AIエンジニアの年収や、転職方法について徹底調査してみた
AIエンジニアとして、転職されたいという方向けに、
- AIエンジニアとして就職する場合、どれだけ年収をもらえるのか
- AIエンジニアに未経験から転職することができるのか
についてまとめていきたいと思います。
AIエンジニアが足りていない現状
現在、AIエンジニアは非常に少なく、足りていないという状況があります。
経済産業省の推定(IT人材の最新動向と将来推計に関する調査結果)では、AIなどの最先端技術を使えるエンジニアが2020年には約4.8万人以上不足するだろうと予測されています。
また、今後とくに大きな影響を与えるといわれている技術としては
- 人工知能(AI)
- ビッグデータ
- IoT
が存在するといわれています。
また、今後もAI人材はなかなか増えてこないのが課題です。その原因としては
- そもそもAIエンジニアを養成できる場所が限られている
- 社内にAI技術を持っているエンジニアがいないので、AIエンジニアを養成できる場所が限られている
という状態になっています。
AIエンジニアの年収が高騰している理由
ですので、AIエンジニアの年収は、そのなりにくさより希少性が高く、年収が吊り上がる傾向があります。
海外のAIエンジニアの年収は平均1000万円ほど
Forbesによると、AIエンジニアとして働いている人の平均年収は、1000万円ほどとなっています。(The Best AI Companies To Work For In 2018 Based On Glassdoorから引用)
日本のAIエンジニアの年収
日本のAIエンジニアの年収はどれほどでしょうか。こちらも、実際にまとめてみました。
- リクルートのデータサイエンティスト 機械学習エンジニア 【想定年収】580万円~1,200万円
- ピクシーダストテクノロジーズ株式会社 機械学習エンジニア 年収 450万 ~ 1,000万円
- 株式会社カカクコム 機械学習エンジニア:年収550万円~1,000万円
スキルにもよりますが、一般的なソフトウェアエンジニアよりも年収は高くなる傾向があります。
AIエンジニアになるためには
AIを活用する業界で働きたい場合、以下の選択肢をとる方法があります。
- AIを実装できるエンジニアになる <難易度:非常に高い>
- AIの素養があり、サービス設計ができるプロダクトマネージャーになる <難易度:そこそこ高い>
AIを実装できるエンジニアになる <難易度:非常に高い>
AIをゼロから実装できるようになるためには、相当の技術が必要です。
- プログラマーとしてのプログラミングスキル <難易度:非常に高い>
- 数理統計や機械学習モデリングなどの数学の理解 <難易度:非常に高い>
- AIをゼロから実装するための機械学習ライブラリを利用する力 <難易度:非常に高い>
- ビジネス的な知見をもとに、テクノロジーで解決していく力 <難易度:非常に高い>
AIの素養があり、サービス設計ができるプロダクトマネージャーになる <難易度:そこそこ高い>
AIエンジニアになるのは、そもそもエンジニアになること自体が難しいので、プロダクトマネージャーになるという選択肢があり得ると思います。AIエンジニアも足りていませんが、基本的なAIの素養があるビジネスマンも相当少ないので、AIの技術を少し実装でき、AIの技術がどんなものかを知っているプロダクトマネージャーになるのは一つの手かと思います。
実際に、Aidemyというプログラミングスクールを通して、AIを利用したサービスのマネジメント職についた方にインタビューした記事がありますので、ぜひみてみてください!
AIエンジニアになる方法
さて、AIエンジニアになる方法ですが、以下2通り化と思います。
- 大学院に情報科学専攻で入学して、AIエンジニアとして転職
- 未経験枠から、機械学習エンジニアとして採用されて、能力を伸ばしていく
- 事業会社でAI部署の立ち上げを行っている企業等に、AIの素養があるプロダクトマネージャーとして参加する
大学院に情報科学専攻で入学して、AIエンジニアとして転職
これは一般的にAIエンジニアになる方法ですが、基本的に即戦力でAIエンジニアとして採用される場合は、大学院で情報科学を専攻している場合を除き、ほとんどありません。
未経験枠から、ポテンシャル枠で機械学習エンジニアとして採用されて、能力を伸ばしていく
こちらはまだ現実的ですが、中途というよりも、ポテンシャル採用枠で機械学習エンジニアとして採用される方法があります。短期的にみると、ポテンシャル採用になるので年収は低くなる可能性はありますが、しっかりと実績を積んでいくことで、今後非常に市場価値は高くなっていくのではないでしょうか。
事業会社でAI部署の立ち上げを行っている企業等に、AIの素養があるプロダクトマネージャーとして参加する
エンジニアとしての参画ではなく、AIの素養があるプロダクトマネージャーとして、事業会社に転職するのが一番可能性があると思います。
どこでAIの技術を学べばよいか
さて、AIの技術を学ぶには、以下の方法があります。
- 情報科学系の大学院に入りなおして、しっかりと基礎から実装能力を身に着けて就職する
- AIのプログラミングスクールに通い、実際にフィードバックをもらいながらポテンシャル枠でAIエンジニアとして採用される
- 独学で頑張る
情報科学系の大学院に入りなおして、しっかりと基礎から実装能力を身に着けて就職する
当たり前なのですが、これをできる人は少ないので解説しません。
AIのプログラミングスクールに通い、実際にフィードバックをもらいながらポテンシャル枠でAIエンジニアとして採用される
実際にデータサイエンティストがいるようなAIに特化したプログラミングスクールに通い、そこでしっかりと集中的に力をつけて未経験でポテンシャル枠としてAIエンジニアとして採用されるか、すでに現在の職種の専門性を持ちつつ、AIエンジニアとしての素養を持ちつつ、AIのプロダクトマネージャーとして転職する方法があるかと思います。
<本サイトで申込みの多いAI系プログラミングスクール>
No.1 Aidemy *AIに特化したプログラミングスクールならここ!
No.2 Tech Boost *教室・オンラインでWeb系プログラミングとAIプログラミングを学びたいならここ!
No.3 Tech Academy Web系プログラミング・AIプログラミングを完全ネット完結で学びたいならここ!
独学で頑張る
不可能ではありませんが、これで転職に成功した人はあまり見たことがないのでやめておいたほうがよいでしょう。
最後に
AIエンジニアのプログラミングスクールに関しては、以前AIのプログラミングスクールについてまとめた記事があるのでこちらを参考にしていただけると思います。
また、ここでご紹介したプログラミングスクールは、すべてインタビュー記事を書いておりますので、ぜひ参考にしてみてください!
- 【Aidemyの口コミ・評判は?】Aidemyを受講して、転職に成功された卒業生にインタビューしてみた【PR】
- Tech Boostの評判は?受講してエンジニアに転職した卒業生にインタビューしてみた【PR】
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