Web広告の業務委託案件が見つかるおすすめサイト4選
とにかく案件数が豊富なサイト。業界最高水準の高単価案件を揃えています。
ITプロパートナーズ(公式:https://itpropartners.com/)
リモートで、週2〜3日稼働OKの直請け案件を探すならここ。業界最多水準の案件数を保有。
HiPro Tech(公式:https://tech.hipro-job.jp/)
柔軟に対応できる高単価な案件が豊富!契約後のサポートも充実しているエージェント。
エンジニアスタイル(公式:https://engineer-style.jp/)
複数エージェントの求人から希望にあった案件を幅広く探せる案件サイト。
Web広告の業務委託案件を探していると、以下のような悩みを感じることはありませんか?
結論は、Web広告の業務委託案件を探すには、複数の案件サイトに登録して探すのをおすすめします。
- Web広告の高単価案件を豊富な選択肢から探したいなら「レバテックフリーランス」
- 週2〜3日稼働など柔軟に働ける案件を見つけたいなら「ITプロパートナーズ」
- 単価が高いことに加えて、契約後のサポートにもこだわりたいなら「HiPro Tech」
- 希望に合った案件を複数のエージェントから一括で検索したいなら「エンジニアスタイル」
案件サイトには、案件の種類が充実していたり、福利厚生が手厚かったりといった独自の強みがあります。
複数の案件サイトに登録すれば、それぞれの長所を活用しながら、希望に合う案件を探せるので効率的です。
今回は、Web広告の業務委託案件を探す人におすすめのサイトを紹介します。
目次
Web広告の業務委託案件を探す基準
Web広告の業務委託案件を選ぶ際、以下のポイントに着目しましょう。
- 自分のスキルに合った案件が多いか
- リモート可能な案件があるか
- 高単価な案件が多いか
自分のスキルに合った案件が多いか
案件サイトを選ぶ際は、自分のスキルに合った案件が豊富に募集されているかを確認しましょう。
案件サイトは、以下のようにさまざまな得意分野があります。
- Web系に特化し、デザイナーやディレクターの案件が充実している
- 高いスキルが必要とされるため、単価が高い案件の取り扱いがある
「希望する業界の案件があるか」、「スキルを発揮できる案件があるか」など、優先したいポイントを決めてから、ニーズに合った案件サイトを選びましょう。
リモート可能な案件があるか
リモート勤務が可能な案件の募集があるかも重要なポイントです。
リモート勤務の利点は、自宅やカフェなど自分の働きやすい場所からオンラインで働けるところです。
通勤時間が不要なため、仕事や趣味の時間を増やせます。
リモート勤務の案件を探すなら、「レバテックフリーランス」と「ITプロパートナーズ」がおすすめです。
高単価な案件が多いか
業務委託で稼ぐためには、高単価な案件が多いサイトを選ぶことも重要です。
単価の高い案件を獲得できれば、収入が上がります。高単価ゆえに高いスキルが必要なこともありますが、スキルアップにつながります。
Web広告の業務委託案件を探せるおすすめサイト4選
この章では、DAINOTE編集部が厳選したWeb広告の業務委託案件を探せるサイト4つを紹介します。
- レバテックフリーランス(https://freelance.levtech.jp/)
とにかく案件数が豊富なサイト。業界最高水準の高単価案件を揃えています。 - ITプロパートナーズ(公式:https://itpropartners.com/)
リモートで、週2〜3日稼働OKの直請け案件を探すならここ。業界最多水準の案件数を保有。 - HiPro Tech(公式:https://tech.hipro-job.jp/)
柔軟に対応できる高単価な案件が豊富!契約後のサポートも充実しているエージェント。 - エンジニアスタイル(公式:https://engineer-style.jp/ )
複数エージェントの求人から希望にあった案件を幅広く探せる案件サイト。
レバテックフリーランス
公開求人数
(現在募集中の案件)50754件 (2023年06月02日現在) Web広告の
公開求人数175件 (2023年06月02日現在) マージン率 非公開 対応地域 東京・神奈川・埼玉・千葉・大阪・兵庫・京都・愛知・福岡 強み ・週4日~稼働の案件、リモート案件多数
(週3日以内の案件はハイスキルが必要)
・カウンセラーの専門性が高く、幅広く相談に乗ってくれる
・高単価な案件が多い
レバテックフリーランスの主な特徴は、以下の3つです。
- 業界最高水準の案件単価
- キャリアコンサルタントによる手厚いサポート
- 案件数が多い
業界最高水準の案件単価
レバテックフリーランスで募集している案件は、高単価なものが多いです。
理由は、ほとんどの案件が、他の中間業者を挟まない「直請案件」だからです。
キャリアコンサルタントによる手厚いサポート
※2022年9月時点 レバテックフリーランス公式サイトより引用(公式:https://freelance.levtech.jp)
IT人材サービスを展開するレバテックだからこそ、IT業界に精通したエージェントからのサポートを受けられます。
案件数が多い
レバテックフリーランスでは、Web広告の案件を豊富に取り扱っています。
レバテックフリーランスの案件例
以下がレバテックフリーランスの案件例です。
月額単価 700,000円/月 職務内容 ・Web広告の運用に携わっていただきます。 求めるスキル ・広告クリエイティブの知見
・広告運用の経験
※上記に似た経験やスキルをお持ちであれば申し込み可能なケースもございます!まずはお気軽にご相談ください!案件URL 【広告運用】Web広告運用の求人・案件
(2023年06月02日 現在)
ITプロパートナーズ
公開求人数 5101件 (2023年06月02日現在) web広告の
公開求人数77件 (2023年06月02日現在) マージン率 非公開 対応地域 東京・神奈川・埼玉・千葉・大阪・兵庫・京都・愛知・福岡 働き方 週2-3案件、リモート案件多数 公式 https://itpropartners.com/
ITプロパートナーズの主な特徴は、以下の2つがあります。
- 『直請案件』だからこその高単価
- リモート勤務、週1〜2日から稼働OKの案件多数
『直請案件』だからこその高単価
ITプロパートナーズ公式サイトより引用(https://itpropartners.com/)
ITプロパートナーズは『直請案件』が多く、他のエージェントと比較して単価が高い傾向にあります。
※直請案件とは、他の仲介会社が入らず、直接クライアントと契約している案件です。
実は、ほとんどのフリーランスエージェントがマージン率を公開していないため、フリーランスの取り分が適正かどうかを知るのが難しい現状です。
マージン率が公開されていないので、直請案件が多いIT プロパートナーズはおすすめです。
リモート、週1〜2日から稼働OKの案件多数
ITプロパートナーズ公式サイトより引用(公式:https://itpropartners.com/)
ITプロパートナーズの特徴は、週1〜2日から稼働可能な案件が多い点です。
他のフリーランスエージェントの場合、最低稼働が週3・4日からの常駐案件が一般的です。
ITプロパートナーズはリモートの案件も多く、都合に合わせて柔軟に案件を選べます。
注意:ITプロパートナーズは週1日から稼働可能な案件の募集はありますが、会社員の方へ副業は紹介できません。
ITプロパートナーズの案件例
以下がITプロパートナーズの案件例です。
月額単価 〜700,000円 職務内容 web集客を通じて、自社メディアの利用者数、アクション数(ショールーム来訪予約等)の最大化をお任せします。
・リスティング、ディスプレイ広告による集客改善
・パートナー(代理店)のマネジメント
・web集客施策の改善、最適化
・SEM施策(SEO、リスティング)、ディスプレイ広告、LPO、EFOほか
・新規集客施策の開発
〈開発環境〉
・フレックス制(コアタイム有)を採用。パフォーマンス重視の自由な就業環境
・配属予定のチームには、創業期メンバーや元大手広告代理店ディレクターが所属。
プロフェッショナルが集う少数精鋭部隊
・1人1台のノートPC、ディスプレイ、スマートフォン支給(iPhone)
・インプット支援としてスキルアップのための関連書籍購入などもサポート求めるスキル ■必須スキル
・アクセス解析スキル(利用ツール:GoogleAnalytics)実務レベル5年以上の方
・ネット広告/プロモーションに関する知識
・ディレクション、コミュニケーションスキル(パートナー会社、他事業部門との協働、進行管理、スコープ調整)
・チームリーディング経験(3名以上)〈求める人物像〉
・改善マインドを持ち、自ら課題を設定して、関係者を巻き込みながら、自走できる方
・常に新規事業につなげる発想がある方
■尚可スキル
・ブランディング、カスタマージャーニーを体系的に説明できる知識のある方
・アドテクノロジーの知識
・マーケティングオートメーションツールの利用経験案件URL 【WEB広告マーケティングディレクター】正社員もご検討中の方必見!高待遇で積極採用!
(2023年06月02日 現在)
HiPro Tech
HiPro Techは、週3日から・リモートワークがしたいエンジニアにおすすめのIT・テクノロジー領域に特化したエージェントです。
運営会社 | パーソルキャリア株式会社 |
公開求人数 | 535件 |
マージン率 | 非公開 |
対応地域 | 首都圏中心 |
働き方 | 週3日から稼働OK、リモートOK案件多数 |
公式:https://tech.hipro-job.jp/
※2022年10月19日時点・公式ページより引用/算出
HiPro Techの主な特徴は、以下の3つです。
- リモート案件多数・週3日〜可能で柔軟な働き方ができる
- 中間マージンのない直請け案件多数
- 契約後も充実したサポート体制
リモート案件多数・週3日〜可能で柔軟な働き方ができる
HiPro Techでは、リモート可能な案件や、週3日から稼働可能な案件も多いです。
エンジニア求人の稼働条件は、「週5日~・常駐勤務」が多く、時間や場所を柔軟に選んで仕事することが難しい現状です。
中間マージンのない直請け案件多数
HiPro Techは、仲介会社を入れずに、クライアントから案件を受注できる「直請案件」が豊富です。
直請案件のメリットは、中間マージンが差し引かれないため、案件の単価が高くなる点です。
契約後も充実したサポート体制
HiPro Techは、「doda」などの人材サービスを展開する「パーソルグループ」がサービスを提供しています。
グループ会社の豊富な知見と実績を、HiPro Techのサポート体制に活用しています。
担当者から、以下の一貫したサポートを受けられます。
- 事前面談
(希望条件、活動状況、キャリアプラン、困りごとなど) - 案件のご紹介
(経験やスキルに適した案件があればご紹介) - クライアント面談
- 契約の締結
(企業との契約や各種手続きもサポート) - 業務開始後のアフターフォロー
IT・テクノロジー領域に特化したエージェントによる専門性の高い事前面談を受けられます。
エンジニアスタイル
優良エージェントから厳選した案件を掲載しており、案件をまとめて確認して1クリックで応募できるので効率的です。
運営会社 | ボスアーキテクト株式会社 |
公開求人数 | 180,395件 |
特徴 | 直接契約で高単価を実現 |
対応地域 | 主に東京 |
働き方 | リモートワーク、フレックス制度、 週2日稼働OKなど様々な案件に対応 |
※2022年10月時点・公式サイトより引用/算出
エンジニアスタイルの主な特徴は、以下の2つです。
- 18万件超の豊富な案件数
- データが豊富で、案件を探しやすい
18万件超の豊富な案件数
2022年10月時点で、掲載案件数は18万件を超えています。
幅広い選択肢から、希望に合った案件を探せます。
リモートワークやフレックス制度、週2日稼働など、他のエージェントでは募集が少ない案件も多数掲載しています。
副業・フリーランス・スキルアップ・転職など幅広いニーズに合わせた求人を取り扱っているため、まずは登録しておくべきサイトといえるでしょう。
データが豊富で、案件を探しやすい
※エンジニアスタイルから引用 /2022年9月時点確認
平均単価の他にも職種別、言語別、フレームワーク別の単価や件数ランキングも公開されています。
案件を探す場合、以下の条件をまず確認しましょう。
- 言語・フレームワーク
- 開発スキル
- 職種/業界
- エリア/駅
- 単価
上記にくわえて、以下のこだわり条件についても検索できます。
- 稼働できる時間帯
- 勤務地
- 職場環境
- リモート勤務可能か
- 未経験OKか
- 会社の規模や志向
- トレンド技術を取り入れているか
スキルや条件を詳細に指定して検索できるので、希望に合った案件を見つけやすいです。
※エンジニアスタイルより引用 /2022年9月時点
また、面談から稼働後まで全面サポートがあり、福利厚生も充実しています。
Web広告の業務委託の案件例・単価相場は?
Web広告の業務委託案件にはどんな案件があって、報酬の相場がどれくらいなのかを確認していきます。
実際にWeb広告の業務委託案件をいくつかピックアップして紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
※今回紹介する案件は募集を終了している可能性もあります。最新の案件例が見たい人はエージェントに登録したうえで、詳細を確認してみましょう。
案件例①
案件名 | 【広告運用】新しくリリースするゲームアプリの広告運用者の募集! |
---|---|
月額単価 | 〜800,000円 |
職務内容 | ■業務内容 新しくリリースするゲームアプリの広告運用者の募集いたします。 <具体的業務> ゲームアプリのマーケティング/プロモーションの実行とそれに必要な業務全般 具体的に… ・web広告の企画運用 ・サービス公式SNSの企画運用 ・外部協力会社、他部署(プロデューサー、チーム開発メンバー含)との窓口/調整業務 など 大枠の構想がある中で 具体的な手段の戦略〜実行までを行なっていたくメイン担当者として、アサインしていただく予定です。 |
求めるスキル | ■必須スキル: ・ゲームへの興味関心が高い、あるいは好きな方 ・ゲームアプリのマーケティング経験(3年以上) ・Web広告の企画運用経験 ・サービス公式SNSの企画運用経験 ■尚可スキル: ・事前登録~サービス開始フェーズでのマーケティング経験 ・データ分析業務の経験 ・外部会社・他部署との窓口/調整業務の経験 |
案件URL | 【広告運用】新しくリリースするゲームアプリの広告運用者の募集! (2023年06月02日 現在) |
案件例②
案件名 | 【SNS運用/広告運用】新しくリリースするゲームアプリの広告運用者の募集! |
---|---|
月額単価 | 〜500,000円 |
職務内容 | ■業務内容 新しくリリースするゲームアプリの広告運用者を募集いたします。 <具体的業務> ゲームアプリのマーケティング/プロモーションの実行とそれに必要な業務全般 具体的には… ・Web広告の企画運用 ・サービス公式SNSの企画運用 ・外部協力会社、他部署(プロデューサー、チーム開発メンバー含む)との窓口/調整業務 など 大枠の構想がある中で 具体的な手段の戦略〜実行までを行なっていたくメイン担当者として、アサインしていただく予定です。 |
求めるスキル | ■必須スキル: ・ゲームへの興味関心が高い、あるいは好きな方 ・ゲームアプリのマーケティング経験(3年以上) ・Web広告の企画運用経験 ・サービス公式SNSの企画運用経験 ■尚可スキル: ・事前登録~サービス開始フェーズでのマーケティング経験 ・データ分析業務の経験 ・外部会社・他部署との窓口/調整業務の経験 |
案件URL | 【SNS運用/広告運用】新しくリリースするゲームアプリの広告運用者の募集! (2023年06月02日 現在) |
上記の案件はあくまでも一例なので、自分のスキルに合わせて案件を探してみてください。
業務委託契約の主な種類
業務委託契約とは、企業が業務の一部を、他の企業や個人に委託する契約です。
報酬や納期、仕事内容、進め方などを双方が合意したうえで、契約を締結します。
アルバイトのような雇用関係ではないため、企業と対等の立場で業務を進めることが可能です。
業務委託契約は、主に以下の3種類に分類されます。
- 準委任契約
- 請負契約
- 委任契約
それぞれの契約について、詳しく解説します。
準委任契約
準委任契約は、成果物の作成や事務作業を委託する契約で、時給や月給計算で報酬が発生します。
準委任契約を結ことで、Web広告の受託者は、委託された業務を時間内に滞りなく遂行する義務を負うのです。
メリット
準委任契約のメリットは、収入が安定しやすい点です。
準委任契約における報酬の条件は、時間内に業務を安定して行うことで、成果物を納品することではありません。
成果物の有無にかかわらず、稼働した時間分の報酬が発生するため、収入が安定しやすいのです。
デメリット
デメリットは、稼働時間の自由度があまり高くない点です。
準委任契約は基本的にシフトで稼働しますが、稼働の時間帯を自由に設定できるかどうかはクライアント次第です。
業務の進め方もある程度はクライアントに管理されますし、スムーズに業務が行えているかどうかを定期的に報告する必要もあります。
また、企業に評価されなかった場合、プロジェクトの途中であっても契約を終了されてしまうリスクがある点もデメリットです。
請負契約
請負契約は、成果物を完成して納品する義務を負う契約です。
正社員やアルバイトと違って、成果物に対して報酬が支払われる仕組みです。
メリット
請負契約のメリットは、働く場所や時間の自由度が高い点です。
請負契約では、成果物を完成させて納品することが条件であり、働く場所・時間・業務の進め方の報告義務はありません。
そのため、エンジニア側は、仕事をする場所や時間を自由に決めやすいです。
デメリット
デメリットは、成果物のクオリティがクライアントの要求水準に達していない場合、報酬が支払われなかったり減額されたりするリスクがある点です。
やり直しを指示されて予想外に時間がかかってしまったり、報酬の減額が発生したりすることもあります。
最悪の場合は、報酬の支払いを拒否されるリスクもあるので、注意が必要です。
また、どれだけ工数がかかっても、支払われる報酬が変わらない点もデメリットといえるでしょう。
最短で見積もって100時間かかる作業で報酬が5万円の場合は、時給換算すると500円/時です。
委任契約
委任契約とは、法律に関する業務を委託する契約です。
税理士に確定申告を依頼したり、弁護士に裁判を依頼したりする場合は、委任契約を締結します。
Web広告の業務委託で働くメリット
Web広告が業務委託で働く主なメリットは、以下の4つです。
- 自分の好きな仕事に集中できる
- 努力次第で収入アップが可能
- 自分で業務時間を決められる
- 人間関係のストレスから解放される
自分の好きな仕事に集中できる
1つ目のメリットは、自分の好きな仕事に集中できる点です。
業務委託契約の場合、さまざまな案件から得意なものやチャレンジしたいものを選べます。
会社員の場合は、会社から与えられた仕事を、決められた条件のもとでこなさなければなりません。
向いていない仕事を担当することもあり、ストレスが溜まる原因にも。
しかし、業務委託契約であれば自分で選んだ仕事に注力できるため、ストレスとなりにくく、やりがいをもって働けます。
努力次第で収入アップが可能
2つ目のメリットは、努力次第で収入アップが可能な点です。
会社員の場合、給与体系によっては大きな成果を出しても、給与がそれほど上がらないこともあります。
一方で業務委託は、成果が評価されれば契約継続につながり、報酬が上がる可能性があります。
クライアント企業や仕事仲間とのつながりから、好条件の仕事に結びつくこともあるでしょう。
自分で業務時間を決められる
3つ目のメリットは、自分で業務時間を決められる点です。
請負契約の場合、働く場所や時間を自由に決められます。
準委任契約の場合でも、会社員よりも柔軟に稼働のシフトを調整できます。
納期に合わせて自分で働く時間を決められたり、好きな場所で働けたりするのがメリットです。
人間関係のストレスから解放される
4つ目のメリットは、人間関係のストレスから解放される点です。
会社勤めの場合、上司や同僚との人間関係に悩まされることがあります。
しかし、業務委託は雇用関係と異なり、クライアント企業と対等な立場で業務を行えます。
担当者と相性が良くなかった場合は、クライアントの変更も可能です。
Web広告の業務委託で働くデメリット
業務委託には、以下のようなデメリットもあります。
- 労働基準法が適用されなくなる
- 福利厚生が受けられない
- 仕事のトラブルはすべて自己責任
労働基準法が適用されなくなる
1つ目のデメリットは、労働基準法が適用されなくなる点です。
業務委託契約の場合、正社員やアルバイトのような雇用関係がありません。
そのため、報酬の条件や労働量について、法律の保護をあまり受けられない状態です。
最低賃金が適用されないため、業務量に見合わない報酬で仕事を受託するリスクもあります。
福利厚生が受けられない
2つ目のデメリットは、福利厚生が受けられない点です。
業務委託契約の場合、会社員のような雇用保険や労災保険などの社会保険が適用されません。
事故や怪我が発生しても、必要な手当てを受けにくいので注意が必要です。
そのため、フリーランス向けの保険に加入するなど、自分で自分の身を守れるよう備えておきましょう。
仕事のトラブルはすべて自己責任
3つ目のデメリットは、仕事のトラブルがすべて自己責任になる点です。
会社員の場合、従業員が起こしたトラブルに対して会社がある程度責任を負ってくれます。
しかし、業務委託契約で仕事のトラブルが起きた場合は、すべて自己責任になります。
最悪の場合、企業から損害賠償請求を受けることもあるのです。
また、企業が求めるスキルを提供できなかったり、納期を守らなかったりすると、契約を解除されてしまいます。
業務委託契約を結ぶには業務委託契約書が必要
業務委託契約で働く場合は、必ず業務委託契約書を締結しましょう。
トラブルを回避したり、トラブルが起きたときに双方を保護したりする重要な存在です。
業務委託契約書が必要な理由
業務委託契約書が必要な理由は、主に以下の2つです。
- 契約上のトラブルが発生しづらくなる
- いざというときの証拠として使える
業務委託契約書には、仕事内容や報酬が明記されています。
契約を結ぶ前に十分な取り決めがなされなければ、予想以上のスキルを求められたり、報酬が少なかったりと契約上のトラブルにつながることも。
双方が合意したうえで業務委託契約書を締結しておけば、トラブルの発生を減らせます。
また、業務委託契約書は万が一のときの証拠になります。
そうならないに越したことはないですが、訴訟に発展した場合は、業務委託契約書を提出する必要があります。
業務委託契約で起きやすいトラブルとは?
業務委託契約で起きやすいトラブルは、主に以下の通りです。
- 成果物へ度重なる修正を求められたが報酬が変わらず、時給が低くなってしまった
- 契約内容にはない業務を依頼されたが、報酬が支払われなかった
業務委託契約書にて業務内容を詳細に決めておけば、こうしたトラブルを回避し、双方が納得した状態で業務を進めやすくなります。
秘密保持契約を結ぶ場合は秘密保持契約書を取り交わす
案件によっては業務委託契約書とは別に、秘密保持契約書を取り交わすこともあります。
秘密保持契約とは、契約中に知り得た機密情報や個人情報を、業務遂行以外の用途で第三者に開示しない旨を定めた契約です。
クライアントと秘密保持契約を締結する場合は、秘密保持契約書を取り交わす必要があります。
業務委託契約締結の主な流れ
業務委託契約は、以下の流れで締結します。
- 契約内容の詳細について話し合う
- 業務委託契約書を作成する
- 契約書の内容を共有し、認識の相違がないか確認し合う
- 業務委託契約書を取り交わし、契約完了
①契約内容の詳細について話し合う
まず、契約内容の詳細を話し合います。
- 報酬額
- 契約期間
- 業務の範囲
上記の項目について、あらかじめ決めておきましょう。
②業務委託契約書を作成する
話し合った内容に基づき、業務委託契約書を作成します。
契約書を作成するのは受託者ではなく、業務を委託する企業です。
③契約書の内容を共有し、認識の相違がないか確認し合う
企業が作成した業務委託契約書をチェックし、認識の相違がないか確認します。
サインする前に契約書に問題がないか確認しておくことで後のトラブルを防止できるため、気になる点はクライアントに確認して解消しておきましょう。
④業務委託契約書を取り交わし、契約完了
双方が合意した契約内容の業務委託契約書を取り交わし、契約が完了します。
本来は記名捺印が必要ですが、近年は電子契約が増えており、電子捺印で対応できる場合もあります。
業務委託契約の締結前に確認すべき条件
業務委託契約を締結する際は、契約内容について企業と十分に取り決めておく必要があります。
契約時に困ることのないように、確認しておくべき主な条件について解説します。
契約形態は何か
業務委託契約のなかでも、契約形態が準委任契約か請負契約かを確認します。
契約形態によって働き方や収入の安定性に違いが出るため、必ずチェックしましょう。
業務内容は何か
業務内容については、どのような業務を委託されるのかを確認します。
ここを入念に確認しておけば、「想定外の業務を依頼されて、報酬に見合わない仕事量をこなす羽目になった」というトラブルを防止できます。
報酬についての記載はあるか
業務委託契約書に、以下のような報酬についての記載があるかも確認しましょう。
- 報酬額
- 支払方法
また、補修に関する項目では、以下の点を確認しておきましょう。
- 時間単価か、プロジェクト単位での支払いか
- 報酬の計算方法
この確認を怠ると、想定より支払いが少なかったり、支払日が先だったりするおそれがあります。
認識の相違がないか、確認しておきましょう。
報酬以外に経費の支払いはあるか
報酬以外に、経費の支払いがあるかも重要なポイントです。
たとえば、業務に使用する消耗品やPCの回線費用、電気代などの経費が報酬に含まれているか、もしくは別払いかを確認します。
経費の支払いが別途受けられるかどうかが決められていないとトラブルにつながるため、見落とさないようにしましょう。
稼働時間はどのくらいか
稼働時間についても確認が必要です。
案件によっては、「最低週2日稼働」など時間の定めがある場合があります。
契約によっては精算幅(例:100時間を基準に、90〜110時間の精算幅で◯万円)が決まっていることもあるため、あわせてチェックしましょう。
定められた稼働時間を満たせるかどうか確認しておきましょう。
稼働時間精算幅外の控除・超過支払いについての記載はあるか
稼働時間の精算幅が定められているときは、報酬の控除もしくは超過支払いがあるのかも確認します。
実際の稼働時間が精算幅より少なかった場合はその分の報酬が差し引かれ、多かった場合は加算される仕組みです。
「業務時間外も働いたのに、その分の報酬が支払われなかった」というトラブルを防ぐため、事前に把握しておきましょう。
報酬の支払日はいつか
クライアントの規定により、報酬の支払日が異なるため、支払日がいつなのかも確認しておきましょう。
特に、請負契約の場合は、納品してから検収が完了するまで報酬が支払われないケースがあります。
検収日が締め日を過ぎてしまうと、報酬の支払いが翌月になってしまうことも。
納品から検収の期間についても、あわせてチェックしておきましょう。
契約期間、更新の有無について
業務委託契約の契約期間や更新の有無も確認しておきましょう。
また、更新の可能性がある場合、条件が何なのかも把握しておきましょう。
損害賠償の記載はあるか
業務委託契約を締結するうえで避けて通れないのが、損害賠償問題です。
情報漏洩や著作権の侵害、秘密保持契約違反などで企業に損害を与えてしまった場合、企業から損害賠償を請求されることがあります。
企業に損害を与えないように仕事をするのが当然ではありますが、損害賠償の記載がある場合は念入りにチェックしておいた方がよいでしょう。
特に、損害賠償が及ぶ期間や請求される条件については、漏れなく確認をおこないましょう。
不利な内容は記載されていないか
実は、受託者であるエンジニアにとって明らかに不利な内容が、契約書に記載されていることもあります。
「報酬の振込手数料を負担させられる」「契約終了後に発生した損害を賠償する」などの記載があった場合、契約締結後に気づいても遅いです。
不利な内容をうっかり承諾してしまえば、いずれあなたを苦しめることになります。
不当な記載があった場合は、修正を依頼しましょう。
双方が納得のいく形で契約できない場合は、契約をお断りすることも検討しましょう。
まとめ
今回は、Web広告におすすめの案件サイトと、業務委託契約を締結する流れや注意事項について解説しました。
Web広告の業務委託案件を受注して活躍の幅を広げたい人は、この記事を参考に取り組んでみてください。
とにかく案件数が豊富なサイト。業界最高水準の高単価案件を揃えています。
ITプロパートナーズ(公式:https://itpropartners.com/)
リモートで、週2〜3日稼働OKの直請け案件を探すならここ。業界最多水準の案件数を保有。
HiPro Tech(公式:https://tech.hipro-job.jp/)
柔軟に対応できる高単価な案件が豊富!契約後のサポートも充実しているエージェント。
エンジニアスタイル(公式:https://engineer-style.jp/ )
複数エージェントの求人から希望にあった案件を幅広く探せる案件サイト。