べたので、学習効率が上がった
一気に効率的に学習できるようになり上達しました。
なので、今独学で躓いていたり、効率的に学びたい人は、最初からプログラミングスクールを利用してみてもいいかもしれません。
Webデザインを学ぶためのおすすめのスクールは?
次に、Webデザインについて学ぶことのできるおすすめのスクールを紹介します。
マンツーマンで学びたいなら!TechAcademy
TechAcademyは、最短4週間で未経験からプロを育てるオンライン完結のスクールです。どこかに通う必要なく、自宅でもプログラミングやアプリ開発を学ぶことができます。
特にGoodなポイントは
- 自宅にいながらオンライン完結で勉強できる
- 受講生に1人ずつ現役のプロのパーソナルメンターがつく
- チャットで質問すればすぐに回答が返ってくる
でしょう。
TechAcademyには、Webデザインコースがあります。
さきほどの5万円ほどの案件を獲得するのに必要なスキルがすべて学べるコースですね。
料金も、一番短い期間でしたら、14万円ほどなので、業界最安値かと思います。副業で3件くらい案件が取れるようになれれば、2~3カ月くらいで回収できる値段ですね。
TechAcademyのインタビュー記事も以前に書いたことがあるので、見てみてください。
また、TechAcademyでは、無料体験ができるようです。まずは無料体験に申し込んだうえで、レッスンを受けてみるのがよいかと思います。
※更新情報 2019年8月3日
TechAcademyのコースは、1コース申し込むと、もう1コースが割引になるセット割があります。
複数コースをセットを申し込むと、普通に学ぶ場合よりも60,000円もお得になるようです。
仕事の取り方など質問したいなら!Code Camp
CodeCampとは、オンライン完結型プログラミングスクールです。
CodeCampの概要
パソコン一台あれば通学の必要がなく、プログラミング初心者でも効率的にWebデザインやプログラミングを学習できます。
- 受講者数:20,000人以上
- 導入企業数:300社以上
- 導入企業例:LINE株式会社、ガンホー・オンライン・エンターテイメント株式会社、株式会社インタースペース、株式会社レコチョクなど
- レッスン満足度:94.6%
- 在籍講師数:200人以上
- 受講可能時間帯:7:00〜23:40 年中無休
- レッスン時間:40分/1レッスン
- レッスン形態:マンツーマン・オリジナルカリキュラム
仕事や学校と両立しながら自分のペースで学習できるのが、CodeCampの魅力。
未経験から始めて、エンジニアとして就職したり副業で稼いだり、実用的なスキルを身に付けることが可能です。
Webデザインを学びたい初心者向けの「デザインマスターコース」では、
- HTML
- CSS
- JavaScript
- jQuery
- Photoshop
- Illustrator
- Boostrap
- Webデザイン
に必要なスキルを網羅的に学習できます。
価格
デザインマスターコースだと、2ヶ月で148,000円から。Webデザイン系のスクールの中では、かなりお手軽な価格で受講できます。
実際の体験談
実際に僕がCodeCampでプログラミングを学んだときの体験記事があるので、合わせてチェックしてみてください。CodeCampのカリキュラムや学習スタイル、最終的に提出した成果物などについて細かく書き留めてあります。。
実際にやってみてよかったのが、メンターをこちら側から選べる点ですね。例えば、女性の場合、在宅勤務でフリーランスをされている方を選んでキャリアの相談をしたり、案件の取り方について相談できたりします。
実際にサービスを体験できる、無料体験に申し込むと、カリキュラムの一部が解放されるので、気になった人はまず無料で試してみてください。
デザインから納品まで一気に学びたいならRaiseTech
RaiseTechは、完全オンラインのプログラミングスクールです。
特に他のサービスと異なる点は、以下の2つです。
- 講師は全員単価80万円以上の、現役エンジニア
- 現場レベルのスキルが身に付くカリキュラム
学習言語 | HTML,CSS,JavaScript(jQuery), |
受講場所 | 完全オンライン |
期間 | 4ヵ月間 |
講師 | 月単価現役エンジニアのみ |
主なサポート | ・10:00 ~ 24:00(月曜日 ~ 日曜日)でオンライン質問対応 ・Wordpressの副業案件獲得サポート(ポートフォリオの添削など) |
料金 | 通常:¥261,800 学割:¥173800 |
転職紹介 | 受講生限定Slack内でのキャリアサポートや仕事の紹介 |
今まで紹介したのは、ほとんどWeb系のスキルが学べるプログラミングスクールなんですよね。

一方で、大規模開発で求められるJavaや、クラウドサービスを利用したインフラ系のサービス(AWS, GCP)は需要が大きいのに、ほとんどのプログラミングスクールでは、そのスキルを学べる機会が少ないというのが現状でした。
RaiseTechには、Javaやインフラ周りのコースがあるため、Javaエンジニアやインフラエンジニアに興味がある方にはぜひおすすめできるスクールとなります。
こちらのスクールも、実際に取材してみました。
受けてみてとても転職支援がしっかりとしている印象でした。
というのも、しっかりと実務経験が得られる会社さんとのコネクションがあるので、転職サポートもかなりしっかりとしている印象です。
一方で、こちらもポテパンキャンプやRUNTEQと同じように、本格的に転職したい方ではないと、多分脱落します。
ということで、RaiseTechの評価です。
サポートの質 | ★★★★★(5.0) |
講師の質 | ★★★★★(5.0) |
カリキュラムのレベル | ★★★★★(5.0) |
転職支援の質 | ★★★★★(5.0) |
価格の安さ | ★★★☆☆(3.0) |
総合点 | ★★★★☆(3.8) |
ということで、RaiseTechを受講して、思ったことですが、転職する方なら、
- Web系でなくてもよいので、しっかりと最初の実務経験を身に付けたい方
- ある程度自分で学んでしっかりと進められそうな方
には、おすすめできるプログラミングスクールなのではないかと思います。
関連:
未経験からWebデザイナーになるための、おすすめ転職サイト・エージェントは?
リクルートエージェント
リクルートエージェントは、求職者の8割が利用している、大手総合型転職エージェントです。
IT企業の取り扱いも多く、はじめて転職エージェントに登録するならリクルートエージェントがおすすめです。
リクルートエージェントに登録するメリットはなんといってもIT系の求人数が多いのがポイントです。
求人数 | 200,000件 |
エンジニア | 25959件 |
マーケティング | 5035件 |
セールス | 5337件 |
デザイナー | 256件 |
ライター | 101件 |
Webディレクター | 316件 |
IT系の求人数(2020年7月現在、各職種の該当検索数)
非公開案件も登録すると多くあるため、自分にあった企業を紹介してもらいやすいです。また、電話による面談なども可能になっています。
デメリットとしては、アドバイザーの質にばらつきがある点です。特に入社したばかりの新卒がアドバイアーにつくこともあります。
登録するとより詳細な求人が見れるので、
- エンジニアでどんな求人があるのかを見て、何が求められているのかを把握する
- 実際にエージェントに相談しつつ、現状のレベルで未経験から転職できるか相談する
- 就活対策をしてもらう
といった対策を取ることがよいでしょう。
2020年3月追記:補足情報
リクルートエージェントに登録すると、非公開求人をみれたり、転職エージェントとのカウンセリングを組むことができます。
簡単に登録できるので、ぜひこの機会に登録して、求人をみてみてください。
dota
dodaは、パーソルキャリアが運営している、総合型転職サイト・転職エージェントです。
転職サイトと転職エージェントの両方を持っているので、求人検索から応募までが、一つのサービスで行うことが可能です。
最も大きな特徴が、リクルートに次ぐ求人数。
求人数が多ければ多いほど、自分にあった転職先の候補を増やすことができます。
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また、キャリアコンサルタントの質もかなりいいと評判です。
DODAに1分で無料登録するワークポート

メリットとしては、とにかくIT・Web業界の求人に強いので、未経験からIT業界を検討している人にはおすすめです。
一方で、デメリットとしては、IT業界以外の求人が少ないので、エンジニアなどのIT職種以外を検討する場合はあまりおすすめできません。また、とにかく求人数を渡してくるので、一人一人に対するスキルの棚卸しはなどは弱いです。

Wantedly
Wantedlyは転職サイトのようにウェブ上で転職したい企業を探すことができる転職サービスです。他の転職サービスとの大きな違いは、 選考前に企業の担当者に気軽に話を聞きけるため、自分の興味ある企業の方とSNSのような感覚で繋がりを持つことができます。
本格的な転職活動の時には、他の転職エージェントとの併用が必要ですが、スキルや経歴から繋がることができるので、SNS利用に慣れている人にはおすすめです。
Webデザイナーとして、独立・フリーランスになれる?
みなさんの中には、将来的にはWebデザイナーとして独立したりフリーランスとして働きたいと考えている方もいらっしゃるのではないのでしょうか。
結論としては、なることができます。
ですが、レベルアップが早いという理由から、
実務経験の積める仕事を探してからのほうがいいと思います。
よくある質問
Q.Webデザイナーに未経験からフリーランスになれますか?
なった人はいます!
参考記事に分かりやすく解説しているのでぜひご覧ください。
Q.未経験からのwebデザイナーだと年収はどれくらいですか?
Webデザイナーの年収相場は、平均で300万~400万円くらいです。
ただし、これは平均ですので、扱えるスキルの豊富さによっても変動します。
また会社によるボーナスの有無で給与が高くなることもあるでしょう。
Q.Webデザイナーに関連した仕事はありますか?
あります!
デザインを実際にHTMLに書いていくコーダーやディレクターなどの仕事も面白いかもしれません。
参考記事をぜひご覧ください。