React Nativeのフリーランスになるには?必要なスキルや単価相場などを解説
React Nativeは、FacebookやUberEatsといった有名なアプリでも使用されており、アプリ開発の現場で需要が高まっているフレームワークの一つです。
今回はReact Nativeでフリーランスとして活躍したい方に向けて、React Nativeの仕事内容やフリーランス案件を探す基準、エージェントの選び方や、案件例、React Nativeでフリーランスになるメリット・デメリットをご紹介します。
目次 (PRも含まれます)
- 1 フリーランスのReact Nativeの仕事内容
- 2 React Nativeの案件単価・相場
- 3 React Nativeのフリーランス案件を探す基準
- 4 React Native向けフリーランスエージェントの選び方
- 5 React Native案件を獲得するのにおすすめのフリーランスエージェント
- 6 React Nativeのフリーランス案件例
- 7 React Nativeがフリーランスになるメリットは?
- 8 React Nativeがフリーランスになるデメリットは?
- 9 フリーランスのReact Nativeに求められるスキル
- 10 フリーランスのReact Nativeが収入を上げる方法
- 11 未経験からフリーランスのReact Nativeになれる?
- 12 フリーランスのReact Nativeの将来性
- 13 まとめ
フリーランスのReact Nativeの仕事内容
フリーランスのReact Nativeの仕事内容は、一言でいうと「クロスプラットフォームのWebアプリケーション開発」です。
クロスプラットフォームのため、iOS・Androidの両OSで動作するアプリを開発することができます。
そのため、プロダクト開発の全般に関わることができます。
- 新機能の開発
- 既存機能の改善
- アプリのUI/UX改善
- パフォーマンス改善
- 技術基盤の整備
幅広い仕事内容に携わることができるため、求められるスキルや経験も一定以上必要です。
React Nativeの案件単価・相場
React Nativeの案件単価や相場はどのくらいでしょうか?
React Nativeのフリーランス案件は、高度なスキルや経験を必要とする分、他のフリーランス案件と比べて案件単価は高い傾向にあります。
実際の案件例をご紹介しながら、React Nativeの案件単価や相場を詳しくご紹介します。
引用:レバテックフリーランス公式ページ
※2022年10月22日時点。現在は募集終了している場合があります。
React Nativeを用いた、建設業向け施工管理アプリ開発の案件です。
案件単価は~750,000円/月で、他の案件に比べてかなり高いです。
また、最寄り駅は埼玉県であるものの、リモートOKのため、人気が高いと予測されます。
リモートOK案件は、募集がすぐに締め切られることが多いため、気になる案件があれば、早めに応募しましょう。
引用:レバテックフリーランス公式ページ
※2022年10月22日時点。現在は募集終了している場合があります。
React Nativeを用いた、地域決済モバイルアプリ開発の案件です。
案件単価は、800,000円/月で、こちらも高単価案件です。
これだけ報酬がもらえると、複数案件にジョインせずに1案件に集中できるのもメリットです。
またReact Nativeだけでなく、HTMLやCSS、JavaScriptの知識も必要とされるため、幅広い経験を活かせます。
React Nativeのフリーランス案件を探す基準
React Nativeの案件は数が多いため、基準を明確にして探さないと、意図しない案件を獲得してしまうことも。
今回はReact Nativeのフリーランス案件を探す際に、基準にするとよい項目を以下の3つご紹介します。
- ①クラウドソーシングかフリーランスエージェントか
- ②フルリモート案件があるか
- ③高単価な案件が多いか
①クラウドソーシングかフリーランスエージェントか
クラウドソーシングかフリーランスエージェント、どちらで案件を獲得するかは、理想の案件に出会えるかの基準になります。
クラウドソーシングとは、インターネット上で企業や個人事業主が、不特定多数のフリーランス・個人事業主に対して、業務を発注することです。
具体的なクラウドソーシングサイト名は、クラウドワークスや、ランサーズが挙げられます。
クラウドソーシングは、フリーランスが飽和状態になっているため、案件単価が低く、倍率もかなり高い傾向にあります。
また案件探しから契約締結、発注元とのやりとりから、トラブル対応まで全てフリーランスが行う必要があるため、総稼働時間を考慮すると、時給がかなり低いなんてことも。
対して、フリーランスエージェントとは、フリーランスの営業から契約締結までの業務を全て代行してくれるエージェントのことです。
フリーランスエージェントを使えば、自分にあった案件の紹介はもちろん、面倒なやりとりから重要な契約の締結までエージェントが代行してくれます。
そのため自分の得意な業務に集中しながら、高単価案件を獲得することができるので、クラウドソーシングとフリーランスエージェントで迷っていた方は、まずはフリーランスエージェントでスタートしてみましょう。
②フルリモート案件があるか
2つ目の基準は、フルリモート案件があるかどうかです。
フルリモート案件であれば、家庭の事情で在宅で働きたい方はもちろん、地方在住の方も働きやすいです。
また通勤時間を削減できることにより、プライベートの時間を増やしたり、仕事に集中できたりとさまざまなメリットがあります。
ただしフルリモート案件はかなり人気なので、もし希望する仕事内容のフルリモート案件を見つけた場合は、すぐに応募してみましょう。
またフルリモート案件以外でも、希望する案件を見つけたらすぐに行動できるように、先にいくつかのフリーランスエージェントに登録しておくこともおすすめします。
③高単価な案件が多いか
案件を探す際は、高単価な案件が多いかも注目しましょう。
仕事のモチベーションの多くは、案件単価に左右されるもの。
どうせ働くなら、高単価な案件の方がよいはず。
フリーランスエージェントに登録する際は、高単価な案件が多いかどうかも確認しましょう。
その際に注目するべきは、エンド直で企業と取引しているエージェントかどうかです。
エンド直とは、企業とエージェントの間に仲介会社を挟まず、直接取引をする形態のことです。
エンド直は、仲介会社にマージンを払う必要がないため、その分フリーランスに還元できる報酬も高くなります。
React Native向けフリーランスエージェントの選び方
React Nativeのフリーランスエージェントを選ぶ方法は、以下の5点です。
- 自分のスキル/職種にマッチした案件数が多いか
- 単価が高いか
- マージン(手数料)の割合は低いか
- 福利厚生などサポートは充実しているか
- リモート勤務・週3稼働など希望する働き方ができるか
自分のスキル/職種にマッチした案件数が多いか
フリーランスエージェントを選ぶ際は、自分のスキルや職種にマッチした案件が多いかに注目しましょう。
自分のスキルより低いレベルの案件ばかりのエージェントだと、本当はもっと稼げたかもしれないという損をしている可能性も。
また自分の得意な領域・言語の案件が少ないエージェントだと、なかなか案件獲得まで辿り着けないこともあります。
どのフリーランスエージェントも、無料会員登録後に初回面談があるため、その場で自分のスキルをアピールし、マッチする案件がどのくらいあるか確認することをおすすめします。
単価が高いか
2つ目に基準にするのは、単価が高いかどうかです。
案件単価は高い方が、モチベーションの維持ができますし、生活にも潤いが出ます。
単価が高い案件が多いかどうかは、エンド直で企業と取引しているエージェントか確認しましょう。
また今までスキルや経験が豊富な方は、単価が高くなる傾向にあります。
まだ会社員で今後フリーランスに転身することを検討している方は、スキルや経験をブラッシュアップさせることに集中することをおすすめします。
マージン(手数料)の割合は低いか
3つ目に基準にするべき項目は、マージン(手数料)の割合が低いかどうかです。
このマージン(手数料)とは、エージェントの取り分のことで、低ければその分フリーランスに還元する報酬が高くなります。
マージン(手数料)も、初回面談時に担当者に質問して確認しましょう。
福利厚生などサポートは充実しているか
福利厚生のサポートが充実しているかも、基準として確認しましょう。
フリーランスになると、基本的に福利厚生はありません。
そのため勤務地への交通費の支給もなければ、カフェテリアプランもありません。
ですが、フリーランスエージェントによっては、こういった福利厚生のサポートがあることも。
福利厚生も、働くモチベーションに影響を与える方は、そのエージェントの福利厚生プランも必見です。
リモート勤務・週3稼働など希望する働き方ができるか
リモート勤務・週3稼働など、希望する働き方ができるかも基準としてみましょう。
フリーランスは自由な働き方が魅力ですが、理想の働き方ができないと、モチベーションの低下に繋がります。
React Nativeのフリーランス案件には、リモート勤務・週3日稼働OKの案件が多いため、エージェントごとの案件の特色を押さえておきましょう。
React Native案件を獲得するのにおすすめのフリーランスエージェント
React Native案件を獲得するのに、おすすめのフリーランスエージェントを4つご紹介します。
- レバテックフリーランス
- テクフリ
- ITプロパートナーズ
- エンジニアスタイル
レバテックフリーランス
公開求人数
(現在募集中の案件)58726件 (2023年12月19日現在) React Nativeの
公開求人数336件 (2023年12月19日現在) マージン率 非公開 対応地域 東京・神奈川・埼玉・千葉・大阪・兵庫・京都・愛知・福岡 強み ・週4日~稼働の案件、リモート案件多数
(週3日以内の案件はハイスキルが必要)
・カウンセラーの専門性が高く、幅広く相談に乗ってくれる
・高単価な案件が多い
レバテックフリーランスの主な特徴は以下の3つです。
- 業界最高水準の案件単価
- キャリアコンサルタントによる手厚いサポート
- 案件数が多い
業界最高水準の案件単価
レバテックフリーランスで掲載している案件は、中間業者を挟んでおらず、直請案件がほとんどです。
そのため、高単価案件に期待できます。
キャリアコンサルタントによる手厚いサポート
※2022年10月22日時点 レバテックフリーランス公式サイトより引用(公式:https://freelance.levtech.jp)
キャリアコンサルタントによる手厚いサポートがあるのもレバテックフリーランスの特徴です。
IT業界に精通しているキャリアコンサルタントが多いため、仕事に関する悩みや相談にも親身に対応してくれます。
またスキルアップや交流会が定期的に開催されていたり、引っ越しや結婚などのライフイベントにはお祝いを用意してくれたりもします。
案件数が多い
レバテックフリーランスは、保有している案件数が非常に多いです。
2022年10月22日時点で4万件以上の案件があります。
案件によって仕事内容や稼働日数、リモート対応などの案件種類が豊富のため、自分に合った案件が見つけやすいですよ。
レバテックフリーランスの案件例
月額単価 950,000円/月 職務内容 ・チケット関連事業向け開発支援に携わっていただきます。
・下記を行っていただきます。
- 新規IOS/Androidアプリの開発
-Apple/Googleへの申請、リリース後の改善
- PM, PdMとの議論や連携
- 新規事業のシステム、ネットワークの設計
- フロントエンド、バックエンド開発におけるDX改善求めるスキル ・Ruby on Railsを用いた開発経験2年以上
・React Native用いた開発経験2年以上歓迎スキル・エンジニアマネジメントの経験
・iOS、Androidアプリの新規開発経験
・toCサービスの開発経験
・⾃社サービスの開発経験案件URL 【副業/Ruby/React Native】チケット関連事業向け開発支援の求人・案件
(2024年08月23日 現在)
テクフリ
画像はテクフリ公式サイトより引用:https://freelance.techcareer.jp/
運営会社 | 株式会社アイデンティティ |
公開求人数 | 11,259件 |
マージン率 | 10%〜 |
対応地域 | 全国(主に東京) |
働き方 | 週2,3日から稼働OK案件あり。常駐案件が多い。 |
公式ページ:https://freelance.techcareer.jp/ ※2022年10月22日時点・公式サイトより引用/算出
テクフリ最大の特徴は以下の3つです。
- 運営元である株式会社アイデンティティが、複数のIT人材派遣事業をおこなっている
- ユーザーのスキルとのマッチ度が高い案件を紹介
- 手厚い福利厚生サービスを提供
怪我や病気などで万が一働けなくなったときでもサポートしてくれるので安心です。
ITプロパートナーズ
公開求人数 5014件 (2024年08月23日現在) React Nativeの
公開求人数52件 (2024年08月23日現在) マージン率 非公開 対応地域 東京・神奈川・埼玉・千葉・大阪・兵庫・京都・愛知・福岡 働き方 週2-3案件、リモート案件多数 公式 https://itpropartners.com/
ITプロパートナーズの主な特徴は以下の2つになります。
- 『直請案件』だからこその高単価
- リモート勤務、週1〜2日から稼働OKの案件多数
『直請案件』だからこその高単価
ITプロパートナーズ公式サイトより引用(https://itpropartners.com/)
ITプロパートナーズで取り扱っている案件の多くは、仲介会社を挟まないエンド直の案件です。
そのため、週の稼働日数が少ない場合でも安定的な収入に期待できます。
リモート、週1~2日から稼働OKの案件多数
ITプロパートナーズ公式サイトより引用(公式:https://itpropartners.com/)
ほかのエージェントでは、最低でも週3からしか働くことのできない案件がほとんどですが、ITプロパートナーズは週1からでも働ける案件を多く掲載しています。
そのため、プライベートの時間も十分に確保できます。
ITプロパートナーズの案件例
月額単価 〜600,000円(週5日) 職務内容 ■ミッション
【募集背景】
自社サービスの追加開発
【想定業務内容】
主に自社Webサービスおよびアプリの開発・運用をお任せします。
各種機能の開発や運用がメインとなります!
<関わるサイト・システム>
自社予約サイト Webサイト/アプリ
店舗様向けシステム
社内システム
外部連携システム など
【使用技術詳細】
OS : AmazonLinux 2 (EC2)
言語 : PHP5.6(PHP7.4に移行中)、CakePHP、JavaScript(React.js、Next.js、ReactNative)
DB : MySQL 5.7 (Aurora)求めるスキル ■必須スキル:
・React.js/Next.jsでのフロントエンド設計・実装経験
■尚可スキル:
・ReactNativeでのアプリ開発経験
・PHP(CakePHP)でのバックエンド設計・実装経験
・インフラの運用・構築経験
・メンバーマネジメント経験案件URL 【React.js/ReactNative】予約サイトにおけるフロントエンド開発の案件・求人
(2024年08月23日 現在)
エンジニアスタイル
応募も1クリックで完了するため、スムーズに案件が探せます。
運営会社 | ボスアーキテクト株式会社 |
公開求人数 | 179,827件 |
特徴 | 直接契約で高単価を実現 |
対応地域 | 主に東京 |
働き方 | リモートワーク、フレックス制度、 週2稼働OKなどさまざまな案件に対応 |
※2022年10月22日時点・公式サイトより引用/算出
エンジニアスタイルの特徴は以下の2つです。
- 17万件超の豊富な案件数
- データが豊富で、案件を探しやすい
17万件超の豊富な案件数
エンジニアスタイルの最大の魅力は案件数です。
2022年10月22日の時点で17万件を超えています。
案件数が多いので、自分にマッチした案件が見つかる可能性も非常に高くなります。
データが豊富で、案件を探しやすい
※エンジニアスタイルから引用 /2022年10月時点確認
エンジニアスタイルでは、職種別や言語別・フレームワーク別によって平均単価が算出されています。
案件は以下の条件に絞って検索可能です。
- 言語・フレームワーク
- 開発スキル
- 職種/業界
- エリア/駅
- 単価
上記で検索しても自分にぴったりの案件が見つからないのであれあれば、「こだわり条件」を利用してみましょう。
※エンジニアスタイルより引用 /2022年10月時点
エンジニアスタイルでは、アフターケアや福利厚生などにも注力しています。
定期的にフリーランスに向けたオフ会やイベントなどを開催しており、無料で参加可能です。
【関連記事】React Nativeの業務委託案件が見つかるおすすめサイト4選
React Nativeのフリーランス案件例
React Nativeのフリーランス案件にはどんな案件があって、報酬の相場がどれくらいなのかを確認していきます。
実際にReact Nativeのフリーランス案件をいくつかピックアップして紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
※今回紹介する案件は募集を終了している可能性もあります。最新の案件例が見たい人はエージェントに登録したうえで、詳細を確認してみましょう。
案件例①
月額単価 800,000円/月 職務内容 ・React Nativeで実装されているスマートフォン向けバックアップアプリケーションの
開発、保守をご担当いただきます。
・ご経験に応じて幅広い作業をご対応いただきます。求めるスキル ・エンジニアとしての実務経験2年以上
・React の実務経験
・サーバーサイド開発経験
・GCPの実務経験歓迎スキル・React Nativeの実務経験案件URL 【React Native】クラウドバックアップアプリ開発の求人・案件
(2024年08月23日 現在)
案件例②
月額単価 850,000円/月 職務内容 女性向けヘルスケアアプリの新規開発案件に、
フロントエンドエンジニアとして携わっていただきます。
アプリ(iOS/Android)の新規開発及び開発環境、システム開発などの作業をご担当いただきます。求めるスキル ・TypeScriptでのReact Nativeのモバイルアプリ開発経験3年以上(※Expoのみの使用経験はNGとなります)
・アジャイルソフトウェア開発経験
・開発者が複数いるチームでの業務経験
・コードバージョン管理の経験歓迎スキル・チャットUI実装経験
・Xcode/Android Studioの経験
・Swift/Kotlinの経験案件URL 【フロントエンド(React Native)】女性向けヘルスケアアプリ新規開発の求人・案件
(2024年08月23日 現在)
上記の案件はあくまでも一例なので、自分のスキルに合わせて案件を探してみてください。
React Nativeがフリーランスになるメリットは?
React Nativeでフリーランスになるメリットは何があるのでしょうか?
以下の3点に注目して詳しく解説します!
- 収入が増える
- スキルアップにつながる
- 人脈が広がる
収入が増える
会社員よりも、フリーランスの方が収入が増える傾向にあります。
それはフリーランスの方が、終身雇用ではなくプロジェクト単位でのジョインのため収入が増える傾向にあります。
また退職金や福利厚生もないため、その分も上乗せされています。
スキルアップにつながる
フリーランスになると、スキルアップにつながります。
長期間にわたって同じ会社の同じ仕事をするよりも、今まで経験がない業界や会社といった新しい環境で仕事をした方が、スキルが向上します。
またフリーランスの案件でも、日本の未来を切り拓いたり、最先端技術に関われたりする案件もあるため、フリーランスでも十分スキルアップを狙えます。
人脈が広がる
フリーランスになると、人脈が広がります。
複数のプロジェクトに参加することで、そこで出会える人も増えていきます。
エンジニアだけではなく、デザイナーやマーケター、営業といった幅広い職種との出会いもあります。
一度同じプロジェクトに参加した人から、仕事を受注する場合もありますよ。
またフリーランスの交流会も盛んに行われているため、フリーランスはさまざまな人と出会えて、刺激的です。
React Nativeがフリーランスになるデメリットは?
React Nativeのフリーランスになると、発生しうるデメリットは何でしょうか?
デメリットを把握することで、ギャップを埋めることができます。
- 仕事や収入が安定しない
- 手厚い社会保障が受けられなくなる
- 経理や営業などを自分で行う必要がある
仕事や収入が安定しない
フリーランスになると、仕事や収入が安定しなくなります。
新規案件がなかなか獲得できなくなったり、今まで当たり前に受注できていた案件が、突然受注できなくなったりすることも。
また契約更改のタイミングで、顧客都合により案件単価が下がって、収入が落ちることもあります。
会社員時代は、毎月決まった給料をもらえていたのに、フリーランスになった途端、毎月の報酬が見えなくなり生活が不安定になる方もいます。
手厚い社会保障が受けられなくなる
フリーランスのデメリットに、手厚い社会保障が受けられなくなることも挙げられます。
例えば会社員の場合、会社を辞めたり、会社が潰れたりしても、雇用保険を払っていれば、失業手当を受けることができます。
フリーランスの場合は、雇用保険がないため、案件が受注できなかったり病気で仕事ができなかったりしても、失業手当を受けることはできません。
他にも、会社員であれば加入できる厚生年金にフリーランスは加入できないため、将来受け取れる年金額に差が出るのも、フリーランスのデメリットです。
経理や営業などを自分で行う必要がある
会社員の場合、経理や営業、事務など、それぞれの得意な分野に分かれて仕事をしていましたが、フリーランスになると、全て自分で行う必要があります。
特に営業活動を苦手としているフリーランスは多く、自分の得意なことに集中して仕事をしたいと思っている方は、ぜひフリーランスエージェントを利用しましょう。
フリーランスエージェントは、営業はもちろん経理や事務周りもサポートしてくれます。
フリーランスのReact Nativeに求められるスキル
フリーランスでReact Nativeを使った案件に挑戦する場合、どのようなスキルが求められるのかご紹介します。
- HTML / CSS / JavaScriptのスキル
- Vue.jsでの開発経験
- ReactまたはReact Nativeを用いた開発経験
HTML / CSS / JavaScriptのスキル
HTML/CSS/JavaScriptのスキルがあると、React Nativeの案件を獲得しやすくなります。
フリーランスエージェントでReact Nativeの案件を調べていても、HTML/CSS/JavaScriptを扱える人を歓迎している案件が多かったです。
アプリだけでなく、Webの開発スキルやPythonやKotlinといった他言語の知識を持っていると、幅広く活躍できる傾向にあります。
Vue.jsでの開発経験
Vue.jsでの開発経験があると、React Nativeの案件を進めていく上で、有利になります。
Vue.jsとはアプリケーションのUI開発に適した、JavaScriptのフレームワークです。
Java Scriptのフレームワークは多数あるものの、高い採用率を誇るため、アプリ開発現場ではよく使われるフレームワークです。
ReactまたはReact Nativeを用いた開発経験
ReactまたはReact Nativeを用いた開発経験は、フリーランスのReact Native案件を受ける上で、必須です。
基本的にフリーランスのReact Native案件は、ReactもしくはReact Nativeを現場で用いた経験がないと受注できません。
もし経験はあるが、やや自信がない状態であれば、自分でスキルアップを目指すことをおすすめします。
フリーランスのReact Nativeが収入を上げる方法
フリーランスのReact Native案件を受けていく上で、収入を上げる方法は何があるのでしょうか?
- サーバーサイド言語のスキルを身につける
- 企画や用件定義、PMなど上流工程の経験を積む
サーバーサイド言語のスキルを身につける
サーバーサイド言語のスキルを身につけると、収入が上がりやすくなります。
サーバーサイド言語とは、JavaScriptやNode.js、JavaやRubyが挙げられます。
RubyやJavaScriptは汎用性が高いため、スキルを磨いておけば、今後React Nativeの案件以外にも挑戦できるようになります。
React Nativeの案件で収入を増やす目的以外にも、フリーランスとして安定的に働くために、サーバーサイド言語のスキルを習得するのをおすすめします。
企画や用件定義、PMなど上流工程の経験を積む
企画や要件定義、PMなど上流工程の経験を積むことも、収入を上げる上で大切です。
React Nativeを使った作業しかできない人より、上流工程の経験もある人の方が歓迎されやすいためです。
また上流工程が仕事内容に含まれる案件の方が、案件単価が高い傾向にあるためです。
上流工程メインの案件だと、900,000円/月を超える案件もありました。
もし作業メインの経験しかないにも関わらず、高単価の案件を狙っている場合は、一旦会社員として上流工程の経験を積んでからフリーランスになることをおすすめします。
未経験からフリーランスのReact Nativeになれる?
未経験から、フリーランスのReact Native案件を受注することはできないと考えて良いでしょう。
React Nativeの案件は幅広いアプリ開発経験がある人でないと、獲得するのが難しいからです。
もし今未経験で、フリーランスのReact Native案件を獲得したいと思っている方は、会社員として転職することをおすすめします。
React Nativeを使うフリーランスの将来性はあるのでしょうか? 結論、あると言えます。 アプリ開発に携われる人の需要は高まっており、さらにReact Native自体の需要も高いためです。 React NativeはAndroid・iOSどちらも開発可能であり、さらにHTMLやCSS、PHPといったWebフロントエンド、スマートフォンアプリ開発、どちらも可能です。 汎用性が非常に高いフレームワークなので、React Nativeのスキルと経験が十分にある方なら、将来性もあると言えます。
今回はReact Nativeのスキルを使って、フリーランスになりたい方向けに、React Nativeのフリーランス案件を探す基準や、フリーランスになるメリット・デメリット、おすすめのフリーランスエージェントをご紹介しました。 今回ご紹介したフリーランスエージェントは、どれも1分で無料会員登録ができ、初回面談も無料で受けられるため、気になったエージェントがあったらすぐに登録してみましょう。 また無料会員登録後は、全ての案件を見れるエージェントが多いため、実際にどのような案件があるか気になる方は、ぜひ登録することをおすすめします。フリーランスのReact Nativeの将来性
まとめ