社内SEの年収は低い?その実態や年収アップの方法について解説します
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社内SEへの転職で収入をアップさせたい方におすすめ!
社内SE(システムエンジニア)とは、多くは企業内の情報システムを担当するSEです。
企業によっては、システム開発を担当するエンジニアやプログラマーを指す場合もあります。
本記事では、注目が集まる社内SEの年収や働き方を解説します。
社内SEの実態を知らないまま転職してしまっては、後悔しかねません。
転職で失敗しないためにも、ぜひ最後までご覧ください。
目次 (PRも含まれます)
【雇用別】社内SEの年収事情
社内SEの年収について、雇用形態別に紹介します。
- 正社員の社内SEの平均年収
- 派遣の社内SEの平均年収
- アルバイトの社内SEの平均年収
それぞれ解説します。
1. 正社員の社内SEの平均年収
求人ボックスのデータによると、正社員の社内SEの平均年収はおよそ525万円です。
※求人ボックスより引用(2023年3月10日時点)
なお国税庁によると日本人の平均年収は443万円なので、約80円も上回っています。
※国税庁「令和3年分 民間給与実態統計調査」より引用(2023年3月10日時点)
全体的には年収300万円台〜1,000万円台と幅があり、経験年数や年齢・能力・ポジション・評価などによって年収は大きく異なります。
なお初任給は21万円ほどです。
高年収を目指すにはメンバーをマネジメントする管理職に就いたり、上流工程に携わったりすることが大切です。
2. 派遣の社内SEの平均年収
求人ボックスのデータから算出すると、派遣の社内SEの平均年収は約364万円です。
※求人ボックスより引用(2023年3月10日時点)
平均時給が1,896円のため、一日8時間・週5日・月20日の場合を想定しています。
月給に換算すると約30万円です。
3. アルバイトの社内SEの平均年収
求人ボックスのデータから算出すると、アルバイトの社内SEの平均年収は約249万円です。
※求人ボックスより引用(2023年3月10日時点)
平均時給1,299円で、一日8時間・週5日・月20日働いた場合で計算しています。
月給に換算すると約20万円です。
SIerのSEと社内SEの年収の比較
dodaの調査によると、SIerの平均年収は458万円です。
※doda「平均年収ランキング(業種別の平均年収/生涯賃金)」より引用(2023年3月10日時点)
とはいえ大手のSIerと下請けのSIerでは、年収にかなり大きな差があります。
大手SIerであれば年収1,000万円を得ることも可能です。
たとえば大手SIerである野村総合研究所(NRI)の平均年収は、1,232円です。
※doda「株式会社野村総合研究所」より引用(2023年3月10日時点)
またSIer業界には多重下請け構造があります。
多重下請け構造とは、下記のように多数の下請けが存在する業界構造です。
- クライアントから直接受注する:一次請け
- 一次請けから受注する:二次請け
元請けからマージンが引かれるため、下請けになるほど収入が低くなります。
年収以外の条件面を見ると、SIerの場合は納期を厳守する必要があります。
納品して案件が終了するまで残業が続いたり、土日返上を迫られたりする可能性も否めません。
一方、社内SEは残業が比較的少なく、子育て中の女性や親の介護をする必要がある人でも働きやすい仕事です。
社内SEは年収が低いといわれる理由
社内SEはほかのエンジニア職に比べて年収が低くなるケースがあり、その要因としては以下の3つの要因が挙げられます。
- 業務の専門性が低い
- メイン業務に対する生産性が低い
- 残業が少ない
社内システムの運用・管理が主になる社内SEは、新しいシステムの導入やDX化などの業務がない限りは比較的高いスキルを求められないケースが多く、業務の専門性の低さが年収に影響しています。
また、運用・管理がメイン業務となる場合は、会社の業績への貢献度が低くなることもあることから、給与が上がらないといったケースもあるようです。
ただし、残業が少ない傾向にあるため、ライフワークバランスを大切にしたい方におすすめです。
社内SEの主な求人・案件例
社内SEの求人・案件例を、2つ紹介します。
求人・案件例①
案件名 | 【社内SE】導入ツール導入運用の求人・案件 |
---|---|
月額単価 | 650,000円/月 |
職務内容 | ・ツール導入運用案件に携わっていただきます。 ・下記を行っていただきます。 -ツール選定 -導入、運用 -ベンダーコントロール |
求めるスキル | ・社内SE経験 ・セキュリティの知見 【歓迎スキル】 ・Webマーケティング経験 ・MDMツール導入経験 ※上記に似た経験やスキルをお持ちであれば申し込み可能なケースもございます!まずはお気軽にご相談ください! |
案件URL | 【社内SE】導入ツール導入運用の求人・案件 (2023年05月09日 現在) |
求人・案件例②
案件名 | 【東京:リモート】社内SE |
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想定給与 | 545万円~800万円 |
業務内容 | 【職務概要 】 情報システム部で社内SE(DX推進)としての業務をお任せします。 【 職務詳細 】 主な仕事内容としては全社的なインフラの維持管理、プロジェクト立案/推進をご担当いただきます。 【直近のプロジェクト例】 RPA化・ワークフロー電子化の導入/推進をお任せします。 1年後のペーパーレス化を目標にプロジェクトマネジメントをしていただきます。導入や推進にあたり、社内外の関係者と多くやり取りが発生します。 【働き方】 現在はテレワークを導入しており、出社は週1~2日程度です。 月の残業は平均すると20~30h程度です。 またフルフレックス制度があるため、働きやすい環境です。 野村不動産ホールディングスのグループ企業として安定した基盤と充実の福利厚生を完備。頑張りをしっかり評価する明確な評価制度や手厚い住宅手当(社内審査あり)も完備しており、長く活躍をいただける環境を整えております。 会社の特徴 同社は、「現場力」と「提案力」にこだわり、お客様に「安全・安心」と「快適」を提供しています。 そして、お客様が働き、学び、集い、住まう建物の身近にあって、最良のパートナーであり続けることを目指します。 建物を守り、活かし、価値を高めていく。それこそが同社の役割であり使命です。 パートナーズという社名には、建物自体の運営や管理にとどまらず、お客様のもっと身近な存在となりたい、人と建物、その両方にとって最良のパートナーであり続けたい、そんな想いが込められています。そしてお客様の満足を第一に考えること。また次の機会にも同社を選んでもらえるような商品とサービスを提供していくことが最大の使命です。 |
基本スキル | 【必須】 ・ITコンサルやプリセールス、エンジニアなどITに関する経験がある方 【尚可】 ・社内外へのプロジェクト企画立案、推進などを行ったご経験がある方 |
案件URL | 【東京:リモート】社内SE (2024年11月19日 現在) |
社内SEに需要がある3つの理由
社内SEにニーズがある理由は以下の3つです。
- SEの業務内容の多様化
- DXの加速
- セキュリティへの意識の高まり
それぞれの理由を解説します。
1. SEの業務内容の多様化
1つ目の理由は、SEの仕事内容が多様化していることが挙げられます。
企業によっても異なりますが、社内SEの主な仕事は下記の通りです。
- IT戦略の企画立案や提案
- 自社内のシステムやインフラの構築
- 自社内のシステムやインフラの運用保守
- 社内のPCの管理
- 社員からの社内システムに関する問い合わせへの応答
自社内の社員を対象に支援を行う、ITサポートデスクのような役割が多いです。
社内には、経営陣専用のシステム・営業システム・業績管理システムなど、さまざまなシステムが存在します。
これらのシステムの安定した運用に貢献するのが、社内SEの主な業務です。
社員のITに関する課題を解決したり、要望を実現したりします。
他にもITに関する業務全般を社内SEが担うことがあるため、仕事の内容はさまざまです。
大企業ではIT部門を構えている企業や、社内SEだけを集めた子会社を所有している企業もあります。
テレワークの推進や、次の見出しで紹介するDXの加速なども関係し、社内SEの業務内容は多様化しています。
多様化にともない業務量も増えるため、社内SEの需要は今後も増えていく可能性が高いです。
2. DXの加速
社内SEに需要がある理由の2つ目は、DXの加速です。
DXとはデジタルトランスフォーメーション(Digital Transformation)の略称です。
DX化をどのように進めるか検討したり、実際にDX化を進めたりすることも社内SEの仕事です。
経済産業省の公表した資料によると、DXの遅れで年間12兆円の損失が発生する恐れが指摘されています。
※経済産業省「DXレポート ~ITシステム「2025年の崖」の克服とDXの本格的な展開~」を参考(2023年3月10日時点)
今後さらにDXを加速させる体制を整えるため、DX専門の部署を設立する企業もあります。
社内の人材を異動させることはもちろん、中途で高度なDX人材を獲得する企業もあり、人材確保の動きは加速中です。
3. セキュリティへの意識の高まり
セキュリティ対策や意識の向上も、社内SEに需要がある要因です。
背景には、サイバー攻撃の巧妙化があります。
加えて2022年2月からのロシアのウクライナ侵攻によって、海外からのサイバー攻撃の脅威が高まっていることも原因です。
サイバー攻撃のリスクに備えるためにも、IT技術や知識を豊富に備えたプロの手は必須です。
社内SEはセキュリティ対策を担う人材としても必要とされています。
社内SEが担うセキュリティ対策としては、以下が挙げられます。
- ウィルス対策ソフトの導入
- OSやソフトウェアのアップデート
- パスワードの管理
- ハードウェアの管理
- フォルダやファイルなどのアクセス制限
- 社内に向けたセキュリティ教育
「セキュリティ対策」と一口にいっても、対策方法は上記のようにさまざまです。
挙げた業務をただ実施すればよいわけではありません。
たとえばOSやソフトウェアのアップデートは、むやみに適用してはいけないこともあります。
社内独自のシステムやサーバーとの相性が悪いと、システムの不具合や障害につながりかねません。
「OSやソフトウェアのアップデートを適用しても問題ないか」をあらかじめ調べることも、社内SEの業務です。
以上のように、安心して社内のシステムやインフラが稼働するよう、セキュリティを整えることも社内SEの仕事です。
社内SEとして年収を上げるためのポイント
社内SEとして年収を上げるためのポイントは、以下の4つです。
- 大手企業の社内SEを目指す
- 企業のIT戦略企画・立案部署を目指す
- 資格を身につける
- IT業界に強い転職エージェントを利用する
それぞれのポイントについて、詳しく解説していきます。
大手企業の社内SEを目指す
大手企業の社内SEに転職することで、年収が上がるケースがあります。
企業の規模が大きくなれば、業務を遂行するための大規模なシステムが必要となり、管理・運用のために社内SEの需要が高くなるためです。
また、DX化やシステム開発など、社内における企画・開発に携われることもあり、専門知識やスキルを求められることから、中小企業の社内SEに比べて年収が高くなる傾向があります。
ただし、大手企業への転職は難易度が高く、前職での経験や知識、スキルが重要になります。
また、大手企業の求人は一般には公開されていないことが多いです。
企業のIT戦略企画・立案部署を目指す
社内SEの業務のなかでも、社内システムの企画・開発の業務に携われれば年収を上げられる可能性もあります。
社内SEの業務は、社内のPC管理などの総務的な役割から、社内で使用するシステムの開発・運用など広範に及んでいます。
前述の通り、直接企業の売上に影響を与えにくい社内SEは、年収が上がりにくい職種の1つです。
ただし、DX化や業務のIT化など、企業の業績に貢献できる業務に携わることで評価を大きく上げ、年収アップを狙えます。
とくに社内のシステムについて、自身の知識やスキルを活かして提案ができれば、より高収入を目指すことも可能です。
転職で年収アップを目指す場合は、転職先の業務内容をしっかりと把握するようにしましょう。
資格を身につける
より好条件の企業に転職するために、資格を習得することもポイントです。
IT系の資格を習得しておけば、一定の知識やスキルを所有していることを証明し、選考をスムーズにできる可能性があります。
特に、現在の業務で企業に提示できるような業務実績がない場合は、資格によって自身の能力を示すことが重要です。
例えば、現職では社内システムの保守・運用をメイン業務としている場合、システムの企画・開発に関する資格を習得しておくことで、業務実績が無くてもある程度の知識を持っていることを証明できます。
IT系の資格はさまざまな種類があり、目指す職種によって習得すべき資格も異なります。
IT業界に強い転職エージェントを利用する
社内SEでより好条件の求人を探す際は、IT系の転職に強いエージェントを利用することがおすすめです。
IT系の転職エージェントは、IT業界やエンジニアの転職についてノウハウを持ったキャリアコンサルタントからのアドバイスが受けられ、より希望の条件に近い求人を探せます。
また、転職エージェントは非公開求人を多数保有している場合があり、より好条件の求人を探せることもメリットです。
社内SEへ転職を成功させる5つのポイント
社内SEへの転職を成功させるポイントは、以下の5つです。
- 携わりたい業務を明確にする
- 資格を取得する
- 大手企業の求人を探してみる
- 地方企業の求人を探してみる
- 複数の転職エージェントを併用する
ポイントをそれぞれ解説します。
1. 携わりたい業務を明確にする
まずは、関わりたい業務をはっきりとさせることが重要です。
なぜなら社内SEの仕事は多岐にわたり、企業によって大きく異なるからです。
たとえば社内SEが中心になってテレワーク導入の対応をする企業もあれば、外部の業務委託先にすべて任せる企業もあります。
他にも、社内にサーバーのような機器がある場合と、社外のデータセンターに機器の管理を依頼している場合では、社内SEの業務量や内容が大きく異なります。
一般的な社内SEの業務は「SEの業務内容の多様化」で挙げた通りです。
しかし、企業によってSEの業務の量や範囲は異なります。
このように入社してから後悔しないためにも、自分の携わりたい業務を明確にしましょう。
やりたくない業務に就いてしまうと、スキルアップも図りにくいです。
やりたい業務ができる企業に応募し、担当したい仕事ができる可能性を高めましょう。
2. 資格を取得する
社内SEへの転職を成功させる2つ目のポイントは、資格を取得することです。
特に実務経験・実績・知識がまったくない人には、資格の取得をおすすめします。
履歴書や面接で成長意欲があることをアピールできるからです。
IT系の仕事が未経験の場合は、まず「ITパスポート」や「基本情報技術者試験」の合格を目指しましょう。
どちらの資格も、IT人材になるための登竜門的な資格です。
IT企業への勤務経験がある場合や、IT関連の知識に自信がある場合は、以下の資格取得をおすすめします。
- 応用情報技術者試験
- プロジェクトマネージャー試験(PM)
- システム監査技術者試験
- ネットワークスペシャリスト試験
- データベーススペシャリスト試験(DB)
担当する業務によっても、重宝される資格や必要な知識は異なります。
たとえばネットワーク分野に携わりたいのに、データベーススペシャリスト試験の合格を目指しても遠回りです。
もし現場で使う製品を把握していれば、ベンダー試験を受けるのもおすすめです。
「どの資格を取れば、自分の希望する仕事に活かせそうか」を考えてみましょう。
参考:フォーサイト(年収別に見る資格ランキング)
3. 大手企業の求人を探してみる
社内SEとして転職を成功させるには、まずは上場している大手企業が求人を募集していないかチェックしてみましょう。
大手企業であるほど組織内で使うシステムの規模は大きく、システムの維持にも人員が必要になるからです。
より自分に合った業務だけに専念できるメリットもあります。
大企業であれば、社内SEのなかでも下記のようにさらに細かく業務が分かれている場合があるからです。
- データベースの設計や運用保守を担当する部署
- 従業員が使うPCの管理を行う部署
- セキュリティ担当の部署
自分の担当したい業務や得意な業務があれば、その業務だけに専念でき、ノウハウも蓄積しやすくなります。
大企業は住宅手当をはじめとした福利厚生や、スキルアップ費用の支給制度が充実していることも多く、高い人気を誇ります。
まずは大企業の社内SEを目指してみましょう。
4. 地方企業の求人を探してみる
地方企業の社内SEの求人情報を見ることもおすすめします。
地方の企業であれば都市部よりも人口が少ない分、転職希望者も少ない傾向にあるからです。
そのため転職時の倍率が低く、就職しやすいといえます。
また地方企業は都市部よりも人材不足のため、待遇をよくしているケースもあります。
上記のように転職活動が滞っている場合は、一度地方の企業に目を向けてみるのも一つの手です。
希望するエリア内で社内SEの仕事がないか探してみましょう。
5. 複数の転職エージェントを併用する
5つ目のポイントは、複数の転職エージェントを利用することです。
転職エージェントとは、勤務先の希望条件や自分の保有するスキルを登録すると、エージェントが自分の代わりに企業を探してくれるサービスです。
転職市場における、アドバイザーやコンサルタントのようなイメージです。
転職エージェントを複数利用すれば、以下のメリットがあります。
- 相性がよいエージェントと出会うチャンスが増える
- より多くの求人が見つかる
- 転職エージェントの使い分けができる
社内SEの現場に精通していたり、性格や考え方が合うエージェントからコンサルティングを受けたりすれば、転職活動がスムーズに進みます。
また転職エージェントはそれぞれ、非公開の求人を持っています。
そのため複数登録しておくことで、新着の非公開求人の紹介が受けられ、採用される可能性も高まります。
3つ目のメリットに挙げた通り、複数の転職エージェントを使い分けることも可能です。
たとえばIT業界に特化した転職エージェントがある一方、幅広い業界の求人を取り扱う転職エージェントもあります。
このように他のキャリア選択を考えている人にも、複数登録はおすすめできます。
複数のエージェントを活用して、自分にぴったりの企業を見つけましょう。
社内SEへの転職におすすめの転職エージェント
ここからは社内SEへの転職におすすめの転職エージェント3選を紹介します。
以下の3つを厳選しましたので、ぜひチェックしてみてくださいね!
- マイナビITエ―ジェント(公式:https://mynavi-agent.jp/)
豊富なSE求人のなかから、希望にマッチする企業を選ぶならここ! - ワークポート(公式:https://www.workport.co.jp/)
実務経験が浅くても社内SEを目指したい人におすすめのエージェント! - レバテックキャリア(公式:https://career.levtech.jp/)
社内SEへの転職で収入をアップさせたい方におすすめ!
マイナビITエージェント
公式URL(https://mynavi-agent.jp/it/)※マイナビのプロモーションを含みます。
求人数 | 45,722 件 |
エンジニア | 16,490 件 |
(2023年3月10日時点の公開求人数をもとに作成。)
IT・Web業界で実務経験があるなら、マイナビIT AGENTがおすすめです。
もともとIT・Web分野の会社との繋がりが強いマイナビ転職が、IT業界向けの転職エージェントに特化して立ち上げられました。
IT系・Web系の業界にかなり詳しいエージェントです。
多様なIT業界の求人を扱っており、求人数も豊富にあります。
社内SEはもちろん、Webデザイナーやマーケターなど幅広い求人を探すことができます。
マイナビIT AGENT公式サイトより引用(公式:https://mynavi-agent.jp/it/)
「詳しい仕事内容を聞いて、働くイメージをしっかり掴んでおきたい」という実務経験者にとって、かなり心強いサービスと言えるでしょう。
ワークポート
ワークポート公式サイト:https://www.workport.co.jp/
運営会社 | 株式会社ワークポート |
---|---|
公開求人数 | 109424件 (2024年11月21日現在) |
社内SEの 公開求人数 | 1663件 (2024年11月21日現在) |
マージン率 | 非公開 |
対応地域 | 北海道・宮城・埼玉・千葉・東京・神奈川・愛知・京都・大阪・兵庫・岡山・広島・福岡 |
特徴 | -元IT専門の転職エージェントのため、IT業界の知識が豊富 -現在は総合型エージェントで、求人数も大手並に多い |
公式 | https://www.workport.co.jp/ |
ワークポートは、IT業界の求人に強いことで評判の総合型エージェントです。
ワークポートには次のような魅力があります。
- IT領域の知識が豊富なキャリアアドバイザーが在籍している
- IT業界の経験年数が浅くても応募できる求人がある
ワークポートは「ITビジネス領域に特化したエージェント」から「総合型エージェント」にサービスを拡大したため、特にIT領域に豊富な実績と知見があります。
そのためIT業界の求人に強いだけではなく、専門的なキャリアカウンセリングを受けられることも評判です。
ワークポートの口コミ
・求人紹介のみでなく、これまでのキャリアや性格から、よい点も悪い点もよい意味で素直に分析をしていただき、サポートをしていただけた点。また過去の面接の内容を、口頭およびeコンシェルで教えていただけた点。
(26歳・女性)
・一貫して適切で丁寧だった点。思った以上の早さで転職ができた点。対応の早さ。履歴書などのWeb作成。
(24歳・男性)
・連絡が早い、何度も軸を確認してくれる。メリット、デメリットもしっかりと伝えてもらえる。
(23歳・女性)
・転職活動全般の注意事項や大切にすべき点を知れたこと。また、希望に沿った企業様を多数ご紹介いただけたこと。
(28歳・女性)
・他社と比べて、紹介していただいた求人数や幅が多かった。また、自身が望むキャリアやフォローについて理解していただけたため、スムーズに進めることができた。
(32歳・男性)
無料で登録できるので、ぜひ登録して実際の求人を見てみましょう。
ワークポート公式サイト:https://www.workport.co.jp/
レバテックキャリア
(画像はレバテックキャリア公式サイト(https://career.levtech.jp/)より引用
運営会社 | レバテック株式会社 |
---|---|
公開求人数 | 31,144件 (2024年11月21日現在) |
社内SEの 公開求人数 | 2,041件 (2024年11月21日現在) |
マージン率 | 非公開 |
対応地域 | 首都圏を中心に全国 |
特徴 | -エンジニア・ディレクター・PM・ITコンサル特化 -エンジニア経験者の転職に非常に強い -求人の平均年収が高い |
公式 | https://career.levtech.jp/ |
レバテックキャリアの担当の人、かなり条件を細かく聞いてくれて好印象でした。
別のIT未経験に強いと言われているところ、すごくざっくりした条件しか聞かれなかったし、
提案数少ないし、
めっちゃタメ語だしあまり良い評価はできなかったので。— hashioki (@progra_0117) July 29, 2020
業界トップクラスのエンジニアに特化した転職エージェントを探すなら、『レバテックキャリア』がおすすめです。
下記のような企業でモダンな技術セットを扱っている人気求人が多数存在します(過去にはリクルート、サイボウズ、ビズリーチ、DMMなども取扱あり)。
- ベンチャー
- メガベンチャー
- 大企業
求人の年収相場も高いため、「エンジニアとしてもっとキャリアアップしていきたい!」という方にぴったりの転職エージェントです。
レバテックキャリア公式サイトはこちら: https://career.levtech.jp/
社内SEに求められるスキル
社内SEとしては、以下のようなスキルが求められます。
- コミュニケーション能力
- 業務の効率化を促せる提案力
- マネジメント能力
- 事業や業界への理解力
コミュニケーション能力
社内のシステムに関わる業務を行う社内SEには、関係各所との調整を行うコミュニケーション能力が求められます。
社内でより効果的に機能するシステムを構築するためには、社内のコミュニケーションが欠かせません。
複数の部署と連携して業務の効率化に取り組んだ経験など、コミュニケーションをスムーズに進めるスキルをアピールできるようにしましょう。
業務の効率化を促せる提案力
社内SEとして収入アップを目指す場合は、エンジニアとして社内の効率化を促せる提案力も重要です。
社内SEの業務の中でも、企画・開発に携わる業務はより高い年収を目指せる可能性があります。
どのようなシステムを構築すればより業務の効率化に貢献できるのかを考え、社内に向けて適切に提案することも重要です。
関係各所の意見を取り入れた上で、より業務を効率化できるシステムの提案をすることも社内SEの役割になります。
マネジメント能力
社内システムの開発をベンダーに依頼する場合は、マネジメントスキルも求められます。
ベンダーと密に連携をとりながら、システム開発の進捗をコントロールするために、マネジメントスキルが必要です。
事業や業界への理解力
社内SEは、社内システムやIT技術を駆使することで、企業の問題点を改善したり、業務の効率化を図ることが求められます。
そのため、自社の事業や業務フロー、業界の動向などに精通し、改善すべき点を正確に把握しておくことが重要です。
一部署に関連するシステムではなく、社内全体の業務改善を促せるシステムを開発ができれば、企業への貢献度も大きくなり評価の向上が見込めます。
社内SEの仕事に役立つ資格
プロジェクトマネージャー試験
どんな資格か | システム開発のプロジェクトマネージャーとしての役割を主導的に果たせることを証明する資格 |
問われる内容 | ・プロジェクトの計画策定と計画通りに進める管理能力 ・プロジェクトを進めるうえでの問題に適切に対処するための知識とスキル ・プロジェクトを進捗するチームのマネジメントスキル |
受験資格 | なし |
合格率 | 14.1%(令和4年試験実績) |
システム監査技術者試験
どんな資格か | システムの運用や検証をもとにリスク分析や評価を行い、システムの改善を図る知識やスキルを証明する資格 |
問われる内容 | ・情報システムの企画から運用・保守までの幅広い知識とスキル ・情報システムを評価したうえで問題点を抽出し、改善を促すスキル |
受験資格 | なし |
合格率 | 15.9%(令和4年試験実績) |
情報処理安全確保支援士試験
どんな資格か | システム上のセキュリティリスクを分析し、適切な対応ができる知識とスキルを持つことを証明する資格。 |
問われる内容 | ・情報システムを扱う際のリスクに関する専門的な知識 ・リスクに対する擬態的な対策を施すスキル |
受験資格 | なし |
合格率 | 20.2%(令和4年度実績) |
ネットワークスペシャリスト試験
どんな資格か | ネットワークシステムの構築から運用ができる専門知識を持つことを証明する資格 |
問われる内容 | ・ネットワークに関する専門的な知識 ・システムを安定的に稼働させるたるための技術力 |
受験資格 | なし |
合格率 | 17.4%(令和4年試験実績) |
まとめ
この記事では、社内SEの年収を中心に解説しました。
正社員の社内SEの年収はおよそ525万円で、日本人全体の平均年収を上回ります。
社内SEは年収以外にもメリットがあります。
顧客が自社の社員であるため納品までの期間に融通が利きやすく、残業が少ない点は大きなメリットです。
ユーザーがオフィス内にいることもあり、ユーザーの声が直に届きやすい環境のため、やりがいにつながる点もメリットといえます。
社内SEを希望する場合は、紹介した5つの成功ポイントを参考に、ぜひ転職活動を進めてみましょう。