SEにおすすめの転職エージェント11選
【第1位】レバテックキャリア(公式:https://career.levtech.jp/)
業界トップクラスのIT業界特化の転職エージェント。今より年収を上げたいという人におすすめです。
【第2位】マイナビIT AGENT (公式:https://mynavi-agent.jp/it/)
IT/Webエンジニア転職に強い経験者向けIT転職特化型エージェント。キャリアアドバイザーによるサポートが充実!
【第3位】Geekly(ギークリー)(公式:https://www.geekly.co.jp/)
IT・Web・ゲーム業界に特化した転職エージェント。高年収の求人多数。
「SEとしてキャリアアップしたいけど、おすすめのエージェントはどこなんだろう?」
「エージェントがたくさんありすぎて、どこがいいのかわからない……」
「自分に合わない企業に転職して失敗するのは絶対避けたい」
転職エージェントを利用すると以下のような不満・悩みが出てくる人は多いです。
- 自分の希望条件に構わず、採用基準の低い企業へ転職させようとしてくる
- 担当者の転職市場・業界知識が乏しく、良い求人やアドバイスをもらえず、苦戦する
- 経歴やスキルから「転職しにくい」と判断されたら、放置されて転職活動がうまく進まない
上記の事態を避けるために、エージェントごとの特性を理解しておくことが大事です。
公式 | 公式UR L | 特徴 |
レバテックキャリア | https://career.levtech.jp/ | ・エンジニア・Webデザイナー特化型 ・求人・キャリアアドバイザーの質が高い ・実務経験者向けの求人がほとんど |
マイナビIT AGENT | https://mynavi-agent.jp/it/ | ・IT・Webエンジニアの転職に強い ・IT業界全般 ・実務経験者向けの求人がほとんど |
Geekly(ギークリー) | https://www.geekly.co.jp/ | ・IT・Web・ゲーム業界に特化 ・実務経験者向け |
ワークポート | https://www.workport.co.jp/ | ・IT業界の転職に強い ・担当者もIT業界の知識が豊富 ・未経験OKの求人も多い |
他にも『ワークポート』は初めての転職や20代におすすめのIT転職エージェント。IT系の職種での経験があれば、未経験の職種でも紹介してもらいやすいです。
※転職エージェントは、エージェントごとに求人や担当者の質が変わります。3社~4社ほど登録して網羅的に求人を把握できるようにしておきましょう。
目次 (PRも含まれます)
SEが転職エージェントを利用すべき理由
SEが転職エージェントを利用すべき理由は主に以下の3つです。
- キャリアの棚卸しができる
- 非公開求人を紹介してもらえる
- キャリアアドバイザーが企業との間に入ってくれる
キャリアの棚卸しができる
キャリアの棚卸しとは、自分の職務経歴について時系列で言語化することです。
ご自身が持つ経験を洗い出し、企業にアピールできる強みを見極めましょう。
まずは以下の2点に焦点を当てて考えてみてください。
- 経験した業務
- 持っているスキル
このような観点から自分の経歴を洗い出し、転職したい企業に合わせアピールできることを明確にすると、面接での印象が良くなります。
SEの業務には要件定義・基本設計・詳細設計などの設計だけではなく、開発・テスト・運用・保守などもあります。
ご自身の希望する業務内容に応じて、アピールすべきポイントを明確にしておきましょう。
そういう方は、無理に自分だけで頑張ろうとせず、転職エージェントを活用しましょう。
キャリアの棚卸しにおいて重要なのは、どのような業務をどのようなプロセスで進めたのかです。
「プロジェクトの中で発生したトラブルと、それを乗り越えるために工夫した点」のように、ご自身の業務に対する姿勢や大切にしている価値観を伝えられるよう工夫しましょう。
この部分をエージェントの担当者と一緒に深堀りしておくことで、面接でも説得力のある回答ができ、転職成功率が高まります。
非公開求人を紹介してもらえる
転職エージェントを利用する大きなメリットのひとつが「非公開求人を紹介してもらえること」です。
転職エージェントが保有している求人のうち、7〜8割は一般公開されていません。
非公開求人は募集要項が明確なものも多く、条件が良い傾向があります。
「リモートワークがしたい」
「報酬のいい企業で働きたい」
「福利厚生が充実していると安心」
上記のように転職先の労働環境にこだわりたい方は、ぜひ非公開求人を狙ってみましょう。
積極的に紹介してもらえるよう、エージェントの担当者にご自身の経歴や強みを伝え、良好な関係を構築しておくことが大切です。
キャリアアドバイザーが企業との間に入ってくれる
キャリアアドバイザーが企業との間に入ることで、以下のような面倒なやりとりを代行してくれます。
- 応募書類の提出
- 面接の日程調整
- 給与の交渉
転職活動では、10社〜20社と多くの企業の面接を同時並行で受けることもあります。
全ての企業と面接の日程調整や給与交渉をしていると、いくら時間があっても足りません。
忙しいエンジニアほど、キャリアアドバイザーの力を借り、好条件での転職を実現させましょう。
またキャリアアドバイザーが職務経歴書の添削や面接対策をしてくれるエージェントもあります。
このような親身なサポートも、転職活動を成功させるためには非常に有効です。
自分だけで職務経歴書を作っても、わかりづらい文章になってしまっていたり、強みをアピールできていなかったりと、損をしてしまうことがよくあります。
何百人のエンジニアを転職支援してきたキャリアアドバイザーだからこそ、できるアドバイスがあります。
転職を成功させたいなら、素直にキャリアアドバイザーを頼るのがおすすめです。
SE向け転職エージェントの選び方
SEが転職エージェントを選ぶ際には以下のような基準で選びましょう。
- IT・Web業界の求人案件が多い転職エージェントを選ぶ
- 支援実績が豊富でサポートが良いエージェントを選ぶ
- 自分のスキルに合った求人があるエージェントを選ぶ
IT・Web業界の求人案件が多い転職エージェントを選ぶ
転職先の稼働条件を比較検討するためにも、必ず求人案件が多い転職エージェントを選びましょう。
似たようなスキルが要求される求人でも、企業によって報酬や福利厚生などは大きく異なります。
「ハイレベルなスキルが要求されるのに、報酬が割に合わない」という可能性もあるのでご注意ください。
ぜひIT系の職種に強いエージェントを選び、豊富な案件の中から納得のいく企業への転職を狙いましょう。
特にマイナビITエージェントやレバテックキャリアは求人が豊富なうえ、業界に詳しいアドバイザーやコンサルタントにも相談できます。
またIT業界専門エージェントでなくとも、IT・WEB業界に強い大手総合転職エージェントもあるので、ぜひ比較検討してみましょう。
支援実績が豊富でサポートが良いエージェントを選ぶ
転職エージェントを選ぶ際は、できる限り支援実績の多いエージェントを選びましょう。
支援実績が多いということは、それだけ求職者のデータを持っていることになります。
そのためキャリアアドバイザーは、膨大なデータをもとに「こういう履歴書・職務経歴書だと転職が決まりやすい」といった有益なアドバイスをしてくれるでしょう。
またサポート面についても、エージェントごとに内容が大きく異なるので、比較検討することが大事です。
それだけでなく、キャリアアドバイザーとの相性も考慮してエージェントを選びましょう。
自分と相性の良い担当者が見つかると、転職成功率はさらに上がります。
自分のスキルに合った求人があるエージェントを選ぶ
IT・Web系の職種に転職する際は、専門のエージェントを利用した方が良い求人に出会える確率は上がります。
ぜひご自身のキャリアプランに応じて、適した転職エージェントを選んでください。
ただし、それは経験者に限った話であり、未経験者には当てはまりません。
基本的にSEの実務未経験者が求人を探すには、リクルートエージェントのような総合型エージェントがおすすめです。
一方、デスクワークの経験がある方がIT系の職種にチャレンジする場合は、ワークポートのような未経験者の転職に強い専門のエージェントを活用しましょう。
SEにおすすめの特化型エージェント5選
まずはSEや、Webエンジニア関連の実務経験がある方に向け、IT系に特化したエージェントを紹介します。
特化型転職エージェントは、特定の業種・職種に絞った求人を保有しており、担当者の専門性が高いのが特徴です。
レバテックキャリア
(画像はレバテックキャリア公式サイト(https://career.levtech.jp/)より引用
公開求人数 23,698件 (2024年09月08日現在) SEの
公開求人数18,033件 (2024年09月08日現在) マージン率 非公開 対応地域 首都圏を中心に全国 特徴 -エンジニア・ディレクター・PM・ITコンサル特化
-エンジニア経験者の転職に非常に強い
-求人の平均年収が高い公式 https://career.levtech.jp/
『レバテックキャリア』は、業界トップクラスのエンジニア特化の転職エージェントです。
ベンチャーからメガベンチャー、大企業など、モダンな技術セットを扱っている人気求人が多数存在します(過去にはリクルート、サイボウズ、ビズリーチ、DMMなども取扱あり)
求人の年収相場も高く、エンジニアとしてさらにキャリアアップを狙いたい方におすすめの転職エージェントです。
レバテックキャリアの案件例
【システムエンジニア】販売管理システム/フルリモートができるため全国からの応募可想定年収 400~700万円 業務内容 <業務詳細>
さくらインターネットの基幹システムの開発、運用、保守を担当いただきます。
具体的には以下の業務をして頂きます。
<具体的な業務内容>
・エンドユーザ向けWebアプリケーションの設計、開発、運用、保守
・自社開発社内システム/課金システムの設計、開発、運用、保守
・自社開発社内システム/課金システムの問い合わせ対応、データ保守
社内、社外向けアプリケーションのプログラム開発に関わるスペシャリスト、適性によってゼネラリストを目指して頂きたいと考えています。
システムの設計・運用・保守だけではなく、プログラミングも両方行っていただきます。(プログラミングスキル必須)
さくらインターネットのエンドユーザ向けサービスの開発・運用は行いませんが、連携したシステムの開発・運用・保守も担当します。
【仕事の特色】
<魅力>
・データセンター事業者ならではの環境で、クラウドや仮想サーバ、物理サーバ等の潤沢な資源を使用できる環境で開発できます。
・長期に渡り会社を支える基幹システムも、社内の要望に合わせた軽いツールなども、比較的自由な環境で開発できます。
・会員向けの便利機能や新しい決済方式を、自分の発案で実装できます。
【仕事内容(変更の範囲)】
会社の定める部署および業務基本スキル <経験>
・PHPのフレームワークを使った開発のご経験
PHPのフレームワーク(Symfony,CodeIgniter,CakePHP,Laravel,FuelPHPなど)を利用した開発のご経験のある方
・データベースを使ったシステム開発のご経験
コマンドラインでのSQL実行や、プログラム上でSQL発行/トランザクション制御のロジックを作成したご経験のある方
・データベースのテーブル設計のご経験
アプリケーションで使用するテーブル設計のご経験のある方
・JavaScript/CSSを使ったWebアプリケーションの開発経験
フロントエンドの開発経験のある方(jQuery/Boostrapなど)
※デザイン性のあるWebアプリケーションは専門のチームと協力して作成します。
・ドキュメント(設計書)の作成経験のある方
基本設計書やスキーマ定義書などの設計書の作成経験のある方
・Linuxサーバを使ったWebシステムのシステム設計およびサーバ構築経験のある方
OSインストールやミドルウェアのチューニング等
<マインド>
・社内外の関係者とコミュニケーションを取り、課題や問題を解決していくことに興味関心のある方
・規模の大小にかかわらず、アプリケーションだけではなく、ハードウェアを含めたシステム全体の設計/開発のご経験またはシステム開発に興味関心のある方
・一人での開発ではなく、チームで協力してシステムを開発したご経験またはチーム開発に興味関心のある方
・チームでの開発効率を上げるチーム開発基盤を新たに構築してみたい方案件URL ">
【システムエンジニア】販売管理システム/フルリモートができるため全国からの応募可
(2024年09月08日 現在)
マイナビITエージェント
公式URL(https://mynavi-agent.jp/it/)※マイナビのプロモーションを含みます。
拠点 | 北海道 /宮城/東京/ 神奈川/名古屋/ 京都/大阪/兵庫/福岡 |
求人数 | 44,258件(非公開求人は除く, 2023年1月現在) |
強み | IT系の転職に特化 専門性の高いアドバイザーが多数在籍 |
おすすめな人 | ・実務経験があるエンジニアでキャリアアップを目指す人 ・働き方を変えて残業を減らしたい人 |
公式URL | https://mynavi-agent.jp/it/ |
マイナビIT AGENTはIT・Web業界で実務経験がある人におすすめのエージェントです。
もともとIT・Web分野の会社との繋がりが強いマイナビ転職が、IT業界に特化した転職エージェントとして立ち上げました。
リクルーティングアドバイザーが在籍し、担当企業と密にコミュニケーションをとっているため「企業がどのような人材を欲しているのか」をよく理解しています。
ぜひ豊富な情報量を活用し、転職に役立ててみてください。
SEだけでなく、ITコンサルタントやプロジェクトマネージャーなど、幅広いIT系職種の求人を探せます。
幅広いキャリアを検討している方は、マイナビIT AGENTを活用すると良いでしょう。
マイナビIT AGENT公式サイトより引用(公式:https://mynavi-agent.jp/it/)
担当者はIT・Web系のバックグラウンドがある場合が多いので、詳しい仕事内容が聞きたい実務経験者にとってかなり心強いサービスと言えるでしょう。
またエージェントの規模が大きいため、北海道から沖縄まで全国各地に面談可能な拠点があるのも魅力の一つです。
Geekly
公式URL(https://www.geekly.co.jp/)
拠点 | 本社(渋谷)/渋谷第2オフィス/ |
求人数 | 17,670件(非公開求人は除く, 2023年1月現在) |
強み | IT・Web・ゲーム業界の転職に特化 |
おすすめな人 | サーバーエンジニア、Webデザイナーなどはもちろん、ゲームプロデューサー、3Dモデラーなど細分化された職種別にコンサルタントが在籍 |
公式URL | https://www.geekly.co.jp/ |
Geekly(ギークリー)は、IT・Web・ゲーム業界に特化した転職エージェント。
公開求人で11,975件、非公開求人で10,000件以上(2021年12月現在)という豊富な求人数を誇ります。
求人の割合は、エンジニア(57%)・クリエイター(17%)・ゲーム(16%)の3職種で9割を占めています(公開案件の調査結果より)。
WILLOF TECH (ウィルオブ・テック)
公式URL(https://willof.jp/techcareer/)
拠点 |
新宿オフィス
|
求人数 | 1,233件(非公開求人は除く, 2023年1月現在) |
強み | エンジニア一人に対して2人の担当者がつく 高年収の求人が多く年収アップが狙える |
おすすめな人 | ・効率良く転職活動を進めたい人 ・転職して年収を上げたい人 |
公式URL | https://willof.jp/techcareer/ |
WILLOF TECHはITエンジニアの転職に特化したエージェントです。
一人のエンジニアに対して2人の担当者がつくので、サポートの質が高い傾向にあります。
主にキャリアプランについて相談できるキャリアアドバイザーと企業の採用担当者とやり取りを代行してくれるリクルーティングアドバイザーの両輪で転職をサポート。
またサポート体制以外の強みとして高年収の求人が多いことが挙げられます。
エンジニアの求人も多いですが、より上流の工程のポジションの求人も多数扱っているので、キャリアアップを目指す人にもおすすめです。
doda(IT)
公式URL(https://doda.jp/engineer/)
拠点 | 東北オフィス/東北第二オフィス/丸の内本社/丸の内第二オフィス/大手町オフィス/南青山オフィス/紀尾井町オフィス/浅草橋オフィス/西新宿オフィス/横浜第二オフィス/みなとみらいオフィス/高崎オフィス/静岡オフィス/中部オフィス/中部第二オフィス/福井オフィス/関西オフィス/関西第三オフィス/大阪オフィス/京都オフィス/神戸オフィス/岡山オフィス/広島オフィス/九州オフィス/九州第二オフィス/南九州オフィス/鹿児島オフィス |
求人数 | 45,407件(非公開求人は除く, 2023年1月現在) |
強み | IT・Web・ゲーム業界の転職に特化 |
おすすめな人 | サーバーエンジニア、Webデザイナーなどはもちろん、ゲームプロデューサー、3Dモデラーなど細分化された職種別にコンサルタントが在籍 |
公式URL | https://doda.jp/engineer/ |
株式会社パーソルが運営するdodaには、IT分野に特化したエージェント機能が併設されています。
エンジニアからWebライターまで幅広く扱っており、求人数が専門型エージェントの中でも多いことが特徴です。
なので、専門性の高いIT業種を探すというよりは、ITエンジニアなど業種ごとの詳細な情報を聞きたい場合に登録をおすすめします。
SEにおすすめの総合型転職エージェント3選
次は総合型エージェントの紹介です。
総合型エージェントを使うべき人は以下のような方々です。
- 多数の求人を網羅的に見たい人
- SEとしての経験がない人
リクルートエージェント
公式URL(https://www.r-agent.com/)
リクルートエージェントは、多くの求職者が利用している大手総合型転職エージェントです。
IT企業の取り扱いも多く、転職するならまずはリクルートエージェントへの登録がおすすめです。
拠点 | 東京本社/北海道支社/東北支社/宇都宮支社/さいたま支社/千葉支社/西東京支社/横浜支社/静岡支社 /名古屋支社/京都支社/大阪支社/神戸支社/中四国支社(岡山オフィス・広島オフィス)/福岡支社 |
求人数 | 83,056件(非公開求人は除く, 2023年1月現在) |
強み | 業界最大手の転職エージェントで圧倒的な求人数を誇る 求人数が多いぶんIT系の求人数も豊富 |
おすすめな人 | ・IT系の職種が未経験の人 ・網羅的に求人を見たい人 |
公式URL | https://www.r-agent.com/ |
登録すれば非公開案件も見られるようになるため、自分にあった企業を紹介してもらいやすいです。
現在は電話面談やオンライン面談も可能なほか、IT未経験の求人もあります。
アドバイザーの質にばらつきがあるというデメリットもありますが、申し出れば担当アドバイザーの変更も可能です。
登録すると
- より詳細な求人が見られる
- どんな求人があるのかを見て何が求められているのかを把握できる
- 実際にエージェントに相談しつつ、現状のレベルで未経験から転職できるか相談できる
- 就活・転職対策をしてもらえる
など、自分の状況に合ったサポートを受けることが可能です。
doda
公式URL(https://doda.jp/)
拠点 | 東北オフィス/東北第二オフィス/丸の内本社/丸の内第二オフィス/大手町オフィス/南青山オフィス/紀尾井町オフィス/浅草橋オフィス/西新宿オフィス/横浜第二オフィス/みなとみらいオフィス/高崎オフィス/静岡オフィス/中部オフィス/中部第二オフィス/福井オフィス/関西オフィス/関西第三オフィス/大阪オフィス/京都オフィス/神戸オフィス/岡山オフィス/広島オフィス/九州オフィス/九州第二オフィス/南九州オフィス/鹿児島オフィス |
求人数 | 180,780件(非公開求人は除く, 2023年1月現在) |
強み | ・求人数が多いので網羅的に求人を見られる |
おすすめな人 | ・未経験からIT系の職種を目指す人 ・応募から内定までプロにサポートしてほしい方 |
公式URL | https://doda.jp/ |
『doda』は、リクルートエージェントに次いで業界No.2の求人数を誇る転職エージェント。
『リクルートエージェント』とかなり似ているのですが、dodaの強みはキャリアアドバイザーの質が高い点です。
担当者にLINEで気軽に相談できるので、転職が不安な方にもおすすめのエージェントです。
type転職
公式URL(https://type.career-agent.jp)
拠点 | 転職サイトのためなし 首都圏(東京・横浜・大阪)を中心に多数の求人を取り扱っている |
求人数 | 19,279件(非公開求人は除く, 2023年1月現在) |
強み | ・営業・エンジニアの転職に強い ・地域特化の、ここでしか出会えない求人が多い ・専門分野ごとに精通したアドバイザーがつく ・条件や年収、入社日の交渉も代行! |
おすすめな人 | ・東京近郊での転職を目指す方 ・応募から内定までプロにがっちりサポートしてほしい方 |
公式URL | https://type.career-agent.jp |
type転職エージェントは、東京近郊、営業・エンジニアへの転職に強いエージェントです。
業界ごとに専門のキャリアアドバイザーがつき、応募書類や面接練習でもプロのアドバイスが受けられます。
年収や希望条件、入社日など、自分で交渉しにくい部分を代行してもらえる点も魅力です。
東京近郊の求人数は業界最高水準であり、有名企業の求人も多数紹介しています。
特に以下の項目に当てはまる人には、type転職エージェントの利用をおすすめします。
- 東京近郊で転職したい
- 応募から内定、条件交渉まで、プロにがっちりサポートしてほしい
未経験からSEを目指す人におすすめエージェント3選
SEに限ったことではありませんが、IT業界では実務経験が求められることが多いです。
となると未経験からの転職はハードルが高く、一人で進めようにも何から手をつけて良いかわからない……という人もいるのではないでしょうか。
ワークポート
ワークポート公式サイト:https://www.workport.co.jp/
公開求人数 104696件 (2024年09月08日現在) SEの
公開求人数10159件 (2024年09月08日現在) マージン率 非公開 対応地域 北海道・宮城・埼玉・千葉・東京・神奈川・愛知・京都・大阪・兵庫・岡山・広島・福岡 特徴 -元IT専門の転職エージェントのため、IT業界の知識が豊富
-現在は総合型エージェントで、求人数も大手並に多い公式 https://www.workport.co.jp/
ワークポートは、IT業界の求人に強いことで評判の総合型エージェントです。
求人の紹介だけではなく、PC・スマホ・タブレットで履歴書や職務経歴書を簡単に作れるツールや、無料転職活動支援アプリなども提供しています。
また転職講座や無料プログラミングスクールも開校し、未経験者の転職サポートも手厚いです。
ワークポートは以下の2点において大きな魅力があります。
- IT領域に対する専門知識豊富なキャリアアドバイザーが在籍
- 経験年数が浅くても応募できる求人がある
ワークポートは、「ITビジネス領域に特化したエージェント」から「総合型エージェント」にサービスを拡大した背景もあり、特にIT領域において実績と知見が豊富です。
そのため、IT業界の求人に強いことはもちろん、質の高いキャリアカウンセリングを受けることができます。
ワークポートの口コミ
『ワークポートの良かった点は?』という質問に対して以下のような回答がありました。
登録は無料なので、ぜひ登録して実際の求人を見てみましょう。
ワークポート公式サイト:https://www.workport.co.jp/
Next Career(ネクストキャリア)
Next Career公式サイト:https://www.nextcareer.jp/
拠点 |
東京本社オフィス/渋谷オフィス/札幌オフィス (サテライト)/ 仙台オフィス/名古屋オフィス/大阪オフィス/広島オフィス/福岡オフィス
|
求人数 |
2,000件以上(2023年1月現在)
|
強み | ・未経験からのエンジニア転職に強い ・ポテンシャル採用の企業の求人を多数取り扱い |
おすすめな人 | ・未経験からエンジニアを目指す人 ・応募から内定までプロにサポートしてほしい方 |
公式URL | https://www.nextcareer.jp/ |
Next Careerは未経験専門のITエンジニア転職エージェントです。
そのため「これからエンジニアとしてのキャリアを歩みたい」という方の強い味方となってくれるでしょう。
一度エンジニアに転職し、実務経験を積むことができれば、キャリア選択の幅は大きく広がります。
Next Careerを活用すれば、転職に際して以下のようなお悩みを解決できます。
- 未経験OKの求人がみつからない……
- 自身の希望とそぐわない求人を紹介されてしまう……
- 未経験のためエージェントに相談しても門前払い……
世にあるIT系の職種の求人のほとんどは経験者を対象にしたものです。
そのため未経験者はなかなかエンジニア転職を実現できません。
求人の探し方がわからず、どこに相談したら良いか迷ってしまうこともあるでしょう。
もし未経験からのエンジニア転職に不安がある場合、Next Careerの活用がおすすめです。
ウズキャリIT
ウズキャリIT公式サイト:https://uzuz.jp/
拠点 |
東京本社オフィス/大阪オフィス/旭川オフィス
|
求人数 |
非公開(2023年1月現在)
|
強み | ・未経験からSE・プログラマー・インフラエンジニアへの転職をサポートしてくれる ・スキルを身につけられる無料動画教材がある |
おすすめな人 | ・未経験からIT系の職種へ転職を目指す人 ・応募から内定までプロにサポートしてほしい方 |
公式URL | https://uzuz.jp/ |
ウズキャリITは未経験専門のITエンジニア転職エージェントです。
ウズキャリITを活用することで、転職に関する以下のようなお悩みを解決します。
- 転職サイトでは未経験OKの求人がみつからない……
- 自身の希望とそぐわない求人を紹介されてしまう……
- 未経験のためエージェントに相談しても門前払い……
IT業界の転職に特化したノウハウを持っており、学習のサポートまでしてくれます。
ウズキャリITに登録することで、YouTubeで動画教材を閲覧できるようになるので、知識ゼロの方でも安心です。
転職エージェントを利用する流れ
転職エージェントに登録してから転職までは以下のような流れです。
- 転職エージェントの公式サイトから会員登録
- アドバイザーとの面談の日程を調節
- 担当のアドバイザーと面談
- 企業の求人の紹介を受ける
- 希望する求人の書類選考に応募
- 書類選考通過後、企業との面談
- 内定
※転職活動を始めるにあたり、証明写真を用意する必要がありますよね?
セルフで用意しても良いですが、第一印象を上げるならプロに任せてしまうのがてっとり早くておすすめです。
おすすめの写真スタジオとして「スタジオインディ」があります。
またSEに転職したい人は以下の記事が参考になるので、気になる方は読んでみてください。
SEの仕事内容
SEはシステム開発において設計〜運用保守まで全ての工程に関わるため、ITに関する幅広い知識が要求される職種です。
仕事内容は、大きく分けて以下の5つがあります。
- 要件定義
- 基本設計・詳細設計
- 開発
- テスト
- 運用・保守
要件定義
要件定義とは、クライアントの要求をまとめ、システム開発の具体的な進め方を決め、要件定義書を作成するまでの一連の業務を指します。
要件定義はプロジェクトにおける最上流工程であり、プロジェクトの成否を左右する要です。
ユーザー側の要望をヒアリングで引き出して整理するため、コミュニケーション能力も要求されます。
要件定義における業務の流れは以下の通りです。
- 要求の整理
- 課題定義
- システム全体構成の決定
- 機能要件定義
- 非機能要件定義
- 要件定義書作成
システム開発に関する豊富な知識が必要なだけでなく、業界・業務の理解も要求されます。
基本設計・詳細設計
システム設計は「基本設計」と「詳細設計」に分かれます。
基本設計とは、要件定義の内容を実現させるために実装する機能を明確にする工程です。
必要な要件などを確認しながら、システムの全体像を構築していきます。
ユーザーが利用する際の動作を決めるため「外部設計」とも呼ばれます。
基本設計と異なり、機能の要件を詳細まで詰め、開発開始できるレベルに落とし込む段階が詳細設計です。
ユーザーから見えない部分の設計を行うため「外部設計」とも呼ばれます。
この段階では、クラス図、コンポーネント図、オブジェクト図、配置図など、様々なドキュメントを作成する能力が求められるでしょう。
開発
開発は、設計に従って仕様を満たすように機能を実装する工程です。
主にプログラマーが担当しますが、システムエンジニアがこちらの工程を担当することもあります。
使用する言語やフレームワークは案件や現場によって異なるため、柔軟な対応力が求められるでしょう。
フルスタックエンジニアとして開発に参画する場合は、フロントエンド、バックエンド、インフラと幅広い知識が要求されます。
エンジニアとして活躍するには、幅広い分野を担当するフルスタックエンジニアではなく「フロントエンドに特化する」などといったスペシャリストを目指す戦略も有効です。
スペシャリストタイプかジェネラリストタイプか、ご自身の強みに応じてキャリアプランを選択しましょう。
テスト
テストは、設計に従って開発したシステムの動作確認を行う工程です。
テストには以下のような種類があります。
- 単体テスト
- 結合テスト
- 総合テスト
またフロントエンド、バックエンド、インフラによってテスト手法やテストツールにも違いがあるので、選定技術に応じたテスト手法を身につけましょう。
ただし基本的なテストの流れはどの技術でも共通し、以下のように進んでいきます。
- テスト設計
- テスト実施
- 結果確認
- 品質改善提案
テストをするときは、いかに抜け漏れのないテストを組み、効率よく進めるかを考えることが大切です。
「機能と機能の繋ぎ込み」など「重点的にテストすべき部分はどこか」を判断できる能力があると、スムーズにテストを進められます。
「満たして当然の機能」は確実に品質を保証し、「クライアントの期待値を超える機能」にまで気を配れるといいでしょう。
運用・保守
システム運用は、システム障害の発生を予防し、システムが停止しないよう監視する業務です。
仕事内容は大まかに「ネットワーク管理」「システム管理」「業務運用管理」の3種類に分かれます。
システムが停止してしまうとクライアントに大きな損害を与えるため、非常に重要な業務です。
日常業務の中でシステムの動作を監視し、トラブルの予防・早期発見・保守担当との連携を行います
システム保守は、システムに不具合やトラブルがあったときに対応する業務です。
それだけでなくシステムのセキュリティ強化・改善、オペレーションシステムのアップデートも担当します。
システムは大きくソフトウェアとインフラに分けられ、それぞれ以下のように保守を行います。
- ソフトウェア・・・データのバックアップ、セキュリティパッチ検証・実施
- インフラ・・・セキュリティのアップデート、ネットワーク機器の復旧、ハードウェアの交換
用意された不具合発生時のマニュアルに沿って対応するだけでなく、想定外のトラブルに対応する柔軟性も要求されるでしょう。
SEの求人例
ご自身が理想とする企業へ転職するためにも、まずはSEにどんな求人があって、年収の相場がどれくらいなのかを確認しましょう。
実際に求人をいくつかピックアップして紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
※今回紹介する案件は募集を終了している可能性もあります。最新の案件例が見たい人はエージェントに登録したうえで、詳細を確認してみましょう。
案件例①
案件名 | 【Webアプリケーションエンジニア】ARR100億円超えの急成長ベンチャー/中部支社立ち上げ |
月額単価 | 41万円〜100万円(年棒制:500~1,200万円) |
職務内容 | ■プロダクトおよび機能の企画・設計 ・ロードマップをたたき台に、PM/UXに実現可能な企画、機能の提示 ・今後の拡張性を考慮した設計 ■実装・テスト ・サーバサイド/フロントの実装 ■計測・改善 ・プロダクトの改善につながる数字を計測する仕組みの実装 ■新規技術、コア技術に関する研究開発・調査 ・プロダクトの進化に必要な技術検証やプロダクトへの導入ロードマップの作成 |
求めるスキル | <経験> ・複数言語での開発 ・新技術の検証/導入 <経験・スキル> ・複数人でのWebアプリケーションの開発経験および優れたスキル <マインド> ・プロダクト開発を通して価値を生み出すことに興味がある方 ・世の中を変えることへの思いがある方 |
案件URL | 【Webアプリケーションエンジニア】ARR100億円超えの急成長ベンチャー/中部支社立ち上げ(2023年1月10日 現在) |
上記の案件では上流工程である規格設計だけではなく、アプリ開発における実装・テストなどのスキルも求められます。
サーバーサイド、フロントの両方のスキルが求められるので、言語・フレームワーク・テストツールともにサーバーサイドとフロントエンドの両方の知見を持っていると良いでしょう。
また「プロダクトの改善につながる数字を測定する」など、ビジネスを数字で分析する視点も要求されます。
マーケティングにも明るいエンジニアは重宝されるでしょう。
案件例②
案件名 | 【サーバーエンジニア】MO型タイトルのインフラ設計/コンソールゲームタイトル向け/フルリモート可 |
月額単価 | 41万円〜100万円(年棒制:500~1,200万円) |
職務内容 | ・同時接続10万人以上のMO型タイトルのインフラ設計 ・コンソールゲームタイトル向けオンライン機能を提供する多彩なシステム群の設計運用 ・オンラインタイトルのインフラモダン化 ・高負荷DB(MySQLをはじめとするOSSのDB、oracleなど)の設計チューニング ・数PBに上るゲーム関連データを収容するSDSの設計運用 ・重要情報を取り扱うシステム群の設計運用 ・障害発生時の迅速なトラブルシュート ・数年先のトレンドを見据えた新技術の実証実験 ・ブロックチェーンとNFTに関する知見、ゲームと連動した場合の負荷予測、ユーザー動向予測 |
求めるスキル | ■サーバーエンジニア(ポテンシャル) ・Linux OSを用いたインフラ運用監視経験 ・OSSの運用監視経験 ・設計構築業務に興味をお持ちの方 ・オンプレミス環境におけるシステム運用に興味をお持ちの方 ・Linux OSを用いたインフラ設計、運用経験 ※以下いずれかのご経験をお持ちの方 ・UNIX OSを用いたインフラ設計、運用経験 ・仮想OS、コンテナの設計、運用経験 ・大手パブリッククラウドを用いたシステムの設計、運用経験 ・データベースの設計、運用経験 ・ストレージ(OSS、アプライアンス)の設計、運用経験 ・IaCの活用経験 |
案件URL | 【サーバーエンジニア】MO型タイトルのインフラ設計/コンソールゲームタイトル向け/フルリモート可(2023年1月10日 現在) |
こちらの案件は10万人以上が同時接続するMO型ゲームのインフラ構築です。
負荷分散する設計や、高負荷に耐えるデータベースの設計など、アクセスが集中した時にも問題なく稼働し続けるインフラを実現する必要があります。
万が一、障害が発生した際にも、迅速に対応できるようトラブルシュートの流れが頭に入っていると良いでしょう。
案件例③
案件名 | 【データベースエンジニア】クラウドプラットフォーム/新機能開発および運用/MySQLモニタリング |
月額単価 | 33万円〜91万円(年棒制:400~1,100万円) |
職務内容 | ・MySQLのモニタリング、パラメータチューニング ・Database as a Service(マネージドデータベース)の新機能開発、運用 ・MySQLのプラグインまたはコンポーネントの追加 ・DBに関わるツールの検証(F/O、 バックアップ、リストアツールなど) |
求めるスキル | ・計算機科学に対する基本的な知識および理解 ・Linux環境における開発および運用経験 ・本番環境において冗長構成のMySQLを設計、構築および運用した経験 ・MySQLについての深い知識 |
案件URL | 【データベースエンジニア】クラウドプラットフォーム/新機能開発および運用/MySQLモニタリング(2023年1月10日 現在) |
上記の案件では、クラウドプラットフォームにおけるデータベースを提供するサービスの開発を行うため、データベースだけではなくクラウドサービスに対する理解も必要です。
障害発生時の代替システムの実装、データのバックアップ、データ損失時のリストアなどの知見も求められます。
主にMySQLに関する業務経験があると重宝されるでしょう。
上記の案件はあくまでも一例なので、自分のスキルに合わせて案件を探してみてください。
SEの年収は?
マイナビAGENTのデータによると、システムエンジニアの平均年収は443万円です。
引用:マイナビAGENT「システムエンジニア|職種別平均年収ランキング」(2023年1月20日時点)
技術や経験によって担当できる業務が異なるため、下記の通り年代ごとの平均年収に差が見られます。
年齢 | 平均年収 | 男性平均年収 | 女性平均年収 |
20代 | 395万円 | 393万円 | 399万円 |
30代 | 505万円 | 509万円 | 482万円 |
引用:マイナビAGENT「システムエンジニア|職種別平均年収ランキング」(2023年1月20日時点)
20代のうちは実際に現場に出て手を動かす場合が多く、平均年収は300万円~400万円ほどです。
30代になると、マネジメント層に回り上流工程に深く関わる機会も増えるため、年収500万円を超えてきます。
もちろん若くして高単価案件を獲得できる場合もあるので、ぜひ積極的に技術習得に励み、様々な業務経験を積んでください。
SEにおすすめのキャリアパス
SEへ転職する際には、キャリアパスについてよく理解し、ご自身に合ったプランを設計することも重要です。
SEからのキャリアパスは多様ですが、たとえば以下の6つに分けられます。
- Webエンジニア
- インフラエンジニア
- フィールドエンジニア
- セールスエンジニア
- ITコンサルタント
- データサイエンティスト
職種によって学ぶべき技術は大きく変わります。
フルスタックなシステムエンジニアを目指すのも良いですが、全ての技術を網羅しようとすると時間がいくらあっても足りません。
「Webに関わりたいのか?」
「インフラを支えたいのか?」
「データを活用してビジネスを組み立てたいのか?」
様々な技術分野に関する興味関心は、各エンジニアによって大きく異なります。
ぜひご自身が情熱を持って取り組める分野を見極め、効率よく学習を進めていきましょう。
また転職後の働き方も企業によって様々です。
- 自社開発(社内SE)
- 受託開発
- SES
上記のように働き方によって求められる技術や強みは異なるので、ご自身の適正にあった働き方を選んでください。
SEとして転職するのに必要なスキル
SEが身につけておきたいスキルは以下の通りです。
- プログラミングスキル
- 課題を的確に引き出すコミュニケーション力
- プロジェクトを滞りなく進めるマネジメント力
1つずつご説明します。
プログラミングスキル
SEにプログラミングの理解があると、システム設計時に「実装可能か?」「実装するとしてどれくらいのコストがかかるか?」を考慮しやすいです。
つまり精度の高い設計や見積もりが可能になり、プロジェクトの遅延や仕様漏れなどのトラブルを防止できます。
またSEの仕事には、フロントエンドやバックエンドのフレームワークを用いた開発まで担当する求人もあるので、プログラミングスキルがあると対応領域が広がるでしょう。
開発に強いSEを目指すのであれば、プログラミングスキルの習得は強力なアピール要素となります。
具体的には以下のような項目について、期間を決めて勉強すると良いでしょう。
- 言語の基礎(変数、四則演算、配列、繰り返し処理、条件分岐、例外処理など)
- オブジェクト指向(クラス、メソッド、オブジェクトなど)
- テストフレームワーク
- デバッグツール
- 主要ライブラリ
上記の項目は言語によって若干異なります。
各言語に合わせて学ぶことをリストアップし、学習計画を立てて身につけましょう。
システム開発関連の学習ロードマップに関しては、roadmap.shを参考にするエンジニアもいます。
フロントエンドとバックエンドの両方でロードマップが提示されているので、チェックしてみてください。
課題を的確に引き出すコミュニケーション力
SEはクライアントの課題をシステム開発で解決するため、悩みや要望を引き出すコミュニケーション力が必須です。
コミュニケーション力が不足していると、要件定義で顧客の課題を引き出せず、不完全なシステムが出来上がってしまい、トラブルの原因になるでしょう。
上流工程は仕事全体の質を左右する重要な業務だからこそ、クライアントとの綿密なコミュニケーションが求められます。
またチームメンバーとともにタスクを消化していく際や、マネジメントをする際にも、コミュニケーション能力は重要です。
コミュニケーション不足だとお互いの意図を理解できず、不満が生じ、トラブルに発展することもあるでしょう。
また各メンバーの強みを把握できず、適材適所に人材配置することもできません。
他部署社員との連携やフォローをする際も、専門用語ばかりの会話ではなかなか理解が得られず、職場のチームワークに支障が出てしまいます。
システム開発は個人でやるものではなく、チームで進める場合がほとんどなので、コミュニケーション力はSEにとって必須の能力です。
プロジェクトを滞りなく進めるマネジメント力
プロジェクトの重要な要素であるQCD(Quality:品質、Cost:コスト、Delivery:納期)を満たすためにも、マネジメント力は必須です。
マネジメント力を身につけるには、「人」「物」「金」を管理・運用する方法を学ぶことが大切です。
具体的には、プロジェクトマネジメントの世界標準である「PMBOK」を学ぶといいでしょう。
PMBOKとは、「Project Management Body of Knowledge」の略で、プロジェクトマネジメントの手法を体系立ててまとめたものです。
PMBOKではプロジェクトのプロセスや知識エリアについて詳しく学べます。
【プロジェクトのプロセス】
- 立ち上げ
- 計画
- 実行
- 監視・管理
- 終結
【知識エリア】
- 品質管理
- 原価管理
- スケジュール管理
- スコープ管理
- 要員管理
- コミュニケーション管理
- リスク管理
- 調達管理
- ステークホルダー管理
- 統合管理
プロジェクトを成功に導く力をつけるためにも、ぜひこちらを学んでみてください。
SEが転職エージェントを利用する際に気を付けるべきポイント
SEとして転職したい人が、エージェントを利用するうえで注意すべきポイントは以下のようなものです。
- 転職エージェントには複数登録する
- 未経験者は総合型のエージェントを利用する
- カウンセリング前に希望条件をまとめておく
- 相性が合わない担当者は変更してもらう
転職エージェントには複数登録する
1社だけに登録しても求人の比較ができず、選択肢が狭まってしまうからです。
「この求人は報酬が高い」「この求人は福利厚生がいい」といったように、複数の求人を比較することではじめて一つ一つの求人の価値が見えてきます。
報酬面、キャリアのステップ、要求されるスキル、開発環境、学習面のサポートなど、求人の観点は多いからこそ、総合的に比較した上で最適な求人を選択しましょう。
また登録するエージェントの組合わせにも気をつけまししょう。
たとえばIT業界に特化したエージェントに登録しているのでれば、もう1社は総合型のエージェントに登録するなど、様々な特性のエージェントを活用するといいです。
未経験者は総合型のエージェントを利用する
もしSEとして実務経験がない場合、まずは総合型のエージェントを利用しましょう。
レバテックキャリアやマイナビITエージェントといった特化型のエージェントは大半が経験向けの求人で、未経験者向けの求人はほぼ取り扱っていません。
いきなりハイレベルな求人に挑戦しても転職できる可能性は非常に低く、時間と労力が無駄になる場合が多いです。
まずは未経験可能な求人に応募し、エンジニアとしての実務経験を積みましょう。
ただし未経験可能な求人でも、目安として半年以上のプログラミング学習経験が要求されます。
ぜひプログラミング言語やフレームワークの基礎学習を行い、スキルを証明するような成果物を作成し、面接対策を済ませて転職活動に臨んでください。
カウンセリング前に希望条件をまとめておく
カウンセリング前に、自身が希望する労働条件をまとめておきましょう。
たとえば以下のような項目を言語化しておくことで、エージェントの担当者も求人を探しやすくなります。
- 希望職種
- 希望年収
- 希望勤務地
- 希望評価制度
最初は厳しめに設定して良いですが、条件にあった求人がなかなかみつからない場合は、条件を再検討しましょう。
「これだけは絶対に外せない」という条件が明確だと、妥協すべき部分とそうでない部分の判断がつきやすいです。
相性が合わない担当者は変更してもらう
転職エージェントに登録すると、専任の担当者がついてくれます。
そのおかげで効率よく転職ができるため、非常に心強い存在と言えるでしょう。
ただし、どんなに評判の良い転職エージェントでも、「自分とは合わない……」と感じる担当者はいます。
そのような場合はすぐに担当者の変更を申し出ましょう。
「担当者の変更を申し出るのは気まずい」と思うかもしれませんが、ご自身の人生がかかっているので、そこはシビアに対応した方がいいです。
担当者にとっても自分と合わない人をサポートし続けるのはストレスがあり、お互いにとっていい結果にならない可能性があります。
合わない場合は素直に「合わないので変更をしたいです」と申し出た方が親切と言えるでしょう。
未経験からSEへ転職するには?
結論から言うと、以下の3ステップでSEへの就職を目指すのがおすすめです。
- プログラミングやフレームワークなどアプリ開発の基礎を学ぶ
- エンジニアの業界知識をつける
- オリジナルアプリを作り、ポートフォリオを準備する
1番はあたり前にできていることが前提で、特に重要なのが2番と3番です。
転職の失敗パターンとして「意欲やスキルがない」ということよりも、「転職前に事前情報を調べなかった」ということがよく挙げられます。
どんな職種があって、どんな人材が求められているのかを理解していないと、効率よく学習を進めたり、ご自身の強みを効果的にアピールしたり、といったことができなくなってしまいます。
それに、自分の求めていた仕事像と全く違うため、すぐに退職してしまう可能性もあるでしょう。
またエンジニアへ転職する場合、大手企業やメガベンチャーなど、好待遇で働ける企業ほど質の高いポートフォリオが求められます。
何の狙いもなしにアプリ開発するのではなく「誰のどういう悩みを解決するのか?」を考え、人の不便を解消することを目的としたアプリを開発し、成果物として提出しましょう。
またどれだけいいアプリを開発したとしても、初見の採用担当者にはその良さがわからないこともあるので、アプリの説明をするためのドキュメントを用意することも重要です。
GithubのREADMEにわかりやすく仕様をまとめたり、PDFで説明資料を用意してあげると、アプリの狙いやご自身のスキルレベルも伝えやすいです。
ポートフォリオは未経験からの転職でも十分なスキルがあることを示す材料になり、実務についていけるか判断する指標にもなるからです。
一度作成したポートフォリオで満足するのではなく、転職活動中にもらったフィードバックを参考にして日々アップデートを続けていくことで、就職の成功率を高めていきましょう。
ただ、基本的に未経験でフロントエンドエンジニアやサーバーサイドエンジニアを採用したいと思う企業はそこまで多くありません。
継続的に学習を行い、求人をよく探して応募することと、未経験者でも採用されやすいようなポジションを戦略的に選んで挑戦することも大切です。
また将来的にフリーランスを目指す際も、まずは正社員で経験を積みましょう。
SEの将来性は?
結論から言うと、今後もSEの需要は高い状態が続くと考えられます。
テクノロジーの進歩に伴いSEの需要が増している現代では「35歳定年説」もそこまで気にする必要はありません。
「IT人材需給に関する調査」によると、2030年に最低でも約16万人、最高で約79万人が不足すると予測されています。
ハイレベルなSEであれば、ヘッドハンターにスカウトされることもあるでしょう
とはいえスキルのない人材でも需要があるわけではなく、企業側からは「求める質の人材がいない」という声もあります。
いくら需要があるとはいえ、企業が求めるのはハイクラスな人材であるため、高度な専門性が必要であることに変わりはありません。
継続的な学習と新しい技術のキャッチアップは常に意識しておいた方がいいでしょう。
SEの転職に関するよくある質問
SEが転職する際に疑問点として挙がる以下の2つの項目に回答しておきます。
- 転職エージェントと転職サイトはどう違う?
- SEを目指すのに有利な資格は?
転職エージェントと転職サイトはどう違う?
転職サイトは基本的にWebサイト上でサービスを提供しており、さまざまな業界・職種の求人を自由に検索、閲覧できます。
数多くの求人情報を比較、検討したうえで、転職サイトを通じて手軽に応募できるのが最大の魅力です。
ただし、転職サイトではキャリアアドバイザーのような転職をサポートする担当者はいません。
面接日程の調整や企業との交渉はど、すべて自分一人で行う必要があります。
一方、転職エージェントにはIT業界に詳しいキャリアアドバイザーが担当者としてつくため、転職活動をスムーズに進められます。
キャリアプランの相談対応、履歴書・職務経歴書の添削、面接対策や日程調整など、一人では不安な部分のサポートをしてくれます。
もしSEへの転職に不安がある場合、まずはその道のプロであるキャリアアドバイザーに相談するといいでしょう。
転職エージェントも無料で利用できるため、デメリットはほとんどありません。
SEを目指すのに有利な資格は?
SEとしての実力を証明するために、以下の資格を取得するのも有効です。
- 応用情報技術者試験
- プロジェクトマネージャ試験
- 情報セキュリティマネジメント試験
多少なりとも転職に有利に働くのでぜひ参考にしてください。
応用情報技術者試験
応用情報技術者試験は、独立行政法人「情報処理推進機構」(IPA)が主催する試験です。
ITの基礎的な理解を証明する資格ではなく、高度IT人材となるために必要な知識や技能が求められるため、基本情報技術者試験よりも難易度が高く設定されています。
応用情報技術者は、以下のような知識や技術が求められます。
- システム全体(アプリ、ネットワーク、データベース、サーバーなど)の理解
- システムの設計と機能実装に必要な技術の調査
- システムの運用保守
- 予算、工程、品質管理
企業課題・社会課題の解決に向けた戦略立案、信頼性や生産性の高いシステム設計・開発をできるようになりたい方におすすめです。
プロジェクトマネージャ試験
プロジェクトマネージャ試験は、プロジェクトの成功を実現するために必要な知識や技術を身につけられる試験です。
プロジェクトマネージャーは、以下のような知識や技術が求められます。
- システム全般に関する知識
- クライアントの要求把握
- 目標設定(KGI、KPI)
- プロジェクトチームのパフォーマンス向上
- プロジェクトチームの自立的成長の実現
- リスクマネジメント
- 計画や実績の分析と評価
上記を習得し、プロジェクトマネージャーとして高いパフォーマンスを発揮したい方におすすめです。
情報セキュリティマネジメント試験
情報セキュリティマネジメント試験は、情報セキュリティを確保するために必要な計画・運用・評価・改善に関する知識や技術を身につけられる試験です。
技術の進歩が進む現代では、ITによって便利なサービスや物が多く生まれた反面、サイバー攻撃もより複雑化・増加してきました。
それにより個人や企業が被害に合うケースも増え、情報セキュリティの重要性はさらに高まっています。
このような背景があり、情報セキュリティに関して高度な専門性を持った人材の市場価値もさらに高まってきました。
情報セキュリティマネジメントでは以下の知識や技術が求められます。
- 情報セキュリティ対策の企画・設計
- 機密情報の重要度把握と管理
- 情報漏洩防止に向けたルール作り
- メンバーや業務委託先に対する情報セキュリティの教育
- セキュリティトラブル発生時の対応
システムを設計する際にもセキュリティの観点は非常に重要であり、その知識があるとクライアントからの信頼も上がります。
SEとしてキャリアアップするには欠かせない知識・技術と言えるでしょう。
まとめ
今回はSEへの転職におすすめの転職エージェントを紹介しました。
IT業界には転職エージェントが多数存在しますが、それぞれ専門領域に違いがあるため、ご自身のキャリアプランに合ったサービスを見つけることが重要です。
設計に強いSEを目指すのか、開発に強いSEを目指すのかで、学ぶべきことや適性の高い企業は変わりますので、ぜひキャリアプランを明確にし、適したエージェントを選択してください。
【第1位】レバテックキャリア(公式:https://career.levtech.jp/)
業界トップクラスのIT業界特化の転職エージェント。今より年収を上げたいという人におすすめです。
【第2位】マイナビIT AGENT (公式:https://mynavi-agent.jp/it/)
IT/Webエンジニア転職に強い経験者向けIT転職特化型エージェント。キャリアアドバイザーによるサポートが充実!
【第3位】Geekly(ギークリー)(公式:https://www.geekly.co.jp/)
IT・Web・ゲーム業界に特化した転職エージェント。高年収の求人多数。