先日マーケターの飲み会があって、こんなことを思いました。

昨日のマーケ飲みで、「徹底的に成功理由をトレースする→別市場での横展開」が強いよねって話になって、それな!ってなった。再現性の検証が僕すごいスキなんだけど、その辺好きな人ってSNSうまいなぁと思う。

これは自分の話というよりは、マーケティング界隈の人と話しててよく思うことなんですが、マーケティングセンスの磨き方が共通してるんですよね。

具体的にいうと、以下3ステップです。

  1. 成功事例の成功要因を徹底的に分析する
  2. その要因のうち、再現性のある要素と再現性のない要素を分類する
  3. 再現性のある要素を別の市場で横展開する

よく飲みに行く凄腕マーケターさんとか、コンサルタントの人と話していると、この通り進めていることが多いなぁと感じる次第です。

成功事例の成功要因を徹底的に分析する

あくまでも個人の例ですが、自分のビジネスゴールに比較的近い成功事例を徹底的にトレースします。

僕のSNS運用ですが、実はとあるはてなブックマークのブログをトレースして、横展開したものとなります。

例えば、

  • 「なんでこの記事はこんな拡散されているんだろう」
  • 「なぜこんなに人はコメントするんだろう」

みたいな感じで、それなりに仮説を立てて行くわけですね。その仮説の答え合せとして他の記事のブックマーク数を見て、定性的な仮説でなんとなく正しそうな要因を探り出していきます。

その要因のうち、再現性のある要素と再現性のない要素を分類する

これらの成功要因を抽出した上で、「再現性がある要素」と「再現性のない要素」を切り分けていきます。優秀な人はここの切り分けが上手な印象です。

例えば

  • 「これってSNSのフォロワーいないと成立しないよな」
  • 「これってあの時の世論の動き見ると、人に話したくなるコンテンツだけど今やったらダメだろうな」

みたいな感じですね。ここの再現性の切り分けは、センスに依存するものなんですが、のちほど解説する仮説検証をしているうちになんとなく磨かれて行く気がします。

再現性のある仮説をピックアップして、その仮説を次のステップで使います。

再現性のある要素を別の市場で横展開する

次にやることとしては、その仮説が本当にその通りになるのかを、その人と違う場所で戦ってみることです。

例えば、

  • はてなブックマークで初学者向けの記事がバズっているので、SNSでも通用するか
  • このアフィリエイターさんのこのキーワードは売上が出てるらしいので、自分の詳しい分野で横展開したらうまく行くか

みたいな感じです。

マーケティングセンスのある人はこの3ステップの改善サイクルがめちゃくちゃ早い

そして、マーケターとして優秀だなぁと思う人は、ここの改善プロセスがめちゃくちゃ早いです。あとは試行回数も多い。

試行回数が多い優秀な人と飲んでると、検証した仮説結果というか、一般的に人間やアルゴリズムがどう振る舞うかの解像度が高いので、だいたい「それな」ってなる気がします。

そしてまた失敗の要因や政界の要因をちゃんと構造化して見ているので、ある事象がどういう要因によって起こっているのかをみる解像度がすごい高いです。

マーケティングセンスのない人は挑戦と失敗してない

逆にいうと、マーケティングセンスのない人は、マーケティングの理論だけ勉強して、実際に失敗した経験が少ない人かと思います。優秀な人であればあるほど、マーケティング用語が少なく、人に対する解像度が高い。失敗が少ない人ほど、聞いたことのないようなマーケティング理論を知っているような印象です。

手を動かして身銭を切って学ぶのが経験値として高い

個人的には、手を動かして身銭を切って、副業でマーケティングを学ぶのが本当によいなぁと思っています。

やっぱり、金銭的な成果が出るようなインセンティブ設計、失敗したら自分がめっちゃくちゃ損するような環境で手を動かしている、もしくは運用で利益出ると自分にキャッシュバックされる環境みたいなところで手を動かしている人は本当にセンスあるなぁと感じます。それは仮説検証しないと自分の首が閉まるからですね。

Twitterやブログで、適当に数字設けて毎日改善してるだけでも、へんなマーケティングの本読むより血肉になるんじゃないかなぁ。ここで学んだことあとで本で整理するくらいがちょうど良いんじゃないかなぁと思います。

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