プログラマーに30代で未経験から転職できる?その方法について解説してみた
≪DAINOTE編集部推薦のDAIが実際に取材、体験してみて、特にオススメのプログラミングスクール一覧≫
【第1位】TechAcademy:とにかく安く、コスパのよいスクールに通いたい人向け! レビュー記事
【第2位】CodeCamp: 朝から夜まで、メンターのサポートを受けやすいスクールを検討している人向け! | レビュー記事
【第3位】RUNTEQ:ベンチャーの自社開発企業へエンジニアとして転職したい人向け | レビュー記事
【第4位】ポテパンキャンプ:サーバーサイドエンジニアに未経験から転職して年収700万円代を目指したい人向け! | レビュー記事
【第5位】Aidemy:Python・AIに特化したプログラミングスクール。AIを活かした仕事に就きたい人向け | レビュー記事
こんにちは、DAIです。
「30代で未経験だけどプログラマーになって転職したい!・・・けど難しいかな?」
そのように悩んでいる方は多いと思います。

- 今はプログラマーではないけど、プログラマーになりたいと思っている
- だけど30代未経験だし、プログラマーになれるか心配
- 30代未経験でプログラマーになるにはどうしたらいいの?
以上に当てはまる方にはぴったりの記事となっています。

目次
30代で未経験からプログラマーを目指すことは可能か?


実際、30代や40代からでもプログラマーになっている人はいます。
30代で未経験だからという理由で
webエンジニア転職を諦めてしまう人、本当にもったいないと思う。・キャッチアップができて
・将来的やりたいこと明確で
・そのためにどんな努力をしているか話せれば確実に通る。
弊職場には、30代後半で未経験からプログラマーとして入社した猛者がおります。
— おーさと@Lステップ構築代行 【AutoMate】 (@takashio0212) July 19, 2020
こんにちは😊kobaです❗️
WEB制作会社で本採用決まりました😍
10月1日からエンジニアです💪
やったー❗️
最初はwordpressの業務とexcelの
業務からとの事でした。ネット環境有りで常に解放してるから勉強で使ってもいいから😊👍
との事でした。エンジニアの方とも少し
話出来てモチベUP❗️/
— 🐶koba🐶 (@koba01151) September 20, 2019
- また、IT業界の話をすると、いわゆる「エンジニア職」は慢性的に人材不足の傾向にあります。
よって、30代・未経験だとしても、しっかり準備して望めばエンジニアになることは可能です。

エンジニア未経験の人が、転職エージェントが「エンジニア」として紹介される案件は、「コードが書ける職種」ではないことに注意が必要です。キャリアアドバイザーはエンジニアリングを理解していないので、エンジニアだと信じてテスターやエクセル職人職に送客しているケースが多いです。
— DAI (@never_be_a_pm) November 7, 2019
プログラミングをしないエンジニア系職種が需要を伸ばしている側面が大きいです。
・製品の品質保証をする「テストエンジニア」
・完成したシステムの保守などを担当する「テクニカルサポートエンジニア」
多くの場合、実際にプログラミングを行うエンジニアよりも年収相場は低く、市場価値も高くないので、プログラミングでものづくりをしたりフリーランスになったりしてガンガン稼ぐ「エンジニア」を想像して転職した人がガッカリすることがあります。

30代で未経験からプログラマーを目指すのが難しい2つの理由
結論から言うと、以下の2つの理由から難しいです。
- 30代にもなると、異職種に転職するのがそもそも難しい
- 30代・未経験で転職するとほとんどの場合年収が下がるから
1. 異職種転職が難しいから
30代で異職種へ転職するのは、IT業界やエンジニアにかかわらず難しいです。
採用側から見ると、新卒〜第二新卒、20代の若手でもないと、未経験者を現場で育成するコストに見合わないのが本音。
30代や、もっと年齢が上がっていけば希望年収も相場も上がりますよね。それなのに未経験となると、経験者を雇うのに対してコスパが悪いことこの上ない。
30代の異職種転職が難しくなるのは、新卒や第二新卒と比較されてしまうから。
採用担当の視点で見ると、若くて人件費が抑えられ、かつ育てれば伸びやすい20代と比べるから、30代の転職の難易度は高い。
30代の異職種転職の場合、何かしらプラスの雇う理由を説明できる必要がある。 pic.twitter.com/QuFu5GI8yC
— DAI (@never_be_a_pm) November 30, 2019

2. 年収を下げざるを得ないから
1番目の理由と表裏一体の内容ですが、30代で異職種に転職するとなると、減収を覚悟する必要があります。
- 業界を跨いだ転職・異職種への転職は、いわばキャリアのリセット
30代という年齢によって多少ベースが上がっていても、未経験者に高収入を与える企業は多くありません。未経験でプログラマーに転職する場合も、はじめは年収が下がると思っておいた方がいいです。
30代40代からのエンジニアへの転職は覚悟がいる。
キャリアを捨ててエンジニアを目指すってことは、もう一度、新入社員並になること。転職後は上司しかいない環境になり、年下から指示される。だから覚悟が必要。
でも、覚悟が出来ている人が成功しやすいのは確か👍#プログラミング初心者— 小林 由憲🏫エンジニア学園長 (@yoshiii514) March 28, 2020

30代未経験でプログラマーに転職・就職する方法
まず知っておいてほしいのは、プログラマーと呼ばれる職種、つまりプログラミングを行うエンジニア系職種には、いくつか種類があります。
ここでは、以下3種類に分類して紹介していきます。
- Web制作エンジニア
- Web系エンジニア(=Webアプリ制作系エンジニア)
- Webデザイナー
プログラマーの種類①:Web制作エンジニア
Web制作エンジニアとは、企業のホームページなどWebサイトの制作・構築を行います。プログラミングにはフロントエンド言語を中心に扱い、WordPressの知識なども必要です。
- 難易度:中
- 学ぶべき言語:HTML, CSS, JavaScript, PHP, WordPress
- 転職までの流れ:企業サイトを作成してポートフォリオを作成→クラウドソーシングで仕事を取る→その実績をもとに、採用面接を受ける
Web制作エンジニアの難易度は「中」程度
Web制作エンジニアは、扱う言語もフロントエンド系がメインになるため、サーバーサイド系のエンジニアに比較すると難易度は低いといえます。
また、Web制作系の案件は、クラウドソーシングにも多く募集があります。プログラミングスクールで基礎を学び、成果物が作れるようになったくらいのレベルでも案件を受注することができるので、実績を作りやすいのが魅力です。
役割 | 言語 | |
フロントエンド | Webページ、アプリの見た目の設計を行う | HTML / CSS / JavaScriptなど |
サーバーサイド | Webページ、アプリの裏側の処理を担当する | Java / PHP / Rubyなど |
Web制作エンジニアに必要な言語・知識はフロントエンド言語+WordPress
Web制作エンジニアは、Webサイトの制作業務がメインになります。アプリケーションの開発はしないため、サーバーサイド系の言語を多く知る必要はなく、どちらかというと画面を動かすためのフロントエンド言語(HTML、CSS、JavaScriptなど)を使いこなす技術が必要です。
また、WordPressというCMS(=Contents Management System、コンテンツ管理システム)の知識も必要不可欠です。
- WordPressは、サイバーサイド言語PHPで構築されたWebサイトの管理用システム
- Webの37%はWordPressで構築されています
Web制作系エンジニアとしては、WordPressも使いこなせるようになる必要があります。
Web制作エンジニアに転職するためには、まず企業サイトを作成する
Web制作エンジニアになるまでの流れをまとめます。
- 必要な言語をプログラミングスクールなどで学ぶ
- 学んだ技術を元に、企業サイトを作成してみる
- 2の成果物を元にクラウドソーシングで企業サイト作成の案件を受注する
- 3で積み重ねた実績を提げて企業の採用面接を受ける
これがセオリーかなと思います。知識→成果物→実績の流れで積み重ねていき、十分に実績が着いたら採用面接に臨みます。
プログラマーの種類②:Web系エンジニア
Web系エンジニアとは、Webアプリ(ブラウザベースで動くアプリケーション)を開発するエンジニア。
Web制作系エンジニアとは違い、サーバーサイドの言語を扱える必要があります。
- 難易度:高
- 学ぶべき言語:HTML, CSS, JavaScript, Ruby, Ruby on Railsなど
- 転職までの流れ:オリジナルアプリを作って、面接を受ける
Web系エンジニア(≒Webアプリ開発エンジニア)の難易度は「高」に近い
Web系エンジニアは、サーバーサイドの言語を取り扱うことから未経験から学習する際の挫折率が高いです。
理由としては、以下の点があります。
- Webアプリの内容も多種多様で学習項目が多い
- Web制作などに比較して、体系的に学ぶことが難しく成果物を作りにくい
- 未経験から独学で受注することができる案件などがほとんどないため、実績を積みにくい
つまり、インプットはすんなりいっても、アウトプットでつまずきがちやすいという特徴あるわけです。

Web系エンジニアに必要な言語・知識はHTML, CSS, JavaScript, Ruby, Ruby on Railsなど
Web系エンジニアになるためには、フロントエンド言語の基礎知識はもちろん、サーバーサイドで動く言語の習得が必要で、高い専門性が問われます。
Ruby、Ruby on Railsなど、サーバーサイドで動く言語には色々あり、開発現場によってメインで使われる言語は異なります。

Web系エンジニアに転職するためには、オリジナルアプリの開発をできるようになることが必要
プログラミングスクールなどで言語の基礎を習得したら、自分でアプリ開発ができるということを示すため、オリジナルアプリを作成してみましょう。
自分で開発したオリジナルアプリを携えて、「これが実績だ」という状態で企業の採用面接を受けるのがセオリー。
未経験で成果物もない30代のエンジニア希望者を雇う企業はほとんどないので、何か一つは自分で開発してみてください。
プログラミングスクールのカリキュラムにも、アプリを実際に開発してみるという内容はありますが、正直言うと、実績としてはこれだけでは不十分です。
プログラミングスクールのアプリをポートフォリオにしている人が多いけど、「自分で考えて実装できません」という表明に見えるので、そのアプリではなくてゼロからアプリ作った方が好感度高いと思う。スクール行ったことはあえて書かない方が良さげ(スクール記載見て書類で落としている会社多い)
— DAI (@never_be_a_pm) February 2, 2020
プログラミングスクールに通えば、基礎からじっくり教えてくれます。しかし、未経験からプログラマーへの転職まで考えているのであれば、もう少し能動的な努力が必要です。
プログラミングスクールに通う前に、基礎は大方なぞっておき、がむしゃらにでも自分でアプリ開発を始めてみましょう。

プログラマーの種類③:Webデザイナー
Webデザイナーは、Web制作系エンジニアより少し上流の仕事をする職種。
Web制作プロジェクトの中で、デザインからフロントエンドのコーディングまで請け負えると、かなり重宝されます。
- 難易度:中
- 学ぶべき言語:HTML, CSS, JavaScript, Ruby, Ruby on Rails
- 学ぶべきツール: Illustrator, Photoshop, Figma など
- 転職までの流れ:いろいろなWebサイトの模写を行い、それをもとに案件を受託→案件を受託した実績をもとに採用面接を受ける
Webデザイナーの難易度は「中」程度
Webデザイナーは、未経験が目指す職業としての難易度は「中」程度です。
案件の受注しやすさなどから判断すると、やはりサーバーサイド系のエンジニアに比べると手が出やすいと思います。
- Webデザイナーの中には、プログラマー領域のことを行わない人もいます。
しかし、デザインツールでワイヤーを描くところから始めて、HTML・CSS・JavaScriptなどを使ってコーディングまでを一気通貫で行えるWebデザイナーもいます。
こういう人は制作会社や事業会社で大変重宝されます。

Webデザイナーに必要なのはフロントエンド言語の知識・デザイン系ツールを使うスキル
Webデザイナーは、フロントエンド言語の知識と、Adobe系ツールやFigmaなどのデザインツールを使いこなすスキルが必要です。
- Adobe系デザインツール……Illustrator、Photoshop、XDなど
デザインツールで作成したデザインを、実際にWeb上で動かすために必要なのがプログラミング。
HTMLやCSS、JavaScriptなどの言語でプログラムを書くと、デザインに命が吹き込まれ、Webサイト上で動くようになるのです。
Webデザイナーに転職するためには、Webサイトの模写から始めてクラウドソーシングで実績を作る
未経験からWebデザイナーを目指すなら、そこら中のWebサイトを模写して、デザインツールとフロント開発に慣れるところから始めます。
- 慣れてくると、一つのWebサイトの模写にかかる時間がどんどん短くなってくると思います。
慣れたら、クラウドソーシングでデザイン案件を受注し、実績を重ねていきましょう。この実績を持って、制作会社や事業会社の採用に臨みます。これは、Web制作系エンジニアと同じですね。
未経験でプログラマー転職するにはとにかくポートフォリオを作ることが大事
以上全て読んでいただくとわかってくると思いますが、未経験の30代がプログラマーになるには、とにかく実績が必要で、実績を示すためにはポートフォリオを作ることが肝要だということです。
肝に命ずべきは「実績がないと、採用されない」
個人であれ法人であれ、何も実績がない状態で仕事を得るためには、ポートフォリオを作ることが非常に大事。ポートフォリオは「対価をもらわずに作る実績」であり、ポートフォリオ→最初の1案件をしっかりとこなして、そこから評判のループにつなげる。 pic.twitter.com/gPn7GRsH70
— DAI (@never_be_a_pm) August 2, 2019
プログラマー転職に成功する人としない人の違いは、無償の時間にしっかりとしたポートフォリオを用意できるかにあると思います。
はじめに、30代・未経験でプログラマーになるのは簡単ではないと書きました。
- それなりの努力が必要ですが、このそれなりの努力としてポートフォリオの作成は最低限必要なものですね。
仕事を受注するためには、「この人には任せて大丈夫そうだな」とクライアントに思わせないといけません。

ポートフォリオを作るなら、プログラミングスクールがおすすめ
だからこそ、プログラミングスクールに客足は絶えないというわけです。

プログラミングスクールに申し込む初学者の人に伝えておきたいのは、プログラミングスクールに行けば全てうまくいくというわけではない、ということです。
- ぼんやりと目的もなくレッスンを消化していくだけだと失敗する人もいます。
プログラミングスクールに通う際の注意点は以下の通りです。
- プログラミングスクールで何を何のために学び、最終的に何ができるようになりたいのか、目的を明確にしておく
- プログラミングスクールのカリキュラムが始まる前に、自分で可能な限り独学で基礎をさらっておく(Progateやドットインストールをやっておくのがオススメ)
- 自分で開発する時に迷った時にメンターを使い倒せるように、自学自習・ポートフォリオ作成の時間をしっかり作っておく
上記を頭に入れたうえで、プログラミングスクールでの学習をスタートしてください。
極端な話、上記をやらないんだったら、プログラミングスクールに通う意味はあまりないと思います。
教養としてプログラミングを学びたいくらいのモチベーションなら全く問題ないですが、「手に職をつけたい」「未経験だけどプログラマーになりたい」という目標がある人は、実務的なことができるレベルにならねばなりません。
「プログラミングスクールに行って失敗しないためにどうしたらいいのか?」ということをもっとよく知りたい人は、こちらの記事にまとめているので、こちらも合わせて見てみてください。
30代未経験・転職志望者におすすめのプログラミングスクール


30代未経験のプログラマー志望者の人の中には、プログラミングスクール選びに慎重になっている人も多いと思います。
決して少額ではない投資になりますし、失敗したくないですよね。
今回はそんな人たちに向けて、実際に僕が受講してみた体験記事やインタビュー記事など、関連記事も貼っておくので合わせて見てみてください!
Web制作系のプログラマーにおすすめ:TechAcademy
TechAcademyは、最短4週間で未経験からプロを育てるオンライン完結のスクールです。どこかに通う必要なく、自宅でもプログラミングやアプリ開発を学ぶことができます。
特にGoodなポイントは
- 自宅にいながらオンライン完結で勉強できる
- 受講生に1人ずつ現役のプロのパーソナルメンターがつく
- チャットで質問すればすぐに回答が返ってくる
でしょう。
TechAcademyには、Webデザインコースがあります。
さきほどの5万円ほどの案件を獲得するのに必要なスキルがすべて学べるコースですね。
料金も、一番短い期間でしたら、14万円ほどなので、業界最安値かと思います。副業で3件くらい案件が取れるようになれれば、2~3カ月くらいで回収できる値段ですね。
TechAcademyのインタビュー記事も以前に書いたことがあるので、見てみてください。
また、TechAcademyでは、無料体験ができるようです。まずは無料体験に申し込んだうえで、レッスンを受けてみるのがよいかと思います。
※更新情報 2019年8月3日
TechAcademyのコースは、1コース申し込むと、もう1コースが割引になるセット割があります。
複数コースをセットを申し込むと、普通に学ぶ場合よりも60,000円もお得になるようです。
Web制作系のプログラマーにおすすめ:Codecamp
Codecampは、オンライン・マンツーマン指導のプログラミングスクールとしてNo.1*の実績を持つサービスです。
Code Campのコースのうち、もし副業で稼ぎたいなら、WordPressコース、余裕があればWebデザインマスターコースがおすすめです。
WordPressコースのポイント
WordPressコースでは、WordPressのテーマ開発などを行います。
もしこれができるようになると、だいたい月5万くらいの、簡単なコーディング案件はできるようになると思います。
Webデザインマスターコースのポイント
一方で、予算があるなら個人的にはWebデザインマスターコースがおすすめです。なぜか。
それは、デザイン+コーディングができると、案件の単価が上がるからです。
こちらに一般的なWeb制作のフローを貼りました。
WordPressコースでは、一般的にコーダーだけの仕事になります。
一方で、Webデザインマスターコースだと、デザインとコーディングができるとより上流の単価の高い仕事をすることができます。
どうせ高い料金を支払うのであれば、僕個人的にはデザインとコーディングの両方ができるようになることをおすすめします。
WordPressコース | デザインマスター | |
料金 | 148,000円/2ヶ月プラン + 30,000円/入学金 |
148,000円/2ヶ月プラン 248,000円/4カ月プラン + 30,000円/入学金 |
学習内容 | WordPress | Webデザイン全般+WordPress |
詳細ページ | https://www.lp.codecamp.jp/wordpress | https://codecamp.jp/courses/master_design |
※更新情報 2020年5月 WordPressコースは期間限定のようです。また、無料体験を受けて申し込むと、、10,000円の受講料割引が効くようです。
Web制作系のプログラマーにおすすめ:RaiseTech
RaiseTechは、完全オンラインのプログラミングスクールです。
特に他のサービスと異なる点は、以下の2つです。
- 講師は全員単価80万円以上の、現役エンジニア
- 現場レベルのスキルが身に付くカリキュラム
学習言語 | HTML,CSS,JavaScript(jQuery), |
受講場所 | 完全オンライン |
期間 | 4ヵ月間 |
講師 | 月単価現役エンジニアのみ |
主なサポート | ・10:00 ~ 24:00(月曜日 ~ 日曜日)でオンライン質問対応 ・Wordpressの副業案件獲得サポート(ポートフォリオの添削など) |
料金 | 通常:¥261,800 学割:¥173800 |
転職紹介 | 受講生限定Slack内でのキャリアサポートや仕事の紹介 |
今まで紹介したのは、ほとんどWeb系のスキルが学べるプログラミングスクールなんですよね。

一方で、大規模開発で求められるJavaや、クラウドサービスを利用したインフラ系のサービス(AWS, GCP)は需要が大きいのに、ほとんどのプログラミングスクールでは、そのスキルを学べる機会が少ないというのが現状でした。
RaiseTechには、Javaやインフラ周りのコースがあるため、Javaエンジニアやインフラエンジニアに興味がある方にはぜひおすすめできるスクールとなります。
こちらのスクールも、実際に取材してみました。
受けてみてとても転職支援がしっかりとしている印象でした。
というのも、しっかりと実務経験が得られる会社さんとのコネクションがあるので、転職サポートもかなりしっかりとしている印象です。
一方で、こちらもポテパンキャンプやRUNTEQと同じように、本格的に転職したい方ではないと、多分脱落します。
ということで、RaiseTechの評価です。
サポートの質 | ★★★★★(5.0) |
講師の質 | ★★★★★(5.0) |
カリキュラムのレベル | ★★★★★(5.0) |
転職支援の質 | ★★★★★(5.0) |
価格の安さ | ★★★☆☆(3.0) |
総合点 | ★★★★☆(3.8) |
ということで、RaiseTechを受講して、思ったことですが、転職する方なら、
- Web系でなくてもよいので、しっかりと最初の実務経験を身に付けたい方
- ある程度自分で学んでしっかりと進められそうな方
には、おすすめできるプログラミングスクールなのではないかと思います。
Web系のプログラマー志望者におすすめ:RUNTEQ
RUNTEQはスタートアップ特化の就職直結型Webエンジニア養成スクールです。
「スタートアップ転職or就職したい」という目標が明確な人におすすめです!
- スタートアップ特化で、すぐにフルスタックエンジニアとして活躍できるように実務を意識したカリキュラム
- オンラインでも教室がWeb上で常時開設されていて、気軽に勉強する空間が手に入る
- しっかりと学習を進めて選抜試験に合格すると、Rails企業に紹介してもらえる
- スクールの規模がまだ大きくないので、よい講師に当たりやすい
他のプログラミングスクールと比較しても、「スタートアップで必要とされる人材育成」にかなり特化している点が特徴です。
転職&独立サポートでいうと、
- キャリアアドバイザーによるキャリアについての面談
- 現役エンジニアによるポートフォリオのアイディア・設計レビュー
- 現役の採用担当者による書類の添削・模擬面接
- 企業選考カリキュラム経由の企業紹介
などが特徴です。
特に、4つ目の企業紹介ですが、RUNTEQで作成された技術試験に合格した場合、RUNTEQと提携しているWeb系の企業を紹介するサービスがあります。

プログラミングスクール修了後にスタートアップ転職をすぐに目指したい人は、RUNTEQの受講をぜひ視野に入れてみてください。
ということで総合評価はこちらになります。
サポートの質 | ★★★★★(5.0) |
講師の質 | ★★★★★(5.0) |
カリキュラムのレベル | ★★★★★(5.0) |
転職支援の質 | ★★★★★(5.0) |
価格の安さ | ★★★☆☆(3.0) |
総合点 | ★★★★☆(3.8) |
無料説明会も行っているので、疑問や質問ががある方は申し込んでみると良いと思います。
また、公式ホームページでは無料でお試し学習カリキュラムを受講することができるので、実際の授業がどんな感じか気になる人はぜひ受けてみてください!
30代から未経験でプログラミングを学んでIT転職するにはスクールは必須?
プログラミングスクールは必須ではありませんが、ポートフォリオを作成するうえでは非常に頼りになります。
プログラミング学習では、オリジナルのポートフォリオが必須なんですよね。
ただ、独学でゼロからやろうとすると、相当時間がかかりますし、9割がた挫折します。

独学でやってみて、つらかったこととしては、こんな感じです。
- エラーの解決方法が全く分からず、3日間悩んでしまう
- 目標を達成するために、何を勉強すべきか全くわからなくなる
- いくら調べて勉強しても、具体的なサイト・アプリが作れる気がしない…
僕の場合は、プログラミングスクールを経営している友達がいたので、彼に途中からメンターに入ってもらったのですが、かなり学習効率が上がりました。
- 3日間悩んでいたことが、30秒で解決できるようになった
- Webサイトを作るところから逆算して何を学べばいいかわかるから、やる気が上がった
- エラーも自己解決できるような、学習方法が学べたので、学習効率が上がった
一気に効率的に学習できるようになり上達しました。
なので、今独学で躓いていたり、効率的に学びたい人は、最初からプログラミングスクールを利用してみてもいいかもしれません。
【補足】ただしクラウドソーシング・フリーランスなら年齢は関係ない

年齢が関係ない、クラウドソーシングの業務自動化ツールとかWeb制作とかであれば、割と30~40代未経験の方もぽつぽついる印象があります。(ただ営業能力とか顧客折衝能力が半端なく高くないと厳しい気がします。) https://t.co/Fu0qhIk1CZ
— DAI (@never_be_a_pm) January 30, 2019
ここで実際にクラウドソーシングでエンジニアをやり、その後独立されてフリーランスとして働かれている40代の方をご紹介します。
体験談:未経験エンジニアで、40代からクラウドソーシングを始める
- 前歴:会社員時代は品質保証という仕事をしていたが、鬱で休職していた。
そこで独学でプログラミングを学び、クラウドソーシングサイトで、プログラミングの受託開発を請け負っていました。
- はじめは単価1万円程のシステム自動化等のアプリをRubyを使って納品していた
- 徐々に実績が増え、より高単価な案件を受注できるようになる
- その後フリーランスとして独立した、起業もしている。(しかも40代から)
確かな実績をもとにフリーランスとして独立
クラウドソーシングで必要なのはちゃんと納品した実績のみです。
最初は他よりグッと単価を落として実績をつけ、積み上げていきましょう。

まとめ
30代未経験でも、一から学んでプログラマーとして就職・転職することは可能です。異職種転職は難しく、年収が下がることも覚悟しなければなりませんが、目指す価値はあります。
ただし、簡単ではないので、以下のような努力が必要です。
- しっかりと技術を学び、成果物を作れるようにする
- 自力でポートフォリオを作成する
→このためにプログラミングスクールを利用するとよい - ポートフォリオを元にクラウドソーシングなどで案件を受注して実績を積み重ね、これを持って企業の採用面接を受ける
自分でポートフォリオを作成するためには、プログラミングスクールを活用するのがセオリー。
今回おすすめしたのは、以下4つの教室です。
- Techacademy……短期間で自力でバリバリ進めていきたい人におすすめ
- Codecamp……安く済ませたい・たくさんの講師から丁寧に教えてもらいたい人におすすめ
- RaiseTech……現役エンジニアから実践的な技術や業界での稼ぎ方について教わりたい人にお勧め
- RUNTEQ……多少辛くてもスタートアップで即戦力になれるようなレベルを目指す人におすすめ
未経験者がまず考えるべきは、どう実力をつけるのか?ということ。
転職のノウハウや細かいキャリアについてなど、悩みは山積しているかと思いますが、まずは「手に職」をつけるための技術を身に付けましょう。
