エンジニアの業務委託は稼げる?単価相場や契約までの流れを解説
とにかく案件数が豊富なサイト。業界最高水準の高単価案件を揃えています。
ITプロパートナーズ(公式:https://itpropartners.com/)
リモートで、週2~3稼働OKの直請け案件を探すならここ。業界最多水準の案件数を保有。
フォスターフリーランス(公式:https://freelance.fosternet.jp/)
創業25年以上、サポート人数20,000人の実績あり。週5日稼働でガッツリ働きたい方向け高単価案件サイト。
エンジニアスタイル(公式:https://engineer-style.jp/)
複数エージェントの求人から希望にあった案件を幅広く探せる案件サイト。
フリーランスや副業のためのエンジニア案件を探していて、以下のような悩みにぶつかったことはありませんか?
結論から言えば、エンジニアの業務委託案件を探すには複数の案件サイトに登録して探すのがおすすめです。
- 高単価案件を豊富なバリエーションから選びたいなら「レバテックフリーランス」
- 週2〜3日稼働などフレキシブルに働ける案件を見つけたいなら「ITプロパートナーズ」
- 週5日でガッツリ参画、高単価な案件を見つけたいなら「フォスターフリーランス」
- さまざまなエージェントから一括で探したいなら「エンジニアスタイル」
業務委託の案件サイトには、「案件の種類が豊富」「福利厚生が手厚い」などさまざまな強みがあります。
複数の案件サイトに登録してそれぞれの長所を活用しつつ、自分の要望に合う案件を探すのが効率的です。
今回は、エンジニア向けの業務委託案件を探す人におすすめの案件サイトを紹介していきます。
目次 (PRも含まれます)
エンジニアが業務委託案件を探す基準
エンジニア向けの案件サイトを選ぶときは、以下のポイントを基準にしましょう。
- 自分のスキルに合った案件が多いか
- リモート可能な案件があるか
- 高単価な案件が多いか
自分のスキルに合った案件が多いか
まずは、自分のスキルに合った案件を数多く取り扱っているかを確認しましょう。
案件サイトは、以下のようにそれぞれ得意分野が異なります。
- Web系やゲーム系など、特定の業界に特化している
- 高いスキルが必要な分単価が高い案件を取り扱っている
「働きたい業界の案件があるか」「自分のスキルを存分に活かせる案件を取り扱っているか」など、自分が重視したいポイントをあらかじめ決めてから、ふさわしい案件サイトを探しましょう。
リモート可能な案件があるか
リモート勤務が可能な案件を取り扱っているかも重要なポイントです。
リモート勤務のメリットは、自宅やカフェなど働きやすい場所からオンラインで作業ができることです。
通勤が不要なので、時間を効率的に使えます。
リモート可能な案件を見つけたいなら「レバテックフリーランス」と「ITプロパートナーズ」が特におすすめです。
高単価な案件が多いか
業務委託で効率よく稼ぐには、高単価の案件を受注することも重要です。
高単価の案件を増やすことで収入が安定しやすくなります。
単価が高い分、高いスキルを求められることもあり、自分のスキルアップにもつながります。
業務委託案件を探せるおすすめサイト4選
この章では、DAINOTE編集部が厳選したエンジニア向けの業務委託案件を探せるおすすめサイトを4つ紹介します。
- レバテックフリーランス(https://freelance.levtech.jp/)
とにかく案件数が豊富なサイト。業界最高水準の高単価案件を揃えています。 - ITプロパートナーズ(公式:https://itpropartners.com/)
リモートで、週2~3稼働OKの直請け案件を探すならここ。業界最多水準の案件数を保有。 - フォスターフリーランス(公式:https://freelance.fosternet.jp/)
創業25年以上、サポート人数20,000人の実績あり。週5日稼働でガッツリ働きたい方向け高単価案件サイト。 - エンジニアスタイル(公式:https://engineer-style.jp/ )
複数エージェントの求人から希望にあった案件を幅広く探せる案件サイト。
レバテックフリーランス
運営会社 | レバテック株式会社 |
---|---|
公開求人数 (現在募集中の案件) | 88021件 (2024年10月06日現在) |
エンジニアの 公開求人数 | 37882件 (2024年10月06日現在) |
マージン率 | 非公開 |
対応地域 | 東京・神奈川・埼玉・千葉・大阪・兵庫・京都・愛知・福岡 |
強み | ・週4日〜稼働の案件、リモート案件多数 ・〜週3稼働の案件はハイスキルが必要 ・カウンセラーの専門性が高く、幅広く相談に乗ってくれる ・高単価な案件が多い |
公式 | https://freelance.levtech.jp/ |
レバテックフリーランスの主な特徴としては、以下の3つがあります。
- 業界最高水準の案件単価
- キャリアコンサルタントによる手厚いサポート
- 案件数が多い
業界最高水準の案件単価
レバテックフリーランスでは、高単価案件を数多く取り扱っています。
レバテックフリーランスの案件のほとんどは、他に中間業者を挟まない「直請案件」です。
キャリアコンサルタントによる手厚いサポート
※2022年8月時点 レバテックフリーランス公式サイトより引用(公式:https://freelance.levtech.jp)
IT人材サービスを多く手掛けるレバテックだからこそ、IT業界に精通したプロのエージェントによるサポートを受けることができます。
案件数が多い
レバテックフリーランスは、案件数が多いという点も魅力です。
レバテックフリーランスの案件例
案件名 | 【C#/Oracle】販売管理システム向けWebアプリケーション化支援の求人・案件 |
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月額単価 | 800,000円/月 |
職務内容 | ・C#を用いた販売管理システム向けWebアプリケーション化支援に携わっていただきます。 ・主に下記作業をご担当いただきます。 -プロジェクト推進 -システム開発支援 -不具合対応 ‐仕様 ‐設計~開発 |
求めるスキル | ・C#を用いた開発経験 ・SEやPLとしてのプロジェクト推進経験 ・Oracleを用いた実務経験 ・販売管理システムの開発経験歓迎スキル・Webアプリケーション開発経験 ・PM経験ある方 |
案件URL | 【C#/Oracle】販売管理システム向けWebアプリケーション化支援の求人・案件 (2024年06月20日 現在) |
エンジニア向けの高単価案件を受注したい人は、レバテックフリーランスの活用を検討してみてください。
ITプロパートナーズ
公開求人数 4517件 (2024年06月20日現在) エンジニアの
公開求人数2456件 (2024年06月20日現在) マージン率 非公開 対応地域 東京・神奈川・埼玉・千葉・大阪・兵庫・京都・愛知・福岡 働き方 週2-3案件、リモート案件多数 公式 https://itpropartners.com/
ITプロパートナーズの主な特徴としては、以下の2つがあります。
- 『直請案件』だからこその高単価
- リモート、週1~2日から稼働OKの案件多数
『直請案件』だからこその高単価
ITプロパートナーズ公式サイトより引用(https://itpropartners.com/)
ITプロパートナーズには直請案件が多く、他のエージェントと比較しても単価が高い傾向にあります。
※直請案件とは、他に仲介会社を挟まず、直接クライアントと契約している案件のことを指します。
ほとんどのフリーランスエージェントがマージン率を公開していないため、フリーランスの取り分や、単価の良し悪しを事前に知ることが難しいのが現状です。
マージン率が非公開でブラックボックス化しているからこそ、過剰な報酬の中抜きが発生していないIT プロパートナーズは魅力的です。
リモート、週1~2日から稼働OKの案件多数
ITプロパートナーズ公式サイトより引用(公式:https://itpropartners.com/)
ITプロパートナーズの大きな魅力として、週1~2日から稼働OKの案件が多いという点があります。
他のフリーランスエージェントでは、最低稼働日数は週3・4日〜の案件が一般的で、常駐案件も多いです。
一方のITプロパートナーズは、稼働日が少ない案件やリモートの案件が多いので、自分のスタイルに合わせて自由に案件を選べます。
注意:ITプロパートナーズは週1日から稼働可能な案件の紹介が可能なものの、会社員の方への副業は紹介できません。
ITプロパートナーズの案件例
案件名 | 【C#】電子カルテの自社サービスにおけるエンジニアの案件・求人 |
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月額単価 | 〜700,000円(週5日) |
職務内容 | ■ミッション 【募集背景】 電子カルテと他社システムやサービスを仲介するシステムの開発につき、 1名人員を増やす必要がでてきております。 【想定業務内容】 C#でのインターフェース開発 【使用技術詳細】 確認中 【組織/チーム構成】 業務委託含めた複数名(確認中) |
求めるスキル | ■必須スキル: ・C#言語によるプログラミング経験 ■尚可スキル: ・RDBMSと連携するアプリケーションのプログラミング経験 ・ソケット通信アプリケーションのプログラムミング経験 ・WebAPIのプログラミング経験 ・シェルスクリプト、PowerShellなどのスクリプトのプログラミング経験 ■求める人物像: ・自発的に報連相ができること ・若手も多い環境なので、一定以上の開発スピード力があること |
案件URL | 【C#】電子カルテの自社サービスにおけるエンジニアの案件・求人 (2024年07月04日 現在) |
フォスターフリーランス
公式サイト:https://freelance.fosternet.jp/
運営会社 | 株式会社フォスターネット |
公開求人数 | 2,444件 |
マージン率 | 非公開 |
対応地域 | 東京・神奈川・埼玉・千葉 |
働き方 | 週5、常駐型が多い |
公式ページ:https://freelance.fosternet.jp/
※2022年8月時点・公式ページより算出
フォスターフリーランスの主な特徴としては、以下の2つがあります。
- 2~3年の実務経験者向けの高単価案件
- 案件獲得後も質の高いサポートが得られる
2~3年の実務経験者向けの高単価案件
フォスターフリーランスの大きな魅力は、経験者向けの高単価案件が多いという点です。
大手企業のSI案件や、大手企業からの直請け案件が多いことも高い単価水準につながっています。
※SI案件とは、顧客が使うシステムを設計から開発、保守、運用まで行う案件のことを指し、SIを中心に業務を行う業態はSIerと呼ばれます。
案件獲得後も質の高いサポートが得られる
フォスターフリーランスは、サポートの質も高い評価を得ています。
フォスターフリーランスのサポートの魅力は、次の2点です。
- エンジニアに特化しているエージェントだからこそ業界知識が豊富
- 案件獲得後のフォローも充実
エンジニア特化のエージェントなので業界理解が深く、案件のミスマッチが起きにくい点が大きなメリットです。
また、案件獲得後のフォローが充実しているという点も魅力の1つです。
希望者にはきめ細かなキャリアカウンセリングを行なっており、就業中も定期的なヒアリングをしてくれるので悩みごとを相談しやすいです。
エンジニアスタイル
優良エージェントの案件を厳選して掲載しており、複数の案件をまとめて1クリックで応募できるのでとても便利です。
運営会社 | ボスアーキテクト株式会社 |
公開求人数 | 169,535件 |
特徴 | 直接契約で高単価を実現 |
対応地域 | 主に東京 |
働き方 | リモートワーク、フレックス制度、 週2稼働OKなど様々な案件に対応 |
※2022年8月時点・公式サイトより引用/算出
エンジニアスタイルの特徴は、以下の2つです。
- 16万件超の豊富な案件数
- 職種・スキル・こだわり条件で案件を絞り込めるので探しやすい
16万件超の豊富な案件数
2022年8月現在、エンジニアスタイルの掲載案件数は16万件を超えており、豊富な案件から自分に合う案件を探すことが可能です。
リモートワークやフレックス制度、週2稼働OKなど他のエージェントでは取り扱いの少ない案件も、エンジニアスタイルでは多数掲載されています。
副業・フリーランス・スキルアップ・転職など幅広いニーズに合わせた求人を取り扱っているため、とりあえず登録しておくべきサイトです。
職種・スキル・こだわり条件で案件を絞り込めるので探しやすい
エンジニアスタイルでは、さまざまな条件から案件を絞り込んで検索できます。
- 言語・フレームワーク
- 開発スキル
- 職種/業界
- エリア/駅
- 単価
上記の条件から絞り込めるので、自分に合う案件を探しやすいです。
ほかにも、以下のようなこだわり条件で絞り込んで検索できます。
- 稼働できる時間帯
- 勤務地
- 職場環境
- リモート勤務可能か
- 未経験OKか
- 会社の規模や志向
- トレンド技術を取り入れているか
スキルや条件を詳しく指定できるので、自分の希望やこだわりに合う案件を探せます。
また、案件を検索する際に気になるのが単価相場です。
単価が安すぎる案件や、高単価でレベルが高すぎる案件に応募してしまうとミスマッチが起こり、稼ぎにくくなってしまいます。
エンジニアスタイルのサイト内では、案件の単価相場を確認できます。
※エンジニアスタイルから引用 /2022年8月時点
エンジニアスタイルで案件を探す際、職種や言語、フレームワーク別の案件単価の相場をチェックできます。
※エンジニアスタイルより引用 /2022年8月時点
また、面談から稼働後まできちんとサポートしてもらえますし、福利厚生も充実しています。
業務委託の案件例と単価相場は?
エンジニアの業務委託案件にはどんな案件があって、報酬の相場がどれくらいなのかを確認していきます。
実際にエンジニアの業務委託案件をいくつかピックアップして紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
※今回紹介する案件は募集を終了している可能性もあります。最新の案件例が見たい人はエージェントに登録したうえで、詳細を確認してみましょう。
案件例① 週3日の稼働案件
案件名 | 【Swift/Flutter】アプリのリニューアル開発におけるエンジニアの案件・求人 |
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月額単価 | 〜800,000円(週5日) |
職務内容 | ■業務内容: 動画アプリのリニューアル版アプリの開発業務を担当していただきます。 ・アプリの設計 / 実装 / リファクタリング / 検証 ・フレームワーク・ライブラリ等の検証・導入および運用 ・Android OS・iOS・iPadOSの進化に伴う影響調査・対応 ・トラッキングデータを使った、アプリ・ユーザ行動の分析 <開発環境> 対応デバイス:Android・iOS(スマホ、タブレット) 開発言語:Kotlin、Swift、Dart IDE:Android Studio(他のエディタも使用可) プロジェクト管理:GitHub Enterprise / JIRA 開発マシン:Mac デザイン:Figma 情報共有ツール:Slack / Confluence / Zoom / Google Meet データ解析:Firebase Analytics / re:dash / Google Analytics |
求めるスキル | ■必須スキル: ・3年以上のSwiftを用いたiOSアプリ開発経験 ・CoreDataを用いたiOSアプリ開発経験 ・Flutter 3系を用いたFlutterアプリ開発経験 ■尚可スキル: ・Objective-Cを用いたiOSアプリ開発経験 ・Riverpod 2.0以降のバージョンを使った開発経験 |
案件URL | 【Swift/Flutter】アプリのリニューアル開発におけるエンジニアの案件・求人 (2024年07月04日 現在) |
案件例② 週5日の稼働案件
案件名 | 【C++】メーカー向け電子帳票システム開発の求人・案件 |
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月額単価 | 500,000円/月 |
職務内容 | ・メーカー向け電子帳票システム開発案件です。 ・既存システムの性能改善を行います。 ・C++を用いて、詳細設計~単体テストをご担当いただきます。 |
求めるスキル | ・C++を用いた開発経験2年以上歓迎スキル・Oracleを用いた開発経験 ・Symfowareを用いた開発経験 |
案件URL | 【C++】メーカー向け電子帳票システム開発の求人・案件 (2024年06月20日 現在) |
上記の案件はあくまでも一例なので、自分のスキルに合わせて案件を探してみてください。
業務委託契約の主な種類
業務委託契約とは、業務を外注したい企業が、業務の一部を他の企業や個人に委託することです。
報酬や納期、仕事内容、進め方などをお互いに了承したうえで契約をおこないます。
アルバイトのような雇用関係がないため、企業と対等の関係で業務を進めることができます。
業務委託契約は、主に以下の3種類に分けられます。
- 準委任契約
- 請負契約
- 委任契約
契約形態は、働き方に直結する重要なポイントなので、締結前にしっかり確認しておきましょう。
準委任契約
準委任契約は、成果物の作成や事務作業を委託する契約で、時給計算で報酬が発生します。
エンジニアは準委任契約を交わすことで、委託された業務を時間内に滞りなくこなす義務を負うのです。
メリット
準委任契約のメリットは、稼働した時間に応じて報酬が発生するという点です。
準委任契約では業務を安定しておこなうことが条件であり、成果物の納品が必須でないことも多いです。
つまり成果物の有無にかかわらず報酬が発生するため、収入が安定しやすいメリットがあります。
デメリット
準委任契約のデメリットは、稼働時間の自由度がそれほど高くないという点です。
基本的にシフト制で稼働するので、深夜や早朝、土日などに柔軟にシフトを入れられない可能性もあります。
業務の進め方についてもある程度企業に管理され、定期的な報告義務もあります。
準委任契約の案件を受注する際は、スケジュール管理をしっかりと行いましょう。
請負契約
請負契約は、成果物を完成させて納品する義務を負う契約を指します。
準委任契約と違い、成果物に対して報酬が支払われる仕組みです。
メリット
請負契約のメリットは、働く時間や場所が比較的自由に決められるという点です。
請負契約では成果物の完成と納品が義務であり、成果物ベースで報酬がもらえます。
働く時間や場所、進捗に関する報告義務はありません。
よって、エンジニア側は仕事する場所や時間を比較的自由に決められます。
デメリット
請負契約のデメリットは、作業にどれだけ時間がかかっても、報酬額が変わらないという点です。
最低でも100時間かかる工数の作業でも、納品物の報酬が5万円なら時給が500円になってしまいます。
請負契約を締結する際は、工数の見積りと報酬が釣り合っているかの確認が必要です。
また、納品物のクオリティが評価されなければ報酬がもらえない可能性があるという点もデメリットです。
納品物が基準のクオリティを満たしていない、納期に遅れたなどの場合は、やり直しや報酬の減額を指示されることも。
最悪の場合は、報酬の支払いを拒否されることもあります。
委任契約
委任契約とは、法律に関する業務を委託する契約です。
主な例としては、確定申告を税理士に委任したり、裁判を弁護士に委任したりすることがあげられます。
エンジニアが業務委託で働くメリット
エンジニアが業務委託で働く主なメリットには、以下の4つがあります。
- 自分の好きな仕事に集中できる
- 努力次第で収入アップが可能
- 自分で業務時間を決められる
- 人間関係のストレスから解放される
自分の好きな仕事に集中できる
業務委託契約のメリット1つ目は、自分の得意な業務ややりたい業務を選んで受注できるという点です。
会社に勤めていると、与えられた仕事をこなさなければなりません。
自分のやりたくない仕事を振られることもあり、ストレスが溜まる場面も多いです。
しかし、業務委託契約なら自分の好きな仕事に注力できるので、ストレスなく働けます。
努力次第で収入アップが可能
業務委託契約のメリット2つ目は、努力次第で収入アップが可能という点です。
最初は実績が少ない分、報酬も思うように上がらないかもしれません。
しかし成果を出し続ければ契約継続につながり、報酬アップのチャンスになります。
クライアント企業や仕事仲間とのつながりを通して、新たな仕事を獲得できる可能性もあります。
自分で業務時間を決められる
メリット3つ目は、自分で業務時間を決められるという点です。
会社員だと基本的に週5日稼働ですが、準委任契約では週1〜3日稼働の案件もあり、自分の希望する曜日でシフトを入れることも可能です。
納品ベースで報酬をもらう請負契約であれば、働く場所や時間を自由に決められます。
納期に間に合うように自分で調整できるので、好きな時間に好きな場所で働けます。
人間関係のストレスから解放される
メリット4つ目は、人間関係のストレスから解放されるという点です。
会社に勤めていると、一緒に働く上司や同僚たちとの人間関係に悩まされることがあります。
しかし業務委託は雇用関係と異なり、クライアント企業と対等な立場で業務をおこなうことができます。
万が一合わない担当者に当たったときは、クライアントを変えることも可能です。
エンジニアが業務委託で働くデメリット
業務委託契約には、以下の4つのデメリットがあります。
- 労働基準法が適用されなくなる
- 福利厚生が受けられない
- 仕事のトラブルはすべて自己責任
労働基準法が適用されなくなる
業務委託のデメリット1つ目は、労働基準法が適用されないという点です。
業務委託契約では、正社員やアルバイトのような雇用関係がありません。
報酬の条件や労働量に関して、法律の保護をあまり受けられない状態です。
労働基準法で定められている最低賃金が適用されないため、業務量に対して安い報酬で請けることになる可能性もあります。
福利厚生が受けられない
デメリット2つ目は、福利厚生が受けられないという点です。
業務委託契約では、雇用保険や労災保険などの社会保険が適用されません。
万が一事故や怪我が発生しても、必要な手当てを受けにくいというデメリットがあります。
フリーランス用の保険に加入するなど、自分の身を守る備えをしておくことが大切です。
仕事のトラブルはすべて自己責任
デメリット3つ目は、業務委託契約で万が一仕事のトラブルが起きた場合、すべて自己責任になるという点です。
正社員だと、トラブルが起きても会社がある程度責任をとってくれますが、業務委託ではそうはいきません。
企業が求めるスキルを提供できなかったり、納期を守らなかったりすると、簡単に契約を切られてしまうこともあります。
最悪の場合、トラブルによって企業が受けた損害分の賠償責任を負わされることもあるのです。
業務委託契約を結ぶには業務委託契約書が必要
業務委託契約を結ぶ際に必要不可欠なのが、業務委託契約書の取り交わしです。
業務委託契約書は後々契約上のトラブルが発生しないよう、お互いを守る大切なものでもあります。
契約書は必ず取り交わしましょう。
業務委託契約書が必要な理由
業務委託契約書が必要な理由は、主に以下の2つです。
- 契約上のトラブルが起きにくくなる
- 万が一のときに証拠として使える
業務委託契約書には、仕事内容や報酬について明記されています。
もし十分な取り決めがなければ、思っていた以上のスキルを求められたり、報酬が少なかったりと契約上のトラブルが起きやすくなります。
トラブルに発展しないよう、前もって業務委託契約書を取り交わしておくことが重要です。
また、業務委託契約書は万が一のときに証拠として使うことも可能です。
あまり考えたくはないですが、もし裁判をおこなうことになった場合は業務委託契約書を提出する必要があります。
業務委託契約で起きやすいトラブルとは?
業務委託契約で起きやすいトラブルとして、主に挙げられるのが以下の2つです。
- 成果物に対する度重なる修正を求められたが報酬が変わらず、その分時給が低くなってしまった
- 契約内容に無い業務についても求められたが、報酬の支払いがなかった
秘密保持契約を結ぶ場合は秘密保持契約書を取り交わす
案件によっては業務委託契約書とは別に秘密保持契約書を取り交わすこともあります。
秘密保持契約とは、契約中に知り得た機密情報や個人情報を、業務遂行以外の用途で第三者に開示しないという契約です。
企業と秘密保持契約を結ぶ場合は、秘密保持契約書を取り交わす必要があります。
業務委託契約締結の主な流れ
業務委託契約は、以下の流れで締結します。
- 契約内容の詳細について話し合う
- 業務委託契約書を作成する
- 契約書の内容を共有し、認識の相違を確認し合う
- 業務委託契約書を取り交わし、契約完了
①契約内容の詳細について話し合う
まずは、契約内容の詳細について話し合います。
- 報酬
- 契約期間
- 業務内容の範囲 など
上記の項目について、明確に取り決めをしておきましょう。
②業務委託契約書を作成する
話し合った内容をもとに、業務委託契約書を作成します。
作成するのはあなたではなく、業務を委託する側の企業です。
③契約書の内容を共有し、認識の相違を確認し合う
企業が作った業務委託契約書を確認し、認識の相違がないか確認します。
この場で重要な部分をチェックしておかなければ契約後にトラブルが起きてしまうので、たとえ小さなことでも気になる点はどんどん相談しましょう。
④業務委託契約書を取り交わし、契約完了
お互いに納得できる契約内容であることを確認したあとは、業務委託契約書を取り交わして契約完了です。
本来であれば記名捺印が必要ですが、最近はクラウド上での電子契約が多くなっており、電子捺印で対応できる場合もあります。
業務委託契約の締結前に確認すべき条件
業務委託契約を締結する際は、契約内容について企業と十分話し合っておく必要があります。
契約時に慌てないよう、契約時に確認すべき条件をあらかじめ把握しておきましょう。
契約形態は何か
1つ目は、「契約形態は何か」という点です。
準委任契約か請負契約か確認しましょう。
契約形態によって働き方や収入に差が出るので、必ずチェックしましょう。
業務内容は何か
2つ目は、「業務内容は何か」という点です。
契約期間中に自分がすべき業務について、詳細を確認します。
ここを確認しておけば「想定の範囲を超えた業務を任されて、報酬に見合わない仕事量をこなす羽目になった」というトラブルを未然に防げます。
報酬についての記載はあるか
3つ目は、「報酬についての記載はあるか」という点です。
契約書の中に、報酬の記載があるかは必ず確認しましょう。
報酬の記載がない場合は、クライアントに相談して記載を追記してもらいます。
報酬の記載を確認する際は、以下の項目をチェックしましょう。
- 時間単価での支払いかプロジェクト単位での支払いか
- 報酬の計算方法
- 報酬額
収入に関わる大事なポイントなので、誤認識や記入漏れがないかの確認が必要です。
報酬以外に経費の支払いはあるか
報酬以外に経費の支払いがあるかも重要なポイントです。
たとえば業務に必要な消耗品やPCの回線費用、電気代などの経費が報酬に含まれているか、もしくは別支払いかを確認します。
この部分が決められていないと後でトラブルになることもあるので、見逃さないようにしましょう。
稼働時間はどのくらいか
報酬の計算方法が時間単価の場合は、稼働時間がどのくらい必要なのかも確認する必要があります。
契約によっては精算幅(例:100時間を基準に、90〜110時間の精算幅で◯万円)が定められていることがあるので、併せてチェックしましょう。
稼働時間の精算幅外の控除・超過支払いについての記載はあるか
稼働時間の精算幅が設けられているときは、報酬の控除もしくは超過支払いがあるのかをチェックします。
実際の稼働時間が精算幅より少なかった場合は報酬がその分差し引かれ、多かった場合は加算される仕組みです。
「業務時間外も働いたのに、その分の報酬がもらえなかった」というトラブルを防ぐため、入念に確認しましょう。
報酬の支払日はいつか
報酬の支払日は企業によって規定が異なるので、クライアントごとに確認しましょう。
納品物が検収されないと報酬が確定しない場合もあるので、納品から報酬が確定するまでの期間についてもチェックしておきましょう。
契約期間、更新の有無について
業務委託契約の契約期間がいつまでか、契約終了後に更新できるのかどうかを確認しましょう。
また、更新する際の条件が何なのかについてのチェックも重要です。
損害賠償の記載はあるか
業務委託契約を結ぶうえで避けて通れないのが、損害賠償問題です。
情報漏洩や著作権の侵害、秘密保持契約違反などで企業に損害を与えてしまった場合、企業から損害賠償を請求されることがあります。
企業に損害を与えないように仕事をすることは当たり前なのですが、損害賠償についての記載がある場合は念入りにチェックしておかなければなりません。
特に損害賠償が及ぶ期間や請求される条件については、漏れがないように確認をおこないましょう。
不利な内容は記載されていないか
業務委託エンジニアに対し、明らかに不利な内容が記載されているケースもあります。
報酬の振込手数料を負担させられる、契約終了後に発生した損害を全額賠償しなければならないなどの記載があった場合、契約締結後に気づいても後の祭りです。
あなたにとって不利な契約は、一度飲んでしまえばいずれあなた自身を苦しめることになります。
このような記載があったときは修正をお願いするか、契約を丁重にお断りしましょう。
まとめ
今回は、エンジニアにおすすめの案件サイトに加え、業務委託契約を結ぶ流れや注意事項ついて解説しました。
業務委託として活躍の幅を広げたいと考えている方は、この記事を参考にして取り組んでみてください。
とにかく案件数が豊富なサイト。業界最高水準の高単価案件を揃えています。
ITプロパートナーズ(公式:https://itpropartners.com/)
リモートで、週2~3稼働OKの直請け案件を探すならここ。業界最多水準の案件数を保有。
フォスターフリーランス(公式:https://freelance.fosternet.jp/)
創業25年以上、サポート人数20,000人の実績あり。週5日稼働でガッツリ働きたい方向け高単価案件サイト。
エンジニアスタイル(公式:https://engineer-style.jp/ )
複数エージェントの求人から希望にあった案件を幅広く探せる案件サイト。