【2023年】マーケター向けマッチングサイト・アプリ8選
週5の案件が豊富な、Web業界の専門性が高いエージェント。
高単価で案件の幅も広く、カウンセリングも丁寧。
【第2位】 テクフリ(公式: https://freelance.techcareer.jp/)
週5日稼働できる高単価のリモート案件が豊富。
案件獲得サポートや休業補償などの福利厚生が充実している点が魅力です。
【第3位】ITプロパートナーズ(公式:https://itpropartners.com/)
リモート可能な案件や週2〜3日の案件が豊富!高単価案件も多く、柔軟な働き方が可能
このような疑問を解消するため、この記事では実務経験のあるマーケター向け案件が見つかるおすすめのマッチングサービスを紹介します。
マッチングサービスは、仕事をしたいユーザーと、仕事を任せたい企業をつなぐプラットフォームとしての役割を担っています。
先に本記事の結論をお伝えします。
- デザイナー向けの案件を探すには、マッチングサイトの利用がおすすめ
- 週5日から稼働OKで安定した収入・高単価案件を探すなら、レバテッククリエイター
- 休業補償など福利厚生を重視するなら、テクフリ
- 週1~2日から少ない稼働日数・リモートで稼働するなら、ITプロパートナーズ
マッチングサービスは、得意な分野や単価など特徴がそれぞれ異なります。
自分に合う案件を探すためには、複数のマッチングサービスを利用し、案件を比較検討するのがおすすめです。
下の表では、本記事で紹介するマッチングサービスを比較しています。(表は左右にスクロールできます。)
公式サイト | 案件数 | 報酬単価 | サービスの特徴 | |
レバテッククリエイター | https://creator.levtech.jp/ | ★★★★★ | ★★★★★ | ・週5日から稼働OK・高単価案件・デザイナー系案件多数 ・クリエイター系職種に特化したサービス ・専門性の高いカウンセリングを通して、自分に合う案件を探したい人におすすめ |
テクフリ | https://freelance.techcareer.jp | ★★★★ | ★★★★★ | ・週5日から稼働OK・中間マージン10%~/高単価案件 ・有名企業・上場企業からの請負案件あり ・休業補償・業務満了金など福利厚生を重視する人におすすめ |
ITプロパートナーズ | https://itpropartners.com | ★★★★ | ★★★ | ・週1~2日から稼働OK/リモートOK/土日・平日夜の相談可 ・直請案件では高単価を実現 ・スタートアップ・ベンチャー企業で働きたいフリーランスにおすすめ |
(2023年1月11日時点の公式サイトの公開案件情報をもとに作成)
上の表では、各サービスの公開求人数を比較しています。今回紹介するサービスが保有する求人の大半は、Web上に公開されていない非公開求人です。非公開求人は、担当者から直接案内してもらえる場合が多いです。
サービス登録後は、担当者と面談を行い、希望の条件を伝えておきましょう。
目次
マーケター向けマッチングサービスにはどんなものがある?
以下にマーケターのマッチングサイトをタイプ別に紹介しています。
業務委託型
業務委託型のマッチングサービスは、主にフリーランスの方や副業を探している方向けの案件募集に特化しています。
一人でやる場合は自分でしなければならない商談やスケジュールの調整。それを経験豊富なアドバイザーが要望に沿った案件を紹介してくれるのが大きな特徴です。
また、福利厚生などの手厚いサービスをユーザー向けに提供してくれるのも嬉しいサービスですね。
転職特化型
転職特化型は、正社員や契約社員として転職先を探している方向けのマッチングサービスです。
あらゆるジャンルに強い総合型と、特定ジャンルに強い職種特化型があり、自分に合った職種の案件を探すことができます。
両方OK型
転職だけでなく副業やフリーランス向けの案件をまんべんなく探せるタイプのマッチングサービスが、両方OK型です。
メッセージのやり取りやスカウト機能を利用できるなど、より気軽に使えるのが特徴で、中には企業と直接つながることができるものもあります。
マーケター向け業務委託型マッチングサービス3選
この章では、DAINOTE編集部が厳選したマーケター向け業務委託型マッチングサービスを3つ紹介していきます。
- レバテッククリエイター(公式:https://creator.levtech.jp/)
週5の案件が豊富な、Web業界の専門性が高いエージェント。高単価で案件の幅も広く、カウンセリングも丁寧。 - テクフリ(公式: https://freelance.techcareer.jp/)
週5日稼働できる高単価のリモート案件が豊富。
案件獲得サポートや休業補償などの福利厚生が充実している点が魅力です。 - ITプロパートナーズ(公式:https://itpropartners.com/)
リモート可能な案件や週2〜3日の案件が豊富!高単価案件も多く、柔軟な働き方が可能
詳しくはこちらの表を参考にしてください(表は左右にスクロールできます)。
公式サイト | 案件数 | 報酬単価 | サービスの特徴 | |
レバテッククリエイター | https://creator.levtech.jp/ | ★★★★★ | ★★★★★ | ・週5日から稼働OK・高単価案件・デザイナー系案件多数 ・クリエイター系職種に特化したサービス ・専門性の高いカウンセリングを通して、自分に合う案件を探したい人におすすめ |
テクフリ | https://freelance.techcareer.jp | ★★★★ | ★★★★★ | ・週5日から稼働OK・中間マージン10%~/高単価案件 ・有名企業・上場企業からの請負案件あり ・休業補償・業務満了金など福利厚生を重視する人におすすめ |
ITプロパートナーズ | https://itpropartners.com | ★★★★ | ★★★ | ・週1~2日から稼働OK/リモートOK/土日・平日夜の相談可 ・直請案件では高単価を実現 ・スタートアップ・ベンチャー企業で働きたいフリーランスにおすすめ |
(2023年1月11日時点の公式サイトの公開案件情報をもとに作成)
レバテッククリエイター
レバテッククリエイター公式サイト:https://creator.levtech.jp/
レバテッククリエイターは、クリエイターに特化したフリーランスエージェントです。
週5日の案件が豊富で、実務経験を求められます。
対応可能地域 | ※現在は電話でのリモート対応可 東京,神奈川,千葉,埼玉,大阪 |
求人数 | 1,211件(2022年12月27日時点) |
強み | ゲーム・Web業界のクリエイターに特化 |
職種 | フロントエンドエンジニア、Webデザイナー、 イラストレーター、シナリオライター、 Webディレクター、グラフィックデザイナーなど |
おすすめな人 | ・独立して年収を上げたいクリエイター ・高単価案件を求めているフリーランスクリエイター ・実務経験があり、週5で働きたいクリエイター |
公式URL | https://creator.levtech.jp/ |
2022年12月27日時点、レバテッククリエイター公式サイトより引用/算出:https://creator.levtech.jp/
たとえば、以下のような案件がありました!
案件名 | 【マーケティング】自社コンテンツ・アフィリエイト広告運用の求人・案件 |
単価 | 〜650,000円/月 |
稼働日数 | 週5日 |
仕事内容 | 自社サービスの運用に伴う、マーケティングをお任せします。
具体的には下記の作業になります。 ※経験や志向にあわせてお任せする業務を決定いたします。 |
求められるスキル | ・コンテンツマーケティングの経験(SEO、CROなど) ・ウェブメディア(コンテンツ)のディレクション経験 ・アフィリエイトの知識、経験 ・GoogleAnalyticsなどの分析ツールを活用したデータ分析 ・HTML、CMS活用などウェブサイト制作の基礎的な知識 【歓迎スキル】 ・コンバージョンマーケティングの経験(広告運用、LPOなど) ・SEOライティング経験 ・SNS運用経験 ・プロジェクト進行を主導した経験 |
2022年12月27日時点、レバテッククリエイター公式サイトより引用/算出:https://creator.levtech.jp/
現在は募集が終了している場合があります。
また、参画後も定期的にフォローしてくれるなど、サポートが充実している点も魅力です。
テクフリ
運営会社 | 株式会社アイデンティティ |
公開求人数 | 11,621件 |
マージン率 | 10%〜 |
対応地域 | 全国(主に東京) |
※公式ページ(https://freelance.techcareer.jp/ )より引用/算出
テクフリをおすすめできる最大の点は、案件の質が高さです。
案件が他のエージェント比べても高品質となっている理由として挙げられるのが、以下の3点です。
- 運営元である株式会社アイデンティティが、複数のIT人材派遣事業をおこなっている
- ユーザーのスキルとのマッチ度が高い案件を紹介
- サイバーエージェントをはじめとする多くの上場企業の案件取り扱いあり
さらに、テクフリには万が一の怪我や病気に備えられる休業補償などの福利厚生が充実しています。
収入が安定しにくいフリーのマーケターにとって、何かあってもリカバリーの効く環境を提供してくれる点も大きな魅力です。
ITプロパートナーズ
運営会社 | 株式会社Hajimari |
公開求人数 | 5,376件 |
平均単価 | – |
マージン率 | 非公開 |
対応地域 | 関東・関西中心 |
働き方 | 週1~2日から稼働OK、リモートワークOKな案件が豊富 |
※公式ページより引用/算出(公式:https://itpropartners.com/)
以下の2つが、ITプロパートナーズの主な特徴です。
- 『直請案件』だからこその高単価
- リモート、週1~2日から稼働OKの案件多数
『直請案件』だからこその高単価
ITプロパートナーズ公式サイトより引用(https://itpropartners.com/)
『直請案件』が多いことから、ITプロパートナーズで取り扱っている案件の単価は他のエージェントと比べても、比較的高い傾向にあります。
※直請案件とは、間に仲介会社を挟まず、直接クライアントと契約している案件のことを指します。
マージン率は非公開なフリーランスエージェントがほとんどなため、フリーランスの取り分や、単価がいいのかを事前に知ることは現状難しくなっています。
マージン率が非公開でブラックボックス化しているからこそ、過剰な報酬の中抜きが発生していないIT プロパートナーズは魅力的ですね。
リモート、週1~2日から稼働OKの案件多数
ITプロパートナーズ公式サイトより引用(公式:https://itpropartners.com/)
ITプロパートナーズの大きな魅力の一つに、週1~2日から稼働OKの案件が多いという点があります。
他のフリーランスエージェントで紹介されている案件は、最低稼働日数が週3・4日〜のものが多く、さらに常駐案件がほとんどです。
一方のITプロパートナーズは、リモートの案件も多いため、自身のスタイルに合わせて自由に案件を選べます。
注意:ITプロパートナーズは週1日から稼働可能な案件の紹介が可能なものの、会社員の方への副業は紹介できません。
マーケター向け転職特化型マッチングサービス3選
次は、マーケター向け転職特化型マッチングサービスを3つご覧いただきます。
- ビズリーチ(公式:https://www.bizreach.jp/)
高収入の方の転職に特化した転職サイト。
- リクルートダイレクトスカウト(公式:https://directscout.recruit.co.jp/)
ハイクラスな求人が多い転職スカウトサービス。
- マイナビIT AGENT(公式:https://mynavi-agent.jp/it/)
キャリアアドバイザーによるサポートが充実!幅広いIT系職種の非公開求人が豊富。
ビズリーチ
ビズリーチは、高年収層・ミドル層の転職に特化した転職エージェントです。
管理職や専門職を経験しているエグゼクティブ層、次世代リーダーなどのハイキャリアを主なターゲットに、年収の高い求人を多く取り扱っています。
担当のエージェントから転職支援を受けることもできますし、転職サイトのように、自分で求人案件を探して応募することも可能です。
案件数が非常に多いのも魅力で、年収でのフィルタリングがそこまで厳しくない分、求人数も多くなっております。
キャリアアップのために転職を検討している人や、管理職の経験を希望するという人はぜひ無料登録してみてください。
リクルートダイレクトスカウト
リクルートダイレクトスカウトは、ハイキャリアな求人を得意とする転職特化型のマッチングサービスです。
年収1,000万円を超えるハイクラス案件を多数保有しており、案件検索ページでは希望年収600万円〜5,000万円を指定することができます。
さらに、あなたの匿名レジュメに興味を持った企業から直接スカウトを受けることも可能です。
一定の年収を超えるハイクラスな求人に絞って転職先をお探しの方や、企業から直接スカウトを受けたいと思っている方におすすめのマッチングサービスです。
マイナビIT AGENT
公式URL(https://mynavi-agent.jp/it/)
マイナビIT AGENTはIT・Web業界が豊富な方におすすめのエージェントです。
もともとIT・Web分野の会社との繋がりが強いマイナビ転職が、IT業界向け転職専門のエージェントとして立ち上げました。IT系・Web系の業界の精鋭と言えるエージェントです。
IT業界の様々な求人を多く取り揃えており、求人数も多種多様。
マーケターをはじめとした幅広いIT系職種の募集を閲覧することができます。
マイナビIT AGENT公式サイトより引用(公式:https://mynavi-agent.jp/it/)
もともとIT・Web系の知見や実務経験があるエージェントなので、詳しい仕事内容が聞きたい転職希望者にとってはかなり心強いサービスと言えますね。
マーケター向け両方OK型マッチングサービス3選
最後に、マーケター向け両方OK型マッチングサービスを3つ見ていきましょう。
- Wantedly(公式:https://www.wantedly.com/)
応募前から企業の担当者に話を聞いたり、企業からスカウトを受けたりできる無料サービス。
- YOUTRUST(公式:https://lp.youtrust.jp/)
友達の友達と繋がれるから安心! - クラウドワークス(公式:https://crowdworks.jp/)
日本最大級のスキルシェアサービス。未経験の職種でも案件獲得のチャンスがあります。
Wantedly
Wantedlyは、日本最大級のビジネスSNSです。
転職サイトや転職エージェントとの大きな違いは、ざっくばらんに企業の人と話すことができる「カジュアル面談」があること。
カジュアル面談によって、応募前から企業の担当者に会社の雰囲気や業務内容などを聞くことができるので、応募をするか迷っている方にはありがたいシステムです。
Wantedlyには比較的小さめのスタートアップやベンチャー企業が多く掲載されているので、特にスタートアップに興味のある方なら登録しておきましょう!
YOUTRUST
公式サイト:https://lp.youtrust.jp/
運営会社 | 株式会社YOUTRUST |
公開求人数 | 非公開 |
マージン率 | 非公開 |
対応地域 | 全国 |
働き方 | 転職・副業案件を探せる |
※公式サイトより引用/算出 (公式:https://lp.youtrust.jp/)
YOUTRUSTには、以下の特徴があります。
- 効率的かつスピーディーに企業とやりとりできる
- 知人の繋がり経由で案件を取れるので信頼度が高い
効率的かつスピーディーに企業とやりとりできる
YOUTRUSTは『キャリアSNS』と呼ばれており、仕事に対して普段から考えていることや感じたことを発信できる『脳内メモ』という機能があります。
知り合いや脳内メモに興味を持った人とすぐにマッチング・メッセージができるので、無駄な時間をかけずスピーディーにやりとりをすることが可能。
脳内メモで共感を覚えた人に声をかければ、自分が理想に思う業務を紹介してもらえる可能性が高まるでしょう。
知人の繋がり経由で案件が取れるの信頼度が高い
YOUTRUSTでは、FacebookなどのSNSで繋がっている友だちを起点に、『友だちの友だち』までは自由にメッセージのやりとりができます。
知り合いを経由するため、悪質な案件に当たる確率は低くなるでしょう。
また知人であればできることや得意なことの認識を擦り合わせるコストも低く、あなたに合った案件とも巡り合いやすくなるでしょう。
YOUTRUSTへの登録は、まずメールアドレスとパスワードを入力します。
Facebookでの登録も可能です。
登録が済むと、自分の職歴やスキルを入力してプロフィールを完成させましょう。
GitHubやQiita、Wantedlyなど他のサービスとの連携も可能なので、プロフィールを見た企業に対してより自身の強みをよりアピールできます。
クラウドワークス
運営会社 | 株式会社クラウドワークス |
仕事の種類 | デザイン/イラスト/サイト制作/動画編集/ライティング |
おすすめな人 | 副業をしたい人、初心者・未経験者、フリーランス志望 |
手数料 | 10%〜20% |
公式URL | クラウドワークス公式サイト:https://crowdworks.jp/ |
クラウドワークスは、クラウドソーシングサービスの中でも日本最大規模を誇ります。
ライティング、プログラミング、デザイン、ロゴ作成から、簡単なタスクまでさまざまな案件がありますが、全ジャンルに豊富な案件数を有します。
メリットは、以下の通りです。
- 全国から数多くの仕事を簡単に受注することができる
- 報酬の支払いシステムが確立している
- インターネット上で全ての仕事が進行するため人間関係に悩むことも少なく、完全な在宅勤務も可能
デメリットとしては、単価が安い傾向にあります。
そのため、以下の人におすすめできます。
- 副業を始めたい人
- 初心者・未経験者
- フリーランス志望
マッチングサービスの選び方
マッチングサービスを選ぶ際は、以下4つのポイントに注視していきましょう!
- 案件の種類が豊富か
- 希望・スキルに合った案件を取り扱っているか
- 希望する勤務地の案件・リモート可能な案件があるか
- 企業と直接つながれるか
案件の種類が豊富か
まずは取り扱っている案件数に加え、種類が豊富なマッチングサービスを選ぶことをおすすめします。
案件の種類が多ければ多いほど、より幅広い案件から自分の職種や条件に合ったものを選ぶことができます。
案件数の多さを強みとしているマッチングサービスもあるので、希望する条件に合った案件がどのくらいあるかを確認してから登録するのが良いでしょう。
希望・スキルに合った案件を取り扱っているか
マッチングサービスはさまざまありますが、それぞれに得意分野があります。
- 週1、2日からなど少ない稼働日数の案件が多い
- 高いスキルを求められる分、単価の高い案件が多い
このように、それぞれに特徴があります。
「どんな働き方をしたいのか」「どんな強みを活かしたいか」をあらかじめ考えておき、登録する前に募集案件の内容をチェックしておきましょう。
希望する勤務地の案件・リモート可能な案件があるか
もしあなたが地方に住んでいる場合、あるいは移住を考えている場合、サービスによっては地方での案件を取り扱っていないことがあります。
マッチングサービスを選ぶには、希望する勤務地の案件募集があるかもサービスを選ぶポイントになりますね。
現在はフルリモートでの参画が可能な案件も増加傾向にあるので、リモート案件が得意なマッチングサービスを積極的に利用していきましょう。
企業と直接つながれるか
「企業とつながって、直接契約したい」と考えているなら、企業と直接連絡を取れるマッチングサービスを選ぶのがおすすめです。
自分でメッセージを送ったりやりとりをする必要がありますが、マージンを差し引かれることがないため、高額な報酬を受け取れる可能性が高まります。
キャリアSNSでは、企業に声をかけたり、逆に企業からスカウトがもらえたりする機能を充実させています。
マッチングサービスを使わないとどうなる?
マッチングサービスを使わずに企業に自分を売り込む方法として、直接メールや電話で営業するという方法があります。
その場合、以下のようなことがメリットになります。
- 手数料(マージン)を差し引かれない
- マッチングサービスに登録していない企業とつながることができる
エージェントやクラウドソーシングを使うと、マージンが発生します。
「マージンはどうしても引かれたくない!」という場合は、企業に自ら営業して契約するのが良いでしょう。
また、マッチングサービスを使うと、そこに登録している企業としか連絡が取れません。
サービスに登録していない企業にアプローチしたいという場合は、自分で営業する方が納得感も大きいです。
普通なら見つけられないような案件も獲得できる可能性があるので、選択肢が広がります。
マッチングサービスを利用してエージェントの手助けなしに直接契約すると、「すべて自己責任になってしまう」というデメリットが発生します。
悪質な企業とつながってしまった場合、企業とユーザーとのあいだに仲介できる人が誰もいないので、トラブルをすべて自分で解決しなければなりません。
マッチングサービスを通していれば、頼れるエージェントが間に入ってくれるなど、トラブルに関して相談したり仲介して解決してくれることを期待できます。
また、マッチングサービスを利用していない場合は、サービスが提供している福利厚生が受けられないというデメリットも出てきます。
サービスの中には、会社員並みの手厚い福利厚生を提供してくれるところもあります。
各種割引や、面倒な事務処理の代行など、個人では受けられない恩恵もあります。
マッチングサービスの効果的な使い方
今回ご紹介した8個のサービスはいずれも1分ほどで会員登録をすることが可能です。
また、サービスをより有意義に利用するためのコツがあります。
今回は以下の3つをご紹介します。
- 自分の経験・スキルに合わせたサービスを選ぶ
- 複数のマッチングサービスに登録しておく
- サポート体制を活用する
自分の経験・スキルに合わせたサービスを選ぶ
案件の中にはプログラミング等の高度なスキルが必要な案件もあれば、未経験者歓迎の簡単作業系のお仕事もあります。
特徴や強みはサービスによって異なるため、掲載されている案件の難易度も偏りが出てきてしまいます。
Web系業界経験者が未経験者歓迎の業務に取り組んだ場合、簡単に案件はこなせるかもしれませんが、本来もっと多くの報酬を得られるはずが、かなり低い額で取り組んでしまった……ということも。
損をしないためにも、サービス選びは重要です。
マーケター向けマッチングサービスを初めて利用される方は、複数のマッチングサービスに登録してみることをおすすめします。 なぜならマーケターを探しているクライアントや募集している案件の特徴が、サービスごとに異なるからです。 まずは、そもそもどのようなマーケター向けマッチングサービスがあるのか一通り見てみましょう。 選択肢を洗い出した上で、自分に適した案件を取り扱っているサービスををいくつかピックアップすることをおすすめします。
マーケター向けマッチングサービスには、サービス側が案件を提案してくれたり、クライアントとの間に入って契約関係のやりとりをしてくれたりするものがあります。 中には会社員並みの福利厚生を用意しているサービスも存在します。 こういった個人では得がたいサポート体制を活用し、マーケターとしての業務に集中できるような環境を整えることもできます。
実際にマッチングサービスで募集されている、マーケターの案件例を確認してみましょう。 まず、マッチングサービスで募集されている案件例の中でも業務委託型を見ていきましょう。 引用:ITプロパートナーズ公式ページ 上記は、マーケターを募集している案件です。 週5日の勤務で最大80万円/月の報酬が支払われるため、勤務時間が8時間と仮定すると時給は約5,000円と高額ですが、リスティング広告運用の豊富な経験が必要になるので高いレベルが要求されます。 次に、転職特化型マッチングサービスの案件例も見ていきましょう。 引用:ビズリーチ公式ページ 上記の案件では、新事業のマーケターポジションを募集しています。 リモートワーク可の案件であり、年収は非常に高額です。 最後は、両方OK型マッチングサービスの案件例になります。 引用:Wantedly公式ページ 上記では、Webコンサルタントを募集しています。 Wantedlyの募集案件に報酬の記載はありませんが、企業とカジュアルに面談できるので気になったらすぐにアプローチできる長所があります。 参考までに、実際にマッチングサービスを使っているマーケターさんたちの声を集めてみました。 自分は仕事獲得にはフリーランス向けのエージェント(レバテックとかビッグデータナビとかサーキュレーションとか)を使ってて、あまり院生の間には知られていないけど計量ができる院生にも獲得できる案件が結構あるんじゃないかなと感じてる とりあえず登録とエージェント面談だけしても損はないと思う — 篠宮紗和子/Sawako Shinomiya (@SawakoShinomiya) June 6, 2020 今日は、wantedlyで応募した会社様と面談して業務委託が決まり嬉しい😊 あと、今日午前中にweb幹事で検索した会社様から先程返信あり、来週のどこかで面談させて頂けることになりました! — あんころ|web制作 (@ancolo_web_) September 9, 2022 マーケター向けの案件探しにおすすめのマッチングサービスを紹介しましたが、ひたすらに案件に応募したり企業にメッセージを送るのは手間がかかりすぎてしまいます。 そこでこちらでは、案件へ応募するにあたって先にしておくべき準備を2点紹介します。 ポートフォリオは大きな武器になります。 なぜポートフォリオが武器になるのかというと、自分の強みをよりわかりやすくアピールできる他、自身の自己分析にもつながってくるためです。 企業側からすれば、ポートフォリオがあなたの能力の目安になります。人となりや相性などは面談などで確認するにしても、まずは業務を遂行できるだけのスキルがあるかがボーダーになるでしょう。 仕事を依頼してくれる企業のためにも、できるだけ詳しく記載すると良いでしょう。 作品や経験した案件についても、できるだけ多く載せておく方がより有利になるでしょう。 ポートフォリオの準備に加えて、自身の実務経験とスキルの棚卸しも十分に準備しておきましょう。 たとえば持っている資格や経験した業務の内容・成果、業界経験年数などは案件に応募する前にまとめておく必要があります。 もし自分のスキルが言語化できていないまま応募してしまうと、仮に企業が商談に応じてくれても迷惑をかけてしまいます。 また、条件の良い案件は競争率も激しいので、出遅れてチャンスを逃してしまうのはなんとしても避けたいところです。 「自分には過去どのような業務経験があり、どのようなことが強みで企業の役に立つことができるのか。価値を提供することができるのか」という観点で、過去の経験について振り返っておきましょう。 マーケター向けマッチングサイトを利用する際には、いくつかの押さえておくべきポイントがあります。
案件探しの際に、最大100万円/~月という高単価の案件を見つけることもあります。 ただし高単価というだけで、案件内容をよく見ずに応募するのは危険です。 報酬額が高い案件というのは、ときに想像以上の高レベルなスキルや経験を求められることがあります。 また、募集要項では主に上限価格が書かれているため、実際には思っていたより単価が低いこともあるものです。 興味のある高単価な案件を見つけたら、応募する前に以下の部分を入念に確認しておくのが良いでしょう。
企業の中には、 そんな会社もあります。 苦労する企業と仕事をすることになってしまうと時給で見たときの単価は低くなり、ストレスもたまってしまいます。 やりとりにも大きなコストが発生するものですので、不安がある企業はよく調べてから応募するか、直接問い合わせてみましょう。
良い案件を見つけて面談し、受注して仕事を始めてみたら、「こんなことも自分がやらなきゃいけないの!?」なんて辞退が発生することも。 明らかに募集内容とは異なる業務や、自分がやるべきではない業務を任された場合も問題の火種になりえます。 仕事を始める前にご自身の業務の対応範囲をきちんと明文化しておきましょう。
ここまで読んでいただいた方の中には、 と思われた方もいらっしゃるかと思います。 ただ、マッチングサービスに頼り切るのは、おすすめできません。 自身の目標や目的にピッタリ合う案件は、マッチングサービスをいくら使っても見つからないこともあります。 それをサービスのせいにしていると、自主性が失われ望まない結果になることも。 会社で与えられる仕事とは異なり、業務をやることを決めるのはあなたです。 すべての責任は自分にあるという気持ちで、業務に取り組みましょう。 今回は、マーケターにおすすめのマッチングサービスについて紹介しました。 もっと活躍の幅を広げていくために、ぜひこの記事を参考にして取り組んでみていただければと思います。
複数のマッチングサービスに登録しておく
サポート体制を活用する
マッチングサービスで実際に募集されているマーケター向け案件例
業務委託型
※2022年11月25日時点。現在は募集終了している場合があります。
転職特化型
※2022年11月25日時点。現在は募集終了している場合があります。
両方OK型
※2022年11月25日月時点。現在は募集終了している場合があります。
マッチングサービスを実際に使ったマーケターの感想
今週は2社様と業務委託が決まりました〜!
スキル磨き続けて貢献できるように頑張ります🙌#codolife
マッチングサービスを利用する前に必要な準備
ポートフォリオを充実させておく
自分のスキルや実務経験を棚卸ししておく
マーケター向けマッチングサイトを利用する際の注意点
高単価案件の金額を鵜呑みにしない
やりとりがスムーズにできる企業と契約する
条件・業務の対応範囲を確認しておく
マッチングサービスに頼りすぎない
まとめ
【第1位】レバテッククリエイター(公式:https://creator.levtech.jp/)
週5の案件が豊富な、Web業界の専門性が高いエージェント。高単価で案件の幅も広く、カウンセリングも丁寧。
【第2位】 テクフリ(公式: https://freelance.techcareer.jp/)
週5日稼働できる高単価のリモート案件が豊富。
案件獲得サポートや休業補償などの福利厚生が充実している点が魅力です。
【第3位】ITプロパートナーズ(公式:https://itpropartners.com/)
リモート可能な案件や週2〜3日の案件が豊富!高単価案件も多く、柔軟な働き方が可能