SAPコンサルのフリーランスになるには?必要なスキルや単価相場などを解説
・IT・業務コンサルが特に強いエージェント。
・SAPの案件も保有
・勉強会や研修も開催しているので、フリーランスでもスキルアップが可能。
【第2位】ProConnect(公式:https://pro-connect.jp/ )
・IT・PMO・SAPコンサルなど、幅広い領域の案件を扱うエージェント。
・高単価なプライム案件・稼働率20%〜・リモート可の案件あり。
・友人紹介で最大60万円もらえるキャンペーン実施中!
【第3位】foRPro(公式:https://for-professional.jp/ )
・DX関連のプロジェクトに特化したエージェント。
・案件数はIT領域のコンサル案件が全体の50%を占める
フリーランスのSAPコンサルとして独立しようと考えている人で、以下のように悩んでいる人はいませんか?
- ファームを退職して起業するので、フリーランスとしてSAPコンサル案件を獲得し、収入の柱にしたい
- 低稼働のプロジェクトで稼いで、自分の事業に注力したい
- フリーのSAPコンサルタントになって年収を上げたい
今回はSAPコンサルとして独立しようと考えている方に向けて、SAPコンサルのフリーランス事情を解説します。
結論、フリーランスになろうと考えている人は、フリーランス向けのエージェントを利用するのがおすすめです。
エージェントを利用することで、企業への営業や面倒な交渉をせずに案件を獲得できます。
この記事では、以下のエージェントをおすすめしています。
- 稼働率20%〜など稼働率の低い案件を探している人
→「ProConnect」 - 稼働率80%以上の案件でがっつり稼ぎたい人
→「ProConnect」「プロフェッショナルハブ」 - 高単価なエージェントに2〜3社登録しておきたい人
→「ProConnect」「プロフェッショナルハブ」「foRPro」
各エージェントによって扱っている案件は異なるので、より理想の案件を見つけるために最低でも2〜3つのエージェントに無料登録して案件を紹介してもらいましょう。
今回紹介するフリーコンサルエージェントの特徴は、以下のとおりです。
(表は左右にスクロールできます)
公式サイト | 稼働率 | リモート可否 | 特徴 | |
プロフェッショナルハブ | https://professional-hub.jp/ | 80~100% | ◯ | ・IT/業務コンサル案件に強い ・月120万円以上の案件が豊富 ・勉強会や研修を開催 |
ProConnect | https://pro-connect.jp/ | 20~100% | ◯ | ・高単価なプライム案件を保有 ・SAP案件が豊富 ・友人紹介で最大60万円もらえるキャンペーン実施中 |
foRPro | https://for-professional.jp/ | 50~100% | ◯ | ・DX関連プロジェクトに特化 ・IT/業務コンサル案件に強い ・月額150万円以上の案件あり |
ハイパフォコンサル | https://www.high-performer.jp/consultant/ | 20~100% | ◯ | ・案件数が業界最多水準 ・案件紹介開始から20年で実績が豊富 ・30~40代の登録者が多い |
POD | https://pod.jp/ | 20~100% | ◯ | ・戦略・ITなど経営課題にフォーカスした案件が豊富 ・目指すキャリアに合った案件紹介をしてくれる |
フリーコンサルBiz | https://www.free-consul.biz/ | 20~100% | ◯ | ・幅広い領域の案件を保有 ・高単価なプライム案件が豊富 |
BTCエージェント | https://freeconsultant.btcagent.jp/ | ~100% | ◯ | ・IT領域に特化 ・PMO/SAP案件も豊富 ・1年以上の長期案件が豊富 |
アビリティクラウド | https://consultant.abilitycrowd.com/ | 20~100% | ◯ | ・高単価なプライム案件が豊富 ・月200万円以上の実績あり ・1年以上の長期案件が豊富 |
表は左右にスクロールできます
※各社公開ページから引用・算出
目次 (PRも含まれます)
- 1 SAPコンサルタントがフリーランス向けの案件紹介サービスを選ぶポイント
- 2 フリーランスSAPコンサルタントにおすすめのエージェント
- 2.1 プロフェッショナルハブ|IT・業務コンサルに強いエージェント
- 2.2 ProConnect(プロコネクト)|IT・業務・戦略・PMO・SAPコンサルなど領域が幅広い
- 2.3 foRPro|高単価な直請案件が豊富なDX関連特化型エージェント
- 2.4 ハイパフォコンサル|実績豊かなコンサル特化型エージェント
- 2.5 POD|IT領域をはじめ幅広い案件がそろう
- 2.6 フリーコンサルBiz|長年のノウハウでフリーコンサルのキャリアを支援
- 2.7 BTCエージェント|サポートが手厚いITコンサル専門エージェント
- 2.8 アビリティクラウド|SAPコンサルの案件が豊富
- 2.9 フリーコンサルタント.jp|地方案件もあり・幅広い業界の案件が見つかる
- 3 SAPの現状と将来性
- 4 SAPコンサルタントの平均年収
- 5 SAPコンサルタントがフリーランスになるメリット
- 6 SAPコンサルタントがフリーランスになるデメリット
- 7 SAPコンサルタントのフリーランスの案件例と単価相場は?
- 8 フリーランスSAPコンサルタントが案件を探す方法
- 9 フリーランスSAPコンサルタントが年収を伸ばす方法
- 10 未経験からフリーランスSAPコンサルタントを目指すには
- 11 まとめ
SAPコンサルタントがフリーランス向けの案件紹介サービスを選ぶポイント
フリーランス向けの案件紹介プラットフォームは数多くありますが、SAPコンサルタント向けの案件を扱うサービスはまだまだ少ないのが実情です。
そこでまずはSAPコンサルタントが自分に合った案件紹介サービスを探すために、チェックしてほしい5つのポイントについて解説します。
- 大企業との取引が多いか
- 単価は高いか
- 稼働日数の調整はできるか
- リモート勤務はできるか
- 福利厚生は整っているか
大企業との取引が多いか
SAPの導入は大規模な工数と費用がかかるプロジェクトです。そのため、SAPの導入・運用などができる大企業が利用しているサービスを選びましょう。
一部のフリーランスエージェントでは大企業からの求人依頼が募集されることもあるので、登録しておけばより多くのSAP案件を紹介してもらえる確率が上がります。
特にエージェントの中でも大手である「ハイパフォコンサル」では大企業との取引も多く、ITコンサルへのサポート実績も多いため、案件が探しやすいです。
単価は高いか
単価の高低を決める要因はさまざまですが、主なものは次の4つです。
- エージェントの手数料(マージン)の割合(低いほど手取りが高い)
- SAPコンサルタントの実績・スキル
- クライアント企業の予算
- 稼働できる時間数(多い方が有利)
エージェントのほとんどはマージン率非公開のため、マージンがかからない直請案件を選ぶのもひとつの方法です。
また、特に単価の高い案件は応募の殺到を避けるため、非公開案件になっているケースもあります。
非公開案件は、エージェントに登録して担当者から直接紹介を受けないと見られません。高単価案件を逃さないためにも、とにかく登録して要望を伝えておきましょう。
稼働日数の調整はできるか
週4日以下など、少ない稼働日数で働きたい場合は、週4以内・週3以内の案件にも対応しているエージェントを選びましょう。
案件の稼働日数はエージェントによって傾向が異なります。「保有案件のほとんどが週5日稼働」というところがあれば、「週3日程度から稼働OK」というところも。
稼働日数の少ない案件は人気が高いため、非公開にしているエージェントも多いです。無料登録のうえ、エージェントに面談して聞いてみることをおすすめします。
リモート勤務ができるか
通勤にかかる交通費や時間、体力を節約したい場合は、フルリモートで参画できる案件を探しましょう。
最近は感染症対策の影響で、リモート勤務で参画できるSAP案件も多いです。ただし「リモート可」と表示されている案件でも、定期的に出社が求められるケース(「一部リモート可」の案件)もあります。
まったく出社しなくてもよい案件を探している場合は、エージェントに「フルリモート勤務可能な案件希望」と伝えておくとよいでしょう。
福利厚生は整っているか
フリーランスエージェントの中には、利用者に税務サポートや事務手続きの代行などのサービスを提供してくれる会社もあります。
中には病気などで働けなくなった場合に見舞金の支給があるなど、会社員並みの補償を提供してくれるケースも。
フリーランスSAPコンサルタントにおすすめのエージェント
フリーランスSAPコンサルタントの案件を獲得するには、エージェントを使うのがおすすめです。
高単価な案件が多く、営業や契約手続きを代行してくれるなどサポートも充実しています。
・IT・業務コンサルが特に強いエージェント。
・SAPの案件も保有
・勉強会や研修も開催しているので、フリーランスでもスキルアップが可能。
【第2位】ProConnect(公式:https://pro-connect.jp/ )
・IT・PMO・SAPコンサルなど、幅広い領域の案件を扱うエージェント。
・高単価なプライム案件・稼働率20%〜・リモート可の案件あり。
・友人紹介で最大60万円もらえるキャンペーン実施中!
【第3位】foRPro(公式:https://for-professional.jp/ )
・DX関連のプロジェクトに特化したエージェント。
・案件数はIT領域のコンサル案件が全体の50%を占める
以下で各エージェントの特徴を詳しく解説します。
プロフェッショナルハブ|IT・業務コンサルに強いエージェント
(引用:公式サイト)
運営会社 | 株式会社エル・ティー・エス リンク |
特徴 | ・東証プライム上場企業が運営 ・IT領域の案件がメイン ・商流が浅い高単価案件が豊富 ・案件提案〜参画中、キャリアアップまでサポート ・稼働率80〜100% |
公式ページより引用
プロフェッショナルハブは、東証プライム上場企業の100%子会社、株式会社エル・ティー・エス リンクが運営しているフリーコンサルエージェントです。
株式会社エル・ティー・エスは、IT業界でのコンサルティングやビジネスサポートを提供している企業です。
その業界に詳しい企業が運営しているエージェントなので、気軽に相談することができます。
特徴
プロフェッショナルハブは、120万円〜/月の高単価案件を多く取り扱っているエージェントです。
スキルや経験が求められますが、単価が高いという利点があります。
一部リモートや原則リモートの案件が多いので、在宅やコワーキングスペースで働きたい人にも適しています。
こんな人におすすめ
プロフェッショナルハブは、コンサルタントとして以下のようなスキルや経験を持っている人におすすめです。
- PM・PMO経験者
- 高いドキュメント作成スキル
- システム構想プロジェクトの経験
ProConnect(プロコネクト)|IT・業務・戦略・PMO・SAPコンサルなど領域が幅広い
ProConnectは、IT・業務・戦略・PMO・SAPなど幅広い領域の案件を保有する、フリーコンサルエージェントです。
運営会社 | 株式会社WorkX |
領域 | ・ITコンサル ・業務コンサル ・戦略コンサル ・SAPコンサル ・PMO |
稼働率 | 20〜100% |
特徴 | ・リモート案件あり ・高単価なプライム案件を保有 ・PMO案件が豊富 ・友人紹介で最大60万円もらえるキャンペーン実施中 |
公式URL | https://pro-connect.jp/ |
公式ページより引用
ProConnectの特徴は、以下の4つです。
- 高単価案件が豊富
- リモートOK、稼働率20%〜の案件があるので、フレキシブルに働ける
- PMO向けの案件多数
- 友人紹介で最大60万円もらえるキャンペーンを実施している
ProConnectの特長は、マージン率が開示されている点にあります。
ほとんどのエージェントがマージン率を公表していないので、いくら中抜きされているのか把握することは困難です。
一方でProConnectはマージン率が8〜15%と決められているため、マージンが高くなりすぎず、高単価の案件を獲得できるケースが多いです。
公式ページより引用
友人紹介で最大60万円もらえるキャンペーンも実施中なので、無料登録してまずは面談をしてみてください。
foRPro|高単価な直請案件が豊富なDX関連特化型エージェント
画像はfoRPro公式サイトから引用:https://for-professional.jp/
運営会社 | 株式会社Regrit Partners |
特徴 | ・DX関連プロジェクトに特化 ・豊富な直請案件 ・100万円以上の高単価案件が多数 ・稼働率50〜100% |
公式ページより引用
foRProは、DX案件に特化したフリーコンサルエージェントです。
DXを導入して企業の競争力を強化し、業務を効率化する企業が増えてきており、その需要は今後も増大すると予測されます。
DX分野での活躍を望んでいる人にとって、最適なエージェントです。
特徴・こんな人におすすめ
foRProは、直請案件を多く取り扱っており、全体的に案件の単価が高めです。
約7割が100万〜200万円の案件で占められており、スキルや経験を最大限に活用して収入を得たい方に最適です。
さらに、流行のDX案件に携わることができるので、将来のキャリア形成にも貢献します。
ハイパフォコンサル|実績豊かなコンサル特化型エージェント
画像はハイパフォコンサル公式サイトより引用:https://high-performer.jp/
運営会社 | INTLOOP株式会社 |
主な福利厚生 | ・フリーランス向け福利厚生『fukurint』加入で様々な特典を受けられる (例) 税務相談サービスやFP相談サービスの初回無料や割引 レストランや宿泊施設の割引やサービス スポーツジムの割引 ・税理士紹介サービス |
公式ページより引用
ハイパフォコンサルは、フリーランスコンサルタント専門の案件紹介サービスです。
ハイパフォコンサルの大きな特徴は、以下の3点です。
- 直請案件・上場企業案件多数で高単価
- コンサル領域でトップクラスの実績
- 業界でも最速級の翌月15日払い
特徴①:直請案件・上場企業案件多数で高単価
ハイパフォコンサルは直請案件が豊富で、上場企業案件も多く保有しています。
2023年8月の段階では、最高の月給は210万円に達しています。月額単価180万円以上の案件も多くありました。
その他完全リモートの案件も多数あるので、ぜひ一度案件を見てみることをおすすめします。
(※数値は2023年8月調査時点。公式サイトの公開案件より算出)
特徴②:コンサル領域でトップクラスの実績
ハイパフォコンサルは、サービス開始から18年目を迎える、業界で最も歴史のあるコンサル向けのエージェントです。
コンサル企業としての豊富な経験が、上場企業やフリーランスからの高評価と高待遇な案件をもたらしています。
特徴③:業界最速水準の翌月15日払い
ハイパフォコンサルでは、報酬の支払いが月末締め翌月15日払いと、他のエージェントよりも早めに設定されています。
通常のエージェントの場合、振り込みが翌々月になることが多いです。
しかしハイパフォコンサルでは、翌月15日に支払われるため、独立直後でも資金繰りに悩まずに仕事ができるでしょう。
こんな人におすすめ
- 収入を上げたいコンサルタント
- 時間や場所に捉われない働き方をしたい
- スキルや市場価値を上げたい
POD|IT領域をはじめ幅広い案件がそろう
画像はPODの公式サイトから引用:https://www.recme.jp/careerhigh/entry/pod
運営会社 | 株式会社ワークスタイルラボ |
取り扱い案件 | ・経営、戦略 ・M&A ・財務会計 ・IT、SAP、DX、インフラ、セキュリティ(約50%はIT系案件) ・マーケティング など |
公式ページより引用
PODは、幅広い領域のコンサル案件を取り扱っているエージェントです。
所有している案件の85%以上が非公開案件なので、まずは登録してキャリア相談をしてみましょう。
PODは、以下のような特徴を持つフリーコンサルエージェントです。
- 大手ファーム出身者によるサポート
- IT領域のコンサル案件が多い
1つずつ解説します。
特徴①大手ファーム出身者によるサポート
PODでは、登録コンサルタントに大手ファーム出身者の担当者がつき、サポートをしてくれます。
コンサルタントの業務や業界に詳しい人が、丁寧にあなたの話を聞いてくれるので、安心して相談できるのが強みです。
あなたの長所や希望するキャリアパスに一致する案件を見つけ出してくれるので、色々と相談してみましょう。
特徴②IT領域のコンサル案件が多い
PODでは、戦略系やM&Aなど幅広い分野のコンサル案件を扱っていますが、約半数がIT領域のコンサル案件です。
ITコンサルを中心に、他のコンサル案件も探す方にはおすすめです!
IT領域のコンサル案件には、以下のようなものがあります。
- SAPや基幹システム導入コンサル
- アプリの設計開発
- 上流工程や要件定義
ITコンサルとして、SAP関連の仕事やプロジェクトの初期段階に関与した経験がある人には特におすすめします。
こんな人におすすめ
PODは、以下のような人におすすめのフリーコンサルエージェントです。
- コンサルファーム出身者(特に外資系戦略や総合系)、30代〜40代前半の若手・中堅レベル
- がっつり参画してたくさん稼ぎたい人
経験者に適した案件がたくさんあり、特に外資系戦略ファームや総合系ファームの出身者に対しては、案件を紹介する頻度が高くなります。
稼働率は80〜100%と高めのものが多い分、単価も高い傾向にあります。
フリーコンサルBiz|長年のノウハウでフリーコンサルのキャリアを支援
画像はフリーコンサルBiz公式サイトから引用:https://www.free-consul.biz/
運営会社 | アクシスコンサルティング株式会社 |
特徴 | ・豊富な直請案件 ・高単価な案件多数 ・フリーランスと正社員両方のキャリアを支援 |
公式ページより引用
フリーコンサルBizは、単価高めの直請案件を多く取り扱っている、フリーコンサルエージェントです。
運営会社として20年以上の人材紹介の実績を誇るアクシスコンサルティングが、独自のネットワークを通じて案件を紹介してくれます。
特徴・こんな人におすすめ
フリーコンサルBizでは、フリーランスと正社員両方のキャリア支援を行っています。
フリーランスになることを考えているファームの方や、フリーランスから正社員に再転職を希望している人におすすめです。
ファームから事業会社へ転職したい人にも適しています。
さまざまな選択の中から、中長期的なキャリアを後押ししてくれる、心強いエージェントです。
BTCエージェント|サポートが手厚いITコンサル専門エージェント
画像はBTCエージェントの公式サイトから引用:https://freeconsultant.btcagent.jp/
運営会社 | 株式会社ビッグツリーテクノロジー&コンサルティング |
主な取り扱い案件 | IT領域のコンサル案件 <エンドユーザーの例> ・金融 ・製造 ・官公庁 ・医療 |
公式ページより引用
BTCエージェントは、IT領域専門のフリーコンサルエージェントです。
コンサルタントとしての経験を持つ人だけでなく、エンジニアからコンサルタントへのキャリアチェンジを希望する人にも案件を紹介しています。
BTCエージェントには、以下のような特徴があります。
- 丁寧なサポートとフォロー
- 案件を通じてスキルアップできる
特徴①丁寧なサポートとフォロー
BTCエージェントは、サポートとフォローの丁寧さが特徴的なフリーコンサルエージェントです。
経験やスキル、そしてキャリアの希望をきちんと理解した上で、専属のコンサルタントが案件のマッチングをしてくれます。
プロジェクトへの参加後も、クライアントからの評価フィードバックが得られるため、自身のスキルを磨くことができます。
フリーランスに初めてなる人でも、確定申告サポートや税理士紹介のサービスが受けられるので、安心感があります。
特徴②案件を通じてスキルアップできる
BTCエージェントは、経験が浅い人でも案件を通じて専門的な技術を身につけられるという点が特徴的です。
特定の領域での実務経験が浅い場合でも、キャリアの希望とマッチすれば案件を紹介してもらえる可能性があります。
まずは担当者としっかりと話し合い、コンサルタントとしての強みを共有しましょう。
こんな人におすすめ
BTCエージェントは、以下のような人におすすめです。
- ITコンサル経験者
- エンジニアからITコンサルに転身したい人
金融や医療業界などのITコンサル案件を多く扱っているので、ITコンサル経験者はMUSTで登録しておきましょう。
また、エンジニアからITコンサルに転身したい人も必見です。
アビリティクラウド|SAPコンサルの案件が豊富
出典:公式ページ
アビリティクラウドは、幅広い領域のコンサル案件を取り扱うフリーコンサルエージェントです。高単価なプライム案件を保有しています。
運営会社 | イグニション・ポイント フォース株式会社 |
領域 | ・ITコンサル ・業務コンサル ・戦略コンサル ・SAPコンサル ・PMO |
稼働率 | 20〜100% |
特徴 | ・SAPコンサルの案件が多い ・高単価なプライム案件が豊富 ・月200万円以上の実績あり ・1年以上の長期案件が豊富 |
公式URL | https://consultant.abilitycrowd.com/ |
公式ページより引用
アビリティクラウドの特徴は、以下の4つです。
- SAPコンサルの案件が多い
- 高単価なプライム案件が豊富
- 月200万円以上の実績あり
- 1年以上の長期案件が豊富
アビリティクラウドの強みは、高単価なプライム案件を扱っていることです。
月200万円以上の案件を保有していた実績があります。中間業者が介在しないプライム案件が多いため、案件の単価水準が高いです。
また1年以上の長期案件が多いことも特徴です。
案件が途切れにくので、フリーランスでも安定した収入を得られます。
高報酬の仕事で安定的に収入を得たい人は、無料で登録して相談をしてみてください。
フリーコンサルタント.jp|地方案件もあり・幅広い業界の案件が見つかる
画像はフリーコンサルタント.jp公式ホームページから引用:https://freeconsultant.jp/
運営会社 | 株式会社みらいワークス |
主な福利厚生 | ・東証グロース上場企業が運営 ・700社以上との取引実績あり ・IT、業務、会計、人事など幅広い案件 ・首都圏以外の地方の案件あり ・稼働後の評価フィードバックあり |
(参照:公式サイト 2023年8月21日時点の情報)
フリーコンサルタント.jpは、東証グロース上場企業である、株式会社みらいワークスが運営しているフリーコンサルエージェントです。
豊富な経験を持つ担当者がきちんとヒアリングをしてくれるので、ぜひ登録し、面談を受けてみてください。
特徴・こんな人におすすめ
フリーコンサルタント.jpは、以下のような特徴を持つエージェントです。
- 取り扱い案件の幅が広い
- 稼働率少なめの案件あり
- 地方案件も取り扱いあり
フリーコンサルタント.jpで取り扱っている案件は、ITや業務、会計、人事、マーケティングなど多岐にわたります。
また、稼働率が50%以下の案件も多く、副業や兼業をしているコンサルタントの方にもおすすめします。
地方や地元での仕事を探している人も、首都圏外の地方案件があるので、おすすめです。
SAPの現状と将来性
まずはSAPの現状や将来性について、下記の順番で解説します。
- SAPの世界のシェア率はNo.1
- ERPの導入は中小企業でも盛ん
- SAPコンサルタントは圧倒的な売り手人材
- SAPの「2025年問題」について
SAPの世界のシェア率はNo.1
SAPとはドイツにあるソフトウェア会社の名前です。
SAP社の製品は、ERPと呼ばれるパッケージソフトを主軸に、世界でシェア率第1位の実績があります。
企業経営の課題を解決するために、世界中の企業でSAP社のERPが導入されています。
ERPの導入は中小企業でも盛ん
中小企業では業務効率化を進めるため、システムを一元管理できるERPの導入が注目されています。
クラウド型のERPが普及した背景もあり、従来よりも低コストで運用できるようになりました。
IT人材の確保や国の補助金の活用など、ERPの導入にかかるハードルが下がってきている背景もあります。
SAPコンサルタントは圧倒的な売り手人材
SAPコンサルタントの主な業務は、企業の経営や業務課題などを分析し、SAPを用いて解決していくことです。
国内では人材不足が課題になっているため、社会からの需要が高い仕事といえます。
そのためSAPコンサルタントを募集する案件は、人材確保のために高単価で募集されているケースも多いです。
SAPの「2025年問題」について
SAP製品の一部は、2025年にサポートが終了すると公式から発表されています。
たとえば以下の製品です。
- SAP ERP
- SAP Business Suite
上記のようなサポート終了予定の製品を、まだ採用し続けている企業も多いです。
S/4 HANAに移行するよう公式で推奨されていますが、コストがかかるという懸念点も。
このようにSAP製品のシェア率の高さや今後移行対応が発生することなどから、SAPコンサルタントの将来性は十分にあるといえます。
SAPコンサルタントにとっては、フリーランスとして活躍しやすい状況です。
SAPコンサルタントの平均年収
フリーランスSAPコンサルタントの年収相場は、約600万~1,200万円といわれています。
案件の単価相場は60万~100万円/月と幅広く、どれだけSAPコンサルタントとしての実績やスキルがあるかといった個人の能力が報酬に大きく関係します。
また、PMなどプロジェクトの上流工程に携わるほど単価が高くなり、年収も上がっていきます。
SAPコンサルタントとして年収を上げるには、スキルの研鑽や対応できる領域を広げていく努力が必要不可欠といえるでしょう。
SAPコンサルタントがフリーランスになるメリット
SAPコンサルタントがフリーランスになるメリットは、下記の通りです。
- 正社員より収入が高い
- 参画したい案件を選べる
- 自由な働き方ができる
それぞれの詳細を見ていきましょう。
正社員より収入が高い
SAPコンサルタントの案件は、正社員よりもフリーランスのほうが報酬が高い傾向にあります。
フリーランススタートの調査によると、フリーランスのSAP案件の月額平均単価は106.6万円でした。
引用:「SAPのフリーランス求人・案件 月額単価相場」(※2023年6月18日時点)
つまりフリーランスでSAP案件に参画する場合、年収は、約1,279万円(106.6万円×12ヶ月)であることがわかります。
一方で、正社員でSAPの関連業務を行う場合、平均年収は598万円です。
引用:求人ボックス 給料ナビ(※2023年6月18日時点)
SAPコンサルタントの人材は不足しているため、実務経験やスキル、実績次第で、高単価案件を受注することも可能です。
正社員として働きながらも不満を覚えている方は、会社員時代の間に実績を積み、人脈づくりに励むことをおすすめします。
参画したい案件を選べる
フリーランスSAPコンサルタントは会社員時代とは違い、案件内容を自由に選べる魅力があります。
たとえばキャリアアップにつながる仕事や、高収入を目指せる案件など、自身の価値観に合わせて仕事を受注できるでしょう。
「数ヶ月間働いて一気に長期休みを取る」のような働き方を自由に決められるメリットもあります。
自由な働き方ができる
SAPコンサルタントに限らずフリーランスの大きなメリットとして、自由な働き方ができる点が挙げられます。
フルリモート可能な案件であれば働く場所を選びませんし、成果報酬型の契約であれば働く時間を自分で決めることができます。
また、稼働率50%以下の案件を複数掛け持ちして自分なりのキャリアプランを進むなど、ワークスタイルも制限を受けません。
SAPコンサルタントがフリーランスになるデメリット
SAPコンサルタントがフリーランスになるデメリットは、下記の2点です。
- 知識のキャッチアップが大変
- 営業が大変
詳細を見ていきましょう。
知識のキャッチアップが大変
フリーランスSAPコンサルタントとして生き残るには、情報収集や勉強が欠かせません。
会社員時代とは違い、待ちの姿勢では最新情報が入ってきにくくなります。
そのため主体的に新しい知識を収集し、開拓していく努力が必須です。
ほかにもプロジェクトごとに、企業の業界に関する専門知識を深めていくなど、SAPコンサルタントとして絶えず情報収集する必要があります。
営業が大変
SAPコンサルタントとして実績がある場合でも、状況によっては案件獲得がスムーズに進まないケースも考えられます。
現状の仕事を進めながら、新しい案件を獲得するために営業をかけなければらないので、精神的な負荷も増えます。
会社員時代よりも収入が不安定になるリスクや、営業活動に負担がかかり苦労する可能性が高いです。
SAPコンサルタントのフリーランスの案件例と単価相場は?
SAPコンサルタントのフリーランス案件にはどんな案件があって、報酬の相場がどれくらいなのかを確認していきます。
実際にSAPコンサルタントのフリーランス案件をいくつかピックアップして紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
※今回紹介する案件は募集を終了している可能性もあります。最新の案件例が見たい人はエージェントに登録したうえで、詳細を確認してみましょう。
案件例①S/4HANA導入のFIコンサル支援
月単価 | 130万〜160万円 |
稼働日数 | 週5日 |
リモート勤務 | 基本リモート(月2回出社) |
業務内容 | ・大手化学製造業向けのS/4導入を実施 ・SAP会計系コンサルタントとして参画 ・インボイス制度や電子帳簿保存法のシステム対応支援 ・SAP標準機能を使用した提案 |
必要スキル | ◆必須スキル: ・SAP FIの導入経験 ・S/4HANA実装経験 ・標準機能調査の経験 ・プロトタイプの作成経験 ・顧客説明の経験 ・アドオン調査の経験 ◆歓迎スキル: ・数名程度のチームリーディング経験 ・機能配置、構想策定のコンサルティング経験 ・法改正対応コンサルティング経験 ・会計に繋がるロジスティクスの機能の知見 |
募集元 | ハイパフォコンサル (公式サイト:https://www.high-performer.jp/consultant/) |
※2023年6月18日時点の公開案件です。現在は募集を終了している可能性があります。
案件例②【SAP/コンサル/PMO】オープンポジション
月単価 | ~150万円 |
稼働日数 | 週5日 |
リモート勤務 | 一部リモート |
業務内容 | ・コンサルティングファームが取り扱っている案件への参画 -SAPコンサル -ITコンサル -ITPMO |
必要スキル | ◆必須スキル: ・ITコンサルの経験3年以上 ◆歓迎スキル: ・ビジネスレベルの英語経験 |
募集元 | レバテックフリーランス (公式サイト:https://freelance.levtech.jp/) |
※2023年6月18日時点の公開案件です。現在は募集を終了している可能性があります。
上記の案件はあくまでも一例なので、自分のスキルに合わせて案件を探してみてください。
フリーランスSAPコンサルタントが案件を探す方法
フリーランスSAPコンサルタントが案件を探すには、下記4つの方法があります。
- エージェントを使う
- 前職から仕事を紹介してもらう
- 企業に直接営業する
- クライアント企業から指名される
詳細を見ていきましょう。
エージェントを使う
最もおすすめなのが、SAPコンサルタント向けの案件を紹介してくれるエージェントを利用する方法です。
エージェントとは求職者の代わりにマッチする案件を探し、提案してくれるサービスのことです。
業界に詳しいキャリアコンサルタントが、丁寧に要望をヒアリングしてくれるのが特徴。
そのため報酬・勤務地・経験のあるモジュールなど、希望や経験に沿った案件を獲得しやすくなります。
前職から仕事を紹介してもらう
正社員時代の人脈を使って、SAPコンサルティングに関わる仕事がないか、声をかける王道の方法もあります。
フリーランスとして独立を検討中の方は、会社員時代に実績や信頼を積んでおきましょう。
正社員時代にお世話になった取引先から受注できれば、条件の交渉や仕事を進めるうえでコミュニケーションが取りやすくなるというメリットもあります。
企業に直接営業する
マージンなしで案件獲得を進めたいなら、企業に直接営業をかけて契約を結ぶ方法もあります。
企業のホームページから営業メールを送り、返信があれば交渉を進めていく流れです。
クライアント企業から指名される
過去にSAPコンサルを担当したクライアント企業から、直接指名を受けてプロジェクトに参画するケースもあります。
クライアント企業からの評価が高い分、単価などの交渉はフリーランス側が有利になるので、好条件で受注できる可能性が高いです。
クライアント企業から直々に指名を受けるには、それまでに相手が満足するパフォーマンスを発揮し自身の市場価値を大きく高めておく必要があります。
クライアントとのコミュニケーション能力の高さや、PMや経営戦略に関する知見など、コンサルティングスキルだけでなくあらゆるスキルの高さが求められます。
フリーランスSAPコンサルタントが年収を伸ばす方法
フリーランスで生計を立てるには、高単価案件の獲得を獲得できるスキルが必要です。
高単価案件の獲得に向けて、下記のようなスキルを高めておくことをおすすめします。
- 得意モジュールをつくる
- PMや上流コンサルタントへキャリアアップする
- SAP認定コンサルタントの資格を取得する
- 人脈をつくる
- 英語のスキルを磨く
順番に見ていきましょう。
得意モジュールをつくる
フリーランスのSAPコンサルタントが案件に参画する際は、即戦力としてのパフォーマンス発揮が求められています。
そのため、プロジェクト参画と同時に活躍できる得意モジュールを習得しておくことが必要です。また、担当できるモジュールが多いほど応募できる案件の幅を広げられるので、さまざまなモジュールを学んでおきましょう。
SAPのモジュールの一例は、下記の通りです。
- 財務会計(FI)
- 販売管理(SD)
- 管理会計(CO)
- 人事管理(HR)
- プラントメンテナンス(PM)
- プロジェクトシステム(PS)
- 生産管理(PP)
- 品質管理(QM)
- 倉庫管理(WM)
- 調達・在庫管理(MM)
即戦力としてのパフォーマンスが発揮できないSAPコンサルタントは、すぐに契約を切られてしまいます。
そのため市場価値の高いSAPコンサルタントになるには、得意モジュールを最低1つ、可能ならば2つ以上持っておくことが大切です。
PMや上流コンサルタントへキャリアアップする
より経営に近い上流工程へ参画することも、SAPコンサルタントが年収を上げる方法のひとつです。
他業種にもいえることですが、フリーランスの場合担当業務が上流に近付くほど単価が上がっていく傾向があります。
SAPコンサルタントとして構想策定や要件定義などの業務経験を積んでおくと、より高単価な案件に参画できる可能性が高まるでしょう。
また、PM(プロダクトマネージャー)の経験も重宝されるため、高単価な案件に出会える確率が高いです。
SAP認定コンサルタントの資格を取得する
SAP認定コンサルタント資格は、SAPの専門知識を持っている証明となる資格です。
SAP認定コンサルタント資格を持っていないと紹介されない案件もあるため、高単価な案件を獲得する確率を高めるためにも、取得しておきましょう。
SAPの2025年問題でも触れたように、SAP製品の一部は2025年でサポートを終了してしまうため、現在最新バージョンであるS/4HANAの認定資格取得がおすすめです。
人脈をつくる
SAPコンサルタントだけに限らず、フリーランスにとって人脈形成はとても大切です。人脈があると、つながりを通して好条件な案件を受注できたり、交流会などで業界の最新情報を仕入れたりできます。
SAPコンサルタントの場合、プライムベンダー(プライムコントラクタ)との人脈が特に重要になります。
また、フリーランスSAPコンサルタント同士のつながりがあれば、案件やクライアント企業の情報の共有や、節税対策といったフリーランスが知っておきたい情報を交換できます。
英語のスキルを磨く
SAPコンサルタントにとって、優れた英語スキルは高単価案件の獲得に有利です。
日本法人のグローバル展開に関するSAP案件は多く、英語でのコミュニケーションが必要な場合、単価が高くなる傾向にあります。
またオフショア開発でも、英語スキルが高ければ現地の開発者をスムーズにやり取りができるので、単価交渉の良い材料にもなるでしょう。
未経験からフリーランスSAPコンサルタントを目指すには
未経験からフリーランスSAPコンサルタントを目指すには、以下2つのポイントを確認しておきましょう。
- 企業で2〜3年の実務経験を積む
- 企業との契約を「正社員」→「業務委託」に変える
詳細を見ていきましょう。
企業で2〜3年の実務経験を積む
フリーランスSAPコンサルタントの案件では、基本的に実務経験が求められます。
独学でSAPに関する専門知識を習得するのは困難です。
まずは未経験歓迎の企業に入社し、実際にプロジェクトを経験しながら、専門知識を深めていくことをおすすめします。
企業との契約を「正社員」→「業務委託」に変える
運良くSAPコンサルタントになれたら、正社員として在職している企業で、雇用契約を業務委託に変更してもらうことでフリーランスになれます。
働き慣れている職場なうえ、マージンが発生しない直接契約で高収入を狙えます。
2〜3年ほど勤務していれば、交渉の余地はあるでしょう。
まとめ
今回はフリーランスのSAPコンサルタントの将来性や単価相場、案件獲得方法などを解説してきました。
SAPコンサルタントは、正社員よりもフリーランスのほうが高収入を期待できます。
・IT・業務コンサルが特に強いエージェント。
・SAPの案件も保有
・勉強会や研修も開催しているので、フリーランスでもスキルアップが可能。
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