イラストレーターとしてスカウトされる方法4選 | 必要なスキルや準備を解説
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イラストレーターとして働いている方のなかには、企業からスカウトされたという話を聞くことがあります。
しかし
- 本当にイラストレーターのスカウトはあるの?
- どうやったらスカウトをもらえるの?
と疑問に思っている方も多いはずです。
イラストの制作を本業にしたい方や、自分の好きな作品の絵を描いてみたいと考えている方にとっては、イラストレーターとしてのスカウトは魅力的ですよね。
そこで今回は、イラストレーターとしてスカウトをもらう方法を徹底的に紹介します。
イラストレーターとしてスカウトされるために必要な準備や、求められるスキルについても開設していますので、ぜひ参考にしてみてくださいね!
以下では、今回紹介するエージェントをまとめているので、イラストレーターとして仕事をしたいと考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
公式サイト | 案件の種類 | 案件数 | |
レバテッククリエイター | https://creator.levtech.jp/ | ソーシャルゲーム コンシューマーゲーム Webコミック アニメ・絵コンテ イラスト講師 |
◎ |
ITプロパートナーズ | https://itpropartners.com/ | ソーシャルゲーム | △ |
※2023年8月1日時点での各社イラストレーター向け公開案件をもとに作成
この記事で紹介する案件紹介サービスはすべて実務経験者向けです。未経験者向けの案件紹介はありません。
目次 (PRも含まれます)
イラストレーターはスカウトされることがある?
結論からいえば、イラストレーターが企業などからスカウトをされる可能性は十分に高いといえます。
2,661人のイラストレーターへのアンケート調査をまとめた「イラストレーター白書 2019」によると、約52%の人がスカウトをきっかけに本業としてイラストレーターの仕事を始めたことが分かっています。
とくに、TwitterやPixivなどへの作品投稿を通して、作品に興味を持った企業から声をかけられるケースが多いようです。
また、仕事紹介サイトを通じてイラストレーターとしての仕事を始める方も、全体の約25%を占めていることもポイントです。
つまり、積極的な発信や仕事サイト/エージェントへの登録を行うこと、イラストレーターとしてスカウトを受けられる可能性が高くなります。
イラストレーターとしてスカウトされる4つの方法
ではさっそく、イラストレーターとしてスカウトされる方法について紹介します。
具体的には、以下の4つの方法が考えられます。
- SNSや画像投稿サイトでスカウトを受ける
- 販売会などのイベントに参加する
- ストックイラストサイトで作品を掲載する
- フリーランスエージェントを使ってスカウトを受ける
それぞれの方法について、詳しく解説していきます。
方法1:SNSや画像投稿サイトでスカウトを受ける
インターネット上に自分の画像を公開することで、自分の作品が企業の目に留まり、仕事の案件を受けられる可能性があります。
TwitterなどのSNSやPixivなどの作品投稿サイトは、高い拡散力があり、多くの人の目に留まりやすい点がメリットです。
実際に、イラストレーター白書2019の調査によれば、約33%の人がSNSからのスカウトをきっかけに本業としてのイラストレーター活動を始めています。
なお、以下のようなイラストレーター検索サイトに登録するのもおすすめです。
イラストレーターズ通信
イラストレーターズ通信(イラ通)への入会は、基準が厳しいものの、入会できればイラストレーターとしてお仕事の幅が広がるでしょう。
ただし、自分の作品が多くの人の目に触れるためには、いわゆる「バズる」必要があります。
例えば、話題性の高いテーマの作品を投稿したり、多くのフォロワーの獲得ができる発信をしたり、SNSマーケティングの知識も欠かせません。
SNSや作品投稿サイトで、ある程度の影響力と評価を得るためには、時間と手間がかかる点はネックです。
方法2:販売会などのイベントに参加する
販売会に参加することでも、企業などからのスカウトを受けられる可能性があります。
販売会は、イラストなどの作品を目当てで訪れる人が多く、自分の作品に対して興味を持ってもらえるチャンスともいえるでしょう。
また、規模の大きい販売会などであれば、企業や出版社のスカウトも来る可能性があり、仕事のオファーをもらえることもあります。
イラストレーターとして参加できる販売会としては、コミケなどの大型のイベントがあります。
販売会に参加する際は、必ず自分の連絡先がわかるように名刺を作成しておきましょう。
ただし、販売会のためにイラストや本を印刷するコストがかかる点に注意が必要です。
また、人気の販売会は参加が抽選方式になっていることもありますので、必ず参加できるとは限りません。
方法3:ストックイラストサイトで作品を掲載する
ストックイラストサイトは、自分の制作したイラストを画像素材として提供し、その対価として報酬が受け取れるサイトのことです。
報酬として受け取れる金額はサイトによって異なりますが、イラストレーターとしての収入が得られます。
ストックイラストサイトを活用することで、利用者から直接仕事の依頼を受けられるケースもあるため、作品を投稿してみても良いでしょう。
ただし、サイトによっては作品の著作権を譲渡しなければならない可能性もあります。
また、作業量に対して思うように稼げないという可能性もあるため、純粋に案件を探した方が収入に繋がりやすいケースもあります。
方法4:エージェントを使ってスカウトを受ける
イラストレーターとしてスカウトを受ける最もおすすめの方法は、エージェントに登録することです。
エージェントサイトは、そもそもイラストレーターを探している企業が多く登録していて、作風やスキルがマッチしていればスカウトを受けられる可能性があります。
また、純粋に企業の案件を探せるので、イラストレーターとしての仕事を探している人にもぴったりです。
さらに、希望の条件や仕事内容を伝えることで、エージェントからぴったりの仕事を紹介してもらえるため、案件を探し回る必要がないこともポイントです。
業界の知識や案件のトレンドなどを把握したエージェントのサポートを受けられるので、イラストレーターとしての仕事を探している方におすすめの方法といえます。
イラストレーターにおすすめなスカウト機能が充実したエージェント
ここでは、スカウト機能が充実したイラストレーター向けのエージェントを厳選して2社ご紹介します。
それぞれの特徴は以下の通りです。
公式サイト | 案件の種類 | 案件数 | |
レバテッククリエイター | https://creator.levtech.jp/ | ソーシャルゲーム コンシューマーゲーム Webコミック アニメ・絵コンテ イラスト講師 |
◎ |
ITプロパートナーズ | https://itpropartners.com/ | ソーシャルゲーム | △ |
※2023年8月1日時点での各社イラストレーター向け公開案件をもとに作成
この記事で紹介する案件紹介サービスはすべて実務経験者向けです。未経験者向けの案件紹介はありません。
それぞれのエージェントについて、詳しく解説します。
レバテッククリエーター | 週5日からがっつり稼げるイラストレーター案件が豊富
レバテッククリエイターは、イラストレーターやデザイナーなどのクリエイターに特化したフリーランスエージェントです。
レバテッククリエイター最大の魅力は、掲載されている案件数が豊富なことです。
スタンダードな常駐型案件のほか、最近ではリモート勤務可、週3稼働可などの案件も増えています。
案件獲得のサポートをしてくれるコーディネーターも専門性が高く、案件のトレンドや業界の事情にも精通しています。
案件の単価や参画日などの交渉をしてくれるなど、充実したサポートを受けられる点もうれしいポイントです。
無料登録して案件をみる(公式サイト)注意:レバテッククリエイターは経験者向けの週4日以上稼働案件を多く取り扱っています。稼働日数が週3日以内の案件や副業可能な案件については、高いスキルと実務経験が必須です。エンジニア未経験の方や現在会社員の方への副業は紹介できませんのでご注意ください。
レバテッククリエイターのスカウト機能
レバテッククリエイターでは、クリエイターを採用したい企業に向けてスカウト機能を備えています。
このスカウト機能は、企業が気になった求職者に対してメールを送信する機能で、スカウトの送信には1件あたりでお金がかかります。
また、このスカウト機能には一括送信機能がないため、企業が1件ずつ送信する非常に価値の高いオファーである点がポイントです。
プロフィールやポートフォリオをしっかりと設定して、企業からのオファーが受けられるようにしましょう。
ITプロパートナーズ | 週3以内・リモートOKの案件が豊富
ITプロパートナーズは、リモートワークの働き方に興味がある方や、ベンチャー企業/スタートアップで働きたいという方におすすめのエージェントです。
ITプロパートナーズには、以下の2つのような特徴があります。
- 『直請案件』だからこその高単価
- 細かい条件を指定できるスカウト機能
『直請案件』だからこその高単価
ITプロパートナーズは直請案件が多く扱っており、他のエージェントと比較しても単価が高いことが特徴です。
※直請案件とは、仲介会社を挟まずに企業と求職者が契約を結ぶことを指します。
より高単価な案件を受注したいと考えている方におすすめといえます。
細かい条件を指定できるスカウト機能
ITプロパートナーズは、細かい条件設定ができるスカウト機能があります。
自分の働きたい業界や職種、稼働日数などを設定することで、求職者としてデータベースに登録されます。
企業は、その求職者のデータベースから自由に検索を行い、気になるイラストレーターへのスカウトが送信可能です。
企業としては無料でイラストレーターの検索ができるため、スカウトを受けたいと考えている人は登録しておくことをおすすめします。
注意:ITプロパートナーズは週1日から稼働可能な案件の紹介が可能なものの、会社員の方への副業は紹介できません。
イラストレーターとしてスカウトされるために必要なスキルや知識
ここからは、イラストレータとしてスカウトを受けるために必要なスキルや知識について解説します。
具体的には、以下のようなスキルや知識が求められます。
- クオリティの高い画力
- 企業が求めるテイストにマッチしていること
- 求められる絵に寄せて書けるスキル
- グラフィックソフトの操作スキル
- ヒアリング力とコミュニケーション力
ただし、これらのスキルや知識が全て求められるわけではなく、企業が求める能力と一致していることがポイントです。
以下では、それぞれのスキルや知識について詳しく解説します。
1.クオリティの高い画力
イラストレーターとしてスカウトされるためには、質の高い描画力が必要です。
当然ながら、企業はイラストレーターの成果物に対して報酬を支払うことになるため、より画力の高い人に依頼したいと考えます。
また、高い画力を持っているイラストレーターのほうが、SNSやプラットフォームでの支持を集めやすく、より高い拡散力を得られます。
ただし、高い画力の基準はスカウトをする側によって異なる点に注意が必要です。
例えば、ゲーム会社がスカウトを実施する場合も、キャラクターの制作を依頼する場合と、背景制作を依頼する場合では求められる画力が異なります。
自分が活躍したい業界や分野で求められる画力を分析することが重要です。
2.企業が求めるテイストにマッチしていること
先ほども紹介した通り、イラストレータとして手がける作品が、企業の求めるテイストにマッチしていることが重要です。
企業は、特定のイラストを制作するためにスカウトを実施しており、求めるテイストはさまざまです。
同じゲーム会社のイラスト制作であっても、ゲームのタイトルやジャンル、使われる場面によっても大きくテイストが異なるケースもあります。
ただし、自分の作風が企業にマッチしているかどうかは、ある意味でご縁のような運要素が絡みます。
そのため、スカウトを目指している方は、次のようなスキルを身につけることもおすすめです。
3.求められる絵に寄せて書けるスキル
イラストレーターとしてスカウトされるためには、求められる作風に寄せて描く能力を身につけていると便利です。
もともとの自分の作風が、企業の求めるテイストにマッチしていることも重要ですが、ある程度は寄せて描けるスキルがあると、よりスカウトの可能性が高くなります。
企業などのクライアントは、自社の目的を達成するためのイラストを必要としています。
そのため、必ずしもオリジナリティのあるイラストを制作することが、スカウトを受けるための方法とは限りません。
画像投稿サイトのお題箱を利用して依頼されたイラストを制作したり、テーマの決まったコンペに応募してみたりと、普段から寄せて書く練習をしてみましょう。
4.グラフィックソフトの操作スキル
イラストレーターとして活躍するためには、グラフィックソフトの操作スキルは必須です。
手書きなどのアナログ環境でイラストを制作する際も、最終的には画像データに落とし込んで納品をするケースがほとんどです。
そのため、IllustratorやPhotoshopなどのソフトを一通り利用できるようにしておきましょう。
また、Adobeをはじめとする関連ソフトの利用スキルを持っていれば、仕事の幅を広げられます。
5.ヒアリング力とコミュニケーション力
イラストレーターとして活躍するためには、画力だけではなく、クライアントの期待値調整能力も必要です。
クライアントが求めるイラストの特徴を正確に押さえ、適切なイラストを制作する必要があります。
そこで、クライアントの要望をしっかりと聞き出すヒアリング力が重要です。
また、クライアントワークをこなすためには、コミュニケーション能力も求められます。
クライアントとの打ち合わせや、定期的に進捗を報告など、密なコミュニケーションが取れるようにしましょう。
イラストレーターとしてスカウトされる5つの準備
イラストレータとしてスカウトされるためには、スキルや知識だけではなく事前の準備も重要です。
ここでは、スカウトを受けるために必要な準備について解説します。
具体的には、以下のような準備をしておくことがおすすめです。
- 自分のスキルや作風がわかるポートフォリオを用意する
- スカウトを受けるためのプラットフォームに登録する
- 連絡先を用意しておく
- クライアントワークの実績を身につける
- スクールなどでスキルを身につける
それぞれのポイントについて、詳しく解説します。
1.自分のスキルや作風がわかるポートフォリオを用意する
クライアントに自分の作風や成果を伝えられるように、ポートフォリオを用意しましょう。
過去に制作した作品や、クライアントワークで制作した作品をまとめることで、クライアントに対して自分の実力やスキルを示せます。
PDFなどのデータ形式にまとめて掲載することもできますが、画像投稿サイトなどで代用するイラストレーターもいます。
ただし、雑多な投稿が多くなると、自分の作風を理解してもらいにくくなる点に注意が必要です、
そのため、狙いたい業界やイラストの種類に応じてポートフォリオを用意しておくこともポイントです。
注意点として、一度クライアントに引き渡した作品はポートフォリオとして掲載できないケースがあります。
ポートフォリオを作成する場合は、制作したイラストを掲載しても問題ないかを事前に確認しておきましょう。
2.スカウトを受けるためのプラットフォームに登録する
先ほど紹介したエージェントサイト以外にも、スカウトを受けるためのプラットフォームがあります。
ここでは、代表的なプラットフォームをいくつか紹介します。
ViViViT
引用:ViViViT公式サイト
ViViViTは、ポートフォリオと就職活動を組み合わせたデザイナー・クリエイター向けの就活サービスです。
人材を求める企業は、ポートフォリオからイラストレーターなどの人材が探せるようになっています。
転職や副業まで、幅広く登録できる点がメリットです。
ココナラ
引用:ココナラ公式サイト
ココナラは、自分のスキルを売り買いするためのプラットフォームです。
イラストレターとしては、購入者から依頼を受けて、注文通りにイラスト制作をするスキルなどを出品できます。
制作するイラストの種類やジャンルによって相場は異なりますが、ココナラではイラスト作成が約4,000~6,000円前後で出品されています。
クライアントワークに慣れたい方や、実績を作りたい方におすすめです。
ランサーズ
引用:ランサーズ公式サイト
ランサーズは、クリエイターやエンジニア、ライターなどの仕事を受発注できるクラウドソーシングサイトです。
常時さまざまな案件が掲載されていて、イラスト制作に関する仕事も充実しています。
マイページ上で受注状況や実績などが表示されるため、活動次第ではスカウトを受けることもできます。
ただし、単価の低い案件も掲載されているため、自身のスキルにあった仕事を見極めることがポイントです。
クラウドワークス
クラウドワークスは、ランサーズと同じく仕事の受発注ができるクラウドソーシングサイトです。
こちらも多くのイラスト制作案件が掲載されています。
ランサーズとは掲載されている案件が異なるため、クラウドソーシングサイトを利用したい場合はあわせて登録してみると良いでしょう。
3.連絡先を用意しておく
イラストレーターとして仕事を引き受ける際は、メールアドレスや電話などの連絡先を用意しておきましょう。
連絡先を明記しておくことで、スカウトしたい企業がスムーズに声をかけられるようになります。
例えば、販売会に参加する際に、連絡先を記載した名刺やショップカードを配ることがおすすめです。
また、仕事の依頼ができるWebフォームを用意しておくことも効果的です。
Googleフォームを使えば、簡単に仕事依頼フォームを作成できますよ。
名刺やショップカードにもイラストを使ったり、自分のポートフォリオにアクセスできるようにするのもおすすめです。
4.クライアントワークの実績を身につける
イラストレーターとしてスカウトを受けたいときは、クライアントワークの実績を身につけることも重要です。
第三者からの依頼をこなした経験があるイラストレーターであれば、企業なども仕事を依頼しやすくなります。
クラウドソーシングサイトや副業サイトなどを活用して、クライアントからの依頼でイラストを描く経験を積んでおきましょう。
スクールなどでスキルを身につける
イラストレーターとしてのスキルが足りないときは、スクールを利用することもおすすめです。
じつは、イラストレーターを本業として活躍している人のうち、約半数は美術大学や美大予備校、専門学校などを卒業しており、描画の基礎などを学んでいます。
依頼される仕事のレベルやジャンルによって求められる画力は異なりますが、ある程度は基礎を押さえた描画が求められます。
スクールを利用することで、イラスト制作の基礎や基本を学べますよ。
よりハイクラスのスカウトを受けるため3つの方法
ここまでは、スカウトを受けるための方法や基本的な準備について解説しました。
しかし、本業のイラストレーターとして活躍したい場合は、よりハイクラスなスカウトを目指してみましょう。
よりハイクラスなスカウトを受けるためには、以下のような方法が考えられます。
- クリエイター系の協会に登録する
- クリエイター年鑑に自分の情報を掲載する
- SNSや画像投稿サイトのフォロワーを増やす
それぞれについて詳しく解説します。
クリエイター系の協会に登録する
よりハイクラスなスカウトを受けたい場合は、クリエイター系の協会や組合に登録することがおすすめです。
イラストレーターであれば、日本イラストレーション協会などに登録してみると良いでしょう。
日本イラストレーション協会は、登録するために確定申告書の提出や作品による審査があるため、実績や作品の品質が問われることが特徴です。
そのため、スカウトする側からしても、実績のあるプロが登録している場所として認知されており、ハイクラスなスカウトを受けられる可能性があります。
日本イラストレーション協会に登録すると、組合員名簿の名前が登録されます。
また、イラストレーターとしての仕事の相談やサポートを受けられる点もメリットです。
クリエイター年鑑に自分の情報を掲載する
刊行物として販売される、クリエイター年鑑に掲載されることも有効な手段です。
クリエイター年鑑は、年に1~2回程度出版される情報誌で、現在活躍しているイラストレータを紹介しています。
代表的なクリエイター年鑑としては、玄光社が出版している「illustration FILE」などがあります。
かなりハイレベルなイラストレーターが掲載されるため、自身の実績としても十分なインパクトが得られる点もポイントです。
また、自分の連絡先やWebサイトも掲載できますので、スカウトを受けられる可能性も高くなります。
SNSや画像投稿サイトのフォロワーを増やす
レベルの高いスカウトを受けるためには、自分の発信力を高めることも重要です。
その代表的な方法としては、SNSや画像投稿サイトのフォロワーを増やすことがポイントです。
SNSや画像投稿サイトのフォロワー数は、直接的に作品の人気度合いを示すものでもあり、イラストレーターとしての実力を測る目安にもなります。
つまり、多くのフォロワーを獲得していることは、世間的に人気のあるイラストレーターという認識を獲得でき、スカウトの可能性が高められます。
そのため、イラストレーターとしての活動を始める際は、SNSや画像投稿サイトのアカウント作成も同時に行い、作品の発信も行うようにしましょう。
イラストレーターとしてスカウトを受ける際の注意点
イラストレーターとしてスカウトを受けられても、仕事として成立しなければ意味がありません。
せっかくのチャンスを無駄にしないためにも、以下のポイントに注意しましょう。
- 案件に関する連絡は早めに返信する
- 絶対に作品を盗用しない
- 無償の案件は受けない方がいいことも
それぞれのポイントに注意して、イラストレーターとしての仕事を成功させましょう。
案件に関する連絡は早めに返信する
案件の依頼を受けたら、すぐに返信をするようにしましょう。
少なくとも、依頼を受けた翌日の午前中までには返信をしたいところです。
スカウトをする企業などは、なんらかのプロジェクトの一貫でイラストレーターに仕事の依頼をします。
そのため、イラストを制作する納期が決まっていたりと、時間に限りがあります。
そんな中、2~3日も返信がないイラストレーターでは、納期までに間に合うのかが不安に感じてしまうでしょう。
仕事がスムーズに進められることをアピールするためにも、連絡を受けた時はできる限り素早い返信がおすすめです。
絶対に作品を盗用しない
作品の盗用は絶対にNGです。
他人の作品を盗用していることが分かれば、イラストレーターとしての信用が損なわれるばかりか、法律で罰せられる可能性もあります。
また、企業の依頼で制作したイラストが盗用であった場合は、損害賠償請求などの責任を負う可能性もあります。
イラストレーターとして活躍するのであれば、最低限のルールとして盗用は絶対にやめましょう。
無償の案件は受けない方がいいことも
無償の案件は、自分のスキルや費用対効果を考えて受けるようにしましょう。
イラストレーターとして活動していると、無償でのイラスト制作依頼を受けることがあります。
「将来的にサイトが大きくなれば報酬が払える」「まずは無償で仕事をして、実績をつけた方が良い」など、さまざまな誘いのパターンがあります。
イラスト制作にも時間がかかりますし、生活にはお金を稼ぐことが必要です。
安請け合いを続けていると、イラストレーターとしての稼ぎが少なくなり、生活が成り立たなくなることもあります。
ある程度自分のイラスト制作に料金を設定した上で、仕事を受けるかどうかの判断をすることも重要です。
イラストレーターのスカウトについてよくある質問
最後に、イラストレーターとしてスカウトを受ける際によくある質問をまとめました。
イラストレーターとして活動していきたいと考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
Q1:イラストレーター実務未経験でもスカウトされる可能性はありますか?
ある程度イラストを描いていて、SNSや画像投稿サイトに投稿をしていれば、実務未経験でもスカウトを受けられる可能性があります。
ただし、イラスト制作実務の経験者に比べると、スカウトの可能性は低くなります。
企業などのスカウト側は、ある程度実績のあるイラストレーターに仕事を依頼したいと考えるからです。
そのため、クラウドソーシングサイトなどを活用して、仕事の実績を作りに専念しましょう。
Q2:イラストレーターへのスカウトはどのような形で届きますか?
基本的には、メールやダイレクトメッセージを通じて連絡がきます。
場合によっては、SNSのリプライ機能を使って仕事を依頼される場合もあります。
より依頼を受けやすくするために、仕事依頼フォームなどを作成しておくことがおすすめです。
Q3:イラストレーターとしてスカウトされると必ず案件をもらえますか?
スカウト=必ず仕事に繋がる、というわけではありません。
スカウトを受けた後に、細かい依頼の内容や条件を確認するために、面談などが実施されます。
その際に、スカウト側が求めるクオリティを達成できない場合や、金額や納期などの条件がお互いにあわない場合は依頼がキャンセルケースもあります。。
ただし、無理やり仕事を引き受けてしまった場合、制作が納期に間に合わないなどのトラブルに繋がる点に注意が必要です。
自分のスキルや知識を棚卸して、どれだけの仕事を受けられるのかを事前に準備しておきましょう。
スカウトを受けてイラストレーターとして活躍しよう
今回は、イラストレーターとしてスカウトを受ける方法について解説しました。
イラストレーターとしての活動を続けていれば、スカウトを受けることも少なくはありません。
ただし、より高単価なスカウトを受けたり、大手企業のスカウトを受けるためにコツが必要です。
これからイラストレーターとして稼いでいきたいと考えている方は、案件をこなすことから始めてみると良いでしょう。
案件マッチングまでのサポートが丁寧。週5で安定して働ける高単価案件が豊富。コンセプトアート・設定資料作成など他にはない案件も!
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