動画制作の業務委託は稼げる?単価相場や契約までの流れを解説
Web業界・ゲーム業界の案件が得意。リモート・高単価な案件も多数取り扱っています。
ITプロパートナーズ(公式:https://itpropartners.com/)
リモートで、週1~、土日/平日夜稼働OKの直請け案件を探すならここ。幅広い職種で業界最多水準の案件数を保有。
テクフリ(公式:https://freelance.techcareer.jp/)
休業補償など手厚い福利厚生あり!上場企業からの高単価案件も多数!
レバテックフリーランス(https://freelance.levtech.jp/)
個人では受注が難しい、大企業からの穴場案件が募集されていることあり。高単価を狙うなら、他のエージェントと複数登録がおすすめ!
動画制作の業務委託案件を効率よくリサーチして受注するには、以下のような複数のエージェントに登録するのがおすすめです。
- クリエイターに特化した専門性の高いカウンセリングで、自分に合う案件を探すなら「レバテッククリエイター」
- 週2日稼働OK・リモ-トOKなどフレキシブルに働ける案件を見つけるなら「ITプロパートナーズ」
- 休業補償など充実した福利厚生を求めるなら「テクフリ」
- 動画制作の高単価案件を豊富なバリエーションから選ぶなら「レバテックフリーランス」
複数のエージェントに登録することによって、様々な案件をリサーチできますし、エージェントによっては会社員並に福利厚生が充実していることもあります。
ぜひこの機会に複数のエージェントに登録して、あなたの専門スキルと照らし合わせつつ、希望にマッチする案件を探しましょう。
目次 (PRも含まれます)
動画制作の業務委託案件を探す基準
まずは動画制作の業務委託案件を探すポイントについて、以下の3つを詳しく解説します。
- 自分のスキルに合った案件が多いか
- フルリモート可能な案件があるか
- 高単価な案件が多いか
①自分のスキルに合った案件が多いか
エージェントを利用して動画制作の業務委託案件を探す際は、「あなたのスキルに合った案件が多いか?」を必ず確認しましょう。
なぜならエージェントによって、それぞれ得意なジャンルが異なるから。
たとえば以下のようなイメージです。
・専門言語が必須の高い設計スキルが必要だが、高単価の案件が豊富
・Webメディア制作がメインであり、特化型メディアのディレクションやデザイナー案件に強い
「働きたい業界の案件があるか?」「スキルに合う案件が多いか?」など、自分なりの優先順位をつけてから案件をリサーチすると、あなたにマッチする案件が見つかりやすくなります。
②フルリモート可能な案件があるか
動画制作の業務委託案件を探すなら、「フルリモート可能か?」も大切なポイントの1つです。
なぜならリモートワークができれば、コワーキングスペースやお気に入りのカフェなど、あなたの好きな場所で自由に仕事をすることができるから。
リモートワークOKの案件を探すなら、レバテックフリーランスとITプロパートナーズがおすすめです。
ただし、リモートワークOKの案件は非常に人気があるため、すぐに応募しないと募集が終わってしまいます。
③高単価な案件が多いか
動画制作の業務委託案件を探す際は、「高単価の案件」を積極的に狙いましょう。
なぜなら業務委託の案件で効率よく稼ぐには、「高単価の案件を受注すること」が重要だから。
実はクライアントから求められる専門スキルが同じレベルだったとしても、各案件やエージェントによって報酬が倍近く異なることがあります。
また業務委託の報酬は、「単価×案件数」によって決まるため、高単価の案件を受注することであなたの収入が安定するのも大きなメリット。
動画制作の業務委託案件を探せるおすすめサイト4選
この章では、動画制作の業務委託案件を効率よく探せるおすすめのエージェントを4つ厳選してご紹介します。
- レバテッククリエイター(公式:https://creator.levtech.jp/)
Web業界・ゲーム業界の案件が得意。リモート・高単価な案件も多数取り扱っています。 - ITプロパートナーズ(公式:https://itpropartners.com/)
リモートで、週2~3稼働OKの直請け案件を探すならここ。業界最多水準の案件数を保有。 - テクフリ(公式:https://freelance.techcareer.jp/)
休業補償など手厚い福利厚生あり!上場企業からの高単価案件も多数! - レバテックフリーランス(公式:https://freelance.levtech.jp/)
とにかく案件数が豊富なサイト。業界最高水準の高単価案件を揃えています。
レバテッククリエイター|Web・ゲーム業界のクリエイターに特化
レバテッククリエイター公式サイト:https://creator.levtech.jp/
公開求人数 931件 (2024年08月23日現在) 動画の
公開求人数95件 (2024年08月23日現在) マージン率 非公開 対応地域 東京・神奈川・埼玉・千葉・大阪・兵庫・京都・愛知・福岡 働き方 週5案件、リモート案件多数 公式 https://creator.levtech.jp/
レバテッククリエイター公式サイト:https://creator.levtech.jp/
レバテッククリエイターは、クリエイターに特化したフリーランスエージェントです。
レバテッククリエイター最大の魅力は、取り扱っている案件が豊富なことです。スタンダードな常駐型案件のほか、最近ではリモート勤務可、週3稼働可などの案件も増えています。
案件獲得のサポートをしてくれるコーディネーターも専門性が高く、案件のトレンドや業界の事情にも精通しています。単価や参画日などの交渉をしてくれるなど、サポートの質も折り紙付きです。
注意:レバテッククリエイターでは経験者向けの週4日以上稼働案件を多く取り扱っており、週3日以下稼働の副業可能な案件については高いスキルと実務経験が必須です。エンジニア未経験の方や現在会社員の方への副業は紹介できませんのでご注意ください。
レバテッククリエイターの案件例
以下は、レバテッククリエイターの案件例です。
月額単価 450,000円 職務内容 ファッションやコスメ系、もしくは、バラエティ系のYouTube動画の編集とディレクション(企画・撮影ディレクション)をお願い致します。
主に下記作業をご担当いただきます。
-動画コンテンツの企画
-撮影とそれに伴うディレクション
-動画編集
-制作進行管理
-クライアントとの各種調整作業求めるスキル ・ファッション、コスメ系の動画編集経験
・動画ディレクター経験3年以上
・法人クライアントとの折衝経験案件URL 【法人向けYouTube運営】動画エディター/ディレクターの求人・案件
(2024年08月23日 現在)
ITプロパートナーズ|週1〜2日/土日・リモートOKの案件を探すならここ
公開求人数 5014件 (2024年08月23日現在) 動画制作の
公開求人数35件 (2024年08月23日現在) マージン率 非公開 対応地域 東京・神奈川・埼玉・千葉・大阪・兵庫・京都・愛知・福岡 働き方 週2-3案件、リモート案件多数 公式 https://itpropartners.com/
ITプロパートナーズの主な特徴として、以下の3点をご紹介します。
- 新しい仕事に積極的にチャレンジできる
- リモートOKの案件が多い
- 福利厚生が充実している
①新しい仕事に積極的にチャレンジできる
ITプロパートナーズはあなたの今までの業務範囲を広げて、新しい仕事に積極的にチャレンジしたい方に非常におすすめです。
なぜならITプロパートナーズは、スタートアップやベンチャー企業の業務委託案件を豊富に取り扱っているから。
スタートアップやベンチャー企業の場合、まだ世の中に出ていない新しいサービスや商品の開発など、チャレンジングな業務に携わることもできます。
②リモートOKの案件が多い
ITプロパートナーズ公式サイトより引用(公式:https://itpropartners.com/)
ITプロパートナーズはリモートワーク中心で働きたい方におすすめです。
なぜなら実際に2022年10月13日時点で、2,176件ものリモートワーク案件を紹介しているから。
全案件5,294件(2022年10月13日時点)のうち、約41%がリモートワーク可能な案件として紹介されています。
ただし、「一部業務のみリモートワーク可」の案件もあるため、フルリモートで働きたい方は必ず事前にエージェントに確認しましょう。
③福利厚生が充実している
ITプロパートナーズは福利厚生が会社員並に充実しているのが、大きなメリットです。
なぜなら、「ITプロトータルサポート」という選択型の福利厚生パッケージがあるから。
・フリーランスのための退職金制度
・ファイナンシャルプランナーによる保険相談
・万が一の訴訟に備える弁護士保険など……
注意:ITプロパートナーズは週1日から稼働できる案件の紹介が可能ですが、会社員の方への副業は紹介できません。
ITプロパートナーズの案件例
以下は、ITプロパートナーズの案件例です。
月額単価 〜300,000円(週2日〜5日) 職務内容 ■業務内容:
動画制作事業や新規の漫画コンテンツ事業におけるプロジェクトマネージャーを募集いたします。
どのPJにアサインするかはその方のご経験とご意向により決定しますが、
デザイナーや動画製作者をチームに持ちながら、全体の進捗管理や予算管理、
一部お客様との提案やコミュニケーションを取りながら行っていいただきます。求めるスキル ■必須スキル:
・エンタメ領域での経験
・デザイナーや制作者のチームで、全体管理や進捗管理をおこなった経験
■尚可スキル:
・デザイン実務経験案件URL 【PM】動画制作や漫画コンテンツ事業などのエンタメ領域におけるプロジェクトマネージャーの募集!
(2024年08月23日 現在)
テクフリ|直請け案件が多くサポートが手厚いエージェント
画像はテクフリ公式サイトより引用:https://freelance.techcareer.jp/
公開求人数 999件 (2024年12月03日現在) 動画制作の
公開求人数1件 (2024年12月03日現在) マージン率 非公開 対応地域 東京、神奈川、埼玉、千葉、大阪、京都、兵庫、奈良
フルリモート案件も取扱あり。特徴 週5日で稼働できる案件を多く保有。リモート可案件も多数。 公式 https://freelance.techcareer.jp/
公式ページ:https://freelance.techcareer.jp/
※公式サイトより引用/算出
テクフリは、個人では受注が難しい有名企業の高単価な案件の取扱実績があります。
運営元である株式会社アイデンティティは、複数のIT人材派遣事業をおこなっているため、IT・Web系企業とのパイプも太いです。
手厚いユーザーサポートも特徴で、下記のように細やかなサービスが受けられます。
- 独自の案件マッチングシステムでスキルとのマッチ度が高い案件を紹介
- 1人につき2人のスタッフがついて案件獲得をサポート
- 企業との面談前にはエージェントが面談対策をしてくれる
テクフリの案件例
以下は、テクフリの案件例です。
月額単価 830,000円/月 業務内容 自社のブランディング強化のためのTikTok制作をできる方を募集しております。
クライアントの主力事業に関連する動画制作について、デザイン業務の打ち合わせから納品まで一貫してお任せしたいと考えております。
【業務詳細】
TikTokにおける
・ストーリーボードの作成、撮影計画の策定、編集作業の指示など、プロジェクトのディレクション
・撮影現場での演出、カメラワーク、照明、音声など、映像品質の確保
・編集作業を通じて、映像の編集、色調補正、エフェクトの追加など、最終的な映像作品の完成に関与
・ソーシャルメディアプラットフォームやウェブサイト向けの短編動画、広告、宣伝映像の制作等基本スキル ・TikTokでの動画制作経験
・TikTokアカウントの動画再生数、いいね数、フォロワ増加などグロース経験
・豊富な映像制作のスキルとご経験(ストーリーボード、撮影、編集、アフターエフェクトなど)
・Adobe Creative Suite(特にPremiere Pro、After Effects)やFinal Cut Proなどの映像編集ソフトの使用経験
・数値改善などのマーケティングの実務ご経験/ご知識(クリエイティブ作成が8割/マーケティング的な改善が2割といった業務となります)尚可スキル ・事業会社のご経験(年数問わず)
・クライアントの要求に応じた柔軟性と創造性
・ブランドやストーリーテリングに対する感度と洞察力案件URL SNSマーケティング/国内最大級のリユースサービスにおける動画制作の案件・求人
(2024年08月23日 現在)
レバテックフリーランス|高単価な直請け案件を保有
公式サイトより引用:https://freelance.levtech.jp/
公開求人数
(現在募集中の案件)58726件 (2023年12月19日現在) 動画の
公開求人数1238件 (2023年12月19日現在) マージン率 非公開 対応地域 東京・神奈川・埼玉・千葉・大阪・兵庫・京都・愛知・福岡 強み ・週4日~稼働の案件、リモート案件多数
(週3日以内の案件はハイスキルが必要)
・カウンセラーの専門性が高く、幅広く相談に乗ってくれる
・高単価な案件が多い
※公式サイトより引用/算出(公式:https://freelance.levtech.jp)
レバテックフリーランスの主な特徴として、以下の3つをご紹介します。
- 高単価の良質な案件が豊富
- 専任担当者による徹底したサポート
- 案件のマッチング精度が高い
①高単価の良質な案件が豊富
なぜならレバテックフリーランスの案件は、他の仲介会社を通さずにクライアントから直接契約しているため、余計な仲介手数料が発生しないから。
実際にレバテックフリーランスで80万円以上の高単価案件を検索してみると、2022年10月13日時点で、10,291件もあります。
全案件数42,537件(2022年10月13日時点)のうち、約24%が高単価の案件です。
②専任担当者による徹底したサポート
※2022年9月時点 レバテックフリーランス公式サイトより引用(公式:https://freelance.levtech.jp)
レバテックフリーランスなら、様々な手厚いサポートを受けることができるので安心です。
あなたの専任担当者が希望条件にマッチする案件の紹介から、案件参画後のアフターフォローまで徹底的にサポートしてくれます。
ちなみにレバテックフリーランスの各担当者は、IT業界に精通しており、専門スキルや細かい業務の相談まで、「エンジニア視点」で相談可能であるため、非常に心強いです。
また自分ではなかなか言い出しにくい案件の単価や参画時期に関する交渉も代理で行ってくれるため、頼りになります。
③案件のマッチング精度が高い
レバテックフリーランスを利用すれば、あなたとクライアントのマッチング精度が非常に高いため、案件のミスマッチを防止することが可能です。
なぜならIT業界を熟知した専任の担当者が、クライアント先の要望を徹底的にヒアリングしているから。
さらに専任の担当者は年間3,000回以上もクライアント先に出向いており、「企業が今どんな人材を求めているのか?」をよく熟知しています。
レバテックフリーランスの案件例
以下は、レバテックフリーランスの案件例です。
月額単価 450,000円/月 職務内容 ・教材系の動画制作案件に携わっていただきます。
・主に下記作業をご担当いただきます。
-動画制作
-アニメーション作成求めるスキル ・動画制作経験
・アニメーション付けの実務経験
・動画制作に用いるイラスト素材の制作経験歓迎スキル・学習教材向け動画制作経験案件URL 【ツール不問】教材系 動画制作の求人・案件
(2024年08月23日 現在)
動画制作の業務委託案件例と単価相場は?
動画制作の業務委託案件にはどんな案件があって、報酬の相場がどれくらいなのかを確認していきます。
実際に動画制作の業務委託案件をいくつかピックアップして紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
※今回紹介する案件は募集を終了している可能性もあります。最新の案件例が見たい人はエージェントに登録したうえで、詳細を確認してみましょう。
案件例①
月額単価 450,000円 職務内容 映像制作における、Mayaを用いたリグ制作を担当して頂きます。
※お任せする作業はスキルに応じて異なります。求めるスキル ・Mayaを使用したリグ制作の実務経験 案件URL 【Maya】動画制作向けリギングの求人・案件
(2024年08月23日 現在)
案件例②
月額単価 450,000円 職務内容 ・番組のオープニング/エンディング映像やテロップのCGデザイン作業を行って頂きます。
・After Effectをメインに作業を行っていきます。求めるスキル ・テレビ番組におけるCG制作経験【歓迎スキル】・DaVinci Resolveの経験
・放送/テレビ業界の経験
・3dsMAXの実務経験
・釣りの経験案件URL 【番組制作】動画編集・CGデザインの求人・案件
(2024年08月23日 現在)
上記の案件はあくまでも一例なので、自分のスキルに合わせて案件を探してみてください。
業務委託契約の主な種類
業務委託契約とは、業務を外注したい企業が、業務の一部を他の企業や個人に委託することです。
仕事の詳細・報酬額と納期・業務の進め方などを、お互いに了承した後に契約を行います。
業務委託契約は、会社員やアルバイトのような雇用関係がないため、クライアントと契約者が対等の関係で業務を進めることが可能です。
業務委託契約は大きく分けて以下の3種類があり、それぞれ順番に解説します。
- 準委任契約
- 請負契約
- 委任契約
①準委任契約
準委任契約は、成果物の作成や事務作業を委託する契約のことであり、「時給や月給で報酬が発生する」のが大きな特徴。
準委任契約のメリット
準委任契約のメリットは、「収入が安定しやすい」という点です。
なぜなら準委任契約は成果報酬ではなく、「稼働時間によって収入が発生する仕組み」だから。
準委任契約の場合、成果物を納品することが条件ではなく、「クライアントから与えられた業務をこなして、時給によって報酬が発生する仕組み」です。
準委任契約のデメリット
準委任契約のデメリットは、「稼働時間の自由度がそれほど高くない」という点です。
なぜなら基本的にはシフトを組んで稼働するため、あなたの勤務時間はクライアントに大きく依存してしまうから。
もちろん業務の進め方や仕事の進捗もクライアントに管理されるため、定期的に業務報告が必要です。
②請負契約
請負契約とは、「成果物をクライアントに納品する義務を負う契約」のこと。
請負契約のメリット
請負契約のメリットは、「働く場所や稼働時間の自由度が高い」という点です。
なぜなら請負契約は成果物を納品することが報酬条件であるため、「稼働時間・働く場所・業務の進め方」に関して、クライアントへ報告する義務がないから。
具体的には、「納期までにクライアントから指定された成果物を納品すること」が報酬条件であるため、働く場所や稼働時間に制限がほとんどないのが大きな特徴。
請負契約のデメリット
請負契約のデメリットは、「成果物のクオリティが低いと、報酬が発生しないリスクがある」という点です。
なぜなら請負契約の場合、「クライアントが納得する成果物を納品すること」が報酬発生の条件だから。
つまりどれだけ時間がかかったとしても、報酬額は変わらないため、「工数の見積もり」を大きく見誤ってしまうと、非常に苦労します……。
またあまりにも成果物のクオリティが低いと、報酬をもらえないリスクもあります。
③委任契約
委任契約とは、「法律に関する業務を委託する契約」こと。
具体的には、弁護士に委任して裁判を起こしたり、税理士に確定申告のサポートを委任したりするのが代表例です。
委任契約は法律に関する業務を委任する契約であるため、動画制作の業務委託で契約することはほとんどありません。
動画制作の業務委託で働くメリット
この章では動画制作の業務委託で働くメリットとして、以下の4つをご紹介します。
- 自分の好きな仕事に集中できる
- 努力次第で収入アップが可能
- 自分で業務時間を決められる
- 人間関係のストレスから解放される
①自分の好きな仕事に集中できる
なぜなら業務委託の場合、自分で案件を検索して好きな案件のみに応募することが可能だから。
たとえば会社員やアルバイトの場合、勤務先から与えられた業務を社内規定を守ってこなす必要があります。
時には理不尽な業務を依頼されることもあるため、心身共に過度なストレスが溜まってしまうこともあるかもしれません……
②努力次第で収入アップが可能
なぜなら業務委託の報酬は、「案件単価×案件数」によって決まり、収入が青天井だから。
たとえば会社員やアルバイトの場合、規定によって給与の幅が決められているため、残念ながら業務の成果と報酬が釣り合っていないケースもあります……。
その一方で業務委託の場合、業務をこなすほど報酬がアップし、成果を出し続ければ交渉次第でさらに単価のアップも可能です。
なお、以下の記事ではYouTube動画の作り方を詳しく解説していますので、併せてご覧ください。
YouTube動画の作り方を解説│動画制作のムビサク
③自分で業務時間を決められる
映像制作の業務委託のメリットの3つめは、「自分で業務時間を決めることができる」という点です。
なぜなら請負契約の場合、納期までに成果物をきちんと納品さえすれば、基本的に働く時間や場所は自由だから。
仮に準委任契約の場合でも、コアタイムが明確に定められている会社員よりは、比較的柔軟に自分の稼働時間を調整することができます。
④人間関係のストレスから解放される
動画制作の業務委託のメリットの4つめは、「人間関係のストレスから解放される」という点です。
業務委託の仕事を通して、クライアントとのやりとりにストレスを感じたら、次の依頼から業務を断ることができるからです。
人によっては、「この職場は向いてないかも……」と辛くなってしまうこともあるかもしれません。
業務委託は案件ごとにクライアントを変えることもできるため、人間関係で悩むことは少ないです。
動画制作の業務委託で働くデメリット
動画制作の業務委託案件は上記のメリットだけでなく、以下のようなメリットもあるため、しっかり把握しておきましょう。
- 労働基準法が適用されなくなる
- 福利厚生が受けられない
- 仕事のトラブルはすべて自己責任
①労働基準法が適用されなくなる
動画制作の業務委託のデメリットとして、「労働基準法が適用されなくなる」という点はしっかり抑えておきましょう。
なぜなら業務委託契約は、アルバイトや会社員のように企業との雇用関係がないから。
さらに請負契約は最低賃金が法律で定められていないため、実際の稼働に対して安い報酬で業務を受けてしまうリスクもあります。
業務委託の案件は働く時間や場所の自由度が高いのに対して、報酬や労働に対する法律の保護を十分に受けることができません。
②福利厚生が受けられない
動画制作の業務委託案件のデメリット2つめは、「福利厚生が十分に受けられない」という点です。
なぜなら業務委託契約では、会社員のような雇用保険や労災保険などの社会保険が適用されないから。
つまり万が一事故で怪我をしてしまったとしても、社会保障の手当を受けにくいというデメリットがあります。
③仕事のトラブルはすべて自己責任
動画制作の業務委託案件のデメリット3つめは、「業務上のトラブルはすべて自己責任」であるという点です。
業務委託の場合、自分が仕事でミスをしたとしても自己責任になります。
その一方で業務委託契約の場合、仕事のミスは全て自分で解決する必要があります。
そのためスキル不足であったり、成果物の質が低かったりすると、契約を打ち切られて報酬が発生しないリスクがあるので、注意しなければいけません。
業務委託契約を結ぶには業務委託契約書が必要
この章では業務委託契約書に関して、以下の3つのポイントを詳しく解説します。
- 業務委託契約書が必要な理由
- 業務委託契約で起きやすいトラブルとは?
- 秘密保持契約を結ぶ場合は秘密保持契約書を取り交わす
①業務委託契約書が必要な理由
動画制作の業務委託案件を受注するなら、クライアントと業務委託契約書の締結をしておくことをおすすめします。
なぜなら以下の2つの理由があるから。
- 万が一の際に証拠として自分を守ることができる
- 契約上のトラブルが発生しにくくなる
業務委託契約書でしっかり書面化しておかないと、報酬が少なかったり、予想以上のスキルを要求されたりなど、トラブルが発生しやすくなってしまいます。
業務開始後に大きなトラブルに発展しないように、あらかじめクライアントと業務委託契約書を締結しておくのがおすすめです。
たとえば契約上にない業務を依頼されたり、突然報酬を一方的に減額されたりした場合でも、業務委託契約書があれば対抗できます。
もし裁判に発展してしまったとしても、業務委託契約書を証拠として提出すれば、自分の身を守ることが可能です。
②業務委託契約で起きやすいトラブルとは?
業務委託の案件でよく発生するトラブル例として、以下の2点があります。
- 契約内容にない業務を求められたが、報酬の支払いがなかった
- 成果物に対する修正を何度も求められたが報酬が変わらず、その分だけ時給が低くなった
このようなトラブルを未然に防ぐためにも、必ず業務の受注前に、業務委託契約書に業務内容を詳しく明記しておくのがおすすめです。
③秘密保持契約を結ぶ場合は秘密保持契約書を取り交わす
動画制作の業務委託の案件によっては、業務委託契約書の他にも秘密保持契約書(※1)の締結を求められることがあります。
特に個人情報を取り扱っているクライアントから仕事を受注する時は、秘密保持契約書の締結を求められるでしょう。
業務委託契約締結の主な流れ
この章では、「業務委託契約書締結の具体的な流れ」に関して、詳しく解説します。
- 契約内容の詳細について話し合う
- 業務委託契約書を作成する
- 契約書の内容を共有し、認識の相違を確認し合う
- 業務委託契約書を取り交わし、契約完了
①契約内容の詳細について話し合う
まずはクライアントと受注する業務委託の内容に関して、しっかり打ち合わせを行いましょう。
各案件によって内容は異なりますが、最低でも以下の4つのポイントは必ず抑えておきましょう。
- 業務内容の詳細
- 納期と契約期間
- 報酬額
- 途中で業務委託契約を解除できるか?
上記のポイントは特に契約後のトラブルになりやすいため、時間をかけて明確にしておく必要があります。
②業務委託契約書を作成する
次にクライアントと打ち合わせした内容を基に、業務委託契約書を作成します。
③契約書の内容を共有し、認識の相違がないか確認し合う
なぜなら報酬や業務内容に関して不透明な部分が少しでもあると、契約後にトラブルになるリスクがあるから。
特に「こちら側が一方的に不利になってしまう内容が記載されてないか?」は入念にチェックすることをおすすめします。
できればクライアントの担当者と読み合わせを行いながら、不明確な内容を全てクリアにした上で契約の締結をすることが重要です。
④業務委託契約書を取り交わし、契約完了
業務委託契約書の内容に双方が納得したら、最後にクライアントと契約を締結します。
以前は紙媒体の業務委託契約書が多かったため、印刷して記名捺印が必要でした。
その一方で最近はクラウド上で業務委託契約書を発行する電子契約が増えており、電子捺印で契約するケースも多いため、覚えておきましょう。
業務委託契約の締結前に確認すべき条件
動画制作の業務委託案件を受注する際は、業務の詳細に関してクライアントとよく認識を合わせておかなければいけません。
この章では、「実際に業務委託契約を締結する際に必ず確認しておきたいポイント」について詳しく解説します。
- 契約形態は何か
- 業務内容は何か
- 報酬についての記載はあるか
- 報酬以外に経費の支払いはあるか
- 稼働時間はどのくらいか
- 稼働時間精算幅外の控除・超過支払いについての記載はあるか
- 報酬の支払日はいつか
- 契約期間、更新の有無について
- 損害賠償の記載はあるか
- 不利な内容は記載されていないか
①契約形態は何か
動画制作の業務委託契約を締結する際は、まず「契約形態」を必ず確認しましょう。
なぜなら契約形態によって、報酬の仕組みや稼働時間の自由度が変わってくるから。
ちなみに動画制作の業務委託案件の場合、契約形態として準委任契約もしくは請負契約になることが多いです。
準委任契約とは、事務作業や成果物の作成を委託する契約のことであり、稼働時間に応じて時給が発生するのが大きな特徴。
請負契約とは、クライアントから依頼された成果物を納品することで報酬が発生する契約のこと。
②業務内容は何か
動画制作の業務委託を受注する際は、「詳細まで業務内容を確認すること」を徹底する必要があります。
なぜならクライアントから契約外の業務を依頼されて、報酬と釣り合わない仕事までしなければいけないリスクがあるから。
万が一業務委託契約書に明記されていない仕事を依頼された場合は、依頼を断るか、報酬を上げてもらうように交渉しましょう。
③報酬についての記載はあるか
動画制作の業務委託を受注する際は、「必ず報酬に関する記載が明記されているか?」を確認しましょう。
なぜなら業務委託契約後に発生する一番多いトラブルが、報酬に関する内容だから。
- 報酬の計算方法
- 報酬額
- 報酬の支払い方法
- 報酬の支払いタイミング
- 時間単価か?プロジェクト単位か?
上記の報酬に関する項目を確認しておけば、支払日が先延ばしになったり、想定したいたよりも報酬が少なかったりするトラブルを未然に防ぐことができます。
④報酬以外に経費の支払いはあるか
動画制作の業務委託契約をする際は、「報酬以外に経費の支払いがあるのか?」を確認しなければいけません。
なぜなら経費の支払いの有無によって、あなたの手取りの収入が変わってくるから。
たとえば動画制作に必要なインターネットの回線代や電気代などの経費が報酬に含まれているのか、もしくは別で支払ってもらえるのかをチェックしておきましょう。
⑤稼働時間はどのくらいか
動画制作の業務委託契約をする際は、「稼働時間」に関して細かく確認をしましょう。
なぜなら準委任契約の場合、「最低稼働週3日からOK」など、クライアントから稼働時間を要求されるケースがあるから。
さらに精算幅(例|140時間を基準として、120〜160時間で報酬〇〇万円)が設定されていることもあるため、注意しなければいけません。
⑥稼働時間精算幅外の控除・超過支払いについての記載はあるか
上記のように稼働時間の精算幅が設定されている場合、精算幅外の報酬の減額や超過支払いがあるか確認しておきましょう。
なぜならあなたが想定していたよりも、得られる報酬が減ってしまうリスクがあるから。
たとえば実際の稼働時間が精算幅より多かった場合は報酬が増額され、逆に少なかった場合は報酬が減額されるということです。
⑦報酬の支払日はいつか
なぜなら各クライアントによって、精算の締め日や報酬の振込日がそれぞれ異なるから。
「請負契約」の場合は、クライアントの検収が完了するまで、報酬が支払われないことが一般的です。
つまり成果物の検収日がクライアントの締め日を経過すると、報酬の支払いが翌月になってしまうため、注意しなければいけません。
⑧契約期間、更新の有無について
動画制作の業務委託を受注するなら、「契約期間・契約更新の有無」についてしっかり確認しておきましょう。
なぜなら業務が単発で終了するのか、継続するのかによって、収入の安定性が変わるから。
たとえば契約更新条件として、「期間内にお互いの解除申し出がない場合、自動で契約を更新する」というようなケースもあります。
⑨損害賠償の記載はあるか
動画制作の業務委託を締結する際は、「損害賠償に関する項目」を必ずチェックするようにしましょう。
なぜなら情報漏洩や機密保持契約違反などで損害を与えてしまった場合、クライアントから損害賠償を請求されるリスクがあるから。
特に損害賠償が及ぶ期間や請求される条件については、チェック漏れがないか詳細まで確認しなければいけません。
⑩不利な内容は記載されていないか
動画制作の業務委託契約をする際は、「明らかに不利な内容が記載されていないか?」を必ずチェックしましょう。
なぜなら業務委託契約の締結後に契約内容の修正を申し出たとしても、クライアントが受け入れてくれないリスクがあるから。
たとえば「報酬の振込手数料を全額負担させられる」、「契約中にトラブルが発生した場合、全ての責任を負う」など、明らかにあなたにとって不利な内容が記載されているかもしれません。
もし双方が契約内容に納得できない場合は、その依頼はお断りした方が無難です。
まとめ
今回の記事では、「動画制作の案件を効率的に探せるエージェントの紹介」や「動画制作の案件例や単価の相場」について詳しく解説しました。
ただしリモートワークOKの案件や、高単価の案件が非常に豊富にあるため、会社員よりも自由度の高い働き方が可能です。
特に業務委託契約を締結する際は、この記事を読み込んで注意すべきポイントをよく復習しておくことをおすすめします。
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