ロボット開発の業務委託は稼げる?単価相場や契約までの流れを解説
ハイスキルの方向け。週4日~以上、エンド直請、高単価案件を探す人におすすめのフリーランスエージェント。
ITプロパートナーズ(公式:https://itpropartners.com/)
リモートで、週2〜3日稼働OKの直請け案件を探すならここ。業界最多水準の案件数を保有。
テクフリ(公式:https://freelance.techcareer.jp/)
休業補償など手厚い福利厚生あり!上場企業からの高単価案件も多数!
ロボット開発の業務委託案件を探すなかで、下記のようなお悩みに直面したことはありませんか?
結論から言うと、ロボット開発の業務委託案件を探すのにおすすめなのは、複数の案件サイトに登録することです。
案件サイトは案件の種類が多かったり、福利厚生が充実していたりといった、多様な強みをサイトごとに持っています。
案件サイトに複数登録し、それぞれの持つ長所を生かして、自分の希望に沿った案件を探せば効率的です。
今回は、ロボット開発の業務委託案件を探す方に、おすすめの案件サイトを紹介していきます。
目次 (PRも含まれます)
ロボット開発の業務委託案件を探す基準
ロボット開発の業務委託案件を選ぶ際には、以下3つのポイントを基準にしましょう。
- 自分のスキルに合った案件が多いか
- リモート可能な案件があるか
- 高単価な案件が多いか
自分のスキルに合った案件が多いか
業務委託案件を探すために案件サイトを選ぶ際には、自分のスキルに合う案件を、たくさん扱っているかどうかを確認すべきです。
案件サイトは以下のように、サイトごとに異なる得意分野があります。
- Web系領域に特化し、デザイナー・ディレクター案件が豊富
- 高スキルが求められる分、高単価な案件を取り扱う
「働きたい業界の案件を扱っているか」「自分のスキルを十分に生かせる案件があるか」など、重視したいポイントを先に決めておき、それを満たす案件サイトを探すのがおすすめです。
リモート可能な案件があるか
リモート勤務OKな案件を取り扱っているかどうかも、大切なポイントです。
リモート案件には、自宅やカフェなど、場所にとらわれずにオンラインで作業できるメリットがあります。
通勤も必要ないため、効率よく時間を使え、仕事や趣味にあてる時間を増やせるのも魅力です。
高単価な案件が多いか
業務委託で効率よく稼ぐためには、高単価な案件を多く扱う案件サイトを選ぶこともポイントです。
高単価である代わりに、高スキルを求められることもありますが、自分のスキルアップへつなげるいい機会です。
ロボット開発の業務委託案件を探せるおすすめサイト3選
この章では、DAINOTE編集部厳選の「ロボット開発の業務委託案件を探すのにおすすめの案件サイト」を3つ紹介します。
- レバテックフリーランス(公式:https://freelance.levtech.jp/)
ハイスキルの方向け。週4日~以上、エンド直請、高単価案件が多いフリーランスエージェント。 - ITプロパートナーズ(公式:https://itpropartners.com/)
リモートかつ週2〜3日稼働OKの直請け案件を探すならここ!業界最多水準の案件数を持つ。 - テクフリ(公式:https://freelance.techcareer.jp/)
休業補償など、手厚い福利厚生あり!上場企業の高単価案件も豊富。
レバテックフリーランス
公開求人数
(現在募集中の案件)80252件 (2024年02月04日現在) ロボット開発の
公開求人数1016件 (2024年02月04日現在) マージン率 非公開 対応地域 東京・神奈川・埼玉・千葉・大阪・兵庫・京都・愛知・福岡 強み ・週4日~稼働の案件、リモート案件多数
(週3日以内の案件はハイスキルが必要)
・カウンセラーの専門性が高く、幅広く相談に乗ってくれる
・高単価な案件が多い
レバテックフリーランスには、主な特徴が3つあります。
- 業界最高水準の案件単価
- キャリアコンサルタントによる手厚いサポート
- 案件数が豊富
業界最高水準の案件単価
レバテックフリーランスでは、高単価な案件を多く扱っています。
その理由は、ほとんどの案件がほかの中間業者を挟まない「直請案件」であるためです。
キャリアコンサルタントによる手厚いサポート
※レバテックフリーランス公式サイトより引用(公式:https://freelance.levtech.jp)
レバテックフリーランスはIT人材サービスを手掛けているため、IT業界に精通したプロのエージェントからのサポートが受けられます。
案件数が豊富
レバテックフリーランスは、ロボット開発の案件を豊富に扱っています。
レバテックフリーランスの案件例
月額単価 700,000円/月 職務内容 BluePrismを使ったロボット開発をご対応いただきます。 求めるスキル ・BluePrismを使ったロボット開発経験1年以上
・BluePrismのプロセス/オブジェクト/キューを使った実装経験
・BluePrismの標準テンプレートに則ったプロセスの実装経験
・画面操作を行うロボットの実装経験
・BluePrismの処理実行を安定稼働させた経験
・システム開発/運用業務の経験5年以上歓迎スキル・「Blue Prism Developer (AD01)」の有資格
・BluePrismのキューを使用した設計の経験
・再実行を考慮したBluePrismのキュー設計の経験
・BluePrismのプロセスが4つ以上存在するロボットの設計経験
・複数の端末で同時実行させるロボットの設計経験
・BluePrismに限らず、実装レビュアーの経験案件URL 【Blue Prism】小売向けRPAロボット開発の求人・案件
(2024年08月23日 現在)
注意:レバテックフリーランスでは経験者向けの週4日以上稼働案件を多く取り扱っており、週3日以下稼働の副業可能な案件については高いスキルと実務経験が必須です。エンジニア未経験の方や現在会社員の方への副業は紹介できませんのでご注意ください。
【関連記事】レバテックフリーランスの評判・口コミは悪い?案件の内容や注意点・退会方法を解説
ITプロパートナーズ
公開求人数 5014件 (2024年08月23日現在) ロボット開発の
公開求人数2件 (2024年08月23日現在) マージン率 非公開 対応地域 東京・神奈川・埼玉・千葉・大阪・兵庫・京都・愛知・福岡 働き方 週2-3案件、リモート案件多数 公式 https://itpropartners.com/
ITプロパートナーズの主な特徴は以下の2つです。
- 「直請案件」で高単価を実現
- リモート勤務、週1〜2日から稼働できる案件が豊富
「直請案件」で高単価を実現
ITプロパートナーズ公式サイトより引用(https://itpropartners.com/)
ITプロパートナーズが取り扱う案件単価は、直請案件が多いため、他のエージェントと比較して単価が高い傾向があります。
※直請案件とは、他の中間業者を挟まず、直接クライアントと契約する案件のこと
正直なところ、マージン率を公開しているフリーランスエージェントはほとんどありません。
フリーランスの取り分や、単価の良し悪しを事前に知るのは、難しいのが現状です。
マージン率が非公開でブラックボックス化しているなか、過剰な報酬の中抜きが発生しないことは、IT プロパートナーズの魅力です。
リモート勤務、週1〜2日から稼働できる案件が豊富
ITプロパートナーズ公式サイトより引用(公式:https://itpropartners.com/)
ITプロパートナーズの大きな魅力として、週1〜2日から稼働できる案件が豊富な点があります。
一般的に、他のフリーランスエージェントの最低稼働日数は週3・4日〜で、常駐案件です。
一方、ITプロパートナーズはリモート案件も多く扱い、自分のスタイルに合う自由な案件選択が叶います。
ITプロパートナーズの案件例
月額単価 〜600,000円(週5日) 職務内容 UiPathでのロボット開発
【内容】
■UiPathでのロボット開発
・業務分析(ヒアリング及びフロー図、ロボット化申請書作成)
・検証
・ロボット作成
・運用保守(ロボ実行マニュアル、ロボット化報告書作成、本番導入)求めるスキル <必須>
・RPAでの業務自動化のプロジェクトリーダー経験
・業務分析から業務自動化可否判断のプロセス経験
・対顧客との会話力、口頭指示及び文章の作成能力および理解力
・UiPathでの開発経験(特にOrchestrator経験)
・UiPath資格取得者
<尚可>
・リーダー経験案件URL 【PL】UiPathでのロボット開発におけるエンジニアの案件・求人
(2024年08月23日 現在)
注意:ITプロパートナーズは週1日から稼働できる案件紹介が可能ですが、会社員の方への副業紹介できません。
【関連記事】ITプロパートナーズの評判・口コミとは?案件の特徴やメリットまで解説!
テクフリ
運営会社 | 株式会社アイデンティティ |
公開求人数 | 12,079件(2023年1月現在) |
マージン率 | 10%〜 |
対応地域 | 全国(主に東京) |
※公式ページ(https://freelance.techcareer.jp/ )より引用/算出
テクフリは高品質な案件を多数扱っています。
その理由は以下の3つです。
- 運営元の株式会社アイデンティティが、IT人材派遣事業を複数展開している
- ユーザーのスキルとよりマッチした案件を紹介している
- サイバーエージェントをはじめ、多くの上場企業の案件を取り扱っている
さらに、テクフリでは万が一の怪我や病気のときにも安心な休業補償など、福利厚生も充実しています。
【関連記事】ロボット開発におすすめの派遣会社ランキング4選|選び方のポイントや時給相場も解説
ロボット開発の業務委託の案件例・単価相場は?
ロボット開発の業務委託案件にはどんな案件があって、報酬の相場がどれくらいなのかを確認していきます。
実際にロボット開発の業務委託案件をいくつかピックアップして紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
※今回紹介する案件は募集を終了している可能性もあります。最新の案件例が見たい人はエージェントに登録したうえで、詳細を確認してみましょう。
案件例①
月額単価 600,000円/月 職務内容 ・コンシューマー向けのロボット開発に携わっていただきます。
・新規サービスの追加及び、現状機能の実装および検証、修正といった一通りの工程をご担当いただきます。求めるスキル ・C++(2011)を用いた開発経験2~3年
・Linux上での検証作業経験歓迎スキル・構築作業、検証作業(調査、手順書作成含む)経験
・ROS開発の経験または知識
・rvizの知見案件URL 【C++/フルリモート】コンシューマー向けロボット開発の求人・案件
(2024年08月23日 現在)
案件例②
月額単価 550,000円/月 職務内容 ・建設会社におけるロボット開発(主に建設機械の自動自律化)に携わっていただきます。
・開発立案、開発プロジェクト管理、建設現場での実証試験をご担当いただきます。求めるスキル ・Python,C,C++を用いたご経験歓迎スキル・MATLAB Simulinkを用いた開発経験 案件URL 【Python】建設会社向け作業ロボット開発の求人・案件
(2024年08月23日 現在)
上記の案件はあくまでも一例なので、自分のスキルに合わせて案件を探してみてください。
業務委託契約の主な種類
業務委託契約では、企業が外注したい業務の一部を、他の企業や個人に委託します。
お互いに報酬や納期、仕事内容、進め方などを了承すると、契約に進む仕組みです。
アルバイトのように雇用関係が発生しないため、企業と対等の関係で業務を進められる特徴があります。
業務委託契約の種類は主に3つです。
- 準委任契約
- 請負契約
- 委任契約
それぞれ詳しく解説していきます。
準委任契約
準委任契約は成果物の作成や事務作業を委託する契約で、時給や月給計算で報酬が発生するスタイルです。
ロボット開発案件で準委任契約を交わすと、委託された業務を時間内に滞りなくこなす義務が生じます。
メリット
準委任契約には、収入が安定しやすいというメリットがあります。
準委任契約の報酬条件は、成果物を納品することではなく、時間内に業務を安定しておこなうことです。
つまり、成果物の有無によらず、稼働した時間分の報酬が発生し、収入が安定しやすくなります。
デメリット
準委任契約のデメリットは、稼働時間の自由度があまり高くないことです。
基本的にシフトで稼働するため、クライアントによって早朝や深夜など、稼働の時間帯を自由に設定できるかが異なります。
業務の進め方についても、ある程度クライアントに管理されるため、業務を安定して行えているかを定期的に報告することも必要です。
もし企業側に評価されなかった場合には、プロジェクトの途中でも契約終了のリスクがある点も、デメリットと言えます。
請負契約
請負契約とは、成果物を完成させ、納品する義務を負う契約です。
正社員やアルバイトと異なり、報酬は成果物に対して支払われます。
メリット
請負契約には、働く場所や時間の自由度が高いというメリットがあります。
請負契約は成果物を完成させて納品することが条件です。
仕事する場所や時間、業務の進め方に関して、報告義務はありません。
つまり、エンジニア側は比較的自由に、仕事する場所や時間を決められるのです。
デメリット
請負契約のデメリットは、納品した成果物のクオリティが不十分だった場合に、報酬がもらえないリスクがある点です。
修正や報酬の減額を指示されることもあり、最悪の場合には報酬が支払われないリスクもあります。
さらに、どれだけ工数がかかっても、もらえる報酬が変わりません。
報酬が5万円の案件の場合、どう見積もっても最大100時間かかる作業であれば、時給換算すると500円/時になります。
委任契約
委任契約は法律に関する業務を委託します。
たとえば、確定申告を税理士に委任したり、弁護士に委任して裁判を起こしたりすることなどです。
エンジニアが結ぶ契約は、準委任契約と請負契約が該当します。
ロボット開発の業務委託で働くメリット
ロボット開発の業務委託で働く主なメリットは、以下の4つです。
- 自分の好きな仕事に集中できる
- 努力次第で収入アップが可能
- 自分で業務時間を決められる
- 人間関係のストレスから解放される
自分の好きな仕事に集中できる
業務委託で働くメリット1つ目は、自分の好きな仕事に集中できることです。
業務委託契約の場合、多様な案件の中から、得意なものや挑戦したいものを自分で選べます。
会社員の場合、基本的には仕事は選べず、与えられた仕事を一定の条件のもとで、こなしていかなければなりません。
業務委託契約であれば、自分の好きな仕事に注力できるため、少ないストレスで楽しんで働けます。
努力次第で収入アップが可能
業務委託で働くメリット2つ目は、自分の努力次第で収入アップが期待できる点です。
会社員の場合、仮に大きな成果を出しても、給与体系によってそれほど給与が上がらないケースも多々あります。
業務委託では、成果を出し続ければ契約継続へつながり、報酬がアップする可能性も少なくありません。
クライアントや仕事仲間とのつながりを通じ、高待遇の仕事を獲得できることもあるでしょう。
自分で業務時間を決められる
業務委託で働くメリット3つ目は、自分で業務時間を決められることです。
請負契約の場合、働く場所や時間は自分の裁量で自由に決められます。
準委任契約であっても、会社員と比べると比較的柔軟に稼働のシフトを調整可能です。
納期に間に合うよう、自分で業務時間を決められるため、好きな場所で好きな時間に働けます。
人間関係のストレスから解放される
業務委託で働くメリット4つ目は、人間関係のストレスから解放されることです。
会社員の方が持つ悩みは、一緒に働く上司や同僚たちとの人間関係が多くを占めます。
雇用関係とは異なる業務委託では、クライアントと対等な立場で業務を遂行できます。
万が一合わない担当者に当たった場合には、クライアントの変更も可能です。
ロボット開発の業務委託で働くデメリット
業務委託にはもちろんデメリットもあります。
- 労働基準法が適用されなくなる
- 福利厚生が受けられない
- 仕事のトラブルはすべて自己責任
労働基準法が適用されなくなる
業務委託のデメリット1つ目は、労働基準法が適用されなくなることです。
業務委託契約には、正社員やアルバイトのような雇用関係が発生しません。
つまり、報酬の条件や労働量に関して、法律の保護を受けにくい状態です。
最低賃金も法律で定められていないため、業務量に対し安過ぎる報酬で請けるリスクもあります。
福利厚生が受けられない
業務委託の2つ目のデメリットは、福利厚生が受けられないことです。
業務委託契約では、会社員のように雇用保険や労災保険など、社会保険が適用されません。
フリーランス用の保険に加入するなど、自分で自分の身を守る備えをしておくのがおすすめです。
仕事のトラブルはすべて自己責任
業務委託のデメリット3つ目は、仕事のトラブルが全て自己責任になることです。
会社においては、従業員が起こしたトラブルは会社がある程度の責任をとってくれます。
業務委託契約で万が一トラブルが発生した場合には、すべて自己責任です。
最悪のケースでは、企業が受けた損害分の賠償責任を負わされることもありえます。
納期を守れなかったり、企業が求めるスキルを提供できなかったりした場合、あっさりと契約が切られる怖さも常に隣合わせです。
業務委託契約を結ぶには業務委託契約書が必要
業務委託契約を結ぶにあたり、業務委託契約書の取り交わしは欠かせません。
後々トラブルに発展しないように、お互いを守る大切なものです。
業務委託契約書が必要な理由
業務委託契約書が必要な理由は、主に2つあります。
- 契約上のトラブルが発生しにくくなる
- 万が一の際、証拠として使える
業務委託契約書に明記されているのは、仕事内容や報酬についてです。
もし十分な取り決めをしなければ、想定以上のスキルを求められたり、報酬が少なかったりなど、契約上のトラブルが生じやすくなります。
トラブルを防ぐためにも、あらかじめ業務委託契約書を取り交わしておくことが大切です。
さらに、万が一の際、業務委託契約書は証拠として使うこともできます。
あまり考えたくはありませんが、もし裁判することになった場合にも、業務委託契約書の提出が必要です。
業務委託契約で起きやすいトラブルとは?
業務委託契約で起きやすいトラブルには、以下のようなことが挙げられます。
- 納品した成果物に対して何度も修正を求められ、報酬が変わらなかったため、その分時給が低くなった
- 契約内容に無い業務を求められたにもかかわらず、その分の報酬が支払われなかった
業務委託契約書の中で業務内容を詳しく決めておくと、このようなトラブルを防ぎ、お互いに納得した状態で業務を進められます。
秘密保持契約を結ぶ場合は秘密保持契約書を取り交わす
案件によっては、業務委託契約書とは別に、秘密保持契約書を交わすケースもあります。
秘密保持契約とは、「契約中に知り得た機密情報・個人情報を、第三者に業務遂行以外の用途で開示しない」という内容です。
企業と秘密保持契約を結ぶ場合には、秘密保持契約書の取り交わしをましょう。
業務委託契約締結の主な流れ
業務委託契約の流れは、以下の通りです。
- 契約内容の詳細について話し合う
- 業務委託契約書を作成する
- 契約書の内容を共有し、認識の相違を確認し合う
- 業務委託契約書を取り交わし、契約完了
①契約内容の詳細について話し合う
まず、契約内容の詳細について話し合いましょう。
- 報酬額
- 契約期間
- 業務範囲
これらの事項について、ある程度明確に決めておく必要があります。
②業務委託契約書を作成する
話し合った内容をベースに、業務を委託する側の企業が業務委託契約書を作成します。
業務委託契約書を作成するのは、あなたではありません。
③契約書の内容を共有し、認識の相違がないか確認し合う
企業が作成した業務委託契約書をチェックして、認識の相違がないかを確認しましょう。
このときに重要な部分のチェックがもれてしまうと、後々のトラブルにつながる可能性があります。
たとえ小さな部分でも、遠慮せずに気になることは相談して解消しておきましょう。
④業務委託契約書を取り交わし、契約完了
両者が納得できる契約内容が記載された業務委託契約書を取り交わして、契約が完了します。
本来は記名捺印が必要ですが、最近はクラウド上での電子契約が多いため、電子捺印で対応できるケースも増えています。
業務委託契約の締結前に確認すべき条件
業務委託契約を締結する前に、企業と十分に契約内容について話し合うことが必要です。
契約時に慌てることのないよう、あらかじめ確認しておいた方がいい主な条件について、解説していきます。
契約形態は何か
まず、業務委託契約の中でも準委任契約か請負契約か、どちらの契約形態であるかを確認します。
契約形態により働き方の自由度や収入の安定性が変わってくるため、必ずチェックが必要です。
業務内容は何か
次に、どんな業務を委託されるのか、業務内容について確認します。
ここを確認しておくことで、「想定外の業務を任され、報酬に見合わない仕事量をこなす羽目になった……」などのトラブルを未然に防ぐことができるのです。
報酬についての記載はあるか
さらに、業務委託契約書の中に、報酬についての記載があるかを確認しましょう。
- 報酬額
- 支払い方法
報酬に関して、以下の項目についても確認しておくのがおすすめです。
- 時間単価またはプロジェクト単位での支払いか
- 報酬の計算方法
報酬に関しても細かく確認しておかないと、想定より支払いが少なかったり、支払日が先に伸びたりする可能性もあります。
両者で認識に相違がないか、確認しておきましょう。
報酬以外に経費の支払いはあるか
報酬以外の経費の支払いがあるかどうかも、確認しておきましょう。
たとえば、業務に必要な消耗品やPCの回線費用、電気代といった経費が、報酬に含まれているか、または別支払いかの確認です。
後々揉めることになるのを避けるためにも、報酬以外の経費も忘れずに確認しましょう。
稼働時間はどのくらいか
稼働時間についての確認も必要です。
案件によりますが、「最低週2日稼働」といった時間が定められているケースもあります。
契約によっては、精算幅(例:100時間を基準に、90〜110時間の精算幅で◯万円)が定められていることがあるため、チェックが必要です。
スケジュールを管理するうえで必要な項目なため、もれなく確認しておきましょう。
稼働時間精算幅外の控除・超過支払いについての記載はあるか
稼働時間の精算幅が設定されている場合には、報酬の控除もしくは超過支払いがあるのかもチェックしましょう。
稼働時間精算幅外の控除・超過支払いとは、実際の稼働時間が精算幅より少なかった場合にはその分の報酬が差し引かれ、多かった場合には加算される仕組みのことです。
事前の確認により、「業務時間以上働いたのに、その分の報酬がもらえなかった」といったトラブルを防ぐことができます。
報酬の支払日はいつか
クライアント企業によって、報酬の支払日は規定が異なります。
業務委託契約において、報酬の支払日がいつになるのかの確認が必要です。
請負契約の場合、納品しても検収が完了するまでは報酬が支払われないケースもあります。
検収日が締め日を過ぎてしまい、報酬の支払いが翌月にずれてしまうことも少なくありません。
納品から検収完了までの期間についても、併せて確認しておきましょう。
契約期間、更新の有無について
業務委託契約の契約期間や、契約終了後の更新可否も確認ポイントです。
更新する際の条件がどんなものかも、併せてチェックしましょう。
損害賠償の記載はあるか
業務委託契約を締結するうえで避けられないのは、損害賠償問題です。
万が一、あなたが情報漏洩や著作権の侵害、秘密保持契約違反などで企業に損害を与えてしまったとき、企業から損害賠償を請求されるケースもあります。
そもそも、企業に損害を与えないように仕事するのは当たり前ですが、損害賠償に関する記載がある場合には、念入りなチェックが必要です。
特に、損害賠償が及ぶ期間や請求される条件について、もれなく確認しましょう。
不利な内容は記載されていないか
よくあることではありませんが、業務委託エンジニアに対する明らかに不利な内容が記載された業務委託契約書も存在します。
「報酬の振込手数料をエンジニアが負担する」「契約終了後に発生した損害を全額賠償する」といった記載があった場合には、契約締結後に気づいても手遅れです。
あなたにとって不利な契約を一度飲んでしまうと、いずれそれがあなた自身を苦しめます。
明らかに不利な記載があった場合には、修正を願い出ましょう。
その際、どうしても双方が納得できない場合には、契約自体を見送ることも必要です。
まとめ
今回は、ロボット開発におすすめの案件サイトや、業務委託契約を結ぶ流れ・注意事項ついて解説しました。
ロボット開発の業務委託案件を受注し、さらなる活躍をしたい方は、ぜひこの記事を参考にして取り組んでみてください。
ハイスキルの方向け。週4日~以上、エンド直請、高単価案件を探す人におすすめのフリーランスエージェント。
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リモートで、週2〜3日稼働OKの直請け案件を探すならここ。業界最多水準の案件数を保有。
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休業補償など手厚い福利厚生あり!上場企業からの高単価案件も多数!