シナリオライターの業務委託は稼げる?単価相場や契約までの流れを解説
Webデザイナー・ゲームの案件が得意。リモート・高単価な案件も多数取り扱っています。
ITプロパートナーズ(公式:https://itpropartners.com/)
リモートで、週1日〜、土日/平日夜稼働OKの直請け案件を探すならここ。幅広い職種で業界最多水準の案件数を保有。
テクフリ(公式:https://freelance.techcareer.jp/)
休業補償など手厚い福利厚生あり!上場企業からの高単価案件も多数!
レバテックフリーランス(https://freelance.levtech.jp/)
個人では受注が難しい、大企業からの穴場案件が募集されていることあり。高単価を狙うなら、他のエージェントと複数登録がおすすめ!
シナリオライターの業務委託案件を探してみたら、以下のような疑問や、希望が出てきたことはありませんか?
その疑問や希望に対する結論は、シナリオライターの業務委託案件は複数の案件サイトに登録して探すのがおすすめということです。
- ゲームやWebデザイナーなどのクリエイター業務に特化した案件探しなら「レバテッククリエイター」
- 週2〜3日稼働など柔軟な働き方を希望しているなら「ITプロパートナーズ」
- 高単価な案件を探しと、契約後の福利厚生にもこだわるなら「テクフリ」
- シナリオライターの高単価案件を豊富な種類から選びたいなら「レバテックフリーランス」
案件サイトにはバリエーション豊かな案件があったり、福利厚生が充実していたりと、さまざまなメリットがあります。
複数の案件サイトに登録をしたうえで、それぞれのメリットを活かしながら希望に合う案件探しをすると効率的です。
今回はシナリオライターの業務委託案件を探す人に、おすすめのサイトを紹介します。
目次 (PRも含まれます)
シナリオライターの業務委託案件を探す基準
以下の点に注意して、シナリオライターの業務委託案件を探しましょう。
- 自分のスキルに合った案件が多いか
- リモート可能な案件があるか
- 高単価な案件が多いか
自分のスキルに合った案件が多いか
自分の持っているスキルに見合った案件が、多く取り扱われているサイトなのかを確認しましょう。
以下のように、案件サイトにはそれぞれ異なる得意分野があります。
- Web系の領域に特化していて、デザイナーやディレクターの案件が多い
- 高いスキルが必要な分、高単価案件がある
まずは「自分のスキルや経験を活かせる案件があるか」「働きたい業界の案件があるか」など、自分にとって重要な条件を事前に決めておきましょう。
そのうえで、条件に沿って案件サイトを選ぶことがおすすめです。
リモート可能な案件があるか
重要なポイントの一つに、リモート勤務が可能な案件があるかどうかという点もあります。
リモート可能な案件のメリットは、自宅やカフェなどの自分が働きやすい場所で業務を行えることです。
通勤時間が必要なく時間を効率的に使えるので、仕事や趣味の時間を増やしやすくなります。
リモート可能な案件を見つけたいなら、特に「レバテックフリーランス」と「ITプロパートナーズ」がおすすめです。
高単価な案件が多いか
業務委託の仕事で効率よく稼ぐには、高単価な案件が多いサイトを選ぶことも大切になってきます。
できるだけ高単価案件を増やすことで、収入が安定しやすいです。
高単価なほど高いスキルが必要になるケースも多いですが、その分スキルアップにつながります。
シナリオライターの業務委託案件を探せるおすすめサイト4選
ここからは、DAINOTE編集部が厳選したシナリオライターの業務委託案件を探せるサイトのおすすめ4選をご紹介します。
- レバテッククリエイター(公式:https://creator.levtech.jp/) Webデザイナー・ゲームの案件が得意。リモート・高単価な案件も多数取り扱っています。
- ITプロパートナーズ(公式:https://itpropartners.com/) リモートで、週2〜3日稼働OKの直請け案件を探すならここ。エンジニア、デザイナー、マーケターすべての職種で業界最多水準の案件数を保有。
- テクフリ(公式:https://freelance.techcareer.jp/) 休業補償など手厚い福利厚生あり!上場企業からの高単価案件も多数!
- レバテックフリーランス(https://freelance.levtech.jp/) 個人では受注が難しい、大企業からの穴場案件が募集されていることあり。高単価を狙うなら、他のエージェントと複数登録がおすすめ!
レバテッククリエイター|Web・ゲーム業界のクリエイターに特化
レバテッククリエイター公式サイト:https://creator.levtech.jp/
公開求人数 997件 (2024年11月21日現在) シナリオライターの
公開求人数21件 (2024年11月21日現在) マージン率 非公開 対応地域 東京・神奈川・埼玉・千葉・大阪・兵庫・京都・愛知・福岡 働き方 週5案件、リモート案件多数 公式 https://creator.levtech.jp/
レバテッククリエイターは、イラストレーターやWebデザイナーなどのクリエイター業界に特化したフリーランスエージェントです。
そしてレバテッククリエイターの一番魅力的な点は、豊富な種類の案件を取り扱っている点です。
理想の働き方や、希望のライフスタイルとマッチする案件を見つけやすいので、おすすめです。
また案件のトレンドや業界の事情に精通した専門性の高いコーディネーターが、案件獲得のサポートをしてくれます。
単価や参画日を交渉してくれるなど、サポートの質も高いものといえるでしょう。
ITプロパートナーズ|週1〜2日/土日・リモートOKの案件を探すならここ
公開求人数 5385件 (2023年10月20日現在) シナリオライターの
公開求人数2件 (2023年10月20日現在) マージン率 非公開 対応地域 東京・神奈川・埼玉・千葉・大阪・兵庫・京都・愛知・福岡 働き方 週2-3案件、リモート案件多数 公式 https://itpropartners.com/
ITプロパートナーズを利用する際、主に以下の2つのメリットがあります。
- 『直請案件』だからこその高単価
- リモート、週1〜2日から稼働OKの案件多数
『直請案件』だからこその高単価
ITプロパートナーズ公式サイトより引用(https://itpropartners.com/)
ITプロパートナーズで取り扱われているのは「直請案件」が多く、他のエージェントと比較しても高単価の傾向にあります。
※直請案件は、仲介会社を挟まず、直接クライアントと契約している案件のことです。
フリーランスエージェントのほとんどが、マージン率は非公開にしているので、フリーランス側が事前に受け取れる報酬額を知るのは難しいのです。
マージン率が公開されておらず不明瞭だからこそ、報酬の中抜きが過剰にされないITプロパートナーズは魅力的です。
リモート、週1〜2日から稼働OKの案件多数
ITプロパートナーズ公式サイトより引用(公式:https://itpropartners.com/)
ITプロパートナーズの魅力的なところは、週1〜2日の稼働が可能な案件が多いところです。
最低でも週3〜4日からの稼働が、他のフリーランスエージェントでは一般的で、常駐案件も多いです。
ですが、ITプロパートナーズにはリモート案件が豊富にあるので、希望するライフスタイルに最適な案件を選べます。
注意:週1日から稼働OKな案件の紹介が可能なITプロパートナーズですが、会社員の方へ副業の紹介はできません。
テクフリ|直請け案件が多くサポートが手厚いエージェント
公開求人数 14,603件 (2023年08月11日現在) シナリオライターの
公開求人数35件 (2023年08月11日現在) マージン率 非公開 対応地域 東京、神奈川、埼玉、千葉、大阪、京都、兵庫、奈良
フルリモート案件も取扱あり。特徴 週5日で稼働できる案件を多く保有。リモート可案件も多数。 公式 https://freelance.techcareer.jp/
質の高い案件があるところがテクフリ最大の魅力です。
案件の質が高い理由としては、主に以下の3点が挙げられます。
- 運営元の株式会社アイデンティティは、IT人材派遣事業を複数おこなっているから
- ユーザーのスキルとマッチする確率が高い案件を紹介してくれるから
- サイバーエージェントをはじめ多数の上場企業の案件を取り扱っているから
万が一の怪我や病気に備えられる休業補償など、充実した福利厚生があります。
安心して働きたいシナリオライターの方は、テクフリをチェックしてみましょう。
レバテックフリーランス|高単価な直請け案件を保有
公開求人数
(現在募集中の案件)75496件 (2024年03月31日現在) シナリオライターの
公開求人数42件 (2024年03月31日現在) マージン率 非公開 対応地域 東京・神奈川・埼玉・千葉・大阪・兵庫・京都・愛知・福岡 強み ・週4日~稼働の案件、リモート案件多数
(週3日以内の案件はハイスキルが必要)
・カウンセラーの専門性が高く、幅広く相談に乗ってくれる
・高単価な案件が多い公式 https://freelance.levtech.jp/
以下の3つが、レバテックフリーランスの特徴です。
- 業界最高水準の案件単価
- キャリアコンサルタントによる手厚いサポート
- 有名企業や急成長中の企業の案件が出てくることがある
業界最高水準の案件単価
レバテックフリーランスのほとんどの案件は「直請案件」です。
他に中間業者を挟まないため、マージン率を抑えることができ、高単価案件であることが多いのです。
キャリアコンサルタントによる手厚いサポート
※2022年8月時点 レバテックフリーランス公式サイトより引用(公式:https://freelance.levtech.jp)
レバテックはIT人材サービスを多く手がけているので、IT業界に精通しています。
ですので、IT業界に詳しいプロのエージェントからサポートを受けることができます。
有名企業や急成長中の企業の案件が出てくることがある
レバテックフリーランスは元々エンジニア向けのエージェントなので、シナリオライター向けの求人はあまり多くありません。
しかし、実は穴場エージェントで、ときには求人の中に有名企業や海外でも活躍し急成長中の企業からの求人が見つかることもあります。
他のエージェントのテクフリやレバテッククリエイターと同時に利用して案件探しをするのがおすすめです。
会員登録をして非公開案件もチェックしておきましょう。
シナリオライターの業務委託の単価相場は?
シナリオライターの業務委託案件の単価は、月額30万〜50万円ほどです。
上記の単価は経験者(実務経験3年以上)であることが前提の単価なので、あくまでも参考値です。
もしあなたがフリーランスであれば、3ヶ月単位で契約更新を行いますが、1~2ヶ月と短期の開発案件などは同じ業務内容でも単価が高い傾向にあります。
次の案件獲得やコストなども鑑みて設定されているので、金額だけに惑わされないようにしましょう。
また案件の単価は、携わる業務に必要なスキルや経験によって変動します。求められるスキルや経験が多いほど希少価値が高いので、おのずと単価も高くなります。
案件選定の際は、自分のスキルセットに合ったものや単価が高いものを選ぶことも大事ですが、新たな技術に触れられるかも見ておきましょう。
シナリオライター業務委託の案件例は?
シナリオライターの業務委託案件にはどんな案件があって、報酬の相場がどれくらいなのかを確認していきます。
実際にシナリオライターの業務委託案件をいくつかピックアップして紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
※今回紹介する案件は募集を終了している可能性もあります。最新の案件例が見たい人はエージェントに登録したうえで、詳細を確認してみましょう。
案件例①
月額単価 550,000円 職務内容 ご担当いただきたい内容としては下記を想定しております。
・取材、記事作成、ホワイトペーパー作成等求めるスキル ・企業における労務や総務の経験や知識
・インタビュー取材と原稿作成、インタビュー記事としてまとめたご経験
・1つのテーマについて調査し、正しい情報を見分けてまとめたご経験【歓迎スキル】・編集やディレクション業務のご経験
・PowerPointなどの資料作成のご経験案件URL 【ライター/フルリモート】取材・ライティングの求人・案件
(2024年11月21日 現在)
案件例②
月額単価 550,000円 職務内容 新規開発中ゲームにおいて、
シナリオライターとして以下の作業をお任せいたします。
・キャラクター、世界観などの設定作成
・メインシナリオやイベントシナリオの作成
・キャラクターや装備のフレーバーテキストの作成
・クエスト説明文やあらすじなどの作成
・キャラクターボイス台本の作成
※スキルに応じて他の作業もお任せ致します。求めるスキル ・ゲーム開発におけるシナリオライティングの実務経験(3年以上)
・世界観設定の実務経験案件URL 【業務委託】【新規開発中ゲーム】シナリオライティングの求人・案件
(2024年11月21日 現在)
上記の案件はあくまでも一例なので、自分のスキルに合わせて案件を探してみてください。
業務委託契約の主な種類
企業が業務の一部を他の企業や個人事業主に委託する契約を「業務委託契約」といいます。
仕事内容・報酬・納期・進行の仕方などをお互いに納得し、了承したうえで契約を結びます。
アルバイトのように雇用されるわけではないので、企業と対等な関係で業務を遂行できるのが特徴です。
業務委託契約は、主に以下の3つに分類できます。
- 準委任契約
- 請負契約
- 委任契約
準委任契約
準委任契約とは、成果物の作成や事務作業を委託する契約方法です。
委託された側は上記の業務を遂行し、稼働時間によって報酬が発生します。
シナリオライターとして準委任契約を交わした場合、委託された業務を時間内に行う必要があります。
メリット
収入が安定しやすいのが準委任契約のメリットです。
準委任契約において報酬が発生する条件は、完成されたものの納品ではなく、業務を時間内に遂行することです。
つまり成果物の有無に関わらず、稼働時間に応じた報酬が発生するので、安定した収入を得やすくなります。
デメリット
収入が安定しやすいというメリットがある一方で、稼働時間についてはあまり自由さはないところがデメリットでしょう。
稼働したい時間帯があっても、基本的にはシフトで稼働するので、柔軟に時間設定ができるかどうかはクライアントによります。
業務の進み具合なども定期的にクライアントへ報告する必要もあるので、クライアントに業務の進行を管理される割合が高いでしょう。
また、力量不足やスキルの不一致などで企業側に評価されなかった場合、プロジェクトの途中であっても契約を打ち切られてしまう可能性もあります。
請負契約
請負契約とは、請け負った側が仕事を完成させ、その完成した結果に対して報酬が支払われる契約です。
正社員やアルバイトは月給や時給が決まっていますが、請負契約では完成させた結果に対して報酬が支払われます。
メリット
働く場所や時間を自由に決められたり、柔軟な働き方ができるのは請負契約のメリットです。
請負契約では、完成させたものを納品することが契約の条件です。
働く場所・時間・業務の進め方についての報告義務はないので、請け負った側は比較的柔軟に、業務を行う場所や時間を決めることができます。
デメリット
納品したもののクオリティが低かったり不十分だと、報酬がもらえない可能性があるのは、請負契約のデメリットです。
直しの依頼を何度かされたり、報酬の減額を指示されることもあります。
最悪の場合、報酬の支払いを拒否される可能性もあるでしょう。
また、どんなに時間がかかったり、業務の手間が増えても、報酬額は変わらないというデメリットもあります。
報酬が5万円で、最低でも100時間はかかる作業だった場合、時給換算すると500円ということになります。
委任契約
委任契約とは、法律に関する業務を委託する契約のことを指します。
主な例としては、確定申告を税理士に委任したり、弁護士に委任し裁判を起こしたりすることなどがあげられます。
シナリオライターが業務委託で働くメリット
シナリオライターが業務委託を受けて働く際、主なメリットになるのは、以下の4つです。
- 自分の好きな仕事に集中できる
- 努力次第で収入アップが可能
- 自分で業務時間を決められる
- 人間関係のストレスから解放される
自分の好きな仕事に集中できる
まず一つ目のメリットは、自分の好きな仕事に力を注ぐことができる点です。
業務委託契約の場合、さまざまな案件から自分が得意な仕事内容のものや挑戦してみたいものを選ぶことができます。
会社勤務の場合は、制限がある中で、与えられた仕事を行う必要があります。
得意ではなかったり、やりたくないと感じる仕事でも対応しなければならず、ストレスを感じることは多いでしょう。
しかし、業務委託契約なら自分の得意な仕事や好きな仕事に集中できるので、ストレスを減らして働くことができます。
努力次第で収入アップが可能
自分の努力によって収入アップも見込めるという点が、二つ目のメリットです。
会社員の場合、どれだけ成果を出しても給与にそれほど反映されず、努力をしても収入は変わらないことがあります。
しかし、業務委託の場合、成果を出し続ければ契約継続につながったり、努力が報酬額に反映される可能性もあります。
仕事仲間やクライアントとのつながりから、待遇のいい仕事を任せてもらえることもあるでしょう。
自分で業務時間を決められる
自分で柔軟に業務時間を決められるという点もメリットでしょう。
働く場所や時間を自由に決められるのが、請負契約の魅力的なところです。
準委任契約であっても、会社員よりは比較的柔軟に稼働するシフトを調整できます。
納期を守れば、それまでの業務時間や場所は自分で決められるので、好きな時間に好きな場所で働くことが可能です。
人間関係のストレスから解放される
人間関係のストレスから解放されるのは大きなメリットといえるでしょう。
会社勤務の場合、上司や同僚たちとの人間関係に悩まされ、ストレスになることがあります。
しかし、業務委託は雇用関係とは違い、クライアント企業と対等な立場で業務を進めることができます。
万が一、合わないなと感じる担当者に当たっても、クライアントを変えることも可能です。
シナリオライターが業務委託で働くデメリット
業務委託には、メリットだけでなくデメリットもありますので見てみましょう。
- 労働基準法が適用されなくなる
- 福利厚生が受けられない
- 仕事のトラブルはすべて自己責任
労働基準法が適用されなくなる
労働基準法が適用されないという点はデメリットといえるでしょう。
正社員やアルバイトのような雇用関係ではないのが業務委託契約です。
報酬条件や労働量などに関する法律の保護はあまり受けられません。
アルバイトなどと違い、業務委託では法律での最低賃金はあてはまらず、労働量に対して安い報酬が提示される場合もあります。
福利厚生が受けられない
福利厚生が適用されないという点もデメリットです。
会社員には適用される雇用保険や労災保険などの社会保険が、業務委託契約の場合は適用されません。
万が一、事故にあったり怪我をしても、必要な手当てを受けるのは難しいでしょう。
そのため、自己防衛のためにフリーランス用の保険に加入するなどの備えをしておきましょう。
仕事のトラブルはすべて自己責任
仕事のトラブルがすべて自己責任になるのも業務委託のデメリットです。
会社員だとトラブルが起こってもある程度は会社が責任をとってくれますが、業務委託では自己責任です。
最悪の場合、企業が受けた損害分の賠償責任を負わされる恐れもあります。
納期を守らなかったり、企業が求めるスキルに応えられなかったりすると、簡単に契約打ち切りになってしまいます。
業務委託契約を結ぶには業務委託契約書が必要
業務委託契約には、業務委託契約書の取り交わしが必ず必要です。
お互いを守れるよう、トラブルを防ぐために大切なものです。
業務委託契約書が必要な理由
業務委託契約書が必要な理由は、2つあります。
- 契約トラブルを防ぐことにつながる
- 万が一の事態が起こったら証拠にできる
報酬や業務内容については、業務委託契約書に明記されています。
もし報酬や業務内容が明記された業務委託契約書がない場合、「想定以上のスキルを必要とされる」「報酬額が安い」といったトラブルが発生しやすくなります。
トラブルの発生を防ぐためにも、あらかじめ業務委託契約書を取り交わしておくことが重要です。
また業務委託契約書は、万が一の事態が発生したときに証拠として利用できます。
あまり想像したくはありませんが、もし裁判になったら業務委託契約書の提出が必要です。
業務委託契約で起きやすいトラブルとは?
特に起きやすいトラブルは、下記のケースです。
- 成果物に対して何度も修正を求められ応じた結果、報酬は変わらず、その分時給にすると低い報酬額になってしまった
- 契約内容にない業務を求められ行なったが、その分の報酬の支払いはなかった
報酬や業務内容について詳しく決め、業務委託契約書に明記しておきましょう。
上記のようなトラブルを防ぎながら、お互い納得した状態で業務を進めることができます。
秘密保持契約を結ぶ場合は秘密保持契約書を取り交わす
また案件によっては、業務委託契約書とは別に秘密保持契約書を取り交わす場合もあります。
秘密保持契約とは「契約中に知り得た機密情報や個人情報を、業務遂行以外の用途で第三者に開示しない」という契約です。
企業と秘密保持契約を結ぶ際は、秘密保持契約書の取り交わしが必要です。
業務委託契約締結の主な流れ
以下のような流れで、業務委託契約は締結します。
- 契約内容の詳細について話し合う
- 業務委託契約書を作成する
- 契約書の内容を共有し、認識の相違を確認し合う
- 業務委託契約書を取り交わし、契約完了
①契約内容の詳細について話し合う
まず最初に、契約内容の詳細について話し合いをします。
- 報酬額
- 契約期間
- 業務の範囲
上記のような詳細を話し合い、ある程度明確に決めましょう。
②業務委託契約書を作成する
話し合いをし決めた内容をもとに、業務委託契約書を作成します。
作成をするのは業務を委託する側の企業なので、あなたが作成するわけではありません。
③契約書の内容を共有し、認識の相違がないか確認し合う
企業が作成した業務委託契約書を確認し、認識の相違がないか確かめます。
この時点で重要な部分の確認をしないと、契約後にトラブルが起きる可能性があります。
たとえ細かいと感じる部分でも、気になった点は遠慮せず相談しましょう。
④業務委託契約書を取り交わし、契約完了
お互いに納得した契約内容が明記されている業務委託契約書の取り交わしができれば、契約は完了です。
本来は記名捺印が必要ですが、最近ではクラウド上での電子契約が多くなっているため、電子捺印で対応できるケースもあります。
業務委託契約の締結前に確認すべき条件
業務委託契約を締結する際には、契約内容について企業と話し合う必要があります。
契約時に慌てないよう、主に重要な確認事項について解説します。
契約形態は何か
業務委託契約のなかでも、契約形態は何かを確認します。
準委任契約か請負契約かを確認しましょう。
契約形態によって働き方や収入の安定性に違いが出るので、必ずチェックする必要があります。
業務内容は何か
業務内容は何か、どんな業務を委託されるのかを確認しましょう。
委託される業務を確認しておけば「想定外の業務を求められて、仕事量が報酬に見合わない」というトラブルを未然に防ぐことができます。
報酬についての記載はあるか
報酬についての記載が業務委託契約書にあるか、確認が必要です。
- 報酬額
- 支払い方法
また報酬については、以下の項目もチェックしておきましょう。
- 時間単価か、プロジェクト単位の単価か
- 報酬の計算方法
上記について確認しないと、想定より報酬が少なかったり、支払日が先になったりすることがあります。
報酬以外に経費の支払いはあるか
報酬以外に経費の支払いがあるのかどうかも重要なので確認しましょう。
たとえば下記のような経費が報酬に含まれているか、もしくは別支払いかなどです。
- 必要な消耗品
- PCの回線費用
- 電気代
この点について決められていないと後で揉める可能性があるので、見逃さないようにしましょう。
稼働時間はどのくらいか
稼働時間はどのくらいか確認しましょう。
案件によっては「最低週2日稼働」のように、稼働時間が決められている場合があります。
契約によっては精算幅(例:100時間を基準に、90〜110時間の精算幅で◯万円)が定められていることがあるので、併せてチェックしましょう。
スケジュール管理のために必要な項目です。
稼働時間精算幅外の控除・超過支払いについての記載はあるか
稼働時間の精算幅がある場合、報酬の控除もしくは超過支払いがあるのかも確認しましょう。
実際に稼働した時間が精算幅より少ない場合はその分の報酬が差し引かれ、多かった場合は報酬が加算される仕組みです。
「業務時間外も稼働したのに、その分の報酬が加算されなかった」というトラブルを未然に防ぐため、念入りに確認しましょう。
報酬の支払日はいつか
報酬の支払日は、クライアント企業によって異なる規定があります。
報酬の支払日がいつなのか、クライアント企業の規定を確認しておきましょう。
また請負契約の場合、納品から検収完了まで報酬が支払われない場合があります。
検収日が締め日を過ぎてしまうと、報酬は翌月の支払いになってしまうこともあります。
納品から検収日までについての規定も確認しておきましょう。
契約期間、更新の有無について
業務委託契約の契約期間や、契約終了後に更新があるのかどうかを確認しておきましょう。
また更新する際の条件についてチェックすることも重要です。
損害賠償の記載はあるか
業務委託契約を結ぶうえで避けては通れないのが、損害賠償問題です。
もし企業に次のような損害を与えてしまった場合、企業から損害賠償の請求をされる恐れがあります。
- 秘密保持契約違反
- 情報漏洩
- 著作権の侵害
企業に損害を与えないように仕事をすることは当たり前なのですが、契約書に損害賠償についての記載がある場合、入念にチェックをしておきましょう。
特に損害賠償が及ぶ期間や請求される条件については、漏れがないようにしっかりと確認しましょう。
不利な内容は記載されていないか
業務委託エンジニアに対して、明らかに不利な内容が記載されていることがあります。
「報酬の振込手数料負担」「契約終了後に発生した損害も全額賠償する」などの記載があった場合、契約締結後に気付いても遅いです。
あなたにとって不利な契約は、後々自分を苦しめることになります。
このような記載があったときには、修正してもらえるようにお願いしましょう。
どうしてもお互いに納得のいく内容で契約できない場合は、契約自体を断ることも大切です。
まとめ
今回の記事ではシナリオライターにおすすめの案件サイトや、業務委託契約を結ぶ際の流れや注意事項などをお伝えしました。
シナリオライターの仕事を業務委託でチャレンジしてみたい方は、この記事を参考にしてみてください。
Webデザイナー・ゲームの案件が得意。リモート・高単価な案件も多数取り扱っています。
ITプロパートナーズ(公式:https://itpropartners.com/)
リモートで、週1日〜、土日/平日夜稼働OKの直請け案件を探すならここ。幅広い職種で業界最多水準の案件数を保有。
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