RPAの業務委託は稼げる?単価相場や契約までの流れを解説
・RPAの導入などを行うRPAコンサル案件を保有。
・高単価なプライム案件・稼働率20%〜・リモート可の案件あり。
・友人紹介で最大60万円もらえるキャンペーン実施中!
【コンサル】ハイパフォコンサル(公式:https://www.high-performer.jp/consultant/)
・RPAコンサル案件を保有。
・案件紹介開始から20年の実績が豊富なエージェント。
・案件数も業界最多水準で、自分の領域に合った案件を探したい人におすすめ。
【エンジニア】レバテックフリーランス(公式:https://freelance.levtech.jp/)
・週4〜の案件が豊富で、週3以内の案件はハイスキル必須。
・大企業の直請案件など、高単価案件が多い。案件受注には実務経験必須。
【エンジニア】ITプロパートナーズ(公式:https://itpropartners.com/)
・開発などを行うRPAエンジニアにおすすめ。
・週2~/土日OK・リモート案件も豊富なフリーランス向け副業紹介サービス。
業務委託としてRPA案件を受注しようと考えていて、以下のように悩んでいる人はいませんか?
- 低稼働の案件で稼いで、自分の事業に注力したい
- RPAの業務委託案件を獲得して、年収を上げたい
- ファームを退職して起業するので、業務委託としてRPAコンサル案件を受注し、収入の柱にしたい
今回はRPAの業務委託で働こうと考えている方に向けて、RPAの業務委託について解説します。
結論、業務委託で働こうと考えている人は、フリーランス向けのエージェントを利用するのがおすすめです。
エージェントを利用することで、企業への営業や面倒な交渉をせずに案件を獲得できます。
この記事では、以下のエージェントをおすすめしています。
- RPAコンサルの案件を探したい人
→ 「ProConnect」「ハイパフォコンサル」 - RPAエンジニアの案件を探したい人
→「レバテックフリーランス」「ITプロパートナーズ」
各エージェントよって扱っている案件は異なるので、より理想の案件を見つけるために最低でも2〜3つのエージェントに無料登録して案件を紹介してもらいましょう。
今回紹介するエージェントの特徴は、以下のとおりです。
(表は左右にスクロールできます)
公式サイト | 稼働率 | リモート 可否 |
特徴 | |
ProConnect | https://pro-connect.jp/ | 20~100% | ◯ | ・RPAコンサル向け ・高単価なプライム案件を保有 ・友人紹介で最大60万円もらえるキャンペーン実施中 |
ハイパフォコンサル | https://www.high-performer.jp/consultant/ | 20~100% | ◯ | ・RPAコンサル向け ・案件数が業界最多水準 ・案件紹介開始から20年で実績が豊富 |
レバテックフリーランス | https://freelance.levtech.jp/ | 週4日〜 | ◯ | ・RPAエンジニア向け ・高単価な直請案件が豊富 ・週4日〜の案件を探せる |
ITプロパートナーズ | https://itpropartners.com/ | 週2日〜 | ◯ | ・RPAエンジニア向け ・週2日〜/土日OKの案件あり ・リモートOKの案件が豊富 |
表は左右にスクロールできます
※各社公開ページから引用・算出
目次 (PRも含まれます)
RPAの業務委託案件を探す基準
業務委託のRPA案件を選ぶときは、下記を基準に探しましょう。
- 自分のスキルに見合った案件が多いか
- リモート可能な案件があるか
- 高単価な案件が多いか
自分のスキルに見合った案件が多いか
案件サイトを選ぶ際は、自分のスキルに合った案件を豊富に取り扱っているかを確認しましょう。
案件サイトはそれぞれ下記のように、異なる得意分野を持っています。
- Web系領域に特化し、デザイナーやディレクターの案件が豊富
- ハイレベルな技術が必要な分、単価の高い案件を所有している
「働きたい業界の案件があるか」「自分のスキルを存分に活かせる案件を取り扱っているか」など重視したいポイントを決めてから、ふさわしい案件サイトを探しましょう。
リモート可能な案件があるか
リモート勤務が可能な案件を所有しているかも重要なポイントです。
リモート案件のメリットは、自宅やカフェなど自分の働きたい場所からオンラインで作業ができることです。
通勤時間もないので時間を効率的に使うことができ、仕事や趣味にあてる時間が増やせます。
高単価な案件が多いか
業務委託で効率よく稼ぐには、高単価な案件が多いサイトで探すことも重要です。
単価の高い案件を獲得すれば収入が安定します。
高単価な案件ほど高いスキルを求められることもありますが、自分のスキルアップにつながります。
RPAの業務委託案件を探せるおすすめサイト4選
ここでは、RPAエンジニア・RPAコンサルタントが業務委託案件を探せるサイトを、4つご紹介します。
・RPAの導入などを行うRPAコンサル案件を保有。
・高単価なプライム案件・稼働率20%〜・リモート可の案件あり。
・友人紹介で最大60万円もらえるキャンペーン実施中!
【コンサル】ハイパフォコンサル(公式:https://www.high-performer.jp/consultant/)
・RPAコンサル案件を保有。
・案件紹介開始から20年の実績が豊富なエージェント。
・案件数も業界最多水準で、自分の領域に合った案件を探したい人におすすめ。
【エンジニア】レバテックフリーランス(公式:https://freelance.levtech.jp/)
・週4〜以上の案件が豊富で、週3以内の案件はハイスキル必須。
・大企業の直請案件など、高単価案件が多い。案件受注には実務経験必須。
【エンジニア】ITプロパートナーズ(公式:https://itpropartners.com/)
・開発などを行うRPAエンジニアにおすすめ。
・週2~/土日OK・リモート案件も豊富なフリーランス向け副業紹介サービス。
以下で各エージェントの特徴を詳しく解説しています。
ProConnect(プロコネクト)|RPAのコンサル案件を保有
ProConnectは、IT・PMO・SAP・RPAなど幅広い領域の案件を保有する、フリーコンサルエージェントです。
運営会社 | 株式会社WorkX |
領域 | ・ITコンサル ・業務コンサル ・戦略コンサル ・SAPコンサル ・PMO |
稼働率 | 20〜100% |
特徴 | ・リモート案件あり ・高単価なプライム案件を保有 ・友人紹介で最大60万円もらえるキャンペーン実施中 |
公式URL | https://pro-connect.jp/ |
公式ページより引用
ProConnectの特徴は、以下の4つです。
- 高単価案件が豊富
- リモートOK、稼働率20%〜の案件があるので、フレキシブルに働ける
- 友人紹介で最大60万円もらえるキャンペーンを実施している
ProConnectの特長は、マージン率が開示されている点にあります。
ほとんどのエージェントがマージン率を公表していないので、いくら中抜きされているのか把握することは困難です。
一方でProConnectはマージン率が8〜15%と決められているため、マージンが高くなりすぎず、高単価の案件を獲得できるケースが多いです。
公式ページより引用
友人紹介で最大60万円もらえるキャンペーンも実施中なので、無料登録してまずは面談をしてみてください。
ハイパフォコンサル|実績豊かなコンサル特化型エージェント
画像はハイパフォコンサル公式サイトより引用:https://high-performer.jp/
運営会社 | INTLOOP株式会社 |
主な福利厚生 | ・フリーランス向け福利厚生『fukurint』加入で様々な特典を受けられる (例) 税務相談サービスやFP相談サービスの初回無料や割引 レストランや宿泊施設の割引やサービス スポーツジムの割引 ・税理士紹介サービス |
公式ページより引用
ハイパフォコンサルは、フリーランスコンサルタント専門の案件紹介サービスです。
ハイパフォコンサルの大きな特徴は、以下の3点です。
- 直請案件・上場企業案件多数で高単価
- コンサル領域でトップクラスの実績
- 業界でも最速級の翌月15日払い
特徴①:直請案件・上場企業案件多数で高単価
ハイパフォコンサルは直請案件が豊富で、上場企業案件も多く保有しています。
2023年8月時点で、最大の月単価が210万円となり、多数の案件で月額報酬が180万円以上となっていました。
また、フルリモートのプロジェクトも多数ありますので、一度案件を見てみるのがおすすめです。
(※数値は2023年8月調査時点。公式サイトの公開案件より算出)
特徴②:コンサル領域でトップクラスの実績
ハイパフォコンサルは、サービス開始から18年目を迎える、業界で最も歴史のあるコンサル向けのエージェントです。
コンサル企業としての長年の実績が、上場企業やフリーランスからの信用と高待遇な案件を実現しています。
特徴③:業界最速水準の翌月15日払い
ハイパフォコンサルでは、報酬の支払いが月末締め翌月15日払いと、他のエージェントよりも早めに設定されています。
通常エージェントでは、振り込みが2ヶ月後になることが一般的です。
しかしハイパフォコンサルでは、翌月15日に支払われるため、独立直後でも資金繰りに悩まずに仕事ができるでしょう。
こんな人におすすめ
- 収入を上げたいコンサルタント
- 時間や場所に捉われない働き方をしたい
- スキルや市場価値を上げたい
レバテックフリーランス
公開求人数
(現在募集中の案件)74840件 (2024年03月26日現在) RPAの
公開求人数293件 (2024年03月26日現在) マージン率 非公開 対応地域 東京・神奈川・埼玉・千葉・大阪・兵庫・京都・愛知・福岡 強み ・週4日~稼働の案件、リモート案件多数
(週3日以内の案件はハイスキルが必要)
・カウンセラーの専門性が高く、幅広く相談に乗ってくれる
・高単価な案件が多い
レバテックフリーランスの主な特徴としては、以下の3つです。
- 業界最高水準の案件単価
- キャリアコンサルタントによる手厚いサポート
- 案件数が多い
1.業界最高水準の案件単価
レバテックフリーランスは、高単価な案件が豊富です。
その理由は、案件のほとんどが他の中間業者を挟まない「直請案件」だからです。
2.キャリアコンサルタントによる手厚いサポート
※レバテックフリーランス公式サイトより引用(公式:https://freelance.levtech.jp)
IT人材サービスを手掛けるレバテックだからこそ、IT業界に精通したプロのエージェントによるサポートを受けることが可能です。
3.案件数が多い
レバテックフリーランスでは、RPAの案件を数多く取り扱っています。
注意:レバテックフリーランスでは経験者向けの週4日以上稼働案件を多く取り扱っており、週3日以下稼働の副業可能な案件については高いスキルと実務経験が必須です。エンジニア未経験の方や現在会社員の方への副業は紹介できませんのでご注意ください。
レバテックフリーランスのRPA案件
レバテックフリーランスのRPA案件には、以下のようなものがありました。
月額単価 700,000円/月 職務内容 ・金融業界向け業務ツール構築に携わっていただきます。
・下記を行っていただきます。
-要件定義
-基本設計、詳細設計
-実装求めるスキル ・WinActorを用いた開発経験
・顧客折衝歓迎スキル・金融業界での開発経験案件URL 【RPA】金融業界向け業務ツール構築の求人・案件
(2024年08月23日 現在)
ITプロパートナーズ
公開求人数 5014件 (2024年08月23日現在) RPAの
公開求人数32件 (2024年08月23日現在) マージン率 非公開 対応地域 東京・神奈川・埼玉・千葉・大阪・兵庫・京都・愛知・福岡 働き方 週2-3案件、リモート案件多数 公式 https://itpropartners.com/
ITプロパートナーズの主な特徴は、以下の2つです。
- 『直請案件』だからこその高単価
- リモート勤務、週1〜2日から稼働OKの案件が豊富
1.『直請案件』だからこその高単価
ITプロパートナーズ公式サイトより引用(https://itpropartners.com/)
ITプロパートナーズで取り扱う案件は『直請案件』が豊富で、他のエージェントと比較しても単価が高い傾向にあります。
※直請案件とは、他の仲介会社を挟まず、直接クライアントと契約している案件のことです。
ほとんどのフリーランスエージェントでは、マージン率を公開していません。そのため、フリーランスの取り分がいくらか、単価がいいのかを事前に知ることは困難です。
マージン率が非公開だからこそ、過剰なマージンが発生していないITプロパートナーズは魅力的といえます。
リモート、週1〜2日から稼働OKの案件多数
ITプロパートナーズ公式サイトより引用(公式:https://itpropartners.com/)
ITプロパートナーズの大きな魅力は、週1〜2日から稼働OKの案件が豊富という点です。
他のフリーランスエージェントでは、最低稼働日数は週3~4日からの常駐案件が一般的です。
一方のITプロパートナーズはリモートの案件も多く、自身のライフスタイルに沿った案件を選べます。
注意:ITプロパートナーズは週1日から稼働可能な案件の紹介ができるものの、会社員の方へ副業の紹介はできません。
ITプロパートナーズのRPA案件例
ITプロパートナーズの案件例には、以下のようなものがありました。
月額単価 〜300,000円(週2日) 職務内容 ■ミッション
【募集背景】
当社が業務コンサルとして入っているIT系上場企業において、勤怠、給与計算などの既存システムをSaaSサービス(Jinger)へ移管。労務関連業務(入退休復職、勤怠、給与計算、社会保険、所得税/住民税、福利厚生など)をRPA化していきたいニーズが出てきたため。
自社メンバーで1名、RPAで実際に手を動かすメンバーレイヤーの方がいるので、その方のメンター、アドバイザー的な立ち位置で参画できる方を募集しています。
【想定業務内容】
他メンバーが推進する以下の作業及びその結果に対するアドバイザリー・レビュー
To-Beシステムが機能実装できない部分、業務(人間作業)で賄わない部分のRPA組み込みの設計~構築~運用
【使用技術詳細】
UiPath求めるスキル ■必須スキル:
・VBScriptまたはVB.netに関するスキル及び経験(コーディングによるRPAプログラムの実装・テストに必須)
・RPA製品「UiPath」「WinActor」のいずれかに関するスキル及び経験(特にUiPath)
・OCR機能の実装(OCRエンジンの製品知識、サードパーティー製OCRエンジンへの換装ができると尚可)
・人事労務分野の知識・経験がない場合、短期間でのキャッチアップに対するコミットメント
■尚可スキル:
・人事労務分野の業務知識(アサイン後のキャッチアップでも可)
・人事労務の業務システムの知識、導入運用経験
・基幹システムに関する機能の要件定義or設計or開発経験
■求める人物像:
・理想は、「豊富な製品知識があり、ごりごりコーディングできる方」だが、この2つのの両立が難しい場合、「製品知識はそこそこだが、ごりごり手を動かせる方」 を優先
・ご自身が設計・導入したRPAプログラム及びその対象業務について、要件・設計内容・実装アプローチについて具体的、過不足なく説明できる方
・ITエンジニアであるエンドクライアントとのコミュニケーションスキル
(プロ同士の会話ができ、信頼関係を築ける)
・RPAビギナーであるエンドクライアント(人事労務の実務者)とのコミュニケーションスキル(「ITはわからないので「いい感じ」にやってください」から組み立てられる方)案件URL 【開発ディレクション/基幹システム/RPA】人事労務領域の業務改革におけるRPAエンジニアの案件・求人
(2024年08月23日 現在)
RPAの業務委託の案件例・単価相場は?
RPAの業務委託案件にはどんな案件があって、報酬の相場がどれくらいなのかを確認していきます。
実際にRPAの業務委託案件をいくつかピックアップして紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
※今回紹介する案件は募集を終了している可能性もあります。最新の案件例が見たい人はエージェントに登録したうえで、詳細を確認してみましょう。
RPAの案件例
案件例①
月額単価 650,000円/月 職務内容 ・大手通信事業者における法人向けWinActor提案/販促企画案件に携わっていただきます。
・主に下記業務をご担当いただきます。
-法人向けRPA提案
-RPA販促企画(販促資料作成、他ITソリューション商材との連携サービスの企画)
-社内向け勉強会の企画/実施求めるスキル ・RPA開発または、提案経験
・BtoBのITソリューションの経験(プリセールスなど技術寄りの方)案件URL 【WinActor/セールス】通信事業者向けRPA提案/企画の求人・案件
(2024年08月23日 現在)
案件例②
月額単価 600,000円/月 職務内容 ・大手通信会社の依頼に基づき、開発・移行支援を行っていただきます。
具体的な作業内容は下記です。
-RPAツールのPowerAutomateもしくはUiPathを用いての業務自動化推進
-既存シナリオの移行業務
-要件整理(業務整理/既存シナリオ解析)
-シナリオ設計(移行設計含む)
-シナリオ作成・テスト実施求めるスキル ・PowerAutomate、Windowsを用いた開発経験
・RPAツールを用いた1年以上のシナリオ作成経験(設計・製造・試験)歓迎スキル・下記を用いたシステム開発経験(設計・製造・試験)
-UiPath
-VB.NET
-C#.NET
-VBA
-SQL
・オブジェクト指向の理解、API開発経験案件URL 【RPA/PowerAutomate】大手通信会社向けRPA開発・移行支援の求人・案件
(2024年08月23日 現在)
上記の案件はあくまでも一例なので、自分のスキルに合わせて案件を探してみてください。
また下記の記事では。RPAと関連性の高いロボット開発の業務委託について解説しています。ぜひ案件開拓の参考にしてみてください。
業務委託契約の主な種類
業務の一部を他の企業や個人に委託する契約が、業務委託契約です。
下記をはじめとした項目で、お互いに合意が取れたうえで契約を結びます。
- 報酬
- 納期
- 仕事内容
- 仕事の進め方
アルバイトのような雇用関係はないので、企業と対等な関係で業務を進めることが可能です。
業務委託契約は、以下の3種類に分けられます。
- 準委任契約
- 請負契約
- 委任契約
それぞれ詳しく解説します。
準委任契約
準委任契約は、成果物の作成や事務的な作業を委託する契約です。
報酬は時給や月給で計算されます。
RPA案件で稼働するフリーランスが準委任契約を交わした場合、委託されたRPAの業務を時間内にこなす義務を負います。
メリット
準委任契約のメリットは、収入が安定しやすい点です。
準委任契約で報酬が発生する条件は、時間内に業務を安定して進めることです。
成果物の納品が報酬発生の条件ではありません。
つまり成果物の有無にかかわらず稼働した時間分の報酬が受け取れるため、収入が安定しやすくなります。
デメリット
デメリットは、稼働時間の自由度がそれほど高くない点です。
準委任契約はシフトで稼働することが一般的です。
そのため、早朝や深夜など自分の好きな時間に稼働できるかはクライアントによります。
業務の進め方もある程度クライアントに管理されるので、業務を円滑に進めているかどうか、定期的に報告が必要です。
万が一クライアントに仕事ぶりを評価されなかった場合は、プロジェクトの途中でも契約が終了する恐れがあります。
請負契約
成果物を完成させ納品する義務を負う契約が、請負契約です。
正社員やアルバイトと異なり、成果物に対して報酬が支払われます。
メリット
働く場所や時間の自由度が高い点が、請負契約のメリットです。
成果物を完成させて納品することが報酬発生の条件であり、稼働する場所・時間・業務の進め方に関して報告する義務はありません。
よって、エンジニアはワークスタイルを比較的自由に決められます。
デメリット
一方、納品した成果物の品質が不十分だと、報酬がもらえない恐れがある点は請負契約のデメリットです。
やり直しや報酬の減額を指示されることがあり、最悪の場合、報酬を受け取れない恐れもあります。
なお工数がいくらかかっても、受け取れる報酬の額は変わりません。
どう見積もっても最大50時間かかる作業でも、報酬が3万円の場合は時給換算すると600円/時になります。
委任契約
委任契約は法律に関する業務を委託する契約です。
主な契約の例は、次のとおりです。
- 確定申告を税理士に委任する場合
- 弁護士に委任し裁判を起こす場合
RPAの業務委託で働くメリット
RPAのエンジニアが業務委託で働く主なメリットには、以下の4つがあります。
- 自分の好きな仕事に集中できる
- 努力次第で収入アップが可能
- 自分で業務時間を決められる
- 人間関係のストレスから解放される
1.自分の好きな仕事に集中できる
メリットの1つ目は、自分の好きな仕事に集中できる点です。
業務委託契約の場合、さまざまな案件から得意な仕事や挑戦したい仕事を選べます。
会社員の場合、与えられた仕事を一定の条件下で進めなければなりません。
自分のやりたくない仕事を任されるケースもあり、ストレスに感じる場合も多いです。
しかし、業務委託契約なら自分の好きな仕事に集中できるため、ストレスをためにくく楽しみながら働きやすいです。
2.努力次第で収入アップが可能
努力次第で収入アップが可能な点もメリットの一つ。
給与体系しだいではありますが、会社員は大きな成果を出しても給与がアップしないケースがあります。
しかし業務委託では、成果を出し続けることで契約の継続につながり、報酬アップが期待できます。
クライアント企業や仕事仲間との関係を通して、待遇の良い仕事に結びつくこともあるでしょう。
3.自分で業務時間を決められる
3つ目のメリットは、自分で業務時間を決められる点です。
請負契約であれば、働く場所や時間は自由です。
準委任契約であっても、稼働のシフトは会社員よりも柔軟に調整できます。
納期に間に合うよう自分で業務時間を決められるため、好きな時間や場所で働けます。
4.人間関係のストレスから解放される
人間関係のストレスから解放される点でも、業務委託で働くことはおすすめです。
会社員の場合、一緒に働く上司や同僚との人間関係に悩む場合があります。
しかし業務委託は雇用関係と異なり、クライアント企業と対等な立場で業務を進められます。
「担当者とそりが合わない」と感じたら、クライアントを変えることも可能です。
RPAの業務委託で働くデメリット
業務委託には、下記のデメリットもあります。
- 労働基準法が適用されなくなる
- 福利厚生が受けられない
- 仕事のトラブルはすべて自己責任
1.労働基準法が適用されなくなる
デメリットの1つ目は、労働基準法が適用されない点です。
業務委託契約では、正社員やアルバイトのような雇用関係はありません。
報酬の条件や労働量に関して、法律の保護は受けにくい状態です。
最低賃金が法律で定められていないため、業務量に対して安い報酬で請けることになる恐れもあります。
2.福利厚生が受けられない
福利厚生が受けられない点もデメリットです。
業務委託契約では、下記のような社会保険が適用されません。
- 雇用保険
- 労災保険
万が一事故や怪我が発生しても、必要な手当てを受けにくいデメリットがあります。
そのため、フリーランス用の保険に加入するなど、自分の身は自分で守れるようにしましょう。
3.仕事のトラブルはすべて自己責任
3つ目のデメリットは、仕事のトラブルがすべて自己責任になる点です。
会社ならば、従業員が起こしたトラブルに関してある程度責任をとってくれます。
しかし、業務委託は会社の後ろ盾がありません。
業務委託契約で万が一仕事のトラブルが発生した場合、すべて自己責任です。
最悪の場合、企業が受けた損害の賠償責任を負わされる恐れもあります。
なお、企業が求めるスキルを提供できない場合や納期を守らない場合、簡単に契約を切られます。
業務委託契約を結ぶには業務委託契約書が必要
業務委託契約を結ぶなら、必要不可欠なのが業務委託契約書の取り交わしです。
後々のトラブル発生を防ぐ、大切な書類でもあります。
業務委託契約書が必要な理由
業務委託契約書が必要な理由は、主に以下の2つです。
- 契約上のトラブルが起きにくくなる
- 万が一のときに証拠として使える
業務委託契約書には、仕事内容や報酬が明記されています。
もし十分な取り決めがなければ、次のようなトラブルが発生しやすくなります。
- 想定以上のスキルを求められる
- 報酬が少ない
トラブルに発展しないよう、事前に業務委託契約書を取り交わしておくことが大切です。
また、業務委託契約書は万が一のときに証拠として使うこともできます。
裁判を起こすことになったら、業務委託契約書の提出が求められます。
業務委託契約で起きやすいトラブルとは?
業務委託契約で起きやすいトラブルとして、主に以下のケースが挙げられます。
- 成果物に対して複数回の修正を求められたものの報酬が変わらず、その分時給が低くなってしまった
- 契約内容にない業務の対応を求められたが、報酬の支払いがなかった
業務委託契約書で業務の内容を詳しく記載すれば、上記のようなトラブルを防げ、お互い納得して業務に取り組めます。
秘密保持契約を結ぶ場合は秘密保持契約書を取り交わす
案件によっては業務委託契約書とは別で秘密保持契約書を取り交わすケースもあります。
秘密保持契約では、契約中に知り得た機密情報や個人情報を、業務の遂行以外の目的で第三者に開示しないことを約束します。
企業と秘密保持契約を結ぶ場合は、秘密保持契約書の取り交わしが必要です。
業務委託契約締結の主な流れ
業務委託契約は、以下の流れで締結します。
- 契約内容の詳細について話し合う
- 業務委託契約書を作成する
- 契約書の内容を共有し、認識の相違を確認し合う
- 業務委託契約書を取り交わし、契約完了
順番に見ていきましょう。
①契約内容の詳細について話し合う
最初に契約内容を詳しく話し合います。
- 報酬額
- 契約期間
- 業務の範囲
上記の項目をある程度はっきりと決めておきましょう。
②業務委託契約書を作成する
話し合った内容をもとに、業務委託契約書を作成します。
作成するのは業務を委託する側の企業です。
③契約書の内容を共有し、認識の相違がないか確認し合う
企業が作成した業務委託契約書を確認し、認識の相違がないかチェックします。
この場で重要な部分を確認しなければ契約後にトラブルが起きかねません。
④業務委託契約書を取り交わし、契約完了
お互いに納得できる契約内容を記載したら、業務委託契約書を取り交わし、契約は完了です。
本来であれば記名捺印が必要です。
業務委託契約の締結前に確認すべき条件
業務委託契約を締結する際は、契約内容を企業と充分に話し合うことが必要です。
契約時に慌てないよう、事前に確認すべき10の条件を解説します。
1.契約形態は何か
業務委託契約のなかでも、契約形態が準委任契約か請負契約かを確認します。
契約形態しだいで働き方や収入の安定性に差が生じるので、必ずチェックしましょう。
2.業務内容は何か
どのような業務を委託されるのかをチェックします。
業務の内容をチェックすれば「想定の範囲外の業務を任され、報酬に見合わない仕事量をこなす羽目になった」というトラブルを防ぐことができます。
3.報酬についての記載はあるか
業務委託契約書のなかで、下記のような報酬に関する記載があるかは必ずチェックしましょう。
- 報酬額
- 支払い方法
- 時間単価か、プロジェクト単位での支払いか
- どのような報酬の計算方法か
以上を見ておかないと、予想より報酬が少なかったり支払日が先になったりします。
認識がクライアント側と食い違っていないか、チェックしておきましょう。
4.報酬以外に経費の支払いはあるか
報酬の他に経費の支払いがあるかもチェックしておきたいポイントです。
例えば、下記のような経費が報酬に含まれているか、もしくは別で支払いかを確認します。
- 業務に必要な消耗品
- PCの回線費用
- 電気代
経費の支払いに関して決められていないと、後で揉めごとに発展しかねないので、見逃さないようにしましょう。
5.稼働時間はどのくらいか
稼働時間についても見ておきましょう。
案件によっては「最低週3日稼働」のように時間が定められているケースがあります。
また契約によって精算幅(例:100時間を基準に、90〜110時間の精算幅で◯万円)が定められていることも。
スケジュール管理のために必要な項目なので、確認しておきましょう。
6.稼働時間精算幅外の控除・超過支払いについての記載はあるか
稼働時間の精算幅が設定されている場合は、報酬の控除もしくは超過支払いがあるかを確認します。
実際の稼働時間が精算幅より少なかった場合は報酬が差し引かれ、多かった場合は加算される仕組みです。
「業務時間外も働いたのに、その分報酬が受け取れなかった」というトラブルを防止するため、入念にチェックしましょう。
7.報酬の支払日はいつか
報酬の支払日は、クライアントによって違います。
報酬の支払日がいつなのかも見ておきましょう。
なお請負契約では、納品してから検収が完了するまで報酬が支払われない場合があります。
検収日が締め日を過ぎると、報酬の支払いが翌月にずれ込むこともあります。
納品から検収の期間についても、あわせて確認しておきましょう。
8.契約期間、更新の有無について
業務委託契約の契約期間や、契約終了後の更新可否の有無をチェックしておきましょう。
また更新する際の条件も重要です。
9.損害賠償の記載はあるか
業務委託契約を結ぶうえで避けられないのが、損害賠償問題です。
以下のように企業へ損害を与えた場合、損害賠償を請求される恐れがあります。
- 情報漏洩
- 著作権の侵害
- 秘密保持契約の違反
企業に損害を与えないように仕事をすることは当然であるものの、損害賠償に関する記載がある場合、入念にチェックしましょう。
特に損害賠償が及ぶ期間や請求される条件に関しては、漏れがないよう確認しましょう。
10.不利な内容は記載されていないか
時折、業務委託のエンジニアに対して明らかに不利な内容が盛り込まれていることがあります。
次のような記載があった場合、契約締結後に気づいても手遅れです。
- 報酬の振込手数料を負担させられる
- 契約終了後に発生した損害を全額賠償する
不利な契約を一度受け入れてしまえば、いずれあなた自身が苦しむことになります。
このような記載があったときは、修正を依頼しましょう。
どうしても双方が納得のいく形で契約できないときは、契約自体をお断りすることも必要です。
まとめ
本記事では、RPAの業務委託案件におすすめのサイトと、業務委託契約を結ぶ流れ・注意事項を解説しました。
RPAの業務委託案件を受注してさらに活躍の幅を広げたい人は、この記事を参考にして取り組んでみてください。
・RPAの導入などを行うRPAコンサル案件を保有。
・高単価なプライム案件・稼働率20%〜・リモート可の案件あり。
・友人紹介で最大60万円もらえるキャンペーン実施中!
【コンサル】ハイパフォコンサル(公式:https://www.high-performer.jp/consultant/)
・RPAコンサル案件を保有。
・案件紹介開始から20年の実績が豊富なエージェント。
・案件数も業界最多水準で、自分の領域に合った案件を探したい人におすすめ。
【エンジニア】レバテックフリーランス(公式:https://freelance.levtech.jp/)
・週4〜以上の案件が豊富で、週3以内の案件はハイスキル必須。
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