テストエンジニアのフリーランスになるには?必要なスキルや単価相場などを解説
テストエンジニア向けの案件が豊富なサイト。案件単価は業界最高水準!
テクフリ(公式:https://freelance.techcareer.jp/ )
中間マージン10%~の高単価案件が豊富!サポートが手厚いので独立したばかりの人も安心。
ITプロパートナーズ(公式:https://itpropartners.com/ )
リモートOKの案件や週2〜3日OKの案件が豊富!柔軟な働き方を目指すテストエンジニアにおすすめ。
エンジニアスタイル(公式:https://engineer-style.jp/ )
エージェント20社の求人を厳選して掲載。数多くのテストエンジニア向け案件を取り扱い中。
現在テストエンジニアとして働いている人のなかには、フリーランスとして独立したいと考えている人もいるのではないでしょうか。
そこで本記事では、テストエンジニア向けに案件の探し方や、フリーランスのメリット・デメリットなどを解説します。
この記事を読んでわかる内容は以下です。
- 仕事内容
- 案件の単価相場
- 案件を探せるおすすめエージェント
- フリーランスになるメリット・デメリット
- 案件の受注に必要なスキル
- 収入をアップさせる方法
- テストエンジニアの将来性
目次 (PRも含まれます)
- 1 フリーランスのテストエンジニアの仕事内容
- 2 テストエンジニアの案件単価・相場
- 3 テストエンジニアのフリーランス案件を探す基準
- 4 テストエンジニア向けフリーランスエージェントの選び方
- 5 テストエンジニア案件を獲得するのにおすすめのフリーランスエージェント
- 6 テストエンジニアのフリーランス案件例
- 7 テストエンジニアがフリーランスになるメリットは?
- 8 テストエンジニアがフリーランスになるデメリットは?
- 9 フリーランスのテストエンジニアに求められるスキル
- 10 フリーランスのテストエンジニアが収入を上げる方法
- 11 未経験からフリーランスのテストエンジニアになれる?
- 12 フリーランスのテストエンジニアの将来性
- 13 まとめ
フリーランスのテストエンジニアの仕事内容
テストエンジニアの仕事内容は、完成したプログラムや製品に不具合がないかをテストすることです。
具体的に以下の工程で進めます。
- テスト計画を立てる
- テストケースを作成する
- テストを実行する
- テストの結果をまとめ、報告する
- 改善点があればフィードバックする
製品を世に出す前の最終チェックを担うので、テストエンジニアは徹底したテストを行うことが重要です。
製品の欠陥は企業の信頼に大きく関わるので、非常に重要な役割と言えます。
テストエンジニアの案件単価・相場
レバテックフリーランスによれば、テストエンジニアの平均単価は月58万円となっています。
※2022年10月16日時点。レバテックフリーランス公式サイトより引用:https://freelance.levtech.jp/
エンジニアスタイルの調査では、平均単価は月61万円です。
※2022年10月16日時点。エンジニアスタイル公式サイトより引用:https://engineer-style.jp/
テストエンジニアのフリーランス案件を探す基準
テストエンジニアがフリーランス案件を探す際に、基準にすべきことを3つご紹介します。
- クラウドソーシングかフリーランスエージェントか
- フルリモート案件はあるか
- 高単価な案件が多いか
①クラウドソーシングかフリーランスエージェントか
クラウドソーシングとエージェントには、それぞれ以下のメリット・デメリットがあります。
メリット | デメリット | |
クラウドソーシング | ・業務の難易度が比較的低い | ・比較的単価が低い ・悪質なクライアントも多い |
エージェント | ・比較的単価が高い ・案件探しを代行してくれる ・契約の手続きをサポートしてくれる ・福利厚生が手厚いエージェントもある |
・業務の難易度が比較的高い |
クラウドソーシングは案件の難易度が易しめですが、その分低単価な傾向があります。
さらに悪質なクライアントも多く、料金未払いなどのトラブルも珍しくないです。
一方でエージェントは高単価の案件が多く、サポートも充実しています。
②フルリモート案件があるか
フリーランス案件を探す際は、フルリモート案件があるかどうかも重視したいポイントです。
フルリモートで仕事ができると、以下のようなメリットがあります。
- 自宅やカフェなど、好きな場所で働ける
- 通勤に時間がかからないので、効率よく稼げる
- 家を留守にせずに働ける
③高単価な案件が多いか
高単価な案件が多いかどうかも、欠かせない項目です。
収入を安定させるためには、単価が高い案件を月に1つ獲得するのが重要なので、妥協せずに案件を選びましょう。
単価の高い案件を獲得するには、やはりクラウドソーシングよりもエージェントを利用するほうが有利です。
安定して稼ぎたい人は、より高単価な案件が多いエージェントを利用しましょう。
テストエンジニア向けフリーランスエージェントの選び方
ここでは、テストエンジニア向けにフリーランスエージェントの選び方をご紹介します。
以下の5つを意識して、エージェントを選びましょう。
- 自分のスキル・職種にマッチした案件が多いか
- 単価が高いか
- マージン(手数料)の割合は低いか
- 福利厚生などサポートは充実しているか
- リモート勤務・週3稼働など希望する働き方ができるか
自分のスキル/職種にマッチした案件数が多いか
エージェントを選ぶ際は、自分のスキルにマッチした案件が多いかを確認しましょう。
エージェントによって、テストエンジニアを募集している案件数に差があります。
さらに一言で「テストエンジニア」といっても、扱うプログラミング言語やツールはさまざまです。
まずは複数のエージェントに登録して、自分のスキルに合った案件があるか探してみましょう。
レバテックフリーランスとテクフリではテストエンジニア向けの案件が多数掲載されています。
単価が高いか
単価が高い案件を豊富に取り扱っているかどうかも、エージェントを選ぶ際に重視しましょう。
高単価な案件を獲得するほうが、短い時間で効率的に稼げます。
特に高単価な案件が充実しているエージェントは、以下の2つです。
マージン(手数料)の割合は低いか
エージェントを探す際に見落としがちなのが、マージン率です。
一般的にフリーランスエージェントは10~20%のマージンに設定しています。
100万円の案件を受注した場合、マージン率が10%だと90万円が、20%だと80万円が手元に残ります。
ただしほとんどのエージェントは、マージン率を公開していないため、あらかじめ手元に残る金額を把握できません。
その際に重要な基準となるのが、直請案件の有無です。
直請案件とは仲介会社を間に挟まず、クライアント以外にマージンを取られない案件を指します。
ITプロパートナーズは直請案件が豊富で、テクフリはマージン率10%の案件が充実しています。
福利厚生などサポートは充実しているか
会社員は基本的に福利厚生が充実していますが、フリーランスはその恩恵を受けられません。
その際に福利厚生が充実しているエージェントを選ぶと、困ったときにサポートしてもらえます。
特にフリーランスとして独立したばかりで不安が大きい人は、福利厚生が手厚いエージェントを利用してみてください。
リモート勤務・週3稼働など希望する働き方ができるか
フリーランスになるメリットとして、柔軟に働けることが挙げられます。
せっかくフリーランスとして働くなら、希望する時間や場所で働くのが理想です。
その際にリモートOK・週3稼働OKなどの案件を選ぶことで、理想のライフスタイルを実現できます。
ITプロパートナーズは週3から働けるリモートOKの案件が豊富なので、自由な働き方をしたい人はぜひ利用してみてください。
テストエンジニア案件を獲得するのにおすすめのフリーランスエージェント
エージェントを探している方は、以下の4つに登録しておくのがおすすめです。
レバテックフリーランス
画像はレバテックフリーランス公式サイトより引用:https://freelance.levtech.jp/
運営会社 | レバテック株式会社 |
---|---|
公開求人数 (現在募集中の案件) | 58726件 (2023年12月19日現在) |
テストエンジニアの 公開求人数 | 1084件 (2023年12月19日現在) |
マージン率 | 非公開 |
対応地域 | 東京・神奈川・埼玉・千葉・大阪・兵庫・京都・愛知・福岡 |
強み | ・週2〜3日稼働の案件、リモート案件多数 ・カウンセラーの専門性が高く、幅広く相談に乗ってくれる ・高単価な案件が多い |
公式 | https://freelance.levtech.jp/ |
レバテックフリーランスは質のよい高単価案件が豊富な、フリーランスエンジニア向けのエージェントです。
案件数も充実していて、無料登録すると閲覧できる非公開案件の中には、好条件な案件が数多くそろっています。
以下の3つが、レバテックフリーランスを利用する大きな魅力です。
- 業界最高水準の案件単価
- キャリアコンサルタントの質が高い
- 案件数が多い
①業界最高水準の案件単価
レバテックフリーランスは業界最高水準の高単価案件を、数多くそろえています。
※2022年10月17日時点。公式サイトより引用:https://freelance.levtech.jp/
②キャリアコンサルタントの質が高い
レバテックフリーランスではエージェントがエンジニア業界に精通しているため、手厚くサポートしてくれます。
またどの担当者がどの案件をサポートしたかも確認できるので、相談するときも安心です。
③求人数が多い
2022年10月17日現在の求人数では、エンジニアの案件が比較的多めになっています。
エンジニア | 31,575件 |
インフラエンジニア | 6,768件 |
プロジェクトマネージャー | 2,705件 |
PMO | 1,528件 |
ネットワークエンジニア | 1,576件 |
フロントエンドエンジニア | 1,513件 |
テストエンジニア | 859件 |
レバテックフリーランスの案件例
月額単価 450,000円/月 職務内容 ・ネット銀行のテスト設計、実行に携わっていただきます。
・下記を行っていただきます。
-案件起案
-受け入れテスト求めるスキル ・テスト設計の経験2年以上
・銀行システムの知見案件URL 【テスト設計/実行】ネット銀行テスト設計/実行の求人・案件
(2024年08月23日 現在)
テクフリ
画像はテクフリ公式サイトより引用:https://freelance.techcareer.jp/
月額単価 1,100,000円/月 業務内容 既存組織に対してのField Service追加導入案件となります。
企画~リリースまでを実施頂きます。
PLとして顧客調整を実施していただきます。基本スキル 以下全てに当てはまる方のみ対象。
・Salesforce開発経験3年以上
・Salesforce企画/要件定義経験3年以上
・お客様との仕様調整経験3年以上
・Field Service開発経験3年以上尚可スキル ・当事者意識を持ち、責任をもって作業することができる。 案件URL Salesforce/週5/一部リモート/Field Service追加導入_PLの案件・求人
(2024年12月01日 現在)
テクフリは個人では受注が難しい、有名企業の高単価な案件の取扱実績があります。
運営元である株式会社アイデンティティは、複数のIT人材派遣事業をおこなっているため、IT・Web系企業とのつながりも深いです。
ユーザーへの手厚いサポートも特徴で、下記のようにさまざまなサービスが受けられます。
- 独自の案件マッチングシステムを採用しているため、あなたのスキルとマッチする案件を紹介してくれる
- 1人につき2人のスタッフがついて、徹底的に案件獲得をサポートしてくれる
- 企業との面談前には、エージェントが面談の対策をしてくれる
テクフリの案件例
月額単価 660,000円/月 業務内容 コアサービスである介護支援サービスの開発を担当していただきます!
ver1からver2へのアップデートをしており、単体テストや結合テストをお任せいたします。基本スキル ・テスターとしての実務経験4年以上
・テスト項目を仕様から作成することができること
・実際の画面の動作やREST APIを使った試験を行えること
・知識としてREST API、JSONが使え、RDBのselect, insert, updateができる尚可スキル ・PHPのコードを読める方(PHPでの開発経験があれば尚良し)
・アプリテストの経験がある方案件URL テスター/週5/常駐/介護支援サービスにおけるテストエンジニアの案件・求人
(2024年11月24日 現在)
ITプロパートナーズ
公開求人数 5014件 (2024年08月23日現在) テストエンジニアの
公開求人数11件 (2024年08月23日現在) マージン率 非公開 対応地域 東京・神奈川・埼玉・千葉・大阪・兵庫・京都・愛知・福岡 働き方 週2-3案件、リモート案件多数 公式 https://itpropartners.com/
ITプロパートナーズの主な魅力は、以下の3つです。
- 『直請案件』だからこその高単価
- リモート、週1〜2日から稼働OKの案件多数
- エンジニアの案件多数
『直請案件』だからこその高単価
ITプロパートナーズ公式サイトより引用(https://itpropartners.com/)
ITプロパートナーズは「直請案件」を数多く取り扱っています。
そのため単価が他のエージェントと比較して高いです。
※直請案件とは、間に仲介会社を挟まず、直接クライアントと契約している案件のことをいいます。
正直ほとんどのフリーランスエージェントは、マージン率を公開していません。
そのため「フリーランスがいくらもらえるのか」や「単価がよいのか」をあらかじめ知っておくのは難しいです。
マージン率が非公開で事前に知れないからこそ、過剰な報酬の中抜きがないITプロパートナーズは魅力的です。
リモート、週1〜2日から稼働OKの案件多数
ITプロパートナーズ公式サイトより引用(公式:https://itpropartners.com/)
ITプロパートナーズは週1〜2日から稼働OKの案件が多い点が、大きな魅力です。
他のフリーランスエージェントでは、最低稼働日数が週3・4日〜の常駐案件が一般的になっています。
一方でITプロパートナーズは、リモートの案件も多いです。
自身のスタイルに合わせて、自由に案件を選びたい人におすすめします。
エンジニアの案件多数
エンジニアの公開求人数は、業界最多水準です。
ITプロパートナーズの案件例
月額単価 〜700,000円 職務内容 ■業務内容:
360度評価システムのオフショア開発において、
マニュアル作成&テストシナリオ作成をメインにお任せします。
[具体的な業務]
・システム刷新に伴うユーザマニュアル作成業務
*顧客からの説明および画面を触りながら仕様を理解
・テストシナリオ作成業務(スモークテスト相当)求めるスキル ■必須スキル:
・QA(品質管理)経験
・コードレビュー経験案件URL 【QA】リモートOK!オフショア開発におけるテストエンジニアを募集します!
(2023年12月19日 現在)
注意:ITプロパートナーズは週1日から稼働可能な案件の紹介が可能なものの、会社員の方への副業は紹介できません。
エンジニアスタイル
画像は「エンジニアスタイル」公式サイトより引用:https://engineer-style.jp
大量の案件をまとめて確認できるのが魅力の、便利なサイトです。
運営会社 | ボスアーキテクト株式会社 |
公開求人数 | 180,235件 |
特徴 | エンジニア・コンサル・デザイナー・ディレクターなど多様な職種に対応 高単価案件も多数 案件応募で面談するとAmazonギフト券プレゼント |
対応地域 | 主に東京 |
働き方 | リモートワーク、フレックス制度、 週2日〜稼働OKなど様々な案件に対応 |
※2022年10月17日時点・公式サイトより引用/算出
また2022年10月17日時点で、案件応募で面談するとAmazonギフト券がもらえるキャンペーンも実施しています。終了日時は未定なので、気になる人は早めに登録・応募しておきましょう。
(画像は『エンジニアスタイル』公式サイトより引用(2022年10月17日時点):https://engineer-style.jp )
エンジニアスタイルの主な魅力は、以下の2つです。
- エージェント20社、18万件超の豊富な案件数
- データが豊富で、案件を探しやすい
エージェント20社、18万件超の豊富な案件数
2022年10月17日現在、フリーランスエージェント20社に掲載されている18万件以上の案件をチェックできます。
複数のエージェントの案件をまとめて見られるので、登録にかかる時間を省きながら手軽に検索可能です。
リモートワークやフレックス制度、週2稼働OKなど他のエージェントでは取り扱いの少ない案件も、多数掲載中です。
フリーランスやスキルアップなど幅広いニーズに合わせた求人を取り扱っているため、とりあえず登録しておきましょう。
データが豊富で、案件を探しやすい
※エンジニアスタイルから引用 /2022年10月17日時点確認
平均単価の他にも職種別、言語別、フレームワーク別の単価や件数ランキングが全て公開されています。
案件を探す際には、以下のような条件を指定して検索できます。
- 言語
- フレームワーク
- 開発スキル
- 職種/業界
- エリア/駅
- 単価
さらに以下のこだわり条件についても検索可能です。
- 稼働できる時間帯
- 職場環境や設備
- リモート勤務OKか
- 会社の規模や目標
- トレンド技術を取り入れているか
スキルや条件を詳しく指定できるので、自分に合った案件が探しやすいです。
※エンジニアスタイルより引用 /2022年9月10日時点
会員登録すると、登録時の希望条件やスキルに合致した案件情報を、メールで送ってくれます。
テストエンジニアのフリーランス案件例
テストエンジニアのフリーランス案件にはどんな案件があって、報酬の相場がどれくらいなのかを確認していきます。
実際にテストエンジニアのフリーランス案件をいくつかピックアップして紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
※今回紹介する案件は募集を終了している可能性もあります。最新の案件例が見たい人はエージェントに登録したうえで、詳細を確認してみましょう。
案件例①
月額単価 750,000円/月 職務内容 ・toC向けのソフトウェア検証に携わっていただきます。
・下記を行っていただきます。
-テスト分析、設計
‐テスト実装
‐テスト実行
‐タスク管理、スケジューリング
‐顧客折衝求めるスキル ・テストケース作成経験3年以上歓迎スキル・JSTQB テスト技術者資格 Foundation Level の知見 案件URL 【テスト】toC向けソフトウェアテストの求人・案件
(2024年08月23日 現在)
案件例②
月額単価 500,000円/月 職務内容 ・電子カルテシステムのテストに携わっていただきます。
・テストエンジニアとしての実務経験を活かせる案件です。求めるスキル ・テスト実務経験 案件URL 【テスト】電子カルテシステム検証の求人・案件
(2024年08月23日 現在)
上記の案件はあくまでも一例なので、自分のスキルに合わせて案件を探してみてください。
テストエンジニアがフリーランスになるメリットは?
ここでは、テストエンジニアがフリーランスになるメリットを3つご紹介します。
- 収入が増える
- スキルアップにつながる
- 人脈が広がる
収入が増える
テストエンジニアの年収は、正社員よりもフリーランスのほうが高い傾向にあります。
レバテックフリーランスの調査によると、フリーランスのテストエンジニアの案件単価は下記の通りでした。
引用:レバテックフリーランス「単価相場」(2023年1月13日時点)
フリーランス案件の平均単価が58万円のため、年収は58万円×12ヶ月=696万円程度と考えられます。
正社員のテストエンジニアの平均年収は400~500万円と言われているため、フリーランスのほうが200万円近く高いことがわかります。
正社員として実務経験を積み、十分なスキルを身に付けてから独立することをおすすめします。
スキルアップにつながる
テストエンジニアがフリーランスになるメリットとして、スキルアップできる可能性が高いことが挙げられます。
理由は、自由に挑戦したい案件を選べるからです。
会社員として働いていると、同じような仕事が多くスキルアップできないことが多々あります。
一方でフリーランスになると自分で案件を選んで応募できるので、難易度の高いものにもチャレンジすることが可能です。
さらにチームで働くと、リーダーを任されることもあります。
立場や責任がある仕事をしたり、今までしてこなかった仕事に挑戦したりすることで、スキルアップできるのがフリーランスの魅力です。
人脈が広がる
フリーランスの魅力的な点は、人脈が広がることです。
会社員として働いていると、必然的に関わる人が固定されてきます。
人脈を広げたくても、なかなか広げられないのが現状です。
一方でフリーランスになると、案件を通してさまざまなクライアントと出会うことになります。
自然と新たな出会いを増やせるのは、フリーランスとして独立する魅力です。
人脈が広がると、下記のようなメリットがあります。
- クライアントが別のクライアントを紹介してくれる
- 業界の有名人と知り合える
- 最新の技術や情報を学べる
テストエンジニアがフリーランスになるデメリットは?
ここでは、テストエンジニアがフリーランスになるデメリットを3つご紹介します。
- 仕事や収入が安定しない
- 手厚い社会保障が受けられなくなる
- 経理や営業などを自分で行う必要がある
仕事や収入が安定しない
1つ目のデメリットは、仕事や収入が安定しないことです。
会社員であれば毎月決まった給料が入ってきますが、フリーランスの場合は、その月の案件や稼働状況によって収入が変動します。
案件を獲得できなければ「1ヶ月給料なし」もありうる話です。
対策として、収入を安定させるためには高単価案件を受注しましょう。
毎月1つ高単価案件を受注できれば、ある程度収入は安定します。
フリーランスエージェントを活用して、単価の高い案件を見つけましょう。
手厚い社会保障が受けられなくなる
2つ目のデメリットは、手厚い社会保障が受けられなくなることです。
会社員であれば、万が一けがや病気で働けなくなった際に、労災保険や雇用保険が適用されます。
一方でフリーランスは福利厚生が充実していないので、働けなくなっても収入のサポートがありません。
もらえる年金が減ったり、健康保険料が増えたりと、社会保障を受けられないデメリットは大きいです。
対策としては、フリーランス用の保険に加入することが挙げられます。
経理や営業などを自分で行う必要がある
3つ目のデメリットは、経理や営業を自分で行わなければならないことです。
会社員であれば基本的に上司から仕事を振られるので、仕事獲得のために営業することはほとんどありません。
税金の計算に関しても、会社がすべて行ってくれます。
一方でフリーランスは、どちらも自分で行わなければなりません。
税金に関しては、毎年確定申告をする必要があります。
これらの手間を省くためには、以下を活用するのがおすすめです。
- 営業の手間は、エージェントを活用して代行してもらう
- 経理の手間は、会計ソフトの利用や税理士への依頼で楽にする
フリーランスのテストエンジニアに求められるスキル
テストエンジニアはテスターとは違い、幅広い業務を任されます。
それにともない、必要となるスキルも多いです。
ここでは、フリーランスのテストエンジニアに求められるスキルを、3つご紹介します。
- ソフトウェア関連のスキル
- プログラミングスキル
- テスト自動化ツールのスキル
- 提案・問題解決スキル
ソフトウェア関連のスキル
テストエンジニアはソフトウェア関連の知識やスキルを求められます。
どのような目的・手段でテストを行えばよいか判断するためにも、深い知識が必要です。
新たなテストケースが必要な際にも、ソフトウェアの知識があれば適切な提案ができます。
実施するテスト対象となるソフトウェアを充分に理解しておくとバグや不具合にも対処できるので、必ず身に付けておきましょう。
プログラミングスキル
プログラミングのスキルを身に付けておくと、エラーが出た際に役立ちます。
起きたエラーがプログラムの問題なのか、ソフトウェアの問題なのかを判断する必要があるので、このスキルは必須です。
不具合を発見したときに、適切な提案をしたりコードの修正をしたりすることで、テストエンジニアとしての評価も上がります。
よりよい製品を世に出し、自身の収入アップを目指すためにも、プログラミングスキルは重要です。
テスト自動化ツールのスキル
テストを実施する際は、テスト自動化ツールを使用することがほとんどです。
テスト自動化ツールは、以下などが用いられます。
- Appium
- Ranorex
- Selenium
テスト自動化ツールを利用すると、テストやソフトウェア開発を効率的に進めることが可能です。
提案・問題解決スキル
テストエンジニアは技術的なスキルだけでなく、提案したり問題を解決したりするスキルが必要です。
テストが終わると、報告や改善点の提案を行います。
その際に問題点を抽出して解決すること、改善案をわかりやすく提案することが大切です。
問題解決の方法やフィードバックの方法も研究して、よりわかりやすいプレゼンテーションができるようになりましょう。
フリーランスのテストエンジニアが収入を上げる方法
ここでは、テストエンジニアが収入を上げる方法を2つ解説します。
- テストの計画から自動化まで実施できるようになる
- 品質コンサルタントを目指す
テストの計画から自動化まで実施できるようになる
収入を上げたいテストエンジニアは、テスト計画から自動化まで、すべての工程を行えるようになりましょう。
クライアントが求めるテスト実施のすべてを1人で請け負うことが、より高い報酬をもらうための第一歩です。
「テスト自動化の設計から実施までできる」とクライアントにアピールできれば、追加の業務で報酬をもらえたり、別の高単価案件を紹介してもらえたりします。
まずはテストエンジニアのプロとなって、コツコツと収入をアップさせましょう。
品質コンサルタントを目指す
テストエンジニアとして働いていると、品質の維持管理スキルが身に付きます。
身に付いたスキルを生かして、品質コンサルタントとして働くのも、収入を上げたい人におすすめです。
品質コンサルタントはソフトウェアの品質管理や改善を行います。
テストエンジニアも品質コンサルタントも、品質を保証するための仕事です。
テストエンジニアとして実務経験を積み、品質コンサルタントを目指すのもよいでしょう。
未経験からフリーランスのテストエンジニアになれる?
まずテストエンジニアは、ソフトウェアやプログラミングなどの幅広い知識を求められます。
それらの知識がない人は、残念ですがテストエンジニアになるのは難しいです。
一方でソフトウェア開発などを行っていた人は、そのスキルを生かしてテストエンジニアとして働ける案件もあります。
以下のようにテスト実行経験が求められない案件もあるので、テストエンジニアとしては未経験でも、挑戦したい人は応募してみましょう。
月単価 | 〜55万円 |
稼働日数 | 週5日 |
リモート勤務 | 一部リモート可 |
業務内容 | ソフトウェア機能テストのご支援をしていただきます。 負荷装置を利用した性能テストやテスト自動化の作業がございます。 |
必要スキル | ◆必須スキル: ・シェルスクリプトの作成経験 ・Rubyの経験(スクリプト作成程度) ◆歓迎スキル: ・ユニットライブラリを用いた開発経験 ・Web UI自動化ツールの経験 |
募集元 | レバテックフリーランス (公式サイト:https://freelance.levtech.jp) |
※_2022年10月20日時点の公開案件です。現在は募集を終了している可能性があります。
フリーランスのテストエンジニアの将来性
テストエンジニアの需要は、今後もなくなる可能性が低いです。
テスト実行はAIによる自動化が進んでいますが、計画や分析、提案は人間にしかできません。
実行以外の部分もテストにおいて必要不可欠なので、今後もテストエンジニアの需要がなくなることはないでしょう。
ただし将来的に必要なスキルや知識が変わる可能性はあります。
そのため常に新しい知識を勉強し、スキルを身につけていくことが重要です。
まとめ
今回はテストエンジニアの仕事内容や単価相場、おすすめのエージェントなどについて解説しました。
テストエンジニアの存在は必要不可欠なため、今度も仕事はなくならないと考えられます。
会社員から独立してフリーランスになっても充分に活躍できるので、ぜひ挑戦してみましょう。
テストエンジニア向けの案件が豊富なサイト。案件単価は業界最高水準!
テクフリ(公式:https://freelance.techcareer.jp/ )
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