Salesforceの業務委託は稼げる?単価相場や契約までの流れを解説
・週4〜の案件が豊富で、週3以内の案件はハイスキル必須。
・大企業の直請案件など、高単価案件が多い。案件受注には実務経験必須。
【エンジニア】ITプロパートナーズ(公式:https://itpropartners.com/)
・開発などを行うSalesforceエンジニアにおすすめ。
・週2~/土日OK・リモート案件も豊富なフリーランス向け副業紹介サービス。
【コンサル】foRPro(公式:https://for-professional.jp/ )
・DX関連のプロジェクトに特化したフリーコンサルエージェント。
・Salesforceコンサル案件を保有
・稼働率50%〜/リモートの案件あり。
【コンサル】ハイパフォコンサル(公式:https://www.high-performer.jp/consultant/)
・Salesforceコンサル案件を保有。稼働率20%〜の案件あり。
・案件紹介開始から20年の実績が豊富なエージェント。
・案件数も業界最多水準で、自分の領域に合った案件を探したい人におすすめ。
業務委託としてSalesforce案件を受注しようと考えていて、以下のように悩んでいる人はいませんか?
- 低稼働の案件で稼いで、自分の事業に注力したい
- Salesforceの業務委託案件を獲得して、年収を上げたい
- ファームを退職して起業するので、業務委託としてSalesforceコンサル案件を受注し、収入の柱にしたい
今回はSalesforceの業務委託で働こうと考えている方に向けて、Salesforceの業務委託について解説します。
結論、業務委託で働こうと考えている人は、フリーランス向けのエージェントを利用するのがおすすめです。
エージェントを利用することで、企業への営業や面倒な交渉をせずに案件を獲得できます。
この記事では、以下のエージェントをおすすめしています。
- Salesforceエンジニアの案件を探したい人
→「レバテックフリーランス」「ITプロパートナーズ」 - Salesforceコンサルの案件を探したい人
→ 「foRPro」「ハイパフォコンサル」
各エージェントよって扱っている案件は異なるので、より理想の案件を見つけるために最低でも2〜3つのエージェントに無料登録して案件を紹介してもらいましょう。
今回紹介するエージェントの特徴は、以下のとおりです。
(表は左右にスクロールできます)
公式サイト | 稼働率 | リモート 可否 |
特徴 | |
レバテックフリーランス | https://freelance.levtech.jp/ | 週4日〜 | ◯ | ・Salesforceエンジニア向け ・高単価な直請案件が豊富 ・週4日〜の案件を探せる |
ITプロパートナーズ | https://itpropartners.com/ | 週2日〜 | ◯ | ・Salesforceエンジニア向け ・週2日〜/土日OKの案件あり ・リモートOKの案件が豊富 |
foRPro | https://for-professional.jp/ | 50~100% | ◯ | ・Salesforceコンサル向け ・DX関連プロジェクトに特化 ・月額150万円以上の案件あり |
ハイパフォコンサル | https://www.high-performer.jp/consultant/ | 20~100% | ◯ | ・Salesforceコンサル向け ・案件数が業界最多水準 ・案件紹介開始から20年で実績が豊富 |
表は左右にスクロールできます
※各社公開ページから引用・算出
目次 (PRも含まれます)
Salesforceの業務委託案件を探す基準
Salesforceの業務委託案件を探したい方は、以下のポイントを押さえましょう。
- 自分のスキルに合った案件が多いか
- リモート可能な案件があるか
- 高単価な案件が多いか
自分のスキルに合った案件が多いか
Salesforceの業務委託案件を各サイトから探すときは、「自分が保有するスキルに合う業務が多いかどうか」を判断基準にしましょう。
実務経験で培ったスキルを振り返りながら、自分に何ができるのかを見つめ直すことが大切です。
各サイトに関する特徴の一例は、以下のとおりです。
- 高単価案件が多く、実務経験のスキルが求められるサイト
- 週1~3日から稼働できる案件が多いサイト
サイトごとに特徴や得意分野が変わるので、複数のサイトに登録しておくのがおすすめです。
リモート可能な案件があるか
Salesforceの業務委託案件の種類には、主に以下の働き方があります。
- リモート型:自宅やコワーキングスペースなどで働く
- 常駐型:企業に出社して働く
それぞれにメリットとデメリットはありますが、できる限りリモートで働ける案件がおすすめです。
リモート可能な案件には、下記のような魅力があります。
- 出社の必要がないので、通勤時間がかからない
- 自宅や外出先など、好きな場所で働ける
- 化粧や身支度の準備が必要ない
リモートのなかには完全在宅型のフルリモート案件、一部出社が必要なリモート案件があります。
働きやすい案件を選びたい方は、フルリモート案件を選んでみてください。
高単価な案件が多いか
できるだけ高単価なSalesforceの業務委託案件に注目して探すのも、基準の一つです。
効率的に稼げるため、年収アップを目指しやすくなります。
高単価な案件ほど高いスキルを求められる傾向にあるので、少しずつレベルを上げて挑戦するのがおすすめです。
また同じようなスキルや仕事量が求められる案件でも、A社とB社のサイトで単価に差がある可能性もあります。
Salesforceの業務委託案件を探せるおすすめサイト4選
Salesforceの業務委託案件を探したい方に向けて、おすすめのサイト4選をDAINOTE編集部が厳選しました。
リモート案件や高単価案件を見つけたい方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
・週4〜の案件が豊富で、週3以内の案件はハイスキル必須。
・大企業の直請案件など、高単価案件が多い。案件受注には実務経験必須。
【エンジニア】ITプロパートナーズ(公式:https://itpropartners.com/)
・開発などを行うSalesforceエンジニアにおすすめ。
・週2~/土日OK・リモート案件も豊富なフリーランス向け副業紹介サービス。
【コンサル】foRPro(公式:https://for-professional.jp/ )
・DX関連のプロジェクトに特化したフリーコンサルエージェント。
・Salesforceコンサル案件を保有
・稼働率50%〜/リモートの案件あり。
【コンサル】ハイパフォコンサル(公式:https://www.high-performer.jp/consultant/)
・Salesforceコンサル案件を保有。稼働率20%〜の案件あり。
・案件紹介開始から20年の実績が豊富なエージェント。
・案件数も業界最多水準で、自分の領域に合った案件を探したい人におすすめ。
レバテックフリーランス
画像はレバテックフリーランス公式サイトより引用:https://freelance.levtech.jp/
公開求人数
(現在募集中の案件)78441件 (2024年01月03日現在) salesforceの
公開求人数805件 (2024年01月03日現在) マージン率 非公開 対応地域 東京・神奈川・埼玉・千葉・大阪・兵庫・京都・愛知・福岡 強み ・週4日~稼働の案件、リモート案件多数
(週3日以内の案件はハイスキルが必要)
・カウンセラーの専門性が高く、幅広く相談に乗ってくれる
・高単価な案件が多い
※公式サイトより引用/算出 (公式:https://freelance.levtech.jp)
レバテックフリーランスの主な特徴としては、以下の3つがあります。
- 業界最高水準の案件単価
- キャリアコンサルタントによる手厚いサポート
- 求人数の多さ
業界最高水準の案件単価
レバテックフリーランスは、高単価案件を数多く取り揃えています。
※2022年11月25日時点 レバテックフリーランス公式サイトより引用(公式:https://freelance.levtech.jp)
レバテックフリーランスは、案件のほとんどが中間業者を挟まない「直請案件」です。
キャリアコンサルタントによる手厚いサポート
※2022年11月25日時点 レバテックフリーランス公式サイトより引用(公式:https://freelance.levtech.jp)
IT人材サービスを多く手掛けるレバテックだからこそ、IT業界に精通したプロのエージェントによるサポートを受けることができます。
求人数の多さ
レバテックフリーランスの求人の多さは業界最多水準です。
他のフリーランスエージェントと比較しても、以下の職種の案件が最も多いです。
- エンジニア
- デザイナー
- マーケター
- コンサル
またレバテックで保有する案件のほとんどは、エージェントから直接案内されなければ見ることができない「非公開求人」です。
非公開求人の中には、機密性の高い大企業の案件や、条件が良く応募が殺到する可能性が高い案件などが多くあります。
そのため公に公開することはせずに、担当者が直接依頼する形をとるため、非公開の求人が多いです。
レバテックフリーランスの案件例
月額単価 650,000円/月 職務内容 ・SalesForce開発に携わっていただきます。
・主に下記作業をご担当いただきます。
-機能要件策定
-開発
-トレーニングまで実施方向検討求めるスキル ・Apexを用いた実務経験
・SalesCloud経験歓迎スキル・Pardot、Tableau経験
・LWC、Visualforce経験
・ERP、会計システム等の業務アプリケーション経験案件URL 【Salesforce】SalesForce開発の求人・案件
(2024年08月23日 現在)
ITプロパートナーズ
公開求人数 5014件 (2024年08月23日現在) salesforceの
公開求人数76件 (2024年08月23日現在) マージン率 非公開 対応地域 東京・神奈川・埼玉・千葉・大阪・兵庫・京都・愛知・福岡 働き方 週2-3案件、リモート案件多数 公式 https://itpropartners.com/
ITプロパートナーズの主な特徴としては、以下の2つがあります。
- 『直請案件』だからこその高単価
- エンジニア、デザイナー、マーケターの案件多数
『直請案件』だからこその高単価
ITプロパートナーズ公式サイトより引用(https://itpropartners.com/)
ITプロパートナーズで取り扱っている案件の単価は、『直請案件』が多く他のエージェントと比較しても高い傾向にあります。
※直請案件とは、間に他の仲介会社を挟まず、直接クライアントと契約している案件のことを指します。
正直ほとんどのフリーランスエージェントが、マージン率を公開していないため、フリーランスの取り分や、単価がいいのかを事前に知ることが難しいのが現状です。
マージン率が非公開でブラックボックス化しているからこそ、過剰な報酬の中抜きが発生していないITプロパートナーズは魅力的です。
エンジニア、デザイナー、マーケターの案件多数
ITプロパートナーズの公開求人数は、エンジニア・デザイナー・マーケターなど幅広い職種で業界最多水準です。
他のエージェントの場合、以下のような特徴があり、デザイナーやマーケターが仕事を取りにくい状況があります。
- エンジニアだけに特化していて、そもそもデザインやマーケティング関連の仕事を扱っていない
- 案件数が少なかったり、利用可能地域が都市部だけに限定されている
一方のITプロパートナーズでは、エンジニア以外の職種でも案件数が豊富なため、より自分に合った案件を選べる可能性が高いです。
注意:ITプロパートナーズは週1日から稼働可能な案件の紹介が可能なものの、会社員の方への副業は紹介できません。
ITプロパートナーズの案件例
月額単価 〜600,000円 職務内容 ■業務内容:
・ヘルプデスク
・各種IT機器やソフトウェアに関する問い合わせ対応(電話/メール/Teamsなど)
・ソフトウェアやPC等の資産管理
・ユーザー管理
・FAQの作成やデータ提供
・IT機器のキッティング
・Windows Update
・Administrator設定
・ドメイン参加
・BIOSパスワード設定/HDD暗号化設定等
・ウイルス対策ソフトインストール
・管理Agentインストール
・Microsoft365関連設定
・ソフトウエアインストール求めるスキル ■必須スキル:
・サーバーサイドの知識・理解がある
・Office365に強い⇒活用できる方
・運用・業務設計などの経験がある方
・社内外の円滑なコミュニケーションができる方
・シェルスクリプト
・VBAなどのスクリプトが書け、運用改善ができる方案件URL 【VBA】大手代理店におけるSalesforce導入を支えるエンジニア募集!
(2023年12月15日 現在)
foRPro|高単価な直請案件が豊富なDX関連特化型エージェント
画像はfoRPro公式サイトから引用:https://for-professional.jp/
運営会社 | 株式会社Regrit Partners |
特徴 | ・DX関連プロジェクトに特化 ・豊富な直請案件 ・100万円以上の高単価案件が多数 ・稼働率50〜100% |
公式ページより引用
foRProは、DX案件に特化したフリーコンサルエージェントです。
DXを活用して企業の競争力を高め、業務を効率化する試みが増えてきており、このトレンドは今後も続くと思われます。
DX領域で活躍したいと思っている人には、ぴったりなエージェントです。
特徴・こんな人におすすめ
foRProは、直請案件を多く取り扱っており、全体的に案件の単価が高めです。
100万〜200万円の仕事が全体の約7割を占めていて、自分のスキルや経験を最大限に使って稼ぎたい人にはおすすめです。
さらに、トレンドのDX案件に三角できるので、将来のキャリアにも活かせます。
ハイパフォコンサル|実績豊かなコンサル特化型エージェント
画像はハイパフォコンサル公式サイトより引用:https://high-performer.jp/
運営会社 | INTLOOP株式会社 |
主な福利厚生 | ・フリーランス向け福利厚生『fukurint』加入で様々な特典を受けられる (例) 税務相談サービスやFP相談サービスの初回無料や割引 レストランや宿泊施設の割引やサービス スポーツジムの割引 ・税理士紹介サービス |
公式ページより引用
ハイパフォコンサルは、フリーランスコンサルタント専門の案件紹介サービスです。
ハイパフォコンサルの大きな特徴は、以下の3点です。
- 直請案件・上場企業案件多数で高単価
- コンサル領域でトップクラスの実績
- 業界でも最速級の翌月15日払い
特徴①:直請案件・上場企業案件多数で高単価
ハイパフォコンサルは直請案件が豊富で、上場企業案件も多く保有しています。
2023年8月の段階では、最高の月給は210万円に達しています。月額単価180万円以上の案件も多くありました。
その他完全リモートの案件も多数あるので、ぜひ一度案件を見てみることをおすすめします。
(※数値は2023年8月調査時点。公式サイトの公開案件より算出)
特徴②:コンサル領域でトップクラスの実績
ハイパフォコンサルは、サービス開始から18年目を迎える、業界で最も歴史のあるコンサル向けのエージェントです。
コンサル業界での長年の実績が、上場企業やフリーランスからの信頼と高報酬の案件を実現しています
特徴③:業界最速水準の翌月15日払い
ハイパフォコンサルでは、報酬の支払いが月末締め翌月15日払いと、他のエージェントよりも早めに設定されています。
通常のエージェントの場合、振り込みが翌々月になることが多いです。
しかしハイパフォコンサルでは、翌月15日に支払われるため、独立直後でも資金繰りに悩まずに仕事ができるでしょう。
こんな人におすすめ
- 収入を上げたいコンサルタント
- 時間や場所に捉われない働き方をしたい
- スキルや市場価値を上げたい
Salesforceの業務委託案件例と単価相場は?
Salesforceの業務委託案件例にはどんな案件があって、報酬の相場がどれくらいなのかを確認していきます。
実際にSalesforceの業務委託案件例をいくつかピックアップして紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
※今回紹介する案件は募集を終了している可能性もあります。最新の案件例が見たい人はエージェントに登録したうえで、詳細を確認してみましょう。
案件例①
月額単価 700,000円/月 職務内容 ・Salesforce導入支援に携わっていただきます。
・スキルに応じて要件定義からテストまでをご担当いただきます。求めるスキル ・Salesforceを用いた開発経験 案件URL 【Salesforce】Salesforce導入支援の求人・案件
(2024年08月23日 現在)
案件例②
月額単価 650,000円/月 職務内容 ・salesforceでのシステム保守に携わっていただきます。
・主に調整メインの業務をご担当いただきます。求めるスキル ・Salesforce開発経験
・ベンダーコントロール経験歓迎スキル・Salesforceにおける中/大規模開発案件経験案件URL 【PMO/Salesforce】CRMシステム保守の求人・案件
(2024年08月23日 現在)
上記の案件はあくまでも一例なので、自分のスキルに合わせて案件を探してみてください。
業務委託契約の主な種類
業務委託契約は仕事を発注したい企業と、仕事を受注したい個人が連携し合い、仕事の完成を目指します。
スムーズに仕事を進めるためにも、契約前に仕事内容や報酬、納期などをすり合わせることが大切です。
契約方法には、いくつかの種類があります。
- 準委任契約
- 請負契約
- 委任契約
準委任契約
準委任契約とは、事務処理など事実行為を委託する契約のことです。
業務委託契約において主流の契約方法に当たります。
準委任契約は時給や月給で支払われることが一般的です。
メリット
準委任契約は、成果物のクオリティや納品の有無にかかわらず報酬が発生します。
いつ頃に報酬が入ってくるのか、見通しを立てやすいので、契約中の収入が安定しやすい点が魅力です。
デメリット
準委任契約では基本的にシフトで稼働するため、あまり自由に時間を管理できない点がデメリットです。
業務の進め方もある程度クライアントに管理されるので、業務を遂行できているかどうかを定期的に報告しなければなりません。
またクライアントに仕事ぶりが評価されなければ、途中で契約を終了されてしまう恐れもあります。
請負契約
請負契約とは、成果物を完成させて納品する義務を負う契約のことです。
納品物を完成させてから、報酬を受け取れる流れになります。
メリット
準委任契約に比べると、成果物を納品できれば、比較的自由に時間を管理できます。
基本的には、クライアントに働く場所や時間などを報告しなくても問題ありません。
本人のスキルレベルの高さにより、仕事の受注継続が決まります。
デメリット
クライアントが納得する成果物を納品できなければ、報酬を支払ってもらえないリスクがあります。
完成までの修正対応に追われてしまうなど、作業終了までにある程度の時間がかかることも。
手直しが多い案件では、時給換算したときに最低ラインを下回ってしまう恐れがあります。
委任契約
委託契約とは、法律行為を委託する契約のことです。
基本的には納品物の成果に関わらず、報酬を支払う義務が出てきます。
一例として確定申告を税理士に委任することがあげられるでしょう。
Salesforceの業務委託で働くメリット
Salesforceの業務委託で働くと、以下のようなメリットがあります。
- 自分の好きな仕事に集中できる
- 努力次第で収入アップが可能
- 自分で業務時間を決められる
- 人間関係のストレスから解放される
自分の好きな仕事に集中できる
業務委託の働き方は、スキルアップを目指したい分野の仕事に挑戦できます。
会社に勤務する働き方の場合、自分があまり興味のない分野でも、仕事を引き受けなけれなければなりません。
業務委託で好きな仕事を受注できると、仕事のモチベーションを向上させる効果があります。
努力次第で収入アップが可能
Salesforceの業務委託は、自分の努力次第で大幅な収入アップを目指せます。
会社に勤務する場合、成果が給料に反映されない不満を感じることもあるかもしれません。
業務委託なら、成果を出している実績を踏まえて、価格交渉で単価を上げてもらうことが可能です。
自分で業務時間を決められる
Salesforceの業務委託は、請負契約の場合、基本的に働く時間を自由に設定できます。
準委任契約でも、会社員と比べると自由度が高いので、稼働日時を調整しやすいメリットがあるでしょう。
自分でスケジュール管理をすれば「早朝から昼まで働く」「夜を中心に働く」など、好きなタイミングで仕事に取りかかれます。
人間関係のストレスから解放される
Salesforceの業務委託は、固定の会社や人間関係に縛られないメリットがあります。
多くの方にとって、仕事の人間関係は頭を悩ませる要因のひとつではないでしょうか。
業務委託の仕事は、基本的にクライアントと関係性が対等です。
担当者が合わないときは別の企業と取引して案件を受注するなど、柔軟に対応しやすい魅力があります。
Salesforceの業務委託で働くデメリット
業務委託の働き方にもデメリットはあります。
具体的な内容は、以下のとおりです。
- 労働基準法が適用されなくなる
- 福利厚生が受けられない
- 仕事のトラブルはすべて自己責任
労働基準法が適用されなくなる
業務委託の働き方は、基本的に労働基準法が適用されません。
作業量が多い時期だと、深夜や早朝まで10時間以上働いたとしても、すべて自己責任の扱いです。
また報酬に合わない仕事量を任されることがあっても、自力で対処する必要が出てきます。
福利厚生が受けられない
業務委託の働き方は、会社員のような福利厚生を受けられないことが一般的です。
雇用保険や社会保険が適用されないため、事故や病気が発生したときに備えて、自力で準備しておく必要があります。
仕事のトラブルはすべて自己責任
業務に関してトラブルが発生したときは、基本的に自己責任です。
最悪の場合、裁判になってしまうケースも考えられるため、損害保険などに加入しておく必要があるでしょう。
仕事の打ち切りや報酬の未払いなどが起きたときも、自力で対応を進めていく必要があります。
業務委託契約を結ぶには業務委託契約書が必要
トラブルを未然に予防するためにも、業務を始める前に業務委託契約書を交わすことが重要です。
それぞれの詳細について解説します。
業務委託契約書が必要な理由
「業務委託契約を交わさなくても、業務ができるのでは?」と感じる方もおられるかもしれません。
業務委託契約書が必要な理由には、主に以下の2つの理由があげられます。
- 契約上のトラブルが起きにくくなる
- 万が一のときに証拠として使える
例として給料が未払いのまま音信不通になった場合、相手企業の住所や連絡先がわかっていれば、業務委託契約書を証拠に請求しやすくなります。
裁判を起こしたいときの証拠にもなるので、契約後は必ず手元に印刷して置いておきましょう。
業務委託契約で起きやすいトラブルとは?
業務委託契約に関わるトラブルには、以下のような例があげられます。
- 「成果物に対する度重なる修正を求められたが、報酬が同じでその分時給が低くなってしまった」
- 「契約内容にない業務についても求められたが、報酬の支払いがなかった」
お金のトラブルや仕事の不満が発生すると、業務に影響が出てしまい、仕事のモチベーションも下がってしまいます。
発注側の企業とトラブルになることを想定しておくためにも、業務委託契約書を交わしていないときは「契約書はありますか?」と聞いておくことが重要です。
秘密保持契約を結ぶ場合は秘密保持契約書を取り交わす
業務委託契約書を交わすときは、基本的に秘密保持契約書を一緒に交わすことが一般的です。
- 機密保持契約:契約中に知り得た機密情報や個人情報を、業務遂行以外の用途で第三者に開示しない契約のこと
仕事の情報を家族や友達に話したり、SNSで情報発信したりする行為は禁止されています。
秘密保持契約を守れないと、契約を途中で打ち切られるなど、仕事の信用問題に関わるでしょう。
業務委託契約締結の主な流れ
業務委託契約の締結は、以下の流れで進めていきます。
- 契約内容の詳細について話し合う
- 業務委託契約書を作成する
- 契約書の内容を共有し、認識の相違を確認し合う
- 業務委託契約書を取り交わし、契約完了
それぞれの詳細について見ていきましょう。
①契約内容の詳細について話し合う
業務委託契約書の内容に疑問があるときは、小さなことでも確認しておきましょう。
質問項目として、以下のような内容例があげられます。
- 報酬の支払い日はいつか
- 納品の締め切りはいつか
- 1ヶ月あたりの作業量はどのくらいか
- 最低稼働日数は何日なのか
- 業務量や作業工程はどのくらいか
契約後に関しても、気になる点があるときは、担当者に随時質問を欠かさないようにしてください。
②業務委託契約書を作成する
業務委託契約書は、基本的に仕事を発注する企業側が作成します。
受注側は業務委託契約書を交わすまで、仕事をスタートしないようにご注意ください。
③契約書の内容を共有し、認識の相違がないか確認し合う
業務委託契約書を受け取ったあとは、内容の詳細に関してすべて目を通しておきましょう。
「事前に聞いていた話と違う」という場合、再度企業側に確認しておくことでトラブルを予防できます。
④業務委託契約書を取り交わし、契約完了
内容を確認できて問題がなければ、業務委託契約書にサインを記載します。
取り交わしが終わると無事契約完了です。
業務委託契約書の契約が完了すると、仕事を始められます。
業務委託契約の締結前に確認すべき条件
業務委託契約を締結する前に、再度確認しておきたい条件について解説します。
契約形態は何か
Salesforceの業務委託案件を受注するときは、契約形態を確認しておくことが大切です。
「準委任契約」なのか「請負契約」なのかによって、成果物の完成義務や支払いのタイミングが変わってきます。
業務内容は何か
Salesforceの業務委託案件で気になる内容を見つけたときは、詳細をよく確認しておくことが重要です。
同じ分野の案件でも、案件によって作業の工数や内容が変わってきます。
- 「具体的な仕事内容は、何があるのでしょうか?」
- 「どのくらいの工数や期限を想定されておりますか?」
など、事前に担当者へ確認を入れておくことが大切です。
報酬についての記載はあるか
仕事の途中でお金のトラブルを発生させないためにも、業務委託契約書に書かれた報酬と支払日は、必ず確認しましょう。
報酬の支払い方については、以下のような内容があげられます。
- 時間単価(時給制)
- プロジェクト単位の支払い
端数分についての支払いはあるのか、どのように計算するのかなど、詳細まで確認しておきましょう。
あとから揉めないためにも、遠慮せずにしっかりと質問して、疑問を解消しておくことが重要です。
報酬以外に経費の支払いはあるか
業務委託案件でも、契約する企業によっては経費を支払ってくれるケースがあります。
一例としては「業務に必要な消耗品費」「PCの回線費用や電気代などの経費」があげられます。
稼働時間はどのくらいか
Salesforceの業務委託案件は、基本的な最低稼働日数や時間が決められています。
一例としては週1~3日程度で働ける案件もあれば、週5日稼働する案件もあるでしょう。
最低の稼働日数や時間を確認しておくことで、クライアントとの認識の相違を防げます。
報酬の計算方法が時間制の場合は、稼働時間もしくは精算幅(例:100時間を基準に、90〜110時間の精算幅で◯万円)があるかを確認することが大切です。
稼働時間精算幅外の控除・超過支払いについての記載はあるか
業務委託の案件によっては、稼働時間の精算幅外の「控除」または「超過支払い」の記載があります。
「稼働時間の精算幅より実際の稼働時間が少なかった(もしくは多かった)」場合、報酬の控除または加算があるのかどうかを確認しておきましょう。
報酬の支払日はいつか
業務委託契約書には、報酬の支払日がいつに記載されているのか、必ず確認しておくことが大切です。
月末締めで翌月末支払いの場合もあれば、納品日によっては、再来月の支払いになる可能性もあります。
納品日から検収日までの日にちを確認しておくなど、クライアントと情報共有しておくことが大切です。
契約期間、更新の有無について
業務委託の案件には、基本的に一定の契約期間が決められています。
いつまでの契約期間なのか、期間終了後に更新する条件は何かなど、事前に条件や契約書面の記載を確認しておきましょう。
更新の条件として、規定の期間以内にお互いに解除の申し出がない場合は、自動更新される旨を定めている企業もあります。
損害賠償の記載はあるか
損害賠償の内容としては、情報漏洩や著作権の侵害、秘密保持契約違反などがあげられます。
最悪の場合は、企業から損害賠償を請求されることがあるかもしれません。
不利な内容は記載されていないか
業務委託契約書は、すべてに目を通しておき、受注側に不利益な内容が記載されているときは、契約を考え直すことが重要です。
例としては以下の内容があげられます。
- 報酬の振込手数料を負担させられる
- トラブルがあった場合すべて責任を取らなければいけない
上記のような一方的に不利な内容が記載されていないか確認しておきましょう。
少しでも気がかりなことがあれば、遠慮なく企業側に修正を依頼することが大切です。
まとめ
Salesforceにおすすめの案件サイトを始め、業務委託契約を結ぶ流れや注意事項ついて解説しました。
業務委託の働き方は、働く時間や場所を自由に決めやすい魅力があります。
今回紹介したおすすめサイトは下記の通りです。
Salesforceの業務委託案件を受注して、収入アップや自由な働き方を手に入れましょう。
・週4〜の案件が豊富で、週3以内の案件はハイスキル必須。
・大企業の直請案件など、高単価案件が多い。案件受注には実務経験必須。
【エンジニア】ITプロパートナーズ(公式:https://itpropartners.com/)
・開発などを行うSalesforceエンジニアにおすすめ。
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・DX関連のプロジェクトに特化したフリーコンサルエージェント。
・Salesforceコンサル案件を保有
・稼働率50%〜/リモートの案件あり。
【コンサル】ハイパフォコンサル(公式:https://www.high-performer.jp/consultant/)
・Salesforceコンサル案件を保有。稼働率20%〜の案件あり。
・案件紹介開始から20年の実績が豊富なエージェント。
・案件数も業界最多水準で、自分の領域に合った案件を探したい人におすすめ。