【フリーランスのなり方】会社員から独立する前にしておくべきこと5選
こんにちは、DAINOTE編集長のDAIです。
私自身、会社員からフリーランスに独立したのですが、独立前には何をすればいいのかよくわからずに困っていた記憶があります。そこで、独立してから、独立する前にやっておくべきことについてまとめていきたいと思います。
目次 (PRも含まれます)
前提:フリーランスとは?
フリーランスとは、一言でいうと個人でクライアントから仕事をもらって生計を立てていく職種です。
フリーランスとして活躍しやすい職種は?
フリーランスといえど、職種はかなり限られます。有名なのが以下の職種となります。
- デザイナー
- エンジニア
- ライター
- マーケター
- 編集者
フリーランスと個人事業主の違い
さて、フリーランスと個人事業主の違いは何なのでしょうか。
結論から言うと、フリーランスは働き方の話であり、個人事業主は法律上の話になります。
働き方軸で見ると、フリーランスは経営者と比較することになります。
- フリーランス:役務提供して価値を提供する
- 経営者: 経営資源(人的資源/金融資源など)を利用して価値を生み出す
一方で、法的な違いを見ると、個人事業主と法人事業主でみる必要があります。
- 個人事業主:個人として事業を行う人。
- 法人事業主:法人として事業を行う人。代表取締役
ですので、働き方としては以下のバリュエーションがあります。
- 個人事業主でフリーランス的な働き方をしている人
- 個人事業主で経営者的な働き方をしている人
- 法人事業主でフリーランス的な働き方をしている人
- 法人事業主で経営者的な働き方をしている人
僕はフリーランスとして独立したとき、最初は「個人事業主でフリーランス的な働き方をしている人」をしていました(ITのコンサルティング、マーケティングリサーチ、アプリ開発等)。そのあと「個人事業主で経営者的な働き方をしている人」をして(ライターを外注してメディアを作成したり…)、最終的には「法人事業主で経営者的な働き方をしている人」になりました。
法人化の理由は、節税のためだったので、従業員は雇わなくても法人化することは可能です。
正社員からフリーランスになる前にやるべきこと
さて、正社員からフリーランスになる前に、やっておくべきリストをまとめておきました。
- フリーランスとして独立できるだけのスキルを在職中に身に付けておく
- 独立する前の軍資金をためる
- 税理士を先に見つけおく
- クレジットカードを作成する
- 事業用の住所を用意する
順に説明していきます。
①フリーランスとして独立できるだけのスキルを在職中に身に付けておく
まず、一番大事なのがこれです。
フリーランスとして独立して、失敗した人をたまにみるのですが、共通してダメなNGパターンがこちらです。
- NG: 独立してからスキルを学ぼうとする
- WHY: お金が減っていって仕事が来ないときのリスクが大きい/お金のためにスキルアップできる仕事をする余裕がない
- OK: 独立する前に力を身に付けておく
独立した後にスキルを身に付けると、相当リスキーな戦いになります。フリーランスで働けるようなスキルって、正社員と違ってかなりシビアにスキルを求められるので、そのようなスキルを独立後に身に付けるのは相当大変です。最悪、スキルが身につかず、また再就職する場合もあります。
もし、まだパソコンを持っていないのであれば、パソコンのレンタルがおすすめです。気になるパソコンを借りられるので、購入を考えている機種を試しに使ってみましょう。
②独立する前の軍資金をためる
独立する前に、軍資金をためておきましょう。多分5カ月くらいは何もしなくても生きていけるくらいはあったほうがよいです。(大体150万~200万くらいの貯金があったほうがよいです)
理由は、フリーランスは仕事が来ない期間もあるからです。その時に軍資金がない相当しんどいです。
③税理士を先に見つけおく
これは僕の個人的なオススメなんですが、独立する前に信頼できる税理士さんを見つけておきましょう。例えば個人事業主として開業届を出したり、法人化するときの知識は、ゼロから自分で身に付けようとしても相当時間がかかってしまいます。ある程度はプロの人に任せてしまったほうがいいです。
④クレジットカードを作成する
まだない人はクレジットカードを正社員のうちに手に入れておきましょう。理由としては、フリーランスになってからだと審査に落ちやすいからです。
⑤事業用の住所を用意する
これは可能であればでOKですが、事業用の住所を用意しておくと良いでしょう。
職種にもよりますが、フリーランスで仕事をしていても、住所の開示を求められる場面は訪れます。
ただ、その際に自宅の住所を公開するの抵抗があるという人も少なくないでしょう。
そんな人におすすめなのがバーチャルオフィスの利用です。
都内の住所を登記したい場合、以下のようなバーチャルオフィスがあるので参考までに。
さらにバーチャルオフィスを比較したいという人は以下の記事を参考にしてみてください。
フリーランスとしてのスキルの身に付け方
さて、いままだフリーランスになろうと思っている方で、生計を立てられるだけのスキルがない人へ。
フリーランスとして独立する前のNGパターンを紹介します。
- NG: 独立してから学ぼうとする
- WHY: お金が減っていって仕事が来ないときのリスクが大きい
- OK: 独立する前に力を身に付けておく
さきほども少し解説したのですが、独立してから学ぼうとするのはあまりおすすめできません。なぜならお金がなく、余裕がない可能性が高いから。独立する前にしっかりと力を身に付けておくのがよいでしょう。
フリーランスとして独立する前に共通すること
フリーランスとして独立する前に、スキルを身に付け、それを仕事にするには以下の過程を通りましょう。
- 基礎を学ぶ
- ポートフォリオを作る
- 仕事を取る
- 実績を作る
デザイナーでもエンジニアでもライターでもそうですが、基本的には基礎を学びつつ、クライアントに信頼してもらえるポートフォリオを作り、そのポートフォリオをもとに仕事をとり、実績を作ったうえでさらに仕事を取るという工程を踏んでいきます。
フリーランスとして仕事を取るためには、
- 確かな技術
- それを裏付ける実績
が必要になってくるので、これをしっかりとアピールできるように独立する前にやっておきましょう。
デザイナー、Web制作系のエンジニア
デザイナーやWeb制作系のエンジニアであれば、必ず以下のことをやっておきましょう。
- Webサイトなどでポートフォリオを作る。
- クラウドソーシング、プログラミングスクール等で紹介される安い(1万円~2万円)程度の案件を受託し、実績を作る。
- さらに実績をもとに、2-3万円程度の案件をうけていき、単価をあげていく。
- 5-10万円程度の案件を月4件くらいこなせれば、一応は食べていけるようになる。
- できたら定期発注してくれるような大口顧客
デザイナーやWeb制作系のエンジニアは、ポートフォリオを作るまではできるのですが、仕事を得るところはかなり厳しいです。
そういう場合は、案件獲得の支援までしてくれるようなプログラミングスクールや、Webデザイナー向けのスクールに通ってしまうのもありかと思います。独立まで考える場合は、デジタルハリウッドSTUDIO by LIGがオススメです。自身で受講してみたまとめ記事も載せてみたので、ぜひみてみてください。
≫デジタルハリウッドSTUDIO by LIGを受講して感じたこと一挙まとめてみた!
ライター
ライターも同様ですね。
- ブログなどでポートフォリオを作る。できることを明確にしておく。
- クラウドソーシングサイトで営業して案件を取る。
- 文字単価最低1円程度には稼げるようにしておく(1日3000文字の記事を3件書くとして、月収27万円程度)
- 可能であればnoteやアフィリエイト等、資産化できるコンテンツを作り、クライアントワーク以外からでも収入を得るとなおよし。
本当に新規で案件を取るなら、何か特定領域で記事を書いて、クラウドソーシングで「こんなもの書いています」と営業して案件を取るのが良いでしょう。最初は文字単価が0.5円くらいでスタートするので、とにかく実績を積んで文字単価をあげていきましょう。
もし可能であれば、得意領域のジャンルをかく練習として、アフィリエイトサイトを構築しつつ、コンテンツを資産化して、固定収入が得られるようにするのもいいでしょう。
まとめ
いきなり独立して職を手につけようとしてもリスキーなので、まずは手に職をつけた上で独立するのがオススメです。