未経験からグラフィックデザイナーになるには?求人例・転職方法・スキルを紹介
Web業界未経験OKの自社開発企業が多いスカウトサイト。
リクルートエージェント(公式:https://www.r-agent.com/ )
最大級の求人数が魅力の転職エージェント。幅広い職種の求人に対応している。
TechAcademy(公式:https://techacademy.jp/ )
お手頃な価格で学習したい方におすすめのスクール。
これからグラフィックデザイナーを目指す人の中には、未経験でも転職できるのか知りたい人も多いのではないでしょうか。
結論から言うと、未経験からグラフィックデザイナーになることは可能です。
この記事では、未経験からグラフィックデザイナーになるための方法や、ロードマップについて解説します。
未経験OKのグラフィックデザイナーの求人を見つけるには、なるべく多くの求人を見られる状況にしておく必要があります。
未経験OKのグラフィックデザイナーの求人を探すのにおすすめな転職エージェントや、グラフィックデザインの勉強におすすめのスクールも紹介しているので、ぜひ最後までお読みください。
この記事でおすすめしている転職エージェントとスクールは、以下の通りです。
- 企業からスカウトをもらいたいなら、Green
- 日本最大級の幅広い求人から選びたいなら、リクルートエージェント
- これからグラフィックデザイナーのスキルを身につけるなら、TechAcademy
公式サイト | 特徴 | |
Green | https://www.green-japan.com/ | ・Web業界未経験OKの自社開発企業が多い ・興味を持った企業からスカウトがもらえる |
リクルートエージェント | https://www.r-agent.com/ | ・日本最大級の求人数 ・幅広い職種の求人に対応 |
※各HPより算出
目次
- グラフィックデザイナーとは?
- 未経験からグラフィックデザイナーへの転職は厳しい?
- 未経験からグラフィックデザイナーへの転職が難しい年齢は何歳から?
- 未経験グラフィックデザイナー向けの求人例
- グラフィックデザイナーに必要なスキル・資格
- グラフィックデザイナーに未経験から転職するポイント
- 未経験からグラフィックデザイナーを目指す人におすすめの転職エージェント
- 未経験からグラフィックデザイナーを目指す人におすすめのスクール
- グラフィックデザイナーが向いている人の特徴
- グラフィックデザイナーが向いていない人の特徴
- グラフィックデザイナー未経験でも在宅勤務の求人にチャレンジできる?
- グラフィックデザイナーは仕事がない?将来性はある?
- まとめ
グラフィックデザイナーとは?
まずは「グラフィックデザイナーがどのような職業なのか?」について理解しておきましょう。
- グラフィックデザイナーの仕事内容
- グラフィックデザイナーの平均年収
グラフィックデザイナーの仕事内容
グラフィックデザイナーを目指す前に、グラフィックデザイナーの仕事内容について理解しておきましょう。
グラフィックデザイナーは、大きく分けて以下の2種類に分類されます。
- ポスターやチラシ、パッケージ、看板などに用いるグラフィックのデザイン
- ゲームキャラクターや背景、モーション、エフェクトなどのデザイン
どちらのグラフィックデザイナーも、クライアントからの要望をヒアリングし、すりあわせをしながらデザインを考案するのが仕事です。
デザイン案を考案したらクライアントに提出し、OKが出たら制作を行います。
グラフィックデザイナーが「きつい」と言われるのは、以下のような悩みがあるからだと言われています。
- 修正が多い
- 長時間パソコン画面を見ているので眼精疲労や肩こりになる
- 印刷物のミスに対する精神的なストレス
- 新しいアイデアを生み出すのに苦労する
精神的なプレッシャーや体力面の辛さ、新しいアイデアを常に生み出さなければならない大変さがあるようです。
しかし裏を返せば、創造性を活かして世の中に新しいものを生み出すという、やりがいが十分にある仕事だと言えます。
グラフィックデザイナーの平均年収
グラフィックデザイナーを目指している人は、年収が気になるところでしょう。
引用:求人ボックス 給料ナビ(2023年4月時点)
グラフィックデザイナーとして、正社員の平均年収より年収を上げたい場合は、フリーランスになるという選択肢があります。
企業での実務経験を経てフリーランスになると、正社員時よりもさらに収入をアップできる可能性があります。
フリーランス向けの案件をチェックできるサイト「フリーランススタート」によると、グラフィックデザイナーのフリーランス案件の平均単価は約58万円/月です。
これを年収換算にすると、その12ヶ月分、つまり約700万円となります。
引用:フリーランススタート(2023年4月時点)
未経験からグラフィックデザイナーへの転職は厳しい?
転職サイトや転職エージェントでは、さまざまな企業が「未経験OK」の求人を掲載しています。
ただし、そういった求人のすべてで未経験からグラフィックデザイナーになれるわけではありません。
「未経験者やスキルが全くない人でも、社内で一から教育するので安心」と謳っている求人は、慎重な検討が必要です。
未経験でも転職できる求人は非常に魅力的ですが、中には「未経験者を雇ってグラフィックデザイナーとはまったく違う仕事をさせる」という悪質な求人もあります。
もちろん、未経験者でも受け入れてくれる企業がすべて悪いというわけではありません。
「未経験OK」という言葉だけに惹かれて転職すると、悪質な求人だったり、悪質でなくても会社が求めるレベルについていけなかったりすることは十分に考えられます。
ある程度グラフィックデザイナーのスキルを身につけてから、スキルがある人を募集している求人を選ぶことをおすすめします。
未経験からグラフィックデザイナーへの転職が難しい年齢は何歳から?
20代、30代、40代に年齢があがるにつれ、一般的に転職は難しくなると言われています。
未経験からのグラフィックデザイナーの転職について、難易度を年齢ごとに解説します。
- 20代(第二新卒)未経験の場合
- 30代未経験の場合
- 40代未経験の場合
20代(第二新卒)未経験の場合
20代(第二新卒)の方の場合、未経験でも正社員としてグラフィックデザイナーに転職できる可能性は大いにあると言えます。
20代や第二新卒の場合、将来性や伸び代を評価され、ポテンシャル採用をしてもらえる可能性があるからです。
たとえグラフィックデザイナーとして働いた経験がなくても、アピールできる素質や学習成果があれば、十分に転職可能といえます。
ただし、いくらポテンシャル採用の可能性があるとはいえ、「グラフィックデザイナーになりたいです!」と熱意をアピールするだけでは担当者には響きにくいです。
経験や得意なことを棚卸し、活かせる強みを洗い出してしっかりアピールする必要があります。
また、実務未経験でもグラフィックデザインに関する知識があるに越したことはありません。
事前に学習して、スキルや知識を身につけておくのがおすすめです。
30代未経験の場合
30代の場合は、20代と比べると未経験でグラフィックデザイナーに転職できる難易度は少々上がります。
企業にもよりますが、20代に比べるとポテンシャル採用の可能性は低くなるでしょう。
これまでの経験を活かして即戦力になれることをアピールすれば、未経験から転職できる可能性は高くなります。
社会人経験だけでなく、グラフィックに関する知識やスキルも必要です。
自作のグラフィックデザインをポートフォリオにまとめておき、現状の技術レベルを証明できるものを作り込んでおきましょう。
40代未経験の場合
最後に40代の場合ですが、未経験からグラフィックデザイナーに転職する難易度はかなり高いです。
一般的に、企業は年齢が上がれば上がるほど即戦力の人材を求めています。
40代だと、「即戦力として働いてくれるかどうか」の判断がどうしても厳しくなります。
ただ、難易度はかなり高いですが、可能性がゼロというわけではありません。
- 自力でグラフィックデザインの知識やスキルをしっかりと身につける
- 他の候補者と差別化できる強みを打ち出す
上記の方法にトライしてみて、転職の可能性を高めることはできます。
また、グラフィックデザイナーになれなかったとしても、ディレクターやプランナーになってグラフィックデザインに携わるという選択肢もあります。
未経験グラフィックデザイナー向けの求人例
グラフィックデザイナーには、どんな案件があって、報酬の相場がどれくらいなのかを確認していきます。
実際にグラフィックデザイナーの案件をいくつかピックアップして紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
※今回紹介する案件は募集を終了している可能性もあります。最新の案件例が見たい人はエージェントに登録したうえで、詳細を確認してみましょう。
案件例①
想定給与 300万円~400万円 業務内容 職務概要
同社のグラフィックデザイナーとして以下業務をお任せします。
職務詳細
・教育機関、メーカーなどのパンフレット、カタログ、リーフレットなどの紙媒体制作
・DM、オフィシャルWebサイト、ランディングページなどの制作
・クライアントとの打ち合わせ〜企画立案、提案
・ディレクション業務
制作環境Mac
■就業環境
企画部のクリエイティブスタッフは、東京支社、大阪本社合わせて全61名で構成されています。その中でクライアントの要望に応じて、拠点の壁を越えて最適なチームを編成し、時には東京支社のディレクターとコピーライター、大阪本社のデザイナーというようなチームで案件を進めていくこともあります。
距離が離れていても、チャットツールやオンラインミーティングなどで密なコミュニケーションを図ることができます。
20代~30代が活躍中!
会社の特徴
17期連続で増収増益をしており、その推進力となっているのが、屋外広告や交通広告などの『OOH(Out of Home)広告』の分野です。
過去の実績でいえば、渋谷のスクランブル交差点に巨大広告を掲出したり、丸の内の歩行者天国にラッピングしたロンドンバスを設置したり、主要駅でエリアジャック広告を展開するなど、様々な媒体による広告制作を手掛けています。
また、学校案内、パンフレット、自治体プロモーションを手がける分野においても、独自のクリエイティブ力を発揮して学生の募集活動に貢献しています。
顧客のニーズによって様々なメディアを組み合わせ、最も効果のある方法を提案する必要があるため、ニーズ発掘力とそれに則した提案力・プレゼンテーション力を発揮いただけます。基本スキル 【必須】
・グラフィックデザイナーとしての実務経験(3年以上)
【尚可】
・WEBデザイン等の経験案件URL グラフィックデザイナー
(2023年06月02日 現在)
案件例②
想定給与 250万円~350万円 業務内容 職務概要
主にグラフィックデザイン業務をお任せします。
職務詳細
大手住宅メーカーのチラシやポスター、パンフレット、WEBサイトなどのデザインを中心に担当していただきます。他にも、商品のパッケージやショールーム、携帯アプリなど様々な企業から依頼されるデザインの仕事も行っていただきます。
■以下のような業務内容を実際に行っていただきます。
・チームで会議を開き、アイデアの出し合い
・アイデアをもとに、ラフ案を作成
・Illustrator、Photoshop、InDesignなどを併用して、デザインを作成
・デザインに問題がなければ、協力会社に依頼して印刷、ホームページを作成
※納品までの期間は、簡単なもので2~3日。長いと1~3ヶ月かかります。
◎未経験の方でも安心です
まずは、ディレクターのアシスタントとして業務に携わりながら、仕事の進め方やデザインソフトの使い方を覚えていただきます。
20代~30代が活躍中!
会社の特徴
同社は、1976年に設立し、40年以上の歴史をもつデザイン会社です。
紙媒体のグラフィックデザインからWEBデザインの制作まで、クライアント企業から高い評価と実績を糧に成長を遂げてきました。
「より深く、より根本的に」「外注ではなく、パートナー」の考えを元に、積極的に新規クライアントを開拓するのではなく、特定のクライアントに深く入り込んでいくというスタンスをとっています。
だからこそクライアントとの距離も近く、長く仕事を依頼され続けている信頼の証でもあります。基本スキル 【必須】
・デザインに興味のある方
・グラフィックまたはWEBでのデザイン実務経験がある方(1年程度)
【尚可】
・デザイン系の専門学校・学部を卒業された方
・独学でデザインの知識を身につけたという方
・デザインに関わる業務経験のある方
☆働きやすい環境です☆
フランクな雰囲気の職場なので、働きやすさは満点です。ディレクターなどもデザイナー上がりのため、現場のことをきちんと理解してくれるので、意見も言いやすい環境です。案件URL 【愛知】グラフィックデザイナー
(2023年06月02日 現在)
上記の案件はあくまでも一例なので、自分のスキルに合わせて案件を探してみてください。
グラフィックデザイナーになるには?未経験からの転職ロードマップ
- 独学もしくはスクールに通う
- 求人サイト・大手転職エージェントに登録する
- 未経験可の求人に応募する
- 面接や試験を受ける
- 業務開始
1. 独学もしくはスクールに通う
未経験からグラフィックデザイナーに転職するためには、グラフィックデザインに関する知識やスキルが必要です。
まずは、グラフィックデザイナーのスキルを身につけるための勉強を始めましょう。
グラフィックデザイナーのスキルを学ぶには、主に以下の方法があります。
- 独学する
- スクールで学ぶ
書籍や学習サイトを使った独学でも、グラフィックデザイナーのスキルを学ぶことは十分可能です。
「人に教わりながら学習したい」「短期間でグラフィックデザイナーに転職したい」という方には、効率的な学習カリキュラムや相談体制が整っているスクールがおすすめです。
2.大手の求人サイト・転職エージェントに登録する
グラフィックデザインの知識が身に付いたら、転職先を探すために求人サイトや転職エージェントに登録しましょう。
登録するサイトについては、求人数の多い大手の求人サイト・転職エージェントがおすすめです。
転職エージェントでは、求職者のスキルや要望を聞いたうえで、その人に合った求人を提案してくれます。
自分一人で求人を探すよりも効率的なので、ぜひ転職エージェントには登録しておきましょう。
また転職エージェントでは、書類の添削や面接対策などの選考対策を行ってくれたり、キャリアの相談に乗ってくれたりする点もメリットです。
3. 未経験可の求人に応募する
求人サイトや転職エージェントで、条件が希望に合う未経験可の求人と出会ったら、積極的に応募しましょう。
求人が掲載された時点ですぐ応募できるよう、前もって転職エージェントや求人サイトに登録・通知を受け取れるようにしておきましょう。
条件に合う求人と出会うために、転職エージェントの担当者に希望をしっかりと伝えておくことも重要です。
4. 面接や試験を受ける
求人に応募して企業が興味を示してくれたら、面接や試験を受けることになります。
未経験で転職するには、自分の強みを明確にし、自分を採用するメリットをアピールする必要があります。
「相手の企業に対して自分がどのように貢献できるのか」「これまでのキャリアで活かせる経験があるか」について言語化しておき、選考官に説明できるようにしておきましょう。
5. 業務開始
選考の結果、内定が決まったら契約を交わし、ついに業務開始です。
グラフィックデザイナーとして新たなキャリアを歩んでいきましょう。
グラフィックデザイナーに必要なスキル・資格
グラフィックデザイナーになるために必須の資格はありませんが、身につけておくべきスキルや持っていた方が有利な資格があります。
デザインに関する知識だけでなく、円滑に業務を遂行するためのスキルも必要です。
グラフィックデザイナーに求められるスキルについて、以下よりか視閲します。
必要なスキル①:コミュニケーションスキル
グラフィックデザイナーには、コミュニケーションスキルが必要です。
グラフィックデザイナーとして働くには、クライアントがどのような成果物を求めているのかを正確に聞き出すだけでなく、自分から解決策を提案することが必要不可欠です。
クライアントやリーダー、チームメンバーとコミュニケーションが円滑に進められることは、グラフィックデザイナーに必須のスキルだと言えます。
コミュニケーション能力を高めることで、将来的なキャリアアップにもつながります。
必要なスキル②:営業スキル
グラフィックデザイナーに必要なスキル2つ目は、営業スキルです。
グラフィックデザイナーと営業とは、一見関係なさそうに思えるかもしれませんが、以下の2つの理由で営業スキルが求められる場合があります。
- クラアントを増やす
- デザイン案をクライアントに提案・プレゼンする
グラフィックデザイナーは、クライアントの利益を常に考えて自分から提案する必要があります。
なぜそのデザインにしたのか、どういう効果をもたらすことができるのか、クライアントにプレゼンする場面もあります。
提案やプレゼンがしっかり行えるグラフィックデザイナーは、クライアントからより大きな信頼を得られるようになります。
そのためにはコミュニケーションスキルだけでなく、クライアントが安心して業務を任せられるような営業スキルも必須です。
Illustratorクリエイター能力認定試験
未経験のグラフィックデザイナーは、Illustratorクリエイター能力認定試験の取得がおすすめです。
Illustratorクリエイター能力認定試験の詳細は、以下のとおりです。
どんな資格か | Illustrator®を使ったグラフィック制作能力を測定(DTPファイルやWebdデザインパーツの作成能力や表現力) |
問われる内容 | 【スタンダード】 Illustrator®を使って、作業指示書通りの作業ができる 【エキスパート】 Illustrator®を使って、クライアントのニーズに応じたコンテンツを制作できる |
受験資格 | なし |
合格率 | 70%程度 |
Photoshopクリエイター能力認定試験
2つ目の資格は、Photoshopクリエイター能力認定試験です。
Photoshopクリエイター能力認定試験の概要は、以下のとおりです。
どんな資格か | Photoshop®の活用能力を測定(画像ファイル作成能力や表現力) |
問われる内容 | 【スタンダード】 Photoshop®を使って、作業指示書通りの作業ができる 【エキスパート】 Photoshop®を使って、クライアントのニーズに応じたコンテンツを制作できる |
受験資格 | なし |
合格率 | 70%程度 |
グラフィックデザイナーに未経験から転職するポイント
- 積極的に行動する
- ポートフォリオを用意する
- 志望動機を明確にする
積極的に行動する
1つ目のポイントは、求人探しや情報収集のために積極的に行動することです。
未経験での転職は非常に勇気がいることですが、自分に合った求人と出会うには普段からマメにチェックし、応募することが必要不可欠です。
気になる求人にはどんどん応募していきましょう。
また、情報収集もできる限りしておくのがおすすめです。
デザインや技術に関するトレンド、業界の動向などを把握しておくと、スキルやポテンシャル以外の強みになります。
ポートフォリオを用意する
2つ目のポイントは、ポートフォリオを用意することです。
企業に応募する前に、ポートフォリオを用意しておきましょう。
未経験の場合は特に、スキルを証明できるものがないので、ポートフォリオの有無がカギとなります。
ポートフォリオを用意しておくことで、「私にはこれくらいのスキルがあります」と証明できます。
志望動機を明確にする
グラフィックデザイナーに転職する際は、志望動機を明確にしておくことも必要不可欠です。
特に下記の項目は、自分の言葉で説明できるようにしておきましょう。
- どうしてグラフィックデザイナーになりたいのか
- グラフィックデザイナーになってどんなことをしたいのか
- 今後どのようなキャリアを積んでいきたいのか
上記の点が曖昧だと、選考官に「なんとなく憧れだけでグラフィックデザイナーになりたいのかな」と思われてしまう可能性があります。
また、目標や動機が明確でないと、グラフィックデザイナーに転職できたとしても途中で辛くなってしまい、挫折してしまうことも考えられます。
未経験からグラフィックデザイナーを目指す人におすすめの転職エージェント
未経験可のグラフィックデザイナーの求人を探すには、Web業界に強いエージェントや求人数の多い転職エージェントを利用するのがおすすめです。
ここではDAINOTE編集部が厳選した、未経験可能なグラフィックデザイナーの求人を見つけたい人におすすめの、転職エージェントを2選紹介します。
公式サイト | 特徴 | |
Green | https://www.green-japan.com/ | ・Web業界未経験OKの自社開発企業が多い ・興味を持った企業からスカウトがもらえる |
リクルートエージェント | https://www.r-agent.com/ | ・日本最大級の求人数 ・幅広い職種の求人に対応 |
※各HPより算出
Green
公式サイトより引用:https://www.green-japan.com/
公開求人数 29374件 (2023年06月02日現在) グラフィックデザイナーの
公開求人数1639件 (2023年06月02日現在) マージン率 非公開 対応地域 全国 特徴 -IT・Web系スタートアップや外資系企業の求人が豊富
-フルリモートの求人多数公式 https://www.green-japan.com/
Greenは、IT・Web業界特化型の転職サイトです。
IT・Web業界の職種を豊富に取り扱っているため、グラフィックデザイナーを目指す人にもおすすめです。
Greenには、以下のような特徴があります。
- 豊富な職種の求人を掲載
- スタートアップ、外資、上場企業など幅広い企業の求人を掲載
- 応募したい企業の雰囲気がつかみやすい
- 職種未経験OKの場合あり
豊富な職種の求人を掲載
Greenは、IT・Web業界に特化した転職サイトです。
Greenでは、多岐にわたる職種の求人を取り扱っています。
- エンジニア
- デザイナー
- プランナー
- マーケティング職
- 営業
- 事務
- 人事・総務 など
IT業界でグラフィックデザイナーに転職したい人はもちろん、マーケターや事務など他の職種を検討したい人にもおすすめです。
業界最大級の規模を誇る豊富な案件の中から、「残業少なめ」や「フルリモート」といったこだわり条件でも求人を検索できます。
スタートアップ、外資、上場企業など幅広い企業の求人を掲載
Greenでは、スタートアップや外資系企業、上場企業などさまざまな企業の求人を掲載しています。
特に、以下のような人におすすめです。
- 成長中のスタートアップでスキルを磨きたい人
- 上場企業で安定的に働きたい人
- 外資系企業のグローバルな環境で働きたい人
応募したい企業の雰囲気がつかみやすい
Greenのメリットは、応募したい企業の雰囲気がつかみやすいという点です。
気になる企業があっても、どんな会社なのかわかりづらいと心理的なハードルが高くなってしまいますよね。
Greenでは、以下のような仕組みで応募先企業の雰囲気を把握できるようになっています。
- 気になる企業と気軽にマッチングできる
- 企業のPRやインタビューで、会社の雰囲気をつかめる
- 人事担当者から直接スカウトを受けられる
Green上の求人で「気になる」ボタンを押すと、企業に通知されあなたが求人に興味を持っていることを相手企業に知らせることができます。
マッチングするとメッセージのやり取りができるようになり、面談に進みます。
企業の担当者と気軽にやりとりしたり質問したりすることで、不明点を解消でき、安心して選考に進むことができます。
求人ページには詳細やPR、社員インタビューが掲載されているので、応募前にじっくりと情報収集できるのもメリットです。
公式サイトより引用:https://www.green-japan.com/
応募先企業の現役社員の声も掲載されているので、求人情報だけでは得られない情報も知ることができます。
職種未経験OKの場合あり
Greenは、IT・Web業界経験者であれば職種未経験でもOKな求人を扱っています。
たとえば、以下のような人におすすめです。
- エンジニアからグラフィデザイナーに転向したい人
- IT営業から企画に転向したい人
キャリアチェンジして新しいことに挑戦してみたい人や、これまでの経験を活かしてスキルの幅を広げたい人におすすめの転職サイトです。
Greenの案件例
想定年収 420万円〜820万円 業務内容 デザインを通じて、顧客価値の最大化を図るお仕事。皆で最高のクリエイティブを創りましょう。
・コンセプトの企画/立案
・ビジュアルデザイン領域によるブランディング
・CI/VI
・アートディレクション
・あらゆる紙媒体のデザイン、印刷物のデザイン制作
・Webサイトのデザイン制作基本スキル 案件URL 【グラフィックデザイナー】デザインの力で社会に夢と希望をお届けしませんか。皆で面白い事やりましょう!
(2023年06月02日 現在)
リクルートエージェント
リクルートエージェントは、転職エージェントの中でも圧倒的な求人数を誇ります。
数多くの転職情報が集まっているだけあって幅広い業界にパイプがあり、求職者の転職活動をしっかりサポートしてくれます。
とにかく求人数が多いので、グラフィックデザイナー条件の求人が見つかる可能性も高いです。
さまざまな業界・職種の求人を取り扱っているリクルートエージェントのようなエージェントは、総合型エージェントと呼ばれます。
リクルートエージェントは、IT業界やクリエイター職などに特化した特化型エージェントとの併用がおすすめです。
転職を考えているなら、まず登録しておくことをおすすめします。
未経験からグラフィックデザイナーを目指す人におすすめのスクール
- Tech Academy
- デジハリLIG
TechAcademy
公式サイト:https://techacademy.jp/
TechAcademyは、現役Webデザイナーによるマンツーマンのメンタリングを受けることができる、完全オンラインのスクールです。
受講場所 | 完全オンライン |
期間 | 4週間〜16週間 |
講師 | 現役デザイナー |
主なサポート | ・毎日の15時〜23時のチャットサポート ・週2回のマンツーマンメンタリング ・無制限で課題のレビューが受けられる |
料金 | ¥174,900(税込) (社会人4週間プランの場合) |
転職紹介 | 受講生限定のスカウトサイト「TechAcademyキャリア」利用可能 |
TechAcademyの特徴3つ
特徴1 完全マンツーマンで受講者一人ひとりに合わせたアドバイスをしてくれる
マンツーマンの学習は、未経験からの学習の挫折率をぐっと下げてくれます。
- マンツーマンだから講師が入れ替わることなく、自分専用の講師に聞くことができる
- 講師が自分の理解度や学習目的に合わせたパーソナルサポートをしてくれる
特徴2 オンラインだから自分のペースで学習が進められる
TechAcademyは完全オンラインで学習できるので、以下の理由で自分のペースで学習がしたい!という人にぴったりです。
- Slackでいつでも質問ができる
- 選んだ期間が短かったら延長も可能
テックアカデミーを受講中なんですけど、個人的に1番嬉しいサポートが、slackでいつでも聞けるチャットサービスです。
メンターの方が秒速で答えてくれるので、わからなくてイライラしてプログラミングが嫌になるということがないです。
エラーを怖いと思わないんですよね。
この効果は大きいです😌— TR (@tr_logs) October 2, 2018
特徴3 豊富なコースの中から自分の希望に合わせて受講できる
TechAcademyは他のスクールと比べ、豊富なコースを用意しています。
以下のようなコースを、自分のニーズに合わせてカスタマイズして受講をすることが可能です。
- Webデザイン
- WordPress
- Webマーケティング
※複数コース受講でお得に受講することもできます。
TechAcademyがぴったりなのはどんな人?
TechAcademyは、以下の条件にあてはまる人に特におすすめです。
- なるべく安く学びたい方
- 短期集中で学びたい方
「あまり予算や時間がないので、スクールを継続できるか心配…」という方にもおすすめできます。
TechAcademyをお得に受講する方法
対象 | どれくらいお得? | |
学割 | 学生 | 社会人価格と比べて、1カ月で¥40,000お得 ※コースと期間によって異なるので注意 |
招待 | 招待コードを持っている方 | 招待コードを入れると¥10,000お得 |
セット割 | 複数コースをまとめて申し込んだ方 | 学生・社会人とも、期間に応じて¥30,000 ~ ¥60,000お得 |
デジハリLIG
学習内容 | Illustrator,Phoshop,HTML+CSS,JavaScript |
受講場所 | オンライン+通学(上野校、池袋校) |
学べる時間 | 火~金 10:00~22:00(月10:00~19:00)/土日 10:00~20:00 |
期間 | 6か月 |
主なサポート | ・毎日の毎日15時〜23時のチャットサポート ・週2回のマンツーマンメンタリング ・回数無制限の課題レビュー |
料金 | Webデザイナー専攻 ¥495,000 (税込) |
おすすめな人 | ・オンラインだけでなく、教室でも指導を受けたい方 ・6か月かけてしっかりWebデザインについて学びたい方 |
デジタルハリウッドSTUDIO by LIGは、業界では有名な、上野のWeb制作会社LIGと、デジタルハリウッド大学運営のクリエイタースクールデジタルハリウッドSTUDIOが連携したスクールです。
デジタルハリウッドSTUDIO by LIGの概要
- Web制作会社LIGが運営しているので、Web制作のリアルがわかる環境を提供している
- Webクリエイターを多数輩出してきた『デジタルハリウッド大学』が作成しているコンテンツを利用
- 『デジハリLIG』だからこそできる、就職、転職、独立に強い仕組み
Webクリエイターを多数輩出してきた『デジタルハリウッド大学』が作成しているコンテンツを利用
デジハリLIGでは、Webクリエイターを育成するデジタルハリウッド大学のコンテンツを利用できます。
9万人のWebクリエイターを多数輩出してきたデジタルハリウッド大学のコンテンツなので、実務に近いコンテンツで学べる点が他のスクールと大きく異なります。
デジタルハリウッドSTUDIO by LIGの魅力として、主に以下の2点があげられます。
- LIGの現役クリエイターによる生授業を受けられる
- 併設のコワーキングスペース「いいオフィス」を無料で使える
LIGの現役クリエイターによる生授業を受けられる
1つ目のデジハリの魅力は、LIGの現役クリエイターの特別講座も受けられることです。
普通のオンラインスクールでは、運営元がWeb制作会社ではないので、なかなかWeb制作の現場をみることができません。
しかし、デジタルハリウッドSTUDIO by LIGでは、LIG社員や現役フリーランスの人からしっかりと教えてもらうことが可能です。
Web制作と言っても、ただWebページをデザインできてコーディングできれば良い訳ではありません。
顧客折衝能力や、要件定義力などを身につける必要があります。
そういった業務知識は、現場で働く人に直接聞くことで有益な情報を得られます。
LIG自体がWeb制作の会社なので、実際に現場で働いている人から知見を得やすいというのがメリットです。
授業内容は、Web業界はもちろん、Webデザイナーとして働く上で必要なスキルが身につくオリジナルなものです。
Ex. ディレクター講座.UX講座 など
月に1回LIVE授業が行われており、基礎から応用スキルまでをワークショップを交えながら学ぶことができます。
併設のコワーキングスペース「いいオフィス」を無料で使える
2つ目のデジハリの魅力は、コワーキングスペース「いいオフィス (上野・池袋)」を無料で使えることです。
「いいオフィス」では、フリードリンクやWi-Fi完備でくつろぎながら作業することができます。
また、「いいオフィス上野」には、キッチンスペースがあり、自由に料理をすることも可能です。
「いいオフィス」の利用者は、スタートアップの社員やフリーランスの方々がいます。
利用者同士の交流を通じて、新しい仕事の幅が広がる可能性もあります。
受講した体験についてはこちらの記事を参考にしてみてください。
個別説明会の予約や資料請求はこちら ということで、デジタルハリウッドSTUDIO by LIGの評価です。
サポートの質 | ★★★★★(5.0) |
講師の質 | ★★★★☆(4.0) |
カリキュラムのレベル | ★★★★★(5.0) |
転職支援の質 | ★★★★☆(4.0) |
価格の安さ | ★★★★☆(4.0) |
総合点 | ★★★★☆(4.4) |
グラフィックデザイナーが向いている人の特徴
- 継続して学習できる人
- コミュニケーションスキルに優れている人
継続して学習できる人
1つ目の特徴は、継続して学習できる人です。
ITの世界では非常に速いスピードで技術が入れ替わるため、グラフィックデザインのトレンドや新しい技術について、常に勉強し続ける必要があります。
業務以外でも新しい技術に触れ、自主的に学習を続けられる方はグラフィックデザイナーに向いているといえるでしょう。
コミュニケーションスキルに優れている人
2つ目の特徴は、コミュニケーションスキルに優れている人です。
グラフィックデザイナー限ったことではないですが、相手のニーズを的確に把握するためには、コミュニケーションスキルが必要です。
グラフィックデザインの要件や仕様について、クライアントやリーダーと綿密にコミュニケーションを取りながら進める必要があります。
プロジェクト遂行のため、チームメンバーと積極的にコミュニケーションをとることも重要です。
自分から積極的に周りとコミュニケーションを取って問題を解決したり、提案したりすることで、グラフィクデザイナーとしてレベルアップできるでしょう。
グラフィックデザイナーが向いていない人の特徴
- スキル向上に興味がない人
- 人とのコミュニケーションが苦痛な人
スキル向上に興味がない人
スキル向上に興味がない人は、グラフィックデザイナーに向いているとはいえないでしょう。
スクールで勉強し、グラフィックデザイナーに転職できたとしても、そこで勉強が終わるわけではありません。
グラフィックデザインのトレンドや技術の変化に追いつくため、常に学習を続ける必要があります。
グラフィックデザインの知識・スキルだけではなく、マネジメントスキルや要件定義のスキルを身につけることも重要です。
より上流の仕事に携われるようになり、キャリアアップや年収アップを目指せます。
人とのコミュニケーションが苦痛な人
人とのコミュニケーションが苦痛な人も、あまりグラフィックデザイナーに向いているとはいえません。
前述の通り、グラフィックデザイナーとして業務を進めていくうえで、クライアントやチームメンバーとのコミュニケーションを避けて通ることは難しいです。
グラフィックデザインのスキルはもちろん重要ですが、周りと協力してプロジェクトを進めていくスキルも必要不可欠です。
グラフィックデザイナー未経験でも在宅勤務の求人にチャレンジできる?
現在は自宅にいながら働くリモートワークが当たり前となりましたが、リモートワークにはコミュニケーションコストが高いというデメリットがあります。
ある程度実務経験を積んだグラフィックデザイナーであれば、仕事の進め方をある程度理解しているので在宅でも働けます。
ですが、未経験の状態では、まず仕事を覚えることからはじめる必要があります。
オフィスだとスムーズにいくことも、在宅だと難しくなることがあります。
わからないことがあっても「何がわからないのか」を説明することすら難しいことがあり、仕事を進めるうえで大きな壁になりえます。
グラフィックデザイナーは仕事がない?将来性はある?
近年は、ハイレベルなAIによるさまざまな業務の自動化が急速に進んでいます。
その波はWebデザインなどクリエイティブな分野にも進出してきており「将来はAIに仕事が奪われてしまうのでは?」と不安の声が挙がっています。
しかし、以下のようにAIに代替されにくいスキルがあれば、将来性は十分あるといえます。
- クライアントの細かな要望を引き出し、言語化するコミュニケーションスキル
- マーケティングなど幅広い視点でクライアントに提案する力
AIに仕事を奪われないコツは、「人間にしかできないスキルを伸ばすこと」と「マルチスキルを身につけること」です。
コミュニケーション能力やマネジメント能力は、AIに代替されにくいスキルだと言われています。
また、マルチスキルを身につけて多角的な提案や判断ができるようになれば、AIに負けない人材になれるでしょう。
デザインスキルだけでなく上記の点も視野に入れて、スキルを伸ばしていくことが重要です。
まとめ
この記事では、未経験でグラフィックデザイナーになりたい方へ向けて、グラフィックデザイナーに未経験から転職するためのロードマップや転職時のポイント、未経験OKな求人に強い転職エージェントついて解説してきました。
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