RPAエンジニアの副業について徹底解説!メリットや想定されるリスクとは?


本記事では上記のような疑問にお答えします。
RPAエンジニアはこれから需要が高まる領域であり、副業に関しても高単価のものが多いです。

すでにRPAとして活躍している人はもちろん、バックオフィスで事務作業の効率化に取り組んでいたり、既にRPAツールなどを触っていたりするのであれば、年収を大幅アップできる可能性があります。

目次
RPAエンジニア副業の現状と将来性
RPAエンジニアの需要は増加傾向にあります。
2018年頃よりRPAエンジニアの需要が上がり、今後は案件もますます増えていくことでしょう。
RPAは様々なツールが存在する為、使用するRPAに応じて特徴を知る必要があります。
そのため幅広く専門的な知識が要求され、ハイレベルな人材が必要となるのです。
しかし必ずしもRPAの専門的な知識が必要というわけではありません。
RPA案件に携わってからはじめてRPAツールに触れるエンジニアも多く、現状としては人材が不足しています。
結論として、RPAエンジニアの将来は明るいと言えるでしょう。
労働者人口の減少が進む現代では、ITによる効率化・自動化などの働き方改革が推奨されています。
これまで人が行なっていたパソコンでの定型業務を自動化し、大幅に労働時間を削減できるようになったのです。
人手不足が叫ばれるなか、人の手による定型業務を削減し、頭脳労働に人員を配置できるので、企業全体の生産性に大きく貢献しているのがRPAです。

RPAの導入率はゆっくりと高まっている
RPAの国内市場規模は年々増加傾向にあります。
まだまだ聞き慣れない方も多いかもしれませんが、RPA市場のポテンシャルは非常に大きいのです。
導入に成功した企業ではサーバ型RPAやデスクトップ型RPAを積極的に活用するなど、利用拡大が進められています。
2020年度以降はRPAの利活用が定着し、導入企業内での利用拡大フェーズに入るという見通しもあるほど。

RPAの副業案件はまだまだ多くない
Webアプリの開発案件と比べるとRPAの案件はそこまで多くありません。
しかしRPAの認知度も上がりつつあり、少しずつ企業への導入も進んでいます。
RPAは登場して日が浅いため、まだまだ改善の余地があるでしょう。
しかし改善の余地があるからこそ、技術的にはまだまだ発展可能なのです。

付加価値の高さで単価が大きく変わる
RPAエンジニアに必要なのは、RPAのスキルだけではありません。
さまざまなスキルを身につけることで、単価は大きく変わります。
- エンジニアリングスキル
- バックオフィススキル
- コンサルスキル
上記のような付加価値を高めるスキルによって単価を上げていきましょう。
Excel VBAなどを学んで業務を自動化し、RPAエンジニアとしての基礎力を磨くことも可能です。
RPAエンジニアが副業をするメリット
RPAエンジニアが副業をすると、以下のようなメリットがあります。
- 多種多様な案件に関われる
- 市場価値の高いスキルを身につけられる
- 短い時間でも比較的稼ぎやすい
多種多様な案件に関われる
RPAには多種多様な案件があるため、エンジニアとして有益な経験が多く積めます。
具体的には以下のような経験ができます。
- RPAコンサルタントとして上流工程を担当する
- 企画、設計、運用、保守まで一貫して担当する
上記のような経験を積み、スキルを身につけるとキャリアの選択肢が増えます。
市場価値の高いスキルを身につけられる
副業をする際は、今の自分に足りないスキルを身につけられる案件に参画するといいでしょう。
RPAだけではなく、エンジニアは自身のスキルや実績に応じて報酬が支払われます。

短い時間でも比較的稼ぎやすい
フリーランスとしてRPAの副業案件に参画した場合の単価は、40~60万円程度と非常に高いです。
副業であれば短時間で稼げるため、ご自身が理想とするライフスタイルも実現しやすいでしょう。
週に1〜2日から働ける案件を選べば、無理なく業務をこなせます。
フルリモート案件なら通勤が不要なので、空いた時間を副業に回すことも可能です。
ただし週に1〜2日の案件はまだまだ数が少ないので、その点は注意が必要です。

副業RPAエンジニアの単価相場と案件例
副業RPAエンジニアの単価相場は、職種や業務内容によって幅が大きいです。
例えば、すでに導入が完了しているRPAの運用・保守をする場合は単価が低いでしょう。
しかし導入の上流工程に携わる場合は、単価が高い傾向にあります。
ボリュームゾーンは、月単価にして60万円~80万円前後です。

保守運用案件の単価相場
保守運用のみの案件の単価相場は月30万円〜45万円です。

以下は単価50万円の案件例です。
単価 | ~ 550,000円/月 |
月想定稼働時間 | 週5日 |
働き方 | 常駐 |
業務内容 | ・基幹システム構築・維持保守に携わっていただきます。 ・VB.NET(ASP.NET)、PL/SQL、Oracleを用いて、 基本設計~テストの工程をご担当いただきます。 |
必要スキル | ・.NET(Web系)開発経験1~2年以上 |
歓迎スキル | ・OutSystemsを用いた開発経験 ・RPA(UiPath)を用いた開発経験 ・intra-martの経験 |
※レバテックフリーランスより引用。2022年4月時点に掲載されていた案件のため、現在は掲載が終了している可能性があります。

企画〜保守運用案件の単価相場
企画〜保守運用案件の単価相場は月45万円〜70万円と、保守運用案件よりも高いです。
企画や開発に関わることでスキルアップでき、今後のキャリアアップが図れる実績が得られます。
単価 | ~ 600,000/月 |
月想定稼働時間 | 週5日 |
働き方 | 一部リモート |
業務内容 | メーカー向けRPA開発 →要件確認、設計・製造、運用 |
必要スキル | ・上流経験(設計書をしっかり記載できる) |
歓迎スキル | ・RPA経験(UiPath) |
※レバテックフリーランスより引用。2022年4月時点に掲載されていた案件のため、現在は掲載が終了している可能性があります。

RPAコンサルティングの単価相場
RPAコンサルティングの単価相場は月40万円〜80万円となっています。
以下のような案件は、経験を積んでからチャレンジする良いでしょう。
単価 | ~ 700,000/月 |
月想定稼働時間 | 週5日 |
働き方 | リモートOK |
業務内容 | 下記、UiPathを使用してのシナリオ開発/運用 ・コンサルティング業務 ・設計業務 ・開発業務 ・Quality Assurance業務 ・ロボットの実行管理/メンテナンス業務 |
必要スキル | ・RPAツールの使用経験(UiPath経験) ・何らかの開発経験(実務不問/開発言語不問) |
歓迎スキル | ・RPAを使った業務経験 ・RPA導入コンサルタントの経験 ・.NETやJavaの知見 |
※レバテックフリーランスより引用。2022年4月時点に掲載されていた案件のため、現在は掲載が終了している可能性があります。

在宅・リモート可の案件はどのくらいある?
RPAエンジニアの案件は、常駐・週5勤務がメインです。
実際に、2022年4月時点で『レバテックフリーランス』にRPA案件は265件掲載されていますが、フルリモート案件は24件です。
RPA案件総数 | 265件 |
リモートOK | 71件 |
フルリモート | 24件 |
(※2022年4月時点。レバテックフリーランスより算出)

週2~3日から稼働できる案件や、リモート案件を探すにはまず『レバテックフリーランス』や『ITプロパートナーズ』など掲載数の多いエージェントに登録してみましょう。
掲載数の多いエージェントでリモート勤務できる案件が見つからなくても、『ランサーズエージェント』や『クラウドテック』で良い案件を見つけられる可能性があります。
また、週3日で副業したいと考えている人もいるでしょう。
RPA案件のほとんどは週5日勤務ですが、上記で紹介したエージェントで週3日の案件が掲載されていることもあります。
副業的に参画できる案件は非公開になっていることも多いので、複数のエージェントに登録し、案件を網羅的にチェックすることをおすすめします。

単価 | 600,000円以上 / 月 |
月想定稼働時間 | 週3日・4日・5日 |
働き方 | 常駐 |
業務内容 | ・客先へのシナリオ作成 (ヒアリング→設計製造→導入サポート) ・社内業務の自動化シナリオの作成 |
必要スキル | ・Rubyでのプログラミング経験がある方 |
歓迎スキル | ・Windowsアプリを作成した事のある方 ・AWSの知識、経験がある方 |
※ランサーズエージェントより引用。2022年4月時点に掲載されていた案件のため、現在は掲載が終了している可能性があります。
RPAの副業案件の探し方
RPAに関連する副業案件の探し方は以下の通りです。
- エージェントを使う
- クラウドソーシングを使う
- 企業に直接営業する
エージェントを使う
案件を獲得するなら、フリーランス向けエージェントを活用するのが最もおすすめです。
案件獲得方法の中には企業へ直営業をするという選択肢もありますが、成功率はかなり低いと言えるでしょう。
特にエンジニアは営業に不慣れな人も多く、営業経験のない人が交渉をしようとしても断られる可能性が非常に高いです。
それに対し、エージェントは豊富な案件を揃え、キャリアアドバイザーも親身に相談に乗ってくれるため、実力さえあればすぐ案件を獲得できます。
またエージェントの中には、フリーランスでありながら正社員並みの保証をしてくれる会社もあるので独立に対する不安も解消できるでしょう。
「案件獲得」だけでなく「収入を途切れさせないサポート」まで無料で受けられるのがエージェントの魅力です。

クラウドソーシングを使う
クラウドソーシングは、主にランサーズとクラウドワークスの2つが有名です。
有用なサービスであること間違いありませんが、クラウドソーシングの案件は、ほとんどが低単価です。

もしクラウドソーシングを使うのであれば、企業と繋がりを作るか実績を作るために利用すると割り切ることが重要です。
エージェントに比べると悪質なクライアントも多く、料金未払いなどのトラブルになる可能性もあるので注意しましょう。
契約前の段階で雑なやりとりをするようなクライアントは、確実に避けて案件を受注した方がいいです。

企業に直接営業する
フリーランスでRPAエンジニアとして活動する場合、企業への直接営業で案件を獲得するのは難しいでしょう。
信頼のないエンジニアが採用される可能性は限りなく低く、直営業は精神的負担が大きいからです。
また単価の交渉に慣れていないと、安く買い叩かれる可能性も十分にあります。
信頼が構築されていない状態で営業すると冷たく断られることも多く、その段階で心が折れてしまうでしょう。

副業RPAエンジニアにおすすめのエージェント
副業RPAエンジニアにおすすめのエージェントは以下の通りです。
- ITプロパートナーズ
- レバテックフリーランス
- ランサーズエージェント
- クラウドテック
ITプロパートナーズ
公式サイト:https://itpropartners.com/

運営会社 | 株式会社Hajimari |
公開求人数 | 4,979件 |
平均単価 | – |
マージン率 | 非公開 |
対応地域 | 全国 |
働き方 | 週1~2日から稼働OK、リモートワークOKな案件が豊富 |
※2022年4月時点・公式ページより引用/算出(公式:https://itpropartners.com/)
ITプロパートナーズの主な特徴としては、以下の2つがあります。
- 『直請案件』だからこその高単価
- リモート、週1~2日から稼働OKの案件多数
『直請案件』だからこその高単価
ITプロパートナーズ公式サイトより引用(https://itpropartners.com/)
ITプロパートナーズで取り扱っている案件は『直請』が多く、他のエージェントと比較しても高い傾向にあります。
※直請案件とは、間に仲介会社を挟まず、直接クライアントと契約している案件のことを指します。

リモート、週1~2日から稼働OKの案件多数
ITプロパートナーズ公式サイトより引用(公式:https://itpropartners.com/)
ITプロパートナーズの大きな魅力として、週1~2日から稼働OKの案件が多くあるという点があります。
実際、他のフリーランスエージェントの多くは、以下の特徴があります。
- 最低稼働日数は週3、4~からが主流
- 常駐の案件が多く、副業的にフリーランスの仕事を始めづらい
- 週1、2からでもできるエージェントは、案件数が少ない
その点、ITプロパートナーズは週1~2日から稼働OKの案件やリモートの案件が多いです。
そのため、「まずは副業的にフリーランスの仕事を始めてみたい」という方必見のエージェントとなっています。

注意:ITプロパートナーズでは会社員向けの副業は紹介できません。
レバテックフリーランス
公式サイト:https://freelance.levtech.jp/

運営会社 | レバテック株式会社 |
公開求人数 | 36,291件 |
平均単価(月) | – |
マージン率 | 非公開 |
対応地域 | 東京・神奈川・埼玉・千葉・大阪・兵庫・京都・愛知・福岡・長崎・熊本・大分 |
働き方 | 週3案件、リモート案件多数 |
※2022年4月時点・公式サイトより引用/算出 (公式:https://freelance.levtech.jp)
レバテックフリーランスの主な特徴としては、以下の3つがあります。
- 業界最高水準の案件単価
- キャリアコンサルタントによる手厚いサポート
- 求人数の多さ
業界最高水準の案件単価
レバテックフリーランスは、高単価案件を数多く取り揃えており、最高単価は165万円という高水準です。
※2021年12月時点 レバテックフリーランス公式サイトより引用(公式:https://freelance.levtech.jp)
レバテックフリーランスは、案件のほとんどが中間業者を挟まない「直請案件」になっています。

キャリアコンサルタントによる手厚いサポート
※2021年12月時点 レバテックフリーランス公式サイトより引用(公式:https://freelance.levtech.jp)
IT人材サービスを多く手掛けるレバテックだからこそ、IT業界に精通したプロのエージェントによるサポートを受けることができます。

求人数の多さ
レバテックフリーランスの求人の多さは、業界最多水準で、公開されている案件だけで36,291件あります。
公開求人数 | 36,291 件 |
エンジニア | 11,218 件 |
RPA | 265件 |
※2022年4月時点 レバテックフリーランス公式サイトより算出(公式:https://freelance.levtech.jp)
他のフリーランスエージェントと比較しても、エンジニアの案件数は最も多くなっています。
それにレバテックが保有する案件のほとんどは、エージェントから直接案内されなければ見ることができない「非公開求人」です。
非公開求人は当然、倍率が低くなるため、高確率で自分が希望する案件に参画することが可能。

レバテックフリーランスは利用者満足度が高く、専任のキャリアカウンセラーによる手厚いサポートもあります。
ランサーズエージェント
公式サイト:https://lancersagent.com/

運営会社 | ランサーズエージェンシー株式会社 |
公開求人数 | 6,491件 |
平均単価 | – |
マージン率 | 公開(案件により6万円〜12万円の定額制) |
対応地域 | 全国 |
働き方 | 週3日〜稼働・リモートワークOKの案件も有 |
※2022年4月時点・公式ページより引用/算出(公式:https://lancersagent.com/)
ランサーズエージェントの主な特徴は、以下の2つです。
- すべての案件が直接契約・マージン公開
- リモート可、週3日~稼働OKの案件もある

※2022年4月時点。公式ページより引用
すべての案件が直接契約・マージン公開
ランサーズエージェント公式サイトより引用(公式:https://lancersagent.com/)
ランサーズエージェントの案件は、ほぼ全てが発注元企業からの『直請案件』です。
そのため、単価も他のエージェントと比較して高い傾向にあります。
※直請案件とは、間に仲介会社を挟まず、直接クライアントと契約している案件のことを指します。

契約の間に他の企業が入っていないため、報酬の中抜きが発生しません。

また、マージン(案件紹介の手数料)を公開しているのもランサーズエージェントの大きな特徴です。
マージンは割合ではなく定額制なので、高単価の案件ほど得になります。
リモート可、週3日~稼働OKの案件がある
ランサーズエージェント公式サイトより引用(公式:https://lancersagent.com/)
ランサーズエージェントで募集している案件は週5・常駐が多めですが、週3・4日の案件も保有しています。
稼働日数の条件を細かく指定できるため、自分に合った案件を探しやすいです。

注意:ランサーズエージェントでは会社員向けの副業は紹介できません。

クラウドテック

運営会社 | 株式会社クラウドワークス |
公開求人数 | 932件 |
平均単価 | – |
マージン率 | 非公開 |
対応地域 | 全国 |
働き方 | リモート案件多数 |
公式ページ:https://crowdtech.jp/
※2022年4月時点・公式ページより引用/算出
クラウドテックの主な特徴としては、以下の3つがあります。
- リモート求人が多い
- 求人数が多い
- クラウドワークス社が運営しているからこその保険制度
リモート求人が多い
クラウドテックのリモート案件数は、他の10以上のエージェントと比較してもトップクラスの案件数になっています。
※フリーランスエージェントで得られる案件は、実は常駐の案件であることがほとんどです。一部リモートなどの案件はありますが、フルリモートの案件の割合はかなり少ないため、リモート案件に強みのあるクラウドテックはかなり魅力的です。
またクラウドテックのサイト上で公開されている求人は876件ほどですが、実際は8~9割がたの案件が非公開求人となっています。

求人数が多い
クラウドテックはエンジニアの案件数が業界最多水準になっています。

エンジニアであれば、IT プロパートナーズやレバテックフリーランスなどのエージェントを併用することもおすすめです。
クラウドワークス社が運営しているからこその安心の福利厚生
クラウドテックは、会員登録をすることで100以上のサポートが無料になる「フリーランスライフサポート」にクラウドテック側の負担で加入することができます。
サポートの例としては、
- ベビーシッターサービス
- 家事代行サービス
- 健康診断をはじめとする各種健康サポートのサービス
など、会社員からフリーランスになるにあたって役立つサービスばかりです。

公式サイト:https://crowdtech.jp/
RPAエンジニアが副業するときの注意点
RPAエンジニアが副業する際に、注意するべきポイントは以下の通りです。
- 収益が20万円を超えたら確定申告する
- 本業と副業のバランスに注意する
- 本業の競合企業では働かない
収益が20万円を超えたら確定申告する
副業で得られる所得が20万円を超える場合、確定申告をする必要があります。
「所得」とは「収入」から「必要経費」を差し引いた金額のことです。
そして必要経費とは、所得を得るためにかかった費用のこと。
適当にやると後が大変なので、収入と必要経費の計算は毎月確実に行い、所得を把握しておきましょう。

本業と副業のバランスに注意する
副業をする際は、本業に支障が出ないようにバランスを考えましょう。
副業に熱心になるあまり、本業を疎かにするのは本末転倒です。
ビジネスパーソンは信頼が命となります。
将来的に独立したとしても、本業で頑張っていれば業務委託契約で継続的に仕事がもらえることもあります。
そのため、副業によって本業で信頼を失うのは非常にもったいないことなのです。
実際、仕事が途切れない優秀なフリーランスエンジニアは、仕事のほとんどを知り合い経由でもらっています。
こういう状態になることができれば、いつでもどこでも自由に働くことが可能になり、QOLも大幅に上がるはずです。
自分の人生を豊かにするためにも、周りとの信頼関係を大切にしていきましょう。

本業の競合企業では働かない
本業の競合企業で働くと利益相反が起こり、それがバレた場合には著しく信頼を失います。
自社の技術や情報の漏洩も疑われるため、重要な仕事を任せてもらえなくなるでしょう。
職場の雰囲気も悪くなり、最悪の場合は自分の居場所がなくなることさえあります。
どの企業で副業をするかはよく考えて決めましょう。
経営者を裏切らないためにも、最低限の配慮は大切です。

副業RPAエンジニアが身につけたいスキル
フリーランスRPAエンジニアは、一つのスキルで戦うのでは無く、複数スキルの掛け合わせで収入が安定します。
- エンジニアリング
- RPAソフト
- バックオフィス
上記3つのスキルがあると相乗効果を得られ、高単価案件が獲得できます。
エンジニアリング・コーディングスキル
エンジニア経験があると以下のスキルや経験が身につきます。
- プログラミングスキル
- データベース構築のスキル
- 課題解決力
- 情報収集能力(英語読解含む)
- システム開発の経験
- フレームワークを用いた開発経験
エンジニアに求められるのは「徹底的な効率化・自動化」です。
効率化・自動化に伴い発生する課題を、楽しみながら解決できる人材はエンジニアとしてどんどん成長していけるでしょう。
未経験から現場に入ったばかりのころは、わからないことだらけで大変かもしれませんが、1年も実務経験を積めば別人のように成長できています。

RPAを使いこなすスキル
RPAの種類は多数存在し、ツールによって特徴が異なります。
簡単に操作できるRPAもありますが、社内システムと適合していないRPAを選択すると、現場への落とし込みにも時間がかかるでしょう。
そのため、高い精度で技術選定を行える豊富な知識と経験が必要となります。
まずは導入を検討する前に、RPAを使って何を改善したいのか目的を明確にすることが大切です。
事前準備を徹底することにより、効果的なRPAの導入が可能になるでしょう。

バックオフィスの知識
経理や事務、総務といったバックオフィスの経験があれば、以下の知識や経験が身につきます。
- Access・Excel VBAの活用経験
- RPAツールの活用経験
- バックオフィスの業務理解
実際にバックオフィスで働いた経験や業務理解があると、実務に関わる方々とのコミュニケーションも円滑になるでしょう。
RPAツールで業務を自動化するには、業務内容や作業手順を理解する必要があります。

まとめ
RPAエンジニアはこれから需要が高まる職種です。
案件の母数は少ないですが、将来を見越して今のうちから実績をつけておくと有利になるでしょう。

もしRPAの経験がないのであれば、今のうちから、RPA市場の広がりが加速する将来を見据えたキャリア戦略を立ててみてください。
バックオフィスで事務作業の経験があるなら、それを元にキャリアアップも図れます。
