Pythonが学べるスクールおすすめ厳選9選 【体験談あり】
人工知能やビッグデータの技術で人気のプログラミング言語・Python。
Pythonは、JavaScriptやJava、PHPなどのプログラミング言語などと並ぶほど世界的にもよく利用されているプログラミング言語です。
近年では、Pythonのプログラミング言語の需要は非常に高いです。
Pythonは非常に汎用性が高い言語なので、さまざまな分野で使うことができます。Pythonのスキルを身に付ければ、市場価値の高いエンジニアになることができるでしょう。
独学でも習得は可能ですが、なるべく効率的にスキルを身に付けるためには、Pythonが学べるプログラミングスクールに通うのがおすすめです。
AIのスキルを身につけ就職・転職活動に活かしたい人はPython特化型スクールがおすすめ!
・AIの分野を長期に渡って完全網羅したい→キカガク
・3ヶ月でPythonを基礎から実践まで学びたい→Aidemy Premium
ビジネス教養としてPythonを学びたい人には総合型スクールがおすすめ!
・Python/機械学習の基礎を習得したい→TechAcademy
・業務効率化に興味がある→CodeCamp
・スクールはカリキュラムが体系的にまとまっており、メンターに質問もできるので、効率的に学べる
・スクールは初心者でも受講可能だが、時間の確保は必要
目次 (PRも含まれます)
Pythonが学べるプログラミングスクールの種類
Pythonを学べるスクールは、大きく2種類に分かれます。
- Python特化型スクール
→Pythonを専門的に扱うスクール。画像認識などAI技術に興味がある人におすすめ。AIエンジニアやデータサイエンティストへのキャリアチェンジを考えている人はこちらを選びましょう。 - 総合型スクール
→プログラミング全般を扱うスクール。Python特化型スクールと比べると専門性はやや劣りますが、短期間・安い料金でPythonを習得したい人におすすめです。
就職・転職を目的にスクールを選ぶなら、Python特化型スクールの方が向いています。
教養やスキルアップが目的でPythonを学ぶなら、総合型スクールがおすすめです。
それぞれの目的別におすすめのスクールを紹介していきます。
1. Python特化型スクール
Python特化型スクールは、AIや機械学習をはじめとした、AI領域に強いプログラミングスクールです。
Python特化型スクールは以下のような人におすすめです。
- Pythonの基礎知識から高いレベルの実践スキルまで学びたい
- 機械学習を学び、AIサービスを企画、開発したい
- AIエンジニア/データサイエンティストにキャリアチェンジしたい
通常のプログラミングスクールと比べると、AIや機械学習のカリキュラム・メンターのサポートが充実しており、完全なプログラミング初心者から研究者にまで幅広く対応しているのが特徴です。
・AIの分野を長期に渡って完全網羅したい
→キカガク:あのマイクロソフトが導入するほどの高品質なPythonスクール。受講者数50,000名以上。Pythonだけでなく、数学の基礎から、環境構築、AIアプリケーション開発まで一気通貫で学べます。スクール卒業も動画コンテンツは無料で見放題。自走できるAI人材を目指す人向け。
・3ヶ月でPythonを基礎から実践まで学びたい
→Aidemy Premium:Webブラウザで学べるEラーニング教材。環境構築不要なのですぐに学習をスタートできます。機械学習の理論の理解よりも、まずはPythonによる実装をしてみたい人向け。
※上記どちらも初学者でも安心して受講できるスクールです。
※無料オンライン説明会/個別相談→入会手続き→学習スタート、という流れで進みます
ランキング | 総合評価 | リンク | 期間・受講料(税込) | 評価項目 | 教育訓練給付金対象 | 受講スタイル |
①キカガク |
★★★★★(5.0) | https://www.kikagaku.ai/ | 6ヶ月:792,000円 →237,600円(給付金活用) |
メンターの質:★★★★★(5.0) 料金の安さ:★★★★★(5.0) 学べるボリューム:★★★★★(5.0) 転職支援の充実性:★★★★★(5.0) |
○ | オンライン |
②Aidemy Premium |
★★★★☆(4.0) | https://aidemy.net/grit/premium/ | 3ヶ月:528,000円 →158,400円(給付金活用) |
メンターの質:★★★★★(5.0) 料金の安さ:★★★★★(5.0) 学べるボリューム:★★★★☆(4.0) 転職支援の充実性:★★★★☆(4.0) |
○ | オンライン |
※表は左右にスクロールできます
※2022年9月時点の情報です
2. 総合型スクール
総合型スクールは、プログラミング全般を扱うスクールです。スクールには「Webデザインコース」「Javaコース」 「Unityコース」など多数のコースがあり、その中でPythonやAIを学べるコースを受講できます。
料金が安く、短期間でPythonの基礎をサクッと習得できるのが特徴です。
総合型スクールは以下のような人におすすめです。
- 短期集中でPython・機械学習の基礎を習得したい
- 教養としてAIについて知りたい
Python以外に学びたいコースがあればそちらもセットで受講することもできます。
・Python/機械学習の基礎を習得したい
→TechAcademy(Pythonコース):受講者数No.1のオンラインプログラミングスクール。短期間でPython・機械学習が学べるカリキュラムで、実務に近い機械学習プログラムを開発することがゴール。
・業務効率化に興味がある
→CodeCamp(Pythonデータサイエンスコース):手作業だと膨大に時間がかかる処理を一瞬でこなすPython プログラムの作り方について学べます。
※上記どちらも初学者でも受講できるスクールです。
ランキング | 総合評価 | リンク | 期間・受講料(税込) | 評価項目 | 教育訓練給付金対象 | 受講スタイル |
①TechAcademy |
★★★★★(5.0) | https://techacademy.jp/ | 4週間:174,000円 8週間:229,000円 12週間:284,000円 ※学割あり |
メンターの質:★★★★☆(4.0) 料金の安さ:★★★★★(5.0) 学べるボリューム:★★★★☆(4.0) 挫折しにくい:★★★★★(5.0) |
– | オンライン |
②CodeCamp |
★★★★☆(4.0) | https://codecamp.jp/ | 2ヶ月: 受講料金165,000円 入会金33,000円 |
メンターの質:★★★★☆(4.0) 料金の安さ:★★★★☆(4.0) 学べるボリューム:★★★★☆(4.0) 挫折しにくい:★★★★☆(4.0) |
– | オンライン |
※表は左右にスクロールできます
※最新の情報はオンライン説明会にて問い合わせてください
Pythonが学べるおすすめプログラミングスクール
ここからは、Pythonが学べるプログラミングスクールの各社を詳しく紹介します。
各スクールの最新情報は、無料オンライン説明会(相談会)に申し込むと、スクールに関する説明や質疑応答をZoom等で受けられます(カリキュラム内容・サポート体制・料金など)。
キカガク(Python特化型スクール)
キカガク公式:
https://www.kikagaku.ai/
キカガクの総合評価 | ★★★★★(5.0) |
メンターの質 | ★★★★★(5.0) |
料金の安さ | ★★★★★(5.0) |
学べるボリューム | ★★★★★(5.0) |
転職支援の充実性 | ★★★★★(5.0) |
期間・受講料 | 6ヶ月:792,000円 →237,600円(給付金活用) |
教育訓練給付金制度 | ○ |
受講スタイル | オンライン |
・受講者数50,000名以上!動画学習プラットホーム
・学べるコースが豊富で、数学の基礎から、環境構築、AIアプリケーション開発まで一気通貫で学べる
・受講生になればキカガクのコンテンツはすべて無料で見放題(卒業後も)
・最終的にはオリジナルのアプリケーションを開発!
・転職サービスdodaと連携し、AIエンジニア・データサイエンティストに特化した転職支援サービスを実施
キカガクは、画像/自然言語のAIモデル構築や、AI搭載のWebアプリケーションを最短最速で学べるPython特化型プログラミングスクールです。
2017年のスタートから、これまで50,000人以上が受講しており、AI・機械学習領域では最高評価を得ています。
Pythonだけでなく、数学の基礎から、環境構築、AIアプリケーション開発まで一気通貫で学ぶことができ、幅広い技術と高い問題解決能力を培うことができます。
無料オンライン説明会あり
キカガクが良さそうと思った方は、無料のオンライン説明会に申し込んでみましょう。
カリキュラム内容・サポート体制・給付金還付の条件など、キカガクに関する説明や質疑応答をZoomで受けることができます。
Aidemy Premium(Python特化型スクール)
Aidemy公式:
https://aidemy.net/grit/premium/
Aidemyの総合評価 | ★★★★★(5.0) |
メンターの質 | ★★★★★(5.0) |
料金の安さ | ★★★★★(5.0) |
学べるボリューム | ★★★★☆(4.0) |
転職支援の充実性 | ★★★★☆(4.0) |
期間・受講料 | 3ヶ月:528,000円 →158,400円(給付金活用) |
教育訓練給付金制度 | ○ |
受講スタイル | オンライン |
・Aidemy Premium Planは初心者からはじめられるPython特化型プログラミングスクール
・「未経験でも3ヶ月でAIを使いこなせる人材へ」がキャッチコピー
・環境構築なしで学習スタートできる
・理論よりも実践を重要視したカリキュラム
・東大の人工知能の権威、加藤教授が学習コンテンツを監修している
・Aidemy Premium Planの教材が、大手上場企業でPythonなどを活用したAIプロジェクトを回すために利用されている(infocom, dip, Minoriソリューションズ等)
・8日間全額返金保証あり
Aidemy Premiumは、AIを基礎から学ぶPython特化型プログラミングスクールです。
受講生の86%がプログラミング未経験の方で、初心者にもおすすめであることがPRされています。
プログラミングの勉強を始めるときに厄介なのが環境構築で、環境構築が難しくてコードを書き始める前に挫折した方は非常に多いです。
Aidemy Premiumならブラウザ上ですぐにコードを書き始められるので環境構築が不要です。(別のオンライン学習サービスProgateとここはよく似ていますね)
カリキュラムも、理論より実践重視で、難しい数学の知識や理論もできるだけ直感的に理解できるような教材です。
無料オンライン個別相談あり
Aidemy Premiumでは AI やデータサイエンスについて理解を深めたり、キャリア相談ができたりする無料のオンライン個別相談が実施されています。
受講後に満足できなければ、受講後8日以内の申し出で全額返金が可能です。
.PRO(Python特化型スクール)
画像は.PRO公式サイトより引用:https://dotpro.net/
学習言語 | Python |
受講場所 | 対面式 ※週1回3時間の対面講義(毎週土曜日に開講中) |
所在地 | 東京都渋谷区道玄坂1-22-12 和孝渋谷ビル3F |
学習期間 | 6ヶ月 |
講師 | 現役エンジニア |
主なサポート | ・講義時間外のチャットサポート ・学習進捗の管理 ・ポートフォリオ作成 ・就・転職キャリア相談 |
料金 | リスキリングコース: 228,000円(税込) |
全額返金保証 | なし |
転職サポート | あり |
.PROは株式会社D-ing (D-ing Inc,)が運営するプログラミングスクールです。
.PROの大きな特徴として以下の2つがあります。
- 非エンジニア向けのスクールである
- 対面講義がある
.PROは非エンジニアの方々のリスキリングをサポートしてくれるスクールです。
特にChatGPTや生成AIといった技術と関連性の高いPythonの習得を目的としており、一人ひとり合わせたカリキュラムを作成してくれます。
転職サポートもついているので、エンジニアとしての転職を目指すのもOKですが、どちらかというと、スキルを身につけてキャリアアップしたり、社内評価を上げたりしたい人に向いているスクールです。
そして、多くのプログラミングスクールがオンライン講義をメインとする中、.PROでは対面講義をメインに運営しています。
TechAcademy(総合型スクール)
TechAcademy公式サイト:
https://techacademy.jp/course/python
TechAcademyの総合評価 | ★★★★★(5.0) |
メンターの質 | ★★★★☆(4.0) |
料金の安さ | ★★★★★(5.0) |
学べるボリューム | ★★★★☆(4.0) |
挫折しにくい | ★★★★★(5.0) |
期間・受講料 | 4週間:174,000円 8週間:229,000円 12週間:284,000円 ※学割あり |
教育訓練給付金制度 | ○ |
受講スタイル | オンライン |
・受講者数No.1のオンラインプログラミングスクール
・最短4週間で学べるので短期集中でスキルを習得したい人におすすめ
・単体コースの他にコースを合わせたセットプランもあり
・機械学習の基礎を学べる
TechAcademyは、最短4週間でスキルを習得できるオンライン完結の総合型スクールです。
幅広いコースが用意されており、Pythonの基礎を学びたい場合は「Pythonコース」がおすすめです。
機械学習の基礎はすでに身についている中級者向けに「AIコース」と「データイサイエンスコース」もあります。
受講者のニーズに応じて様々なコースが用意されており、コースをセットで受講すると割安にもなるので、幅広くプログラミングを学びたい人にはTechAcademyが向いています。
CodeCamp(総合型スクール)
公式サイト:CodeCamp
CodeCampの総合評価 | ★★★☆☆(3.0) |
講師の質 | ★★★★☆(4.0) |
料金 | ★★★★★(5.0) |
転職サポート | ★★★☆☆(3.0) |
期間・受講料 | 2ヶ月: 受講料金165,000円 入会金33,000円 ※最新の料金情報はオンライン説明会にて問い合わせてください |
ポートフォリオ作成支援 | ○ |
受講形態 | オンライン |
スクールの種類 | 総合型スクール |
スクールの強み | 3ヶ月間の短期集中でもPythonを本格的に学べる |
CodeCampは、完全オンライン(自宅学習型)・マンツーマンレッスン型のプログラミングスクールです。
CodeCampの特徴
CodeCampも、特にPythonに特化しているスクールというわけではなく、プログラミング基礎知識やWebデザインなど、さまざまな領域を勉強できるスクールです。
「Pythonデータサイエンスコース」ではデータ処理による業務効率化やAIの自動学習について一から学習できます。
CodeCampの料金
受講可能期間は2ヶ月で、料金は入学金と合わせて198,000円(税込)です。
CodeCampの評判・口コミ
特に、自分で質問する相手を選ぶことができるのはCodeCampの大きな魅力です。色々なキャリアの人に、ビデオチャットで相談することができるため、技術以外にもキャリア、仕事やスキルの将来性など、色々な話が聞けます。
CodeCampのメリット・デメリット
メリット
- プロの教師の方がビデオ通話でマンツーマン授業をしてくれる
- 教材の質が高い
デメリット
- 自分のペースでどんどん教材を進めていきたい人にはあまり向かない
なので、CodeCampは以下のような人におすすめです。
- マンツーマンでじっくりと教えてもらいたい人
- 質の高い授業を比較的安い料金で受けたい人
【番外編】Python関連でおすすめのスクール
DIVE INTO CODE(月額制の学習サイト)
Dive Into Code公式サイト
Dive Into Codeの総合評価 | ★★★★☆(4.0) |
講師の質 | ★★★☆☆(4.0) |
料金 | ★★★★☆(5.0) |
転職サポート | ★★★★★(4.0) |
期間・受講料 | 4ヶ月:647,800円 →197,800円(給付金活用) ※4ヶ月の学習期間後、10ヶ月の転職サポート付き ※最新の料金情報はオンライン説明会にて問い合わせてください |
ポートフォリオ作成支援 | ○ |
受講形態 | オンライン |
スクールの種類 | Python特化型スクール |
スクールの強み | 3ヶ月間の短期集中でもPythonを本格的に学べる |
Dive Into Codeは、本気でWebエンジニアを目指す人向けのカリキュラムを提供するスクールです。
そんなDive Into Codeが運営する月額制のサービス「DIVER Learnings」には、「機械学習エンジニアコース」があります。
学習期間などは特に決まっていませんが、課題の評価や質問投稿ができます。「自分のペースで独学したい」という人におすすめです。
コース名 | 機械学習エンジニアコース |
サポート内容 | ・全てのテキスト閲覧 ・課題評価 ・質問投稿 ・学習日記 ・コミュニティ参加 |
料金 | 月額¥4,980(税込) |
ポテパンキャンプ(Webアプリ開発向け)
主な学習言語 | HTML,CSS,JavaScript,Ruby, Ruby on Rails |
受講場所 | 完全オンライン |
期間 | 5ヶ月間(20週間) |
講師 | 現役エンジニア |
主なサポート | ・チャットサポート ・スタートサポート ・オリジナルアプリの開発支援 ・自社開発企業への転職支援 |
コース・料金 | Railsキャリアコース ¥ 440,000(税込) |
転職紹介 | 自社開発企業を紹介 |
Pythonを使った機械学習というよりはWebアプリをがっつり学びたいという人には、個人的にはRubyを勉強することをおすすめしています。
理由は2つあります。
- 日本のスタートアップではRubyを採用している企業が多い
- 日本でもRubyユーザーは多く、日本語の情報も多いため学習しやすい
Webアプリ開発のためにRubyを勉強できるスクールは、ポテパンキャンプがおすすめです!
ポテパンキャンプの良いところは、挙げるときりがないのですが、絞ると以下の3点です!
- ポテパン卒だと転職先で「即戦力扱い」されるレベルの教育の質
- エンジニアとしてキャリアを伸ばすのには欠かせない「自社開発企業」のみを紹介
- 圧倒的に良心的な価格!
①ポテパン卒だと転職先で「即戦力扱い」されるレベルの教育の質
まず、ポテパンキャンプは、プログラミングスクールの中で最高レベルの教育の質です。
僕自身、すでに10社以上プログラミングスクールを取材していますが、正直どのスクールに行っても「即戦力」には程遠いんですよね。
「入社した会社よりもポテパンキャンプの方が厳しかったので成長できた」と現役エンジニアに言わせるほどです。
僕が実際に卒業生にインタビューした方の中にはフリーランスエンジニアにすぐ独立して、すごい高給取りになっている人もいました。
②エンジニアとしてキャリアを伸ばすのには欠かせない「自社開発企業」のみを紹介
また、ほかのプログラミングスクールって、自社開発の企業をなかなか紹介してくれないんですよね。
転職ハードルが非常に高いからです。
でも、ポテパンキャンプは「完全に自社開発企業しか紹介しない!」というスタンスでやっています。
圧倒的に良心的な価格!
エンジニア転職まで検討しているなら、圧倒的に費用対効果のよいスクールがポテパンキャンプです。
デメリットとしては、やる気がない人は面接で落ちるところです。
だから、やる気がなかったり、どうしても年齢が上すぎる人は紹介できないんですよ。
ですので、普通に面接で落ちることもあります。
逆に言うと、ちゃんとやり切れる人であれば、実務に近い環境でプログラミングスキルを身に付け、転職まで成功することができます。
「本気で転職したい!」という人には圧倒的におすすめなプログラミングスクールです。
ということで、ポテパンキャンプの評価です。
サポートの質 | ★★★★★(5.0) |
講師の質 | ★★★★☆(4.0) |
カリキュラムのレベル | ★★★★★(5.0) |
転職支援の質 | ★★★★★(5.0) |
価格の安さ | ★★★☆☆(3.0) |
総合点 | ★★★★☆(4.2) |
スタアカ(データサイエンス特化型スクール)
画像は公式サイトより引用:https://toukei-lab.com/achademy/
主な学習言語 | Python、SQL |
受講場所 | オンライン学習 |
期間 | ・ライトプラン 月額制 ・プレミアムプラン 3ヶ月間 ・オーダーメイドプラン 8ヶ月間 |
メンター | 現役データサイエンティスト |
主なサポート | ・フォーラム質問し放題(プレミアムプラン/オーダーメイドプラン限定) ・30分の 1 on 1を8回分(プレミアムプラン/オーダーメイドプラン限定) ・専用コミュニティへの参加(プレミアムプラン/オーダーメイドプラン限定) ・オーダメイドの学習(オーダーメイドプラン限定) |
コース・料金 | ・ライトプラン 月額980円 ・プレミアムプラン 89,800円/3ヶ月間 ・オーダーメイドプラン 298,000円/8ヶ月間 |
公式サイトより引用:https://toukei-lab.com/achademy/
スタアカはAI/データサイエンスに特化したプログラミングスクールです。
スタアカの「ライトプラン」は月額980円で全12コース受講し放題で、業界最安レベルのプランです。
ただし、メンターへの質問ができないため「ある程度自分で学習を進められる人で学習コストを抑えて学習したい人」におすすめです。
また、スタアカが提供する全12コースの中に「Python基礎」コースがあります。
このコースでは以下のレッスンを学習して、Pythonの基礎を身に付けることができます。
- Pythonの特徴と出来ること
- Pythonの環境構築
- Pythonの変数と型を学ぶ
- 演算子の種類
- list型(リスト)
- 関数
- for文 繰り返し文
- if文 条件分岐
- dict型(辞書)
- print文
- 文字列の操作(split, join, replace)
また、どのプランで入会をしてもPython以外のコースも全て受講し放題のため、SQLや機械学習などの他の需要が高いスキルも並行して学習したい人にもおすすめです。
DMM WEBCAMP(未経験者向けスクール)
画像は公式サイトより引用:https://web-camp.io/
主な学習言語 | Python |
受講場所 | オンライン学習 |
期間 | 4〜16週間 |
メンター | 現役エンジニア |
主なサポート | ・マンツーマンのメンタリング ・毎日できる質問 | 課題レビューサポート ・学習進捗の見える化 |
コース・料金 | ・4週間プラン:169,800(税込)※補助金適用の場合:61,746(税込) ・8週間プラン:224,800(税込)※補助金適用の場合:81,746(税込) ・12週間プラン:279,800(税込)※補助金適用の場合:101,746(税込) ・16週間プラン:334,800(税込)※補助金適用の場合:121,746(税込) |
公式サイトより引用:https://web-camp.io/
DMM WEBCAMPのPythonコースは、AIの基礎から機械学習を学習し、特徴量作成・モデル構築・精度評価まで実践できるコースです。
実際に以下の機械学習プログラムを開発するので、実務に近い形で技術を学べます。
- タイタニックの乗客データから生存者を予測
- レンタサイクルの利用者予測
- 花の種類を分類
またコース内で学習できる主なカリキュラムは以下の通りです。
- Python
- Pandas
- Numpy
- 機械学習(教師あり/教師なし)
- matplotlib/seaborn
- AI/データサイエンスの知識、概念の理解
1回25分、週に2回の定期メンタリングや、現役エンジニアに毎日質問できるサポートも提供されているので、初心者の方でも安心です。
AI/データサイエンスの知見を身につけて現在の業務で活かしたい方や、将来的に就職・転職を検討している方には利用をおすすめします。
Pythonが学べるプログラミングスクールを選ぶ際のポイント
Pythonを学べるスクールを選ぶうえで、気を付けておくべきことがあります。
それは、以下の4点です。
- 学習できる内容が自分の目的に合っているか
- 転職サポートの内容・実績
- オリジナルアプリ等(ポートフォリオ)の作成支援
- 事前に無料体験ができるか
ここからは、それぞれの項目の重要性について解説していきます。また、この記事で紹介しているスクールをそれぞれの基準に照らし合わせて比較してみましたので、ぜひ参考にしてください。
(スクール名をクリックすると公式サイトに移動できます。)
内容 | 転職サポート | ポートフォリオ 作成支援 |
事前の体験 | ||
キカガク | AI、Python特化 | 大手転職サービスdodaと連携 | ◯ | カウンセリング | |
Aidemy Premium Plan |
AI、Python特化 | キャリアカウンセリング (現役AIエンジニア等在籍) 希望に沿った教材選び |
◯ | カウンセリング | |
TechAcademy | 総合型※ | 受講生向け転職サービスあり 個別オンライン相談 |
◯ | 無料体験あり | |
CodeCamp | 総合型※ | 未対応(※1) | – | カウンセリング |
※ Python, AI以外のコースも対応。浅く広く学びたい人向け
※1 「Python データサイエンスコース」の場合
学習できる内容が自分の目的に合っているか
Pythonを何のために学びたいかによって、スクールの選び方は変わってきます。
- データ分析やAIなどの自動化技術を学びたい→Python・AIに特化したプログラミングスクールを選ぶ
- Webエンジニアに転職したい、アプリを作りたい→エンジニア転職型のプログラミングスクールを選ぶ
上記のうち、アプリ制作やエンジニア転職が目的の場合、python以外の言語でも目的は達成できます。
プログラミング言語の使用例
- データ分析/機械学習などを利用したい:Python, Rなど
- Webアプリを作りたい:Ruby, PHPなど
- スマホアプリを作りたい:JavaやSwiftなど
つまり、アプリを開発したいだけであれば、必ずしもPythonにこだわる必要はありません。まずは、自分がなぜpythonを学びたいのか考えてみましょう。
AIや自動化ツール作成などをやってみたい場合、キカガクや Aidemy Premium PlanのようなPythonの学習に特化したプログラミングスクールを選ぶことをおすすめします。
教室ごとに環境も違うので、自分のやりたいことにあったスクールを選択するようにしましょう。
転職サポートの内容・実績
プログラミングを学んだ後にエンジニアへの転職を考えているなら、スクールの就職支援サポートの内容・実績も見ておくといいでしょう。
スクールによっては、プログラミング学習のみに特化した教室や、就職の内定まで手厚いサポートのあるスクールもあります。
また、過去に就職支援の実績があるかどうかも公式サイトを見て確認しておきましょう。
また、今後エンジニアとして活躍していきたいなら、IT業界やエンジニアに関する最新情報は常に把握しておくことが大切です。
そのため、スクールに在籍する講師が現役エンジニアかどうかもチェックしておくといいでしょう。
また、エンジニアの中にも様々な職種があるので、どんなエンジニアになりたいのかも明確にしておくといいでしょう。
開発系エンジニア |
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インフラ系エンジニア |
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営業系エンジニア |
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オリジナルアプリ等の作成支援
将来的にエンジニアへの転職を考えている場合、実務未経験者であっても何かしら技術力をアピールする必要があります。技術力をアピールするには、自分が開発や運用を担当したアプリやサービス(「ポートフォリオ」と呼びます)を準備しなければなりません。
自作のアプリを自分の力だけで作るのは至難の業です。また、質の高いポートフォリオを用意するには、エンジニア経験者からのアドバイスも欠かせません。
転職を目的にプログラミングスクールを選ぶ場合は、ポートフォリオの作成支援があるかどうかまでチェックしましょう。
事前に無料体験ができるか
プログラミングスクールは、会社によって先生の教え方・フォロー体制・雰囲気がかなり異なります。
例えば、
- 丁寧なフォローよりも生徒の自主性を重視して、あまり介入しないスクール
- こちらから質問をする前に、細かくフォローしてくれるスクール
- 生徒同士の交流が多いスクール
など、スクールごとに方針が違います。そのため、自分の性に合っていると思える環境選びが大切です。
事前に体験せずに通い始めて「思っていたのと全然違う」と後悔するケースもあります。スクールとの相性は入念にチェックしておきましょう!
無料体験の代わりに、無料の相談会や個別カウンセリングを実施するスクールもあります。
直接スクール担当の方と話してスクールの雰囲気を感じ取れることもあるので、興味があったら一度話を聞いてみましょう。
Pythonが人気のある理由とは?
次にPythonを学ぶメリットについて解説します。
今Pythonを学ぶ理由は以下です。
- IT人材が不足している
- Pythonはプログラミング言語の中でも特にシェア率&需要が高い
- 汎用性が高く様々な分野で使うことができる
- 経験豊富なPythonエンジニアは年収が高い
順に解説していきます。
IT人材が不足している
まずはこちらのグラフをご覧ください。
IT人材の不足に関するグラフですが、2030年には多くて約79万人ものIT人材が不足すると予測されています。
なので非常にIT人材の需要が高まっています。
Pythonはプログラミング言語の中でも特にシェア率&需要が高い
Pythonは数あるプログラミング言語の中でも需要と人気の高い言語です。
引用:TIOBE
こちらはTIOBEという海外の調査機関が行った調査結果です。
2021年の調査結果では人気度が1位となっています。
またPythonは需要も高いのが特徴です。
以下のグラフをご覧ください。
引用:TIOBE
徐々にPythonの需要が増え続けています。
Pythonには様々なフレームワークが追加されており、作業効率は非常に高いです。
汎用性が高く様々な分野で使うことができる
Pythonは非常に汎用性が高い言語です。
Pythonが使われているサイトは以下のものが挙げられます。
- YouTube
- Dropbox
有名な企業やサイトのシステムにも使われています。
またWebアプリだけでなく画像解析やインターネット上での情報収集なども挙げられます。
上記のようにPythonを学ぶことはプログラマーになるだけでなく、自分の普段の行動を簡略化することも出来るようになります。
最近では、顔認識システム、文字情報の識別やがん検診などにまで広く導入され、Pythonを扱う技術者の需要はますます高まっていくでしょう。
経験豊富なPythonエンジニアは年収が高い
Pythonを使って開発案件に携われるエンジニアの平均年収には、経験によって幅があります。
実務未経験 | 20万〜30万/月程度 |
実務経験3年以上 | 50万〜60万/月程度 |
実務経験5年以上 | 60万〜/月程度 |
DAINOTE調べ
よって、初心者の人がPythonを習得してすぐに就職した場合、一般的な会社員程度の収入からのスタートになると考えられます。
実務経験5年を超えてくると、スキルによっては年収1,000万円超えも夢ではありません。
他の言語とPythonを比べたデータとして、ビズリーチ社による2018年の調査(『プログラミング言語別平均年収ランキング』)を紹介しておきます。
言語 | 年収中央値(万円) | 最大提示年収(万円) | 求人数(件) | |
1位 | Go | 600 | 1,600 | 2,202 |
2位 | Scala | 600 | 1,300 | 1,489 |
3位 | Python | 575.1 | 1,499 | 9,344 |
4位 | Kotlin | 575 | 1,200 | 961 |
5位 | TypeScript | 575 | 1,200 | 667 |
6位 | R | 574.8 | 1,000 | 220 |
7位 | Ruby | 550 | 1,200 | 11,676 |
8位 | Swift | 550 | 1,200 | 3,353 |
9位 | Perl | 525 | 1,200 | 4,509 |
10位 | C | 525 | 1,000 | 9,347 |
3位の「Python」と6位の「R」は、研究機関の研究者やデータサイエンティストによく利用されており、機械学習や統計分析の活用が進むなか、さらに需要が高まると見られます。また、「Python」の求人数は昨年比で1.7倍に増加しています。
(出典:https://www.bizreach.co.jp/pressroom/pressrelease/2018/0807.html)
2018年時点の調査では、Pythonは稼げるプログラミング言語として第3位にランクインしているというわけです。
- YouTube
- Dropbox
- Pepper(ソフトバンクのヒューマノイドロボット)
僕たちが日常的に使っている・目にしているサービスには、Pythonの技術が生かされているものがどんどん増えてきているのです。
Pythonやプログラミングスクールに関するよくある質問
ここでは、Pythonおよびプログラミングスクールに関してよくある質問と、その回答を紹介します。
Pythonは独学でも習得できる?
私も独学で学習していましたが、オリジナルアプリやデータベースのやりとりなど、目に見えない領域を扱う際に、どうしても一人で解決できないエラーに遭遇します。
僕も実際に独学で学んでみましたが、このようなことで悩んでいました。
- エラーの解決方法が全く分からず、3日間悩んでしまう
- 目標を達成するために、何を勉強すべきか全くわからなくなる
- いくら調べて勉強しても、具体的なサイトやアプリが作れる気がしない…
僕の場合は、プログラミングスクールを経営している友達がいたので、彼に途中からメンターに対応してもらったのですが、かなり学習効率が上がりました。
- 3日間悩んでいたことが、30秒で解決できるようになった
- Webサイトを作るところから逆算して何を学べばいいかわかるから、やる気が上がった
- エラーも自己解決できるような、学習方法が学べたので、学習効率が上がった
一気に効率的に学習できるようになり上達しました。
Pythonが学べるスクールは初心者でも受講できる?
スクール卒業生や現受講生のほとんどがプログラミング未経験からスタートしています。
今回紹介したスクールの公式サイトを見ても「初心者OK!」と書いてあります。
ただしPythonやAI技術を集中的かつ効率よく学ぶためには、ある程度の学習時間を確保しておくことがおすすめです。
Pythonを使えばどんなことができる?
Pythonでできることは数多くあります。
- 機械学習を使った人工知能の開発
- Pythonでスクレイピングという技術で、自動でネット上のデータを取得することができる
- PythonでAPIという技術を利用すれば、普通だと取得できない他人のツイッターのデータを取得して分析することができる
- データの加工をエクセルより簡単にすることができる
- データ分析ができる
- ビッグデータの抽出やその分析
- AIのライブラリが最先端である
- Webアプリを作ることができる
実際、Pythonは使えるようになると本当便利なんですよね。
よく言われる、Pythonで業務の自動化をする!なども、データ取得の自動化やWebアプリを作ることで解決されていたりします。
Pythonを学ぶと具体的にできるようになることに関しては、Pythonを学び始めると段々と分かってくるかと思います。
【まとめ】Pythonが学べるおすすめのプログラミングスクール
本記事では、Pythonが学べるスクールを2種類に分けて紹介をしました。
最後にもう一度おすすめのスクールをまとめておきます。
AIのスキルを身につけ就職・転職活動に活かしたい人はPython特化型スクールから選びましょう。
・AIの分野を長期に渡って完全網羅したい
→キカガク:あのマイクロソフトが導入するほどの高品質なPythonスクール。受講者数50,000名以上。Pythonだけでなく、数学の基礎から、環境構築、AIアプリケーション開発まで一気通貫で学べます。スクール卒業も動画コンテンツは無料で見放題。自走できるAI人材を目指す人向け。
・3ヶ月でPythonを基礎から実践まで学びたい
→Aidemy Premium Plan:初心者にやさしい。Webブラウザで学べるEラーニング教材。環境構築不要なのですぐに学習をスタートできます。機械学習の理論の理解よりも、まずはPythonによる実装をしてみたい人向け。
まずは気軽に、ビジネス教養としてPythonを学びたい人は総合型スクールを選びましょう。
・Python/機械学習の基礎を習得したい
→TechAcademy(Pythonコース):受講者数No.1のオンラインプログラミングスクール。短期間でPython・機械学習が学べるカリキュラムで、実務に近い機械学習プログラムを開発することがゴール。
・業務効率化に興味がある
→CodeCamp(Pythonデータサイエンスコース):手作業だと膨大に時間がかかる処理を一瞬でこなすPython プログラムの作り方について学べます。
ネットの情報を調べると、プログラミングスクールには良い評判も悪い評判も寄せられています。
スクールの評判を参考にするのも大切ですが、気になる教室はどんどん参加してみるのがおすすめです。
オンライン説明会(相談会)を常時開催してくれてますし、そこで微妙だったら入会しなくても全然OKです。
プログラミングスクールは安くない買い物だからこそ、慎重に選びましょう。