Azureのフリーランスになるには?必要なスキルや単価相場などを解説
とにかく案件数が豊富なサイト。業界最高水準の高単価案件がそろいます。
ITプロパートナーズ(公式:https://itpropartners.com/)
リモートで、週2〜3日稼働OKの直請け案件を探すならここ。業界最多水準の案件数を保有。
Midworks(公式:https://mid-works.com/)
手厚い福利厚生と高単価な案件を数多く保有しているエージェント。
この記事ではフリーランス案件を探す基準や、おすすめのエージェント2選を紹介します。
特に選ぶべきエージェントの特徴は、下記の通りです。
- Azureエンジニアとしてのスキルにマッチする案件が多い
- リモート・週3稼働などの案件が豊富にある
- 単価が高い
- 手数料の割合が低い
- 福利厚生サポートが充実している
目次 (PRも含まれます)
- 1 フリーランスのAzureエンジニアの仕事内容
- 2 フリーランスのAzureエンジニアの案件単価・相場
- 3 Azureエンジニアのフリーランス案件を探す基準
- 4 Azureエンジニア向けフリーランスエージェントの選び方
- 5 Azureエンジニア案件を獲得するのにおすすめのフリーランスエージェント
- 6 Azureエンジニアのフリーランス案件例
- 7 Azureエンジニアがフリーランスになるメリットは?
- 8 Azureエンジニアがフリーランスになるデメリットは?
- 9 フリーランスのAzureエンジニアに求められるスキル
- 10 フリーランスのAzureエンジニアが収入を上げる方法
- 11 未経験からフリーランスのAzureエンジニアになれる?
- 12 フリーランスのAzureエンジニアの将来性
- 13 まとめ
フリーランスのAzureエンジニアの仕事内容
AzureはWindowsを手がけるMicrosoft社が運営するパブリッククラウドのプラットフォームで、正式名称は「Microsoft Azure」です。
似たようなクラウドサービスとして、Amazon社の運営するAWSやGoogle社のGCPなどがあります。
そんなAzureを扱うフリーランスエンジニアの仕事は、以下のようなものです。
- クラウド環境構築
- 情報システム運用業務の業務改善・効率化
- ITコンサルティング
Azureエンジニアは、クラウド上でのシステム設計や構築、テスト、実装、保守・運用を実施します。
フリーランスのAzureエンジニアの案件単価・相場
フリーランススタートによると、フリーランスのAzureエンジニア案件の月額単価相場は下記の通りでした。
- 平均単価:73万円
- 最高単価:185万円
- 最低単価:20万円
参考:フリーランススタート「Azureのフリーランス求人・案件 月額単価相場」(2023年2月10日時点)
年収に換算すると、73万円×12ヶ月=876万円になります。
エンジニアの平均年収は400万円台といわれているので、フリーランスのAzureエンジニアの年収は大きく上回っています。
参考:PR TIMES「現役エンジニアの平均年収」(2023年2月10日時点)
Azureエンジニアのフリーランス案件を探す基準
Azureエンジニアがフリーランス案件を選ぶ際、以下3つの基準に注目しましょう。
- クラウドソーシングかフリーランスエージェントか
- フルリモート案件があるか
- 高単価な案件が多いか
①クラウドソーシングかフリーランスエージェントか
その理由は、クラウドソーシングの特徴として、低単価な案件が多い傾向があるためです。
Azureエンジニアがフリーランス案件を探す際には、好条件な案件が豊富なエージェントを利用することをおすすめします。
フリーランスが業務委託の仕事をする場合、契約形態は「請負契約」または「準委任契約」のどちらかです。
- 請負契約:納品した成果物へ報酬が支払われる成果報酬制
- 準委任契約:稼働した時間へ報酬が支払われる時給制
クラウドソーシングには請負契約の案件が多く、労働量に対して報酬が安く設定されていることも多いです。
- 納品した仕事への修正依頼が多く、最終的に時給換算すると500円ほどだった
- 報酬が5万円でも推定工数が100時間以上の案件は、時給換算すると500円ほど
ちなみに、クラウドソーシングでは準委任契約の案件においても、時給1,000円など報酬が安い案件が多いです。
Azureエンジニアとしてのスキルに自信があれば、クラウドソーシングではなくフリーランスエージェントで準委任契約の案件を獲得しましょう。
フリーランスエージェントには、好条件な案件が豊富であること意外にも、以下のようなメリットもあります。
- 一部のエージェントでは会社員同等の手厚い福利厚生が受けられる
- 営業や契約手続きなど業務以外の作業を代行してくれる
- 案件の契約期間が終わると、新たな案件を紹介をしてくれる
フリーランスになることに不安がある方も、フリーランスエージェントを活用することで安心して業務に取り組めます。
②フルリモート案件があるか
フリーランス案件を探す際にチェックすべき基準2つ目は、フルリモートできる案件があるかどうかです。
リモート案件は自宅やコワーキングスペース、カフェなど、自分の好きな場所で仕事できる魅力があります。
通勤時間も必要ないため、時間を効率よく使えます。
フルリモート案件を探すには、「レバテックフリーランス」や「ITプロパートナーズ」がおすすめです。
③高単価な案件が多いか
フリーランス案件を探すときにチェックすべき基準3つ目は、高単価な案件が多いかどうかです。
高単価案件を獲得すれば、収入が安定しやすくなります。
効率よく安定して稼ぐために、高単価案件が豊富なフリーランスエージェントを選びましょう。
高単価な案件は高度なスキルを求められるケースも多々ありますが、高度な案件をこなすことで結果的にスキルアップにつながります。
Azureエンジニア向けフリーランスエージェントの選び方
Azureエンジニアがフリーランスエージェントを選ぶ際には、下記の5つのポイントに注目しましょう。
- 自分のスキル/職種にマッチした案件数が多いか
- 単価が高いか
- マージン(手数料)の割合は低いか
- 福利厚生などサポートは充実しているか
- リモート勤務・週3稼働など希望する働き方ができるか
自分のスキル/職種にマッチした案件数が多いか
Azureエンジニアがフリーランスエージェントを選ぶ際には、自分のスキルや職種に合った案件が多いかどうかを確認しましょう。
自分に合った案件が多くそろっていれば、多様な案件を比較したうえで自分に合う案件を選べます。
1つの案件が終了した場合にも次の案件を紹介してもらいやすく、安定性に繋がります。
さらに、案件数の多さだけでなく、その案件を通してつけられるスキルも重要です。
単価が高いか
仕事の単価は主に3つの要素から決定します。
- クライアントの企業規模:大手企業やメガベンチャーは資金も豊富で高単価な傾向
- 発注元からの直請案件:中間業社が少なく、マージン率が低い
- 担当役割や担当工程:企画や要件定義など、上流工程に携わる案件
仕事内容や稼働日数が似ていても、間に入るフリーランスエージェントによって報酬の単価が異なるケースもあります。
マージン(手数料)の割合は低いか
フリーランスエージェントを経由して案件を受注する場合、報酬からマージン(手数料)が差し引かれます。
ただし、フリーランスエージェントのサイト上に表示される金額は、すでに手数料が引かれています。
表示金額からさらに引かれることはないため、表示金額に納得できれば問題はないです。
福利厚生などサポートは充実しているか
一部のフリーランスエージェントでは、案件紹介はもちろん、書類の作成代行や保険の紹介、確定申告のサポートなど、福利厚生やサポートが充実しています。
時間がかかる確定申告や契約関係の手続きも、プロが入ってサポートしてくれることで、大幅な時間短縮が可能です。
契約や税務手続きに不安がある方は、フリーランスエージェントを活用するのがおすすめです。
リモート勤務・週3稼働など希望する働き方ができるか
フリーランスエージェントには「週3日稼働の案件をメインに扱う」や「リモート案件が多い」など、それぞれに特徴を持っています。
下記のような希望があるなら、条件をクリアする案件を豊富に扱うエージェントを利用しましょう。
- 他の案件とのかけ持ちのため、週3日の短い稼働日数で働きたい
- 時間や場所を自由に決められるリモートで働きたい
近年は多くのエージェントがリモート可能な案件を扱っていますが、週3日以内の少ない稼働日数の案件は少なめです。
Azureエンジニア案件を獲得するのにおすすめのフリーランスエージェント
ここからは、Azureエンジニアが案件を探す際におすすめのフリーランスエージェントを、3つ紹介します。
- レバテックフリーランス(公式:https://freelance.levtech.jp/)
とにかく案件数が豊富なサイト。業界最高水準の高単価案件がそろいます。 - ITプロパートナーズ(公式:https://itpropartners.com/)
リモートで、週2〜3日稼働OKの直請け案件を探すならここ。業界最多水準の案件数を保有。 - Midworks(公式:https://mid-works.com/)
手厚い福利厚生と高単価な案件を数多く保有しているエージェント。
レバテックフリーランス
画像はレバテックフリーランス公式サイトより引用:https://freelance.levtech.jp/
公開求人数
(現在募集中の案件)58726件 (2023年12月19日現在) Azureの
公開求人数2202件 (2023年12月19日現在) マージン率 非公開 対応地域 東京・神奈川・埼玉・千葉・大阪・兵庫・京都・愛知・福岡 強み ・週4日~稼働の案件、リモート案件多数
(週3日以内の案件はハイスキルが必要)
・カウンセラーの専門性が高く、幅広く相談に乗ってくれる
・高単価な案件が多い
レバテックフリーランスの主な特徴は以下の3つです。
- 業界最高水準の案件単価
- キャリアコンサルタントによる手厚いサポート
- 豊富な求人数
業界最高水準の案件単価
レバテックフリーランスでは、高単価案件が豊富にそろいます。
※2022年10月7日時点 レバテックフリーランス公式サイトより引用(公式:https://freelance.levtech.jp)
レバテックフリーランスの案件の多くは、間に他の中間業者を挟まない「直請案件」です。
キャリアコンサルタントによる手厚いサポート
※2022年10月7日時点 レバテックフリーランス公式サイトより引用(公式:https://freelance.levtech.jp)
レバテックフリーランスはIT人材サービスを多く手がけているため、IT業界に精通したプロのエージェントからのサポートを受けられます。
豊富な求人数
レバテックフリーランスの求人数の多さは業界でも最多水準です。
ほかのフリーランスエージェントと比べると、以下の職種案件が最も多いです。
- エンジニア
- デザイナー
- マーケター
- コンサル
さらに、レバテックフリーランスが保有する案件の多くは「非公開求人」で、エージェントからの直接案内がなければ見られません。
非公開求人には機密性の高い大企業案件や、好条件なため応募の殺到が予測できる案件などが多いです。
そのため、担当者が直接依頼する非公開求人の形をとっています。
レバテックフリーランスの案件例
月額単価 650,000円/月 職務内容 ・クラウド移設及びマイグレーションに携わっていただきます。
・下記を行っていただきます。
-PostgreSQLのデータ統合
-クラウド移設
-各種アプリケーションのマイグレーションの検討求めるスキル ・インフラエンジニアとして基盤移行の実務経験
・Azureを用いた実務経験
・PostgreSQLを用いた実務経験歓迎スキル・開発言語に関する知見案件URL 【PostgreSQL/Azure】クラウド移設及びマイグレーションの求人・案件
(2024年08月23日 現在)
ITプロパートナーズ
公開求人数 5014件 (2024年08月23日現在) Azureの
公開求人数152件 (2024年08月23日現在) マージン率 非公開 対応地域 東京・神奈川・埼玉・千葉・大阪・兵庫・京都・愛知・福岡 働き方 週2-3案件、リモート案件多数 公式 https://itpropartners.com/
ITプロパートナーズの主な特徴は以下の3つです。
- 「直請案件」だからこその高単価
- リモートや週1〜2日から稼働OKの案件多数
- エンジニアの案件多数
「直請案件」だからこその高単価
ITプロパートナーズ公式サイトより引用(https://itpropartners.com/)
ITプロパートナーズで取り扱う案件は「直請案件」が多く、ほかのエージェントと比較して高めの傾向です。
※直請案件とは、間に他の仲介会社を挟まずに直接クライアントと契約する案件のこと
マージン率を公開しているエージェントはほとんどないため、フリーランスの取り分や単価の良し悪しを、事前に知るのが難しい現状があります。
マージン率がブラックボックス化しているからこそ、過剰に報酬が中抜きされないITプロパートナーズには魅力があります。
リモートや週1〜2日から稼働OKの案件多数
ITプロパートナーズ公式サイトより引用(公式:https://itpropartners.com/)
ITプロパートナーズの大きな魅力の1つに、週1〜2日から稼働できる案件が多い点があります。
ほかのフリーランスエージェントは、最低稼働日数が週3~4日からの案件が一般的で、さらにその多くが常駐案件です。
ITプロパートナーズはリモート案件も多く、自身のライフスタイルに合わせた自由な案件探しが叶います。
エンジニアの案件多数
ITプロパートナーズはエンジニアやデザイナー、マーケターなど、幅広い職種で公開求人数が業界最多水準です。
ほかのエージェントでは案件数が少なかったり、利用可能地域が都市部に限定されていたりします。
一方、ITプロパートナーズは案件数が豊富なため、より自分にマッチした案件を選択できる可能性が高いです。
ITプロパートナーズの案件例
月額単価 〜300,000円(週1日〜2日) 職務内容 ■必須スキル:
・Azureインフラの運用設計や構築経験のある方
■求める人物像:
・社内にクラウド知見の無い状況で、率先して自ら提案などを行っていただける方求めるスキル ■ミッション
【課題】
社内にクラウドインフラの知見を持つ方がいないため
【想定業務内容】
・ Azure インフラ環境(Hub & Spoke)の運用設計
(弊社社員の目線で一緒に参加し、外部業者と運用設計、 外部業者からの提案に対するアドバイスをお願いします)
・ Azure インフラ環境構築作業の内製化に向けた弊社社員への教育
・構築は外部業者が行うため、矢崎総業社側のクラウドインフラに関する有識者として、提案・折衝を行っていただきます
・部署としては、日本・アジアのインフラ担当を行っており、古いオンプレシステムが維持されている。
【使用技術詳細】
Azure(Hub & Spoke)
【組織/チーム構成】
・情報システム統括室全体で、正社員180名+派遣40名の計220名の組織案件URL 【MicrosoftAzure】インフラの環境構築/設計におけるエンジニアの案件・求人
(2024年08月23日 現在)
注意:ITプロパートナーズでは週1日から稼働できる案件の紹介が可能です。ただし、会社員の方への副業としての紹介はできません。
Midworks
画像はMidworks公式サイトより引用(2022年11月12日時点):https://mid-works.com/
運営会社 | 株式会社Branding Engineer |
公開案件数 | 8,652件 (※_2022年11月12日時点) |
対応地域 | 関東圏(東京、千葉、神奈川、埼玉) 関西圏(大阪、京都、兵庫、奈良、滋賀、和歌山、三重県) (フルリモート勤務の場合は全国対象) |
特徴 | 大企業からの高単価案件が募集されていることがある 週3〜稼働できる案件あり(※ 会社員向けの副業案件は紹介不可) |
Midworksは、フリーランスで活躍したいエンジニアにおすすめのエージェントで、次のような特徴があります。
- 報酬補償を含む手厚い福利厚生
- エンジニア案件の分野が幅広い
報酬補償を含む手厚い福利厚生
Midworksの魅力は、協業補償を含めた手厚い福利厚生が用意されている点です。
- freeeの無料利用や弁護士の無料紹介などの「税務補助」
- 保険の紹介
- 交通費や書籍代を支援する「経費補助」
- 休業中も給与を補償する「報酬補償制度(審査あり)」
フリーランスになりたい人の一番の不安は「収入が途切れてしまうこと」です。
ですがMidworksなら仮に案件が途切れても、次の案件獲得までの間の収入を保証してくれます(報酬補償の適用には審査があります)。
エンジニア案件の分野が幅広い
Midworksで取り扱っている案件の多くは、エンジニア向けの案件です。
また、クライアントの種類が幅広いので、選択肢が多いのも魅力です。
- 大手上場企業〜スタートアップベンチャーまで会社規模が多様
- SIerも自社サービス企業案件もあり
週3日から入れる案件や、しっかり週5日で稼働できる案件もあるので、自分の働き方に合った案件を探せます。
登録&相談は無料です。
「フリーランスを目指したいけど不安…」という人は、まず登録して、相談だけでもしてみることをおすすめします!
※Midworksは週3日程度〜参画できる案件がありますが、会社員の方への副業は紹介していません。
Azureエンジニアのフリーランス案件例
Azureエンジニアのフリーランス案件にはどんな案件があって、報酬の相場がどれくらいなのかを確認していきます。
実際にAzureエンジニアのフリーランス案件をいくつかピックアップして紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
※今回紹介する案件は募集を終了している可能性もあります。最新の案件例が見たい人はエージェントに登録したうえで、詳細を確認してみましょう。
案件例①
月額単価 700,000円/月 職務内容 SaaSとオンプレを連携するためのクラウド連携基盤の実装に携わっていただきます。
具体的な作業内容は以下の通りです。
・iPaaSを使ったワークフローの開発
・Azure Logic Appsを使ったクラウド連携基盤(iPaaS)の導入支援
具体的な担当工程は以下の通りです。
・基本設計、詳細設計、運用設計、構築、移行、運用サポート求めるスキル ・Azureを用いた開発経験歓迎スキル・Azure Logic Appsを用いた設計開発経験 案件URL 【Azure/一部リモート】iPaaS環境設計・実装の求人・案件
(2024年08月23日 現在)
案件例②
月額単価 950,000円/月 職務内容 ・大手電機メーカー向けにAzureを用いた開発に携わっていただきます。
・調査、対策検討、改善対応をご担当いただきます。求めるスキル ・Microsoft Azureを用いたインフラ構築の開発経験
・下記4点の内、いずれかの実務経験あるいは知見
-IaC、CI/CDの一般的な知見
-Azure Pipelinesに関連した知見
-ARMテンプレートを用いた開発経験
-Azure DevOpsでの開発経験歓迎スキル・Azure Pipelinesを用いた開発経験案件URL 【Azure/フルリモート】Azure環境最適化の求人・案件
(2024年08月23日 現在)
上記の案件はあくまでも一例なので、自分のスキルに合わせて案件を探してみてください。
Azureエンジニアがフリーランスになるメリットは?
Azureエンジニアがフリーランスとして働くメリットは、以下の3つあります。
- 収入が増える
- スキルアップにつながる
- 人脈が広がる
収入が増える
フリーランスには、自分の努力次第で収入アップが期待できるメリットがあります。
会社員の場合だと、大きな成果を出しても、給与体系のため少ししか給与が上がらない場合も多いです。
フリーランスは成果を出し続けれることで契約継続につながり、報酬アップの可能性も高まります。
会社員時代と比べて、大きな年収アップも現実的です。
スキルアップにつながる
フリーランスのAzureエンジニアは、クライアントからプロの働きを期待されます。
Azureエンジニアという立場は一緒でも、会社員ではないフリーランスなら、異なる業界の案件にもチャレンジできます。
多様な業界のAzure案件をこなしていくことで、どんなジャンルでも通用するスキルが身につけられるようになる可能性も高いです。
人脈が広がる
人脈が広がることも、Azureエンジニアのフリーランスの持つ魅力です。
人脈が広がれば、以下のようなメリットが得られます。
- 非公開の好条件な案件を紹介してもらえる
- 業界の著名人と働いて接点が持てる
- Azureの最新情報を収集して業務に活かせる
Azureエンジニアの競争は年々厳しさを増しています。
競争に勝つには、最新の情報をいち早くキャッチして実行できるかが、大きなポイントです。
Azureエンジニアがフリーランスになるデメリットは?
フリーランスのAzureエンジニアにはメリットだけでなく、もちろんデメリットもあることを忘れずにいましょう。
ここでは、Azureエンジニアがフリーランスになるデメリットを3つ紹介します。
- 仕事や収入が安定しない
- 手厚い社会保障が受けられなくなる
- 経理や営業などを自分で行う必要がある
仕事や収入が安定しない
1つ目のデメリットは、仕事や収入が安定しないことです。
フリーランスは会社員とは違い、自分で案件を獲得しないと仕事や収入を得られません。
会社を辞める前に、会社の同僚やクライアントなどとツテを作っておくことも重要です。
特にフリーランスになりたての時期には、相場よりも安い報酬で案件を受けたり、契約内容でトラブルに発展するこも少なくありません。
フリーランスエージェントに案件獲得のための営業や単価交渉、契約内容の確認などを任せ、自分は仕事に集中しましょう。
手厚い社会保障が受けられなくなる
フリーランスになると、厚生年金から国民年金へと切り替わり、将来もらえる年金額は減ります。
会社員時代には、保険料も企業が一部負担してくれますが、フリーランスになるとすべて自腹です。
さらに、会社員のような雇用保険や労災保険などの社会保険も、適用されなくなります。
健康保険料は上がるのに傷病手当金や出産手当金はなくなり、万一の事故や怪我でも社会保障の手当てを受けにくくなるのが現実です。
経理や営業などを自分で行う必要がある
会社員時代には会社が税額を計算し、給与から天引きして税金を納めてくれます。
しかし、フリーランスになると確定申告を自分で行い、納税しなければなりません。
一見難しそうな確定申告ですが、会計ソフトを利用すれば簡単に済ませられます。
さらに、会社員は仕事が自動的に割り振られますが、フリーランスになると仕事を獲得するために営業が必要になります。
営業や単価交渉、契約内容の確認などはエージェントに任せ、自分は業務に集中しましょう。
フリーランスのAzureエンジニアに求められるスキル
フリーランスのAzureエンジニアになるには、以下のようなスキルを持ち合わせる必要があります。
- Azureの構築、運用経験
- Webシステム開発経験
- セキュリティ知識
Azureの構築、運用経験
Azureエンジニアとしてフリーランスになる場合、Azureの構築、運用経験は大前提で必要です。
まずは経験を積むために企業に就職してさまざまな案件に携わり、スキルを磨きましょう。
Webシステム開発経験
Azureエンジニアには、Webシステムの開発経験もあると便利です。
Webシステムの開発に必要なプログラミングスキルがあれば、一部のシステムを自分でコーディングして作業を自動化できます。
セキュリティ知識
クラウド上のインフラを設計して構築、運用するAzureエンジニアにとって、セキュリティやサーバー、ネットワークなどの知識も必要です。
さらに、クラウドサービスにはセキュリティを高めるための機能を設定する項目があるため、セキュリティの知識は必ず習得しておきましょう。
クラウドではハッキングやウイルスの脅威にさらされることも、少なくありません。
企業のセキュリティへの意識が高まるなか、エンジニアもセキュリティの知識を持ち合わせる必要があります。
フリーランスのAzureエンジニアが収入を上げる方法
フリーランスのAzureエンジニアが収入を上げるためには、以下の2つを抑える必要があります。
- AWS/GCPのスキル・経験
- SAPの知見
AWS/GCPのスキル・経験
フリーランスのAzureエンジニアには、Amazon社の運営するAWSやGoogle社のGCPのパブリッククラウドのスキルや経験も必要不可欠です。
Azureだけでなく、AWSやGCPのスキルや経験を持つことで、クラウドエンジニアとして多方面で活躍できるベースを築いておきましょう。
SAPの知見
Microsoft社とSAP社は連携関係にあり、SAPをAzure上で稼働させる「SAP on Azure」のサービス推進を進めています。
SAPの知見を持ち合わせておくことで、対応できる業務の幅が広がり、結果的に年収アップへつながります。
未経験からフリーランスのAzureエンジニアになれる?
現在第一線で活躍するAzureエンジニアのフリーランスも、誰もが最初は未経験です。
しかし、その大半の方は会社勤めの経験を経ています。
案件を依頼するクライアントはフリーランスの即戦力を求めており、プロのAzureエンジニアに仕事を頼みたいと考えているものです。
未経験からフリーランスで活躍したい場合、まず企業に就職することが近道です。
企業で学びながら実務経験を積んでいくことで、いずれフリーランスとして働けるようになるベースができます。
フリーランスのAzureエンジニアの将来性
ITシステムのクラウド化は世界的な潮流で、多くの企業がコスト削減のため、インフラ環境のオンプレからクラウドへの移行を検討し、実施しています。
クラウドへ移行することで、ハードウェアの管理を外部に任せることも可能です。
現在はクラウドへの移行過渡期とも言え、Azureエンジニアの需要は高まっています。
日本では、需要があってもエンジニアの数が不足している課題があり、売り手市場と言われています。
ただし、高い需要があっても、自身のスキルを日々向上させる努力は必要です。
上記でも述べましたが、AWS/GCPのスキル・経験やSAPの知識など、多岐にわたる知識や経験、スキルを身につけておくことが、フリーランスのAzureエンジニアとして生き残る武器となります。
まとめ
この記事では、Azureエンジニアとしてフリーランスになる方法や独立するメリット、案件探しのポイント、将来性などを解説しました。
Azureエンジニアのフリーランスは、会社員以上の収入を狙うことも可能です。
フリーランスエージェントに登録すれば、自分に合う案件を紹介してもらえ、営業代行や契約などのフォロー体制も充実しています。
とにかく案件数が豊富なサイト。業界最高水準の高単価案件がそろいます。
ITプロパートナーズ(公式:https://itpropartners.com/)
リモートで、週2〜3日稼働OKの直請け案件を探すならここ。業界最多水準の案件数を保有。
Midworks(公式:https://mid-works.com/)
手厚い福利厚生と高単価な案件を数多く保有しているエージェント。