最終更新日:2021/03/09

よく、未経験からフリーランスエンジニアになることはできるのか?というご相談を受けます。

僕自身、フリーランスの時に未経験からWebアプリ制作の案件を受託し、「起業しろメーカー」というアプリを作ったことがあります。

DAI
その際感じたことで、未経験からフリーランスのエンジニアになることはよほどのことがない限りおすすめできません。

ということで、なぜ未経験からフリーランスエンジニアになることをおすすめしないかについて書いていきたいと思います。

前提として、フリーランスエンジニアに未経験からなれるのか?

結論からいうと、できなくもないというのが、結論です。

仕事をとるためには、

  • 最低限の実装スキル
  • 営業や発信して顧客を獲得できる

ことが必要で、この2つがあれば一応は案件を受注することはできなくありません。

DAI
ですか、未経験からフリーランスのエンジニアになるべきか?というと、やめておいたほうがいいと思います。

なぜフリーランスエンジニアになるべきではないか?

僕自身、完全独学で案件を受託して、実質フリーランスエンジニア?がやっていることをやってしまったのですが、その時に「いきなり未経験からフリーランスエンジニアになるべきではない!」と思いました。

DAI
そう思ったのは、以下の5つの理由です
  1. コードレビューをしてくれる人がいないため、エンジニアとしてスキルアップできない
  2. 既存のサービスのコードを見る機会がないため、より効率的なコードの書き方を学ぶことができない
  3. コードの品質が低いまま納品するリスク
  4. 仕事が途絶えるリスク

①コードレビューをしてくれる人がいないため、エンジニアとしてスキルアップできない

まず、エンジニアの成長に一番重要なのが、開発効率を下げるような「クソコード」を書かないために、しっかりとしたコードレビューを受けることだと思います。

しかし、未経験から全部独学で案件を受託する場合、コードレビューをしてくれる人がいない状態で仕事をすることになります

DAI
つまり、未経験から仕事をすると、成長可能性が低くなってしまいます。

②既存のサービスのコードを見る機会がないため、より効率的なコードの書き方を学ぶことができない

未経験からフリーランスでエンジニアをやっていると、基本的にWebサービスのソースコードを読む経験がありません。

例えば、Twitterログインを行うようなWebサービスを作る場合に、どのように実装するべきかなどは、既存サービスのコードを読むことで学習することができるのですが、独学でフリーランスで受託を行っていると、どうしてもそのような機会を得られません。

DAI
本来であれば、既存のソースコードを読んで学習できる機会がゼロに近くなります。そのため、エンジニアとしてスキルアップするための機会が減ってしまいます。

③品質が低いまま納品するリスク

①、②に関係しますが、コードの品質が担保できないまま仕事をすることになるので、品質が低いまま納品するリスクが常にあります。

DAI
万が一バグが起こったり、想定外のエラーがでてクライアントが困っても、解決する方法がないのは、非常に大きなリスクになります

④仕事が途絶えるリスク

未経験でスキルもなく、人脈もない、そんなフリーランスエンジニアは、常に仕事が途絶えるリスクと隣り合わせです。

DAI
就職した際の人脈などもなく、品質の低いサービスを納品したらいい評判が生まれるわけもなく、仕事が途絶えるリスクがどんどん上がっていきます。

これらの理由から、Webエンジニアに未経験からフリーランスになることは、全くおすすめできません。

未経験からフリーランスエンジニアになるには

「そんな夢も希望もない話をしないで欲しい!」という方もいらっしゃると思うので、ではどうやってフリーランスのエンジニアになるのか解説します。この場合、

  1. Web系のエンジニアを目指す場合
  2. Web制作系のコーダーを目指す場合

によって変わるのでそれぞれわけて解説しますね。

Web系エンジニアを目指す場合

Web系のエンジニアを目指す場合です。

Web系のエンジニアは、簡単に説明すると、

  • PHP, Ruby, JavaScriptなどのサーバーサイド言語、フレームワークに加えて、基礎的なフロントのスキル(HTML / CSS )などが理解でき、またデータベースアーキテクチャの設計、インフラへの理解、LINUXコマンド、GITなどのバージョン管理スステムを扱えるようなエンジニア

となります。

DAI
いわゆる、フリーランスエンジニアとして、みなさんがイメージするものとなります。

この手の仕事をフリーランスで受ける場合、よっぽどのことがない限りは未経験からではむりです。

そのため、

  1. 一度就職してエンジニアとしての実務経験をエル
  2. 独立する

といったフローで進めることになります。

1点注意です!

DAI
未経験からWeb系フリーランスエンジニアになれる!とうたっているスクールはだいたい嘘です。

理由は、すでに解説した通りです。

また、未経験の人にフリーランスとして案件を任せる会社もありません。

DAI
自身も会社をやっていますが、実務未経験の人に開発の仕事を任せるのは怖すぎるので、任せることはありません。[/commentt]

Web制作系のエンジニアを目指す場合

次に、Web制作系のエンジニアを目指す場合です。

[comment]人によっては、Web制作系のエンジニアは「エンジニアではない」という方もいらっしゃいます。なので今回は、「コーダー」という言葉で説明しますね。

Web制作系のコーダーは、

  • Webサイトのマークアップをする仕事。HTML / CSSなどを理解していて、デザイナーが設計したデザインカンプを基に、HTML/CSS/JavaScriptでWebサイトをマークアップすることがメインの仕事
  • 場合によってはWordPressなどのCMSのテンプレート作成なども行う

といった感じのスキルセットとなります。

DAI
Web系エンジニアのスキルセットと比較すると、全く別のスキルセットとなります。

Web制作系のコーダーを目指す場合は、未経験からでもフリーランスとして案件を獲得することは可能です。

DAI
ただし、単純に技術だけで単価をあげることは相当難しいでしょう

スキルだけで案件を獲得しようとすると、クラウドソーシング サイトでは1案件あたり1-2万円程度のお金にしかなりません。

また、一つ当たりの制作コストが5日かかるとしても、月の売上は6-12万円程度にしかなりません。

DAI
ですので、全く儲かりません

一方で、Web制作系のコーダーを未経験からはじめて、フリーランスで活躍する方としては、周辺のスキルを身につけている方が多いです。

 

例えば、

  • Webデザイン
  • 営業
  • プロジェクトマネジメント

など、より上流に位置する仕事から、実装まで一貫していくことにより、案件単価をあげていく方もいらっしゃいます。

DAI
とはいえ、個人的には独学でフリーランスになるよりも、会社で一度実務経験を得た方がよいと思います

フリーランスエンジニアに求められるスキルセットを理解するためには?

フリーランスエンジニアになりたい人の多くが、「どのレベルまでスキルを身につければ案件が獲得できていない」ことがほとんどです。

DAI
理解するためにおすすめなのは、フリーランスの求人サイトで実際に案件の相場をみてみることです

こちらは、とあるフリーランスエージェントのフリマアプリの求人から、Web系エンジニアの必須要件です。

DAI
必須要件とは、その仕事で求められる最低限必要な経験、スキルです。これがないと仕事を受けられません。
  • Go、Node.js、Pythonいずれかでの開発経験2年以上
  • バックエンドを含むアプリケーションの開発経験3年以上
  • DB(RDB、NoSQLなど)におけるスキーマの設計、効率的なクエリ作成経験
  • クラウド(AWS、GCP、Azureなど)環境の利用経験

このように、「開発経験2年以上」といった、実務経験が求められることが多いです。

ですので、このような案件を受託するためには、必ず実務経験を得る必要があるということですね。

続いて、こちらがとあるフリーランスエージェントのWeb制作系コーダーの必須要件です。

  • HTML,CSS,Javascriptの実務経験2年以上
  • Web制作のご経験
DAI
このように、直請けではない限り、コーダーでも実務経験2年以上などが求められます。そのため、フリーランスになった時の求人から逆算しても、一度実務経験が得られるような企業に就職したほうがよいです。

最後に

ということで、未経験からフリーランスエンジニアになるための方法について解説しました。

DAI
エンジニアに未経験から転職した方がよい!という結論になりますが、転職方法について理解する場合はこちらの記事がおすすめです。

エンジニアに未経験から転職するためにやるべき3ステップ【知らないと後悔します】