社会人5年目の転職はまずい?可能?経験談を含めて徹底解説
「社会人5年目の自分は転職できるのかな?」「転職ってどうやってやればいいの?」と気になって本記事にたどり着いた方もいるのではないでしょうか?
転職みたいな人生に大きく関わるライフイベントはかなり悩みますよね。(実際僕もかなり悩みました。)
「いつかいい仕事につける!」と思っていられるのはおそらく25才までで、そこから先は相当戦略的にキャリア考えないと、気づいたらもうチャンスがない状態に全然なり得る。妥協したくなかったら、正しくリスクを25才くらいまでに考えておく必要があると転職市場をみていてすごく思う。
— DAI (@never_be_a_pm) November 20, 2019
たとえば、今あなたが営業職で勤務しているとして、営業の経験を活かし、別業界に転職するとします。
そんなとき、ITや金融といった資金力のある業界に転職するだけで、給与アップの可能性があります。
特にIT業界はスキルに対しての給与という側面が強く、日本らしい年功序列の給与体系の会社が少ないです。
固定費が少なく、利益率も高いビジネスなので、転職するだけで給与が上がるケースもあるでしょう。
- そもそも社会人5年目でも転職は可能?するべき?
- 社会人5年目で転職するメリット・デメリット
- 社会人5年目で転職を検討している人がまずするべきことは?
それでは解説していきます。
《DAINOTE編集部が推薦!おすすめの転職エージェント・転職サービス》
【第1位】マイナビ IT AGENT(公式:https://mynavi-agent.jp/it/)
IT・Web業界の転職に強い実務経験者向けのエージェント。Web系専門のキャリアアドバイザーによるサポートが充実。非公開求人も多数紹介してくれるのでおすすめ。
※マイナビのプロモーションを含みます
【第2位】ワークポート(公式:https://www.workport.co.jp/)
新卒でも転職できる未経験向け求人が豊富にあり、エージェントの質も高いため、業界についての理解も深めることができます。
【第3位】リクルートエージェント (公式:https://www.r-agent.com/)
転職活動をこれからスタートする方向き。第二新卒の求人数が最も多く、大手から中小企業までカバーしています。
目次 (PRも含まれます)
そもそも社会人5年目での転職は可能なの?
結論から言うと、転職は可能です。
基本的に、企業側は年齢に応じて以下のように評価しています。
- 社会人1年目~3年目:第二新卒採用枠(ポテンシャル採用)
- 社会人4年目~8年目:準第二新卒枠(ポテンシャル採用+実務経験重視)
- それ以降:完全即戦力枠(実務経験重視)
社会人5年目は準第二新卒採用枠に当たり、基本的には育成前提のポテンシャル採用ですが、実務経験も問われる、という感じです。
そのため、社会人5年目のタイミングで転職するのであれば、以下の戦略がおすすめです。
- 実務経験に自信がない場合→これから伸びるだろうというポテンシャルを訴求
- 実務経験に自信がある場合→実務経験を積極的にアピール
社会人5年目であれば、若さと経験を評価されて、転職はしやすいでしょう。
この期間だと、異職種の転職も可能です。
業界次第では待遇が変わらない
さきほども軽く触れましたが、業界次第では待遇が変わらない可能性も充分にあります。
例えば、出版やテレビ業界など、斜陽産業と呼ばれる業界で働いている人は注意が必要です。
もしあなたが20代の若者であれば、業界にどっぷりと浸かる前に別の道を検討しても良いでしょう。
異業種へ転職するなら最後のチャンスかも?
以下のツイートをご覧ください。
https://twitter.com/never_be_a_pm/status/1182462250608553984?s=20
このツイートにある通り、26歳を超えてくると、異業種転職の難易度が大きく上がってきます。
注意:コロナの影響で、求人は減りつつあります。
コロナの影響で、求人は減りつつあります。
- 不況になると、企業は採用費用と広告費用を抑制するため、求人は減ります。
人材業界の知人から聞いた話ですが、現在ほとんどの会社が採用を抑制し始めているそうです。
社会人5年目からIT業界を目指す選択もアリ
転職を考えれば、今の年齢(27歳〜29歳)は転職のラストチャンス……。
異業種へのチャレンジとなれば、なおさら不安でしょう。
特にIT業界は資金力がある会社が多いですが、未経験者の採用は少ないのが現状です。
と聞くと焦ってしまうかもしれませんが、専門のエージェントに頼ることで、その不安を払拭できます。
IT専門のエージェントに登録すれば、専任の担当者が細かなヒアリングのうえ、あなたに合った求人をピックアップしてくれるからです。
たとえば、あなたの今までの業務から、IT業界でどこのポジションであれば入社可能か教えてくれます。
転職について不安に思うことを、相談できる存在がいることは、非常に心強いですよね。
専任のエージェントが相談にのってくれるので、安心です。
未経験者の就職に強いエージェントなので、1からIT業界を目指すにはもってこいです。
5分あれば登録が完了するので、転職に意識が向いているうちに、登録しちゃいましょう。
IT業界は資金力があるので給与平均が高い
今のところIT業界は成長を続けており、全体的に潤っている企業が多いです。
同じ職種でも、IT系の企業であれば、給与が高いなんてことはザラにあります。
特に上流工程にいくほど、給与はうなぎのぼりです。
最終的にフリーランスとして独立もしやすく、独立した場合は、さらなる収入のアップが期待できるでしょう。
20代であれば、転職のチャンスがある
敷居の高そうに見えるIT業界ですが、20代のうちに転職活動しておくことで、未経験の職種に就ける確率がグッと上がります。
30代になると採用枠はグッと狭くなるので、20代も残りわずかという人はこの機を逃すデメリットは大きいです。
希望の職種に就いて、給与アップも夢ではありません。
社会人5年目で転職するメリット・デメリット
社会人5年目というタイミングで転職するメリットは、次の通りです。
メリット
- 一からキャリアをリセットできるので、別の職種にも挑戦しやすい
- 転職先で担当する業務が自分に合っていて、大きく成長できる可能性がある
デメリット
- 入社してすぐで転職するので、今までの経験は全てリセットされる
- 第二新卒採用になり、スキルによる評価ではなくポテンシャル枠になるので、給与が落ちる可能性が高い
- もう何年間か働けば、もっと大きな裁量のポジションに行けるかもしれないが、転職すると白紙に戻る
第二新卒での転職の一番のメリットは、異職種転職の可能性が高いこと
20代の転職のメリットは、育成前提になるので、新しい未経験職種にチャレンジしやすい点です。
新しいことをやるなら、20代の方が圧倒的にリスクは低いです。
20代と30代では、転職のリスクが全然違うんですよね。
30代で何も考えずに働いていたら、以下のようなケースに陥る恐れがあります。
- 同業種職種しか転職できない
- 異業種にしても大幅に年収を下げないと厳しいし
- 年収を落としたらキャリア設計で困る
社会人5年目で転職するべきか判断する基準
基準としては、1つでも当てはまる場合は転職を検討しても良いかもしれません。
- パワハラ・セクハラがひどい場合
- 人事異動で解決できない場合
- 異職種転職を希望している場合
- ネガティブな理由にプラスして、ポジティブな転職理由がある場合
- 転職後、年収が下がることを許容できる場合
順に解説していきます。
パワハラ・セクハラがひどい場合
こういう会社の場合は、転職してよいでしょう。
人事異動で解決できない場合
本当に相性が悪い上司がいたり、上司のパワハラ・セクハラがひどい会社ですね。
異職種転職を希望している場合
僕の場合は人事異動を希望しましたが、どうやら開発の部署は中途採用しか対応していないようなので、転職しました。
ネガティブな理由にプラスして、ポジティブな転職理由がある場合
たとえば、パワハラや、残業があまりにも多い場合だと、ネガティブな転職理由が多く浮かぶかと思います。
ポジティブな理由がないと、仕事を選べないし、面接でもアピールすることができません。
転職後、年収が下がることを許容できる場合
第二新卒の場合だと、育成枠での転職になるので、企業が高いお金を出して採用することは稀です。
今の会社の年収をもとに、それと同じ程度か、それ以下でだいたいの年収が決まります。
わざと年収を下げて、経験を付ければその経験で長期的には年収を上げることもできます。
一度わざと年収をがっと下げてベンチャーに行き、その分裁量ある立場で全てのことを任される立場につき、市場で求められるスキルをがっつり身につけた上で実績を作り、より年収の高い大企業に転職する方法がある。年収を下げて経験を買う方法は実はコスパが良い。
— DAI (@never_be_a_pm) November 5, 2019
社会人5年目で転職を考え始めたらやるべきこと
では、社会人5年目の方が転職を検討している、もしくは、これから転職するとしたら、まずどうするべきか?
まずは、『自分の市場価値はどのくらいで、異業種へ転職できるのか?』『現状維持の方がいいのか?転職すべきか?』を実際に求人を見たり、キャリアアドバイザーから情報収集しましょう。
転職エージェントは、求職者がその会社へ採用されると、年収の約30%分が報酬として入ってきます。
そのため、求職者が採用されやすく、かつ長く働けるように、企業選びの段階から、「どんな人が採用されているのか?どんな人が楽しく仕事できているのか?」や「企業の離職率や業績」等、表に出てこない情報を提供してくれます。
社内にいるとどうしても、自分の市場価値や自分のスキル・経験が転職市場で通用するか自分で判断できなくなってしまうんですよね。
ですので、まずはエージェントを使ってみることで、どういう求人がくるのか?未経験で転職できるならどういう職種があるのか、把握しておくことは、今後のキャリアを考える上で非常にプラスになるのではないでしょうか。
《DAINOTE編集部が推薦!おすすめの転職エージェント・転職サービス》
【第1位】マイナビ IT AGENT(公式:https://mynavi-agent.jp/it/)
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新卒でも転職できる未経験向け求人が豊富にあり、エージェントの質も高いため、業界についての理解も深めることができます。
【第3位】リクルートエージェント (公式:https://www.r-agent.com/)
転職活動をこれからスタートする方向き。第二新卒の求人数が最も多く、大手から中小企業までカバーしています。
それぞれの特徴を解説しますね。
マイナビ IT AGENT:IT・Web業界の転職に強い実務経験者向けのエージェント。Web系専門のキャリアアドバイザーによるサポートが充実。
公式URL(https://mynavi-agent.jp/it/)※マイナビのプロモーションを含みます。
(2022年5月時点の公開求人数をもとに作成。) マイナビIT AGENTはIT・Web業界で実務経験がある人におすすめのエージェントです。もともとIT・Web分野の会社との繋がりが強いマイナビ転職が、IT業界向けの転職エージェントに特化して立ち上げられました。IT系・Web系の業界にかなり詳しいエージェントです。 IT業界の様々な求人を扱っており、求人数も豊富。エンジニアやデザイナーをはじめとした幅広いIT系職種の求人を探すことができます。 マイナビIT AGENT公式サイトより引用(公式:https://mynavi-agent.jp/it/) もともとIT・Web系のバックグラウンドがあるエージェントなので、詳しい仕事内容が聞きたい実務経験者にとってはかなり心強いサービスと言えるでしょう。
求人数
36,711 件
エンジニア
17,800 件
マーケティング
1,717 件
セールス
7,090 件
デザイナー
1,731 件
ライター
108 件
Webディレクター
568 件
ワークポート:新卒でも転職できる未経験向け求人が豊富
ワークポート公式サイト:https://www.workport.co.jp/
拠点 | 東京 / 札幌 / 仙台 / 郡山 / 宇都宮/ 高崎 / 埼玉 / 横浜 / 千葉 / 新潟 / 静岡 / 名古屋 / 金沢 / 岐阜 / 滋賀 / 大阪 / 京都 / 神戸 / 姫路 / 岡山 / 広島 / 高松 / 小倉 / 福岡 / 長崎 / 熊本 / 鹿児島 / 沖縄 /ソウル(韓国) |
求人数 | 約7.8万件(2023年5月現在。非公開案件を含む) |
強み | ・元IT専門・転職エージェントの豊富な知見 ・専門性の高いキャリアカウンセリング ・経験年数の浅い人・第二新卒向け求人あり |
おすすめな人 | ・経験年数が短いが、転職したい人 ・IT業界の求人を幅広く知りたい人 ・IT業界全般に強いアドバイザーを求めている人 |
公式URL | https://www.workport.co.jp/ |
ワークポートは、IT業界の求人に強いことで評判の総合型エージェントです。
ワークポートの大きな魅力は、以下の2点です。
- キャリアアドバイザーのIT領域に対する専門性が高い
- 経験年数が浅くても応募できる求人がある
ワークポートは、「ITビジネス領域に特化したエージェント」から「総合型エージェント」にサービスを拡大した背景もあり、特にIT領域において実績と知見が豊富です。
そのため、IT業界の求人に強いことはもちろん、キャリアカウンセリングの専門性が高いことでも評判です。
ワークポートの口コミ
・求人紹介のみでなく、これまでのキャリアや性格から、よい点も悪い点もよい意味で素直に分析をしていただき、サポートをしていただけた点。また過去の面接の内容を、口頭およびeコンシェルで教えていただけた点。
(26歳・女性)
・一貫して適切で丁寧だった点。思った以上の早さで転職ができた点。対応の早さ。履歴書などのWeb作成。
(24歳・男性)
・連絡が早い、何度も軸を確認してくれる。メリット、デメリットもしっかりと伝えてもらえる。
(23歳・女性)
・転職活動全般の注意事項や大切にすべき点を知れたこと。また、希望に沿った企業様を多数ご紹介いただけたこと。
(28歳・女性)
・他社と比べて、紹介していただいた求人数や幅が多かった。また、自身が望むキャリアやフォローについて理解していただけたため、スムーズに進めることができた。
(32歳・男性)
登録は無料なので、ぜひ登録して実際の求人を見てみましょう。
ワークポート公式サイト:https://www.workport.co.jp/
リクルートエージェント:求人数が最も多い転職エージェント。転職活動を始める方は登録必須
リクルートエージェント公式サイト:
https://www.r-agent.com/
リクルートエージェントは、転職エージェント業界No.1で、求人の量と質も良いです。
業界No.1のリクルートという安心感と、圧倒的な求人数によって求職者の転職活動をしっかりサポートしてくれます。
リクルートエージェントであれば圧倒的な求人数があるので、求めている求人が見つかる可能性は非常に高いです。
利用者数もNo.1の転職エージェントで、他のエージェントと併用しながらでも、登録だけしておいて損はないです。
doda:リクルートエージェントに次ぐ求人数が多い転職サイト。これから転職活動を始める方向け
doda公式サイト:
https://doda.jp/
dodaは、パーソルキャリアが運営している、1989年創業の大手転職サービスです。
転職サイトと転職エージェントの両方を持っているので、求人検索から応募までが、一つのサービスで行うことが可能です。
最も大きな特徴が、業界No.1のリクルートの次に求人数が多いこと。
求人数が多ければ多いほど、自分にあった転職先の候補を増やすことができます。
利用者満足度に関してはリクルートエージェントを超えて業界No.1で、90%を超える利用者の方が満足したと回答しています。
type転職エージェント:エンジニア・営業の転職に強いエージェント
公式URL(https://type.career-agent.jp)
拠点 | 本社・赤坂オフィス/赤坂山王オフィス |
公開求人数 | 9,601件(2024年4月時点) |
強み | ・エンジニア・営業の転職に強い ・地域特化の、ここでしか出会えない求人が多い ・専門分野ごとに精通したアドバイザーがつく ・条件や年収、入社日の交渉も代行! |
おすすめな人 | ・東京近郊での転職を目指す方 ・応募から内定までプロにがっちりサポートしてほしい方 |
公式URL | https://type.career-agent.jp |
type転職エージェントは、エンジニアや営業などの職種に強い転職エージェントです。
type転職エージェントでは、業界への知見が深いアドバイザーが書類作成や面接対策などをサポートしてくれます。
また交渉が難しい収入面や入社日なども代わりにアドバイザーが対応してくれるので転職に関するストレスを減らせます。
東京近郊の応募が多く、有名企業の求人もなかにはあります。
特に、以下のような人には利用がおすすめです。
- 東京近郊で仕事を探している
- 応募から条件交渉まで丁寧なサポートが欲しい
tenichi(テンイチ):幅広く求人を見たい人におすすめの転職サイト
tenichi(テンイチ)公式サイト:https://ten.1049.cc/
求人数 | 191,898件(2024年6月現在) |
おすすめな人 | ・幅広い業界の求人情報を探している人 ・動画でわかりやすく企業情報を見てみたい人 |
公式URL | https://ten.1049.cc/ |
tenichiは日本全国の求人が、20万件ほど掲載されているサイトです。
幅広く仕事を探せるので、どのような求人に応募するか迷っているようであれば、ぜひ利用を検討してみましょう。
正社員以外の求人も多数掲載されており、未経験者やフリーター向けの求人も多いです。
社会人5年目での転職は「逃げ」「甘え」なのか?
転職する理由をうまく言語化できない人は、転職活動で失敗します。
以下のツイートをご覧ください。
仕事でも恋愛でもそうだけど、「今辛いから抜け出すために適当に選んだ選択肢」はだいたい同じ失敗をする。
「こんな人とこんな関係のままは嫌なのに、寂しいからこの関係を続けている」みたいなパターンも、基本的に過去の自分と向き合えていないので、選択肢を変えたところであまり変わらない。
— DAI (@never_be_a_pm) January 19, 2020
仕事でも恋愛でもそうだけど、「今辛いから抜け出すために適当に選んだ選択肢」はだいたい同じ失敗をする。 「こんな人とこんな関係のままは嫌なのに、寂しいからこの関係を続けている」みたいなパターンも、基本的に過去の自分と向き合えていないので、選択肢を変えたところであまり変わらない。
本当に仕事が辛い時って、「今すぐこの仕事から逃げ出したい…」という思いから、合理的な意思決定できなくなるんですよね。
ただ、その状態で転職活動すると、うまくいきません。なぜなら、
- なぜ会社を辞めたんですか?
- この先、どうしたいんですか?
と聞かれても、どうしたらいいか分からなくなるからです。
- やりたい仕事ができない
- 社内体制に対する不満
- 人間関係
- 上司からの指示が曖昧
- 人によって言うことが違う
- 給与面に対する不満
おそらく、この記事を読んでいる人の多くも、上記のどれかに当てはまってると思います。
辞める理由が明確になったら、「この先どうしたいか?」「次はどんな会社に入るのか?」を明確にしましょう。
参考:僕が大企業を辞めたいと思った理由
僕はコードを書くエンジニアをやりたかったのですが、テスターに配属されました。
だからエンジニアとしてのスキルセットをつけるのは、相当困難に等しかったです。
それでも、社内でできるだけのことを全部やりました。
- 社内の業務自動化ツールを作成したいと上司にお願いする
- 実際にプログラムを使って運用する
そしてそのうち、コーディングが絡む部分のテストに関しては任せられるようになりました。
それでも、やはり今の自分のキャリアを考えた時に、テスターをずっとやるつもりはありませんでした。
この会社にいても本当にやりたいことを経験できない。だから、社内でできることは全部やった上で、転職活動に力を入れ始めました。
社会人5年目で転職すべきかどうかは自分次第
結論として、キャリアに正解はないので以下の様な意思決定をするしかないと思います。
- 「このリスクなら自分が負っても大丈夫!こっちのメリットをとるぞ!」と、自分の根拠・仮説に基づいて、信じられるデメリット・メリットを選ぶ
優先したいメリット
- 自分の上司が自分の100倍くらい優秀な職場に行くこと
- 今やっている品質保証の仕事ではなく、エンジニアやマーケターのようなプロダクト開発に近い職種につくこと
- エンドユーザーがB2Bではなく、B2Cの領域に行くこと
受け入れられるデメリット
- 年収が100万くらい下がること
将来の市場価値や成長を優先したかったので、100万くらい年収が下がっても仕方がない、と僕は考えました。
僕の場合、給与が下がってしまうデメリットも、転職先の違う業種での経験を優先していたので、年収が50万円くらい低いベンチャーに転職しました。
https://twitter.com/never_be_a_pm/status/1175003589992841218?s=20
逆に第三者から「3年間やりたくない仕事を頑張れ」って言われても、僕はあんまり義務感で自分をモチベートするのが得意ではないので、これ以上パフォーマンスを上げるのは難しいんじゃないかって思ったんですよね。(※これは独立した今でも同じです)
結局、いちばん悩むポイントは、以下の点を踏まえて選択肢を1つに決めることです。
- どのデメリットなら許容できるのか
- どのメリットを優先したいのか
何を選んでも、最終的にはあるメリットを捨てる覚悟が必要になります。
多くの人は、「他人に吹き込まれる一般的なリスク」と「自分の中で見過ごせないリスク」を巡って悩むと思うんです。そのリスクを洗い出してよく整理しながら、自分の中で優先順位をつけて、客観的にキャリアを考えることが重要なんじゃないかなぁと思っています。
番外編:何年目での転職がベスト?2年目と3年目との違いは?
この質問は転職活動をするうえでよく見かけるものなのですが、答えとしては今の会社でこれ以上スキルアップはできないなと感じたタイミングを参考にするといいと思います。
というのも、以下の理由があるからです。
- 第二新卒、準第二新卒期間を終えると、転職しても教育を受けることが難しくなる
- 結果として、市場で求められるスキルを身に着けづらくなる
- 年齢的にも年収を下げることが厳しくなる
転職できない場合に、経験を積むために年収を落とすという意思決定が必要なんだけど、年収を落とすタイミングはなるべく若いうちの方がよい。歳をとると抱えるものが大きくなる。
— DAI (@never_be_a_pm) October 5, 2019
そうなってしまうと、年齢だけ重ねてしまって、スキル的にも転職できないから、今の職場にいるしかない。という状況になるわけですね。
「いつでも転職できる」状態かどうかを気にすることは大事ですね。
https://twitter.com/never_be_a_pm/status/1183539135899783168
一度わざと年収をがっと下げてベンチャーに行き、その分裁量ある立場で全てのことを任される立場につき、市場で求められるスキルをがっつり身につけた上で実績を作り、より年収の高い大企業に転職する方法がある。年収を下げて経験を買う方法は実はコスパが良い。
— DAI (@never_be_a_pm) November 5, 2019
社会人5年目での転職・よくある質問
ここでは、社会人5年目で転職を考えるときのよくある質問に回答していきます。
「根性のないやつ」と思われませんか?
転職が当たり前になった今では、気にしなくて大丈夫です。
転職回数によって差はありますか?
社会人5年目なので、未経験業界、業種の転職でも大丈夫ですが、一貫性のない転職で回数を重ねると、厳しくなっていきます。
一貫性のない転職を短い期間で複数回している場合、「どうしてこういう経歴なのに、うちを希望してるの?」と必ず聞かれますし、気分で転職しているような印象を与えてしまう可能性が高いでしょう。
逆に一貫性をもたせ、転職しながらキャリアアップしていく人はいくらでもいます。
転職回数よりも、一貫性の方を重視しましょう。
学歴が低いのですが、社会人5年目の転職は大丈夫でしょうか?
特に、IT系など、専門的なジャンルでは、学歴不問の企業も多くあります。
高卒で働き始めたという場合は、5年以上の社会人経験があるはずなので、スキルをアピールしましょう(これが、大卒者との差別化につながります!)
社会人5年目の転職では、学歴に関係なく記事を参考にしていただければと思います。
社会人5年目で、女性の転職は不利だったりしませんか?
理由は、出産や育児など、女性特有の実情があるからです。
実際、厚生労働省の平成30年「転職入職者の状況」を見ても、結婚を理由に前職を辞めた人の割合は、女性が男性の5倍以上となっており、長く働いてほしい企業との間にミスマッチが起こりやすくなっています。
結婚を理由に前職を辞めた人の割合(パート、アルバイトを含む)
男性 | 女性 | |
20~24歳 | 0.1% | 1.6% |
25~29歳 | 1.1% | 7.7% |
30~34歳 | 1.6% | 3.3% |
(引用元:https://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/koyou/doukou/19-2/dl/gaikyou.pdf)
ただし、企業側は面接時には、「結婚の予定はありますか?」といった質問はしてはいけないことになっています(男女雇用機会均等法の規定)。
似たような質問があった場合は、「結婚の予定はありません」などと毅然として言っておけば大丈夫ですが、そもそもそういった思想のある会社を選ばない方がいいかとも思います。
今では、育児休業も遠慮なくとれるという企業も増えています。
女性が転職には不利になりがちだという事実は事実としておさえつつも、働きやすい業界、企業を選んでいくのがいいでしょう。
参考:柔軟に働ける仕事はおすすめ
前提として、どうしても労働時間が長くなる管理職等の仕事に関しては、男女問わず、長時間労働ができない方はポストに就くのが難しいです。
逆に、成果給で働く仕事(主にIT系)に関しては、男女関係なくある程度柔軟な働き方ができるようになるため、仮に育児休業で休むとしても、あまり問題ではありません。
どんな働き方があるかに関しては、以下の記事にまとめてあるので、気になる方はこちらも併せて読んでいただけたらと思います。
社会人5年目の人におすすめの転職サービス
おすすめの転職サービス
- グッドポイント診断:リクナビネクスト内の自己分析ツール。もちろん無料。自分の強みを診断することができるので、まずはこれで現状の自分を理解してみるのがおすすめです。
- ポジウィルキャリア:キャリア相談や自己分析など、誰かと一緒に相談しつつ転職活動を進めたいという方におすすめです。無料相談もあり。
転職サービスは必須ではありませんが、転職活動をスムーズに進めるうえで役に立ちます。
それぞれの特徴を紹介するので、気になる方は使ってみてください!
グッドポイント診断:自分の強みを診断してくれます
グッドポイント診断とは、リクナビネクストの自己分析ツールです。
「自分の強みとは何か?」を明確にすることで、自分に合った仕事を見つけるヒントを得られます。
診断する手順はとても簡単です。
- 手順①:リクナビネクストに登録(3分くらい)
- 手順②:診断スタート(30分くらい)
これだけです。
転職活動をこれから進める方は、まずはリクナビネクストに3分で登録してみて、自己分析の診断してみましょう。
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ポジウィルキャリアは、プロのキャリアアドバイザーが自己分析や企業研究のサポートがメインのサービスです。
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- 自分がやりたいことがそもそも分からない
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無料でポジウィルキャリアに相談してみるまとめ:社会人5年目の転職をオススメする理由
本記事のポイントまとめ
- 社会人5年目であれば、異業種の転職でもできます。
- 異業種の転職は、年齢が上がるにつれて難易度が上がるので、早めに行動すべき。
- 転職は「逃げ」ではない。ただし、転職する理由を明確にしないと、転職活動に失敗する。
- 転職するかどうかは、最終的には自分にとってのメリット・デメリット次第。
- 転職を考えているなら、まずは求人を見てみよう。
- 転職エージェントだけでなく、転職サービスを使ってみるのもおすすめ。
転職では、年代に関わらず自己分析、業界分析、経験者やプロに相談しつつ、企業選びをするのが大事になります。
また、仮に、結局転職しなかったとしても、社会経験を積んだ今、改めて自己分析や業界研究をするのは、今後の生き方、働き方を見定める上でも大きな効果があります。
人生に何度もあることではないはずです。動かないと始まらないので、社会人5年目での転職、働き方を成功させましょう!
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