セキュリティエンジニアの転職におすすめなスカウトサービス7選 | サービスの選び方や利用のポイントを解説
企業からのスカウトを直接受け取れるダイレクトスカウトサービス。
ハイキャリアにも対応し、若手からベテランまでの幅広い年代の転職をサポート。
【第2位】ビズリーチ(公式:https://www.bizreach.jp/ )
企業やヘッドハンターから良質なスカウトを受け取れるハイクラス向けスカウト。
30代から50代が多く、経営幹部や管理職、プロフェッショナル人材向けの案件を多数保有。
【第3位】Green(公式:https://www.green-japan.com/)
企業と直接コンタクトをとれるアプローチ機能を持つ転職エージェント。
企業の話を気軽に聞けるカジュアル面談で、転職先の雰囲気を把握しやすい。
企業やヘッドハンターからのスカウトは、転職をスムーズに行うための便利なサービスです。
自分のスキルと職務経歴をスカウトサイトに登録することで、自分にピッタリのオファーを自動的に受け取れます。
自分から求人を探しに行く手間が省けるため、現職を続けながらキャリアアップを目指すという転職スタイルも選択できるでしょう。
さらに、転職におけるスカウトの活用には、以下のようなメリットがあります。
- 一般には公開されない非公開求人に出会える
- 自分が知らない新しいキャリアの可能性に気付ける
- 通常の選考フローよりも採用の確度が高いケースが多い
一方で転職サイトのなかには、登録者へ機械的にスカウトを送信しているケースもあり、スカウトの質には大きな差があることが現状です。
そこで今回は、転職を目指すセキュリティエンジニアに向けて、スカウトサービスの選び方や、より質の高いスカウトを受け取るためのポイントについて解説します。
結論から言うと、この記事では以下のスカウトサイトを推奨しています。
- 高収入なハイクラス転職を目指すなら
→リクルートダイレクトスカウト、ビズリーチ、Green、JACリクルートメント - 面接対策や職務経歴書の作成サポートなどの転職サポートを受けたい方は
→JACリクルートメント、レバテックキャリア - 異業種の転職や現職の経験を活かした未経験職種への転職ならスカウトを受けるなら
→doda、リクナビNEXT
本編に進む前に、今回のスカウトサービスのポイントをわかりやすくにまとめてみました。
各スカウトサービスにおける、業界・業種の取り扱いは以下の通りです。(以下の表は、横にスクロールできます。)
サービス名 | 公式サイト | 得意な業界 |
|||||||
IT Web |
金 融 |
製 造 業 |
ヘ ル ス ケ ア |
建 設 ・ 不 動 産 |
コ ン サ ル |
人 材 ・ 人 事 |
メ デ ィ ア |
||
リクルート ダイレクトスカウト |
https://directscout.recruit.co.jp/ | ◎ | 〇 | ◎ | △ | 〇 | 〇 | 〇 | △ |
ビズリーチ | https://www.bizreach.jp/ | ◎ | 〇 | 〇 | △ | 〇 | ◎ | △ | △ |
Green | https://www.green-japan.com/ | ◎ | △ | 〇 | △ | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
JAC リクルートメント |
https://www.jac-recruitment.jp/ | 〇 | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | 〇 | 〇 | △ |
レバテックキャリア | https://career.levtech.jp/ | ◎ | △ | 〇 | 〇 | △ | ◎ | 〇 | 〇 |
doda | https://doda.jp/ | ◎ | 〇 | ◎ | 〇 | ◎ | △ | 〇 | 〇 |
リクナビNEXT | https://next.rikunabi.com/ | ◎ | 〇 | 〇 | 〇 | ◎ | △ | 〇 | 〇 |
◎=保有案件数がかなり多い、〇=保有案件数が多い、△=保有案件数がやや少ない
※各スカウトサイトの求人数から算出
各スカウトサイトごとの求人掲載企業の分布は以下の通りです。
サービス名 | 公式サイト | 国内大手 企業 |
メガベンチャー 企業 |
ベンチャー 企業 |
中小 企業 |
外資系 企業 |
海外企業 |
リクルート ダイレクトスカウト |
https://directscout.recruit.co.jp/ | ◎ | ◎ | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
ビズリーチ | https://www.bizreach.jp/ | ◎ | ◎ | 〇 | 〇 | ◎ | 〇 |
Green | https://www.green-japan.com/ | 〇 | ◎ | ◎ | ◎ | △ | △ |
JAC リクルートメント |
https://www.jac-recruitment.jp/ | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | ◎ | ◎ |
レバテックキャリア | https://career.levtech.jp/ | ◎ | ◎ | 〇 | 〇 | △ | △ |
doda | https://doda.jp/ | 〇 | 〇 | 〇 | ◎ | △ | △ |
リクナビNEXT | https://next.rikunabi.com/ | 〇 | 〇 | 〇 | ◎ | △ | △ |
◎=保有案件数がかなり多い、〇=保有案件数が多い、△=保有案件数がやや少ない
※各スカウトサイトの求人数から算出
また、各スカウトサービスにおける、登録者の年代とサービスの特徴は以下の通りです。(以下の表は、横にスクロールできます。)
サービス名 | 公式サイト | 登録者の年代 |
ヘッドハンター | ダイレクト スカウト |
転職 サポート |
|||
20 代 |
30 代 |
40 代 |
50 代 |
|||||
リクルート ダイレクトスカウト |
https://directscout.recruit.co.jp/ | △ | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | – |
ビズリーチ | https://www.bizreach.jp/ | 〇 | ◎ | ◎ | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
Green | https://www.green-japan.com/ | ◎ | ◎ | 〇 | △ | – | 〇 | – |
JAC リクルートメント |
https://www.jac-recruitment.jp/ | △ | ◎ | 〇 | △ | 〇 | – | ◎ |
レバテックキャリア | https://career.levtech.jp/ | 〇 | ◎ | 〇 | △ | – | – | ◎ |
doda | https://doda.jp/ | ◎ | 〇 | △ | △ | – | 〇 | 〇 |
リクナビNEXT | https://next.rikunabi.com/ | ◎ | ◎ | 〇 | △ | – | 〇 | – |
◎=保有案件数がかなり多い、〇=保有案件数が多い、△=保有案件数がやや少ない
※各スカウトサイトの公式ホームページを参照
本編では、各スカウトサイトの特徴と選び方のポイントを紹介していますので、ぜひご覧ください。
目次 (PRも含まれます)
スカウトサイトとは?
スカウトサイトは、企業やヘッドハンターが求職者に、選考のオファーを送信できるプラットフォームのです。
一般の転職では、求職者が企業に応募してから選考がスタートするのが常識です。
スカウトサイトの場合は、自分の職歴や持っているスキルに応じて採用側からのアプローチを受けられます。
自ら求人を探す手間が省けるので、現職に勤めながらの転職や良い条件の求人が見つかったら転職するスタイルなど、幅広い選択ができる点がポイントです。
しかし、冒頭で解説した通り、スカウトサイトはいくつかの種類が存在し、それぞれのスカウトの方法が違います。
スカウトの方法によって受け取るオファーの品質には大きな差があるため、各サイトの特徴をきちんと理解しておくことが大切です。
スカウトの仕組み
通常スカウトサイトでは、自分の経歴や保有スキルを登録することにより、その情報を見た採用企業からオファーが届きます。
採用側は、登録されている求職者の情報を検索し、採用したい人材にオファーを送信できます。
求職者としては、自分の経歴やスキルにあった求人をほぼ自動的に受け取れるという点がメリットです。
採用側としても、求める人材をピンポイントで採用できるため、採用にかかるコストを削減するなどの利点があります。
スカウトの方法には以下のような種類があります。
- ダイレクトスカウト
- エージェントからのスカウト
- 転職サイトのスカウト機能
スカウトの仕組みによって、オファーのレベルや内定の確度に差がありますので、しっかりと区分できるようにしておきましょう。
ダイレクトスカウト
ダイレクトスカウトは、求職者の登録されている情報をもとに、企業が求職者へ直接オファーを送る形式のスカウトです。
エージェントやヘッドハンターを経由せずに企業が直接オファーすることで、採用の成功率が高いというメリットがあります。
それは、企業がスカウトを送る際には、履歴書や職務経歴書をチェックした後にオファーを出すため、書類審査を通過した状態からスタートします。
したがって、通常の選考に比べて、選考を通過する確率が高い傾向があります。
転職にスカウトを利用するなら、ダイレクトスカウト機能のあるサイトの利用がおすすめです。
エージェントやヘッドハンターからのスカウト
スカウトサイトを利用していると、エージェントやヘッドハンターからスカウトからのオファーが来ることもあります。
このタイプのスカウトは、企業からスカウト業務を委託されたエージェントやヘッドハンターから送られるものです。
この場合、企業の人事が直接スカウトを送っていないため、ダイレクトスカウトと比べると採用される確率はやや低くなります。
しかし、エージェントやヘッドハンターの質が高いサイトを使用することにより、質の高いスカウトを受けることもできます。
また、エージェントが企業と求職者をつなぐ役割を持つスカウトサイトでは、転職に関する支援を受けられるケースも存在します。
スカウトを利用する際は、ダイレクトスカウトとあわせて利用を検討してみることがおすすめです。
転職サイトのスカウト機能
転職サイトにおけるスカウト機能は、職歴や所有しているスキルに基づき、自動で配信されるスカウトメールなどです。
企業が必要とする人材の基準と、求職者の職歴やスキルが一致した場合にスカウトが送信される、マッチングと似た仕組みともいえます。
つまり、職歴や技能が一致しているだけで、機械的にスカウトを送信しているということになります。
そのため、転職サイトのスカウト機能に過度に信頼して応募すると、書類選考で不合格になる可能性もあります。
しかし一部の転職サイトでは、企業が料金を支払って求職者に直接メッセージを送る、ダイレクトスカウトサービスが利用できます。
スカウトを利用して転職を進める場合は、転職サイトのスカウトの質に注目して登録しましょう。
スカウトサイトのメリット
スカウトサイトを用いた転職には、以下のようなメリットが存在します。
- 求人を検索する手間が省ける
- 求人を公開していない企業が見つかる
- キャリの可能性を広げられる
- 自分の市場価値を正確に測れる
- 採用の確度が高いケースがある
それぞれのメリットについて、詳しく解説します。
求人を検索する手間が省ける
スカウトを利用して転職する一番のメリットは、転職にかかる手間を大きく省ける点です。
大きなプラスポイントは、求人のリサーチや企業へのエントリーのフェーズをオミットできることです。
スカウトを送る企業やヘッドハンターは、求職者の履歴書や職務経歴書を見てからオファーを出すことが一般的です。
したがって、通常の転職フローである、書類選考をパスした状態から選考を開始することになります。
企業の求人を見つけて申し込むステップと書類選考をスキップして、転職に掛かる時間を大幅に短縮できます。
現職で働きながら転職を検討したいと考えているなら、スカウトの活用がおすすめです。
求人を公開していない企業が見つかる
求職者へのスカウトを送信する企業のなかには、一般には公開していない非公開求人をオファーしているケースがあります。
例えば、公開すると応募が急増してしまうような求人や、人材を探すのが難しいハイクラス人材の求人などがあります。
非公開求人には、就業の条件が良いものや、高額な年収の求人が含まれることがあります。
スカウトサイトへの登録は、転職サイトでは見つけられない求人情報を探すのに便利です。
キャリアの可能性を広げられる
スカウトサイトを利用することで、自分のキャリアを広げられる可能性があります。
先に触れた通り、スカウトで採用を進める企業は、求職者のキャリアや保有スキルを詳しく調べてからオファーを送ります。
従って未経験の業界や職種であっても、職歴やスキルが企業が求める人材に適合していれば、スカウトされる可能性があります。
また、一般職から管理職へのキャリアアップなど、上位職への転職が可能なケースも存在します。
転職を契機に自分のキャリアを変えたいと思っている方は、企業からのスカウトも考えてみてください。
採用の確度が高いケースがある
スカウトは、選考通過の確度が高いこともメリットです。
採用側の企業などは、応募者の情報をある程度をチェックしたうえでスカウトを送信するので、書類選考を通過した状態で面接に進むことが可能です。
書類審査で不合格になる恐れがないので、一般的な転職に比べて選考通過の可能性が高いといえるでしょう。
特にダイレクトスカウトサービスは、企業の採用担当者が直接スカウトを行うため、内定の確率を高めることが可能です。
転職活動を円滑に進めたいと考えている人は、スカウトを使って採用可能性の高い企業を探すことをおすすめします。
自分の市場価値を正確に測れる
スカウトサイトに登録することで、現在の自分の市場価値を正確に測れるというメリットもあります。
例えば、企業から送られるオファーの年収は、自分の市場価値を認識する際の一定の基準となります。
また、スカウトが多く送られてくるということは、それだけ自分がが市場で価値のある人材であるということを示しています。
もし転職を計画しているのであれば、自分の市場価値を把握しておくことはとても重要です。
スカウトサイトへの登録し、自身がどれだけのスカウトを受けられるのかをチェックしましょう。
スカウトサイトのデメリット
スカウトサイトはメリットを持っていますが、一方で以下のようなデメリットも含まれています。
- 希望していない条件のスカウトが届く
- 何通ものスカウトが送られてきて煩わしい
- 100%採用につながるわけではない
これらの欠点を事前に理解しておき、効果的にスカウトを利用する方法を身につけましょう。
希望していない条件のスカウトが届く
スカウトは、採用側からの求人のオファーが受けられる便利な機能ではありますが、必ずしも自分の希望する条件の求人が送られてくるとは限りません。
採用側は、求職者の職務経験やスキルを見てスカウトを送信します。
それゆえに、必ずしも希望の条件通りのオファーが送られてくるとは限りません。
自分の希望に合わない職種、業界、ポジションの求人が送られてくることもあります。
具体的な転職先がある場合は、自分から応募することが良いこともあるので注意が必要です。
何通ものスカウトが送られてきて煩わしい
スカウトサイトを利用すれば、採用側からのスカウトが頻繁に送られてくる状況も考えられます。
場合によっては、1日に数十通ものスカウトが届くことがあり、それが迷惑に感じることもあるでしょう。
特に転職ウェブサイトのスカウト機能は、自身の職務経歴やスキルが一致した会社のスカウトを自動的に配信するので、結果としてスカウトの数が増えやすい傾向にあります。
スカウトサイトを利用する場合は、転職活動専用のメールアドレスを設定するなど、前もっての準備が重要です。
また、厳選したスカウトサイトだけに絞って登録するなど、質の高いスカウトを受け取れるようにしましょう。
100%採用につながるわけではない
企業からスカウトを受けたとしても、確実に内定がもらえるとは限りません。
スカウトは、履歴書や職務経歴書の内容を元にオファーを行うため、実際の面接におけるギャップが生まれやすいです。
特にヘッドハンターによるスカウトや転職サイトのスカウト機能は、このようなギャップが発生する可能性が高くなります。
より選考通過の可能性が高いスカウトを利用したい場合は、企業の採用担当者からのスカウトが受けられるダイレクトスカウトや、ヘッドハンターの質が高いスカウトサイトを利用しましょう。
スカウトサイトの選びの基準
ここでは、スカウトサイトの選び方について解説します。
基本的には、転職先の選択肢を増やすためにも、複数登録することがおすすめです。
ただし、不必要なスカウトサイトまで登録してしまうと、受け取るオファーが多くなり、どの求人に進むべきか見極めるのが難しくなることもあります。
そこで、以下のポイントを考慮して、必要なスカウトサイトに絞って登録することをおすすめします。
- IT系の案件が多いか
- クリエイティブ系の案件が多か
- 転職で希望する条件が叶うかどうか
- 自分の経歴や職歴にあっているか
- 求人以外のサポートが受けられるか
- 登録者の年代があっているか
それぞれのポイントについて詳しく解説します。
志望する業界の案件が多いか
スカウトサイトに登録する際は、志望する業界の案件が多いかどうかを確認しましょう。
各スカウトサイトは特定の領域に強みを持つケースもあるため、受け取るスカウトの内容にも偏りがあります。
転職を希望する業界が決まっている場合、スカウトサイトがその業界の案件を保有しているかどうかをチェックしておきましょう。
今回おすすめするスカウトサイトでは、以下のような業界の案件を取り扱っています。(表はスクロールできます)
サービス名 | 公式サイト | 得意な業界 |
|||||||
IT Web |
金 融 |
製 造 業 |
ヘ ル ス ケ ア |
建 設 ・ 不 動 産 |
コ ン サ ル |
人 材 ・ 人 事 |
メ デ ィ ア |
||
リクルート ダイレクトスカウト |
https://directscout.recruit.co.jp/ | ◎ | 〇 | ◎ | △ | 〇 | 〇 | 〇 | △ |
ビズリーチ | https://www.bizreach.jp/ | ◎ | 〇 | 〇 | △ | 〇 | ◎ | △ | △ |
Green | https://www.green-japan.com/ | ◎ | △ | 〇 | △ | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
JAC リクルートメント |
https://www.jac-recruitment.jp/ | 〇 | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | 〇 | 〇 | △ |
レバテックキャリア | https://career.levtech.jp/ | ◎ | △ | 〇 | 〇 | △ | ◎ | 〇 | 〇 |
doda | https://doda.jp/ | ◎ | 〇 | ◎ | 〇 | ◎ | △ | 〇 | 〇 |
リクナビNEXT | https://next.rikunabi.com/ | ◎ | 〇 | 〇 | 〇 | ◎ | △ | 〇 | 〇 |
出典:各社公式サイトから引用
転職で叶えたい条件の案件があるか
転職によって叶えたい条件がある場合は、希望条件にそった案件が多いかどうかも確認しておきましょう。
もし、一般職から管理職へのキャリアアップが目標なら、プレミアム案件を多く扱っているスカウトサイトがおすすめです。
また、転職をする際には、次のような条件も検討しておきましょう。
- 勤務地
- 年収
- 休日数
- 残業時間
- リモートワークの可否
もちろん、これらの条件は企業の求人ごとに大きくに異なります。
しかし、年収や勤務地などは、スカウトサイトごとに登録している企業に偏りがあるため、ある程度は条件面の参考にできます。
スカウトサイトでは、各社の求人情報が掲載されているので、自分の希望条件に合った求人が多いウェブサイトを選択しましょう。
自分の経歴や職歴にあっているか
自分の職歴や保有スキルにあったスカウトサイトへの登録も大切なポイントです。
求める人材の性質により、企業は利用するスカウトサイトを使い分けることがあります。
例えば、マネージメントや経営に関わる人材は、ビジネスに大きな影響を与える可能性があるため、ハイクラス人材専用のスカウトサイトを利用します。
実務経験が少ない状態で、このようなハイクラス向けのスカウトサイトに登録しても、スカウトを受けるのは難しくなります。
そのため、自分の経歴や職歴と希望するキャリアを考えたうえで、似た条件の求人が多いスカウトサイトに登録することがおすすめです。
登録者の年代があっているか
スカウトサイトには、登録している求職者の年代にも違いが見られます。
一般的には、年齢層が高くなるほど管理職や経営などのハイクラス向けの求人が多くなります。
そのため、スカウトサイトに登録されている年齢層が、自分に適しているかどうかを確認することも一つの要素です。
とはいえ、自分の職歴や保有スキルが企業が探している人材とマッチしていれば、年齢を問わずスカウトのチャンスがあるかもしれません。
そのため、どのスカウトサイトを優先的に登録すべきかについて考える際の、目安程度に考えておきましょう。
各スカウトサイトにおける、登録者の年代は以下の通りです。(表はスクロールできます)
サービス名 | 公式サイト | 登録者の年代 |
|||
20 代 |
30 代 |
40 代 |
50 代 |
||
リクルート ダイレクトスカウト |
https://directscout.recruit.co.jp/ | △ | 〇 | 〇 | 〇 |
ビズリーチ | https://www.bizreach.jp/ | 〇 | ◎ | ◎ | 〇 |
Green | https://www.green-japan.com/ | ◎ | ◎ | 〇 | △ |
JAC リクルートメント |
https://www.jac-recruitment.jp/ | △ | ◎ | 〇 | △ |
レバテックキャリア | https://career.levtech.jp/ | 〇 | ◎ | 〇 | △ |
doda | https://doda.jp/ | ◎ | 〇 | △ | △ |
リクナビNEXT | https://next.rikunabi.com/ | ◎ | ◎ | 〇 | △ |
出典:各社公式サイトから引用
求人以外のサポートが受けられるか
スカウトサイトでは、求人以外のサポートも利用できるケースがあります。
転職のサポートは、キャリアアップを検討するうえで心強い味方です。
スムーズに転職を成功させるためにも、スカウトサイトの支援内容をしっかりと確認しておきましょう。(表はスクロールできます)
サービス名 | 公式サイト | 転職サポート |
リクルート ダイレクトスカウト |
https://directscout.recruit.co.jp/ | – |
ビズリーチ | https://www.bizreach.jp/ | ・非公開求人の提案 ・履歴書や職務経歴書の執筆サポート ・面接日時の調整や面接対策 ・年収などの条件交渉や入社日調整 ※上記は、ヘッドハンターを利用する場合のサポートです |
Green | https://www.green-japan.com/ | – |
JAC リクルートメント |
https://www.jac-recruitment.jp/ | ・履歴書/職務経歴書の添削(英語レジュメの添削も可能) ・面接のサポート ・条件交渉や入社後のフォローも充実。セキュリティエンジニアの転職におすすめのスカウトサイト |
レバテックキャリア | https://career.levtech.jp/ | ・転職エージェントからの企業紹介 ・履歴書や職務経歴書の添削サポート ・面接の詳細情報の提示や模擬面接対策 ・年収交渉・入社日調整などの入社前の調整 |
doda | https://doda.jp/ | ・転職エージェントからの企業紹介 ・履歴書や職務経歴書の添削サポート ・面接の詳細情報の提示や模擬面接対策 ・年収交渉・入社日調整などの入社前の調整 |
リクナビNEXT | https://next.rikunabi.com/ | – |
出典:各社公式サイトから引用
セキュリティエンジニアにおすすめなスカウトサイト7選
ここでは、セキュリティエンジニアの転職におすすめなスカウトサイトを紹介します。
自分にピッタリのスカウトサイトに登録するために、ぜひこの記事を参考にしてみてくださいね。
今回紹介するスカウトサイトをまとめると、以下のようになります。
- 高収入なハイクラス転職を目指すなら:リクルートダイレクトスカウト、ビズリーチ、Green、JACリクルートメント
- 転職のサポートを受けながらスカウトを受けるなら:JACリクルートメント、レバテックキャリア
- 転職の選択肢を広げるスカウトを受けるなら:doda、リクナビNEXT
自分にあったスカウトサイトに登録できるように、各サイトの特徴をきちんとチェックしておきましょう。
リクルートダイレクトスカウト
リクルートダイレクトスカウトは、企業から直接スカウトを受け取れるダイレクトスカウトサービスです。
ハイキャリアな求人を専門に扱っており、年収800万〜2000万円の高収入案件が多数あります。
登録するだけで企業からのオファーが受け取れるので、スカウトを利用して転職をしたいセキュリティエンジニアにおすすめです。
運営会社 |
株式会社リクルート |
登録年代 |
30~50代 |
得意な業界・ジャンル |
IT/Web業界を中心に幅広い業界に対応 |
転職サポート |
– |
公式サイト | https://directscout.recruit.co.jp/ |
リクルートダイレクトスカウトの特徴
リクルートダイレクトスカウトには、以下のような特徴があります。
- 非公開求人を含むハイクラス案件を多く保有
- IT業界を中心に幅広い業種の求人を保有
- 年収800万〜2000万円の案件を多数保有
リクルートダイレクトスカウトは、企業から直接スカウトを受けられるダイレクトスカウトサービスです。
転職業界の最大大手を誇るリクルートが運営し、幅広い業界や業種に対応していることがポイントです。
また、ハイクラス人材向けの求人も扱っており、国内の一流企業からのスカウトも受けられます。
非公開求人も多数扱っており、通常の転職サイトでは見つられない求人も多いです。
スカウトを通じて、転職の選択肢を増やしたい方におすすめです。
リクルートダイレクトスカウトのスカウト
リクルートダイレクトスカウトでは、企業から直接スカウトを受けられるダイレクトスカウトサービスのほか、ヘッドハンターからのスカウトも実施しています。
登録した希望条件に従って、ヘッドハンターがぴったりな求人を紹介してくれるので、転職先の探し方がほぼ自動化できます。
また、ヘッドハンターからのオファーには非公開求人も含まれ、好条件の求人や大手企業の求人を紹介してもらえます。
無料で登録するだけでオファーを受けられるようになるため、スカウトを利用して転職したいセキュリティエンジニアは登録だけ済ませておくことをおすすめします。
ビズリーチ
出典:ビズリーチ公式サイト
ビズリーチは、即戦力人材向けのダイレクトスカウトサービスです。
ハイクラス転職を目指す人向けのスカウトサイトで、年収600万円以上の求人が豊富です。
また、ヘッドハンター経由の転職も可能で、転職エージェントのようなサポートが受けられることも特徴です。
運営会社 |
株式会社ビズリーチ |
登録年代 |
30~40代 |
得意な業界・ジャンル |
IT/Web業界、コンサルティング |
転職サポート |
ヘッドハンターを利用する場合、以下のサポートが受けられます。 ・非公開求人の提案 |
公式サイト | https://directscout.recruit.co.jp/ |
出典:ビズリーチ公式サイト
ビズリーチの特徴
ビズリーチには、以下のような特徴があります。
- 即戦力限定のハイクラスな求人を多く保有
- 金融系やコンサル系、外資系企業の案件も豊富
- 大手企業や目がベンチャーの求人も多い
ビズリーチは、30代から40代のハイクラス向け転職サイトです。
即戦力の採用をメインに、質の高い案件を豊富に保有しています。
登録の過程で審査を受ける必要がありますが、それに見合ったレベルの高い転職を実現できます。
IT業界や金融、コンサルティング業界の求人に特化していて、高い年収が見込めます。
転職でキャリアアップを目指している方におすすめのサービスです。
ビズリーチのスカウト
ビズリーチでは、ヘッドハンターからのスカウトや、企業からのダイレクトスカウトが受け取れます。
通常のスカウト以外にも、プラチナスカウトという特別なスカウトが受けられる点が特徴です。
プラチナスカウトは、企業の人事担当者やヘッドハンターが、求職者のレジュメや職歴を検討した上で提案を行う高品質なスカウトです。
また、ヘッドハンターを通じてスカウトでは、転職エージェントと同等の支援が得られるというメリットもあります。
履歴書や職務経歴書の執筆支援、入社前の条件交渉など、非公開求人の提案も含めてサポートしてくれるサービスなので、転職を本気で考えている人にはおすすめです。
Green
出典:Green公式サイト
Greenは、IT/Web業界の経験者向け転職サイトです。
20代から30代のユーザーが特に多いので、若手エンジニアの転職にぴったりなサイトといえます。
Greenでは、「転職をもっとカジュアルに」を掲げていて、企業と求職者をつなぐ仕組みが充実している点が特徴です。
特に、会社の雰囲気を理解しやすいというメリットがあるので、転職先の情報を知りたいと思っている人にいおすすめです。
運営会社 |
株式会社アトラエ |
登録年代 |
20~30代 |
得意な業界・ジャンル |
IT/Web業界 |
転職サポート | – |
公式サイト | https://directscout.recruit.co.jp/ |
Greenの特徴
Greenには、以下のような特徴があります。
- 「アプローチ」「スカウト」で企業との双方向的なコミュニケーションが可能
- IT・Web系の求人に特化している
- カジュアル面談で選考の前に企業の話が聞ける
- スタートアップやベンチャー企業の求人が豊富
Greenは、ITやWeb関連のエンジニアに向けた求人を多く扱う転職サイトです。
特にスタートアップやベンチャー企業からの求人が多く、企業も採用活動を活発に行っています。
また、企業と求職者の双方向的なコミュニケーションができる点もポイントです。
「気になる」をクリックして、自ら企業に対してアプローチできます。
さらに、気になる企業に対してカジュアル面談を申し込むことができ、会社のい雰囲気を把握しやすい点も大きな特徴です。
Greenのスカウト
Greenは、企業と求職者の双方からアプローチできる点が特徴です。
「気になる」をお互いに送ることで、企業や求職者がお互いにオファーができ、気軽にコミュニケーションを取れます。
さらに、元々エンジニアの採用に特化した転職サイトなので、セキュリティエンジニアエンジニアの転職にも活用しやすいところがメリットです。
さらに、スカウトが来た企業とのカジュアルな面接ができる機能が備わっていて、転職先の雰囲気をつかみやすくなります。
転職後のミスマッチを減らしつつ、転職をスムーズに進めたい方におすすめです。
JACリクルートメント
JACリクルートメントは、ハイキャリア・高年収の方向けの転職エージェントです。
外資系や海外企業、国内の主要企業を中心に、ハイキャリアを目指せる求人を豊富に取り揃えています。
ハイクラス転職を考えている方は、最初に登録したいエージェントと言えるでしょう。
運営会社 |
株式会社 ジェイ エイ シー リクルートメント |
登録年代 |
30~40代を中心にハイクラス人材が多く登録 |
得意な業界・ジャンル |
外資系・海外進出企業・国内大手企業 |
転職サポート |
・履歴書/職務経歴書の添削(英語レジュメの添削も可能) |
公式サイト | https://www.jac-recruitment.jp/ |
JACリクルートメントの特徴
JACリクルートメントには、以下のような特徴があります。
- マネジメント・役職経験向けの求人が豊富
- 幅広い業界に対応し、新しい業界で経験を活かせる
- 企業と求職者を1人のアドバイザーが担当し、的確なアドバイスをもらえる
JACリクルートメントの一番の特徴は、年収の高いハイクラス求人を多く扱っている点です。
日本国内の外資系企業や大企業だけでなく、海外転職にも注力しています。
さらにJACリクルートメントは、扱う求人とコンサルタントのサポートの品質が高いことも特徴です。
手厚いサポートを受けられるので、現在よりももっと上の職を目指している場合でも、安心して転職活動をができます。
JACリクルートメントのスカウト
JACリクルートメントでは、転職エージェントを通して企業の紹介が受けられます。
JACリクルートメントへの登録後、求職者と転職エージェントが面談をします。
この面談の内容に基づいて、求職者の希望する求人を紹介されるのがポイントです。
非公開求人を多く保有しているので、一般には出回らないハイクラスな求人の紹介も受けられ、求人の質が高いことも特徴です。
選考を受ける会社の情報提供や、履歴書や職務経歴書の添削サポートも実施しており、強力なサポートが受けられます。
レバテックキャリア
レバテックキャリアは、ITエンジニアやクリエイター向けの求人を専門に取り扱う転職エージェントです。
IT業界を中心に、エンジニアやクリエイターの経験を持つ人の転職を支援しています。
他の転職サイトと比べて、エンジニアやクリエイターの仕事を重点的に探せるため、セキュリティエンジニアにピッタリの転職エージェントといえます。
運営会社 |
レバテック株式会社 |
登録年代 |
30~40代のエンジニア・クリエイター経験者 |
得意な業界・ジャンル |
IT・Web業界を中心にエンジニア・クリエイター案件を保有 |
転職サポート |
・転職エージェントからの企業紹介 |
公式サイト | https://directscout.recruit.co.jp/ |
レバテックキャリアの特徴
レバテックキャリアの特徴は以下の通りです。
- IT・Web業界に特化したエージェントからのサポート
- エンジニア・クリエイター向けの案件を豊富に保有
- エージェントのサポートによる高い内定率
レバテックキャリアは、IT・Web業界を中心にエンジニア・クリエイター案件を保有する転職エージェントです。
転職をサポートするエージェントも、業界や職種の状況に詳しく、適切な提案やアドバイスを提供してくれます。
また、選考に必要な情報の提供や履歴書の添削、面接対策まで、手厚いサポートを受けることもでき、それが内定獲得に活かすことも可能です。
セキュリティエンジニアとして転職を考えている方は、エンジニアやクリエイターへの求人を豊富に保有しているレバテックキャリアの活用がおすすめです。
レバテックキャリアのスカウト
レバテックキャリアはでは、スカウトサービスの提供をしていません。
ただし、レバテックキャリアの登録情報を利用して、スカウトサービスのレバテックダイレクトが利用できます。
レバテックダイレクトは、企業から直接オファーを受けられるダイレクトスカウトサービスです。
直接レバテックダイレクトに登録することもできますが、余裕があればレバテックキャリアと一緒に登録することをおすすめします。
なぜなら、レバッテクキャリアを通じて履歴書や職務経歴書のアドバイスを受けたうえで、スカウト獲得しやすい登録情報を作り出すことが可能だからです。
また、レバテックキャリアとレバテックダイレクトを一緒に用いることで、転職先の選択肢を増やすことも可能となります。
セキュリティエンジニアの転職を検討している方は、レバテックキャリアとレバテックダイレクトを活用してみてください。
doda
出典;doda公式サイト
dodaは、パーソルキャリアが運営する業界大手の転職サービスです。
リクルートに次ぐ第2位の求人数を誇っており、幅広い業界の求人に対応しています。
また、求人探し以外にも転職エージェントとスカウト機能を活用することが可能で、さまざまな転職ニーズに応えている点も特徴です。
運営会社 |
パーソルキャリア株式会社 |
登録年代 |
20~30代 |
得意な業界・ジャンル |
業界/業種・職種ともに幅広いジャンルを掲載 |
転職サポート |
・転職エージェントからの企業紹介 |
公式サイト | https://doda.jp/ |
dodaの特徴
dodaには、以下のような特徴があります。
- 幅広い業界の求人を保有している
- 対応地域が広く全国で利用できる
- 業界有数の求人数の多さ
dodaは、業界大手の転職サイトです。
業界・職種ともに幅広いジャンルの求人を扱っていて、希望の転職先を探しやすい点がメリットです。
また、エージェントサービスを用いて非公開求人の紹介も実施しており、良質な求人を探せます。
さらに、全国的に案件を取り扱っているため、首都圏以外の地方でも求人探しに便利な点が特徴です。
扱う求人が多いので、転職先の選択肢を増やしたい方や、地方での転職を目指す方におすすめのサービスです。
dodaのスカウト
dodaには、企業から直接スカウトを受け取れるダイレクトスカウト機能が備わっています。
標準的な転職サイトが条件の一部を満たす求職者にマッチングを送信しているのに対し、dodaはダイレクトスカウトの方法が導入されているのが特徴です。
企業の採用者が直接オファーを送ってくるため、高い品質のスカウトが受けられます。
また特定のスカウトには、面接確約や書類選考の免除といった特典が付与されていることがあります。
内定取得の確率を高められるので、転職をスムーズに進めたい方にピッタリです。
リクナビNEXT
リクナビNEXTは、株式会社リクルートが運営する転職求人サイトです。
業界最大級の求人数を有し、広範な業界や職種に対応しているのが特徴です。
リクナビNEXTでは、登録データに基づきスカウトを得ることが可能です。
20代から30代の転職におすすめのサイトです。
運営会社 |
株式会社リクルート |
登録年代 |
20~30代 |
得意な業界・ジャンル |
業界/業種・職種ともに幅広いジャンルを掲載 |
転職サポート |
なし |
公式サイト | https://next.rikunabi.com/ |
リクナビネクストは、20代~50代の幅広い年代の求人を扱う転職サイトです。
業界で最多クラスの案件数を持ち、多種多様な業界・業種の転職ニーズに対応しています。
エージェントのようなサポートは受けられないものの、スカウト機能を活用して効率的に案件を探すことが可能です。
リクナビNEXTの特徴
リクナビNEXTには、以下のような特徴があります。
- 転職サイトで最大規模の案件保有数
- 年代や業種、職種などの取り扱いの幅が広い
リクナビNEXTは、業界最大規模の求人数を誇る転職サイトです。
様々な業界や職種に対応しており、希望する条件に合う転職先を見つけるのが簡単というメリットがあります。
また、エージェントサービスのように転職をせかされる心配もないので、自分のペースで転職を進めたい方におすすめです。
今すぐ転職を予定していない人や、自分の市場価値を確認したい人は、登録だけ先にやっておくと良いでしょう。
リクナビNEXTのスカウト
リクナビNEXTには、履歴書や職務経歴書を登録することで、スカウトを受け取れる機能があります。
スカウトには、特定の条件が一致した場合に送信されるスカウトと、企業が直接オファーを送るプライベートスカウトが存在します。
プライベートスカウトは、企業からのオファーの質が優れており、内定の可能性が高いという特徴があります。
転職エージェントからのスカウトも利用可能なので、転職を本格的に始める場合でもすぐに動き出せます。
より質の高いスカウトを受け取るための方法
これからは、より質の高いスカウトを受け取るための方法について解説します。
質が高いスカウトを得るためには、次のような要素を理解しておくことが重要です。
- ダイレクトスカウトやエージェントのスカウトを利用する
- 職務経歴やスキルの入力を充実させる
- 希望する業種や職種を明確にする
それぞれのポイントについて、詳しく解説します。
ダイレクトスカウトやヘッドハンターを優先して利用する
スカウトサイトを利用する際は、ダイレクトスカウトやヘッドハンターによるスカウトが受けられるサイトを利用しましょう。
転職サイトのマッチング機能は、職務経歴やスキルが一致した場合、自動的にスカウトメッセージを送信することがあります。
自動的に送られるスカウトは、採用マネージャーがチェックしていないため、選考をクリアする可能性が低くなるというデメリットがあります。
一部の転職サイトでは、企業が直接スカウトメールを送る機能を持つ場合もあるのですが、自動で送られてくるスカウトとの区別が大変です。
そのため、企業の採用担当者から直接オファーを受けられるダイレクトスカウト、またはヘッドハンターからのオファーを受け取ることができるスカウトサイトに登録することをおすすめします。
職務経歴やスキルの記載を充実させる
スカウトサイトを利用する場合は、職務経歴や所有スキルの記載を充実させることが重要です。
企業の人事担当者やヘッドハンターは、サイトに掲載されている求職者の情報をもとにスカウト活動を行っています。
つまり、履歴書や職務経歴書に書かれている情報が魅力的であれば、スカウトを受け取れる可能性が高くなるということになります。
そのため、スカウトサイトへの登録前に自分の職歴やスキルを整理しておき、情報欄を充実させることがおすすめです。
転職の希望条件を明確にする
転職における希望条件を明確にしておくことも、質の良いスカウトを受け取るために重要なポイントです。
自分が希望をする条件を入力しておくことで、不要なスカウトが送られてくることを防げます。
特に、志望する業界や職種、望む年収などをしっかりと設定しておきましょう。
ただし、希望する条件を設定していても、それとは異なるスカウトが送られてくることがあります。
このようなスカウトは、企業側が求職者に対して選考を検討してもらえないかを打診しているケースが多く、ほかのスカウトに比べて温度感の高いものといえます。
求職活動の条件を明記しておけば、このように企業の温度感も把握できますので、職歴やスキルセットも一緒にきちんと登録しましょう。
スカウトサイトの利用でよくある質問
最後に、スカウトサイトを利用する際に、よくある質問についてまとめました。
スカウトサイトへの登録を検討されている方は、ぜひ参考にしてみてください。
スカウトを受けた方が採用率が上がるのか
通常、スカウトの利用者は選考をクリアする可能性が高くなります。
採用担当者は、求職者の登録情報を利用してオファーを行うため、すでに書類選考が済んでいる状態と考えられます。
一般的に転職活動に比べると、書類選考で足切りにある確率が低くなるため、スカウトの方が先行の通過率が高いといえるでしょう。
ダイレクトスカウトとヘッドハンターからのスカウトの違いは?
ダイレクトスカウトは、企業の人事担当者が直接求職者にオファーを送る手段です。
採用担当者からのオファーは、他のスカウト方法よりも採用の可能性が高いオファーと言えます。
一方で、ヘッドハンターからのスカウトとは、会社から依頼を受けて行われるヘッドハンターからのオファーのことを言います。
企業からスカウト業務を委託されているプロによるスカウトですので、ダイレクトスカウトに比べるとやや採用の確度は下がるものの、質の高いオファーを受けることもできます。
ただし、ヘッドハンターの質によって、選考通過の確度が下がることもありますので、より信頼性の高いヘッドハンターが所属するスカウトサイトの利用がおすすめです。
職種・業種未経験でもスカウトを利用できますか?
経験がない職種や業界でも、スカウトサイトの利用には問題はありません。
ただ、スカウトを受け取る可能性が大幅に低くなることには注意が必要です。
企業はあくまでも即戦力のスカウトを目標にしているケースが多く、未経験から育成していくことは考えにくいです。
特に、スカウトを用いた未経験の職業への転職は、非常に難度が高いと言えます。
その一方で、以前の職業の履歴や持っている能力が職種や業界との親和性が高い場合、未経験であってもスカウトが来る可能性があります。
スカウトでも不採用になることはありますか?
スカウトを通じて選考を受けても、不採用となる可能性もあります。
スカウトは登録データに基づいてオファーを出すので、選考段階で求人要件と違うと判断されれば不採用のリスクがあります。
現職の企業に転職がバレるますか?
いくつかのスカウトサイトでは、現在の会社に転職していることが漏れてしまうこともあります。
ほんとんどの場合は、氏名や住所などの個人情報は公開されません。
しかし、学歴情報や職歴などで、転職活用がばれてしまう可能性もあります。
現職企業に転職をしていることがバレないためには、特定の企業をブロックする機能を活用することがおすすめです。
また、個人が特定されないように、仕事の経験などを抽象的に記載することもポイントとなります。
まとめ
今回は、転職を目指すセキュリティエンジニアに向けて、スカウトサービスの選び方や、より質の高いスカウトを受け取るためのポイントについて解説しました。
転職をスカウトを利用して進める際、自分の条件にぴったりの高品質なスカウトを得ることが大切です。
今回示したスカウトサイトの選び方の基準を参考に、ぜひ転職に取り入れてみてください。
企業からのスカウトを直接受け取れるダイレクトスカウトサービス。
ハイキャリアにも対応し、若手からベテランまでの幅広い年代の転職をサポート。
【第2位】ビズリーチ(公式:https://www.bizreach.jp/ )
企業やヘッドハンターから良質なスカウトを受け取れるハイクラス向けスカウト。
30代から50代が多く、経営幹部や管理職、プロフェッショナル人材向けの案件を多数保有。
【第3位】Green(公式:https://www.green-japan.com/)
企業と直接コンタクトをとれるアプローチ機能を持つ転職エージェント。
企業の話を気軽に聞けるカジュアル面談で、転職先の雰囲気を把握しやすい。