クラウドエンジニアのフリーランスになるには?必要なスキルや単価相場などを解説
案件数が豊富&高単価なフリーランスエージェント
【第2位】ITプロパートナーズ(公式サイト:https://itpropartners.com/)
週2、3日勤務の案件が豊富。仕事を小さく始めたい人におすすめ
【第3位】ミッドワークス(公式サイト:https://mid-works.com/)
保証が正社員並みに手厚いフリーランスエージェント
【第4位】ギークスジョブ(公式サイト:https://geechs-job.com/)
保証が正社員並みに手厚いフリーランスエージェント
この記事にたどり着いたあなたは、クラウドエンジニアとして独立したいと思っているはず。
フリーランスは場所や時間に縛られず、自由に生活しているイメージがありますよね。
ただ個人で仕事をすることに、漠然とした不安を抱えている人も多いでしょう。
結論、フリーランスのクラウドエンジニアは需要が高く、稼ぎやすい働き方です。
クラウドエンジニアとして独立して、あなたの理想の生活を実現しましょう!
目次 (PRも含まれます)
フリーランスのクラウドエンジニアの収入目安
エージェントサイト「レバテックフリーランス」によると、レバテックフリーランスに登録しているクラウドエンジニアの年収相場は以下です。
平均年収 | 912万円 |
最高年収 | 1,500万円 |
最低年収 | 396万円 |
引用:https://freelance.levtech.jp/guide/detail/1366/(※2022年9月2日時点)
レバテックフリーランスの案件は、クラウドエンジニアとしての実務経験が2〜3年以上の人が対象です。
フリーランスクラウドエンジニアの仕事内容・案件の特徴
フリーランスのクラウドエンジニアの仕事内容・案件の特徴は、大きく5つに分けられます。
- 現在はリモートより常駐案件がメイン
- サーバーの構築・保守運用
- オンプレミスからクラウドへの移行
- ネットワークの構築・保守運用
- データベースの構築・保守運用
現在はリモートより常駐案件がメイン
2022年9月現在、クラウドエンジニアの案件は常駐案件がメインです。
ただし、リモートOKであっても週に1、2日のみの一部リモートがほとんどです。
実際にフルリモート案件は少なく、やはりオフィス出勤が求められるため、フリーランスであっても東京で生活をする方が、案件が豊富なのでおすすめですよ。
サーバーの構築・保守運用
「AWS」「Azure」などのクラウドサービスを使い、インターネット上にサービスの動作環境を構築する仕事です。
サーバー構築の業務は、以下の3段階に分かれています。
- 要件定義
- 構築
- 保守運用
サーバーに限らず、クラウドの仕事は作って終わりではなく、リリース後のメンテナンスも欠かせません。
そのためクラウドエンジニアの仕事は、長期案件(3ヶ月〜)がメインです。
オンプレミスからクラウドへの移行
クラウドサービスが登場する前、企業は自社内に独自のサーバー機器を用意してインフラを管理していました。
この形式を「オンプレミス」と呼びます。
ただ移行するだけでなく、クラウドの強みを最大限活かせるようにサーバーをカスタマイズする必要があるでしょう。
ネットワークの構築・保守運用
クラウドエンジニアの対応業務は、ネットワークエンジニアと被っている部分があります。
情報を安全かつ適切に送受信するためには、エンジニアによるネットワーク構築が欠かせません。
特に企業のインフラには外部に晒せない情報資産がたくさんあるため、エンジニアに求められるスキルは高くなります。
データベースの構築・保守運用
データベースの構築・管理を行う案件もあります。
基本的なSQLの書き方を身につけておきましょう。
フリーランスクラウドエンジニアにおすすめのエージェント
フリーランスのクラウドエンジニアは、フリーランスエージェントを使って案件を探すのがおすすめです。
なぜならエージェントは、フリーランスの生活やキャリアを手厚くサポートしてくれるから。
- あなたに合った案件を継続的に紹介
- 確定申告やキャリア構築をサポート
- 企業とのやりとりを仲介してトラブルを防止
それぞれ特徴が異なるので、自分の希望に合ったものを選ぶようにしましょう。
案件数が豊富&高単価なフリーランスエージェント
【第2位】ITプロパートナーズ(公式サイト:https://itpropartners.com/)
週2、3日勤務の案件が豊富。仕事を小さく始めたい人におすすめ
【第3位】ミッドワークス(公式サイト:https://mid-works.com/)
保証が正社員並みに手厚いフリーランスエージェント
【第4位】ギークスジョブ(公式サイト:https://geechs-job.com/)
保証が正社員並みに手厚いフリーランスエージェント
レバテックフリーランス
公式サイト:https://freelance.levtech.jp/
案件数 | 41,191件 |
最低稼働日数 | 週2・3日~ |
主な求人職種 | エンジニア |
公式サイト | https://freelance.levtech.jp/ |
2022年9月2日時点。引用:https://freelance.levtech.jp/
レバテックフリーランスは、レバテック株式会社が運営しているフリーランスエンジニア向けのエージェントです。
案件の数も豊富で、無料登録すると見られる非公開案件の中には魅力的な穴場案件が数多く眠っています。
レバテックフリーランスの大きな魅力は、以下の3つです。
- 業界最高水準の案件単価
- エンジニア業界に精通したエージェントが案件サポートをしてくれる
- 案件数が多い
①業界最高水準の案件単価
特に目を見張るのは、業界最高水準の案件単価です。
AWSの平均単価は76万円、最高単価は165万円でした。
※2022年9月2日時点。引用:https://freelance.levtech.jp/
②キャリアコンサルタントの質が高い
※2022年9月2日時点。引用:https://freelance.levtech.jp/
レバレジーズのノウハウが共有されているので、エンジニア業界に精通したエージェントがサポートしてくれます。
また、誰がどの案件のサポートしたかも一目瞭然なので、安心して相談することができます。
③求人数が多い
2022年8月27日現在の求人数では、エンジニアの案件が比較的多めになっています。
エンジニア | 12,813件 |
インフラエンジニア | 6,458件 |
プロジェクトマネージャー | 2,510件 |
PMO | 1,391件 |
ネットワークエンジニア | 1,521件 |
フロントエンドエンジニア | 1,423件 |
2022年9月2日現在、「AWS」で検索すると4,169件の案件がヒットしました。
レバテックフリーランスの案件例
月額単価 750,000円/月 職務内容 ・クラウドタレントプール開発支援に携わっていただきます。
・主にパブリッククラウドを利用したインフラ構築の支援を行っていただきます。
-パブリッククラウド(AWS,GoogleCloud,Azure)を利用したインフラ要件定義や構築求めるスキル ・AWSやAzureなどのクラウドサービスを用いた実務経験3年以上
・IT業界の経験年数 5年以上歓迎スキル・リーダ経験案件URL 【クラウド】クラウドタレントプール開発支援の求人・案件
(2024年08月23日 現在)
ITプロパートナーズ
公式サイト:https://itpropartners.com/
2022年9月2日現在、「AWS」で検索すると290件の案件がヒットしました。
運営会社 | 株式会社Hajimari |
公開求人数 | 5,217件 |
平均単価 | – |
マージン率 | 非公開 |
対応地域 | 全国 |
働き方 | 週1~2日から稼働OK、リモートワークOKな案件が豊富 |
※2022年9月2日時点・公式ページより引用/算出(公式:https://itpropartners.com/)
ITプロパートナーズの主な特徴としては、以下の2つがあります。
- 『直請案件』だからこその高単価
- リモート、週1~2日から稼働OKの案件多数
『直請案件』だからこその高単価
ITプロパートナーズ公式サイトより引用(https://itpropartners.com/)
ITプロパートナーズで取り扱っている案件の単価は、『直請案件』が多く他のエージェントと比較しても高い傾向にあります。
※直請案件とは、間に仲介会社を挟まず、直接クライアントと契約している案件のことを指します。
正直、ほとんどのフリーランスエージェントがマージン率を公開していないため、フリーランスの取り分や単価がいいのかを事前に知ることが難しいのが現状です。
マージン率が非公開でブラックボックス化しているからこそ、過剰な報酬の中抜きが発生していないIT プロパートナーズは魅力的です。
リモート、週1~2日から稼働OKの案件多数
ITプロパートナーズ公式サイトより引用(公式:https://itpropartners.com/)
ITプロパートナーズの大きな魅力として、週1~2日から稼働OKの案件が多くあるという点があります。
実際、他のフリーランスエージェントの多くは、以下の特徴があります。
- 最低稼働日数は週3、4~からが主流
- 常駐の案件が多く、副業的にフリーランスの仕事を始めづらい
- 週1、2からでもできるエージェントは、案件数が少ない
その点、ITプロパートナーズは週1~2日から稼働OKの案件やリモートの案件が多いです。
そのため、「まずは副業的にフリーランスの仕事を始めてみたい」という方必見のエージェントとなっています。
注意:ITプロパートナーズは週1日から稼働可能な案件の紹介が可能なものの、会社員をされている方の副業は紹介できません。
ITプロパートナーズの案件例
月額単価 〜700,000円(週4日〜5日) 職務内容 ■ミッション
【募集背景】
今後2〜3年で更なる事業拡大とユーザー体験の向上を実現するために、
主力サービスのインフラリプレイスを推進しています。
技術的課題の解決に向けた取り組みでご活躍いただけるSREを募集しています。
【想定業務内容】
インフラの技術選定、設計方針の策定
- 既存プロダクト及び新規プロダクトにおけるインフラの設計、構築、運用
- システム拡張性を高めるためのシステム及びアーキテクチャの改善
- システム監視のツール選定、設計、導入、運用
- 開発プロセスの改善
【使用技術詳細】
モバイルアプリ : Dart / Flutter
フロントエンド:TypeScript / Vue 2 / Nuxt 2
バックエンド:PHP 8 / Laravel 9
データストア:PostgreSQL / Redis
インフラ:Heroku / AWS
エラー監視:Sentry
ログ管理: Papertrail
CI : GitHub Actions
バージョン管理:GitHub
コミュニケーション:Slack
メール配信 : SendGrid求めるスキル ■必須スキル:
AWS, GCP, Azure などパブリッククラウドを用いたインフラの設計構築経験
■尚可スキル:
- Docker を用いたインフラ設計構築経験
- Webアプリケーションのフロントエンドおよびバックエンドの開発・運用経験
- サーバーレスアーキテクチャを採用したインフラの設計・運用経験
■求める人物像:
わからない点はキャッチアップしつつ、開発を進めるスタンスがある方案件URL 【AWS/GoogleCloudPlatform】複数アプリの開発を支えるSREエンジニアの案件・求人
(2024年08月23日 現在)
ミッドワークス
公式サイト:https://mid-works.com/
Midworksは、IT系のフリーランス向けの案件紹介サービスです。
Midworksの大きな特徴は以下の2点です。
- 豊富な案件数
- フリーランスでも正社員並みの保証
特徴①:豊富な案件数
2022年8月31日時点の求人数ですが、エンジニアの案件が多めです。
エンジニア | 873件 |
アナリスト | 16件 |
Webディレクター | 88件 |
UI/UXデザイナー | 54件 |
※2022年8月31日時点。公式サイト(https://mid-works.com/)より算出
特徴②:フリーランスでも正社員並みの保証
Midworksは、自分に合ったスキルや要望に関連した仕事を紹介してもらうだけではなく、以下のような保証もあります。
- freeeの無料利用や弁護士の無料紹介などの「税務保障」
- 保険補助
- 交通費や書籍代を支援する「経費補助」
- ご参画中に案件と案件の間でブランクがあっても給与を保障する「給与保障制度(審査あり)」
登録&相談は無料なので、フリーランスを目指すのであればまず登録しておきましょう。
最後に、Midworksに実際に掲載されている案件の例を紹介します。
単価 | 〜1200,000円/月 |
月想定稼働時間 | 週5日 |
業務内容 | ■概要 金融系システムのAWS構築案件に携わっていただきます。 ・金融系のシステムをAWS上で構築中 ・負荷試験、性能試験、運用試験が予定されているため問題が 発生したときのAWS側のトラブルシュート |
必要スキル | ・AWSに精通している人 ・SaaS(WAF)の利用想定あるので、サポートに問い合わつつ 設定などできる方 |
歓迎スキル | ・金融業界でクラウド構築経験がある方 ・セキュリティの知見が持っている方 |
※Midworksより引用。2022年9月3日時点に掲載されていた案件のため、現在は掲載が終了している可能性があります
ギークスジョブ
公式サイト:https://geechs-job.com/
運営会社 | ギークス株式会社 |
公開求人数 | 2,671件 |
マージン率 | 非公開 |
対応地域 | 東京・神奈川・大阪・愛知・福岡 |
働き方 | 週3~、リモート案件多数 |
公式ページ:https://geechs-job.com/
※2022年9月3日時点・公式ページより引用/算出
『ギークスジョブ』は、15年以上のフリーランス支援実績をもつ大手フリーランスエージェントです。
ギークスジョブの大きな特徴は、1人のワーカーに対して3人のコンサルタントが就く点です。
- 案件紹介のコンサルタント
- 企業と交渉することに長けたコンサルタント
- アフターサービスのコンサルタント
それぞれのシーンで専門のコンサルタントがサポートしてくれるので、駆け出しフリーランスの方でも安心してフリーランスの働き方に慣れることができます。
また、ギークスジョブでは勉強会・懇親会を定期的に開催しています。
「フリーランスは孤独になりやすい」とよく言われますが、エージェントがこの様な横のつながりが作れる機会を提供してくれるのはありがたいですね。
今すぐ無料登録する(公式サイト)最後に、ギークスジョブに実際に掲載されている案件の例を紹介します。
単価 | 600,000〜800,000円/月 |
月想定稼働時間 | 週5日 |
業務内容 | ・紙のタイムレコーダーを一括管理化するクラウド上のシステム開発
・ユーザーの増加に併せてバグがでてきたので修正したり、 |
必要スキル | ・複数言語での開発経験:3年以上 ・フロント、バックエンドどちらも携わることに抵抗のない方 |
歓迎スキル | ・Node.jsでの開発経験 ・React.jsでの開発経験 |
※ギークスジョブより引用。2022年9月3日時点に掲載されていた案件のため、現在は掲載が終了している可能性があります
クラウドエンジニアのフリーランスの案件例と単価相場は?
クラウドエンジニアのフリーランスの案件にはどんな案件があって、報酬の相場がどれくらいなのかを確認していきます。
実際にクラウドエンジニアのフリーランスの案件をいくつかピックアップして紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
※今回紹介する案件は募集を終了している可能性もあります。最新の案件例が見たい人はエージェントに登録したうえで、詳細を確認してみましょう。
案件例①
案件名 | 【AWS/Azure】クラウドサービス構築支援の求人・案件 |
---|---|
月額単価 | 650,000円/月 |
職務内容 | ・AWSやAzureを用いたクラウドサービス構築支援案件に携わっていただきます。 ・下記を行っていただきます。 -設計から構築やテスト -クライアントへの課題ヒアリング及びコンサル -PMの補助 |
求めるスキル | ・クラウド環境の設計構築経験 ・Active DirectoryサーバまたはAzure ADの設計・構築経験歓迎スキル・システム開発の知見 |
案件URL | 【AWS/Azure】クラウドサービス構築支援の求人・案件 (2024年08月23日 現在) |
案件例②
案件名 | 【AWS/GCP/Azure】クラウド環境インフラ構築の求人・案件 |
---|---|
月額単価 | 1,150,000円/月 |
職務内容 | インフラ案件における、要件定義、基本/詳細設計、試験等をご対応いただきます。 |
求めるスキル | ・AWSやAzureなどのパブリッククラウドの基本/詳細設計経験 ・Windows Server/Linux、仮想化基盤の基本/詳細設計経験歓迎スキル・VMware、Enterprise Cloud等のプライベートクラウド基盤の設計経験 ・ミドルウェアの設計/構築経験 ・Ansible、Serverspec、Terraformなどの自動化コードの開発/試験経験(CI/CD) ・クラウド認定の資格保有 |
案件URL | 【AWS/GCP/Azure】クラウド環境インフラ構築の求人・案件 (2024年08月23日 現在) |
上記の案件はあくまでも一例なので、自分のスキルに合わせて案件を探してみてください。
フリーランスクラウドエンジニアに求められるスキル
ここでは、フリーランスクラウドエンジニアに求められるスキルを、以下4つご紹介します。
- クラウドに関するスキル
- インフラ関連のスキル
- プログラミングスキル
- コミュニケーションスキル
クラウドに関するスキル
クラウドエンジニアは、クライアントが扱うクラウドサービスに合わせて企画からシステム構築・運用を行えるスキルが必要です。
そのため、各クラウドサービスに関する知識を持っておくといいでしょう。
主なクラウドサービスは以下の3つです。
- GCP:Googleが提供するクラウドサービス
- AWS:Amazonが提供するクラウドサービス
- Azure:Microsoftが提供するクラウドサービス
また、それぞれが認定する資格を取っておくと幅広い案件を受注することができるので、フリーランスとして有利になります。
インフラ関連のスキル
クラウド管理する場合は、サーバーやネットワークなどのインフラ関連のスキルが必要です。
例えば、今まで自社運用していたサービスをクラウド上に移行する際に、インフラ関連の知識が必要になってきます。
また、ミドルウェアやオンプレミスの領域も理解しておくといいでしょう。
プログラミングスキル
クラウドエンジニアがプログラミングを扱うことは少ないですが、フリーランスであればプログラミングができると高い付加価値につながります。
実際に、フリーランス向けの案件サイトを見ると、プログラミング技術も求められる開発案件は約80万円〜100万円と高単価のものが多かったです。(2022年9月3日時点、レバテックフリーランス公式HPより)
特に、Python・Ruby・Javaのプログラミング言語を取得しておくといいでしょう。
これらの言語はシェアが広く、多くの企業で採用されているためです。
コミュニケーションスキル
フリーランスクラウドエンジニアの場合、幅広いクライアントと関わることが多いです。
その際に、クライアントの要望を的確にヒアリングしたり、相手が納得する提案をプレゼンするためにはコミュニケーションスキルが必要になります。
特に管理監督者として勤務する場合は、部下とのコミュニケーションを適切に図る能力が不可欠になるでしょう。
また、他のエンジニアと関わったり、チームで作業を進めることがある際にも高いコミュニケーションスキルは求められます。
未経験からフリーランスのクラウドエンジニアになれる?
未経験からすぐにクラウドエンジニアとして独立することは、正直難しいです。
クラウドエンジニアに求められるレベルは高い
なぜならフリーランスのクラウドエンジニアに求められるレベルは高いから。
クラウドエンジニアとして独立したいなら、まずは正社員として2〜3年実務経験を積むことをおすすめします。
実際、エージェント案件の募集要項には、条件として「〇〇を使った経験3年以上」のように記載されていることがほとんどです。
バックエンドエンジニアとして就職するのがおすすめ
バックエンドエンジニアとして正社員になり、徐々にクラウドの業務へ移行するのがおすすめです。理由は2つあります。
- プログラミングスキルがあると獲得できる案件が増えるから
- バックエンドエンジニアの方が就職難易度が低いから
未経験のクラウドエンジニアをポテンシャル採用している企業は多くありません。
企業としてはエンジニア候補生を幅広く採用したいので、最初からクラウド一本に絞っている人の魅力度は低めです。
30代・40代からでもクラウドエンジニアになれる?
「40代でもクラウドエンジニアとして転職したり、フリーランスになったりすることは可能?」と思っている人もいるでしょう。
30代の時点で書類選考に通る可能性すら低いのは、どの職種も同じです。
加えてITの世界は若くて勉強熱心な20代に人気があるため、30〜40代を採用したい企業は決して多くないでしょう。
完成度の高いポートフォリオを提出できれば、転職に成功することは不可能ではありません。
本気でエンジニアになりたいのであれば、誰よりも学習に時間を割き、クオリティの高いポートフォリオを作成しましょう。
「クラウドエンジニアはやめとけ、きつい」と言われる理由は?
「クラウドエンジニアはきつすぎるからやめとけ」という意見や口コミがしばしば見られます。
クラウドやインフラの仕事は非常に地道で、縁の下の力持ち的な役割です。
決してすべての人に合う仕事とはいえないでしょう。
作業が地味で飽きる
クラウドエンジニアの作業は地味なので、飽きてしまう人は多いです。
ひたすらエラーを探したり、細かいデータを集めたり……クラウドエンジニアの役割は完全に「裏方」です。
ただクリエイティブな作業があまりない分アウトプットのパターンは少ないので、クライアントと認識のズレが発生しづらいというメリットがあります。
覚えることが多い
クラウドは比較的新しいサービスであるため、新機能の追加やアップデートが激しいです。
しかしどんな言語を扱うにしろ、エンジニアは生涯勉強し続けなければいけない職業です。
突然のトラブル対応が大変
時々メンテナンスの影響で、一定時間アプリやWebサービスが使えなくなることがありますよね。
この時、問題解決のためにメンテナンスを行っているのが、クラウドエンジニアを含むインフラエンジニアです。
メンテナンスはユーザーが活発でない深夜に行われるので、「深夜や休日の出勤がつらい」という声も見られました。
クラウドエンジニアにおすすめのサービスは「AWS」
さまざまなクラウドコンピューティングサービスがありますが、圧倒的におすすめなのが「AWS」です。
なぜなら、AWSが世界でのクラウドサービスシェア率でトップだからです。
Publickeyの調査によると、世界におけるクラウドのシェア率はAWSが32%で1位。2位のAzure(19%)を大きく突き放しています。
引用:https://www.publickey1.jp/blog/21/aws32azure19google_cloud73620211canalys.html
クラウドエンジニアの将来性
なぜなら、オンプレミスからクラウドへのインフラの移行が活発に行われているからです。
とはいえクラウドへの移行はまだ始まったばかり。ITに不慣れな会社も数多く存在します。
ガートナージャパンの調査によると、2021年の日本企業のクラウドコンピューティング導入率は22%だったそうです。
フリーランスクラウドエンジニアにおすすめの資格
クラウドエンジニアに必須資格はありません。
しかし資格はスキルの客観的な証明になるので、ないよりはあった方が良いです。
- AWS認定資格
- Microsoft Azure認定試験
- Google Cloud認定資格
AWS認定資格
AWS認定資格は、クラウドエンジニアであれば間違いなく取っておいた方がいい資格です。
試験は難易度によって、以下の3段階に分かれています。
- 初心者向け:AWS 認定クラウドプラクティショナー
- 中級者向け:AWS認定ソリューションアーキテクト(アソシエイト)
- 上級者向け:AWS認定ソリューションアークテクト(プロフェッショナル)
Microsoft Azure認定試験
Microsoft社が提供するクラウドコンピューティング「Azure」の認定資格です。
Azureのシェア率は世界2位の19%。AWSがダントツとはいえ、決して無視できないシェア率です。
Google Cloud認定資格
Googleが提供するクラウドサービス「Google Cloud」の認定資格です。
Google Cloudのシェア率は第3位。優先度は低めですが、余裕があればチャレンジしてみてください。
まとめ
ここまで、フリーランスのクラウドエンジニアになる方法や案件の取り方、将来性などについて解説してきました。
本記事で紹介したエージェントサービスを利用して、案件の獲得を目指しましょう!
案件数が豊富&高単価なフリーランスエージェント
【第2位】ITプロパートナーズ(公式サイト:https://itpropartners.com/)
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【第3位】ミッドワークス(公式サイト:https://mid-works.com/)
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