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こんにちは、DAINOTE編集部のDAIです。

転職エージェントを利用され、こんな悩みを抱えている方は多いのではないでしょうか。

  • 転職エージェントがじぶんが行きたい業界の求人を渡してくれない
  • 転職エージェントからの連絡が来なくなった
  • 何かにつけて、事務職ばかりの求人を渡してくる

「転職エージェント、全然使えないじゃん!」と思われる方もいらっしゃるでしょう。

そこで、今回は、現役で日本トップの転職エージェントで勤務されている方に、「なぜ転職エージェントはうまく使えないのか」というテーマで、インタビューしてみました。

Aさんのプロフィール
大手転職エージェント勤務。媒体営業経験者。

 

転職エージェントが使えない人は、自己整理ができていない

DAI:よく、友達の転職の話を聞いていると、「転職エージェントが全然使えない」という意見をよく聞くんですけど、どう思いますか?

 

A:「軸が決まっていない」という人ほど、「転職エージェントは使えない」という評価をする人が多いと思います。なぜなら、これはもう暴露になってしまうのですが、私たちエージェントは、求職者を私たちのサービスを経由して転職してもらうことで、私たちの仕事の成績になるので、自分についてよく整理できていない人に対しては、「ひとまずは「ここなら合うかも」という求人票をひとまずは提案してみるからです。それを「なんか違うんだよな。この求人」と思う方は、エージェントのせいにしてしまいがちなのですが、それは全く間違っており、「あなたの自己PRを踏まえた上である」といういうことをきちんと認識していただきたいのです。

 

 

DAI:なるほど。

 

 

1回目のエージェントとの面談から、あなたはランク分けされている。

 

A:私たちは日頃、色々な方々の転職サポートをしており、人によっては100人ほど担当することがあります。その100人の方々に対して、何社も求人票を案内しますが、実は、私たちエージェントは一人に対して何社の求人票を見せたのか、そして何社実際に面談に繋げたのか、までKPI(目標数値)として置かれています。ですから、そもそもエージェントは求人票を紹介してくる人たちという認識が大切です。

 

 

DAI:そんなKPIがあるんですね。

 

 

A:はい。この前提がありつつも、さらにとても大切なのは、「求職者が初回でエージェントと会った時、求職者の客観的なキャリア(学歴、職歴)と、キャラ(明るい、暗い)などのバランスを見て、求職者はランク分けされる」ということです。

 

 

DAI:ええ!ランク分けですか!?

 

 

A:「ランク分け」と聞くと、とても残酷なように聞こえますが、実際はしています。会社によって評価基準やランク分けの段階はいくつもあったりするのでしょうか、弊社の場合では特に、

 

  • Aランク・・・高学歴(東大京大早慶)。社交的で明るくてコミュ力が高い。輝かしい職歴。
  • Bランク・・・高学歴(GMARCH)。社交的でコミュ力が高い。それなりの職歴。
  • Cランク・・・高学歴(東大京大早慶・GMARCH)。そこまで社交的ではない。/学歴は高くはない(日東駒専)が、社交的でコミュ力が高い。
  • Dランク・・・学歴がなく、コミュ力がない。

などというようにです。

 

DAI:そうなんですね!

 

 

A:実際、エージェントの人たちは、求職者と初回の面談でその人のこれまでのキャリアや人柄をヒアリングし、そのエージェントの中でどのランクかを目星をつけます。その後、社内にてどんな人だった、どのランクに当てはまる人なのかについて説明し、その人に提案をする求人票について相談をします。つまり、その人のランクは社内で共有されているんです。

 

 

DAI:そんなやりとりがあったとは・・・。

 

 

A:私たちも仕事でやっているわけですから、きちんと自分たちのサービスから転職者を出さないといけません。そのためには、その求職者が受かるような求人票をどうしても案内してしまうことになるんですね。しかし、このようなエージェントの仕組みを踏まえて上で、きちんとエージェントを活用し、転職を成功させる方法はあります。

 

 

DAI:それは一体なんでしょうか。

 

 

しっかりと自己分析してからエージェントに会う

 

Aそれは、エージェントに初回で会う前に、きちんと自己分析をしてから初回の面談に来る、ということです。

 

 

DAI:そうなんですね。僕はてっきり、エージェントの人と一緒に自己分析をしていくものかと思っていました。

 

 

A:確かにエージェントの人と一緒に転職活動をしていく中で、エージェントからフィードバックをしてもらい、それが自己分析へとつながることもあるかもしれません。しかし、最初の面談の時点で、求職者は「だいたいこのぐらいのランクの人」とカテゴライズされていることを忘れてはいけません。

 

 

DAI:なるほど。

 

 

A:一度Dランクをもらった人が、AやBランクの人に対して出されるような求人票を出されることはありません。受からない求人票を見せて企業との面談設定をしても、それはエージェントにとっても、企業にとっても、求職者にとっても時間の無駄です。それならば、数少ないながらも、その求職者が発信してきたこれまでのキャリアや人柄等を判断材料に、その人が受かりそうな求人票をエージェントは案内をしてきます。

 

 

自分を営業できるようになって評価を爆上げする。愛嬌とマーケットの感覚。

 

DAI:これまで、自己分析をしてエージェントを利用することが大切だとおっしゃってきましたが、まだ他にもエージェントを利用する上で大切なことがあるんですよね?

 

 

A:はい。ここまでは「自己分析の大切さ」をお伝えしてきましたが、次の段階として大切なのは、「これまで歩んできた自分のキャリアをどううまく見せるか」ということです。キーワードは愛嬌とマーケットの感覚です。

 

 

DAI:おお、それはどういうことでしょうか。

 

 

A:全ての人がAランクにカテゴライズされるわけではありませんが、Aランクの評価に近づける方法があります。それは、「自分をアピールする方法」をしっかりと身につけることです。それは面接中に「この人は愛嬌があるな」と思ってもらえることと、「高い視座を持って日々仕事に臨んできたな」と感じてもらえることです。

 

 

DAI:愛嬌?ですか。

 

 

A:はい。面接官に「この人は話しやすいな。話していてきちんと会話がなり立っているな」と思ってもらい「もっと話が聞きたい」と思ってもらえるようになることです。基本的ですが、きちんと元気よく挨拶し、笑顔も大切です。

 

 

DAI:なるほど。高い視座についてはどうでしょうか。

 

 

A:それは「目の前の仕事→部署→事業部→会社→業界」と大きなスケール中での自分の役割は一体何であったかをきちんと把握し、その中でどんな考えを持ち行動をしてきたのか、ということです。

 

 

DAI:目の前の仕事だけをやっているのではない状態ということでしょうか。

 

 

A:そうですね。会社というのは、色々な部署や事業部が連携し合い、成り立っています。そんな中で目の前の仕事を一生懸命こなすことはとても大切です。しかし、それだけで終わるのではなく、業界の動向なども踏まえつつ、目の前の仕事に落とし込んでいるということが大切です。面接では、大きな集団の中での立ち位置を自覚しつつも、そのようなマーケットを常に意識した仕事をしている人は、高評価を受けます。「会社をさらにより良い方向へ進ませてくれるかもしれない」と感じてもらえる可能性があります。

 

大手エージェントと、小規模エージェントの使い分け

 

DAI:Aさんは今大手エージェントで働かれていると思いますが、大手エージェントと小規模なエージェントがありますよね。これらの使い分けってありますか?

 

 

A: はい。こちらについては「その会社が紹介できる求人票」と「エージェントの対応」という2つの点で、両者に違いがあります。まず大手のエージェントは、多くの求人を紹介が可能です。大手という点であることから、様々な業界と取引をしており、日々会社の営業部隊が求人票を集めてきています。この求人票数という点では、小規模なエージェントでは求人票の数が大手よりも少ないと思われます。「エージェントの対応」という点では、小規模の方が、より密接にきちんと一人ひとりに向き合った対応をしてくれる印象です。大手企業では、様々な評価軸(面談設定回数、求人票紹介数、内定承諾数)が一人のエージェントに課されており、よく言われる「冷たい」と思われるエージェントは、これらを達成することを求職者の気持ちに寄り添うよりも優先してしまうんですね。対して小規模なエージェントでは、「もちろん目標もあるけれど、目の前の求職者のことを本当に思った案内をする」という気持ちで働いている方多い印象を受けます。特に、「もともと大手で働いていたけど、小規模なベンチャーへ転職してきた」というエージェントは、そのような「求職者の人生に伴走する」という気持ちが強い印象です。

 

エージェントとの相性も大切。

 

DAI:色々とありがとうございました。最後に、かなりそもそも論になってしまうのですが、「エージェントとの相性」もとても大切だとお考えということですよね?

 

 

A:はい。エージェントとの相性に関しては、一つ私の知人についてのお話があります。私の知人に、新卒である会社に入り、その後その会社を辞め自分で起業し、再就職をした者がいます。彼は再就職する際、転職エージェントや個人でエントリーなどをしましたが、500社以上落ちました。

 

 

DAI:500社…すごいですね。

 

 

A:はい。転職活動をしている頃の彼のことも今でもはっきりと覚えていますが、なんとか就職するために本当に必死でした。そんな彼が言っていた言葉は、今でも印象的で、「俺がお世話になっているエージェント、本当に良い人でマジでおれの人生のことを考えてくれているんだよね」と。彼はエージェントの人に、自分の夢や好きな趣味などをたくさん話していました。そのエージェントは、そんな彼のために必死に色々な会社の求人票を集め、彼に提案をしていました。私は、その話を聞いた時、「なんて素晴らしいエージェントなのだろう」と思ったのと同時に、「全てのエージェントがそんな人ではないな」とも正直思いました。

 

 

DAI:それは先ほど言っていた、「エージェントも、仕事である」という理由からでしょうか。

 

A:その通りです。500社以上も落ちている人を、DAIさんは周りにいらっしゃいますか?おそらくいないと思います。500社落ちているのは、それなりの理由があり、言葉を少しきつめにいうと、先ほどの話で言うとDランクの人にカテゴライズされてしまいます。

 

 

DAI:はい。

 

 

A :しかし、そのエージェントの方は、彼のために必死に求人票を探して彼に提案をしてきた。これは、もう「彼とそのエージェントの相性がよかった」という風に私は思うんです。彼に30社の求人票を見せるのなら、他の何人に対しても求人票を見せる方が、採用にいたる人数、つまりはそのエージェントの成績になる可能性が高いかもしれません。しかし、そのエージェントは彼のサポートを続けた。

 

 

DAI:そこまでするエージェントはいないと。

 

 

A:自分という人間について、そして自分という人間が今後どうなっていきたいかを話し、それに対して、圧倒的な当事者意識を持ってくれる方がエージェントであれば、きっと良い転職活動ができると思います。色々と最初の方ではドライなことを言ってしまいましたが、ウェットな、「その人がちゃんと幸せになってほしい」という気持ちで伴走してくれるエージェントと出会うことはとても大切だと思います。

だからこそ、「エージェントは使えない」と評価する前に、何人ものエージェントに出会い、「この人となら一緒に頑張りたい」と思えるようなエージェントと一緒に転職活動をすることもとても重要だと思います。

そして、冒頭に戻りますが、そんな風にして本気で自分と向かい合ってくれるエージェントと出会った時、「きちんと自己整理が自分はできているか」と自分に問いかけて欲しいのです。しっかりと自分の人生を整理してからの方が、本気で向かい合ってくれるエージェントはもっと求職者のために寄り添った求人票の紹介ができます。

 

 

DAI:なるほど。ありがとうございました。

 

 

最後に

今回の記事は、「転職エージェントは使えない」というテーマでしたが、

  • きちんと自己整理をした上で、転職エージェントを利用すること
  • 自分と相性が合うエージェントと一緒に転職活動をすること

の2つが重要だという内容でした。

この記事の読者のみなさんのより良いキャリアアップのためにも、ぜひ「自己整理」から始めてみてください。

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