COBOLの業務委託は稼げる?単価相場や契約までの流れを解説
個人では受注が難しい、大企業からの穴場案件が募集されていることあり。高単価を狙うなら、他のエージェントと複数登録がおすすめ!
ITプロパートナーズ(https://itpropartners.com/)
リモートで、週1日〜、土日/平日夜稼働OKの直請け案件を探すならここ。幅広い職種で業界最多水準の案件数を保有。
HiPro Tech(https://tech.hipro-job.jp/)
週3日から可能・リモート案件も豊富なエンジニア特化エージェントなら!
エンジニアスタイル(https://engineer-style.jp/)
複数エージェントの求人から希望にあった案件を幅広く探せる案件サイト。
このように思ったことはありませんか?
結論、業務委託のCOBOL案件を探すには、案件サイトに登録して探すのがおすすめです。
この記事では、業務委託のCOBOL案件を探す人におすすめのサイトを紹介します。
業務委託でCOBOLの案件を受注したい場合、探し方にはコツがあります。当てずっぽうで多くのサイトを見漁るのは、効率的とは言えません。
案件探しをスムーズに進めるためにも、ぜひご一読ください。
目次 (PRも含まれます)
COBOLの業務委託案件を探す3つの基準
COBOLの業務委託案件を探す際は、下記の3つを基準に探しましょう。
- 自分のスキルに合った案件が多いか
- フルリモート可能な案件があるか
- 高単価な案件が多いか
それぞれの基準について、1つずつ紹介します。
1.自分のスキルに合った案件が多いか
まずは、自分のスキルに合った案件を豊富に扱っているサイトかを見てみましょう。
案件サイトは下記のように、特色や扱う案件のジャンルが異なります。
- プログラミング案件に特化しており、コーダーやエンジニアの案件が豊富
- リモートOKで、稼働が自由
「自分が働こうと思っているジャンルの案件があるか」「自分のスキルや経験を活かせる案件があるか」などをまずはチェックして、案件選びをするサイトを探しましょう。
2.フルリモート可能な案件があるか
COBOL案件には、フルリモートできる案件があるかもチェックしておきましょう。
リモートワークがOKならば、自宅で作業が可能です。
場所の制約がない案件なら、どこでも作業ができるため、プライベートの予定とも両立しやすくなります。
3.高単価な案件が多いか
案件を探すサイトは、高単価の案件が豊富なのか確認しましょう。
大手企業や上場企業は資金に余裕があり、人材への投資が積極的です。そのため、報酬も高い傾向にあります。
登録しているサイトは、大企業の案件が豊富か確認してみましょう。
COBOLの業務委託案件を探せるおすすめサイト4選
業務委託のCOBOL案件を探せるおすすめサイトを4つ紹介します。
- レバテックフリーランス(https://freelance.levtech.jp/) 個人では受注が難しい、大企業からの穴場案件が募集されていることあり。高単価を狙うなら、他のエージェントと複数登録がおすすめ!
- ITプロパートナーズ(公式:https://itpropartners.com/) リモートで、週2〜3日稼働OKの直請け案件を探すならここ。エンジニア、デザイナー、マーケターすべての職種で業界最多水準の案件数を保有。
- HiPro Tech(公式:https://tech.hipro-job.jp/)週3日から可能・リモート案件も豊富なエンジニア特化エージェントなら!
- エンジニアスタイル(公式:https://engineer-style.jp/)複数エージェントの求人から希望にあった案件を幅広く探せる案件サイト
それぞれ順番に見ていきましょう。
1.レバテックフリーランス
画像はレバテックフリーランス公式サイトより引用:https://freelance.levtech.jp/
公開求人数
(現在募集中の案件)74995件 (2024年03月27日現在) cobolの
公開求人数883件 (2024年03月27日現在) マージン率 非公開 対応地域 東京・神奈川・埼玉・千葉・大阪・兵庫・京都・愛知・福岡 強み ・週4日~稼働の案件、リモート案件多数
(週3日以内の案件はハイスキルが必要)
・カウンセラーの専門性が高く、幅広く相談に乗ってくれる
・高単価な案件が多い
※公式サイトより引用/算出 (公式:https://freelance.levtech.jp)
レバテックフリーランスの主な特徴としては、以下の3つがあります。
- 業界最高水準の案件単価
- キャリアコンサルタントによる手厚いサポート
- 求人数の多さ
業界最高水準の案件単価
レバテックフリーランスは、高単価案件を数多く取り揃えています。
※2022年9月10日時点 レバテックフリーランス公式サイトより引用(公式:https://freelance.levtech.jp)
レバテックフリーランスは、案件のほとんどが中間業者を挟まない「直請案件」です。
キャリアコンサルタントによる手厚いサポート
※2022年9月10日時点 レバテックフリーランス公式サイトより引用(公式:https://freelance.levtech.jp)
IT人材サービスを多く手掛けるレバテックだからこそ、IT業界に精通したプロのエージェントによるサポートを受けることができます。
求人数の多さ
レバテックフリーランスの求人の多さは業界最多水準で、公開されている案件だけで2,551件ありました。
※2022年9月10日時点 レバテックフリーランス公式サイトより算出(公式:https://freelance.levtech.jp)
他のフリーランスエージェントと比較しても、以下の職種の案件が最も多いです。
- エンジニア
- デザイナー
- マーケター
- コンサル
またレバテックで保有する案件のほとんどは、エージェントから直接案内されなければ見ることができない、「非公開求人」です。
非公開求人の中には、機密性の高い大企業の案件や、条件が良く応募が殺到する可能性が高い案件などが多くあります。
そのため公に公開することはせずに、担当者が直接依頼する形をとるため、非公開の求人が多いです。
レバテックフリーランスの案件例
以下は、レバテックフリーランスの案件例です。
【COBOL】生保業界向け保険ワークフローシステム開発支援の求人・案件
月額単価 500,000円/月 職務内容
・生保業界向けに保険ワークフローシステムの開発支援に携わっていただきます。
・主に下記作業をご担当いただきます。
-テスト用JCLの自動化によるツール整備
-システム連携に伴う事務作業
求めるスキル
・COBOLを用いた開発経験1年以上
【歓迎スキル】
・JCL、Z/OSの使用経験案件URL
【COBOL】生保業界向け保険ワークフローシステム開発支援の求人・案件
(2023年01月12日 現在)
2.ITプロパートナーズ
公開求人数 5768件 (2024年12月01日現在) cobolの
公開求人数2件 (2024年12月01日現在) マージン率 非公開 対応地域 東京・神奈川・埼玉・千葉・大阪・兵庫・京都・愛知・福岡 働き方 週2-3案件、リモート案件多数 公式 https://itpropartners.com/
ITプロパートナーズの主な特徴としては、以下の3つがあります。
- 『直請案件』だからこその高単価
- リモート、週1〜2日から稼働OKの案件多数
- エンジニア、デザイナー、マーケターの案件多数
『直請案件』だからこその高単価
ITプロパートナーズ公式サイトより引用(https://itpropartners.com/)
ITプロパートナーズで取り扱っている案件の単価は、『直請案件』が多く他のエージェントと比較しても高い傾向にあります。
※直請案件とは、間に仲介会社を挟まず、直接クライアントと契約している案件のことを指します。
正直ほとんどのフリーランスエージェントが、マージン率を公開していないため、フリーランスの取り分や、単価がいいのかを事前に知ることが難しいのが現状です。
マージン率が非公開でブラックボックス化しているからこそ、過剰な報酬の中抜きが発生していないITプロパートナーズは魅力的です。
リモート、週1〜2日から稼働OKの案件多数
ITプロパートナーズ公式サイトより引用(公式:https://itpropartners.com/)
ITプロパートナーズの大きな魅力として、週1〜2日から稼働OKの案件が多いという点があります。
他のフリーランスエージェントでは、最低稼働日数は週3・4日〜の案件が一般的で、その多くは常駐案件です。
一方のITプロパートナーズは、リモートの案件も多いので、自身のスタイルに合わせて自由に案件を選べます。
エンジニア、デザイナー、マーケターの案件多数
ITプロパートナーズの公開求人数は、エンジニア・デザイナー・マーケターなど幅広い職種で業界最多水準です。
他のエージェントの場合、以下のような特徴があり、デザイナーやマーケターが仕事を取りにくい状況があります。
- エンジニアだけに特化していて、そもそもデザインやマーケティング関連の仕事を扱っていない
- 案件数が少なかったり、利用可能地域が都市部だけに限定されている
一方のITプロパートナーズでは、エンジニア以外の職種でも案件数が豊富なため、より自分に合った案件を選べる可能性が高いです。
注意:ITプロパートナーズは週1日から稼働可能な案件の紹介が可能なものの、会社員の方への副業は紹介できません。
ITプロパートナーズの案件例
以下は、ITプロパートナーズの案件例です。
月額単価 〜300,000円 職務内容 ■会社概要:生命保険システムの開発・保守
ライフネット生命やプレデンシャルのを顧客としており顧客管理システム開発をされてます。
■業務内容:生命保険システムの開発・保守求めるスキル ■必須スキル:COBOLでの開発、且つ生命保険に関する案件の業務経験
外資生命保険がクライアントとして多く、意見を求められる場が多いため、コミュニケーション能力は見られます。
■尚可スキル:AS400、LIFE/J(生命保険パッケージシステム)での開発経験 ほぼ居ないらしいのでこちらの優先度は低い
■年齢:~45歳くらい
■稼働時期:即日
■最寄り駅:調布(クライアント先)案件URL 【COBOL案件】生命保険に関する開発経験者を募集!!
(2023年12月18日 現在)
3.HiProTech
HiPro Techは、週3日から・リモートで働きたいエンジニア必見のIT・テクノロジー領域に特化したエージェントです。
運営会社 | パーソルキャリア株式会社 |
公開求人数 | 531件 |
マージン率 | 非公開 |
対応地域 | 首都圏中心 |
働き方 | 週3日から稼働OK、リモートOK案件多数 |
公式:https://tech.hipro-job.jp/
※2022年10月10日時点・公式ページより引用/算出
HiPro Techの主な特徴としては、以下の3つがあります。
- リモートOK・週3日からOK案件多数、柔軟な働き方を実現できる
- 高単価案件で、収入アップを目指せる
- 契約後も充実したサポート体制
リモート案件多数・週3日〜可能で柔軟な働き方ができる
HiPro Techでは、リモートOK案件に加え、週3日から稼働OKな案件も多数あります。
エンジニア求人の稼働条件は、「週5日~・常駐勤務」がほとんどなので、時間や場所にとらわれず仕事をしたいと思っても難しいのが現状です。
中間マージンのない直請け案件多数
HiPro Techは、クライアント(受注元)から仲介会社を挟まずに、案件を受注できる「直請け案件」が豊富です。
直請け案件には、中間マージンがない分、より高単価の案件を受注できるメリットがあります。
契約後も充実したサポート体制
HiPro Techは、転職サービス「doda」をはじめとした人材サービスを運営する「パーソルグループ」がサービス提供しています。
HiPro Techでは、そうしたグループ会社の豊富な知見と実績を「サポート体制」に活かしています。
担当者により以下のような一貫したサポートを受けることができます。
- 事前面談
(ご希望条件、現在のご活動状況、将来なりたい姿、現在困っていることなど) - 案件のご紹介
(経験やスキルに親和性のある場合、案件を相談) - クライアント面談
- 契約の締結
(契約から各種手続きまで、フォロー) - 業務開始後のアフターフォロー
事前面談では、IT・テクノロジー領域に特化したエージェントということもあり、専門性の高いものを受けることができます。
4.エンジニアスタイル
画像は「エンジニアスタイル」公式サイトより引用:https://engineer-style.jp
優良エージェントの案件を厳選して掲載しており、大量の案件をまとめて確認できる便利なサイトです。
運営会社 | ボスアーキテクト株式会社 |
公開求人数 | 179,643件 |
特徴 | エンジニア・コンサル・デザイナー・ディレクターなど多様な職種に対応 高単価案件も多数 案件応募で面談するとAmazonギフト券プレゼント |
対応地域 | 主に東京 |
働き方 | リモートワーク、フレックス制度、 週2日〜稼働OKなど様々な案件に対応 |
※2022年10月10日時点・公式サイトより引用/算出
また、2022年10月10日時点で、案件応募で面談するとAmazonギフト券がもらえるキャンペーンも実施しています。終了日時は未定なので、気になる人は早めに登録・応募しておきましょう。
(画像は『エンジニアスタイル』公式サイトより引用(2022年9月10日時点):https://engineer-style.jp )
エンジニアスタイルの特徴は、以下の2つです。
- エージェント200社、17万件超の豊富な案件数
- データが豊富で、案件を探しやすい
エージェント200社、17万件超の豊富な案件数
2022年9月21日現在、エンジニアスタイルではフリーランスエージェント200社に掲載されている17万件以上の案件をチェックできます。
1つのサイトで複数のエージェントの案件が見られるため、登録にかかる時間や手間を省略しながら手軽に幅広く案件を検索できます。
リモートワークやフレックス制度、週2稼働OKなど他のエージェントでは取り扱いの少ない案件も、エンジニアスタイルでは多数掲載されています。
副業・フリーランス・スキルアップ・転職など幅広いニーズに合わせた求人を取り扱っているため、とりあえず登録しておくべきサイトです。
データが豊富で、案件を探しやすい
※エンジニアスタイルから引用 /2022年9月21日時点確認
平均単価の他にも職種別、言語別、フレームワーク別の単価や件数ランキングも全て公開されています。
案件を探す際には、
- 言語・フレームワーク
- 開発スキル
- 職種/業界
- エリア/駅
- 単価
などの基本的な条件はもちろん、以下のこだわり条件についても検索できます。
- 稼働できる時間帯、始業時間
- 職場環境や食堂などの設備
- リモート勤務可能か
- 会社の規模や志向
- トレンド技術を取り入れているか
スキルや条件を詳しく指定できるので、自分に合った案件が探しやすいです。
※エンジニアスタイルより引用 /2022年9月21日時点
会員登録すると登録時の希望条件やスキルなどの情報に合致する案件情報をメールで送ってくれます。
COBOLの業務委託案件例と単価相場は?
COBOLの業務委託案件にはどんな案件があって、報酬の相場がどれくらいなのかを確認していきます。
実際にCOBOLの業務委託案件をいくつかピックアップして紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
※今回紹介する案件は募集を終了している可能性もあります。最新の案件例が見たい人はエージェントに登録したうえで、詳細を確認してみましょう。
案件例①
月額単価 550,000円/月 職務内容 ・生保システムの新商品開発、事務改善開発に携わっていただきます。
・ホスト開発とサーバ開発がございます。
・スキルに応じて主に下記作業をご担当いただきます。
-要件定義
-基本設計、詳細設計
-実装、テスト
-メンバー管理求めるスキル ・下記いずれかを用いた開発経験
-COBOL
-VB
-VB.NET歓迎スキル・生保システムの開発経験
・チームマネジメント経験案件URL 【COBOL】生保システム現行保守及び事務改善の求人・案件
(2024年08月23日 現在)
案件例②
月額単価 650,000円/月 職務内容 ・COBOLを用いた生保向け統合パッケージシステム開発案件に携わっていただきます。
・主に下記作業をご担当いただきます。
-詳細設計
-製造
-保守
-運用求めるスキル ・COBOLを用いた開発経験
・AS/400を用いた開発経験
・Db2の使用経験歓迎スキル・保険の知見
・Life/Jの使用経験案件URL 【COBOL】生保向けパッケージシステム開発の求人・案件
(2024年08月23日 現在)
上記の案件はあくまでも一例なので、自分のスキルに合わせて案件を探してみてください。
業務委託契約の主な種類3つ
業務委託契約とは、クライアントが業務の一部を他企業やフリーランスに委託することです。
下記のような項目に関してお互いに了承したうえで契約をおこないます。
- 報酬
- 納期
- 仕事内容
- 進め方
業務委託契約は、以下の3つに分類できます。
- 準委任契約
- 請負契約
- 委任契約
それぞれの契約を詳しく見ていきましょう。
1.準委任契約
準委任契約は、成果物の作成や事務的な作業を委託し、時給や月給計算で報酬が発生する契約です。
準委任契約を交わすことで、時間内に委託されたCOBOLの業務をこなします。
メリット
準委任契約のメリットは、収入が安定しやすい点です。
成果物の有無にかかわらず、稼働した時間分の報酬が発生します。そのため働いた分だけ収入が安定しやすい点がメリットです。
デメリット
デメリットは、稼働時間の自由度があまり高くない点です。
業務の進め方についても、ある程度はクライアントに管理されます。業務を円滑に行えているかクライアントに報告が必要です。
クライアントに評価されないと、プロジェクトの途中でも契約終了のリスクは充分にあります。
クライアントに価値を提供できているかを常に心がけましょう。
2.請負契約
請負契約は、成果物を完成させて納品する義務を負う契約です。
正社員やアルバイトと異なり、時給ではなく、成果物に対して報酬が支払われる仕組みです。
メリット
請負契約は、働く場所や時間がフレキシブルな点がメリットです。
請負契約では、成果物を完成させて納品することが条件です。そのため働く場所・時間・業務の進め方を報告する義務はありません。
デメリット
請負契約は、納品した成果物の質が低いと、報酬が受け取れない恐れがある点がデメリットです。
修正の依頼や報酬の減額もありえます。最悪の場合、報酬の支払いを拒否されるかもしれません。
どれほど工数がかかっても、受け取れる報酬は変動しない点もデメリットです。
例えば、どう見積もっても最大30時間かかる作業の報酬が3万円だとしたら、時給換算1,000円です。
3,委任契約
委任契約は、法律に関する業務を委託する契約です。
委任契約は法律に関する業務を委託する際に結ぶ契約です。そのため、COBOL案件で契約することはありません。
COBOLの業務委託で働く4つのメリット
COBOLの業務委託で働くメリットは下記の4つが挙げられます。
- 自分の好きな仕事に集中できる
- 努力次第で収入アップが可能
- 自分で業務時間を決められる
- 人間関係のストレスから解放される
それぞれのメリットを順番に見ていきましょう。
1.自分の好きな仕事に集中できる
メリットの1つ目は、自分のやりたい仕事に集中できることです。
業務委託契約では、さまざまな案件から得意な案件や挑戦したい仕事を選べます。
会社に勤めている場合、割り振られた仕事を断ることはほとんどできず、自分の本当にやりたい仕事は担当させてもらえないことがあります。
業務委託契約であれば、好きな仕事に取り組め、ストレスを感じにくい環境で働けます。
2.努力次第で収入アップが可能
2つ目のメリットは、努力しだいで収入が上げられる点です。
会社員の場合、給与体系によっては大きな成果を上げても、給与がまったくアップしないケースがあります。
ところが、業務委託では成果を出せば契約継続につながり、報酬アップを狙えます。
クライアント企業や仕事仲間との人脈を通して、好待遇の仕事に結びつくこともあるかもしれません。
3.自分で業務時間を決められる
自分で業務時間を決められる点もメリットです。
請負契約は働く場所や時間は自由です。
準委任契約でも、稼働のシフトは会社員より柔軟に調整が可能です。
納期に間に合うよう自分で業務時間を決められ、好きな場所と時間で稼働できるのがメリットです。
4.人間関係のストレスから解放される
人間関係のストレスが少なくなる点も大きなメリットです。
会社員の場合、上司や同僚との人間関係に悩む機会があります。
一方、業務委託はクライアントとは雇用関係にはないので、対等な立場で業務を進められます。
もし「担当者が自分とそりが合わない」と感じたときは、クライアントの変更も可能です。
COBOLの業務委託で働く3つのデメリット
業務委託のCOBOL案件には、下記3つのデメリットも存在します。
- 労働基準法が適用されなくなる
- 福利厚生が受けられない
- 仕事のトラブルはすべて自己責任
デメリットを順番に見ていきましょう。
1.労働基準法が適用されなくなる
1つ目のデメリットは、労働基準法が適用されない点です。
業務委託契約は、正社員やアルバイトのような雇用形態ではありません。
労働量や報酬に関して、法律の保護が手厚いとは言えません。
最低賃金が法律で定められているわけでもなく、業務量に対して安い報酬で受注する恐れもあります。
2.福利厚生が受けられない
福利厚生がない点もデメリットです。
業務委託契約では、会社員のような雇用保険や労災保険などの社会保険の適用はありません。
備えとしてフリーランス用の保険に加入するなど、有事の際は自分の身は自分で守りましょう。
3.仕事のトラブルはすべて自己責任
仕事のトラブルがすべて自己責任になる点が3つ目のデメリットです。
会社員の場合、もしトラブルを起こしてしまっても、会社がある程度責任をとってくれます。しかし、業務委託では自分のバックに会社はいません。
仕事上のトラブルはすべて自己責任です。最悪の場合、企業が受けた損害分の賠償責任を負担することも考えられます。
なお、企業が求めるレベルの納品物を提供できず、納期を守らないと、契約は簡単に切られます。
業務委託契約を結ぶには業務委託契約書が必要
業務委託契約を結ぶとき、欠かせないのが業務委託契約書です。
トラブルを予防し、フリーランスとクライアントの双方を守る書類でもあります。
業務委託契約書が必要な理由
業務委託契約書が必要なのは、主に下記2つの理由からです。
- 契約上のトラブルが起きにくい
- 万が一のときに証拠として使える
業務委託契約書には、報酬や仕事内容が記載されています。
もし十分に仕事に関する取り決めをおこなっていなければ、報酬が少なかったり、想定以上のスキルを求められたりとトラブルが発生する恐れが高まります。
トラブルを防止するためにも、前もって業務委託契約書を作成しておくことが大切です。
万が一の際は、業務委託契約書を証拠として利用できます。
裁判を起こす場合は業務委託契約書の提出が必要になるため、業務委託契約書の作成は自分の身を守るために不可欠です。
業務委託契約で起きやすいトラブルとは
業務委託契約で起きやすいトラブルで、よく挙げられるのが下記のような事例です。
- 成果物に対する複数回の修正を求められたが、報酬が変わらないため、時給が低くなった
- 契約内容にない業務を求められたにもかかわらず、報酬の支払いがない
業務委託契約書のなかで業務内容を決定すれば、上記のようなトラブルを防止し、お互い納得して業務を進められます。
秘密保持契約を結ぶ場合は秘密保持契約書を取り交わす
案件によっては、業務委託契約書とは別で秘密保持契約書を作成することもあります。
秘密保持契約は、契約中に知り得た個人情報や機密情報を、業務の遂行以外の目的で第三者に開示しないことを約束する契約です。
業務委託契約締結の主な流れ4ステップ
業務委託契約の締結の流れは、下記の4ステップです。
- 契約内容の詳細について話し合う
- 業務委託契約書を作成する
- 契約書の内容を共有し、認識の相違を確認し合う
- 業務委託契約書を取り交わし、契約完了
それぞれのステップを解説します。
①契約内容の詳細について話し合う
まず、契約内容の詳細を話し合います。
- 報酬額
- 契約期間
- 業務の範囲
上記の項目に関して、ある程度はっきりと決めておきましょう。
なお、この時点で「業務量や業務の範囲が増える場合は事前にご相談ください」などと言っておくだけでも、後ほど報酬の交渉がしやすくなります。
②業務委託契約書を作成する
話し合った内容をベースに、業務委託契約書を作成します。
作成するのは、業務を委託する側のクライアント企業です。
③契約書の内容を共有し、認識の相違を確認し合う
クライアントが作った業務委託契約書を見て、認識に相違がないか確認します。
この段階で重要な部分をチェックしなければ、契約後にトラブルが発生するリスクが高まります。些細なことでも、気になった箇所は遠慮せず確認を取りましょう。
④業務委託契約書を取り交わし、契約完了
お互いが合意した契約内容を明記した業務委託契約書を取り交わし、契約は完了です。
本来であれば記名捺印が必要です。しかし、近年はクラウド上での電子契約が増えているため、電子捺印で対応が可能な場合もあります。
業務委託契約の締結前に確認すべき10個の条件
業務委託契約の締結前にチェックすべき条件を下記10個紹介します。
- 契約形態は何か
- 業務内容は何か
- 報酬についての記載はあるか
- 報酬以外に経費の支払いはあるか
- 稼働時間はどのくらいか
- 稼働時間精算幅外の控除・超過支払いについての記載はあるか
- 報酬の支払日はいつか
- 契約期間、更新の有無について
- 損害賠償の記載はあるか
- 不利な内容は記載されていないか
それぞれ解説します。
1.契約形態は何か
業務委託契約のなかでも、契約形態は準委任契約か請負契約かを確認します。
契約形態によって働き方や収入の安定性に差異が発生するため、必ずチェックしましょう。
2.業務内容は何か
どのような業務を委託されるのか、業務内容を確認します。
仕事の内容をチェックすれば「想定を超えた業務を依頼され、報酬に釣り合わない仕事量をこなすハメになった」というトラブルを防止できます。
3.報酬についての記載はあるか
業務委託契約書のなかに、下記のような報酬に関する記載があるか必ずチェックしましょう。
- 報酬額
- 支払い方法
- 支払いは時間単価か、プロジェクト単位か
- 報酬の計算方法
報酬に関する記載をチェックしないと、想定より支払い金額が少なかったり支払日が先になったりします。
お金に関することは聞きにくいかもしれませんが、後になればなるほど、聞きにくくなります。
4.報酬以外に経費の支払いはあるか
報酬以外に経費の支払いがあるかもチェックしておきたい点です。
確認すべきポイントとしては、下記が挙げられます。
- 業務に必要な消耗品やPCの回線費用
- 交通費などの経費が報酬に含まれているか、もしくは別支払いか
上記のような項目が決められていないと、後々トラブルになりかねません。見逃さないようにしましょう。
5.稼働時間はどのくらいか
稼働時間もチェックが必須です。
案件によっては「最低週2日稼働」のように時間が決まっているケースがあります。
なお契約によって精算幅が定められていることがあるので、併せてチェックしましょう。
予定管理のためにも必要となる項目なので、確認しておきましょう。
6.稼働時間精算幅外の控除・超過支払いについての記載はあるか
稼働時間の精算幅が設けられている場合は、報酬の控除もしくは超過支払いがあるのかをチェックします。
実際の稼働時間が精算幅より少ない場合は報酬が差し引かれ、稼働時間が多かった場合は報酬が加算される仕組みです。
「業務時間外も働いたのに、その分の報酬が受け取れなかった」というトラブルを防ぐため、特に慎重にチェックしましょう。
7.報酬の支払日はいつか
報酬の支払日は、クライアント企業によって異なります。報酬の支払日がいつなのか確認しましょう。
請負契約の場合は、納品してから検収完了まで報酬が支払われない場合があります。
気になる場合は、納品から検収の期間についても、あわせて確認しておきましょう。
8.契約期間、更新の有無について
業務委託契約の契約期間や、契約終了後の更新の有無をチェックしておきましょう。
なお、更新する際の条件として「規定の期間内でお互いに契約の解除を申し出ない場合、自動更新される」と決めている企業もあります。
9.損害賠償の記載はあるか
業務委託契約を結ぶうえで注意したいのが、損害賠償問題です。
もし、下記のようなことが原因でクライアントが損害を被った場合、クライアントから損害賠償を請求されることがあります。
- 著作権の侵害
- 情報漏洩
- 秘密保持契約の違反
クライアントに損害を与えないように仕事をすることは大前提です。しかし、万が一に備えて損害賠償の記載があるときは、入念に確認しましょう。
特に損害賠償が及ぶ期間や請求される条件については、漏れがないように確認をおこないましょう。
後で莫大な金額の請求をされて慌てないためにも、契約の時点で不安を潰しておくことが大切です。
10.不利な内容は記載されていないか
業務委託のCOBOL案件で働くフリーランスに対し、明らかに不利な内容が業務委託契約書に記載されていることがあります。
下記のような記載がある場合、契約の締結後に気付いても、時すでに遅しです。
- 報酬の振込手数料をフリーランスに負担させる
- 契約の終了後に発生した損害をすべて賠償する
不利な契約は、一度受け入れると自身を苦しめます。上記のような記載があった場合は、修正を依頼しましょう。
どうしてもお互いが納得のいく契約ができそうにない場合、案件の受注自体をお断りしましょう。
まとめ
本記事ではCOBOL案件の受注におすすめの案件サイトと、業務委託契約を結ぶ流れや注意事項について解説しました。
業務委託のCOBOL案件を多く受注し、さらにスキルアップしたい人は、本記事を参考にして案件を獲得を目指しましょう。
個人では受注が難しい、大企業からの穴場案件が募集されていることあり。高単価を狙うなら、他のエージェントと複数登録がおすすめ!
ITプロパートナーズ(公式:https://itpropartners.com/)
リモートで、週1日〜、土日/平日夜稼働OKの直請け案件を探すならここ。幅広い職種で業界最多水準の案件数を保有。
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