JavaScriptの副業事情!週1-3案件の探し方とおすすめの求人サイトを紹介
高単価な案件が多いので、JavaScriptを業務で使用しているエンジニアは、ぜひ副業に挑戦してみましょう。
JavaScriptは汎用性の高い言語であり、案件も規模の小さいものから大きなものまで豊富。
副業であれば、自身の好みや確保できる時間に応じて柔軟に案件を選べるので、ぜひチャレンジしてみてください。
目次 (PRも含まれます)
JavaScriptの副業案件の種類と単価相場
JavaScript関連の副業には、以下のような案件があります。
- Webサイト制作
- Webアプリケーション制作
- ゲーム開発
軽微な変更や小規模サイトの機能実装から、規模が大きく高単価な案件まで様々です。
「今月は少しだけ働いてお小遣い稼ぎしたい」
「来月はガッツリ働いて大きく稼ぎたい」
上記のように、ご自身の希望に応じて柔軟に働き方を選べます。
Webサイト制作
JavaScriptは、主にWebサイトにリッチな動きをつける目的で使用されています。
- 画像が切り替わるスライドショー
- メニューボタン
- 商品画像の拡大
- リアルタイム時計
- 見やすいグラフ
- フォームの入力内容チェック
HTMLやCSSのみのサイトだと、動きが少なくて退屈ですが、JavaScriptを使って動きのあるサイトを作成すると、一気にWebサイトらしさが増します。
結果として滞在時間が伸び、お問い合わせや商品販売の増加が期待できます。
そのため、現在ではJavaScriptを使用して動きのあるサイトを開発している企業も多いです。
Webサイト制作に関しては、軽微なコードの改修案件もあれば、ゼロから立ち上げて大規模にコードを書く案件もあります。
単価の安い案件だと報酬は数千円程度ですが、エージェントなどを利用すれば、40万円以上の案件もあり、様々な案件が存在します。
引用:https://freelance.levtech.jp/
※この案件は2022年8月28日時点のものです。現在は掲載終了している可能性があります。
上記の案件では、最大月115万円の収入を得ることが可能です。
Webアプリケーション制作
JavaScriptでWebアプリケーションを開発する代表的なフレームワークとして、以下のものがあります。
- React
- Angular
- Vue
- Next
フレームワークについては「JavaScriptの副業案件獲得に必要なスキル」で、詳しく説明しています。
Webアプリケーション制作では高単価な案件が多く、月単価80万円程度の案件も珍しくありません。
引用:https://freelance.levtech.jp/
※この案件は2022年8月28日時点のものです。現在は掲載終了している可能性があります。
上記の案件では、最大月80万円の十分な収入を得ることが可能です。
一方で相応のスキルレベルが求められるので、実務経験を1年以上積んだあとで副業を挑戦するのが良いでしょう。
ゲーム開発
JavaScriptでは、以下の2種類のゲームが開発できます。
- ブラウザゲーム
- スマホゲーム
ブラウザゲームはスマホゲームよりも開発ハードルが低いことが特徴です。
公開は無料で行えて、費用がかかるのはレンタルサーバー代のみと低コストで開発できるのが魅力。
ブラウザゲームの場合、スマホアプリとは違って制作途中で一旦公開することも可能なので、友人にプレイしてもらって改良を加えることもできます。
実際の業務では、ReactやVueなどのフロントエンドフレームワークを使用するケースが多いでしょう。
引用:https://freelance.levtech.jp/
※この案件は2022年8月28日時点のものです。現在は掲載終了している可能性があります。
この案件では、最大月75万円の収入を得ることが可能です。
この場合はハイレベルな知識が必要となるため、未経験者が挑戦するにはハードルが高いです。
スマホゲームの開発は、ReactNativeというJavaScriptを使用したフレームワークを使います。
スマートフォンアプリは「ネイティブアプリ」とも呼ばれ、こちらはAppleやGoogleのストアからアプリをダウンロードし、端末へインストールするアプリです。
ご自身がスマホでよく利用しているものだとお考えください。
iOSの場合はSwiftなど、Android OSの場合はJavaなどの言語を使って開発をします。
ネイティブアプリの場合、スマートフォン本体(デバイス)にもともと搭載されているカメラや電話帳機能などと連携できるのが大きな特徴。
AppStoreでアプリを公開する場合、スマホの機能を活用した設計のアプリにしないと申請が通らないため、自然と高機能なアプリが出来上がります。
ReactNativeでスマホアプリを開発するにしても、JavaScriptの理解は必須。
それにReactNativeは、日本語での情報がまだまだ少ないため、英語での学習が必要になります。
そのため、英語で公式ドキュメントを読み解くだけの読解力も必須です。
「JavaScriptは稼げない」は本当?将来性・需要を解説
JavaScriptで稼げないような状況といえば、Web制作で低単価な案件ばかりに参画した場合でしょう。
そもそもWeb制作のエンジニアとWeb開発のエンジニアでは、やることが違います。
一般的にWeb制作の実装者は、JavaScriptやPHPを使用してWebサイトを構築します。
多くの場合は高度な知識を求められないので、スキルが身につきづらいのが現状です。
JavaScriptエンジニアの平均年収
JavaScriptエンジニアの平均年収は、実務経験の年数毎に上がっていきます。
- JavaScript経験2年未満:420万円〜504万円
- JavaScript経験3年〜5年:840万円前後
- JavaScript経験5年以上:1008万円前後
2022年8月時点、フリーランススタートより引用
しかし実務経験2年目以降になると、フリーランスになることも可能で、その場合は年収が大きく上がります。
また、実務経験が5年以上になると、平均年収が1000万円以上になります。
そのため、高い年収を目指したい方はしっかりと下積みを重ねると良いでしょう。
JavaScriptエンジニアは慢性的な人手不足
そもそもエンジニア自体が、慢性的な人材不足です。
2030年には約79万人もの人材が不足すると言われています。
結果として、JavaScriptエンジニアも人材不足となります。
JavaScriptはWeb制作だけではなく、Webアプリ開発においてフロントエンド・バックエンドのどちらにも採用されており、他の言語に比べて案件が非常に豊富です。
JavaScript副業のリモート案件例を紹介
JavaScriptは在宅・フルリモートの副業案件も豊富にあります。
そのため、地方に住みながらの副業も充分可能です。
JavaScriptの副業案件は、以下のようなものがありました。
引用:https://freelance.levtech.jp/
※この案件は2022年8月28日時点のものです。現在は掲載終了している可能性があります。
引用:https://freelance.techcareer.jp/
※この案件は2022年8月28日時点のものです。現在は掲載終了している可能性があります。
JavaScriptの案件は需要が高いため、副業で稼働日数が少なくても高単価です。
また、副業エージェントでは昨年と比べてもリモートOKの案件は増え続けています。
なので、副業エージェントを利用してプロのアドバイザーに希望条件を伝えて、おすすめの案件を提案してもらうのをおすすめします。
JavaScript案件の探し方
JavaScriptの副業案件を探すには、以下の方法があります。
- クラウドソーシングを使う
- エージェントサイトを使う
- Wantedlyで探す
それぞれ詳しく説明します。
クラウドソーシングを使う
クラウドソーシングは、主にランサーズとクラウドワークスの2つが有名です。
JavaScriptの案件に関してはランサーズの方が多かったので、まずはランサーズを使ってみると良いでしょう。
- ランサーズ 12,266件(2022年8月28日時点、ランサーズ公式HP)
- クラウドワークス 2,455件(2022年8月28日時点、クラウドワークス公式HP)
とはいえ、クラウドソーシングに掲載されていたJavaScript案件はプロジェクト単位の固定報酬が多かったです。
つまり一見、高単価に見えても実際の業務は想定以上の工数で、結果的に単価が低くなってしまう場合もあります。
そのため、単価を優先するならエージェントを利用するのがおすすめです。
エージェントサイトを使う
JavaScript案件を獲得するなら、副業向けエージェントを活用するのが最もおすすめです。
その理由は3つあります。
- 高単価案件が豊富
- 業界プロのアドバイザーが企業との仲介役になってくれる
- 希望条件に合った案件を提案してくれるので、自分に合う副業案件を見つけやすい
- フリーランスの場合は、正社員並みの保証サービスを提供してくれる
特に、副業を始める際に大変なのが「案件探し」です。
実際、忙しい中で案件探しに莫大な時間をかけるのはかなり非効率ですよね。
なので「できれば効率良く自分に合った案件を探したい」という方には、副業エージェントを活用するのがおすすめです。
また、エージェントの中には、フリーランスでありながら正社員並みの保証をしてくれる会社もあります。
そのため特に、副業を探しているフリーランスで「不安定な収入が不安」「福利厚生がないのが不安」と感じている方にもおすすめですね。
フリーランスの不安を解消するために、サポートを充実させるエージェントも増えています。
今回おすすめする副業エージェントは「JavaScriptの副業案件を探すのにおすすめのエージェント」で詳しく解説しているので、ぜひチェックしてみてください。
Wantedlyで探す
Wantedlyは、個人のユーザー数が300万人・登録会社数が約40,000社の求人紹介サービスです。(2022年8月時点)
「出会い、つながり、つながりを深めるシゴトのSNS。」がコンセプトですね。
Wantedlyは「求人サイト」ではなく、「ビジネスSNS」という立ち位置で価値提供されているのが面白いポイントでもあります。
個人のプロフィールがスコア化されるので、ぜひ空欄を埋めて内容を充実させていきましょう。
そうすると、採用される確率もアップします。
Wantedlyでおすすめの攻略法は以下の通りです。
- 挑戦したい案件を決める
- 案件の求める人物像や必須スキルを確認する
- 案件で求められる内容に応じてプロフィールを書く
- 5社ほどエントリーしては反応を見てプロフィールを改善
上記のようなステップを踏めば、自分が参画したい案件に高確率で参画できます。
JavaScriptの副業案件を探すのにおすすめのエージェント
JavaScriptエンジニア向けのおすすめ副業エージェントは、以下の4つです。
- ITプロパートナーズ
- レバテックフリーランス
- クラウドワークス テック
ITプロパートナーズ
公開求人数 5014件 (2024年08月23日現在) javascriptの
公開求人数606件 (2024年08月23日現在) マージン率 非公開 対応地域 東京・神奈川・埼玉・千葉・大阪・兵庫・京都・愛知・福岡 働き方 週2-3案件、リモート案件多数 公式 https://itpropartners.com/
ITプロパートナーズの主な特徴としては、以下の3つがあります。
- 『直請案件』だからこその高単価
- リモート、週1~2日から稼働OKの案件多数
- エンジニアの案件多数
『直請案件』だからこその高単価
ITプロパートナーズ公式サイトより引用(https://itpropartners.com/)
ITプロパートナーズで取り扱っている案件は『直請』が多く、他のエージェントと比較しても高い傾向にあります。
※直請案件とは、間に仲介会社を挟まず、直接クライアントと契約している案件のことを指します。
リモート、週1~2日から稼働OKの案件多数
ITプロパートナーズ公式サイトより引用(公式:https://itpropartners.com/)
ITプロパートナーズの大きな魅力として、週1~2日から稼働OKの案件が多くあるという点です。
JavaScriptに関しても同様に、週1〜2日の案件がありますので、まさに副業したい方にはぴったりのエージェントです。
実際、他のフリーランスエージェントの多くは、以下の特徴があります。
- 最低稼働日数は週3、4日~からが主流
- 常駐の案件が多く、副業を始めづらい
- 週1〜2日からでもできるエージェントは、案件数が少ない
その点、ITプロパートナーズは週1~2日から稼働OKの案件が豊富。
「副業でJavaScriptエンジニアとして働きたい」という方必見のエージェントです。
エンジニアの案件多数
ITプロパートナーズのJavaScript案件数は、非公開案件を含めて906件と豊富にありました。(2022年8月28日時点、ITプロパートナーズ公式HP)
ただし、公式HPでは公開案件が少なかったです。実際に非公開案件をチェックするためには、無料登録をしてアドバイザーに希望案件を伝えた上で紹介してくれます。
月額単価 〜500,000円(週3日) 職務内容 ■ミッション
25あるWebサイトの多くはWordPressで動いています。
これらのサイトの問い合わせフォームの修正、テーマファイルのカスタマイズ、不具合対応、
PHPバージョンアップなどの業務をお願いいたします。基本的にECサイトの決済機能についての改修は担当しません。
デザインはデザイナー、HTMLやCSSのコーディングはコーダーが担当し、
基本的にはサーバーサイドの改修となります。
一部、JavaScriptの作成などが発生する可能性があります。
Webディレクターや情報システムの依頼のもと、各種改修業務に携わっていただきます。
問い合わせはsalesforceやGoogleスプレッドシートなどの外部システムにAPIなどでデータを蓄積しており、
それにデータを保存する改修を含みます。
また、メール送信ツールのデータ連携やフォーム作成などもございます。
機能は限定的ですが、ソースコードの管理のため、一部サイトでgitを導入しています。
未導入のウェブサイトのgit導入なども行っていただきたいです。
ウェブサイトやツールの導入に伴う、DNSの設定、SPFレコードやDKIM、SSL更新のためのCSR作成なども指示のもと、
実務を行っていただく予定です。求めるスキル ■必須スキル:
・PHP
・JavaScript
・MySQL
・WordPressのカスタマイズ経験
・APIの繋ぎ込みの概要理解
・gitの導入経験
■尚可スキル:
・Google App Script案件URL 【JavaScript/WordPress】サーバーサイドの改修におけるエンジニアの案件・求人
(2024年08月23日 現在)
注意:ITプロパートナーズは週1日から稼働可能な案件の紹介が可能なものの、会社員の方への副業は紹介できません。
レバテックフリーランス
公開求人数
(現在募集中の案件)75650件 (2024年04月06日現在) javascript の
公開求人数10257件 (2024年04月06日現在) マージン率 非公開 対応地域 東京・神奈川・埼玉・千葉・大阪・兵庫・京都・愛知・福岡 強み ・週4日〜稼働の案件、リモート案件多数
・〜週3稼働の案件はハイスキルが必要
・カウンセラーの専門性が高く、幅広く相談に乗ってくれる
・高単価な案件が多い公式 https://freelance.levtech.jp/
※レバテックフリーランスの案件は実務経験必須(週3以下稼働の案件は特にハイスキルが求められます)。
レバテックフリーランスの主な特徴としては、以下の3つがあります。
- 業界最高水準の案件単価
- キャリアコンサルタントによる手厚いサポート
- 求人数の多さ
業界最高水準の案件単価
レバテックフリーランスは、高単価案件を数多く取り揃えており、最高単価は165万円という高水準です。
※2022年8月時点 レバテックフリーランス公式サイトより引用(公式:https://freelance.levtech.jp)
レバテックフリーランスは、案件のほとんどが中間業者を挟まない「直請案件」になっています。
キャリアコンサルタントによる手厚いサポート
※2022年8月時点 レバテックフリーランス公式サイトより引用(公式:https://freelance.levtech.jp)
IT人材サービスを多く手掛けるレバテックだからこそ、IT業界に精通したプロのエージェントによるサポートを受けることができます。
求人数の多さ
レバテックフリーランスの求人の多さは、業界最多水準です。
実際、公式HPでJavaScriptの案件を検索すると非公開案件を含めて7,493件ヒットしました。(2022年8月28日時点、レバテックフリーランス公式サイト)
たとえば、以下のような案件がありました。
月額単価 500,000円/月 職務内容 ・クリニック向けWebサイト開発に携わっていただきます。
・主に実装作業をご担当していただきます。求めるスキル ・JavaScriptを用いた開発経験歓迎スキル・WordPressを用いたWebサイト構築経験
・PHPを用いた開発経験
・制作ディレクション経験
・Google Analyticsを用いた実務経験案件URL 【複業/フロントエンド(JavaScript)】クリニック向けWebサイト開発の求人・案件
(2024年08月23日 現在)
また、レバテックで保有する案件のほとんどは、エージェントから直接案内されなければ見れない「非公開求人」になっています。
非公開求人の中には、機密性の高い大企業の案件や、条件が良く応募が殺到する可能性が高い案件などが多くあります。
そのため、公に公開することはせず、担当者が直接依頼する形をとるために非公開の求人が多くなっています。
クラウドワークス テック
公式ページ:https://crowdtech.jp/
運営会社 | 株式会社クラウドワークス |
公開求人数 | 974件 |
平均単価 | – |
マージン率 | 非公開 |
対応地域 | 全国 |
働き方 | リモート案件多数 |
公式ページ:https://crowdtech.jp/
※2022年8月17日時点・公式ページより引用/算出
クラウドワークス テックの主な特徴としては、以下の3つがあります。
- リモート求人が多い
- エンジニアの求人数が多い
- クラウドワークス社が運営しているからこその保険制度
リモート求人が多い
公式ページ:https://crowdtech.jp/
クラウドワークス テックのリモート案件数は、他の10以上のエージェントと比較してもトップクラスの案件数になっています。
※フリーランスエージェントで得られる案件は、実は常駐の案件であることがほとんどです。一部リモートなどの案件はありますが、フルリモートの案件の割合はかなり少ないため、リモート案件に強みのあるクラウドワークス テックはかなり魅力的です。
また、クラウドワークス テックのサイト上で公開されている求人は974件(2022年8月17日時点、クラウドワークス テック)ですが、実際は8~9割の案件が非公開求人となっています。
エンジニアの求人数が多い
また、クラウドワークス テックはエンジニアの案件数が業界最多水準になっています。
たとえば、以下のようなJavaScript案件がありました。
公式ページ:https://crowdtech.jp/
※2022年8月28日時点のため、現在は募集が終了している場合があります。
クラウドワークス社が運営しているからこその安心の福利厚生
クラウドワークス テックは、会員登録をすることで100以上のサポートが無料になる「フリーランスライフサポート」にクラウドワークス テック側の負担で加入できます。
サポートの例としては、
- ベビーシッターサービス
- 家事代行サービス
- 健康診断をはじめとする各種健康サポートのサービス
など、会社員からフリーランスになるにあたって役立つサービスばかりです。
JavaScriptの副業案件獲得に必要なスキル
JavaScriptで副業をするには以下のスキルが必要となります。
- HTML/CSS
- JavaScript
- フレームワーク
- コミュニケーション能力
それぞれご説明します。
HTMLとCSS
Web制作でもWebアプリ開発でも、ユーザーの目に触れる画面を構築する上で絶対に必要なスキルです。
フロントエンドを主戦場にするJavaScriptエンジニアなら、絶対に避けては通れません。
HTMLとCSSであれば、MDNで学ぶと良いでしょう。
HTMLで学ぶべきことは以下の通り(MDN:HTMLの第一歩)
- HTMLの構成(html要素、head要素、meta要素、title要素、body要素)
- よく利用する基本的なタグ(hタグ、pタグ、liタグ、aタグ)
- HTML テキストの基礎(見出しと階層構造、パラグラフ・見出し・リスト・強調・クォーテーションそれぞれの目的理解)
- マルチメディア(画像、動画、音声)の埋め込み
- 表やフォームの作り方
CSSで学ぶべきことは以下の通り(MDN:CSSの第一歩)
- CSSをHTMLに適用する方法(インラインスタイル、内部スタイルシート、外部スタイルシート、セレクター)
- CSSの構成要素(カスケードと継承・セレクター・単位・サイズ設定・背景と枠線・デバッグ)
- CSSレイアウト(display プロパティ、フレックスボックス・グリッドレイアウト・位置指定、レスポンシブ)
いろいろと学習項目を挙げましたが、現場に入る前から全てを網羅する必要はありません。
また最小限の学習でエンジニア転職をしたいのであれば、TechAcademyなどのプログラミングスクールを利用すると良いです。
スクールであれば、HTML・CSSの最低限必要な知識のみをピックアップしたカリキュラムが用意されているため、最短距離で学習できます。
JavaScript
JavaScriptで副業をするとなれば、JavaScriptの理解も必須です。
この言語の最大の特徴は「ブラウザ上で動作する唯一のプログラミング言語」という点。
クリックやスクロールなど、ユーザーがブラウザでおこなった操作をトリガーに、さまざまな処理を発動させることが可能です。
またサイトを更新することなく表示内容を更新できるうえに、ユーザーのストレスを減らす「非同期通信」もできます。
見た目にも変化があって学ぶのも楽しいですし、非常に汎用性が高く副業案件も豊富です。
単価の高い副業案件を取るなら、会社員エンジニアとしてJavaScriptを使った開発経験を2~3年ほど積んでおきましょう。
フレームワーク
JavaScriptのフレームワークには以下の種類があります。
- React
- Vue
- Angular
- Next
それぞれ説明していきます。
React
ReactはMeta社によって提供されているJavaScriptフレームワークです(Reactは厳密にはライブラリなのですがフレームワークと表現されていることも多いのでご容赦ください)。
そして数多くあるJavaScriptフレームワークの中でも、世界で圧倒的な導入率を誇るのがこのReact。
本来UIデザインはデザイナーが担当しますが、Reactを使えば、UIデザインの知識に乏しくても、自然とおしゃれで使い心地の良い仕様になります。
またReactはMeta社(旧Facebook)が主導で開発しているので、開発を突然中断してしまう心配も少ないです。
継続的に改善が行われ、今後もフロントエンドフレームワークの中心的な存在を担うでしょう。
コーディングコストが少なく、開発規模が大きくなっても管理しやすいのが大きな魅力です。
またReactで得られた知識は、React NativeというReactの概念を基盤としたモバイルアプリ開発のプラットフォームでも応用できます。
Vue
Vueの特徴は、学習コストが低いことが挙げられます。
Vue.jsは「Angularの良い部分を取り出し、それ以外を削ぎ落としたようなJavaScriptフレームワークを開発したい」との考えから開発されたフレームワークです。
そのため、AngularやReactに比べると覚えることが少ないため、JavaScriptの知識がある人なら短期間で習得できるでしょう。
また、Vueは双方向データバインディングという機能によってJavaScriptの記述を大幅に減らせるのが大きなメリット。
学習コストを下げたい方にぴったりのJavaScriptフレームワークと言えます。
Angular
Angularは検索エンジン大手のGoogle社によって開発された、フルスタックフレームワークです。
Webアプリケーション開発に必要なほとんどの機能をサポートしています。
拡張性の高いWebアプリケーションを開発可能にするためのライブラリで、デザインパターンなどがあらかじめ実装済み。
うまく扱えるようになれば、開発スピードが圧倒的に上がります。
注意点として、AngularはTypeScriptをベースに作られているため、そちらの学習コストも計算に入れる必要があります。
Next
Next.jsはReactをベースにしたフロントエンドフレームワークです。
Next.jsとReact.jsの大きな違いは以下の通りです。
- Reactに比べ初期表示が早い
- 大規模なアプリの開発向け
Reactの場合ページ数が多くなるにつれ初期ローディングにかかる時間が増えるので、大規模なWebアプリの開発には向きません。
そのため、大規模なWebサイトをReactを用いて開発する場合はNext.jsが必須となります。
Next.jsにおいて重要な概念にプリレンダリングがあります。
プリレンダリングとは簡単にいうと「事前にHTMLを生成する」という仕組みです。
この仕組みにより、ブラウザの負荷を下げて表示を高速化することが可能になりました。
コミュニケーション能力
エンジニアにはコミュニケーション能力も欠かせません。
エンジニアというと、パソコンに向かって無言でタイピングしているイメージがあるかもしれないですが、実態は大きく異なります。
現場では頻繁にコミュニケーションを取りながら業務を進めていくことが多いです。
特に1週間のうち限られた日数だけ参画する副業案件の場合は、報告・連絡・相談を細かく行うことでプロジェクトを円滑に進めます。
だからこそ、副業の場合もコミュニケーションを意識する必要があります。
JavaScriptの副業は未経験でもできる?
残念ながら、未経験でJavaScriptの副業は無理です。
実際に調べてみるとわかりますが、求められるスキルレベルは非常に高いと言えるでしょう。
そのため、基礎学習を積み重ね、現場で経験を積む必要があります。
2〜3年の実務経験を積もう
エンジニアとして就職を目指すのであれば、まずはプログラミングスクールに通うのが最短ルートです。
プログラミング言語やフレームワークに関しては、学ぶべきことが無限にあります。
しかしそれらの基礎知識を全て網羅しようとしていたら、何年経ってもエンジニアに転職できません。
そういった課題を解決してくれるのが、プログラミングスクールなのです。
スクールであれば、転職する上で網羅すべき知識とそうでない知識をきちんと精査された上でカリキュラムが作られています。
まずはバックエンドの学習から始めて、高いレベルを目指しましょう。
それが再現性の高いエンジニア就職戦略です。
とはいえ、プログラミング学習に挫折はつきもの。
しかし、TechAcademyであればパーソナルメンターと一緒に学習できるため、挫折率も大幅に減らせます。
2021年4月から9月の受講生を対象とした調査では、満足度98.7%の受講生が満足しているので、未経験からでも安心してプログラミング学習に取り組めるでしょう。
RailsでもLaravelでもいいので、ぜひバックエンドのフレームワークから学習をスタートしてみてください。
学習を継続して実力を磨いたら、就職を成功させてバックエンドエンジニアとして現場に入ってスキルを磨きましょう。
実務経験を積むと、現場によってはフロントエンドのフレームワークにも触らせてもらえるようになります。
トレンドのフレームワークを最低1個は習得しよう
どうせJavaScriptを勉強するのであればReactがおすすめです。
数多くあるJavaScriptライブラリの中でも、世界で圧倒的な導入率を誇るのがReact。
実際に、以下のような誰もが知る有名企業がReactを導入しています。
- Yahoo!
- Airbnb
- Netflix
- Slack
- Uber
世界的にも多くのシェアを獲得し、フロントエンドのフレームワークに関して現在ならReact一強とも言えます。
フレームワークを習得できるようにするためにも、まずは地道にJavaScriptの基礎を磨いていってみてください。
まとめ
JavaScriptの案件は副業でも高単価なものが多く、経験者であれば稼ぎやすいでしょう。
ただ案件で求められるスキルはハイレベルなものが多いため、最低でも実務経験2年以上の実力が必要です。
まずはプログラミングスクールで学習を重ねて転職を成功させ、2年以上の現場経験を積むことを優先してみてください。
JavaScriptは、非常に汎用性の高い言語で、案件の種類も規模の小さいものから大きなものまで豊富にあります。