Live2Dの業務委託案件が見つかるおすすめサイト4選
Webデザイナー・ゲームの案件が得意。ハイスキルの方向け。週4日~以上、エンド直請、高単価案件を探す人におすすめのフリーランスエージェント。
ITプロパートナーズ(公式:https://itpropartners.com/)
リモートで、週1日〜、土日/平日夜稼働OKの直請け案件を探すならここ。幅広い職種で業界最多水準の案件数を保有。
テクフリ(公式:https://freelance.techcareer.jp/)
休業補償など手厚い福利厚生あり!上場企業からの高単価案件も多数!
レバテックフリーランス(https://freelance.levtech.jp/)
個人では受注が難しい、大企業からの穴場案件が募集されていることあり。ハイスキルの方向け。週4日~以上、エンド直請、高単価案件を探す人におすすめのフリーランスエージェント。
Live2Dの業務委託案件を探している際に、次のような悩みを抱いた方は多いのではないでしょうか。
そんなLive2Dの業務委託案件を探している方におすすめの方法は、いくつかの案件サイトに登録することです。
案件サイトは豊富な種類の案件がある、福利厚生が充実しているなど、多くの強みを持っています。
いくつかの案件サイトに登録し、それぞれの持つ強みを活かしながら、希望に合った案件を探すとよいでしょう。
そこで本記事では、Live2Dの業務委託案件を探している方におすすめの案件サイトをご紹介します。
目次 (PRも含まれます)
Live2Dの業務委託案件を探す基準
Live2Dの業務委託案件を探す際に注目してほしいのは、以下の3点です。
- 自分のスキルに合った案件が多いか
- リモート可能な案件があるか
- 高単価な案件が多いか
自分のスキルに合った案件が多いか
案件サイトによって得意分野は異なり、たとえば以下のような特徴があります。
- Web系の領域に強く、デザイナーやディレクターの案件が多い
- 求められるスキルが高い分、単価も高い案件を扱っている
そのため案件サイトを選ぶ基準として、自分のスキルに合った案件が多いことを確認しておく必要があります。
「希望する業界の案件を扱っている」「自分のスキルを十分活かせる案件がある」など自分にとって大切なポイントを決めておき、それをもとに案件サイトを選ぶようにしましょう。
リモート可能な案件があるか
リモートワークができる案件を取り扱っていることも大切です。
リモート案件であればオンラインで仕事ができるため、自分の好きな場所で働けます。
たとえば自宅で仕事をするなら、通勤時間がかかりません。
その分時間が効率的に使えるため、趣味などにあてるプライベート時間が増やせるでしょう。
高単価な案件が多いか
収入を安定させるには、高単価な案件を獲得することが重要です。
案件サイトによって単価の相場に違いがあるので、高単価な案件が多いサイトを選びましょう。
高単価な案件には高いスキルが必要なものも多いですが、そうした案件は自分のスキルアップにもなります。
Live2Dの業務委託案件を探せるおすすめサイト4選
ここではLive2Dの業務委託案件を探せる案件サイトのなかから、DAINOTE編集部が厳選したおすすめの4つをご紹介します。
- レバテッククリエイター(公式:https://creator.levtech.jp/)
Webデザイナー・ゲームの案件が得意。ハイスキルの方向け。週4日~以上、エンド直請、高単価案件を探す人におすすめのフリーランスエージェント。 - ITプロパートナーズ(公式:https://itpropartners.com/)
リモートで、週1日〜、土日/平日夜稼働OKの直請け案件を探すならここ。幅広い職種で業界最多水準の案件数を保有。 - テクフリ(公式:https://freelance.techcareer.jp/)
休業補償など手厚い福利厚生あり!上場企業からの高単価案件も多数! - レバテックフリーランス(https://freelance.levtech.jp/)
個人では受注が難しい、大企業からの穴場案件が募集されていることあり。ハイスキルの方向け。週4日~以上、エンド直請、高単価案件を探す人におすすめのフリーランスエージェント。
レバテッククリエイター|Web・ゲーム業界のクリエイターに特化
レバテッククリエイター公式サイト:https://creator.levtech.jp/
公開求人数 931件 (2024年08月23日現在) live2dの
公開求人数219件 (2024年08月23日現在) マージン率 非公開 対応地域 東京・神奈川・埼玉・千葉・大阪・兵庫・京都・愛知・福岡 働き方 週5案件、リモート案件多数 公式 https://creator.levtech.jp/
レバテッククリエイターはクリエイター特化型のフリーランスエージェントで、Webデザイナー・イラストレーターなどの案件が豊富です。
レバテッククリエイターの大きな魅力は、豊富な案件を取り扱っている点です。
職種の種類が多く、希望の働き方やライフスタイルに合った案件も見つけやすいというメリットがあります。
さらに業界の事情やトレンドに詳しく、専門性の高いコーディネーターがいるのも安心です。
案件獲得のサポートはもちろん、単価や参画日の交渉もしてくれるなど、質の高いサポートが受けられます。
レバテッククリエイターの案件例
月額単価 650,000円 職務内容 新規開発中のゲームの2Dモーションデザイナーとして作業をお任せいたします。
具体的には、下記の作業をお任せする想定です。
・2Dモーションの制作求めるスキル ・ゲームタイトルにおけるSpineを使った2Dモーションの制作実務経験 案件URL 【Spine】【運用中スマートフォン向けゲーム】2Dモーションデザイン案件 ※アダルト含むの求人・案件
(2024年08月23日 現在)
無料登録して案件をみる(公式サイト)注意:レバテッククリエイターでは経験者向けの週4日以上稼働案件を多く取り扱っており、週3日以下稼働の副業可能な案件については高いスキルと実務経験が必須です。未経験の方や現在会社員の方への副業は紹介できませんのでご注意ください。
ITプロパートナーズ|週1〜2日/土日・リモートOKの案件を探すならここ
公開求人数 5014件 (2024年08月23日現在) live2dの
公開求人数3件 (2024年08月23日現在) マージン率 非公開 対応地域 東京・神奈川・埼玉・千葉・大阪・兵庫・京都・愛知・福岡 働き方 週2-3案件、リモート案件多数 公式 https://itpropartners.com/
ITプロパートナーズには、2つの大きな特徴があります。
- 『直請案件』だからこその高単価
- リモート、週1〜2日から稼働OKの案件多数
『直請案件』だからこその高単価
ITプロパートナーズ公式サイトより引用(https://itpropartners.com/)
ITプロパートナーズには「直請案件」が多いこともあり、他のエージェントと比較して案件の単価が高い傾向にあります。
※直請案件とは、間にITプロパートナーズ以外の仲介会社を挟まない案件のことです。
大半のフリーランスエージェントはマージン率が非公開で、一つの案件に対してフリーランスの取り分がどのくらいなのかわかりにくい状態です。
マージン率が非公開となっているエージェントが多い一方、ITプロパートナーズは過剰な報酬の中抜きがないことがわかるため、魅力的といえます。
リモート、週1〜2日から稼働OKの案件多数
ITプロパートナーズ公式サイトより引用(公式:https://itpropartners.com/)
直請案件が多いだけでなく、週1〜2日から稼働できる案件が多いのも特徴です。
他のフリーランスエージェントの場合、一般的な最低稼働日数は週3・4日以上、かつ常駐の案件が多くなっています。
ところがITプロパートナーズの場合はリモート案件が多いため、自分のライフスタイルに合った案件が選びやすいです。
ITプロパートナーズの案件例
月額単価 〜500,000円 職務内容 新規タイトルでのLive2Dモデリング・アニメーション制作に携わっていただきます
※報酬は一例です求めるスキル ■必須スキル:
* Live2Dモデリングスキル
* Live2Dアニメーションスキル
※どちらかに特化していても可
■尚可スキル:
* Live2Dを用いたコンテンツ制作経験
* チームワークを重視したコミュニケーションをとることが出来る方
* ユーザー目線を持ってゲームづくりが出来る方
* クオリティに理想を持って取り組める方案件URL 某有名ゲーム企業の新規タイトルのLive2Dアニメーター案件
(2023年12月19日 現在)
注意:ITプロパートナーズは週1日から稼働可能な案件の紹介は可能ですが、会社員への副業は紹介できません。
テクフリ|直請け案件が多くサポートが手厚いエージェント
運営会社 | 株式会社アイデンティティ |
公開求人数 | 12,080件(2023年1月時点) |
マージン率 | 10%〜 |
対応地域 | 全国(主に東京) |
公式ページ:https://freelance.techcareer.jp/ ※公式サイトより引用/算出
テクフリの大きな魅力は、案件の質の高さです。
以下3点の理由により、高品質な案件を扱っていると考えられます。
- 運営元の株式会社アイデンティティは、複数のIT人材派遣事業を行っている
- ユーザーのスキルにマッチした案件を紹介している
- サイバーエージェントをはじめ、上場企業の案件も多く取り扱っている
さらにテクフリは福利厚生も充実しており、万が一怪我や病気になった際は、休業補償が受けられます。
Webデザイナーは収入が安定しにくい面もありますが、テクフリが安心して働ける環境を作ってくれるのです。
レバテックフリーランス|高単価な直請け案件を保有
公開求人数
(現在募集中の案件)78459件 (2024年01月04日現在) live2dの
公開求人数5件 (2024年01月04日現在) マージン率 非公開 対応地域 東京・神奈川・埼玉・千葉・大阪・兵庫・京都・愛知・福岡 強み ・週4日~稼働の案件、リモート案件多数
(週3日以内の案件はハイスキルが必要)
・カウンセラーの専門性が高く、幅広く相談に乗ってくれる
・高単価な案件が多い
レバテックフリーランスの特徴は、主に以下の3点です。
- 業界最高水準の案件単価
- キャリアコンサルタントによる手厚いサポート
- 有名企業や急成長中の企業の案件が出てくることがある
業界最高水準の案件単価
レバテックフリーランスの案件は、大半がレバテックフリーランス以外の中間業者を挟まない「直請案件」です。
そのため高単価の案件が多く、案件単価は業界でも最高水準といえます。
キャリアコンサルタントによる手厚いサポート
※レバテックフリーランス公式サイトより引用(公式:https://freelance.levtech.jp)
レバテックフリーランスは多くのIT人材サービスを手がけているため、IT業界に詳しいプロのエージェントがサポートしてくれます。
有名企業や急成長中の企業の案件が出てくることがある
もともとエンジニア向けのエージェントであったレバテックフリーランスは、特にWebデザイナー向けの求人が多いとはいえません。
一方で有名企業や、急成長中で海外でも活躍している企業が案件を出すこともある、穴場のエージェントなのです。
おすすめはテクフリやレバテッククリエイターなどのWebデザイナー向けエージェントと併用し、バランスよく情報を得ることです。
高単価な案件も多いので、非公開案件までチェックするためにも、会員登録しておくとよいでしょう。
注意:レバテックフリーランスでは経験者向けの週4日以上稼働案件を多く取り扱っており、週3日以下稼働の副業可能な案件については高いスキルと実務経験が必須です。未経験の方や現在会社員の方への副業は紹介できませんのでご注意ください。
レバテックフリーランスの案件例
月額単価 500,000円/月 職務内容 開発中ゲームにおいて、
SpineやLive2Dを中心に、アニメーションからエフェクトまでの制作及び
ディレクション、クオリティの品質管理を行っていただきます。
※スキルに応じて他の作業もお任せ致します求めるスキル ・ゲーム業界での2Dアニメーション制作の実務経験5年以上
・Spineの使用経験
・エフェクト制作経験
・ディレクション経験
・仕様策定経験
・チームリーダー経験歓迎スキル・キャラクターパーツ分け作業の経験
・Live2Dの使用経験
・Unityの使用経験
・Adobe Animateの使用経験案件URL 【Spine/Live2D】ゲーム向け2Dアニメーションデザインの求人・案件
(2024年08月23日 現在)
Live2Dの業務委託の案件例・単価相場は?
Live2Dの業務委託案件にはどんな案件があって、報酬の相場がどれくらいなのかを確認していきます。
実際にLive2Dの業務委託案件をいくつかピックアップして紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
※今回紹介する案件は募集を終了している可能性もあります。最新の案件例が見たい人はエージェントに登録したうえで、詳細を確認してみましょう。
案件例①
月額単価 650,000円 職務内容 新規開発中のスマートフォン向けゲームにおいて、2Dアニメーション制作をお任せいたします。 求めるスキル ・Live2Dを用いたアニメーション制作の実務経験 案件URL 【新規開発】2Dアニメーション制作の求人・案件
(2024年08月23日 現在)
案件例②
月額単価 350,000円 職務内容 新規モバイル向けRPGゲーム開発において、
ドットデザイナーが作った素材を、ゲーム内でアニメーション動作するように設定し、実装していただく作業をお任せいたします。
その際のアニメーションチェックもご担当いただきます。
スキルに応じてお任せする作業が変動する可能性がございます。求めるスキル ・Unityでのゲーム開発経験
・動画、またはアニメーション制作に対する知見【歓迎スキル】・Unityでのアニメーション使用経験
・アフターエフェクトなどの動画ツール使用経験
・Live2D、SpriteStudio、spineなどの使用経験案件URL 【業務委託】【Unity】【新規モバイル向けRPG】ドットアニメーション実装の求人・案件
(2024年08月23日 現在)
上記の案件はあくまでも一例なので、自分のスキルに合わせて案件を探してみてください。
業務委託契約の主な種類
企業が業務の一部を外注し、ほかの企業や個人に委託する形態を業務委託契約といいます。
アルバイトとは違って雇用関係がなく、企業と対等の関係で働ける点が特徴です。
互いに報酬や納期、業務内容、進め方等について了承したところで、契約を取り交わします。
業務委託契約には、主に以下の3種類があります。
- 準委任契約
- 請負契約
- 委任契約
それぞれ報酬の仕組みや契約内容は違うため、違いを知っておきましょう。
準委任契約
成果物の作成、事務作業などを委託し、時給や月給計算で報酬を支払うのが準委任契約です。
準委任契約を交わした場合、決められた時間内で委託された業務を行う義務が発生します。
メリット
準委任契約には、収入が安定しやすいというメリットがあります。
準委任契約に求められることは、時間内の安定した業務遂行です。
たとえ成果物の納品ができなくても、決まった時間に稼働していれば、その分の報酬が発生する仕組みになっています。
そのため安定した収入が得られるので、メリットといえるでしょう。
デメリット
一方でデメリットもあり、準委任契約の場合は稼働時間の自由度があまり高くありません。
シフトで稼働することが多く、クライアントによって稼働できる時間帯は変わるため、たとえば早朝や深夜の稼働ができないこともあります。
業務の進捗状況をクライアントに報告する必要があるので、自由なペースで業務を進めるのも難しいです。
さらにクライアントの評価が得られなかった場合、プロジェクト中でも契約終了となるリスクがある点もデメリットといえるでしょう。
請負契約
請負契約の報酬条件は、成果物を完成させて納品することです。
月給や時給で給与が発生する正社員やアルバイトと異なり、成果物を完成・納品することで報酬が発生します。
メリット
請負契約には、働く場所や時間を自由に選べるというメリットがあります。
成果物の完成と納品が報酬の条件なので、働く場所や時間、業務の進め方については報告する義務がないのです。
そのためクリエイター側は自由に場所や時間を選びながら、柔軟な働き方ができます。
デメリット
ただし成果物の完成・納品が報酬条件であるため、成果物のクオリティが不十分と判断された場合は報酬が得られないリスクがあります。
この点は大きなデメリットで、場合によってはやり直しや報酬の減額を指示される、報酬の支払いを拒否されるというケースも考えられます。
そしてかかった工数については考慮されないというデメリットもあります。
最大100時間かかる作業の報酬額が5万円であれば、時給換算では500円/時の案件ということです。
委任契約
法律に関する業務の委託を、委任契約といいます。
- 税理士に確定申告を委任する
- 裁判を起こしたいので弁護士に委任する
たとえば上記の例では委任契約が結ばれますが、クリエイターが委任契約を結ぶことはまずないと考えられます。
Live2Dの業務委託で働くメリット
Live2Dの業務委託案件を受注するメリットは、主に4つあります。
- 自分の好きな仕事に集中できる
- 努力次第で収入アップが可能
- 自分で業務時間を決められる
- 人間関係のストレスから解放される
自分の好きな仕事に集中できる
1つめのメリットは、自分の好きな仕事に集中できることです。
業務委託契約の場合、多くの案件のなかから自分の得意なもの、あるいは挑戦してみたい案件を選んで働きます。
一方で会社勤めの場合は、決まった条件のなかで与えられた仕事をこなす必要があります。
当然自分のやりたくない仕事が回ってくるなど、ストレスがたまるケースもあるでしょう。
それに対して、自分の好きな仕事に集中できる業務委託契約は、ストレスの少ないなかで楽しく働けるのです。
努力次第で収入アップが可能
2つめのメリットは、努力しただけ収入を上げられる点です。
給与体系にもよりますが、会社員は「大きな成果を出したから給与が上がる」というケースはあまり多くありません。
一方で業務委託契約では、成果を出した分だけ契約の継続につながります。
場合によっては報酬がアップする可能性もあるでしょう。
クライアント企業、仕事仲間などのつながりから、待遇のよい仕事が入ってくる場合もあるかもしれません。
自分で業務時間を決められる
3つめのメリットは、自分で業務時間を決められることです。
請負契約で働くのなら、どこで働くか、いつ働くかは自分次第といえます。
準委任契約の場合も、会社員よりも柔軟にシフト調整ができるケースは多いでしょう。
納期に間に合う範囲で自由に業務時間を決められるため、好きな場所かつ好きな時間に働けるのです。
人間関係のストレスから解放される
4つめのメリットは、人間関係のストレスから解放されることです。
会社員に多い悩みの一つに、同じ職場の上司や同僚との人間関係が挙げられます。
一方で業務委託は雇用関係と異なるため、クライアント企業とも対等な立場で仕事ができるうえ、どうしても担当者と合わない場合は、クライアントを変えるという選択もあります。
Live2Dの業務委託で働くデメリット
メリットがある一方、業務委託にはデメリットもあります。
- 労働基準法が適用されなくなる
- 福利厚生が受けられない
- 仕事のトラブルはすべて自己責任
労働基準法が適用されなくなる
1つめのデメリットは、労働基準法が適用されなくなることです。
業務委託契約には雇用関係がなく、企業とクリエイターは対等な関係にあります。
この場合法律の保護が受けにくく、報酬の条件や労働量についての定めがありません。
最低賃金の保証がないため、業務量に見合った報酬額が得られないリスクもあります。
福利厚生が受けられない
2つめのデメリットとしては、福利厚生が受けられないことが挙げられます。
業務委託契約のクリエイターは会社員ではないため、雇用保険、労災保険といった社会保険は適用されないのです。
そのため事故や怪我が発生した際に、必要な手当てが受けにくいといえます。
万が一の事態に備えてフリーランス用の保険に加入しておくなど、自分の身を守るために準備しておくことが必要です。
仕事のトラブルはすべて自己責任
3つめのデメリットは、仕事上のトラブルはすべて自己責任になることです。
会社員がトラブルを起こした場合、ある程度は会社が責任をとってくれるでしょう。
ところが業務委託契約で仕事上のトラブルが起きると、すべてが自己責任になってしまいます。
企業が受けた損害に対して、賠償責任が発生する可能性すらあるのです。
そこまでいかずとも、スキルレベルが企業の求めるラインに届いていない、納期に遅れたなどの理由で、簡単に契約が切れるリスクもあります。
業務委託契約を結ぶには業務委託契約書が必要
業務委託契約を結ぶなら、業務委託契約書を取り交わす必要があります。
これは後のトラブル発生を防ぎ、企業とクリエイターそれぞれを守るためのものです。
業務委託契約書が必要な理由
業務委託契約書は、主に以下2つの理由から必要となります。
- 契約上のトラブルを防止する
- 万が一の場合は証拠となる
業務委託契約書に記載されているのは、主に仕事内容や報酬についての内容です。
事前に明確な取り決めがなかった場合、「想定以上のスキルが求められた」「思っていたより報酬が少ない」など、契約上のトラブルが発生するかもしれません。
それを防ぐためにも、あらかじめ業務委託契約書を取り交わしておく必要があります。
そして万が一の際は、業務委託契約書を証拠として使うことも可能です。
もしも裁判となる事態が起きた場合も、業務委託契約書の提出が求められます。
業務委託契約で起きやすいトラブルとは?
業務委託契約では、次のようなトラブルが起きやすくなっています。
- 成果物に対して何度も修正依頼があったが、報酬額が変わらなかったため、時給換算だと報酬が下がった
- 本来の予定にはなかった業務が求められ、その分の報酬は支払われなかった
こうしたトラブルを防ぎ、双方が納得して業務を進めるためにも、業務委託契約書のなかで詳しい業務内容を定めておきましょう。
秘密保持契約を結ぶ場合は秘密保持契約書を取り交わす
さらに案件によっては、業務委託契約書だけでなく秘密保持契約書も取り交わすかもしれません。
秘密保持契約を結ぶことは、契約中に知った機密情報や個人情報を、業務遂行以外の目的で第三者に開示しないという意味になります。
業務委託契約書と同様に、企業と秘密保持契約を結ぶなら秘密保持契約書を取り交わしましょう。
業務委託契約締結の主な流れ
業務委託契約を締結する流れは、以下の通りです。
- 契約内容の詳細について話し合う
- 業務委託契約書を作成する
- 契約書の内容を共有し、認識の相違を確認し合う
- 業務委託契約書を取り交わし、契約完了
①契約内容の詳細について話し合う
まずは契約内容について詳しく話し合いましょう。
- 報酬額
- 契約期間
- 業務の範囲
上記の項目については、この時点である程度はっきりさせておいてください。
②業務委託契約書を作成する
①で話した内容をもとに行うのが、業務委託契約書の作成です。
業務を委託する側が作成するので、クリエイターではなく企業が行います。
③契約書の内容を共有し、認識の相違がないか確認し合う
②でできあがった業務委託契約書を確認し、お互いの認識にずれがないかすり合わせます。
ここで大切な部分を確認しておかないと、契約後のトラブルが発生するかもしれません。
小さなことでもよいので、気になる部分は相談し、問題点をクリアにしておきましょう。
④業務委託契約書を取り交わし、契約完了
業務委託契約書の内容にお互いが納得できたら、いよいよ契約完了です。
契約内容を記載した業務委託契約書を取り交わしましょう。
本来は記名捺印が必要な書類ですが、最近はクラウド上での電子契約が増えています。
業務委託契約の締結前に確認すべき条件
企業と業務委託契約を結ぶ前に、契約内容について十分な話し合いをしておかなければなりません。
ここでは契約時に慌てることのないよう、事前に確認しておくべきポイントを解説します。
契約形態は何か
業務委託契約には種類があるので、準委任契約か請負契約かを確認しておきましょう。
契約形態が違えば働き方や報酬の発生条件も違うので、しっかり確認が必要です。
業務内容は何か
具体的にどんな業務を任されるのかという点も確認しておきます。
「思っていた以上の業務を任された結果、報酬額に見合わない仕事量になってしまった」というトラブルを防ぐには、ここの確認が必須です。
報酬についての記載はあるか
業務委託契約書のなかで、報酬について以下の項目が記載されていることも確認しましょう。
- 報酬額
- 支払い方法
さらに「想定より支払いが少ない」「支払日がいつかわからない」といったトラブルを防ぐには、以下の項目もチェックしておかなければなりません。
- 時間単価か、プロジェクト単位での支払いか
- 報酬の計算方法
企業との間に認識の違いがないか、あらかじめ確認しておきましょう。
報酬以外に経費の支払いはあるか
報酬だけでなく、経費の支払いがあるかという点もチェックが必要です。
たとえば以下の経費については報酬に含まれているのか、それとも別途支払いなのか知っておきましょう。
- 業務に必要な消耗品
- パソコンの回線費用
- 電気代
ここが定まっていないと、後にトラブルの原因となるかもしれません。
見逃さずに確認してください。
稼働時間はどのくらいか
稼働時間についても必ず確認しておきましょう。
案件によって、時間が定められている場合(例:最低週2日稼働)と、精算幅が定められている場合(例:100時間を基準として、90~110時間の精算幅で○万円)があります。
自分のスケジュールを管理するためにも必要な項目なので、チェックが必要です。
稼働時間精算幅外の控除・超過支払いについての記載はあるか
稼働時間に精算幅が定められている場合は、報酬の控除もしくは超過支払いの項目があることも確認しておきましょう。
- 報酬の控除:稼働時間が精算幅よりも少なかった際、その分の報酬が差し引かれる
- 超過支払い:稼働時間が精算幅よりも多かった際、その分の報酬が加算される
ここの記載がないと、「業務時間外まで働いたが、その分の報酬が支払われていない」というトラブルが起こりかねないため、丁寧に見ておいてください。
報酬の支払日はいつか
クライアントによって、報酬の支払日についての規定が変わります。
自分の業務委託契約では、報酬の支払日がいつになっているのか見ておいてください。
特に請負契約は、成果物の完成・納品が報酬の条件です。
ところが納品日と検収日にずれがあり、検収日が締め日を過ぎてしまった場合、報酬の支払いは納品の翌月となるかもしれません。
報酬の支払日だけでなく、納品から検収までの期間についてもチェックが必要です。
契約期間、更新の有無について
業務内容や報酬の確認ができたら、契約期間や契約終了後の更新有無について確認してください。
更新がある場合、その条件についてもチェックしておきましょう。
損害賠償の記載はあるか
業務委託契約を結ぶ以上、損害賠償問題は避けて通れません。
情報漏洩や著作権侵害、秘密保持契約違反などの行為で企業に損害を与えてしまうと、企業から損害賠償を請求される可能性があります。
もちろん仕事で企業に損害を与えないことは当然ですが、万が一のことを考えて、損害賠償についての記載は丁寧にチェックしてください。
なかでも損害賠償が及ぶ期間、あるいは賠償請求される条件については、もれなく確認しましょう。
不利な内容は記載されていないか
まれに業務委託クリエイターに対し、明らかに不利となる内容が記載されているケースもあります。
たとえば「報酬の振込手数料はクリエイター側が負担する」「契約終了後に発生した損害も全額賠償責任を負う」などの記載があったとして、契約を結んだ後に気づいてももう遅いです。
一度不利な契約を結んでしまうと、そのうち自分自身が苦しむことになってしまいます。
そのためこうした記載を見つけたなら、修正を依頼するとよいでしょう。
もしお互いに納得のいく契約条件で合意できないのなら、契約自体を断る選択も検討してください。
まとめ
本記事では、Live2Dの業務委託案件を探している方におすすめの案件サイトと、業務委託契約を結ぶ流れや注意事項を解説しました。
Live2Dの業務委託案件を受注し、活躍の場を広げていきたいと考えている方は、ぜひこの記事を参考にしてください。
Webデザイナー・ゲームの案件が得意。ハイスキルの方向け。週4日~以上、エンド直請、高単価案件を探す人におすすめのフリーランスエージェント。
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