AIの業務委託は稼げる?単価相場や契約までの流れを解説
とにかく案件数が豊富なサイト。業界最高水準の高単価案件を揃えています。
ITプロパートナーズ(公式:https://itpropartners.com/)
リモートで、週2~3稼働OKの直請け案件を探すならここ。業界最多水準の案件数を保有。
HiProTech(公式:https://tech.hipro-job.jp/)
柔軟に対応できる高単価な案件が豊富!契約後のサポートも充実しているエージェント。
AIの業務委託案件を探すとき、以下のような悩みを抱いたことはありませんか?
- AIの業務委託案件はどうやって探せばいいんだろう?
- AIの業務委託案件で、高単価な案件やフルリモート可能な案件はどうやって見つけるんだろう?
結論からお伝えすると、AIの業務委託案件を探すときは、フリーランスエージェントの活用がおすすめです。
フリーランスエージェントは種類によって扱う案件が異なるため、複数のサイトに登録するといいでしょう。
本記事では、AIの業務委託案件におすすめの案件サイトを3つご紹介します。
単価相場や業務委託締結までの流れも解説しているので、業務委託で仕事をしたい方はぜひ参考にしてみてください!
目次 (PRも含まれます)
AIの業務委託案件を探す基準
AIの業務委託案件を探す基準は、主に以下の3つです。
- 自分のスキルに合った案件が多いか
- フルリモート可能な案件があるか
- 高単価な案件が多いか
それぞれの基準について詳しく解説します。
自分のスキルに合った案件が多いか
業務委託案件を探す場合は、自分のスキルに合っているか確認しましょう。
登録するフリーランスエージェントによって、扱っている案件の特徴が異なります。
例えば、エンジニア向けの案件を多数取り扱っていたり、高単価な案件を豊富にあったりします。
そのため、業務委託案件を探すときは「自分のスキルに合った案件が多いか」「働きたい業界の案件を取り扱っているか」などをチェックしておきましょう。
フルリモート可能な案件があるか
業務委託案件を探す場合は、フルリモート案件の取り扱いがあるかどうかも確認しておきましょう。
フルリモート案件を獲得できれば好きな場所や時間に業務を進められるため、自由度の高い生活を送れます。
また通勤時間が発生しないため、プライベートの時間を増やすことも可能です。
高単価な案件が多いか
業務委託案件を探す場合は、高単価な案件が多いかチェックしておくと安心です。
高単価な案件を獲得できれば効率よく稼げるため、収入に不安を感じることもないでしょう。
AIの業務委託案件を探せるおすすめサイト3選
ここからは、AIの業務委託案件を探せるおすすめのサイトを3つ紹介します。
とにかく案件数が豊富なサイト。業界最高水準の高単価案件を揃えています。
ITプロパートナーズ(公式:https://itpropartners.com/)
リモートで、週2~3稼働OKの直請け案件を探すならここ。業界最多水準の案件数を保有。
HiProTech(公式:https://tech.hipro-job.jp/)
柔軟に対応できる高単価な案件が豊富!契約後のサポートも充実しているエージェント。
レバテックフリーランス
画像はレバテックフリーランス公式サイトより引用:https://freelance.levtech.jp/
公開求人数
(現在募集中の案件)80252件 (2024年02月04日現在) aiの
公開求人数1016件 (2024年02月04日現在) マージン率 非公開 対応地域 東京・神奈川・埼玉・千葉・大阪・兵庫・京都・愛知・福岡 強み ・週4日~稼働の案件、リモート案件多数
(週3日以内の案件はハイスキルが必要)
・カウンセラーの専門性が高く、幅広く相談に乗ってくれる
・高単価な案件が多い
レバテックフリーランスの主な特徴としては、以下の3つがあります。
- 業界最高水準の案件単価
- キャリアコンサルタントによる手厚いサポート
- 求人数の多さ
業界最高水準の案件単価
レバテックフリーランスは、高単価案件を数多く取り揃えています。
※2022年10月7日時点 レバテックフリーランス公式サイトより引用(公式:https://freelance.levtech.jp)
レバテックフリーランスは、案件のほとんどが他の中間業者を挟まない「直請案件」です。
キャリアコンサルタントによる手厚いサポート
※2022年10月7日時点 レバテックフリーランス公式サイトより引用(公式:https://freelance.levtech.jp)
IT人材サービスを多く手掛けるレバテックだからこそ、IT業界に精通したプロのエージェントによるサポートを受けることができます。
求人数の多さ
レバテックフリーランスの求人の多さは業界最多水準です。
他のフリーランスエージェントと比較しても、以下の職種の案件が最も多いです。
- エンジニア
- デザイナー
- マーケター
- コンサル
またレバテックで保有する案件のほとんどは、エージェントから直接案内されなければ見ることができない、「非公開求人」です。
非公開求人の中には、機密性の高い大企業の案件や、条件が良く応募が殺到する可能性が高い案件などが多くあります。
そのため公に公開することはせずに、担当者が直接依頼する形をとるため、非公開の求人が多いです。
レバテックフリーランスの案件例
月額単価 800,000円/月 職務内容 ・主に下記業務をお任せいたします。
-kintoneを用いたシステム開発
-JavaScriptを用いたフロントエンド開発
-Pythonを用いたバックエンド開発
※担当範囲は、スキルや経験および進捗状況により変動いたします。求めるスキル ・エンジニアとしての開発実務経験5年以上
・JavaScriptを用いた開発経験2年以上
・バックエンドの開発経験歓迎スキル・kintoneを用いた経験
・jQueryを用いた開発経験
・Pythonを用いた開発経験
・AWSの知見案件URL 【kintone/JavaScript】AIマーケティングシステム開発の求人・案件
(2024年08月23日 現在)
ITプロパートナーズ
公開求人数 5014件 (2024年08月23日現在) AIの
公開求人数854件 (2024年08月23日現在) マージン率 非公開 対応地域 東京・神奈川・埼玉・千葉・大阪・兵庫・京都・愛知・福岡 働き方 週2-3案件、リモート案件多数 公式 https://itpropartners.com/
ITプロパートナーズの主な特徴としては、以下の3つがあります。
- 『直請案件』だからこその高単価
- リモート、週1〜2日から稼働OKの案件多数
- エンジニア、デザイナー、マーケターの案件多数
『直請案件』だからこその高単価
ITプロパートナーズ公式サイトより引用(https://itpropartners.com/)
ITプロパートナーズで取り扱っている案件の単価は、『直請案件』が多く他のエージェントと比較しても高い傾向にあります。
※直請案件とは、間に他の仲介会社を挟まず、直接クライアントと契約している案件のことを指します。
正直ほとんどのフリーランスエージェントが、マージン率を公開していないため、フリーランスの取り分や、単価がいいのかを事前に知ることが難しいのが現状です。
マージン率が非公開でブラックボックス化しているからこそ、過剰な報酬の中抜きが発生していないITプロパートナーズは魅力的です。
リモート、週1〜2日から稼働OKの案件多数
ITプロパートナーズ公式サイトより引用(公式:https://itpropartners.com/)
ITプロパートナーズの大きな魅力として、週1〜2日から稼働OKの案件が多いという点があります。
他のフリーランスエージェントでは、最低稼働日数は週3・4日〜の案件が一般的で、その多くは常駐案件です。
一方のITプロパートナーズは、リモートの案件も多いので、自身のスタイルに合わせて自由に案件を選べます。
エンジニア、デザイナー、マーケターの案件多数
ITプロパートナーズの公開求人数は、エンジニア・デザイナー・マーケターなど幅広い職種で業界最多水準です。
他のエージェントの場合、以下のような特徴があり、デザイナーやマーケターが仕事を取りにくい状況があります。
- エンジニアだけに特化していて、そもそもデザインやマーケティング関連の仕事を扱っていない
- 案件数が少なかったり、利用可能地域が都市部だけに限定されている
一方のITプロパートナーズでは、エンジニア以外の職種でも案件数が豊富なため、より自分に合った案件を選べる可能性が高いです。
ITプロパートナーズの案件例
月額単価 〜400,000円(週3日) 職務内容 ■ミッション
【募集背景】
受託開発や、金融系自社開発を展開されている企業様からの募集です。
【想定業務内容】
Azure Open AI ,Chat GPT4を利用した開発要件定義、開発実装をお願いしたく思っております。
クライアントに依頼されているChatGPT4を利用した自社プロダクト開発に参画いただきます。
<具体>
・Azure Open AI,Chat GPT 4を利用した自社開発の仕様検討、実装業務
・クライアントと直接やり取り(オンラインミーティング、Slackでのやり取り)
・MTG頻度とMTG実施の時間帯(毎週火曜13:00〜別途適宜実施)
【使用技術詳細】
・Ruby on rails,React.js,AWS
・docker
・Azure(これから契約の為、若干の時間はかかると想定)
・ChatGPT4
【組織/チーム構成】
正社員数名、副業社員10名以上(PJ毎に変動)
クライアント側のディレクター,エンジニア数名求めるスキル ■必須スキル:
・ChatGPTを利用したプロダクト開発経験
・Azure上でAzure Open AIのコンソールを利用した開発経験
・プロンプトの設計経験
・毎週火曜13:00の定例MTG参加可能な方
■求める人物像:
能動的にコミュニケーションを取りながら開発をすすめられる方。案件URL 【Ruby on Rails/MicrosoftAzure】プロダクト開発におけるAIエンジニアの案件・求人
(2024年08月23日 現在)
注意:ITプロパートナーズは週1日から稼働可能な案件の紹介が可能なものの、会社員の方への副業は紹介できません。
HiProTech
HiPro Techは、週3日から・リモートで働きたいエンジニア必見のIT・テクノロジー領域に特化したエージェントです。
運営会社 | パーソルキャリア株式会社 |
公開求人数 | 541件 |
マージン率 | 非公開 |
対応地域 | 首都圏中心 |
働き方 | 週3日から稼働OK、リモートOK案件多数 |
公式:https://tech.hipro-job.jp/
※2022年10月24日時点・公式ページより引用/算出
HiPro Techの主な特徴としては、以下の3つがあります。
- リモートOK・週3日からOK案件多数、柔軟な働き方を実現できる
- 高単価案件で、収入アップを目指せる
- 契約後も充実したサポート体制
リモート案件多数・週3日〜可能で柔軟な働き方ができる
HiPro Techでは、リモートOK案件に加え、週3日から稼働OKな案件も多数あります。
エンジニア求人の稼働条件は、「週5日~・常駐勤務」がほとんどなので、時間や場所にとらわれず仕事をしたいと思っても難しいのが現状です。
中間マージンのない直請け案件多数
HiPro Techは、クライアント(受注元)から他の仲介会社を挟まずに、案件を受注できる「直請け案件」が豊富です。
直請け案件には、中間マージンがない分、より高単価の案件を受注できるメリットがあります。
契約後も充実したサポート体制
HiPro Techは、転職サービス「doda」をはじめとした人材サービスを運営する「パーソルグループ」がサービス提供しています。
HiPro Techでは、そうしたグループ会社の豊富な知見と実績を「サポート体制」に活かしています。
担当者により以下のような一貫したサポートを受けることができます。
- 事前面談
(ご希望条件、現在のご活動状況、将来なりたい姿、現在困っていることなど) - 案件のご紹介
(経験やスキルに親和性のある場合、案件を相談) - クライアント面談
- 契約の締結
(契約から各種手続きまで、フォロー) - 業務開始後のアフターフォロー
事前面談では、IT・テクノロジー領域に特化したエージェントということもあり、専門性の高いものを受けることができます。
AIの業務委託案件例と単価相場は?
AIの業務委託案件にはどんな案件があって、報酬の相場がどれくらいなのかを確認していきます。
実際にAIの業務委託案件をいくつかピックアップして紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
※今回紹介する案件は募集を終了している可能性もあります。最新の案件例が見たい人はエージェントに登録したうえで、詳細を確認してみましょう。
案件例①
月額単価 900,000円/月 職務内容 ・タクシー配車サービスAI開発において、
下記をご担当いただきます。
‐機械学習(特にDNN)モデル実装、検証
-データ収集計画、PoC遂行
-モデル、PoC関連ドキュメント作成
-API設計、実装、検証
-サービスPoC計画、検証
-AIバックエンド設計、実装、検証
※スキルよって変動します。求めるスキル ・PythonおよびDjangoを用いた開発経験2年以上
・下記を独力で対応した経験または技量
‐機械学習モデルの提案、構築、デプロイ、改善
・Bigqueryを用いた分析業務2年以上
・SQLを用いたDB対応経験2年以上歓迎スキル・scikit-leanやTensowFlowなどの機械学習ライブラリをPythonで利用し
サービスに組み込んでリリースおよび運用した経験
・新しい機械学習に関する論文を読み、実装に落としこんだ経験
・教師あり学習以外の強化学習の経験
・AWSまたはGCPを用いたインフラの構築経験
・BIツールを使用したデータ可視化の経験案件URL 【Python】タクシー配車サービス向けAI開発の求人・案件
(2024年08月23日 現在)
案件例②
月額単価 750,000円/月 職務内容 ・AWSを用いて、エネルギー系AI分析用サーバのインフラ構築を行っていただきます。
・主に、AWS上にAI分析用サーバの設計と構築のご担当をお願いします。
(OSはRHEL)求めるスキル ・Linuxサーバオペレーション
・AWS(EC2、S3等)の設計/構築経験
※1人称で対応できる方歓迎スキル・ウイルス対策ソフト(ServerProtect)
・システム監視(Zabbix)
・ジョブ管理(Hinemos)案件URL 【AWS/フルリモート】エネルギー系AI分析用サーバインフラ構の求人・案件
(2024年08月23日 現在)
上記の案件はあくまでも一例なので、自分のスキルに合わせて案件を探してみてください。
業務委託契約の主な種類
業務委託契約とは、企業内で行っている業務の一部を、他の企業や個人に依頼する契約形態のことです。
なお、業務委託契約は主に以下の3種類があります。
- 準委任契約
- 請負契約
- 委任契約
ここでは、業務委託契約の詳細について見ていきましょう。
準委任契約
準委任契約とは、事務処理など事実行為を委託する契約のことです。
報酬は稼働時間に応じて支払われるため、時給や月給で計算します。
メリット
準委任契約のメリットは、収入が安定しやすいことです。
成果物の納品に関わらず報酬が発生するので、契約中の収入が安定しやすいでしょう。
デメリット
準委任契約のデメリットは、稼働時間や業務の幅に制限があることです。
定期的な報告義務があるため、請負契約ほど自由に時間を管理できません。
また、クライアントによって業務の進め方も異なるため、臨機応変に対応する力も必要です。
請負契約
請負契約とは、成果物を完成させて納品することで報酬を得られる契約のことです。
報酬は働いた時間に関係なく、成果物に対して支払われます。
メリット
請負契約のメリットは、好きな時間や場所で働けることです。
成果物を期限内に提出できれば問題ないため、働く場所や時間は自由に決められます。
デメリット
請負契約のデメリットは、クライアントが納得する成果物を納品できなければ報酬がもらえないことです。
例えば、クライアントが「思っていたよりもクオリティが低い」と感じれば、納品しても報酬が支払われないケースもあります。
また、作業時間や工程が増えても、もらえる報酬に変化は生じない場合も珍しくありません。
委任契約
委任契約とは、法律行為を委託する際に結ぶ契約のことです。
例えば、弁護士に裁判を依頼したり、税理士に確定申告をお願いしたりする場合が該当します。
そのため、AIの業務委託案件の場合、委託契約を結ぶことはありません。
AIの業務委託で働くメリット
AIの業務委託で働くメリットは、主に以下の4つです。
- 自分の好きな仕事に集中できる
- 努力次第で収入アップが可能
- 自分で業務時間を決められる
- 人間関係のストレスから解放される
それぞれのメリットについて見ていきましょう。
自分の好きな仕事に集中できる
AIの業務委託で働くメリット1つ目は、自分の好きな仕事に集中できることです。
業務委託では多くの案件の中から、自分のスキルに合った案件や得意な案件を選べます。
努力次第で収入アップが可能
AIの業務委託で働くメリット2つ目は、努力次第で収入をアップできることです。
会社員の場合、給料を上げることはなかなか困難だと感じる人も多いでしょう。
しかし、業務委託であれば成果を上げることで報酬アップも見込めるため、会社員よりも収入を上げやすくなっています。
自分で業務時間を決められる
AIの業務委託で働くメリット3つ目は、自分で業務時間を決められることです。
案件によっては勤務地や稼働時間を自由に選べるため、好きなときに業務を遂行できます。
人間関係のストレスから解放される
AIの業務委託で働くメリット4つ目は、人間関係のストレスから解放されることです。
業務委託の場合、案件が変わればクライアントも変化します。
そのため、合わないと感じるクライアントに出会ったとしても、他の案件に変われば良い出会いが見つかるかもしれません。
AIの業務委託で働くデメリット
AIの業務委託で働くデメリットは、主に以下の3つです。
- 労働基準法が適用されなくなる
- 福利厚生が受けられない
- 仕事のトラブルはすべて自己責任
それぞれのデメリットについて詳しく解説します。
労働基準法が適用されなくなる
AIの業務委託で働くデメリット1つ目は、労働基準法が適用されなくなることです。
例えば、会社員の場合、労働時間は「1日8時間、週40時間」と法律で決まっています。
しかし、業務委託の場合は労働基準法が適用されないため、労働時間に決まりはありません。
福利厚生が受けられない
AIの業務委託で働くデメリット2つ目は、福利厚生が受けられないことです。
業務委託契約の場合、雇用保険や労災保険といった社会保険が適用されません。
仕事のトラブルはすべて自己責任
AIの業務委託で働くデメリット3つ目は、仕事のトラブルがすべて自己責任になることです。
例えば、成果物のクオリティが低ければ契約を打ち切られたり、報酬が支払われなかったりといったトラブルも生じます。
他にも、クライアントが何らかの損害を受けた場合は、損害賠償金を請求される可能性もあるのです。
業務委託契約を結ぶには業務委託契約書が必要
業務委託契約を結ぶ際は、業務委託契約書が必要です。
トラブルを未然に防ぐためにも、忘れず取り交わすようにしましょう。
ここでは、業務委託契約書について解説します。
業務委託契約書が必要な理由
業務委託契約書が必要な理由は、主に以下の2つです。
- 契約中のトラブルを未然に防ぐため
- 万が一トラブルが生じたとき、証拠として提出するため
業務委託契約書には、業務内容や報酬などについて記載されています。
そのため、契約前に業務委託契約書を作成しておき、契約内容に問題がないか細かく確認しておかなければいけません。
なお、トラブルによって裁判に発展した場合は、業務委託契約書の提出が求められます。
つまり、業務委託契約書は自分の身を守るため必須アイテムといえるでしょう。
業務委託契約で起きやすいトラブルとは?
業務委託契約で起きやすいトラブルは、主に以下のとおりです。
- 成果物に対する度重なる修正を求められたが、報酬が同じでその分時給が低くなってしまった
- 契約内容にない業務についても求められたが、報酬の支払いがなかった
業務委託契約書に業務に関する詳細を記載しておけば、上記のトラブルを未然に防げます。
秘密保持契約を結ぶ場合は秘密保持契約書を取り交わす
案件やクライアントによっては、秘密保持契約書を取り交わすこともあります。
秘密保持契約とは、業務中に知り得た機密情報や個人情報を外部に漏らさないという契約のことです。
秘密保持契約を結ぶ場合は、秘密保持契約書の取り交わしを行っておきましょう。
業務委託契約締結の主な流れ
業務委託契約を締結する際の流れは以下のとおりです。
- 契約内容の詳細について話し合う
- 業務委託契約書を作成する
- 契約書の内容を共有し、認識の相違を確認し合う
- 業務委託契約書を取り交わし、契約完了
それぞれの工程について詳しく解説します。
①契約内容の詳細について話し合う
まず、契約内容の詳細について話し合いを行いましょう。
- 契約期間
- 業務範囲
- 報酬額
- 支払い方法やタイミング
上記のような内容を詳しく決めておくことで、トラブルを未然に防げます。
②業務委託契約書を作成する
話し合った内容をもとに、業務委託契約書を作成しましょう。
基本的に業務委託契約書の作成は、クライアントである企業が担当します。
③契約書の内容を共有し、認識の相違を確認し合う
企業が作成した業務委託契約書の内容をチェックし、お互いに相違がないかを確認します。
このとき「話し合いをしたから大丈夫」と過信せずに、契約書の隅々までチェックしておきましょう。
④業務委託契約書を取り交わし、契約完了
お互いの納得が得られれば、業務委託契約書を取り交わして契約完了です。
業務委託契約の締結前に確認すべき条件
業務委託契約の締結前に確認すべき条件は、以下のとおりです。
- 契約形態は何か
- 業務内容は何か
- 報酬についての記載はあるか
- 報酬以外に経費の支払いはあるか
- 稼働時間はどれくらいか
- 稼働時間精算幅外の控除・超過支払いについての記載はあるか
- 報酬の支払い日はいつか
- 契約期間。更新の有無について
- 損害賠償の記載はあるか
- 不利な内容は記載されていないか
それぞれの条件について解説します。
契約形態は何か
業務委託契約を結ぶ場合は、準委任契約や請負契約のどちらに該当するか確認しておきましょう。
契約形態によって報酬や働き方に違いがあるため、事前にチェックしておくことが大切です。
業務内容は何か
業務委託契約を結ぶときは、どのような業務内容を委託されるか確認します。
事前に業務内容を把握しておけば、「想定外の業務を任された」などのトラブルを回避できます。
報酬についての記載はあるか
業務委託契約を結ぶ場合は、報酬についての記載があるかも確認しておきます。
例えば、以下のような項目について明記されているかチェックしておくとトラブルを未然に防げます。
- 報酬額
- 支払い方法
- 時間単価か、プロジェクト単位での報酬か
- 報酬の計算方法
報酬について確認しておかないと想定よりも報酬少なかったり、支払い日になっても報酬が振り込まれなかったりといったトラブルが発生しかねません。
報酬以外に経費の支払いはあるか
業務委託契約を結ぶときは、報酬以外に経費の支払いがあるかどうかも重要な確認項目です。
例えば業務に必要な消耗品やPCの回線費用、電気代などの経費について、報酬に含まれているか別支払いかを確認しましょう。
経費を曖昧にしておくと、後でトラブルに発展することも。
忘れずにチェックしておきましょう。
稼働時間はどのくらいか
業務委託契約を結ぶ場合は、稼働時間も確認しておかなければいけません。
案件によっては最低稼働日数が定められている場合があります。
また、報酬の計算方法が時間制の場合は、稼働時間もしくは精算幅(例:100時間を基準に、90〜110時間の精算幅で◯万円)で定められているケースもあるため、併せて確認しておきましょう。
稼働時間精算幅外の控除・超過支払いについての記載はあるか
稼働時間の精算幅が設けられている場合は、報酬の控除もしくは超過支払いの有無を確認します。
実際の稼働時間が精算幅より少なかった場合、その分の報酬が差し引かれる仕組みです。
反対に、稼働時間が精算幅よりも多ければ加算されます。
「勤務時間外も働いたのに、報酬に反映されていない」というトラブルを防ぐためにも、事前にチェックしておきましょう。
報酬の支払日はいつか
業務委託契約を結ぶ場合は、報酬の支払い日も確認しておくことが大切です。
特に、請負契約の場合、成果物を納品した後に検収が行われるため、タイミングが悪ければ報酬の支払いが翌月に持ち越されます。
そのため、検収にかかる時間も確認しておけば、支払い日で悩む心配もないでしょう。
契約期間、更新の有無について
業務委託契約を結ぶ場合は契約期間がいつまでなのか、期間終了後に更新する条件は何かを確認しましょう。
案件によっては定められた期間内に契約解除の申し出がないと、自動で契約更新されることもあります。
損害賠償の記載はあるか
業務委託契約を結ぶ場合は、損害賠償の記載についても確認しておきましょう。
万が一損害を全額賠償しなければならなくなった場合、数百万円に及ぶケースもあります。
具体的には、下記のような損害が一例です。
- 情報漏洩
- 著作権の侵害
- 秘密保持契約違反
また「損害賠償が及ぶ期間」も確認しておくこと、トラブルが生じたときに対処しやすくなります。
不利な内容は記載されていないか
業務委託契約を結ぶ場合は、不利な内容が記載されていないかもチェックしておきましょう。
たとえば報酬の振込手数料を負担させられたり、トラブルがあった場合すべて責任を取らなければならなかったりするなどです。
契約を締結した後に条件に気付いて修正を依頼しても、拒否される可能性があります。
そのため事前に契約内容を隅々まで確認しておき、納得したうえで契約することが大切です。
まとめ
今回はAIの業務委託案件を探す際におすすめの案件サイトや、業務委託契約を結ぶ流れ、注意事項ついて解説しました。
また、業務委託契約を結ぶ場合は契約内容をよく確認しておき、不利益を被らないように注意してください。
とにかく案件数が豊富なサイト。業界最高水準の高単価案件を揃えています。
ITプロパートナーズ(公式:https://itpropartners.com/)
リモートで、週2~3稼働OKの直請け案件を探すならここ。業界最多水準の案件数を保有。
HiProTech(公式:https://tech.hipro-job.jp/)
柔軟に対応できる高単価な案件が豊富!契約後のサポートも充実しているエージェント。