【2022年】Sierからフリーランスになる方法を徹底解説!
案件数が豊富なIT向けフリーランスエージェント。業界最高水準の案件単価!
【第2位】ITプロパートナーズ(公式:https://itpropartners.com/)
リモート可能な案件や週2〜3日の案件が豊富!高単価案件も多く、柔軟な働き方が可能。
【第3位】ミッドワークス(公式:https://mid-works.com/)
低マージン+単価公開でクリアな契約が可能なエージェント。
【第4位】クラウドテック(公式:https://crowdtech.jp/)
平均81.2万円の高単価。有名企業の案件も多数取り扱いあり!
【第5位】ギークスジョブ(公式:https://geechs-job.com/)
複数コンサルタントがしっかりサポート。長年の支援実績が魅力!



「Sierでの実務経験を活かしてフリーランスになりたい」という思いを抱えているにもかかわらず、最後の一歩はなかなか踏み出せない……そんな人は、ぜひこの記事を読んでください。
記事を読んでわかること。
- Sierからフリーランスになる方法
- 独立するメリットや注意点
- 案件を探す3つの方法
- おすすめのエージェント
- 独立に必要なスキルや経験

目次
Sierからフリーランスになることは可能
結論からいうと、Sierで働いた経験のある方は実務経験で身につけた知識を活かして、フリーランスになることが可能です。
ここでは下記2点について解説します。
- 受託という面ではSierもフリーランスも一緒
- 正社員として2〜3年勤務して独立するのがおすすめ
1つずつ見ていきましょう。
受託という面ではSierもフリーランスも一緒
「システム開発に関わる案件を請け負う」という意味では、会社員もフリーランスも同じです。
異なるのは下記の通り、請け負う先が会社か個人かという点です。
- 会社員の場合:企業間で契約し、案件を受注する
- フリーランスの場合:個人が企業と契約し、案件を受注する
そのためSierとしてシステムの設計や開発、運用など一連の業務経験があれば、フリーランスとして案件を受注できます。
正社員として2〜3年勤務して独立するのがおすすめ
Sierからフリーランスになりたい場合は、企業の正社員として2~3年以上の実務経験が求められます。
実際にフリーランスエージェントで求人検索すると、「求めるスキル」に下記を挙げている案件も見受けられました。
- Sierでの実務経験
- SierにてSEの経験5年以上
実務経験があれば、最低限のスキルや知識を身につけていることの証明になります。
またエージェントサービスや直接契約の案件に応募するときも、提示条件を満たせるため、受注しやすくなります。

このようにSierでシステム開発に携わった経験があれば、フリーランスとして独立することは可能です。
「でも独立するメリットって具体的に何があるの?」と不安な方は、ぜひ続けてご覧ください。
Sierからフリーランスになるメリット
Sierからフリーランスになるメリットは、下記の通りです。
- 仕事相手・取引先を自由に選べる
- 収入の天井が上がる
- さまざまな開発現場に関われる
それぞれの詳細を見ていきましょう。
仕事相手・取引先を自由に選べる
Sierからフリーランスに移行すると、参画する案件や取引先を自分で自由に決められます。
会社員の場合は自社の方針に従う必要があるため、苦手な業務や取引先があっても、継続的に携わらなければなりません。

フリーランスであれば上司は存在せず、納得のいかない要求も拒否しやすいです。
ネガティブ要因を避けられるうえに、好きな案件にもかかわりやすくなります。
たとえば「特に保守運用の案件を積極的に取っていきたい」「医療業界のシステム開発を担当したい」といった希望にあわせて案件を選べます。

収入の天井が上がる
企業に雇用される働き方に比べると、フリーランスは年収に上限がないという魅力があります。
実際にSierで働く会社員とフリーランスの平均年収を比較してみましょう。
大手人材紹介サービスなどを展開するdodaの調査によると、Sierで働く会社員の平均年収は下記の通りです。
平均年収(全体) | 452万円 |
平均年収(男性) | 475万円 |
平均年収(女性) | 395万円 |
下記では、同調査の世代別の平均年収をまとめています。
20代の平均年収 | 377万円 |
30代の平均年収 | 521万円 |
40代の平均年収 | 634万円 |
50代の平均年収 | 724万円 |
引用:doda「平均年収ランキング(96業種別の平均年収/生涯賃金)【最新版】」
一方、フリーランススタートの調査によると、SI系フリーランスの年収は705.5万円でした(2022年5月時点)。
引用:フリーランススタート「SI・業務系のフリーランス求人・案件の想定年収の推移」
つまりSierからフリーランスになると、50代会社員並みの収入も目指せることになります。
「20~30代のうちから高収入を得られる人材になりたい!」という方は、実力やスキル次第で稼げるフリーランスがおすすめです。
さまざまな開発現場に関われる
Sierからフリーランスになると、一つの分野だけでなく幅広い分野の開発現場の仕事に取り組めます。
たとえばフリーランスエージェントで求人検索すると、下記のような案件がありました。
- メタバース広告システム開発の上流工程
- 生命保険会社向けのAWS環境構築
- 不動産系Webシステム開発
Sierの社員として働くと、自分でポジションや案件を選べる機会が少なく、希望にマッチする仕事ができないことも多いです。
フリーランスとして独立することで、上流工程や多様な業界の案件など、会社員時代に経験できなかった仕事を引き受けられる機会もあります。

Sierからフリーランスになる注意点・デメリット
Sierからフリーランスになるメリットは多くありますが、逆に下記のようなデメリットにも注意しなければなりません。
- 確定申告などの事務手続きが発生する
- 社内教育がない
- 駆け出し期は受注が安定しない
1つずつ見ていきましょう。
確定申告などの事務手続きが発生する
Sierで働く会社員時代とは違い、本業の仕事以外に次のような事務作業も発生します。
- 確定申告に向けた帳簿付け
- 領収書の整理・保管
- 請求書の作成・送付
特にフリーランスとして駆け出しの頃は収入が安定しにくいため、税理士に依頼する費用がもったいないと感じ、余計な時間を取られる場合もあります。

しかし、最近は便利な会計ソフトもたくさん出ています。
毎月決まった時期に事務作業するようにしておけば、確定申告前に慌てずに済みます。
社内教育がない
業界に関する知識や技術について、自力でアップデートする必要がある点もデメリットの一つです。
フリーランスはSierの会社員のように、社内研修があったり上司や先輩から教わったりする機会がありません。
そのため、ある程度の基礎知識と応用力を身につけた状態で、フリーランスとして独立することが大切です。
また案件を遂行するうえで技術的に不足している部分があれば、自分で勉強して知識を吸収していく必要があります。

駆け出し期は受注が安定しない
特に駆け出しの頃は毎月の収入が安定せず、不安定な時期が続く場合もあります。
営業活動も自力で行わなければならないため、「なかなか受注に繋がらない……」と精神的に辛くなることも。

またプロジェクトの納期を管理しながら、次の案件を探す労力やスケジュールを上手に調整しなければなりません。
上記のようにSierからフリーランスとして独立すると、事務手続きや収入の不安定さといった懸念があります。
「なるべく仕事だけに集中して取り組みたい!」という場合は、エージェントを活用するのがおすすめです。

Sierから独立したフリーランスが案件を探す方法
Sierから独立したフリーランスが案件を探すには、下記の3つの方法があります。
- エージェントを使う
- ビジネスSNSを使う
- 企業に直接営業する
順番にご紹介します。
エージェントを使う
Sierからフリーランスとして独立したい方に最もおすすめなのが、エージェントを使う方法です。
エージェントとは仕事を探しているフリーランスと、仕事を依頼したい企業を仲介してくれるサービスのこと。
専属のキャリアアドバイザーがフリーランスの希望やSier経験などをヒアリングしたうえで、マッチする案件を紹介してくれます。
案件に参画後もなるべく仕事が途切れないように営業してもらえるので、収入も安定しやすいのがメリット。
効率良く案件を受注したい方は、フリーランス案件を取り扱うエージェントサービスに登録してみましょう。

ビジネスSNSを使う
2つ目はビジネス用のSNSアカウントを使う方法です。
クライアントや同業者との繋がりを作ることで、案件の相談を受けたり紹介してもらったりするチャンスが得られます。
たとえば以下のようなSNSがあります。
- Wantedly
どのSNSを利用するときも、プロフィール欄に自分の経歴やスキルをわかりやすく記載しておくことが大切です。

企業に直接営業する
3つ目の方法は企業に直接営業をかけることです。
たとえば「システム開発 募集 業務委託」のようなワードで検索すれば、人材を募集している企業がヒットします。
また求人サイトなどをたどって企業名を確認し、ホームページから問い合わせても良いです。

営業メールを送る前に、自分の経歴やスキルを明記したポートフォリオを作成しておくことをおすすめします。
さらに「自分を採用すると、相手企業にどんなメリットがあるか」まで記載できれば、他の応募者と差をつけられるので、採用担当者の目に留まりやすくなります。
Sierから独立予定のフリーランスにおすすめのエージェント
前述した通りSierから独立したフリーランスが案件を獲得するには、エージェントの利用がおすすめです。
エージェントには非公開の高単価案件もあるため、スキル次第で高収入を目指せます。
また営業に時間を割く必要がなくなるので、業務に集中できるというメリットもあるのです。
ここではおすすめのエージェントサービスを、下記の5つご紹介します。
1つずつ見ていきましょう。
レバテックフリーランス
公式サイト:https://freelance.levtech.jp/

運営会社 | レバテック株式会社 |
公開求人数 | 37,140件 |
平均年収 | 862万円 |
マージン率 | 非公開 |
対応地域 | 東京・神奈川・埼玉・千葉・大阪・兵庫・京都・愛知・福岡 |
働き方 | 週2~3案件、リモート案件多数 |
※2022年5月時点・公式サイトより引用/算出 (公式:https://freelance.levtech.jp)
レバテックフリーランスの主な特徴としては、以下の3つがあります。
- 業界最高水準の案件単価
- キャリアコンサルタントによる手厚いサポート
- 求人数の多さ
業界最高水準の案件単価
レバテックフリーランスは、高単価案件を数多く取り揃えており、最高単価は165万円という高水準です。
※2022年3月時点 レバテックフリーランス公式サイトより引用(公式:https://freelance.levtech.jp)
レバテックフリーランスは、案件のほとんどが中間業者を挟まない「直請案件」です。

キャリアコンサルタントによる手厚いサポート
※2021年12月時点 レバテックフリーランス公式サイトより引用(公式:https://freelance.levtech.jp)
IT人材サービスを多く手掛けるレバテックだからこそ、IT業界に精通したプロのエージェントによるサポートを受けることができます。

求人数の多さ
レバテックフリーランスの求人の多さは、業界最多水準で、公開されている案件だけで37,139 件あります。
エンジニア | 37,139 件 |
デザイナー | 536 件 |
マーケター | 55 件 |
コンサル | 285 件 |
※2022年5月時点 レバテックフリーランス公式サイトより算出(公式:https://freelance.levtech.jp)
他のフリーランスエージェントと比較しても、以下の職種の案件が最も多いです。
- エンジニア
- デザイナー
- マーケター
- コンサル
またレバテックで保有する案件のほとんどは、エージェントから直接案内されなければ見ることができない、「非公開求人」です。
非公開求人の中には、機密性の高い大企業の案件や、条件が良く応募が殺到する可能性が高い案件などが多くあります。
そのため公に公開することはせずに、担当者が直接依頼する形をとるため、非公開の求人が多いです。

ITプロパートナーズ
公式サイト:https://itpropartners.com/

運営会社 | 株式会社Hajimari |
公開求人数 | 5,036件 |
平均単価 | – |
マージン率 | 非公開 |
対応地域 | 関東・関西中心 |
働き方 | 週1~2日から稼働OK、リモートワークOKな案件が豊富 |
※2022年4月時点・公式ページより引用/算出(公式:https://itpropartners.com/)
ITプロパートナーズの主な特徴としては、以下の3つがあります。
- 『直請案件』だからこその高単価
- リモート、週1~2日から稼働OKの案件多数
- エンジニア、デザイナー、マーケターの案件多数
『直請案件』だからこその高単価
ITプロパートナーズ公式サイトより引用(https://itpropartners.com/)
ITプロパートナーズで取り扱っている案件の単価は、『直請案件』が多く他のエージェントと比較しても高い傾向にあります。
※直請案件とは、間に仲介会社を挟まず、直接クライアントと契約している案件のことを指します。
正直ほとんどのフリーランスエージェントが、マージン率を公開していないため、フリーランスの取り分や、単価がいいのかを事前に知ることが難しいのが現状です。

マージン率が非公開でブラックボックス化しているからこそ、過剰な報酬の中抜きが発生していないIT プロパートナーズは魅力的です。
リモート、週1~2日から稼働OKの案件多数
ITプロパートナーズ公式サイトより引用(公式:https://itpropartners.com/)
ITプロパートナーズの大きな魅力として、週1~2日から稼働OKの案件が多いという点があります。
他のフリーランスエージェントでは、最低稼働日数は週3・4日〜の案件が一般的で、その多くは常駐案件です。
一方のITプロパートナーズは、リモートの案件も多いので、自身のスタイルに合わせて自由に案件を選べます。


エンジニア、デザイナー、マーケターの案件多数
ITプロパートナーズの公開求人数は、エンジニア・デザイナー・マーケターなど幅広い職種で業界最多水準です。
他のエージェントの場合、以下のような特徴があり、デザイナーやマーケターが仕事を取りにくい状況があります。
- エンジニアだけに特化していて、そもそもデザインやマーケティング関連の仕事を扱っていない
- 案件数が少なかったり、利用可能地域が都市部だけに限定されている
一方のITプロパートナーズでは、エンジニア以外の職種でも案件数が豊富なため、より自分に合った案件を選べる可能性が高いです。

注意:ITプロパートナーズは週1日から稼働可能な案件の紹介が可能なものの、会社員の方への副業は紹介できません。
ミッドワークス
公式サイト:https://mid-works.com/
Midworksは、IT系のフリーランス向けの案件紹介サービスです。
Midworksの大きな特徴は以下の2点です。
- 豊富な案件数
- フリーランスでも正社員並みの保証
特徴①:豊富な案件数
2022年3月時点の求人数ですが、エンジニアの案件が多めです。
エンジニア | 884件 |
アナリスト | 14件 |
Webディレクター | 88件 |
UI/UXデザイナー | 54件 |
※公式サイト(https://mid-works.com/)より算出

特徴②:フリーランスでも正社員並みの保証
Midworksは、自分に合ったスキルや要望に関連した仕事を紹介してもらうだけではなく、以下のような保証もあります。
- freeeの無料利用や弁護士の無料紹介などの「税務保障」
- 「保険補助」
- 交通費や書籍代を支援する「経費補助」
- ご参画中に案件と案件の間でブランクがあっても給与を保障する「給与保障制度(審査あり)」


Midworksの登録方法
登録&相談は無料です。フリーランスを目指すのであればまず登録しておきましょう。

ミッドワークスに無料登録する手順(簡単・30秒ほど)
- 「Midworks」の公式ページにアクセスして無料登録ボタンをクリックする
- 登録情報を入力して完了
クラウドテック

運営会社 | 株式会社クラウドワークス |
公開求人数 | 971件 |
平均単価 | – |
マージン率 | 非公開 |
対応地域 | 全国 |
働き方 | リモート案件多数 |
公式ページ:https://crowdtech.jp/
※2022年3月時点・公式ページより引用/算出
クラウドテックの主な特徴としては、以下の3つがあります。
- リモート求人が多い
- エンジニア、デザイナー、マーケターの求人数が多い
- クラウドワークス社が運営しているからこその保険制度
リモート求人が多い
クラウドテックのリモート案件数は、他の10以上のエージェントと比較してもトップクラスの案件数になっています。
※フリーランスエージェントで得られる案件は、実は常駐の案件であることがほとんどです。一部リモートなどの案件はありますが、フルリモートの案件の割合はかなり少ないため、リモート案件に強みのあるクラウドテックはかなり魅力的です。
また、クラウドテックのサイト上で公開されている求人は876件ほどですが、実際は8~9割がたの案件が非公開求人となっています。

エンジニア、デザイナー、マーケターの求人数が多い
また、クラウドテックはエンジニア、デザイナー、マーケターの案件数で比較しても全てにおいて業界最多水準になっています。

エンジニアであれば、IT プロパートナーズやフューチャリズムなどのエージェントを併用することもお勧めです。
ですが、デザイナーやマーケティングの仕事をしたいという方は、案件数的にもクラウドテックが一番お勧めです。
クラウドワークス社が運営しているからこその安心の福利厚生
クラウドテックは、会員登録をすることで100以上のサポートが無料になる「フリーランスライフサポート」にクラウドテック側の負担で加入することができます。
サポートの例としては、
- ベビーシッターサービス
- 家事代行サービス
- 健康診断をはじめとする各種健康サポートのサービス
など、会社員からフリーランスになるにあたって役立つサービスばかりです。

公式サイト:https://crowdtech.jp/
ギークスジョブ
公式サイト:https://geechs-job.com/

運営会社 | ギークス株式会社 |
公開求人数 | 2,126件 |
平均単価 | 820万円以上 |
マージン率 | 非公開 |
対応地域 | 東京・神奈川・大阪・愛知・福岡 |
働き方 | 週3~、リモート案件少ない |
公式ページ:https://geechs-job.com/
※2022年3月時点・公式ページより引用/算出
『ギークスジョブ』は、15年以上のフリーランス支援実績をもつ大手フリーランスエージェントです。
ギークスジョブの大きな特徴は、1人のワーカーに対して3人のコンサルタントが就く点。
- 案件紹介のコンサルタント
- 企業と交渉することに長けたコンサルタント
- アフターサービスのコンサルタント
それぞれのシーンで専門のコンサルタントがサポートしてくれるので、駆け出しフリーランスの方でも安心してフリーランスの働き方に慣れることができます。
また、ギークスジョブでは勉強会・懇親会を定期的に開催しています。
「フリーランスは孤独になりやすい」とよく言われますが、エージェントがこの様な横のつながりが作れる機会を提供してくれるのはありがたいですね。
公式サイト:https://geechs-job.com/
Sierからフリーランス独立するのに必要なスキル・経験
Sierからフリーランスを目指すときは、以下4つのスキルや経験が重要になります。
- システム開発のスキル
- プロジェクトマネジメントのスキル
- ハードウェアのスキル
- 大規模な開発経験
詳細を見ていきましょう。
システム開発のスキル
Sierからフリーランスになるには、下記のようにシステム開発における一連の工程を経験しておくことが大切です。
- 企画立案
- 要件定義
- システム設計・開発
- 運用保守
実際の求人でも「上流から実装まで任せたい」と掲載しているケースが多くあります。
またIT全般に関する基礎知識として、ネットワーク・データベース・アルゴリズムなどを理解しておくことも欠かせません。

プロジェクトマネジメントのスキル
プロジェクト全体のマネジメント経験があると、独立時に強いアピール材料になります。
経済産業省の発表によると、2030年には約79万人もIT人材が不足するといわれています。
参考:経済産業省「IT 人材需給に関する調査」
なかでも高度な専門技術を必要とする、プロジェクトマネージャーの育成が急務です。
そのためプロジェクトマネージャーの実務経験があれば、クライアントに重宝される人材になります。
月95万円のような高単価の案件も獲得しやすくなるので、収入アップにも繋がるのです。

ハードウェアのスキル
クライアントのシステムに合ったハードウェア環境を構築する必要があるため、プロセッサやメモリに関する知識は必須です。
あわせてクライアントの使用するOSや、ソフトウェアに対応できるようにしておかなければなりません。
あらかじめエージェントや求人サイト上で複数の案件をチェックし、どのような開発環境が多いか把握しておきましょう。

大規模な開発経験
大手企業や国が関わるシステム開発の経験は、Sierからフリーランス独立したあともアピールポイントになります。
特に元請けのSierで働けると、大規模な開発経験に関わる機会が増えるため、キャリアアップのチャンスを掴みやすくなります。

「Sierでエンジニアとしてのスキルはつかない」は本当?
IT関連の仕事としてキャリアアップを図るには、Sierは不向きだといわれることがあります。
たしかにSierは、開発に携わる技術を習得できる機会が少ないです。
業界の下請け構造が影響している背景もあり、構造の階層によっては年功序列などを含め、働きに見合う給料がもらえないケースもあります。
また基本的にSierの分野は日本国内に限られてしまうケースが多く、海外に応用できるスキルを身につけられないという懸念点も。

まとめ
Sierからフリーランスになる方法を始め、独立するメリットや案件の探し方などを解説しました。
Sierの経験はフリーランスとして独立後も十分に活かせるうえ、会社員より高収入を狙うことも可能です。
報酬の高い案件を効率良く獲得するには、エージェントの利用がおすすめです。
スキルにマッチする案件を紹介してもらえるほか、確定申告時は特別価格で税理士にサポートしてもらえるサービスもあります。
