グラフィックデザイナーの在宅・リモートワークできる?必要なスキルや求人例を解説
Web・ゲーム業界のクリエイターに特化したエージェント。
テクフリ(https://freelance.techcareer.jp/)
高単価案件を数多く保有。サイバーエージェントやCygamesなど有名企業の案件も多数取り扱っているエージェント
Midworks(公式:https://mid-works.com/)
手厚い福利厚生と高単価な案件を数多く保有しているエージェント。
「グラフィックデザイナーのスキルを使って案件を獲得するにはどうすれば良い?」
「案件を探す場合どのサイトが最適?」
この記事では、このような疑問を持っている方に向けて、グラフィックデザイナーが案件を取る方法やおすすめのサイトを紹介していきます。
サイトを活用して在宅案件を見つける場合、下記のポイントで悩む人が多いのではないでしょうか。
- 在宅案件がそもそもあまりない
- 高単価案件を探すのが難しい
- 副業として働ける案件が見つからない
在宅が許可されている案件は利点が多いので、複数の人がすぐにアプローチをかけていきます。
非公開案件として表には出さず、エージェントが確保していることもあるため、いくつかのサイトに登録して募集状況を随時確認しておくことが重要です。
この記事では、グラフィックデザイナーの在宅案件を探す際におすすめエージェントとして、以下の5つを厳選して解説します。
公式サイト | 稼働日数 (目安) |
特徴 | |
レバテッククリエイター | https://creator.levtech.jp/ | 週4〜5日 | ・メガベンチャーをはじめとしたUX/UIデザインの案件多数 ・直請け案件が多い ・コロナ渦でリモート案件も増加中 |
テクフリ | https://freelance.techcareer.jp/ | 週4〜5日 | ・有名企業からの高単価案件あり ・休業手当など、福利厚生やサポートが充実 |
Midworks | https://mid-works.com/ | 週3~5 | ・週3日~のリモート案件多数 ・報酬保障など福利厚生が充実 |
ITプロパートナーズ | https://itpropartners.com/ | 週1〜5日 平日夜・土日 |
・週1日〜など稼働日数の少ない案件あり ・副業できる在宅案件を探している人向け |
エンジニアスタイル | https://engineer-style.jp/ | 週2・3〜週5日 | ・大量の案件を保有 ・使用技術や志向など、こだわり条件検索に対応 |
目次 (PRも含まれます)
- 1 グラフィックデザイナーの在宅案件はあるの?稼げる?
- 2 グラフィックデザイナーで在宅ワークするメリットって?常駐とは何が違う?
- 3 グラフィックデザイナーで在宅ワークするデメリットは?
- 4 【実例】グラフィックデザイナーでとれる在宅の案件ってどういうものがあるの?
- 5 グラフィックデザイナーの在宅ワークに必要なスキル
- 6 グラフィックデザイナーの在宅案件を獲得する方法
- 7 グラフィックデザイナーエンジニアが在宅ワーク案件を探す際にサービスを選ぶ基準
- 8 在宅・リモートOKのグラフィックデザイナー案件が見つかるサイト5選
- 9 グラフィックデザイナーで完全在宅勤務ができる案件を効率的にとるには何をすれば良い?
- 10 まとめ
グラフィックデザイナーの在宅案件はあるの?稼げる?
在宅可能な案件を探そうと思ったとき、実際に案件が見つかるのか疑問に思う人も多いです。
また、案件があったとしても、実際にどれくらい稼げるのか気になる方もいるでしょう。
ここからは、グラフィックデザイナーの在宅案件数と案件の単価について解説します。
グラフィックデザイナーの在宅案件はあるが数は多くない
結論から述べると、グラフィックデザイナーの在宅案件は各エージェントごとに複数所持しています。
しかし、出勤が前提となっている案件と比較すると数は少ないです。
業務の効率やセキュリティを重要視して在宅NGにする企業があることや、募集されても多くの人から応募を受けるため、すぐに担当者が決まってしまうことなどが理由として挙げられます。
募集数が多くない状況から条件にマッチした案件を受注するには、複数のエージェントに意思を伝えておくことと、なるべく早い行動が大切です。
グラフィックデザイナーの在宅案件の平均年収
複数のエージェント情報をまとめて扱っているフリーランススタートが提供しているデータによると、グラフィックデザイナーの1ヶ月の平均単価は53.3万円です。
年収に換算すると640万円ほどになるため、平均単価を稼ぐことができれば、比較的余裕のある生活が送れます。
ただし、グラフィックデザイナーの単価相場は名刺やチラシ作成など案件の内容によっても変わります。
レバテッククリエイターが提供している情報によると、小さいデザインの場合は数千円規模のこともありますが、専門的な知識が求められる創作物だと10万円以上になるケースもあります。
現在のスキルによって案件の単価は異なるため、高報酬を獲得したいのであればスキルを高めてから在宅案件に挑戦することがおすすめです。
参考:レバテッククリエイター
参考:フリーランススタート
グラフィックデザイナーで在宅ワークするメリットって?常駐とは何が違う?
グラフィックデザイナーで在宅ワークするメリットは以下の2つです。
- 時間や場所の制限が軽くなる
- 通勤による精神的・身体的な負担がなくなる
在宅勤務によって、どのような利点を得られるのか見ていきましょう。
時間や場所の制限が軽くなる
自宅で作業ができると、出勤が必要な場合よりも時間・場所における制限が軽くなります。
案件によっては勤務する時間もある程度融通できることがあるので、お昼から作業をこなしたり、夜に集中して業務をこなしたりすることも可能です。
またなかには「自宅以外でもコミュニケーションを取れる場所であれば問題ない」としている募集もあるので、カフェやホテルを拠点とした勤務もできることがあります。
通勤による精神的・身体的な負担がなくなる
現在グラフィックデザインの仕事に関わるなかで、通勤が大きなストレスになっている方も一定数いるのではないでしょうか。
徒歩や電車で会社まで通うことになると、満員電車による人混みや朝の準備で疲れが溜まってしまうケースも多いです。
会社に着いた頃には、疲労によって業務になかなか集中できなくなってしまうこともあるでしょう。
在宅勤務に切り替えて通勤を無くし、日々の精神的・身体的なストレスを軽減することで、これまでの労力を仕事に回せるようになります。
グラフィックデザイナーで在宅ワークするデメリットは?
在宅ワークには、以下のデメリットも存在します。
- 仕事とプライベートにメリハリをつけづらい
- 作業で困ってもすぐに相談できない
それぞれの項目について解説していきます。
仕事とプライベートにメリハリをつけづらい
在宅勤務では、会社に勤務するときと違って他人の目がなくなるため、メリハリをつけて働きづらくなります。
また、日常生活をしている家を仕事場にすると、ビジネスとプライベートの境界線を引きづらくなるでしょう。
自宅というリラックスしやすい環境で仕事をするにはある程度工夫が必要です。
他のことに意識が向かないようにスペースで区切ったり、ノイズキャンセリングが可能なイヤホンを付けたりして対策をしていきましょう。
作業で困ってもすぐに相談できない
通勤しながらグラフィックデザイナーの仕事をこなす場合、対面で話ができるので同僚や上司に困ったことをすぐに聞くことができます。
一方、在宅ワークでは、コミュニケーションの方法としてチャットサービスやオンライン会議ツールを活用することになるので、対面と比べると相談しづらい環境になります。
細かい問題は自分で解決する対応力や、困ったことがあっても端的に質問できるビジネスコミュニケーション能力が必要です。
【実例】グラフィックデザイナーでとれる在宅の案件ってどういうものがあるの?
グラフィックデザイナーの在宅案件では、実際にどのような条件で募集がされているのか解説していきます。
エージェントで掲載されている案件を実例として紹介するので、具体的な事例について確認していきましょう。
※今回紹介する案件は募集を終了している可能性もあります。最新の案件例が見たい人はエージェントに登録したうえで、詳細を確認してみましょう。
案件例①
月額単価 650,000円 職務内容 有名芸能人プロデュースの女性向けアパレルブランドの
ポップアップイベントや製品パッケージ等で発生するグラフィックデザインの展開・修正・入稿までを
主にご担当いただきます。
※スキルに応じて他の作業もお任せ致します求めるスキル ・パッケージデザイン経験
・店舗、ポップアップなどの内装デザイン経験
・Adobe Illustrator の使用経験(5年以上)
・ Adobe Photoshopの使用経験(5年以上)【歓迎スキル】 ・女性向けブランドでのインハウスデザイナー経験案件URL 【パッケージ/イベント向け】グラフィックデザインの求人・案件
(2024年12月03日 現在)
こちらは、ゲーム業界における広告画像や訴求バナーのスキルが求められる案件です。
2年以上の経験が必要とされていますが、月額の報酬が45万円と高単価になっています。
最低稼働日数が週4日からになっているため、余裕を持ってワークライフバランスを確立できます。
案件例②
月額単価 550,000円 職務内容 女性向け自社タイトルにて
グラフィックデザインをご担当いただきます。
具体的な作業内容は下記を想定しております。
・CDジャケットデザイン
・グッズデザイン
など「キャラクターを使用したグッズ」のデザインを行っていただきます。求めるスキル ・キャラクターコンテンツを使用したグッズデザイン実務経験【歓迎スキル】・肖像を使用したグッズデザイン経験
・立体的なグッズのデザイン経験
・店頭POPデザイン経験案件URL 【業務委託】【女性向けコンテンツ】グッズデザインの求人・案件
(2024年12月03日 現在)
上記はLPやバナーの制作を依頼している案件です。
デザインおよびコーディングのスキルが求められ、それぞれ5年や3年以上の経験が必要になります。
上記の案件はあくまでも一例なので、自分のスキルに合わせて案件を探してみてください。
グラフィックデザイナーの在宅ワークに必要なスキル
グラフィックデザイナーで在宅勤務を目指したい場合、以下のスキルはアピールできるように身につけておきましょう。
- デザインのスキル
- 各種アプリケーションへの理解
- コミュニケーションスキル
それぞれ解説していきます。
デザインのスキル
グラフィックデザインでは、広告やポスターを作成するためにデザインのスキルが必須です。
商品やサービスについて効率的に訴求するためには、色が与える印象や文字配置によって変わる効果を知っておく必要があります。
レイアウトや色彩などについて理解を深め、実務レベルで扱えるようにしましょう。
各種アプリケーションへの理解
グラフィックデザインの仕事では、IllustratorやPhotoshopなどツールを活用して業務をこなしていきます。
すでにデザイナーとして業務をこなした経験がある方は実務レベルで扱えると思いますが、案件によって求められるレベルが異なるので、事前に確認しておきましょう。
IllustratorやPhotoshopと合わせてMayaやUnityなどへの知識もあると、業務の幅が広がります。
コミュニケーションスキル
デザイナーは、ひたすら作業をするだけでなく、クライアントや同僚とコミュニケーションを取る機会も多くあります。
特に、在宅で仕事をする場合、オンライン会議やチャットツールを活用する機会が多くなるため、対面とは異なるコミュニケーション能力が必要です。
テキストで進捗状況・留意したポイントなどをわかりやすく伝えるビジネススキルや、オンライン会議で画面を共有しながら話せるプレゼンの技術などは身につけておくことをおすすめします。
グラフィックデザイナーの在宅案件を獲得する方法
グラフィックデザイナーの在宅案件を獲得する方法は以下の4つがあります。
- エージェント・クラウドソーシングの活用
- 友人からの紹介
- テレアポやメールによる直接営業
- SNSやブログなどから依頼を受注
ここからは、各方法のメリットなどについて解説していきます。
エージェント・クラウドソーシングの活用
グラフィックデザイナーの在宅案件に挑戦する場合、特に代表的な方法としてエージェントやクラウドソーシングが挙げられます。
クラウドソーシングはスキルや経験に関わらず誰でも活用できるメリットがありますが、案件の選定・調査は自分で行う必要があります。
必ずしも受注できるとは限らないうえ、単価も低くなる可能性があるので注意が必要です。
エージェントの場合、知識が豊富な担当者から案件紹介やアドバイスをもらえるので、より効率的な案件獲得を目指せます。
友人からの紹介
グラフィックデザイナーに関する在宅案件を獲得したい場合、友人から紹介してもらうことも方法の一つです。
面識がある人物から案件を受注できれば、コミュニケーションの面において負担が軽くなるメリットがあります。
ただし、友人から紹介してもらった仕事であっても、契約に関するトラブルは発生することがあるので注意が必要です。
相場よりも安い金額で請け負ったり、納期の設定が短すぎたりすると、後で揉める可能性があります。
テレアポやメールによる直接営業
国内では、案件の獲得に関して多くのサービスが展開されていますが、テレアポやメールによる直接営業も方法として考えられます。
企業についてリサーチしたうえで、話を聞いてもらえそうな会社のリストを作成し、できる範囲で毎日アプローチをかけていきましょう。
直接営業によって案件を獲得した場合、手数料を引かれることがなくなるため、報酬を多く確保できるようになります。
ただし、スクリプト作成やメール内容の変更など、地道な作業が必要になる点には注意が必要です。
SNSやブログなどから依頼を受注
グラフィックデザイナーとして案件を獲得する場合、SNSやブログによる方法もおすすめです。
日々良質な情報発信を続けることで、企業の担当者から声がかかる可能性があります。
他の手法と比べると受動的ではありますが「分野に精通している」という認識を持ったうえで依頼をしてもらえれば、信頼度の高さから交渉もスムーズにできるでしょう。
グラフィックデザイナーエンジニアが在宅ワーク案件を探す際にサービスを選ぶ基準
在宅で働ける案件を探す際、実際に検索してみると、条件がバラバラでどの募集が良いのか迷う人もいるでしょう。
グラフィックデザイナーの知見を活かせる在宅案件を探す場合、選ぶ基準として大切なのは以下5つです。
- クラウドソーシングよりもフリーランスエージェントがおすすめ
- 在宅OK案件のグラフィックデザイナー案件は多いか
- 単価が高いか
- 稼働日数は週にどのくらい必要か
- 福利厚生・サポートは整っているか
それぞれの項目を解説していきます。
クラウドソーシングよりもフリーランスエージェントがおすすめ
在宅可能な案件を獲得したいと思ったとき、クラウドソーシングの活用をまず考える人は多いのではないでしょうか。
クラウドソーシングはスキルや経歴に関わらず、誰でも案件に応募できる点が魅力です。
しかし、案件の選定や応募先の調査、提案文の作成などを自分で実施しなければいけないデメリットもあります。
クラウドソーシング・フリーランスエージェントの特徴やメリットについては以下の表をご覧ください(左右にスクロールできます)。
クラウドソーシング | フリーランスエージェント | |
未経験者の利用 | ◯ 案件によっては可 | × 不可 (3年程度の実務経験が必要) |
仕事の報酬 | △ 報酬額は低い | ◎ 報酬額は高い 大企業からの求人募集があることも |
仕事獲得の手間 | △ 手間がかかる 案件探し・営業はすべて自分でやる |
◎ 手間はほとんどかからない 希望条件に合う求人を紹介してくれる 面談設定や契約手続きサポートあり |
交渉の手間 | △ 基本的には自分ひとりで対応 | ◎ 単価・勤務条件の交渉代行あり 案件獲得後も定期的なサポートあり トラブル相談にも乗ってくれる |
クラウドソーシングをメインで活用していく場合、上記のように多くの手間が発生する可能性があります。
現在進行している仕事やプライベートの時間を圧迫してしまう可能性もあるので注意が必要です。
ただし、表に記載があるように、エージェントは未経験者よりも実務を行なったことがある人向けのサービスです。
過去にグラフィックデザイナーの実務経験がある方は、まずエージェントの利用をおすすめします。
在宅OKのグラフィックデザイナー案件は多いか
国内では、フリーランスエージェントの種類が多く存在しますが、扱っている案件の数はサービスによってさまざまです。
在宅で働ける募集が多いほど理想の条件が見つかる可能性も高まるので、なるべく豊富な案件数を保有しているエージェントを探しましょう。
案件が多数であれば、契約の終了後に他の案件を紹介してもらいやすくなる利点もあります。
在宅できる案件は数が少ないので、複数のエージェントに登録して募集状況を確認できるようにすることがコツです。
公式サイト | 在宅案件数 (グラフィックデザイナー) |
特徴 | |
レバテッククリエイター | https:creator.levtech.jp | ※174件 | ・メガベンチャーをはじめとしたUX/UIデザイン案件多数 ・大手なので案件数が多い傾向 ・コロナ渦でリモート案件も増加中 |
テクフリ | https://freelance.techcareer.jp/ | ※14件 | ・有名企業の高単価な案件が多い ・案件獲得までのサポート・福利厚生が充実 |
Midworks | https://mid-works.com/ | ※5件 | ・週3日~稼働できる案件が多い ・報酬保障などの福利厚生が手厚い |
ITプロパートナーズ | https://itpropartners.com/ | ※16件 | ・ベンチャー企業の求人が多い ・週3日以内で稼働できる案件が多い |
エンジニアスタイル | https://engineer-style.jp/ | ※22件 | ・エージェント200社の公開案件をまとめて検索できる ・「社員全員フルリモート」の案件もあり |
※2022年11月30日時点の各社公開案件をもとに作成。
※Midworks・ITプロパートナーズの在宅案件数は非公開のため、グラフィックデザイナーの案件数を記載しています。
上記に記載されている案件は公開されているものに限ります。
好条件で人気の募集は「非公開案件」になっていることもあり、エージェントからの紹介でないと応募できないこともあります。
フルリモート可能な案件を紹介してもらえるか
在宅が許可されている募集でも、家で全ての作業を行えるとは限りません。
案件のなかには「一部リモート」としてオフィスに訪問する機会を設けていることもあります。
- 一部リモート:定期的に出社の必要あり。完全在宅よりも案件数が豊富。
- フルリモート:定期的な出社もなし。一部リモート案件よりも数が少ないため、見逃さないように複数のエージェント登録を推奨
フルリモート案件で出社なしの環境を作りたい場合、エージェントと面談するときに「完全在宅したい」と要望を伝えておきましょう。
在宅ができる案件のなかでもフルリモート案件は特に人気が高いため、2社以上のエージェントに登録して募集状況を確認することがおすすめです。
案件の報酬単価は高いか
条件や仕事内容が似通っていても、エージェントによって単価が違うことは往々にしてあります。
収入面で損をしたくない方は、なるべく高単価な案件を揃えているエージェントを選択しましょう。
高い報酬をもらえる募集の特徴は以下の通りです。
- 大企業案件(予算に余裕があり、報酬が高い傾向がある)
- 上流工程も請け負う(要件定義・マネジメントなど)
- 代替ができないハイスキルや希少な技術が求められる
- 直請案件(エージェント以外に中間企業が入らない)
- マージン(手数料)の割合が低く設定されている
単価案件を見逃さないためにも、複数のエージェントに登録しておき、担当者との面談で「高単価案件を受注したい」と意思を伝えておきましょう。
稼働できる日数に合う案件はあるか
グラフィックデザイナーの在宅案件を探している人のなかには、家事や趣味などプライベートの充実度も加味したうえで「週に2〜3日ほど在宅勤務したい」と考えている人もいるでしょう。
週に必要な稼働日数はエージェントによっても傾向が異なります。
週1〜3日など少ない日数で仕事をしたい方には、以下のエージェントがおすすめです。
- ITプロパートナーズ(公式サイト:https://itpropartners.com/ )
業界でも珍しい週1日〜/土日・平日夜間の稼働ができる案件が探せる。 - Midworks(公式サイト:https://mid-works.com/ )
・週3日稼働〜取扱あり。 - エンジニアスタイル(公式サイト:https://engineer-style.jp/ )
・週2・3日〜稼働できる案件を数多く保有。運が良ければ土日稼働案件が見つかることも。
・希望条件を登録しておけば、条件に当てはまる案件の情報をメールで通知してくれる
福利厚生は充実しているか
各エージェントでは、営業や案件紹介などの補助だけでなく、経理のサポートやレジャー優待などが用意されている場合があります。
今回紹介するなかで、特に福利厚生が整っているエージェントは以下の通りです(表は左右にスクロールできます)。
公式サイト | 福利厚生サービスの内容 | |
レバテッククリエイター | https://creator.levtech.jp/ | ・特別価格での確定申告代行 ・会計ソフトの割引 ・人間ドック・スポーツジムの優待 ・交流会・オンライン学習サービス ・ライフイベントお祝い ・娯楽・レジャー優待 |
Midworks | https://mid-works.com/ | ・会計ソフト「freee」の無料利用 ・弁護士の無料紹介 ・保険の紹介 ・交通費や書籍代の支援 ・休業中も給与を補償(審査あり) |
テクフリ | https://freelance.techcareer.jp/ | ・休業時の補償・有給休暇 ・稼働終了時の業務満了金 ・税理士紹介(契約時に特典あり) ・確定申告代行 ・クレジットカード作成 ・事業融資支援 ・デリバリーサービス優待 |
(サービス内容は2022年11月14日時点の各社公式サイトより引用。)
(サービス利用には各種条件が設定されていることがあります。詳しくは各社にご確認ください。)
在宅・リモートOKのグラフィックデザイナー案件が見つかるサイト5選
理想に合ったグラフィックデザイナーの在宅案件を効率的に探したい場合、エージェントの活用が特におすすめです。
業界に対して知見の深いアドバイザーが、希望する条件やスキルにマッチした案件を紹介してくれます。
ここからは、在宅案件を探す際、特に役立つエージェントを5つ紹介していきます。
とにかく案件数が豊富なサイト。業界最高水準の高単価案件を揃えています。
テクフリ(https://freelance.techcareer.jp/)
高単価案件を数多く保有。サイバーエージェントやCygamesなど有名企業の案件も多数取り扱っているエージェント
Midworks(公式:https://mid-works.com/)
手厚い福利厚生と高単価な案件を数多く保有しているエージェント。
ITプロパートナーズ(公式:https://itpropartners.com/)
リモートで、週1~、土日/平日夜稼働OKの直請け案件を探すならここ。業界最多水準の案件数を保有。
エンジニアスタイル(公式:https://engineer-style.jp/)
複数エージェントの求人から希望にあった案件を幅広く探せる案件サイト。
公式サイト | 在宅案件数 (グラフィックデザイナー) |
特徴 | |
レバテッククリエイター | https:creator.levtech.jp | ※174件 | ・メガベンチャーをはじめとしたUX/UIデザイン案件多数 ・大手なので案件数が多い傾向 ・コロナ渦でリモート案件も増加中 |
テクフリ | https://freelance.techcareer.jp/ | ※14件 | ・有名企業の高単価な案件が多い ・案件獲得までのサポート・福利厚生が充実 |
Midworks | https://mid-works.com/ | ※5件 | ・週3日~稼働できる案件が多い ・報酬保障などの福利厚生が手厚い |
ITプロパートナーズ | https://itpropartners.com/ | ※16件 | ・ベンチャー企業の求人が多い ・週3日以内で稼働できる案件が多い |
エンジニアスタイル | https://engineer-style.jp/ | ※22件 | ・エージェント200社の公開案件をまとめて検索できる ・「社員全員フルリモート」の案件もあり |
※2022年11月30日時点の各社公開案件をもとに作成。
※Midworks・ITプロパートナーズの在宅案件数は非公開のため、グラフィックデザイナーの案件数を記載しています。
レバテッククリエイター|Web・ゲーム業界のクリエイターに特化
レバテッククリエイター公式サイト:https://creator.levtech.jp/
公開求人数 969件 (2024年12月03日現在) グラフィックデザイナーの
公開求人数55件 (2024年12月03日現在) マージン率 非公開 対応地域 東京・神奈川・埼玉・千葉・大阪・兵庫・京都・愛知・福岡 働き方 週5案件、リモート案件多数 公式 https://creator.levtech.jp/
レバテッククリエイターは、他のエージェントと比べてクリエイター職に特化していることが大きな特徴です。
またレバテッククリエイターは、案件が豊富に揃えられている点が魅力です。
常駐型案件の他にも、リモート勤務できる案件や週3OKの募集も増加しています。
実際に検索をしたところ、グラフィックデザイナーの案件として、以下のような募集が見つかりました。
月額単価 600,000円 職務内容 ・ブランド戦略に基づいたビジュアルアイデンティティの制作
・各種施策のクリエイティブ制作(グッズ、広告、Webデザイン、映像制作、ブースデザイン等)
・ブランドガイドラインのアップデートと管理
・外部パートナーとの連携/ディレクション
・インナーブランディング(プロジェクトのブランドアイデンティティを社内/チーム内に浸透させる)
・開発チームとの連携/折衝求めるスキル ・グラフィックデザイナー(もしくはUIデザイナー)としての実務経験が3年以上【歓迎スキル】・ブランディング領域の業務経験をお持ちの方
・プロジェクトにおけるリーダー、進行管理の経験
・外部パートナーへのディレクション経験のある方
・Web3領域への興味、知識のある方案件URL 【Webデザイン】 ブランディングデザインの求人・案件
(2024年12月03日 現在)
業界やトレンドに精通した担当者が条件面についての交渉などもサポートしてくれるので、安心してグラフィックデザイナーの業務に集中したい方は活用を検討してみてください。
テクフリ|直請け案件が多くサポートが手厚いエージェント
画像はテクフリ公式サイトより引用:https://freelance.techcareer.jp/
公開求人数 983件 (2024年12月09日現在) グラフィックデザイナーの
公開求人数2件 (2024年12月09日現在) マージン率 非公開 対応地域 東京、神奈川、埼玉、千葉、大阪、京都、兵庫、奈良
フルリモート案件も取扱あり。特徴 週5日で稼働できる案件を多く保有。リモート可案件も多数。 公式 https://freelance.techcareer.jp/
テクフリでは、個人では受注が困難な、有名企業の案件が募集されています。
運営元である株式会社アイデンティティは、IT人材派遣事業を複数取り扱っているため、IT・Web系企業とのつながりも強いです。
サポートも充実しており、以下のような補助を受けられます。
- 独自の案件マッチングシステムを用いてスキルとの相性が良い案件を紹介
- 1人の相談者ごとに2人のスタッフがサポート
- 企業との面談前にはエージェントから対策を受けられる
グラフィックデザイナーの在宅案件の案件例としては、以下のような募集が見つかりました。
月額単価 610,000円/月 業務内容 新規スマホ向けゲームタイトル案件にてアニメーター(アニメーションデザイナー)を募集いたします。
イラストレーターが制作したパーツ分割後のキャラクターイラストをSpriteStudioにて2Dアニメーション化していただきます。
※一部、不足パーツの書き足し等をお願いする可能性がございます。基本スキル ・SpriteStudioを使用した業務経験のある方
・Photoshopを使用した業務経験のある方尚可スキル ・ゲーム内キャラクター制作の業務経験のある方 案件URL グラフィックデザイナー/一部リモート/新規スマホ向けゲームの案件・求人
(2024年12月03日 現在)
Midworks|UI/UXデザイナー向け案件が豊富
画像はMidworks公式サイトより引用:https://mid-works.com/
運営会社 | 株式会社Branding Engineer |
公開案件数 | 8,652件 (※_2022年11月30日時点) |
対応地域 | 関東圏(東京、千葉、神奈川、埼玉) 関西圏(大阪、京都、兵庫、奈良、滋賀、和歌山、三重県) (フルリモート勤務の場合は全国対象) |
特徴 | 大企業からの高単価案件が募集されていることがある 週3〜稼働できる案件あり(※ 会社員向けの副業案件は紹介不可) |
Midworksは、フリーランスで活躍したいクリエイターにおすすめのエージェントです。
所得補償を含む手厚い福利厚生が特徴になっています。
Midworksは、協業補償を含めた手厚い福利厚生が用意されていることが大きなメリットとして挙げられます。
- freeeの無料利用や弁護士の無料紹介などの「税務補助」
- 保険補助
- 交通費や書籍代を支援する「経費補助」
- 休業中も給与を補償する「所得補償制度(審査あり)」
フリーランスを目指す人にとって特に懸念点となるのは「収入がなくなって生活に支障をきたすこと」です。
Midworksを利用すれば、仕事が途絶えたとしても、案件獲得までの期間の収入を保証してくれます(審査あり)。
「独立を目指したいけど、その後の生活が不安。」という人は、相談してみることがおすすめです!
案件例は以下のようなものがあります。
※引用:2022年11月30日時点・Midworks公式サイト(https://mid-works.com/)
※現在は掲載が終了している可能性があります。
注意:Midworksは副業可能な案件の紹介が可能なものの、会社員の方への紹介はできませんのでご注意ください。
ITプロパートナーズ|週1〜2日/土日・リモートOKの案件を探すならここ
公開求人数 5789件 (2024年12月03日現在) グラフィックデザイナーの
公開求人数37件 (2024年12月03日現在) マージン率 非公開 対応地域 東京・神奈川・埼玉・千葉・大阪・兵庫・京都・愛知・福岡 働き方 週2-3案件、リモート案件多数 公式 https://itpropartners.com/
ITプロパートナーズの主な特徴としては、以下の2つがあります。
- 『直請案件』だからこその高単価
- リモート、週1~2日から稼働OKの案件多数
『直請案件』だからこその高単価
ITプロパートナーズ公式サイトより引用(https://itpropartners.com/)
ITプロパートナーズでは『直請案件』が多く、他のエージェントと比較しても単価が高いです。
※直請案件とは、間に仲介会社を挟まず、直接クライアントと契約している案件のことを指します。
現状、ほとんどのフリーランスエージェントではマージン率が非公開になっているため、単価について完全に知ることが難しいです。
過剰な報酬の中抜きが発生していないITプロパートナーズは、報酬面を重視したいデザイナーにとってメリットが多いです。
具体的なグラフィックデザイナーの案件としては以下のようなものが掲載されています。
月額単価 〜800,000円(週3日〜5日) 職務内容 ■業務内容:
目指すのは現実世界に紐づいた仮想世界。
現実世界では行けなかったような場所にも、仮想空間上でアクセスできて楽しめる……
そんな自由な世界です。
今後、グローバルにも挑戦を行っていく次世代のメタバースアプリです。
上記アプリ開発におけるアプリ内で、
使用するキャラクターのSpineアニメーション実装をお噛ませ致します。
[バックエンド]
GCP/Firebase/CMS(Laravel)/Photon Realtime
[フロント]
Unity/Mapbox
[デザイン]
Adobe Illustrator Photoshop,Figma,Spine求めるスキル ■必須スキル:
・Spine、Live2D、Blender、Mayaのいずれかを使用したキャラクター(人型)のアニメーション実装経験案件URL 次世代のメタバース型G2EアプリにおけるSpineを用いたキャラクターグラフィックデザイナー募集!
(2024年12月03日 現在)
※上記の案件は現在掲載が終了しています。
こちらは募集期間が終了していますが、ITプロパートナーズでは類似した案件を非公開として保有している可能性があるので、気になる方は登録して無料相談してみることがおすすめです。
リモート、週1~2日から稼働OKの案件多数
ITプロパートナーズ公式サイトより引用(公式:https://itpropartners.com/)
ITプロパートナーズは、週1~2日稼働OKの案件が多い点も特徴です。
フリーランスエージェントによっては、週3・4日〜の案件が一般的なこともあります。
ITプロパートナーズは、在宅可能な案件も多数扱っているので、理想のライフスタイルに合わせて仕事を獲得できます。
注意:ITプロパートナーズは週1日から稼働可能な案件の紹介が可能なものの、会社員の方への副業は紹介できません。
エンジニアスタイル|多くのエージェントの案件を掲載する案件まとめサイト
本記事で紹介しているような優良エージェントの案件を厳選して掲載しているため、情報を一括で確認したい方に利用を推奨できます。
運営会社 | ボスアーキテクト株式会社 |
公開求人数 | 19,941件 |
特徴 | 直接契約で高単価を実現 |
対応地域 | 主に東京 |
働き方 | リモートワーク、フレックス制度、 週2稼働OKなど様々な案件に対応 |
※2022年11月30日時点・公式サイトより引用/算出
エンジニアスタイルの特徴は、以下の2つです。
- 15万件超の豊富な案件数
- データが豊富で、案件を探しやすい
16万件超の豊富な案件数
エンジニアスタイルでは、幅広い条件から絞ることで、自分に合った案件を見つけることができます。
フレックス制度やリモートワークを取り入れている案件など、他のエージェントでは見つけるのが難しい募集もエンジニアスタイルでは多数取り扱っています。
副業・フリーランス・スキルアップ・転職などさまざまな雇用形態や要望に合わせた求人を取り扱っているため、とりあえず登録しておくべきサイトです。
具体例として、以下のようなグラフィックデザイナーの案件を取り扱っています。
※引用:11月30日時点・エンジニアスタイル公式サイト(https://engineer-style.jp/)
※現在は掲載が終了している可能性があります。
データが豊富で、案件を探しやすい
※エンジニアスタイルから引用
平均単価はもちろんのこと、職種別や言語別、フレームワークごとの単価や件数ランキングも閲覧することができます。
案件を探す際には、
- 言語・フレームワーク
- 開発スキル
- 職種/業界
- エリア/駅
- 単価
上記の条件だけでなく、以下のこだわり条件も検索できます。
- 稼働できる時間帯
- 勤務地
- 職場環境
- リモート勤務可能か
- 未経験OKか
- 会社の規模や志向
- トレンド技術を取り入れているか
スキルや条件を細かく指定して探せるので、要望にマッチした案件を発見しやすいです。
※エンジニアスタイルより引用
また、面談から稼働後までサポートを受けられるなど、福利厚生も揃っているので安心して活用可能です。
グラフィックデザイナーで完全在宅勤務ができる案件を効率的にとるには何をすれば良い?
グラフィックデザイナーで完全在宅勤務を目指す場合、以下3つのことに留意して行動をすることがおすすめです。
- スタートアップやベンチャーの案件を探す
- 常駐案件を経験しておく
- 積極的に情報発信をする
効率的に仕事を獲得する方法について確認していきましょう、
スタートアップやベンチャーの案件を探す
会社を設立してから日が浅いスタートアップやベンチャー企業は、体制がまだ整っておらず、人員も足りていない可能性が高いです。
優秀な人材を確保するために在宅を許可したうえで募集を出す可能性があるので、積極的に探すことをおすすめします。
設立したばかりの企業から案件を受注できれば、上流工程に参画できるチャンスもあるので、将来的にディレクションを担当したい方は特に検討してみてください。
常駐案件を経験しておく
募集されている在宅案件では、最初に通勤して慣れたらリモートに切り替えるケースも多くあるので、事前に常駐案件をこなしておくと有利です。
常駐からすぐに在宅に変えてもらうためにも、対面での仕事の回し方やコミュニケーション方法を学んでおきましょう。
積極的に情報発信をする
グラフィックデザイナーの仕事を受注する場合、前述したようにエージェントや直接営業などの手法が存在しますが、なかにはSNSを活用した方法もあります。
まずはエージェントで案件を探すことが推奨されますが、スキルや経験を身につけたら、自分で情報発信をすることもおすすめです。
SNSやブログを通して継続的にアウトプットを行うことで、担当者の目に留まり、参画の打診が来ることもあります。
まとめ
グラフィックデザイナーの在宅案件は複数存在しています。
獲得する方法はいくつかありますが、エージェントを活用して、条件やスキルにマッチした仕事を紹介してもらうことが特におすすめです。
リモート勤務ができる案件は人気が高く、サービスによって掲載している募集の特徴も異なるので、確認してすぐに応募できるように複数のエージェントに登録しておきましょう。
クリエイターに特化した案件多数。案件の種類が豊富!
テクフリ(https://freelance.techcareer.jp/)
高単価案件を数多く保有。サイバーエージェントやCygamesなど有名企業の案件も多数取り扱っているエージェント
Midworks(公式:https://mid-works.com/)
手厚い福利厚生と高単価な案件を数多く保有しているエージェント。