フリーランスで独立を考えている人へ。独立してから悩むことをまとめてみた!

フリーランスとして独立したいと思っている方の中で、以下のような悩みをお持ちの方はいらっしゃいませんか?
- 今後フリーランスで独立しようと検討している
- フリーランスとして上手くやっていけるか不安
- フリーランスのイメージが掴めないので、どうしようか悩んでいる
今回は、フリーランスとして独立するために知っておくべきことについて解説します。

目次
フリーランスとして案件獲得するには
フリーランスをやっていく中で一番大変なことは、案件を獲得できるかどうかです。


フリーランス案件を探す方法①:人の紹介を頼る
フリーランスが案件を探すとき、人の紹介を頼って探すこともできます。

一方で、以下などの注意点があります。
- 知り合いだからといって口頭契約で済ますのではなく、しっかり書面で雇用の契約を結ぶ必要がある
- 知り合いだから低単価で仕事を依頼されていないか相場を見て調べる
フリーランス案件を探す方法②:フリーランス向けのエージェントを利用して探す
フリーランス向けのエージェントを利用してクライアントを探し、業務委託案件で月額で稼ぐ方法です。

デメリットとしては、以下の2点があります。
- 稼働条件が決まっている場合がある
- 実務経験やスキルがないと案件を受託できない場合がある
一方で、メリットとしては、以下の3点があります。
- 単価が高い(例:週2で40万円)
- 仕事の仲介にエージェントが入ってくれる
- クライアントの募集要項が明確

フリーランス求人の見方

Midworks(ミッドワークス)の場合
まずは、Midworksに無料登録して、求人を見てみましょう。
Midworksに1分で無料登録するデータエンジニア職種の求人です。
求人の特徴としては、以下の通りです。
- データエンジニアリング分野、アドテクノロジー企業、新しいチームでの取り組み
- Webアプリケーション開発経験3年以上
レバテックフリーランスの場合
続いて、レバテックフリーランスの求人です。

SE(システムエンジニア)の求人です。
求人の特徴としては、以下の通りです。
- SE(システムエンジニア)、独自クラウド型Web接客ツール(チャットボット)開発
- PHPなど開発実務経験あり
おすすめのフリーランス向けエージェント

今回紹介するエージェントは、以下の2つです。
- Midworks:福利厚生を重視したい人向け
- レバテックフリーランス:高収入・高額案件を重視したい人向け
おすすめのエージェント①:Midworks
Midworksは、IT系のフリーランス向けの案件紹介サービスです。

Midworksの大きな特徴は以下の3点です。
- 豊富な案件数
- フリーランスでも正社員並みの保証
- 低マージン+単価公開でクリアな契約
特徴①:豊富な案件数
2020年、9月現在の求人数ですが、エンジニアの案件が多めになっています。
エンジニア | 215件 |
アナリスト | 1件 |
企画・マーケティング | 35件 |
Webディレクター | 4件 |
Webデザイナー | 19件 |
特徴②:フリーランスでも正社員並みの保証
Midworksは、自分に合ったスキルや要望に関連した仕事を紹介してもらうだけではなく、以下のような保証もあります。
- freeeの無料利用や弁護士の無料紹介などの「税務保障」
- 「保険補助」
- 交通費や書籍代を支援する「経費補助」
- ご参画中に案件と案件の間でブランクがあっても給与を保障する「給与保障制度(審査あり)」

特徴③:低マージン+単価公開でクリアな契約
一般的的なフリーランスエージェントの場合、エージェントのマージン率は25%~30%。

そのため、他のエージェントと比較すると案件単価が高いのが特徴です。
Midworksの登録方法

ミッドワークスに無料登録する手順(簡単です)
- 「Midworks」の公式ページにアクセスして無料登録ボタンをクリックする
- 登録情報を入力して完了(30秒ほど)
おすすめのエージェント②:レバテックフリーランス
案件数 | 約10000件 |
最低稼働日数 | 週3日~ |
主な求人ジャンル | Webエンジニア、Webディレクター |
公式サイト: | https://freelance.levtech.jp/ |
レバテックフリーランスは、レバテック株式会社が運営しているフリーランスエンジニア向けのエージェントです。主な特徴としては、
案件の数も豊富で、無料登録すると見られる非公開案件の中には魅力的な穴場案件が数多く眠っています。
レバテックフリーランスの大きな特徴としては、
- 業界最高水準の案件単価
- エンジニア業界に精通したエージェントが案件サポートをしてくれる
- 案件数が多い
①業界最高水準の案件単価
特に目を見張るのは、業界最高水準の案件単価です。
平均報酬額71.1万円と、非常に高くなっています。
また、職種ごとに案件の平均単価もみれます。
②キャリアコンサルタントの質が高い
レバレジーズのノウハウが共有されているので、エンジニア業界に精通したエージェントがサポートしてくれます。
また、誰がどの案件のサポートしたかも一目瞭然なので、安心して相談することができます。
③求人数が多い
2020年、7月現在の求人数ですが、
- エンジニア
- Webディレクター
の案件が比較的多めになっています。
プログラマー | 1818件 |
プロジェクトマネージャー | 502件 |
フロントエンドエンジニア | 228件 |
SE | 2764件 |
インフラエンジニア | 1941件 |
ネットワークエンジニア | 411件 |
PMO | 272件 |
ミッドワークスなどのITフリーランスエージェントと併用しつつ、自分にあった案件を見つけてみましょう!
レバテックフリーランス(公式):
https://freelance.levtech.jp/
未経験からフリーランスになるには?
未経験からフリーランスを目指す場合、まずは実務経験を積むことをおすすめします。
理由としては、以下の2点です。
- 未経験だと低単価で苦しむ
- エンジニアだとそもそも案件とれない場合が多い

実務経験を積むためのおすすめエージェント:ワークポート
ワークポート公式サイト:
https://www.workport.co.jp/
ワークポートは、IT業界の求人に強いことで評判の総合型エージェントです。
ワークポートの大きな魅力は、未経験でも応募できる求人が多い点と、キャリアアドバイザーがIT領域に詳しい点です。
実際に過去にワークポートを利用して、エンジニア転職の相談をした記事を書きましたが、キャリアアドバイザーの方がかなり領域に詳しい印象でした。
一般的な転職エージェントのIT系求人の多くは、経験者向けの求人が多く、未経験者でも応募できる求人はあまり多くありません。
そのため、ワークポートは未経験からIT業界へ転職を目指す方でも使い勝手の良い転職エージェントだと思います。
ワークポート公式サイト:
https://www.workport.co.jp/

フリーランスのキャリア上の問題点やポイント
フリーランスとして独立した後に、だいたい悩むパターンは以下の通りです。
- フリーランスで独立すると、必ず営業力が求められる問題
- フリーランスで独立すると、看板だけではなく実力が評価される問題
- フリーランスで独立して「新しいこと」をする余裕がない問題
- フリーランスで独立すると、「会社固有のコミュニティ資産」が得られない点

①フリーランスで独立すると、必ず営業力が求められる問題
フリーランスで独立すると、案件獲得のために必ず営業力が求められます。
エンジニア、デザイナーなどにあるあるですが、会社員ですと案件獲得は全部営業に外注できてしまうわけですね。

もともとエンジニアをやっていた人が、元の会社のツテで案件をもらっていたり、クライアントの紹介で新たに案件を獲得することはあります。
ですが、そういう資産がない場合だと必ず今まで求められなかった営業力が必要になります。

②フリーランスで独立すると、看板だけではなく実力が評価される問題
フリーランスで独立すると、看板だけではなく完全実力評価になります。
今までは「●●社の●●を担当されているAさん」ということで、看板の力で過大に評価される部分もあるかと思います。
ですが、独立すると評価が完全に仕事一本になります。
いい仕事をしなければ契約は終わりますし、さらにそのクライアントに「この人の仕事微妙だったよ」と言われると、評判自体も落ちます。会社と違って責任を分散させることもできません。

③フリーランスで「新しいこと」をする体力がない問題
フリーランスのキャリア上のいちばんの問題として、「お金をもらいながら新しい技術を身につける」ことが許されにくい問題があります。
フリーランスのクライアントワークは、基本的に「今できること」で仕事を行うことになります。

正社員の場合だと、育成を前提とするので、失敗しても育成のためのコストとして投資してもらえますが、フリーランスの場合だとそれがありません。
その結果何が起こるかというと、フリーランスで今持っているスキルの切り売りをすることになります。
そして、そのスキルで生計を立てることになるので、あたらしいことを学ぶ時間を取るのが、正社員以上に難しくなります。

④フリーランスで独立すると、「会社固有のコミュニティ資産」が得られない問題
フリーランスになると、会社固有のコミュニティ資産が得られなくなります。

- 会社に属しているという看板
- クライアントと仕事をすることでしか手に入らない業界情報
- 上司などに聞けば問題が解決する情報
- 社内の人間関係、社外の人間関係
これらの資産は、フリーランスになると、なかなか掴みにくいです。

これら問題をどうやって解決する?
独立する前にこれらの問題が起こらないようにしておくことが重要なのではないかと思います。
- フリーランスで独立すると、必ず営業力が求められる問題:在職中にクライアント候補と関係構築しておき、営業しなくてもいつでも声がかかる状態にしておく
- フリーランスで独立すると、看板だけではなく実力が評価される問題:在職中に、看板と共に経験値を積んで、仕事のパフォーマンスで外部で評価されておく
- フリーランスで独立して「新しいこと」をする余裕がない問題:会社員でストックする資産(金融資産、ブログ、note等)でお金に困らないような副業をしておく。できれば経営を行う。
- フリーランスで独立すると、「会社固有のコミュニティ資産」が得られない点:フリーランスコミュニティに属したり、クライアントの課題の上流に関わる

まとめ
今回はフリーランスの独立について解説していきました。

会社では、その会社にいないと絶対に得られないリソース(業界知識/人脈)を使ってレベルアップ。副業では、どこでも働けるけど本当に実力勝負のスキル(ライティング/プログラミング/デザイン/SNSの影響力)を磨いて、複利でキャリアに効いてくるようなスキルセットを持つのがオススメ。
— DAI (@never_be_a_pm) May 14, 2019